【如懿伝・全87話】28・29・30話あらすじ・ネタバレ感想|阿箬

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この記事では、

【如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~】

28・29・30話のあらすじとネタバレを紹介していきます。

未視聴の方はご注意ください。

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登場人物一覧まとめ(ネタバレなし)

  • 烏拉那拉ウラナラ青桜せいおう…冷宮を出て嫻妃に戻る。烏拉那拉皇后の姪。父は那爾布ナルブ。弘暦と幼馴染。
  • 愛新覚羅あいしんかくら弘暦 こうれき…乾隆帝。父は雍正帝、養母は熹貴妃ききひ。青桜のことを想っている。
  • 皇太后…鈕祜禄ニオフル氏。弘暦の養母。皇后と争ってきた。
  • 烏拉那拉皇后・先帝皇后…雍正帝の正妻。第3皇子 弘時の養母。如懿の叔母であり、皇太后にはめられて死んだ。
  • 富察琅嬅フチャろうか…乾隆帝の皇后。今最も勢いのある富察家の娘。
  • 高晞月こうきげつ…慧貴妃。父は高斌こうひん
  • 蘇绿筠そりょくいん…純妃。
  • 金玉妍きんぎょくけん…嘉嬪。朝鮮出身。
  • 珂里葉特海蘭ケリェテハイラン…海貴人。
  • 葉赫那拉エホナラ意歡いかん…舒貴人。皇太后の間者。
  • 黄綺瑩こうきえい…儀嬪。水銀中毒により退場。
  • 白蕊姫はくずいき…玫嬪。死産し出家。
  • 陳婉茵ちんえんいん…婉答応。
  • 李玉りぎょく…養心殿の太監(イケメン枠)
  • 惢心ずいしん…青桜の侍女(後宮の良心)
  • 阿箬あじゃく…慎常在から貴人へ、さらに嬪まで位が上がるが…。青桜の侍女だった。如懿を裏切り、皇后派閥に合流した。乾隆帝の側仕えになる。
  • 茉心ばつしん…高晞月の侍女。
  • 星旋せいせん…高晞月の侍女。
  • 蓮心れいしん…富察琅嬅の侍女。皇后の思惑で王欽と結婚させられるが、如懿に救われた。
  • 素練それん…富察琅嬅の侍女。皇后のため暗躍。
  • 張廷玉ちょうていぎょく…朝廷の高官。
  • 凌雲徹りょううんてつ…冷宮の侍衛。如懿の手助けになる。
  • 衛嬿婉えいえんえん…四執庫の女官。野心を見せるが海蘭に阻まれ花房送りになる。

【全87話】「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」あらすじとネタバレと感想

「如懿伝」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第28話 寵愛の裏側

純嬪・蘇绿筠そりょくいんは如懿に会いに行こうと宮を出る。

だがそこへ嘉嬪かひん金玉妍きんぎょくけんが来て「嫡子がいない今、重要なのは長子の永璜えいこう」と皇子を失えば立場が変わるという不安を植え付けた。


如懿のもとへ身重の海蘭はいらんが飛んでくる。

二人は涙ながらに再会した。

ヒ素を盛った犯人について話す海蘭に、如懿は「自作自演だ」と話す。

海蘭も辰砂のことを教えた。

海蘭は急激に大きくなったお腹に出来た妊娠線を見せ「乾隆帝に女としてみてもらえない、位が低く手元に子供はおけない、他の妃に取られるくらいならお姉さまに託す」と子供の養育を願う。

