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「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」31・32・33話のあらすじとネタバレ感想を書いていくので未視聴の方はご注意を!
それでは、登場人物をちょっと整理してからネタバレ感想書いていきます!
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「瓔珞」33話までの登場人物まとめ
- 魏瓔珞…皇后の侍女から辛者庫に転落。高貴妃にも復讐。富察傅恒と明玉のはからいで皇后の見舞いに。
- 皇后…高貴妃に回廊から落とされ意識不明。
- 高貴妃…背中のやけどが悪化し、自害。
- 嫻妃…乾隆帝を鉄の火花から守ったことで昇格。貴妃になる。
- 純妃…富察傅恒が奴婢に惚れたと激おこ。
「瓔珞」あらすじ・ネタバレ・感想まとめ
「瓔珞」第31話 辣腕なる代行者
難民救援と皇后の回復祈願のため食糧の配給を提案し、皇太后からさらなる信頼を得る。
配給当日、偽の難民が押し寄せ大混乱となるが、袁春望がその場を収め弘昼も援護に現れる。
嫻妃の策により難民への食糧配給は無事に行われた。
袁春望は手柄により管理者に抜てきされ、嫻妃も称賛の的となる。
面白くない高貴妃は、皇太后の誕生日の祝宴で寵愛を得ようと絶技の披露を計画する。
サクッとネタバレ
嫻妃は、皇后のような切り詰めた節約ではなく利子を得るやり方で、後宮のみならず皇太后の歓心も得ることに成功する。
さらに水害にあった難民に施しをすることで、皇后の回復祈願にもなると申し出る。
高貴妃はせっかく皇后を始末したのに嫻妃がいては何も出来ない、と被災民への施しでなにか企みをするよう舒貴人に言いつける。
被災民への粥の配膳は辛者庫の女官たちに任されることになった。
しかし、瓔珞は風邪を引いているため休んでいいという。
嫻妃は女官への褒美に、銀子1両と一日の休暇を与えた。
袁春望は人心をつかむのがうまいと嫻妃を褒める。
和親王・弘昼は「母の墓守に3年ほど出向きたい」と言い出す。
乾隆帝は「権力争いを避けるため母に言い含められたことを、いつまで守り愚かでいるつもりなのだ」と叱責し、愛新覚羅の一員であることを自覚させようとする。
涙を流し乾隆帝のもとを後にした弘昼は、嫻妃に遭遇する。
嫻妃は母上のためを思うのなら、明日被災民への施しをするので来れば良いと弘昼を誘う。
順調に施しを行っているように見えたが、一部の被災民が食事に難癖をつけ暴れ始めた。
袁春望は嫻妃を被災民から守り、暴れだした男たちが詐欺師であると見抜いた。
そこへ弘昼も駆けつけ、これだけの配給では焼け石に水だという。
嫻妃は無償で施しをするのではなく、働けるものは働いた上で食事を与えると言う約束をして場を収めた。
袁春望はこの活躍で、嫻妃直々に辛者庫の管事に任命された。
乾隆帝は、爾晴と富察傅恒の縁談を進めているらしい。
長春宮にやってきた富察傅恒に爾晴はその話をするが「想い人がいる」とあっさり断られる。
皇后の看病に来ていた純妃の前で、「富察傅恒は瓔珞に首ったけ、でも陛下は爾晴との縁談を進めている」と口を滑らせた琥珀。
純妃は持っていた茶碗を落とし動揺する。
錦繍は、瓔珞が高貴妃の呼んだ芸人と話している姿をみて、嫻妃にそれを密告する。
嫻妃は静観して待つよう言いつけた。
乾隆帝は、被災民を管理し弘昼をも手なづけた嫻妃の手腕を褒める。
高貴妃の妨害があったことも承知していた乾隆帝は、そのことを口にするが、嫻妃は「ただすれ違っているだけだ」と非難しない。
そして高貴妃が皇太后の誕辰のために用意しているという「千紫万紅」という曲芸の練習が行われると乾隆帝に話した。
乾隆帝は高貴妃の練習場にやってくる。
嫻妃も一緒だ。
意識不明
皇后様を心配してたのは一晩だけか乾隆帝よ?信じらんねえぜ。
あーやだよ、皇后様抜きで話が進んでいってしまう。悲しいよ。
純妃が何のためにあんなに皇后に尽くしていたのかはっきりした回でした。富察傅恒が好きだから、その姉である皇后に良くしてただけだったのか。爾晴が嫁に行くと知ってものすごい顔で睨んでたけど、まさかそんな…?
