【大明皇妃・全62話】40・41・42話のあらすじとネタバレ|受け止められない事実の嵐

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

この記事では「大明皇妃〜Empress of the Ming〜」(全62話)についてあらすじ全話とネタバレと感想を書いていきます。

ドラマの中で描かれるのは一人の女性の波乱と慈愛に満ちた一生、ドラマティックな人間模様と本格的な歴史考察をお楽しみください。

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大明皇妃の登場人物とキャスト

  • 孫若微そんじゃくび…本名:景若微。靖難せいなんの役の混乱時、若微の両親は孫愚に娘を託した。
  • 胡善祥こぜんしょう…本名・景蔓茵。若微の妹。孫愚に預けられるが混乱の中はぐれてしまい、皇太子・朱高熾と朱高煦に助けられる。胡尚儀の養子として育つ。
  • 朱瞻基しゅせんき…永楽帝の孫。父は皇太子・朱高熾、母は張妍。
  • 孫愚そんぐ…若微の親に救われた過去から、その娘を助け育てる。将軍をしていた。
  • 聶興じょうきょう…靖難の役で都を追われた者の一人。熱血。
  • 徐浜じょひん…靖難の役で都を追われた。若微に寄り添う。
  • 永楽帝えいらくてい朱棣しゅてい。甥であった建文帝を討ち皇帝になる。
  • 朱高熾しゅこうし…永楽帝の長男であり皇太子。慈悲深く体が弱い。肥満体型。
  • 朱高煦しゅこうく…永楽帝の次男。漢王。腕っぷしが強く思い切りがいい。
  • 朱高燧しゅこうすい…永楽帝の三男。趙王。従順に見えて狡猾。
  • 張妍ちょうけん…皇太子妃。弟がいる。
  • 胡尚儀こしょうぎ…尚儀局を管理する役人。胡善祥を引き取り冷たいながらも、愛情を持って育てる。
  • 建文帝けんぶんてい…どこかに逃げ延びたらしいが…?
  • 于謙…科挙に合格した才人、変人。朱瞻基と若微の力になる。
  • 楊士奇…老臣。明のために永楽帝の代から官吏として尽くしてきた。
  • 朱祁鎮…正統帝、朱瞻基と若微の息子。
  • 朱祁鈺…景泰帝、朱瞻基と蔓茵の息子。
  • 王振…朱祁鎮のお気に入り宦官。

大明皇妃のネタバレあらすじ40話から42話まで!

第40話 「2つの生命」

屋敷で絶食を決め込み怪しい話を繰り返していた高煦だったが、瞻基を連れ込み、太宗の葬儀の席で自分が言ったことが真実かを問いただす。皇后である善祥は再び瞻基の子を懐妊。だが若微のお腹の子に嫉妬し、姉妹の関係が気まずくなる。高燧は、オイラトのマフムードや靖難の遺児と高煦の結託の事実を暴き、瞻基を高煦の屋敷へ連れていこうとするが、そこに戦報が入る。己の世となって初の戦に、瞻基は親征を決意するのだった。