如懿は戸惑うが承諾した。


如懿は皇太后を訪ねる。

皇太后は如懿の訪問を予期しており、ヒ素について自作自演であることも察していた。

皇太后は「後宮では一輪だけでなく多くの花が咲き誇ってほしい」と言う。

如懿は「わかりました」と答えた。


后妃こうひが顔を揃える。

皇后は「阿箬は慎貴人となり寵姫、仲良くして」と如懿にいう。

さらに如懿が腕輪をしていないことを見咎め「姉妹の証だから毎日つけてね」と笑う。

けい貴妃・高晞月こうきげつはその言葉に感謝する。

蘇绿筠は如懿に永璜のことを尋ねる。

意図を察した如懿は「今は自分のことで精一杯」と蘇绿筠を安心させた。


宴が開かれ乾隆帝も出席。

乾隆帝は如懿の無実が明らかになった事が喜ばしいと、阿箬をひんに封じるという。

皇后を筆頭に阿箬を利用していたものたちは反対するが「序列はつける」という乾隆帝に従うしかない。


その帰り道、阿箬は嘉嬪・金玉妍を追い抜き叱責される。

阿箬は「位は同じ」と反発するが、金玉妍の侍女にまで蔑まれ、金玉妍には「誰のおかげだとおもっている」と頬を打たれる。

如懿と海蘭はその様子を見てしまう。


海蘭を診察に来た江与彬は、安胎薬の配合が変えられていることに気がつく。

それは胃の働きを活発にするが、海蘭は胎児に力を吸い取られ難産になってしまうというのだ。

海蘭は涙ぐむ。


昇格の夜、阿箬が夜伽を務める。

だが寝台に寝そべる彼女に乾隆帝は「身の程をわきまえろ、あくまで嫻妃の侍女であり奴婢、侍女のままでは殺されるため妃の位を与えただけ」と言う。

乾隆帝は誰の命令で偽証したか問い詰めるが、阿箬は答えない。

阿箬は夜伽の時間が終わるまで、床の上にひざまずかされていた。


部屋に戻った阿箬は癇癪かんしゃくを起こす。

侍女・新燕しんえんはそのことを慧貴妃・高晞月に報告。

高晞月は寵愛を受けているはずなのに…と訝しむ。

そして皇子殺しの調査が再開されると知ると、すべての罪を阿箬に押し付けることにした。

感想:じぇじぇ…

うぎゅっうっ…良かったね海蘭ちゃんジェジェに会えて…

あんまり中国ドラマばっかり見てるので嫌でも(別に嫌じゃないけど)耳に馴染む言葉は覚えてしまいます。

みんな結構気軽に、じぇじぇめいめいって呼び合ってるよね。

私達仲良し姉妹なのよ〜^^(殺)こわいね。

さーてさてさて、我らが海蘭ちゃんが難産になって、あわよくば子供と一緒に死んじゃわないかな作戦を決行したやつは誰だ出てこい。

皇后が子供を殺すと思えないし、高晞月ならもっとわかりやすい事するし、金玉妍?でも彼女は自ら動かないよね。

海蘭が子供を持つのが困る人物か、恨みを持つ人物。許すまじ。

そしてやっぱり阿箬は夜伽をしていませんでした。

死ぬほど辱めを受けているのに言い出せるはずもなく、昼間は妃嬪として偉そうに振る舞いたくなっちゃう気持ちもわからんでもない。

でも誰にも認めてもらえないと。

そろそろ阿箬が退場かな。

第29話 毒の贈り物

如懿は「皇后から送られた腕輪から零陵香れいりょうこうをすべて取り除いてほしい」と江与彬こうよひんに頼む。

そこへ女官・毓瑚いくこが来て凌雲徹りょううんてつの転属先が坤寧宮よくこんきゅうに決まった。

如懿は毓瑚から「乾隆帝は凌雲徹と趙九宵ちょうきゅうしょうを使って嫻妃を守っていた」と聞く。


乾隆帝に会いに来た如懿は、冷宮で刺繍した小物についても全て把握し、ノウゼンカズラを贈るよう手配したという乾隆帝に心を開き、わだかまりが解けた。


坤寧宮に配属された凌雲徹は、花房の仕事が満足にできず叱られて泣いている衛嬿婉えいえんえんを目撃。

手巾を渡して慰める。

衛嬿婉は凌雲徹が坤寧宮に配属され出世したことを知ると、途端に目を輝かせて謝る。


梅を見ていた如懿は偶然、舒嬪じょひん葉赫那拉意歡えほならいかんに出会い、意気投合する。

その帰り際、建物の影から出てきた凌雲徹は「衛嬿婉の転属先を世話してほしい」と如懿に頼んだ。

如懿は出世を知りすり寄ってきた女など信用できないというが引き受ける。


乾隆帝は阿箬の父・桂鐸けいたくが落石で死んだと報告を受ける。

さらに毓瑚によって皇子殺しの調査も進んでいる様子。

宴が開かれ一同が揃う。

乾隆帝は后妃たちに真珠を贈るが、阿箬のものには辰砂が入れられていた。

乾隆帝は毓瑚に「小福子と小安子の実家は慎嬪から銀子をもらい裕福に暮らしている」と言わせる。

のせられた阿箬は「小安子の喉は潰したはず」と口を滑らせてしまった。

阿箬を操っていた皇后と慧貴妃・高晞月は動揺をさとられまいとしている。

舒嬪も如懿の援護射撃をし、阿箬は偏殿に監禁された。


調査は翌日続行されることになり、宮に戻った皇后は高晞月と話す。

高晞月の父・高斌こうひんが阿箬の二人の弟を監禁していると知ると「それなら罪を1人で背負うだろう」と言った。


翌日、如懿と乾隆帝の前で阿箬は跪かされている。

阿箬は「乾隆帝に見初められたのに、如懿に邪魔された」と憎しみを口にする。

乾隆帝は妃になってから夜伽のときに何をされたか話せと命じ、阿箬は「寵愛を賜ったことはありません」と答えた。

乾隆帝は「殺さず生かしたのは全て如懿の潔白を証明するため」と絶望を突きつける。

弟を人質にされている阿箬はすべてを諦め罪を認めた。

蛇も毒も火事もすべてやったと。

乾隆帝は如懿を下がらせ「黒幕を話せ」と迫る。


書斎で待っていた如懿に乾隆帝は「どうしても話さないのですべて阿箬の罪として始末する。妃嬪を詰問すれば後宮が混乱する」と話した。


乾隆帝は毓瑚から報告を受ける。

「高斌が阿箬の弟を監禁、銀子は慧貴妃が阿箬を通じて渡したもの」

乾隆帝は日頃のつながりから黒幕は皇后か…とつぶやいた。

乾隆帝は嫡子を産み皇后として申し分ない富察琅嬅をかばうため、阿箬を始末することに。

李玉は阿箬の口に汁物を流し込んだ。

感想:乾隆帝判断

身勝手だなあと思いました。

もう如懿と海蘭のために誰も手出しできない円明園みたいな宮を造って放っておいてください。

ぎぎぎ、あ、舒嬪ちゃんも加えていいですけど彼女は乾隆帝ラブみたいだし…

阿箬が李玉に頬をつままれタコさんにされてからの次回!いやそこで切らないでよ!

