こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、
「夢幻の桃花〜三生三世 枕上書〜」(むげんのとうか〜さんせいさんせい ちんじょうしょ〜)のあらすじとネタバレと感想を掲載していきます。
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登場人物まとめ一覧
- 天族
- 白鳳九:はくほうきゅう 九尾狐族 青丘の姫で未来の女帝、東華帝君を慕っている。おてんば娘、父は白奕
- 東華帝君:四海八荒を統一した偉い人。隠居生活中に鳳九を気に入る
- 連宋:れんそう 天君の息子 成玉が好き
- 成玉元君:せいぎょくげんくん 瑶地の管理をしている。鳳九の友
- 司命星君:しめいせいくん 人間の運命を司る仕事をしている。鳳九の友
- 折顔上神:せつがん 十里桃林に住んでいる 鳳九の叔父 白真ラブ
- 知鶴公主:ちかく 東華の義理の妹 雨を降らせる仕事をしている
- 重霖仙官:ちょうりん 太晨宮の仙官 東華帝君の側近
- 天君:天族の長 連宋の父
- 孟昊:もうこう 東華帝君の部下だった
- 夜華:やか 天族の跡取り 妻は白浅、息子は阿離
- 朝露:ちょうろ 太晨宮の侍女 鳳九の友
- 沐風蝶:もくふうちょう 鳳九が助けた疾風を起こす蝶
- 謝狐栦:しゃこしゅう 幽冥司の冥主 鳳九の友
- 滄夷神君:そういしんくん 織越山で人間界の管理をしている。鳳九に一目惚れ
- 白滾滾:はくこんこん ………
- 魔族
- 緲落:びょうらく 魔尊 東華帝君に封印された。殺戮の女
- 煦暘:くよう 赤魔君 魔族の統領
- 姫蘅:きこう 赤魔族の姫 煦暘の妹 実は孟昊の娘
- 燕池悟:えんちご 燕魔君 姫蘅が好き いいやつ
- 聶初寅:じょうしょいん 玄魔君 毛皮が好き 悪巧みするやつ
- 閩酥:びんそ 姫蘅の護衛
- 玄鉞:げんえつ 燕池悟の側近
- 玄冥:げんめい
- 阿芒:あぼう 聶初寅の側近
- 九尾狐族
- 白止:はくし 狐族の長 白浅と鳳九がおてんば娘になったので阿離の教育に力を入れる
- 白止の妻:優しく見守るタイプ
- 白奕:はくえき 鳳九の父 厳しいが優しい一面も
- 白真:はくしん 鳳九の叔父
- 白浅:はくせん 鳳九の叔母 夫は夜華、息子は阿離
- 阿離:あり 白浅と夜華の愛の結晶 おませさん
- 人間界
- 宋玄仁:そうげんじん 承虞国の皇子 太子 東華帝君の転生した姿
- 宋玄応:そうげんおう 宋玄仁の兄
- 承虞国王:ぐしょうこくおう 宋玄仁と宋玄応の父
- 賢太后:けんたいこう 宋玄応の母、妹の産んだ宋玄仁に期待している
- 葉青緹:ようせいてい 将軍 宋玄仁と義兄弟に
- 周夢溪:しゅうけいむ 鳳九が運命を変えた女性
- 九夫人:きゅうふじん 鳳九の皇宮での称号
- 楚宛:そえん 記憶をなくした姫蘅が聶初寅に利用され宛婕妤として皇宮に入る
- 凌香:りょうこう 閩酥そっくりに細工された侍女
- 沐芸:もくうん 沐風蝶の転生した姿
- 楊順:ようじゅん 宋玄仁の太監
- 比翼鳥族
- 相里阿蘭若:しょうりあらんじゃく 比翼鳥族の王女 蛇穴で育ったため一族から忌み嫌われている、阿蘭若の夢に入ってしまった鳳九は阿蘭若となって夢の中で過ごすことになる
- 相里萌:しょうりほう 現在の比翼鳥族の王子