漢王府。

進言を受けて朱瞻基は朱高煦(漢王2)のもとへ。

朱高煦は朱瞻基を部屋へ引きずり込んで、靖難の役や北伐での功績を口にした。

朱瞻基はその功績を認めながら「家族の醜聞は幕引きにしよう」と説得する。

食事をすれば新しい屋敷を用意し禁足を解くという提案に、朱高煦はある条件を出した。

それは「私が葬儀の席で言ったあの言葉は真実だったのか?」という問いに答えろというもの。

朱瞻基は迷った末に、朱棣が朱高煦に譲位しようとしたことを認めた。

朱高煦は朱棣の肖像画にすがりつき「耄碌(もうろく)していなかった」と認められていた喜びを語る。

そして「帝位を簒奪し拭いきれない恥を抱えて生きろ」と朱瞻基をあざわらった。

朱高煦は興奮から失禁してしまう。

皇宮。

若微は皇太后 張妍に毎日の挨拶をする。

その場で胡善祥のことを聞かれた若微は「病がひどく誰にも会わない」とごまかした。

そこへ朱瞻基の不調の知らせが届く。

太監は朱瞻基が朱高煦に語った話を明かした。

その頃、朱瞻基は朱高燧(趙王3)を呼び出し「陥れようと結託していたのでは?」と問い詰める。

朱高燧は「命をかけて実の兄を探っているのに^^いやだなあ〜」とごまかした。

漢王府。

その夜、朱高煦と朱瞻基は酒を酌み交わしある決意をする。

2人の作戦は順調に進んでいた。

皇宮。

朱瞻基、若微、胡善祥、張妍が食卓を囲む。

若微から少し遅れて、胡善祥も再び懐妊したため祝いの席だ。

朱瞻基は胡善祥の子には亡き父がつけた「朱祁鈺」という名をつけると話す。

しかし若微の子供には自ら「朱祁鎮」と名付けたいと申し出た。

張妍はそれを認める。

宴が終わると胡善祥は若微にあたった。

「あなたの子供が天下の根幹だと言った、私のことは眼中にないのよ!」

若微も言い返すが、胡善祥ははっきり「お腹の子は嫌い」と憎悪を示す。

皇宮。

朱高燧(趙王3)はオイラトと朱高煦(漢王2)の結託を朱瞻基に報告。

他の部族とも結託していた話や、靖難の遺児を刺客として雇ったことも伝えた。

朱瞻基は激怒し漢王を討つことを決める。

深夜、漢王府へ向かおうとしていた朱瞻基のもとに急報が入った。

オイラトが攻めてきたというのだ。

漢王府。

その頃、朱高煦は朱瞻基が来るのを待ち構えている。

そこへ知らせが入り、朱高煦は計画が先延ばしになったことを知った。

皇宮。

朱瞻基は都を楊士奇に任せ親征すると言い出す。

誰もが止めるがその決意は堅い。

出発前、胡善祥のもとへ寄ると「天下の母になる、体と子供を大事に」と声をかけた。

そして朱高煦の禁足を解き、太宗の鎧と玉の指輪を下賜する。

出発間際、若微は朱瞻基を引き止め「男だったらついて行く」と話す。

そして「子供のために一言残してほしい」と頼んだ。

朱瞻基は「お前の父親は国事を泰山ほど重く見ていた」と言葉を残し旅立った。

感想:経営者ならどうする

一国の主になることを想像するのは難しいけど、経営者になると置き換えたらちょっと納得がいく。

ここまで血なまぐさいことは出来ないが、帝位を手に入れたなら漢王の言うように根絶やしにすべきだったのでは…?

なんだかなあ、朱瞻基が嫌なやつなんだよな。

彼が未熟であるのはもちろん性根が腐ってる…から…救いようがねえな。

すべてわかったふりして何も分かってない感じ…なにこれ…

おじさんとこんな争いしなければ若微も胡善祥も子供に恵まれて普通に暮らせたかもしれないよ。

いつの時代も男が国を動かし男の勝手で女が苦しむのは本当に嫌だね。

第41話 「最後の決戦」

オイラトが侵攻したとの知らせを受け、瞻基は北伐へ出発。自ら出陣し、マフムードが率いるオイラトの主力軍との決戦に挑む。激しい戦いの末、明(みん)は多大な犠牲を出しながらもオイラトに勝利する。蒙古(もうこ)の他部族は明に降伏し、辺境に平和が訪れた。一方、宮廷では若微と善祥がそれぞれ男子を出産し、都に帰還した瞻基は2人の息子の誕生を喜ぶ。しかし、喜びもつかの間、高燧から文字に残せない報告があると聞き、瞻基は衝撃を受ける。

