【大唐見聞録・全36話】22・23・24話あらすじ・ネタバレ・感想|戸締まり用心!火の用心

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

みるこ
みるこ

この記事では、

「大唐見聞録〜皇国への使者〜」について

あらすじ・ネタバレ・感想を掲載していきます。

登場人物まとめ一覧

  • 雲不器(うんふき・雲燁)…古代の唐へタイムスリップ。お調子者。
  • 李安瀾(りあんらん)…李世民の隠し種。母は墨家・田若蘭。何やら秘密がある様子。
  • 李承乾(りしょうけん)…唐の太子。気のいいお坊ちゃま。
  • 程処黙(ていしょぼく)…程咬金将軍の息子。気のいい脳筋くん。
  • 程咬金(ていこうきん)…将軍。お調子者。
  • 李世民(りせいみん)…唐の皇帝。
  • 長孫皇后(ちょうそん)…唐の皇后。女性のお手本と言われるほど出来た人。
  • 田若蘭(でんじゃくらん)…李安瀾の母。故人。
  • 李泰(りたい)…李承乾の弟。魏王。
  • 盧辛月(ろしんげつ)…山東学者の娘。書を売り孤児を養う。
  • 盧寿(ろじゅ)…盧辛月の祖父。山東貴族。
  • 侯君集(こうくんしゅう)…隋国公。李世民の即位に貢献したが…
  • 侯小妹(こうしょうまい)…侯君集の娘。
  • 無舌(むぜつ)…総管大監。李世民の側仕え。
  • 魏徴(ぎちょう)…文官。代々政治家の家系。中国の有名人。
  • 秦瓊(しんけい)…武官。
  • 秦懐玉(しんかいぎょく)…秦瓊の息子。武官。
  • 長孫無忌(ちょうそんむき)…長孫皇后の兄。
  • 長孫沖(ちょうそんちゅう)…長孫無忌の息子。
  • 紅螺(こうら)…燕来楼の踊り子。
  • 公輸木(こうしゅぼく)…李安瀾を「若当主」と呼ぶ謎の人物。
  • 朝雲(ちょううん)…李安瀾の侍女。
  • 李靖(りせい)…鎮国大将軍。衛国公。堅物。
  • 紅拂女(こうふつじょ)…李靖の妻。李得誉の母。田若蘭の義理姉妹。
  • 李得誉(りとくよ)…箱入り息子。
  • 玲瓏(れいろう)…李安瀾の侍女。李承乾の用意した侍女。
  • 呉尚儀(ごしょうぎ)…李安瀾の教育係。
  • 孫思邈(そんしばく)…薬王。
  • 田和子(でんわし)…田若蘭の兄。李安瀾の叔父。
  • 黄鼠(こうそ)…墓泥棒。

BS12での放送について

BS12での放送はCMの関係で本編カット✂が多いです。

そのため、ネタバレあらすじには放送されていないシーンが多く含まれています。

ご了承ください(▽◕ ᴥ ◕▽)

