【如懿伝・全87話】67・68・69話あらすじ・ネタバレ感想|老いぼれ乾隆帝

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この記事では、

【如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~】

67・68・69話のあらすじとネタバレを紹介していきます。

未視聴の方はご注意ください。

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登場人物一覧まとめ(ネタバレなし)

  • 烏拉那拉ウラナラ青桜せいおう…皇后。烏拉那拉皇后の姪。父は那爾布ナルブ。弘暦と幼馴染。
  • 愛新覚羅アイシンギョロ弘暦こうれき…乾隆帝。父は雍正帝、養母は皇太后
  • 皇太后…鈕祜禄ニオフル氏。弘暦の養母。先帝皇后と争ってきた。
  • 烏拉那拉皇后・先帝皇后…雍正帝の正妻。第3皇子 弘時の養母。如懿の叔母であり、皇太后にはめられて死んだ。
  • 富察琅嬅フチャろうか…乾隆帝の皇后。今最も勢いのある富察家の娘。息子をなくして心身ともに弱りはて、川に落ちて退場。
  • 高晞月こうきげつ…慧貴妃。父は高斌こうひん。皇太后にに薬を盛られて死んだ。
  • 蘇绿筠そりょくいん…純貴妃。
  • 金玉妍きんぎょくけん…衛嬿婉に陥れられ庶人になり、病で退場。朝鮮出身。
  • 珂里葉特海蘭ケリェテハイラン…愉妃。
  • 葉赫那拉エホナラ意歡いかん…舒妃。皇太后の間者。子供を失い絶望して焼身自殺。
  • 黄綺瑩こうきえい…儀嬪。水銀中毒により退場。
  • 白蕊姫はくずいき…玫嬪。死産し出家。慶貴人に毒を飲ませ死罪となった。
  • 陳婉茵ちんえんいん…婉嬪。蘇绿筠の宮に住んでいる。
  • 拜爾果斯バイルガス氏…かく嬪。蒙古出身。
  • 巴林バリン湄若びじゃくえい嬪。蒙古出身。
  • 陸沐萍りくぼくへい…慶嬪。モブ。
  • 李玉りぎょく…養心殿の太監(イケメン枠)
  • 進保…養心殿の太監(とてもいいこ)
  • 惢心ずいしん…青桜の侍女(後宮の良心)だったが、江与彬に嫁いだ。
  • 三宝さんぽう…如懿の太監。
  • 阿箬あじゃく…慎常在から貴人へ、さらに嬪まで位が上がるが…。青桜の侍女だった。如懿を裏切り、皇后派閥に合流した。乾隆帝の側仕えになる。
  • 茉心ばつしん…高晞月の侍女。天然痘に感染し退場。
  • 星旋せいせん…高晞月の侍女。疥癬により退場。
  • 蓮心れいしん…富察琅嬅の侍女。皇后の思惑で王欽と結婚させられるが、如懿に救われた。皇后の死後、川に身投げし退場。
  • 素練それん…富察琅嬅の侍女。皇后のため暗躍。金玉妍に殺される。
  • 張廷玉ちょうていぎょく…朝廷の高官。
  • 凌雲徹りょううんてつ…御前侍衛。如懿の手助けになる。苦役から紫禁城に戻る。
  • 趙九宵…冷宮の侍衛。凌雲徹の同僚。瀾翠に惚れている。
  • 茂倩もせい…凌雲徹の嫁。
  • 衛嬿婉えいえんえん…炩妃。暗躍中。
  • 春嬋しゅんせん…衛嬿婉の侍女。
  • 瀾翠らんすい…衛嬿婉の侍女。
  • 王蟾おうせん…衛嬿婉の太監。
  • 江与彬こうよひん…侍医。惢心と同郷。
  • 斉汝せいじょ…侍医。避妊薬などを処方している。皇太后の命令で妃嬪を害していたことがバレ、乾隆帝に始末された。
  • 王欽…養心殿の太監。蓮心と結婚したが…
  • 趙一泰ちょういったい…皇太后の太監。
  • 福珈ふくか…皇太后の侍女。
  • 進忠しんちゅう…養心殿の太監。衛嬿婉に取引を持ちかける。
  • 恒娖こうさく恒媞こうてい…皇太后の娘。
  • 璟瑟けいしつ…乾隆帝の第1皇女。母は富察琅嬅。蒙古に嫁いだが出戻ってくる。
  • 容珮ようはい…翊坤宮女官。惢心の代わりに如懿に仕える。
  • 欽天監きんてんかん…天象をよむ。インチキおじさん。衛嬿婉に買収される。
  • でん氏…産婆。生き別れの娘が難病で金が必要。衛嬿婉に協力し拷問されて退場。
  • 扎斉じゃち…海蘭の甥。金の無心に来る。
  • えい夫人…衛嬿婉の母親。息子・左禄が一番大事。
  • 左禄…衛嬿婉の弟。