- 相里潔緑:しょうりけつりょく 現在の比翼鳥族の郡主 相里萌のいとこ 最終的に比翼鳥族の長となる
- 相里橘諾:しょうりきつだく 現在の比翼鳥族の女王
- 沈曄:しんよう 岐南神宮に隠棲し阿蘭若の復活を画策している
- 相里嫦棣:しょうりじょうてい 相里橘諾と阿蘭若の妹 阿蘭若をいじめる
- 息澤真君:そくたくしんくん 阿蘭若の夫 沈曄の師匠
- 相里闕:しょうりけつ 比翼鳥族の王 謀反を起こして兄を排除し、現在の地位に
- 相里賀:しょうりが 阿蘭若の兄 相里闕と側室の間に生まれたため冷遇されている
- 相里殷:しょうりいん 前王 傾画の最初の夫 相里橘諾の本当の父親
- 傾画:けいが 比翼鳥族の王后 阿蘭若たちの母 相里殷との子供である相里橘諾を王にするため画策
- 蘇陌葉:そはくよう 阿蘭若の師匠 鳳九を阿蘭若の夢から救うため、夢の中に入る
【全56話】「夢幻の桃花〜枕上書〜」あらすじ・ネタバレ・感想
「夢幻の桃花」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )第55話
東華帝君(とうかていくん)は葉青緹(ようせいてい)に帝君の位を継がせると宣言すると白鳳九(はくほうきゅう)に会う。そして、彼女に心の臓で作った指輪を贈るが受け取ってもらえず、重霖(ちょうりん)に自分が死んだら彼女に渡してほしいと頼む。こうして、決死の覚悟で緲落(びょうらく)との対決に向かった東華帝君。彼は天命に抗っても白鳳九との縁を守り、彼女のために命を懸けようとしていた…。
ネタバレ「繫ぎとめた縁」
瑶池。鳳九は記憶をなくし神仙となった葉青緹に再会する。
「神仙の責任を果たすのよ」
鳳九は瑶池の聖水で人間界の穢れを祓った。
儀式が終わると、侍女の1人が「帝君が青雲殿に来るよう仰せです」と葉青緹に伝える。
太晨宮。鳳九は帝君を待っている。長い時を経ての再会、一体何を言えば…
青雲殿。帝君が新しい神仙たちに神位を与えていく。
帝君は葉青緹を見ると「修練を経ていないのでまだ何の能力もない、太晨宮に入り帝君を継ぐがいい、仙籍を管理するだけの簡単な仕事だ」と言い放った。
あたりがどよめく。
魔族の地。燕池悟は「帝君の秘密を教える」と言って緲落に聶初寅を始末させた。
そして「東華はすでに復活し、梵音谷を封印した。急速に回復したのは梵音谷のおかげだ」と嘘を吹き込む。
梵音谷で力を得たいと考えた緲落は、入る方法を知っているという燕池悟を連れて梵音谷へ向かった。
太晨宮。鳳九のもとへ帝君がやってきた。
2人は長い時を経て再会。しかしそこに喜びはない。
鳳九は薬の匂いに気づき、顔が白く痩せている病なのかしら…と心配になる。
「私を探してたそうね、人間界へ行ってただけ、探さなくてもそのうち会えたわ、瑶池を封印する必要もなかった」
「そうしなければ会えぬと思った、私はそなたに会いたかった」
「今もあの方と?」
「誰のことだ?」
鳳九は姫蘅のことを聞く。
「祝宴に行けなかったのは私が悪い、私は姫蘅を魔界へ送り義理を果たしただけ」
「急に私が惜しくなった?私は腹を立てて去ったわけじゃない」
「そなたが誰よりも大切だ」
「ずっと待っていた、でも父によればあなたは…信じなかった、直接聞くつもりだった、好きなら真実を言えるし、好きでなければ偽りも言える、終わりにしましょう、離縁を」