「瓔珞」第32話 舞に散りて
高貴妃は背中に大やけどを負うが、なんと溶鉄には“金汁”が混入しており傷は化膿し手のつけられない状況だった。
自らもやけどを負うことで乾隆帝の信頼を勝ち取った嫻妃は、病床の高貴妃に復讐の鉄槌を下す。
嫻妃の謀だと知った高貴妃は、自分に残された時が少ないことを知り…。
サクッとネタバレ
溶けた鉄を木の棒に流し込み、棒と棒を打ち鳴らすことで空中に火花を散らす曲芸を見た乾隆帝は、その光景に感心する。
意気揚々と「当日にはここに舞台を設置して舞い踊るのだ」と前に出た高貴妃は、芸のために無理やり連れてこられた村人に鉄を浴びせかけられる。
嫻妃は乾隆帝をかばい肩に、そして高貴妃は背中の広範囲に大やけどを負った。
瓔珞は芸のために無理やり連れてこられひどい扱いを受ける村人たちをかばっていた。
高貴妃のもとに牛の乳を届けたのも、長春宮から離れたのも、全て自分が盾となるためだった。
溶けた鉄には糞汁が混ぜられていた。
そのため高貴妃は傷から感染症を引き起こしてしまった。
あまりの痛みに泣き叫ぶ高貴妃だが、一方で嫻妃は「大した傷ではない」と落ち着いている。
その様子を見た乾隆帝は、身を挺して自身を救った嫻妃を信頼するようになる。
高貴妃は感染症にかかり、すでに手の施しようがない。
葉天士によれば、高貴妃の命は長くて一月短くて10日ほどだという。
芝蘭は取り乱してどこかへ行ってしまった。
そこへ嫻妃がやってくる。
高貴妃は傷を治して仕返しをすると息巻くが、嫻妃は醜い傷が残った体で陛下に仕えられるわけがないと言い放つ。
嫻妃の策略だと気がついた高貴妃だが、時既に遅し、乾隆帝をかばった嫻妃を密告したところで信じてはもらえない。
策を企てたのは芸人たちのようだが、復讐のため糞汁を混ぜるよう指示したのは嫻妃らしい。
高貴妃は残された少ない時間で乾隆帝に舞を披露するという。
高貴妃は背中に血を滲ませながら舞った。
そして最後の願いとして、不遇の死を遂げた母の葬儀をさせてくれと頼んだ。
高貴妃は自害した。
乾隆帝はその死後「皇貴妃」に追贈した。
高貴妃が逝った
早くないですか?まだ半分終わってないのに。ガチの悪役が出てきた今、高貴妃がいたら邪魔ってことでいいんかな。嫻妃はこれからのし上がっていくわけだしそりゃあ邪魔だ。
臣下の娘だったから、わざと愚鈍に振る舞うことで好かれようとしてたんだな。難しいな、でも他人を害するのはいけないんだな。
「瓔珞」第33話 皇帝の苦悩
後宮では意識の戻らない皇后に代わり、嫻妃が一切を取り仕切っていた。
“万紫千紅”で負ったやけどが完治せず、咳や胸の痛みが続く中、嫻妃は貴妃の葬儀の準備に奔走する。
献身的な嫻妃の姿に心を打たれた皇太后は、もっと嫻妃を大切にするよう乾隆帝を諭すのだった。
魏瓔珞は定期的に皇后を見舞っていたが、ある晩、乾隆帝に見つかってしまい…。
サクッとネタバレ
すっかり袁春望と仲良くなった瓔珞は、彼のことを「兄さん」と呼ぶ。
それが嬉しくてたまらない袁春望は、瓔珞と義兄弟の契りを結ぶことに。
結婚時に交わす庚帖を用意しようといい出す始末。
瓔珞は高貴妃が死んだ後、高家に残っていた姉妹たち2人が後追い自殺をしたという話を耳にする。
さらに皇后にもまもなくお迎えが来るのでは…という話を聞き、瓔珞は長春宮に忍び込む。
しかしそれは富察傅恒の策略で、瓔珞が素直に見舞いに来られるよう計らったのだった。
それに協力した明玉は、今後も瓔珞が見舞いに来られるよう富察傅恒に頼む。
嫻妃は肩に負ったやけどが治らないまま、高貴妃の弔いの準備に奔走する。