【全87話】「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」あらすじとネタバレと感想

「如懿伝」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第67話 非情な選択

凌雲徹は「海蘭の甥・扎斉じゃちが衛府に出入りし、炩妃・衛嬿婉の弟・左禄と酒を飲んでいた」と如懿に話す。

凌雲徹は引き続き調べると言う。

だが、如懿は衛嬿婉と凌雲徹の関係からその気持を汲んで断った。

如懿は李玉と江与彬に頼むことに。


衛嬿婉の母・衛夫人が呪詛を唱えている姿を侍女・桃児は目撃してしまう。

桃児は怖くなり太監・李玉に報告した。


海蘭の甥・扎斉は拷問により退場。

海蘭は罪を認めない。

如懿は海蘭をかばう。

乾隆帝は悩んでいた。

そこへ李玉が「宮中と城下で呪術が流行っている」と話す。


衛夫人は「皇后とお産経験のある妃がお茶をする」と翊坤宮へ呼ばれる。

到着すると如懿と純貴妃・蘇绿筠と穎妃・巴林湄若、何故か乾隆帝も待ち構えていた。

同じ頃、凌雲徹は衛嬿婉の弟・左禄さろくを慎刑司へ。

乾隆帝の太監・進保しんぽうは衛夫人の滞在している偏殿を捜索していた。


衛夫人の前に呪詛の人形が運ばれてくる。

それは皇后を呪い子孫断絶を込めたものだった。

蘇绿筠と穎妃によって話の矛盾を指摘され、カマをかけられ追い詰められる衛夫人だが、罪を認めようとはしない。

その頃、偏殿で呪術の人形が見つかった。

衛嬿婉は驚き翊坤宮へ急ぐ。

今度は凌雲徹が左禄の供述書を持ってくる。

だが左禄は読み書きができず、何が書いてあるのかわからない。

凌雲徹は、

「呪術については知らない、愉妃(海蘭)への不満や田氏の息子殺害については扎斉から聞いた、母(衛夫人)は姉(衛嬿婉)から銀票を受け取ると自分を通じて扎斉に渡した」

と左禄の証言を伝える。


そこへ、ようやく衛嬿婉が到着。

太監・進忠は中に引き入れ「衛夫人が白状するのも時間の問題、邪魔者は切り捨て、子供を盾に同情を買え」と言った。

衛嬿婉は母のもとに駆けつけると、涙ながらにすがりつく。

そしてあくまで自分は罪に関わっていないふりをし、全ての罪をかぶるよう目配せした。

衛夫人は「すべて娘が寵愛を受けるためにしたことだ」と罪を認める。

衛嬿婉と左禄には関係のないことだと。

乾隆帝は衛夫人に死罪を言い渡した。

衛嬿婉は破水し産気づいてしまったため、取り調べは後日となる。


陣痛に苦しみながら、連行される母と出来わした衛嬿婉。

最後に話をさせてもらう。

母は「左禄を自分の子供のように大切にし守ること、皇后を仕留めその座を奪うこと」と言い残した。


如懿は海蘭を慎刑司に迎えに行く。

海蘭は「やっぱり信じていてくれた」と喜んだ。


衛嬿婉は難産になる。

海蘭は嫌がらせをするため侍女・葉心を送り込み、

「衛夫人が死にたった1人衛府に戻され弔うものもいない〜左禄は辺地に送られた〜おかわいそう〜」と言わせる。

生まれたのは公主だった。

衛嬿婉は出血がひどく体を損なったので、2年は懐妊が難しいと言われる。

感想:詰めが甘い

衛嬿婉を足止めする策を、三宝以外に用意しておくべきだった。

如懿は詰めが甘い。

人をもっと疑ったほうがいい。

どんな凶悪犯も人の子であり人の親。俺のモットー。

正直な気持ちだと…もうここで衛嬿婉退場が良かったです!!