「私は離縁しない、私が死ぬまでそなたは私の妻だ、碧海蒼霊ではすでに東屋が完成し果樹も植えた、霊鳥にも舞を見せるよう言った、いつでも行けばいい…冷たい水は飲むな、布団を蹴らずに眠れ」
「急にどうしたの」
帝君は鳳九の手の甲にキスをした。
そして、鳳九に指輪を握らせる。
「行くがいい」
「受け取らないわ、私は何もいらない、これで終わりよ、私があなたを思うそれだけの縁だった」
帝君は去っていく鳳九を見つめていた。
吐血し、指輪を見つめて涙を流す。
そこへ重霖が駆けつけた。
「ひどく強情だ拒んで去った。私が死んだ後、鳳九になんとしても渡せ、去ったあとになんとしても残しておきたい」
帝君は重霖に指輪を預ける。
梵音谷の入り口。燕池悟に入り口を開かせた緲落は梵音谷の中へ。
数日前、燕池悟と帝君の間である作戦が計画された。
緲落を制するのは帝君の仙気の源がある碧海蒼霊、碧海蒼霊の力で緲落を封じ、星光結界を張って邪気を浄化し緲落を始末する。
星光結界は邪気がある限り決して開かない。
帝君は緲落を梵音谷へ誘導するため、燕池悟に「一芝居打って欲しい」と頼んでいた。
梵音谷。梵音谷にはいった緲落は邪気を吸っている。
縁啓台。謝狐栦が青雲殿での出来事を鳳九に教える。
「帝君を告げと命じたぞ、自分が死んだら重霖を補佐に、跡継ぎを指名するのは死期が近いという意味だ、そなたとの縁を重視したのではないか?」
太晨宮。話を聞いた鳳九は急いで帝君のもとへ。しかしすでに帝君の姿はなかった。
成玉と司命を見つけた鳳九は「なぜ、葉青緹を後継者に?」と問い詰める。成玉は鳳九を落ち着かせる。
碧海蒼霊。碧海蒼霊は祝宴の日のままにしてある。
帝君は1人そこに佇み「私たちの家という言葉、気に入っている」と鳳九に語りかけた。
太晨宮。鳳九に詰め寄られ、重霖がすべてを話し始める。
血涙と鳳九の鳳羽花の話。
度重なる消耗により緲落を封じられなくなった話。
そして、祝宴の日の真実。
「姫蘅が父親の形見を使ってあなたと別れるよう迫りました、毒をすべて吸い取り魔界へ、しかしそこで魔界に異変が…
帝君の心にはあなたしかいません、秋水の毒をいち早く解くには解きたいものが体内に吸い取るしか無い、吸えば苦しむ、しかし帝君は姫蘅をあなたから遠ざけるためその手を使った。
今残された力だけで緲落に対向するのは難しい。
阿蘭若の夢を出てから、帝君は鳳九との縁を調べていた。
すると、天命石では帝君とあなたには出会う縁すらなかった。
鳳九様の想いを天が憐れみ運命が変化したのです。
そこで帝君とあなたの影に縁を与えました、でも西海の第2王子の出現が縁を壊してしまい結局は無縁となりました。
影には来世がないので結べなかった縁は帝君とあなたの身へ移り、正式に出会うことに…しかし、天命石は内容が漏れると書き換えられます。
しかし帝君はこの縁が切れるのを防ぎたかった、帝君は天命も恐れず縁を守ろうとしました。
天意は計り難く、祝宴にの直前であんなことに…」
鳳九は「なぜ私に話さないの」と憤る。
「話せばよかったのです!帝君は高潔すぎる、鳳九様に話せば少しは楽になるのに、なぜ隠したとお思いで?
帝君はあなたの今後を案じ続けていました。
話せば誤解が生じる、話さねば帝君の予想通り、あなたの気性ならいずれは立ち直る、そうして貴女の未来を思い隠し続けた、死ねばあなたが苦しむ、どれほどの覚悟かおわかりですか?
