【如懿伝・全87話】37・38・39話あらすじ・ネタバレ感想|富察琅嬅という人

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この記事では、

【如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~】

37・38・39話のあらすじとネタバレを紹介していきます。

未視聴の方はご注意ください。

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登場人物一覧まとめ(ネタバレなし)

  • 烏拉那拉ウラナラ青桜せいおう…嫻貴妃。烏拉那拉皇后の姪。父は那爾布ナルブ。弘暦と幼馴染。
  • 愛新覚羅あいしんかくら弘暦 こうれき…乾隆帝。父は雍正帝、養母は皇太后。青桜のことを想っている。
  • 皇太后…鈕祜禄ニオフル氏。弘暦の養母。皇后と争ってきた。
  • 烏拉那拉皇后・先帝皇后…雍正帝の正妻。第3皇子 弘時の養母。如懿の叔母であり、皇太后にはめられて死んだ。
  • 富察琅嬅フチャろうか…乾隆帝の皇后。今最も勢いのある富察家の娘。
  • 高晞月こうきげつ…慧貴妃。父は高斌こうひん。皇太后にに薬を盛られて死んだ。
  • 蘇绿筠そりょくいん…純貴妃。
  • 金玉妍きんぎょくけん…嘉妃。朝鮮出身。
  • 珂里葉特海蘭ケリェテハイラン…愉妃。
  • 葉赫那拉エホナラ意歡いかん…舒嬪。皇太后の間者。
  • 黄綺瑩こうきえい…儀嬪。水銀中毒により退場。
  • 白蕊姫はくずいき…玫嬪。死産し出家。
  • 陳婉茵ちんえんいん…婉答応。蘇绿筠の宮に住んでいる。
  • 李玉りぎょく…養心殿の太監(イケメン枠)
  • 惢心ずいしん…青桜の侍女(後宮の良心)
  • 三宝さんぽう…如懿の太監。
  • 阿箬あじゃく…慎常在から貴人へ、さらに嬪まで位が上がるが…。青桜の侍女だった。如懿を裏切り、皇后派閥に合流した。乾隆帝の側仕えになる。
  • 茉心ばつしん…高晞月の侍女。天然痘に感染し退場。
  • 星旋せいせん…高晞月の侍女。疥癬により退場。
  • 蓮心れいしん…富察琅嬅の侍女。皇后の思惑で王欽と結婚させられるが、如懿に救われた。
  • 素練それん…富察琅嬅の侍女。皇后のため暗躍。
  • 張廷玉ちょうていぎょく…朝廷の高官。
  • 凌雲徹りょううんてつ…冷宮の侍衛。如懿の手助けになる。
  • 衛嬿婉えいえんえん…衛貴人。金玉妍に目をつけられいじめられる。
  • 江与彬こうよひん…侍医。惢心と同郷。
  • 斉汝せいじょ…侍医。避妊薬などを処方している。
  • 趙一泰ちょういったい…皇太后の太監。
  • 福珈ふくか…皇太后の侍女。
  • 進忠しんちゅう…養心殿の太監。衛嬿婉に取引を持ちかける。

