【ミーユエ・全81話】53・54・55話あらすじとネタバレと感想|因果は巡る

こんばんわ~!みるこです!

ミーユエ〜王朝を照らす月〜のあらすじとネタバレ感想の記事です。

今回は53話から、虢美人かくびじんが自害したことで泰王に叱責を受けたしゅが気を失ってしまってからの続きです。

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ミーユエ|第53話「天意」あらすじ・ネタバレ感想

大王はビシュの稷暗殺の謀略が事実であれば、后位を廃する意志を固める。しかし、ビシュの侍女、珊瑚を詮議する直前、珊瑚が自害したため真相は藪の中となった。大王は稷を太子候補にすべく承明殿に移らせる。

「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」第53話のネタバレ

サクッとネタバレ
しょくでは幼すぎる。たい王は王后を罰したところで他にすげ替える太子もおらずどうすべきか頭を悩ませていた。樗里疾ちょりしつは国の安定を考え王后に味方する。

承明殿に稷が呼ばれたことを知ったしゅは、太子位が廃されるのではないかと考える。樊長使はんちょうしの告発には証拠がないはず、なのになぜ?と言うしゅ馮甲ふうこうはユエの仕業だと吹き込んだ。しゅ甘茂かんぼうと相談し稷を亡き者にしてしまおうと考える。

承明殿で穆大監ぼくたいかんと稽古をしていた稷を荒くれ者を連れたとうが襲う。そこに泰王が朝議からもどり激高する。あまりにも興奮したため泰王は吐血し意識不明になってしまう。

意識を取り戻した泰王に樗里疾ちょりしつは状況を話す。「庶子しょしを太子にすることはできない」結局、泰王は樗里疾ちょりしつに負け、王后を罰することなくとうを次の王とし、稷とユエを巴蜀はしょくに送ることに。
細かくネタバレ

  1. 泰王は王后を罰すればとうの太子位を廃するしかなくなるが、そのかわりに太子と出来るような公子が今はいないことを悩んでいる。稷では幼すぎるのだ。
  2. 王后派の樗里疾ちょりしつは、泰王のそんな気持ちを察するように今はなんとか場を治めるべきだと主張する。
  3. 甘茂は告発者が樊長使1人で証拠もないため罰せられることはないだろう、ととうに話す。
  4. ユエは泰王に真実を話そうとしない。
  5. とうに付いている馮甲は牢獄の看守に賄賂を渡し珊瑚に面会する。
  6. 翌朝、珊瑚は壁に頭を打ち付け死んでいた。
  7. 張儀ちょうぎは秦王に直接講義する。「太子は粗暴で見識が狭く時機をみる目もない、とうが太子になれば巴蜀の討伐はどうなると思う」泰王は、商鞅の法を遵守する国ならば、法を守り王族であろうと罰せられるべきだとわかっていた。
  8. 稷が大王に呼ばれたと言う話を聞いたしゅは馮甲に吹き込まれユエの仕業だと信じる。しゅは甘茂と相談し稷を亡き者にしようと企む。
  9. 承明殿で穆大監ぼくたいかんと稽古をしていた稷のもとへ、とうが子分を引き連れてやってくる。このままでは通の二の舞になりかねない。穆大監ぼくたいかんしは稷をかばい戦うが、そこに泰王が戻ってくる。怒りに興奮した泰王は血を吐き危篤に。
  10. 非常事態により王后の権利が復活してしまう。
  11. 意識が戻った泰王は、樗里疾ちょりしつから各領地に送った公子たちも全員集まり庶子が太子になると浮足立っている話を聞く。樗里疾ちょりしつはこれも天意だ、ここで太子を変えれば世に混乱が起きると言う。
  12. 勅旨が下る。とうを監国とし樗里疾ちょりしつを補佐とする、稷とユエは巴蜀に送る。