その帝君にあなたはなんと言いました!?」
帝君への思いがあふれる重霖を連宋が止めた。
「死後に渡すよう命じられていました、今日は帝君の命に徹底して背いたゆえ背き通します、帝君が心の臓の半分を使ったもの帝君が死んでも残りあなたを守ります
帝君は最期にその指輪を作りました、どんな思いでそれを作ったか、なぜ帝君を信じなかったのです…
帝君は死ぬ覚悟で戦いへ、おそらく戻らぬでしょう」
「なぜ私に言わないの……」
「あなたの気性であれば知ったら共に死のうとする、それを帝君は恐れたのです」
「すべて私のため…」
感想:信頼
思いもよらない人から責められまして…視聴者目線では帝君の事情も知っているし鳳九の気持ちもわかるしって言うんでなんとも言い難いな!!?
しかしここに来て重霖仙官大活躍である。彼がここで命令に背いて大暴露していなければ、帝君このあと寂しく1人で死んでいたわけで。いやまだどうなるかわかんないけど、どのエンディングは流石にないでしょ〜^^
ていうかいつも思うんだけど、なんで一人で戦いに行く?みんなで行きな?イナバ物置100人乗っても大丈夫よ。ちがう、三人寄れば文殊の知恵?ちがう…スイミーは言った 僕が目になろう???
湿気と暑さと重霖に責められたことでちょっとおかしくなって…よし!最終回!
第56話 最終回
共に生きる縁はなくても死ぬ縁はあるはずと東華帝君(とうかていくん)を助けに向かった白鳳九(はくほうきゅう)。彼女は東華帝君の心の臓で作った指輪の力で結界をくぐると、弱った東華帝君に代わって緲落(びょうらく)と戦い始める。そこで、白鳳九は緲落に斬られて血を流すが、その血を浴びた緲落が思いがけず苦しみだす。そして、彼女と東華帝君の流した血が合わさると…。
ネタバレ「天命の行方」
梵音谷の入り口。東華帝君は命を顧みず星光結界を張った。
「私を星光結界に封じれば、お前も二度と出られぬ」
「お前を道連れにしてやる」
結界の中で戦いが始まる。
衝撃を受けて意識を失っていた燕池悟が目を覚ます。目の前では戦いが繰り広げられている、しかし立ち上ることができない。
太晨宮。鳳九は帝君が心の臓の使って作った指輪を受け取った。泣きじゃくり「帝君を死なせない、帝君に会いに行く」と言う。
重霖は「隕石が降り注いでいる、もう遅いです」と諦めている。
しかし鳳九は「ともに生きる縁は無くとも、ともに死ぬ縁ならきっとあるはず」と帝君がどこにいるのか尋ねた。
連宋は「隕石の方向からして、梵音谷にいるだろう急いで行けば会えるやも」と教える。
梵音谷。
「本当に私と死ぬ気か?怖くはないのか?」
「私の命で八荒六合の安寧を保てるなら損はない」
緲落の放った衝撃波で駆けつけた重霖が吹き飛ばされた。
仲間全員が駆けつけ、燕池悟も助け起こされる。
「九天の星が落ち始めた死の兆しだ…」
入ることの出来ない結界の外で、鳳九は帝君を見つめた。帝君も鳳九に気づき2人は見つめ合う。
しかし、帝君は油断した所に緲落の攻撃を受け、梵音谷に落下してしまった。
なんとか結界に入り帝君を助けたい鳳九。結界を叩くと指輪が反応し体が吸い込まれる。
葉青緹は鳳九の手首に紐をかけて引き止めた。
「行けば死ぬのに黙ってみていられない、たとえ恨まれようと離さない!」
「お願い近くまで行かせて!」
十里桃林。折顔と白真も異変に気づき梵音谷へ向かった。
梵音谷の入り口。鳳九は紐を自ら切って梵音谷に飛び込んでしまう。
梵音谷。鳳九は負傷した帝君をかばって緲落と戦う。
敵うはずもなく、緲落に心臓を刺された。その傷口から返り血を浴びた緲落に異変が。
鳳九は「九尾狐の心の血は妖魔を浄化する、私の血で緲落に打撃を与えられる」と帝君にささやく。