漢王府。

禁足を解かれた朱高煦(漢王2)のもとに臣下たちが謁見にやってきた。

朱高煦は朱瞻基が戦に乗じて場を収めたことに苛ついている。

戦場。

その頃、朱瞻基は戦場で指揮をとっていた。

まずは徹底的に攻撃し敵の主力軍を引き出す。

エセンとマフムードを相手にしなければこの戦は終わらない。

命令を聞いていた于謙は「帰還を望む奏状が届いてますけど…」と苦言。

そこで朱瞻基は「アルクタイ、タタール、ウリヤンハイに侵犯と略奪をやめれば帰還すると書簡を出せ」と命じた。

しかしマフムードのオイラトだけは別だ。

マフムードは職人を集め銃や大砲を作っているという。

それは辺境だけではなく、いずれ都への驚異となる恐れがあった。

オイラトの使者がやってくる。

使者は朱瞻基に決戦を申し込み「負けたら死ぬまで長城から出るな」と条件をつけた。

朱瞻基はその決戦に自ら出るという。

話を聞いていた于謙は「自らの命をかけるとは若気の至りでも済まされない」と止める。

しかし朱瞻基は「自ら出れば他の部族は降伏する、火器に頼らない戦をする」と意思を曲げない。

そして決戦が始まった。

その最中、若微が無事に男児を出産する。

朱瞻基はマフムードに向かって槍を投げ、胸に命中させた。

オイラトが降伏を申し入れ、戦いが終る。

朱瞻基の天幕。

健于は朱瞻基の右胸に傷に驚いた。

それは肺に達する傷だ。

朱瞻基は傷のことを秘密にさせる。

そして于謙がとってきた「朱高煦とオイラトの密通の証拠」を受け取った。

朱瞻基は遊牧民に褒章を与え、英霊を慰め、遺族への補償を約束する。

一方、祖父や多くの仲間を亡くしたエセンは、生き残った13人の仲間とともに西へ向かった。

皇宮。

胡善祥も無事に男児を出産する。

都に戻った朱瞻基はまっさきに祖廟へ向かった。

そして祖父と父に勝利を報告する。

帰ってきた息子を出迎えた張妍は「譲位のことを認めたため悪い噂が流れている」と注意を促した。

母の忠告を受けた朱瞻基は逃げるように胡善祥のもとへ。

そして我が子と対面する。

最後に若微のもとへ。

子供をあやしているとそこへ朱高燧(趙王3)が来た。

朱高燧は「皇后が漢王と秀女選びの際に…」と朱瞻基に耳打ち。

激怒した朱瞻基は「この世から消す方法はないのか!」と我を忘れる。

感想:朱高燧はどっちにつくの

計算高い朱高燧はメリットが有るなら朱瞻基につきそうだけど、どっちかはっきりしてないのでなんとも言い難い。

朱高煦と胡善祥の秘密を漏らしたのは、戦が終わったタイミングでなにか仕掛けたいから?

駄目だよ結局、始末しない限り同じことを繰り返すんだから。

殺せないなら島流しにするなり何なりしたらいいのに。

中国に島流しってないの?

そして、巻き込まれ胡善祥の危機です…有頂天になってたのでどう出る…

第42話 「叔父たちの復讐」

朱祁鈺(しゅきぎょく)の満一月(ひとつき)を祝う夜、若微は瞻基から、病だと偽って宴には来るなとの言づけを受ける。皇太后も宴に呼ばれていないことを知り不審に思った若微は善祥のもとを訪ねる。すると瞻基が尋常ではない様子で祁鈺を高く掲げ、善祥に高煦との関係を問いただしていた。瞻基は善祥から、以前に高煦を北京から逃がした理由を聞かされるが、納得がいかず高煦の屋敷へ行く。そこで高煦から語られた話に瞻基は激高し、高煦を抹殺せよと命令を下す。