李玉は根っから優しい無視も殺せないような男?と思わせておきながら、阿箬がひどい目にあい始めるとめちゃくちゃ楽しそうに動いております。

にっこにこやで。

まあ皇帝付きの太監ともなるんだし、駆け引きも上手でなくてはならないのかな。

第30話 命懸けの出産

李玉が阿箬に飲ませたのは「生涯口が聞けなくなる薬」だった。

李玉は翊坤宮へ阿箬を連行し如懿に引き渡す。

雪が降るなか跪かされた阿箬は、如懿を見るとうめき声を上げる。

如懿は「侍女の生活を嫌い、妃嬪になることを望み自ら退路を断った。自業自得だ」と阿箬に話す。

翊坤宮の使用人の前で如懿は裏切りの末路を見せつけた。


如懿は阿箬を冷宮に入れる。

そこへ新燕が首吊の布を持ってくる。

阿箬は自害した。


乾隆帝は阿箬を病死として即刻、荼毘だびに付すよう命じる。

同じ頃、海蘭は産気づき、大きくなりすぎた胎児が原因で苦しんでいた。


如懿が延禧宮に駆けつけると、江与彬こうよひんは玉氏の使者の診察で不在。

代わりに金玉妍の息がかかった侍医が二人いるだけだった。

不審に思った如懿はすぐに侍医・斉汝せいじょを呼んでもらうように言う。


海蘭は無事に男児を出産。

出血が止まらず命の危険があったが斉汝が処置し難を逃れた。

乾隆帝は皇子に「永琪えいき」と名付けた。

そして海蘭は愉嬪ゆひんに昇格。

皇子は如懿が育てる。

乾隆帝は侍医二人をクビにし追放。

如懿は三宝に「二人の侍医が紫禁城を出る前に誰と接触するか探れ」と言った。

侍医の1人は嘉嬪・金玉妍の侍女・貞淑ていしゅくと接触した。

報告を受けた如懿は黒幕が金玉妍ではないかと疑い始める。


程なくして「阿箬の祟りで愉嬪は昏睡した、怪奇現象が起きる」と噂になる。

皇后は乾隆帝に報告、乾隆帝は皇后のあり方を語り「やましいことはないか?」と暗に問う。


如懿は海蘭につきっきりだ。

目を覚ました海蘭は命を狙われた憎しみを口にし「これからはお姉さまと子供を全力で守る」と強く誓った。


乾隆帝は純妃・蘇绿筠と食事をする。

蘇绿筠は第1皇子永璜の婚姻を切り出し、遠縁の娘を娶らせたいと言った。

偏殿では婉常在・陳婉茵ちんえんいんが正殿を見つめている。


如懿が翊坤宮に戻ると、物陰から大きくなった永璜が飛び出してくる。

如懿は再会を喜び宮に誘うが、蘇绿筠に黙って出てきたからと永璜は急いで帰った。


乾隆帝は政務のため山西へ。

そして阿箬が死に35日、死者の魂が戻るという日に翊坤宮では火魂が出たと騒ぎになる。

如懿は霊媒師を呼び怪奇は収まる。

だがこの噂に怯えるものが1人、高晞月だ。

高晞月は侍医・斉汝から差し入れられた、よもぎ酒を飲みよもぎ風呂に浸かるが…

感想:怪力乱神

怪力乱神とは、理屈では説明しきれないような不思議な存在や現象のことだそうです。

如懿はあんまり信じてなさそうだけど、根っから単純な高晞月には効きそうな復讐である。

乾隆帝は噂の出どころと、如懿がなにかしようとしていることに気がついて政務に出ていったみたいだし。

皇帝として権力者の娘たちに直接手を下すことは出来ないけど、復讐するなら見て見ぬ振りしますと。

いいんだか悪いんだか?

そしてやっと金玉妍のことを本格的に怪しいと思い始めた如懿。

始末しようと思えば罠にでもはめて出来ないこともないけど、如懿はそれをしないんだよな。

これから始まるんだろうか。

個人的には証拠があろうとなかろうと怪しきはすべて罰したほうがいいと思います。

阿箬が退場し、今度は陳婉茵が出てきました。

この人結構初期からいたような?一度だけのお手つきであんなに優雅に暮らせるんだなあと感心しちゃった。

愛されない限り恨みを買うこともないし、子供がいなきゃ狙われないし、一発やってその後忘れられるのが一番平和である。

一生涯出られないけど、衣食住の心配なくて絵だけ書いていていいなら最高だ。

次回、31・32・33話はここから!