鳳九は血を剣に塗りつけ再び緲落に斬りかかる。傷を負わせることは出来ても、消滅させることが出来ない。
帝君は負傷した鳳九を抱き起こし「霊梳台へ行って私を待て」と言った。
鳳九が剣に血を塗りつけようとする手を止める。
「また騙すの?見て、私の血は妖魔を浄化するけど本来 魔尊の修為を一瞬で奪う力はない、でも阿蘭若の夢であなたの血を飲んだから力を得たんだわ、何度も騙されて何度も誤解したけどこうして一緒にいる、縁が深いのね、帝君、私を追い払わないで」
二人の剣が緲落を貫いた。
「お前たちでは私を殺せない」
体を2本の剣で貫かれたにもかかわらず、緲落は2人を吹き飛ばす程の力を放った。
もう起き上がることの出来ない2人。
高笑いをしていた緲落の体が消えていく。
緲落は恐れ叫びながら消滅した………
梵音谷の入り口。
燕池悟は「神族どもは何の手立てもないのか!」と何も出来ないことに憤っている。
すると連宋は「1つ方法がある結界が破れる時、外から強い力で守れば中のものは助かるやも」と話した。
結界を破り全員の力を合わせて邪気を防ぎつつ二人を救出、そしてもう一度結界を閉じるのだ。
「仏頂面と鳳九を救うためならやろう」
梵音谷。帝君は心臓から血を流す鳳九を抱き起こす。
「痛くない、やっと会えたもの…痛くなんかない…結界を張って緲落と死ぬ気だったでしょ?
私は賢くないけどあなたのことが好きだから、あなたのことがわかるの、おあいこよ、側にいたい、居てほしいわよね?
「そうだ来てほしいと願った、死んでも離したくない」
「すごく痛い、私が喜ぶ話をして…」
帝君は鳳九を強く抱きしめた。
「愛している」
「私も愛してる」
「約束して私が死ぬときは手をつないでて、どこに行こうとあなたについてく、手を離さないで」
鳳九は意識を失った。
そして東華もその横に崩れ落ちる。
しばらくして鳳九の意識が戻った。目の前には意識のない東華帝君がいる。
「東華目を開けて、眠ってはだめ目を閉じたら恨むわよ」
必死で呼びかけるが反応はない、鳳九もそうするうちに意識をなくした…
二人の体から流れ出した血が合わさる。
衝撃が起こり一瞬にして邪気を浄化した。
青丘。狐族が青丘に比翼鳥族を受け入れた。
白奕は「天族を見習い軋轢を忘れ魔族とも和を結ぶ」と話す。
隠れ家。姫蘅は燕池悟の木彫りを作っている。
そこへ燕池悟が、
「迎えに来た!!!!」
姫蘅は燕池悟に抱きつき「何も言わないで!私から言い出す勇気をなくしてしまう、自分を相手のために変えるのが愛だと思っていた、でもあなたがいなくなって気づいたの、仮面を脱いで本来の自分でいられたらと、それが本当の愛だと…
ずっと側にいたのに気づかなかった、ごめんなさい
今日からは私があなたを好きでいでもいい?」
「やっと愛してくれたウォーーーー!!!」
碧海蒼霊。葉青緹と連宋が碁を打っている。
連宋は「太晨宮に新入りの美しい侍女がいるとか?」と葉青緹をからかった。
そこへ燕池悟が「通りすがり」と理由をつけてやってくる。
葉青緹が務めに戻ったので「じゃあ俺が相手だ!」と席についた。
「星光結界が破れて三ヶ月、よく来るが暇なのか?」
「道に迷っただけさ!」
そこへ、司命と折顔と成玉がやってきた。
「九尾狐の心の血と帝君の赤金血で邪気が浄化され結界が自然に破れるとは」司命は3ヶ月前のことを振り返っている。
成玉は「鳳九の元神が傷つきまだ目覚めない」と心配。
そこに折顔が「私の医術は役に立たないと?」と口を出した。
折顔は「もしそうでも鳳九なら大丈夫、天に選ばれ伴侶となったほどの強運だ」とその丈夫さと強運さを信じているようだ。
連宋は「天命石など、信じるべきではなかった、もしも私が意中のものと無縁と言われたら天命石など割ってやる」と大口をたたく。