ユエはなんで何もしないの

因果は巡るんだね。威后いこうのときと全く同じことが起こってしまった。

樗里疾ちょりしつの心配ももちろん分かるし、もっともなんだけど、悪をのさばらせておくのかよ〜って気持ちが強くてすっきりしないよう。

意味深な空白の時間があったから多分他にもなにか残していて後に響いてくるんだろうとは思うけどそれまであのブタと母親の天下かあ。

ミーユエ|第54話「崩御」あらすじ・ネタバレ感想

死の淵で王族と家臣を集めた大王は、とうに対し兄弟を殺さないと誓わせる。その後、ミーユエひとりを枕元に呼び、往事をしのびながらこの世を去った。秦王エイ駟は恵文王と号され、とうが王位を継いだ。

「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」第54話のネタバレ

サクッとネタバレ
たい王は死の床でえい夫人に遺詔いしょうを託した。もう一つの内容はわからない遺詔である。しかしそれをしゅに付いている馮甲ふうこうが見ていた。

泰王は死期を悟り枕元に集まった妃や公子たちを呼ぶ。そしてとうに決して兄弟を殺さないと誓いを立てさせ遺詔を下した。

最後に泰王はユエの排簫はいしょうを聞き眠るように目を閉じた、しゅは悔しさで顔を歪めている。

馮甲は死の間際に遺詔を見たとしゅに話す。そんな物があれば可愛い息子の地位が危うい、しゅはなんとしてもその遺詔を見つけるように言う。

馮甲は義父である穆大監ぼくたいかんに毒を盛り解毒薬と引き換えにもう一つの遺詔のことを聞き出そうとした。しかし抵抗され穆大監ぼくたいかんは自ら首を切り自害してしまう。それを目撃した穆辛ぼくしんも腹を刺されるが無事で唐夫人にかくまわれている。

遺詔が見つからないなか、しゅはユエを疑い出す。ユエを呼び出し目の前で巴蜀はしょくへ送るという遺詔を燃やしてしまう。「やっとあなたの本性がわかった」というユエ。

細かくネタバレ

  1. 死の床に嬴夫人が呼ばれた。「心残りが一つだけある」と話す泰王は、衛夫人に何かが書かれた遺詔を託した。この様子を見ていたのは馮甲だ。
  2. 泰王は集まった全員を呼んだ。その場でとうに誓いを立てさせる。「生涯に渡り、決して兄弟の命を奪わぬ、近いに背けば天罰が下る」と。
  3. 泰王は最後にユエを呼ぶ。その排簫を聞きながらこの世を去った。
  4. 死後、恵文王と号された。
  5. 馮甲は臨終の前に穆大監ぼくたいかんが遺詔を持っていくのを見たとしゅに話す。そしてそれは恵后と新王にとって不利益なものなのではと。
  6. 馮甲は義理父である穆大監ぼくたいかんに毒を盛り、遺詔のありかを聞き出そうとする。しかし抵抗した穆大監ぼくたいかんは自ら自害する。それを目撃した穆辛は腹を刺される。
  7. 穆辛は一命をとりとめ唐夫人がかくまっている。
  8. しゅは遺詔をユエが持っていると勘違いし、巴蜀への遺詔を燃やしてしまう。

これがもらい泣き…

スン・リーのあまりの演技の巧さにもらい泣きしちゃったよ…なんて切ない臨終の場面だったんだろう。

中国歴史ドラマ見てるとお葬式の場面を何度も見られるけど、毎回ちょっとずつ違って面白いね。年代によって残ったものと変わったものとが混在てる感じ。

ユエはどう出るんでしょうね。

ミーユエ|第55話「遠い地へ」あらすじ・ネタバレ感想

ミーユエ親子と樊長使の殉葬を樗里疾ちょりしつから反対された?ビシュ、魏頤からの提案を受け、稷を燕の人質に出すことにする。張儀ちょうぎは自ら秦を後にし、道中現れた魏冉は一行を趙の国境まで送り届け、ミーユエに別れを告げた。

「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」第55話のネタバレ

サクッとネタバレ

咸陽かんように兵が集まり謀反むほんの気配がある。しゅ恵文王けいぶんおうと共に、しょくとユエ、樊長使はんちょうし殉葬じゅんそうしてしまおうと考えるが樗里疾ちょりしつに止められる。とうは王になったものの何も意見できず、母親の言うまま。