しかしそうは史実が許さないって…

語られていない部分は創作なんだから少々歪めちゃってもいいのにね。

せっかくならパラレルワールドがみたいよ。

衛嬿婉が「瓔珞」の魏瓔珞だったらなあ。すっごい平和な後宮になりそうだ。

まあともかく海蘭がひどい目に合わなくて良かった。

拷問されていたらどうしようと思ったけど、やっぱり妃嬪のくらいがあればそうそう手出しはされないのね。

お姉さまが信じていてくれてよかったね海蘭…

第68話 新たな後ろ盾

乾隆帝は炩妃・衛嬿婉の産んだ第7公主を穎妃・巴林湄若に養育させると話す。

巴林湄若は「炩妃は嫌い、同じ妃位の子を養育するのは掟に反する」と反対したため、乾隆帝は衛嬿婉を答応の位に下げた。


如懿は「衛嬿婉を引き続き調べたい」と申し出て承諾される。


衛嬿婉は公主も奪われ、頼るものもなく途方に暮れる。

皇太后に会いに行くが門前払いされ、雨の中絶望した。

そこへ凌雲徹が来る。

衛嬿婉は凌雲徹に泣きつくが、受け入れられなかった。

去っていく凌雲徹に向かって衛嬿婉は「皇后を慕ってはだめ」と叫んだ。


如懿は帳簿を純貴妃・蘇绿筠に任せる。

蘇绿筠は穎妃が公主を問題なく育てられるように手当を増やし、衛嬿婉は放っておくよう太監・秦立に言った。

さらに前皇后・富察琅嬅の娘・璟瑟が嫁ぎ先から子供を連れて帰ってくるらしい。

その用意も万全にと言う。


乾隆帝は璟瑟と再会する。

璟瑟の夫は反乱を察知できなかったため死罪となる予定だったが、娘を寡婦にしないため乾隆帝は手を下さなかった。

だが、すでに出産により第2子が望めなくなったため夫との仲は破綻している。

璟瑟は都に住むことになった。


皇后のご機嫌伺いに出席した璟瑟は嫌味を言う。

その帰り、璟瑟は如懿への恨みを口にした。

母が死んだのも、自らが蒙古へ嫁がされ夫婦仲が破綻したのも、全て如懿のせいだと言うのだ。


太監・三宝の調査で、衛嬿婉の太監・王蟾おうせんが火葬場で金玉妍の犬・富貴児によく似た犬を抱いていたということが判明。

さらに田氏と衛嬿婉が密会していたとも。

如懿は王蟾を拷問するよう言った。

連行される王蟾に気がついた太監・進忠。

すぐに衛嬿婉を探す。

衛嬿婉は気落ちし、池のそばで暇を潰していた。

進忠から窮地に陥ったことを知らされた衛嬿婉。

そこへ「世子」と璟瑟の息子を探す乳母の声がする。

衛嬿婉は落ちていた手鞠を池に投げ入れ、世子が落ちるよう仕向けてから助ける。

衛嬿婉はこれで世子の母である璟瑟の後ろ盾を得ることになった。


衛嬿婉は慎刑司に連行され、王蟾の供述と食い違えば拷問をと乾隆帝は指示する。

衛嬿婉は罪を認めず水攻めに。


その頃、乾隆帝と如懿のもとに璟瑟の息子でありホルチン部の跡取りである世子・慶佑が池に落ちたと知らせが入る。

救ったのが衛嬿婉だとも…

璟瑟は息子の恩人がなぜ慎刑司に送られるのかと乾隆帝に尋ねる。

如懿に恨みがある璟瑟は衛嬿婉の味方をし、言葉巧みに乾隆帝を動かすことに成功。

乾隆帝は自ら話を聞くため、衛嬿婉を解放するよう言った。


如懿は衛嬿婉が解放されたと聞き落胆する。

仕方なく穎妃・巴林湄若を向かわせることに。


乾隆帝は衛嬿婉を問い詰める。

だが衛嬿婉は決して罪を認めず、泣きながら哀れな様子を演じてみせる。

「無知な女官だった私を、ここまで育ててくれたのは乾隆帝だ」とまで言う。

乾隆帝は太監・王蟾を解放するよう命じた。

そこへ巴林湄若が公主をつれてやってくる。

感想:誓いが軽い

如懿にも言われていたけど「誓って」ってめっちゃ使うよねこの女。

この女とか言っちゃった衛嬿婉ちゃん^^

なんにも誓ってないじゃん!ぜーんぶ嘘じゃん!しかもそれにほだされるアホ皇帝。

璟瑟も帰ってきて今まで見てきた中で今が一番イヤな展開だ。

しかしあんなに苦渋の決断して送り出した娘なのにあっさり帰ってきて、都に住むって言ってんのにほぼ紫禁城にいるじゃん。

しかも如懿への逆恨みがものすごい。

公主としての身分を利用して生きてるのに、その身分に付随する責務は果たしません!っ言ってるようなもんなんだが?お前は?ちょっと???