【大唐見聞録】あらすじ・ネタバレ・感想

第22話

あらすじ

皇后は李承乾が侯小妹を慕っていると報告。

だが皇帝は「侯君集にたきつけられたら、いいように踊らされる」と危惧している。

太子は軍と距離を置くべきで、文官の娘を太子妃にすべき。

蘇婉そえんという娘が太子妃に決まった。


大理寺。

雲不器は組木(魯班鎖)を持って安瀾に会いに来た。

それをひと目見て、安瀾は叔父からの手がかりだと気がつく。

だが雲不器に黒幕を尋ねられても口を割らない。

「徹底的に調べるからな、あと8日で斬首だ!生死を共にすると陛下に言ったからな!俺の未来は君のものと求婚のときに言ったろ、君がいないと未来はない」

それだけ言うと雲不器は出ていった。


朝堂。

被災民の救済で魏王・李泰が手柄を立ててたと称賛される。

李世民は「今後、被災民の救済事業は太子に」と李承乾に任せた。

そして「魏王は出征、手柄を立てよ」と突厥行きを命じる。

朝議のあと、李承乾を呼び止めた李泰は、

「兄上の辿った道を歩んでいるだけです、どうぞ都で救済を、凱旋したら立場がなくなりますね」と得意げだ。

李泰が去ると侯君集が寄ってきた。

侯君集は「時勢に乗るのです」と李承乾に吹き込む。


その夜、長孫皇后は李泰を部屋に呼んだ。

李世民がが出陣で羽織った上掛けを贈ると「将軍の意見を聞き目立とうとせぬこと」と忠告する。

「2人で助け合ってほしい」

「兄上は変わった」

「おごってはいけない、思いやりを持って」

「争う気はありません、これは兄上が招いたこと」

李泰は怒って去ってしまった。

「皇后が上掛けを贈った」と密偵から報告された李承乾は、嘆き皇后に会いに行かない。


農民が畑を耕していると大量の亀甲が出てくる。

そこには「上の者の不幸で、凶事がまん延す」と書かれていた。

そこへイナゴの大軍が押し寄せてくる。

全ては侯君集による策略だ。


朝堂。

イナゴによる被害で民に動揺が広がり、被災民は増えるばかり。

文官は天の怒りだと判断し「親不孝者の反逆者、公主を処刑すれば怒りは収まる」と言い出した。

皇帝に意見を聞かれた李承乾は「優先すべきは天下の安定」と発言してしまう。

安瀾を犠牲にすることが出来ない李世民は「これは朕の罪なり」と罪己の詔を出し、祭天を行うことにした。


公輸木は黄鼠を使って大理寺まで抜け穴を掘るつもりらしい。


亀甲が出たせいで噂が広まり、安瀾が自害を迫られるかもしれないと聞いた雲不器は皇帝のもとへ乗り込む。

そして「蝗害を終わらせる、収束出来たら大赦を」と申し出た。

皇帝は了承する。


李承乾は連日、被災民に施しをしている。

程処黙・長孫沖・李承乾を集めた雲不器は「イナゴは最高のごちそう、イナゴが大量にほしい」と言い出した。

大量に集めたイナゴを使って、町中で試食会を開く雲不器。

孫思邈に試食させ「これは最高の健康食品」と宣伝させる。

李承乾までが口にしたため、民はこぞってイナゴを食べた。


祭天の日。

大臣たちにもイナゴが振る舞われる。

大絶賛だが、侯君集だけは食べない。

策略がうまくいき、雲不器には「褒美として侯爵に封じ、朝堂への出入りを許す」と詔が届く。

感想:イナゴ

食べたことあります?わたしないです。

外はサクッ!はいいとしても、中はトロッ…って聞くとゾワワワっと来ちゃうぜ、現代人だからよ。ビジュアルが無理だよ。

いやでも、エビとか蟹とかもよく見るとめっちゃキモいし…タコだって…なまこだって…慣れなのかも知れない。

人は己の知らないことを偏見と捉えがち。

さてさて、なんかあんまり話が進みませんでした。

組木はどうやって開けるんだろうか。

とにかく雲不器に相談すればやばい問題は全部解決するんだから、もうさっさと宰相にでもしときなさいよと思うわけですが。そのへんどうなんですかね。

安瀾は逃げ出した後だとしたら、これどうなっちゃうの。

第23話

あらすじ

雲老婦人は孫が待ち遠しい様子。

雲不器と盧辛月を呼び、秘薬を渡して急かすが「2人で相談するから」と逃げられる。


墓泥棒の黄鼠は大理寺の下まで穴を掘り進めていた。

その夜、玲瓏は見張りを薬で眠らせ油をまいて脱出の準備をしている。

だがそこへ、侯君集と陳彪の差し向けた刺客がやってきて玲瓏は連れて行かれてしまいそうに。

玲瓏は火を放ち、安瀾に逃げるよう言った。

だが、安瀾は玲瓏を助けに戻ろうとし刺客に見つかる。