魏頤ぎいしゅに「人質としてどこかの国に送ってはどうか?」と提案する。えんいん公主が嫁いでいたことを思い出したしゅは、稷とユエを燕の人質とする話を朝議で強引に通してしまう。その後、樊長使は自害したと馮甲は言う。

ユエと稷を見送り<張儀ちょうぎも泰を去る。国に残る<庸芮ようぜい張儀ちょうぎは「あの親子が再び戻る時、後ろ盾となってほしい」と言い残す。

燕に向かう道中、車輪が壊れ馬車から引きずり出されそうになる。護衛の将軍にはすでにしゅの息がかかっていた。危ういところにぜんが助けにやってくる。冉はユエにこのまま皆で逃げたほうが良いというが、ユエは今逃げれば王后の思う壺であると燕に向かう意志を示す。

しゅ遺詔いしょうを持つものは自分のことを避けるはず…とえい夫人が遺詔をもっていると勘づく。北の離宮に乗り込み侍女を拷問しようとしたところへ、樗里疾ちょりしつ庸芮ようぜいがやってきて止められる。庸芮ようぜいは嬴夫人に逃げたほうが良いと進めるが、この国を見守らなくてはならないと受け入れない。

ユエの乗った馬車はちょうに入った。偶然そこで商いした帰りであった義渠ぎきょ翟驪たくりと再会することになる。

細かくネタバレ

  1. 咸陽に兵が続々と集まっている。謀反の気配が濃厚だ。
  2. 恵后となったしゅは、ユエと稷、樊長使を殉葬する気である。樗里疾ちょりしつが必死に止めたことで恵后は思いとどまったがユエを亡き者にすることは諦めていない様子。
  3. とうは王の風格もなく樗里疾ちょりしつに「どうすればいい?」問うばかり。
  4. 魏頤はしゅのもとを訪れ、始末してしまうには人質にしてしまえばいいという。しゅいんのいる燕に送ることにした。
  5. 樊長使は自害したと馮甲は言う。
  6. 庸芮ようぜい張儀ちょうぎはユエを見送る。ユエたちが去った後、張儀ちょうぎも泰を去った。張儀ちょうぎ庸芮ようぜいに「もしあの親子が秦に戻ることがあれば庸家が後ろ盾になってほしい」と言い残す。
  7. 燕へと向かったユエたちだが道中、仕組まれたように馬車の車輪が壊れる。言うことを聞かないなら殺すと言われたところに、冉が駆けつける。王后の息のかかった将軍は連行された。
  8. 燕には行かず逃げろという冉に、ユエは今逃げては死罪になる、それでは王后の思い通り。私のことを思うなら秦で自分の地位を築き戻った暁には支えてほしいと話す。
  9. しゅは嬴夫人のもとに遺詔があると勘付く。衛夫人の寝殿に乗り込んだしゅは侍女を捕らえ尋問しようとする。しかしそこに庸芮ようぜい樗里疾ちょりしつが駆けつけ難を逃れる。
  10. 庸芮ようぜいは国を出るべきだと進めるが嬴夫人はここで泰を見守らなくてはという。
  11. 義渠ぎきょ翟驪たくりはユエが乗っているとも知らず馬車を襲う。翟驪たくりはユエの追い込まれた状況を聞き、ユエを匿い秦と戦うという。

悪女の階段上りすぎ

王女未央とか武則天のときもそうだったけど、あの眉尻が上がるメイクはめっちゃ意地悪そうに見えるね。

ただの喧嘩っ早いデブを王にしちゃったわけだけど、どうすんのさ樗里疾ちょりしつさん。

遺詔は嬴夫人に渡していたけどまだ持っているのかな?庸芮ようぜい張儀ちょうぎが持ち出した?どうかんがえても王宮にあると危ないと思うんですけど…

もやもやしたまま次回に続く…