皇宮。

朱高燧から朱高煦(漢王2)と胡善祥の関係について聞かされた朱瞻基は祖廟へ向かった。

そして朱高煦(漢王2)の親族が悪い噂を立てても、臣下に暗君だと言われても、処罰することなく我慢したが最後にはひどい仕打ちを受けたと嘆く。

朱瞻基はオイラトに勝利後、于謙に陣営を調べさせマフムードと朱高煦(漢王2)の密書を手に入れていた。

朱高煦(漢王2)は禁足を命じられていても兵部の密書を読み、マフムードに情報を流すことが出来たのだ。

朱瞻基は「望まれるのは怯えさせ支配する祖父のような皇帝が正しいのか」と苦悩する。

皇后の寝殿。

胡善祥と若微が産んだ男児の満一月祝いの宴の日。

胡善祥が身支度をしているといつの間にか朱瞻基が部屋に来て朱祁鈺(母善祥)をあやしていた。

朱瞻基の様子がおかしいことに気づいた胡善祥は子供を取り戻そうとするが返してもらえない。

そのこと、若微も宴に出席するため準備をしている。

そこへ「病だと偽り宴を欠席しろ」と朱瞻基からの知らせが入った。

不審に思った若微は皇太后 張妍のもとへ向かう。

張妍は「3人でお祝いしてからだと聞いた」と理由を話した。

若微は張妍に異変を察知されないようごまかし、急いで妹のもとへ向かう。

朱瞻基は朱高煦の推薦だった胡善祥を、体面を守るために受け入れたとかつての話を持ち出した。

そして「欺き続ける恩知らず!」と罵る。

朱瞻基は胡善祥に仕える宮女や太監、漢王と結託した内官を捕らえるよう錦衣衛に命じた。

そこへ若微が飛び込んでくる。

朱瞻基は朱祁鈺を高くかかげ人質にしていた。

胡善祥は子供を返して欲しいとすがり「推薦してもらった謝礼に公印を盗めと言われ逆らえなかった

それ以外は何もしていない」と話す。

朱瞻基は「2人を見張れ、外に出すな自害もさせるな」と姉妹を閉じ込め部屋を出た。

漢王府。

朱瞻基はその足で漢王府に乗り込む。

朱高煦(漢王2)はすでに朱瞻基が来ることを察し、漢王府の関係者をすべて自らの手で始末していた。

漢王妃も例外ではない。

朱高煦はマフムードとの結託を認める。

さらに耳を疑うような事実を語り始めた。

永楽帝が親征したときにも、体を壊すように仕向けて殺そうとした。

朱高熾(皇太子1)が死ぬよう、侯泰を使って長年毒をもらせていた。

計画では先に朱高熾が死に、都に戻ってから永楽帝を殺そうと考えていた。

朱瞻基は信じられない事実に驚き愕然とする。

そして「漢王を跡形もなく消せ」と処刑を命じた。

皇宮。

皇宮に戻った朱瞻基は父に毒を盛っていたという侯泰を呼ぶ。

しかし侯泰はすでに病死していた。

朱瞻基は錯乱し、今時分が何をしているのか判断できなくなってしまう。

そして我に返り「二叔父が死んでしまう」と慌てた。

漢王府。

朱瞻基が漢王府へ入るとそこには煙が立ち込めている。

待っていたのは朱高燧(趙王3)だ。

朱高煦(漢王2)は朱瞻基の聖旨によりすでにこの世を去った。

朱瞻基は「二叔父はなぜ死を求め、なぜ私をあざむいたのか」と聞く。

朱高燧は朱高煦の計画を明かす。

「今はお前が勝った、しかし長い時を経て後世の者たちは知る

宣徳年間の皇帝は実の叔父たちを殺したと…兄上にはかなわないな^^笑」

朱瞻基は朱高燧を小さな屋敷に幽閉し、誰とも接することが出来ないようにした。

現実に打ちのめされた朱瞻基は祖廟にこもってしまう。

翌日、皇太后 張妍のもとに楊士奇たちがやってきた。

于謙は朱瞻基が漢王を殺して趙王を禁足にし、三営の大将6人を斬首、漢王と結託した33人の官吏も捕らえたと報告。

胡善祥の寝殿。

若微は朱瞻基の様子を見に行くが会うことは出来なかった。

報告では引きこもって眠り、目覚めると独り言をつぶやいてまた眠るらしい。

話を聞いた胡善祥は「私を殺しにくるわ」と怯えている。

若微は「あなたを連れて逃げられたら」と話した。

胡善祥は靖難の役で離れ離れになった時のことを蒸し返す。

若微は素直に妹の手をつかめなかった後悔を語り謝罪した。

だが胡善祥の心には響かない。

「私は生まれたことが最大の罪、どんな選択をしても悪人になる」と嘆く。

祖廟。

説得は頼まれた若微は祖廟へ向かった。

そして于謙の「剃髪して僧侶になりかわりの皇帝を立ててくれ」という伝言を伝える。

安心させるため、血を調べた結果朱祁鈺(母善祥)が朱瞻基の息子だと確認できた話もした。

若微にさとされた朱瞻基は外へ。

皇后の寝殿。

胡善祥は皇后を廃され、朱祁鈺とともに三清観へ送られた。

「私の望みはついえた…」

感想:めちゃくちゃじゃあ…

おじいちゃんと皇太子の努力は一体何だったのか…?

結局漢王も父親と兄の命を狙ってたんじゃん。

なんかちょっと負け始めてから、家族のことを思ういい人のフリしてさあ…騙されたわ。

人を信用してはならぬ!他人は他人!身内も他人!

ここから朱瞻基が立ち直れるのかどうか、ドラマの第1話のことを回想すると立ち直れない気がするんだよな。

そしてすべては若微の肩に重くのしかかる…

次回、43・44・45話はここから!

全話一覧記事はここから!

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