あーあーこれでもう衛嬿婉の罪はうやむやだよ。

第69話 大局と忍耐

穎妃・巴林湄若は「たまたま1人でいて、たまたま世子を救ったのは不思議ね」と衛嬿婉を問い詰める。

だが衛嬿婉のほうが上手だ。

彼女は子供を思うあまり季節の移ろいもわからなくなった哀れな母親を演じて乾隆帝の同情を誘った。

穎妃は乾隆帝がほだされないよう連れ出す。


答応・衛嬿婉は璟瑟に会いに行く。

衛嬿婉は「富察琅嬅皇后に仕えていたため、現皇后には目の敵にされている」と話す。

璟瑟は如懿への恨みもあり彼女に手を貸すことに。


ホルチン部から、世子を救ったことへの感謝を述べた書状が届く。

そこには衛嬿婉の名前もあった。

乾隆帝はホルチン部との関係を保つため、衛嬿婉への追求は終わりにするよう如懿に言う。

如懿は驚き呆れ落胆する。

「心の底から衛嬿婉の仕業ではないと思うか」と乾隆帝に尋ねると、

「朕が毒婦を育てるわけがない」と言われてしまう。


衛嬿婉は寵愛を取り戻した。

そして出産から2年を待たず無理やり懐妊、安定期に入ってから公表という慎重さを見せた。

海蘭は「自分と同じように他の人間も子供を害すと思っている」と非難。

しかし今は耐えるしかないと如懿と話す。


衛嬿婉は第14皇子を産んだ、名前は永璐えいろ、そして貴人に昇格。

立て続けに第9公主・璟妘けいうんが生まれ、嬪になった。

だが二人の子供は寿康宮の太妃に預けられ、衛嬿婉は面会できない。

皇太后は新たな妃嬪を選ぶよう乾隆帝に言う。

選ばれたのは、嬪・博爾済吉特ボルジキト厄音珠えいんじゅずい貴人・索綽倫ソチョロン、白常在、陸常在だ。

中でも寵愛されたのは豫嬪・博爾済吉特厄音珠。

彼女は30歳と若くもないのに、なぜ寵愛されるのか誰もが不思議に思う。

同じ蒙古出身の妃嬪からは嫌われていた。

璟瑟と衛嬿婉はそこにつけ込み彼女を取り込む。


如懿と海蘭は第5皇子・永琪の結婚について話している。

海蘭は如懿の履いていた変わった形の靴に目を留めた。

如懿は気に入ったのなら同じものを贈るという。

乾隆帝は永琪の福晋にオルタイの孫娘を選んだ。


衛嬿婉は田氏の娘・蕓児うんじを宮中に入れる。

そして田氏を殺したのは如懿だと吹込み、第5皇子・永琪に近づいて復讐するよう仕向けた。


豫嬪は父に知らせるため、夜な夜な政務書類を盗み見ていた。

宮中には侍女・朶顔たがんの他に太監の協力者もおり、乾隆帝の周囲を嗅ぎ回っている。

永琪は不審に思い調査を命じた


海蘭と如懿は豫嬪がお茶をしているところを通りかかる。

すると「嬪とは位が低い、皇后は冷遇されていて、いつかはわたしが皇后に」と話している。

海蘭は不敬だと怒るが如懿は「ムチで野心は消せない」と笑った。


乾隆帝は豫嬪を妃に昇格させると話す。

如懿は承諾し盛大な冊封式をすると言った。

それと同時に永琪も貝勒ペイレに封じるという。

感想:恩を仇で返すとはこのことか

純ちゃんに疎まれていじめられてたときに助けてくれたのが如懿だって覚えてもいないのかね衛嬿婉は。

利用できるものは利用するけど「私は私のことで精一杯なの〜」というされて当然スタイルがくっそムカつく。

しかしこれ以上ひどくはならないだろうと見ていたのに「朕は毒婦なんて育てない!」って…もうびっくりしちゃって笑うしかないですよ。

如懿がかわいそうだがもうあまりにもクズすぎて面白くなってきちゃった。

仮にも歴史上の偉人である皇帝をここまでどクズに書いていいものなの?

天皇とか宗教関係者とかじゃないから別に怒る人もいないのか。

日本だと大河ドラマの主人公がどクズってことはないよね。

大奥ってどうだったっけ…?まあどクズならそれはそれで面白いので貫いてください!

衛嬿婉の終わりが来るまで見届けるぞ…ギギギ…

次は「異郷の公主」

次回、70・71・72話はここから!