【全87話】「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」あらすじとネタバレと感想

「如懿伝」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第37話 譲れぬ親心

一心に永琮えいそうの無事を祈る乾隆帝に、皇太后はその死を告げる。


皇后は永琮を失ったショックから寝たきりになってしまった。

公主・璟瑟けいしつは「私がいる」と慰めるが、皇后は「娘など息子の添え物」とつい口走ってしまう。

璟瑟は乾隆帝が即位後初の東巡に向かうと皇后に言ってしまった。

かん貴妃・如懿に皇后の座を奪われたくないため着いていくという。


皇太后のもとには長公主・恒媞こうていが遊びに来ている。

皇太后は年頃の娘を嫁がせなければと思っているものの、恒媞の姉が遠方に嫁いだため彼女を手放すことが出来ずにいた。


乾隆帝と后妃たちは東巡へ。

皇后は侍医・斉汝の薬で命を保ち、化粧で体調の悪さを隠していた。

乾隆帝は蒙古モンゴルの有力部族から、嫡公主を許嫁として出すよう言われる。

候補は皇太后の娘・恒媞か皇后の娘・璟瑟だ。

乾隆帝は皇后にその話をするが「娘まで奪うのか」と反発される。


こっそりその話を聞いていた玫嬪まいひん白蕊姫はくずいきは皇太后に告げ口。

「皇后は娘を嫁がせたくないため、長公主を嫁がせるよう主張していた」

皇太后は激怒する。


舒嬪・葉赫那拉意歡は乾隆帝を諌めるよう皇太后に命じられる。

だが乾隆帝を想う意歡は何も言うことが出来ず、皇太后に叱られ叩かれる。


皇太后は皇后を呼び出す。

そして「璟瑟の嫁入り道具を下賜する」と言って先手を打ってきた。

だが皇后も引き下がらず金のおしどりを献上する。

二人は激しく言い争う。

二人が言い争っていると聞いた乾隆帝は止めに行こうとするが、行っても板挟みになる…とやめる。

そして如懿の提案で侍医・斉汝を遣わせ喧嘩を辞めさせることにした。


部屋を退出した皇后は体調の悪さに拍車がかかる。

乾隆帝のもとに張廷玉が来る。

張廷玉は璟瑟を嫁がせるべきだと主張、すでに皇太后の長女が蒙古に嫁いでおり、さらに恒媞まで嫁入りすれば皇太后の権力は増すばかりだという。

如懿は屏風の裏でこの話を聞いていた。

感想:嫡子も大変

嫡子として生まれることも大変なのね。

モンゴルに嫁ぐって言うけど、生活習慣も全く違うだろうに。

このまま行くと、璟瑟が嫁ぎ皇后は一人になりそうだ。

さー何やら白蕊姫ちゃんが動き出しました。

金玉妍も協力している?みたいなんで、皇后はとうとう追い詰められそうです。

如懿は何もしないんだろうか。

途中で一瞬出てきた皇太后の娘恒媞は、瓔珞番外編にも明蘭にも出てるワン・ホールンでした。

ちょっと鼻に特徴があるので、人の見分けがつかない私でもわかる子…

如懿伝はサブタイトルでもバリバリネタバレかましてるけど、副題もネタバレなんだよなあ。

もうちょっとオブラートにくるんでくれないと副題を入力した時点で先がわかってしまうw

第38話 権勢と犠牲

皇太后の侍女・福珈ふくかは、

「公主を嫁がせれば皇太后の朝廷での立場が有利になる」と助言する。

皇太后もわかってはいるが、子をそばに置いておきたいと願う親の気持ちとの間で揺れていた。

そこへ如懿が来る。

如懿は、

「大臣に長公主(恒媞)の輿入れを上奏させ、皇太后からも乾隆帝に娘の輿入れを話す。

そうすることで皇太后が勢力を得たいがために、長公主を嫁がせようとしていると思わせる」と話す。

皇太后はその話に納得し、皇后の実家である富察一族から圧力がかかれば皇后は逆らえないと笑う。

皇太后は如懿のことを見直し賢い女だと褒めた。


乾隆帝は璟瑟を嫁がせると決める。

だが娘に直接話す勇気はなく、如懿と純貴妃・蘇绿筠に璟瑟を説得するよう頼む。


皇后は弟である富察傅恒ふちゃふこうから璟瑟を嫁がせるよう言われたらしく激怒している。

そこへ如懿がやってきた。

如懿は璟瑟を説得するよう乾隆帝に頼まれたと話す。

報告を受けていなかった皇后だが、見栄を張り「知っているので報告は不要、璟瑟は清にすべてを捧げるべき」と言う。

皇后は如懿に負けたくない気持ちで、娘の結婚を認めてしまった。

次は璟瑟だ。

如懿と蘇绿筠は璟瑟の部屋へ。

蘇绿筠は蒙古に嫁ぐことを教え、あれやこれやと説得してみるが公主は目を合わせようともしない。

そこで如懿は「皇后は息子をなくし後ろ盾がない、だが蒙古に嫁げばそれが手に入る」と教えた。

如懿はさらに、嫡公主として生まれた責務を果たさないワガママ娘、奴婢でさえ己の仕事をすると厳しく言う。

皇后に泣きつく璟瑟だったが、結局婚姻を受け入れた。


皇太后のもとに勅旨が届く。

璟瑟は蒙古へ、恒媞は都に住まう侍郎に嫁ぐと書かれていた。

都であればいつでも会えると皇太后は喜ぶ。


皇后はますます弱っていた。

斉汝は「体は治せても、皇后の弱い心は直せない」と乾隆帝に言う。

乾隆帝は予定を切り上げ船で帰京することに。

船は港で一夜を明かす。

船の上では何やら怪しい太監が床に油を塗っている。


乾隆帝と別れた皇后は素練・蓮心とともに自室がある船へ向かう。

月の美しさに目を留めた皇后は桟橋の上で一人になった。

皇后の様子を伺う玫嬪・白蕊姫。

蘇绿筠と海蘭が話をしている船に行くと、大きな声で「皇后に不幸が起こると東巡の前に天監が言った」と話し始める。

その話が聞こえた皇后は船の方に近寄った。

白蕊姫はさらに皇子がなくなったのは因果応報、と口にした。

皇后は思っても見なかった言葉に動揺し、船に戻る途中で足を滑らせ河に落ちた。

蓮心は皇后が転落するところを目撃するが、助けず部屋に戻る。

凌雲徹が皇后に気づき助ける。

助けられた皇后だが、斉汝は命の火が消えかかっている、どうすることも出来ないと話す。

皇后はうわ言で「因果応報」と口にしているらしい。

感想:運任せの策略

こんな確実性の乏しい作戦を考えたのは白蕊姫ちゃんなんでしょうね。

船の甲板に油塗ったって、皇后が通る前に何人も通るでしょうよ!