その姿を見て皇太后はますます嫻妃を気に入っていてく。
嫻妃は、高貴妃が抜けた「貴妃」の位に封じられることになった。
瓔珞は皇后を度々見舞うようになっていた。
ある夜、突然乾隆帝がやってくる。
明玉は必死に止めるが乾隆帝は皇后と二人きりに…と中に入ってしまう。
瓔珞は布の裏に隠れ見つからなかったようだ。
乾隆帝は皇后に話しかけている。
高貴妃は14歳で輿入れし12年仕えたが、乾隆帝が与えられたのは封号のみ。
愛情をかけることは出来なかった。
しかしやり直したとしても同じ道を選ぶだろうと。
さらに「婉児」という娘の話、父・雍正帝の貴妃の話もする。
この事件から、皇帝は妃嬪に寵を与えても愛してはならないと気づいたのだと話す。
乾隆帝は布の裏にいた瓔珞に気がつくが、部屋を出ていってしまう。
明玉が声をかけると瓔珞は出てきて「いけ好かない男は出ていった?」と聞く、すると帰ったと見せかけていた乾隆帝が出てきた。
乾隆帝は「恐れを抱くべきだ」「いつでも殺せるのだぞ」と瓔珞を脅すが、瓔珞は「皇后の手が動いた!」と注意をそらし逃げていった。
純妃は頻繁に後宮へ通う富察傅恒に「非難の的になる」と忠告する。
しかし、含みのある言い方に「本当は何がいいたいのか?」と富察傅恒が尋ねると、「爾晴との縁談を断ったのは魏瓔珞を愛しているからだ」という噂が後宮で出回っている。
輝かしい未来があるのにそんな物に巻き込まれては…と純妃が続けると、それは真実だと富察傅恒はあっさり認めた。
富察傅恒を愛していた純妃は、彼の書いた絵を投げ捨て、嘆き悲しむ。
妃嬪になった以上、富察傅恒に嫁ぐ事はできないため、都中の才色兼備の娘を探して皇后に紹介してきたが、結局富察傅恒が愛したのは奴婢だった。
それが許せない様子の純妃は、何か企みを思いついた様子。
高貴妃の父・高斌が治水事業を投げ出し帰京した。
乾隆帝は怒り狂い、官職を剥奪し治水にて償うように申し付ける。
政務に明け暮れていた乾隆帝だが、子の刻になったと聞き急いで長春宮に向かう。
長春宮につくと乾隆帝は皇后にも会わず、すぐに瓔珞の居場所を尋ねた。
裏庭で瓔珞を見つけた乾隆帝は、皇帝としての重責を語る。
それゆえに後宮で恋にうつつを抜かし、女達に情をかける時間など無いと言いたげな乾隆帝に、瓔珞は「女達の鳥かごを作ったのは男だ」と非難する。
立ち去ろうとした乾隆帝に、瓔珞は詩を詠み始める。
それは皇后が講義として瓔珞に教えた乾隆帝の詩だった。
さらに民の間で流行した民謡の事も話し、これだけ語り継がれる乾隆帝の功績があるならば「天にも顔向けできる」と皇帝としての重責に悩む気持ちを汲み取る。
皇后は、そんな乾隆帝の考えを理解し、喜怒哀楽をともにするため「あまりうまくない詩」をすべて覚えようとしたのだ。
そう瓔珞が話すと乾隆帝は「結局、皇后を立てるのか」と言った。
乾隆帝は祖父と父に習い、年貢の免除を行うことに。
丙寅の年は全国の年貢を免除するという勅命を出す。
しかし、それを行うにはまだ在位十年の乾隆帝では早すぎるのではとナルブが苦言を呈す。
純妃が初めて感情をあらわに
純妃は、自分よりも優れた女なら富察傅恒に嫁いでもいいけど、奴婢なんて許さんって口では言ってたけど、自分より優れた女なんていないと思ってそうだな!だから結局誰と結婚しようが呪いそう。
乾隆帝と合うたびに絶対ディスる瓔珞ちゃんすごい面白い。今回も「いけ好かない男」とか「詩を習うのは嫌だった」とか「優れた詩でなくとも」とかいいたい放題で、なおも殺されない瓔珞ちゃん。強い。
こうなれば長春宮に帰れるのもすぐだわね。