すると成玉に「連宋殿下は腕が立つのね〜でもあの時 折顔上神を道連れにしようとした人がいたっけ?」と言われてしまった。
そこへ、謝狐栦が滾滾を連れてきた。
「誰の子だ?」
「わかるでしょう」
「その髪は…東華の子か」
「東華って?僕は母上だけの子です、おじさん母上は?」
「母上は傷を負ったがしばらく休めば治る」
「母上はいい子だと褒めていた、本当かどうか見せてくれ」
謝狐栦は滾滾を眠っている鳳九の部屋へ連れて行く。
部屋の中では、帝君が意識のない鳳九に薬を飲ませていた。
「母上何してるの」
駆け寄ってきた滾滾を東華帝君が止める。
「誰だ」
「僕は白滾滾です」
「どこのものだ」
「母上の息子です」
ぽろり、お椀がガシャーン…
「母上の息子だから驚いたんですか?美男のおじさんあなたは誰ですか?」
「滾滾よ…そなたの父だ」
その時、鳳九のつけている指輪が光った。
碧海蒼霊。鳳九と帝君が霊鳥と遊ぶ滾滾を見守っている。
「また口づけしてる、僕にもして」
駆け寄ってきた滾滾を帝君が抱き上げる。
「長い年月の中で、たとえ縁がなくても私は東華帝君を自分の世界に引き込んだ。
だってあなたが好きだから」
「三生三世に渡り狐は私のものと決められている」
「何度生まれ変わろうと東華は鳳九のもの」
「父上と母上は僕のもの゚٩(๑´0`๑)۶」
感想:みんなの良心
終わった〜!最後、微笑ましくて終わるのがとても名残惜しかった…
案の定、姫蘅と燕池悟は結ばれたけどまあ仕方ない。それにしても姫蘅が暇すぎて燕池悟フィギュアを十数体ほどこしらえてたのにゾッとしたわ。なんか純粋娘じゃなくて、思い込んだら病んでも這ってでもしがみつくメンヘラタイプなんだと納得した。燕池悟の陽気さと組み合わさってお似合いだと思います。いいですいいですもう…けっ
さて、結局鳳九と帝君は自分たちの力で危機を打開しました。みんなで頑張って結界を開いて救い出そうとしたのは何だったんだろうね?助けようとしたときも一番最初に燕池悟が声を上げて、燕池悟が賛成して…なんていいやつなんだよ燕池悟…
そのあとも理由をつけては碧海蒼霊に通ってきてる様子で微笑ましい。
それと比べて天族組のあんまり関心ない感じなんだったの?やっぱり帝君友達いないの?なんかサークルで普段は金持ちにたかってるけど、いざとなると尻込みする…あの…
与太話はこれくらいにして!
最初の太晨宮侍女編から始まり、人間界編は結構飽き飽きしながら見てたんですが、そこからちょっと闇落ちっぽくなる鳳九の様子が面白くて後半はとても楽しめました。
全体評価は70点くらいかな、これは私が三生三世シリーズが好きっていうのも含まれる点数。
シリーズがまた放映されることを願って大団円(`・ω・´)ゞ
帝君と鳳九の恋物語、すてきでした~。まだどっぷり余韻に浸ってます。みるこさん70点ですか、私は90点です。減点の理由は鳳九の狐姿がずる賢い目をした可愛くないCGで、気に入らなかったこと(私のイメージは黒いつぶらな瞳が愛らしいふわふわのキツネ)と、最後に満身創痍の帝君を天族が一人で戦わせたことです。
例によってドラマを見つつ同時平行で原作ネット小説を読みました。大変苦労したのは時系列に沿って書かれていなかったことで、突然夜華達の結婚式から話が始まり、それ以前の出来事は全て鳳九の細切れの回想で語られます。自分の頭の中でジグソーパズルをしていく感じです。そして驚いたことに人間界の帝君についてはほぼ何も語られていません。みるこさんご安心下さい、九美人にメロメロの人間臭い帝君は脚本家の捏造です。氷のような帝君の高貴なイメージは無傷でしたよ。笑
夢のような美しいハッピーエンドで私は大満足です。二人ともいつまでもお幸せに。