皇后が月を見るって1人にならなきゃ意味ないし。

復讐するならもっとちゃんとして。

さて、白蕊姫の言うように因果応報な皇后。

言われてハッとするなんて、ほんとに己は何も悪くないと思っていたんだろうか。

まあ全て皇后の仕業にしてやろうっていう悪玉がまだ生き残ってるんで多分そういうことなんだろうけども。

この時代の船ですが、やっぱり中は狭い。

乾隆帝が階段を登る際に、天井の突起に頭がぶつからないよう李玉が手でガードしていました。

そういう配慮が素敵ね。

船内が狭いと人もみすぼらしく見える不思議。

動力源は船の左右後方に水車のようなものが付いています。

中に漕手がいるのかな?流れに乗るだけ???

第39話 皇后の死

皇后危篤を告げられ乾隆帝は放心してしまう。

皇太后が場を仕切り「万一のために内務府へ報告、如懿と純貴妃・蘇绿筠で皇后の代理を」と命じた。

蘇绿筠は自室に戻る際、かんざしを落としてしまう。

金玉妍は貞淑に命じそれを拾わせた。


蘇绿筠は皇后が川に落ちたのは話を聞いたせいではないか、とうろたえる。

海蘭はうわ言で「因果応報」とつぶやくなど、なにかやましいことがある証拠、気にすることはないと言った。


皇后の意識が戻り、乾隆帝はすぐに向かう。

皇后は「次の皇后には純貴妃を、嫻貴妃だけはだめだ」と話す。


策謀が成功した玫嬪・白蕊姫はごきげんだ。

そこへ嘉妃・金玉妍が来る。

今回の件は二人が協力し行っていた。

金玉妍は「今までは恐ろしくて何も出来なかった」と陥れたのが初めてのように振る舞う。


皇后は「一人の女として愛されたかった」と本音を話す。

乾隆帝はそこまで不安に蝕まれていたのかと驚き、疑惑について話し始めた。

「永璜を産んだ哲貴妃の死、儀嬪と玫嬪の死産、如懿に皇子殺しの罪を着せたこと、冷宮の蛇やヒ素、不妊の薬を忍ばせた腕輪を贈ったこと」

乾隆帝は罪を突きつけるが、皇后は腕輪の件以外、全て否定する。

だが乾隆帝は皇后の動きを見張っており信じようとしない。

乾隆帝は「治世の汚点になるため事実は公表しない」と言う。

皇后は笑いだし、そのために今まで黙っていたのかと涙を流した。

「次期皇后となるものはより悲惨な末路を歩む…」

乾隆帝は皇后が呼び止めるのも聞かず部屋を出た。


乾隆帝が部屋に戻ってすぐ皇后の死が告げられた。

すぐに葬儀が行われる。

その最中、蓮心は素練がどこかへ向かうのを目撃した。

素練は嘉妃・金玉妍に「皇后の死に疑念が生じた」と言われ呼び出されていた。

黒い外套にフードを深くかぶった女は、かんざしを見せて「皇后が堕ちた場所で見つけた」と話す、素練がその持ち主を口にしようとした瞬間、女は素練の頭を欄干に打ち付けた。


如懿は皇后が罪を否定したと乾隆帝から聞く。

納得がいかず、皇后の二人の侍女に聞いてほしいという。

だがそこへ李玉が来て素練が殉職したと言う。


蓮心が呼ばれ「素練は母親のもとに帰りたいと話していた」と言う。

乾隆帝は毓瑚に調べさせることに。

乾隆帝に、皇后と素練が何をしていたか問われた蓮心。

だが彼女は主人の名誉が傷つくことは一つも口にしなかった。


嘉妃・金玉妍は皇后を偲び健気な様子を見せる。

そして純貴妃・蘇绿筠に「ここで活躍したものが次期皇后」と吹き込んだ。


乾隆帝と二人になった蓮心は「皇后には内密に素練が動いていた可能性がある」と教える。

親しかったのは純貴妃と嘉妃だと話した。


乾隆帝は蓮心を解放する。

だが皇后を見殺しにしたことを悔やみ河に身を投げた。

感想:知っていたけど知らぬふり

素練が影で動いてるなんて完全に皇后から隠すのは無理でしょ。

知ってて知らない見てない振りしてたんじゃないのかね。

自分が手をくださなきゃ心をいためそうにないし。

なんだか最初から皇后が嫌いなんで彼女が悪者になる方に考えてしまう。

いっちばん最初の頃に、皇后のおかんが「娘は優しいから素練が汚いことするのよ」って言ってたけどあまりに汚すぎない!?

そして証拠隠滅のために殺された。

ほっかむりしてた女は誰だったんだろう、金玉妍の侍女だと思うけどそんなまじまじ顔覚えてないですし、登場回数も少ないかわわかりません!

スローで見たけど顔の上半分しかないんだもん。

そんなわけで皇后が死んでしまいました。

瓔珞の富察皇后とは偉い違いであった。

蓮心も河に飛び込んでしまって…生きていてほしい。

今度は皇后の座に執着した蘇绿筠が面倒を起こしそうである。

次の40話は「貴妃の台頭」

次回、40・41・42話はここから!