公輸木は倒れてきた柱から安瀾を守ろうとするが…

大理寺は火に包まれる。


火事の知らせを受けた李世民は、雨の中、靴も履かず走り出す。

その頃、安瀾を助けることが出来ず焼け落ちた大理寺の前で唖然としていた雲不器は、運ばれていく焼死体がダイヤのかんざしを握っているのを見つけた。

雲不器はその遺体が安瀾だと思い、泣き崩れる。


皇宮。

李世民も濡れた体のまま、意気消沈していた。

長孫皇后は「お体を大切にし、徹底的に調べるのです」と励ます。


李承乾は雲不器を屋敷に送り届け、盧辛月に任せた。

雲不器は盧辛月を見て「君のせいで安瀾は俺と別れ事件を起こした、雲家に入れば死なずに済んだのに!!!!」と掴みかかり激怒。

「ごめんなさい、私に恨みをぶつけて」

盧辛月はそれでも雲不器を気遣う。


侯君集も安瀾が死んだと判断する。

だが火事はあまりに都合がいい。

陳彪に調査を命じる。


屋敷を抜け出した雲不器は、安瀾と行ったことのある街の屋台で一日中座り込んでいた。

「この先どこにいても、二人の思い出を忘れないで」

安瀾の言葉を思い出すが、そこに彼女はいない。

そこへ盧辛月がやってきた、平凡に自由に安瀾と暮らす夢を語る。


雲不器は皇帝のもとへ。

悲しみの中で皇帝を批判する雲不器。

だが冷静になり2人は「何者かが安瀾を利用して反目を狙った、そして邪魔になり殺した」と判断する。

皇帝は、無舌と雲不器に内密に調査を命じた。


長孫皇后は「本来葬儀には参加できないが、見送るにふさわしい」と雲不器が葬儀に参加することを許す。

大理寺での審議中に死亡したため盛大な葬儀は行えない。明日、長寧観で葬儀が行われる。


皇帝と皇后が話しているところへ太上皇が乗り込んできた。

そして「葬儀が粗末だ」と怒り狂う。

「罪名はなんだ証拠は!?それでも父親か!すべてを安瀾のせいにした、お前のしたことは私と天が知っている。」

太上皇の怒りように平伏する2人だが、皇帝は、

「私は父上の子、子をしつける資格がないのは父上に似たからです」

と言い返してしまった。

太上皇は血を吐いて卒倒する。

感想:孫はまだか

なんで結婚したら子供子供って言われるんだろうね、子供なんていてもいなくても当人たちがそれでいいならいいじゃん。ましてや今どき、お家存続なんて話でもないし、人間なんていなくなっても誰も困らないし。

さてさて、絶対死んでないけどシリアス展開で、どういう感情で見ればいいのよ!もっと隠しなさいよ!と文句をたれておりました。

この絶対ヒロインは死なないのに、死んだことにしといて尺稼ごう脚本はいい加減やめてくれないか。

今回の名場面は、盧辛月に掴みかかる雲不器だな。

盧辛月ちゃんが一番好きかも知れない。

第24話

あらすじ

雲不器は思い出の品をすべて箱にいれて葬儀に向かう。

「欽天監が祟りがあるかも知れないからと…」部屋には法師が配置されていた。

その待遇を見て雲不器は怒りだす。

気持ちを汲んだ李承乾は人払いをして葬儀を雲不器に任せた。


太上皇は予断を許さない状態だ。

李世民は向き合おうと話をするが、太上皇は「今回のことに関してはお前の責任、満足に見張りも置かず火事を出し、代々の大理寺も消失した」と責める。

全ては己の責任だと受け入れ、李世民は部屋を出た。


皇帝と皇后はこの苦境を乗り切るため、太子妃を迎え慶事で太上皇を喜ばせようと考える。

長孫皇后は「太子妃を迎える時が来た」と李承乾に話した。

だが、相手は希望した侯小妹ではない。

「侯小妹を側妃にすることもできる。私達の判断を信じなさい。」

李泰の件で皇后に不信感を抱いている李承乾は「李泰でも同じ判断をしたか」と口を滑らせた。

「贔屓をしたことはない!この天下で私だけはあなたを傷つけない」皇后ははっきりと告げる。


安瀾の遺体が安置されている長寧観で幽霊騒ぎが起こる。

兵士によれば「物音がして公主様の幽霊が…」ということらしいが?

雲不器は1人で部屋に入り棺を開けて目を見開いた。

「嘘だろ」


翌朝、雲不器は法師を招いてお祓いを行う。

法師は「侯爵が借りを返せば悪霊は去る」と言った。

盧辛月は「公主の霊が取り憑いているとは本当ですか」と心配して雲不器に聞く。

雲不器は「法師を呼んで芝居をさせたのは俺だ」となにか企んでいる様子だ。

その夜、長寧観に置かれていた魯班鎖が何者かによって解かれていた。


長孫皇后の手伝いで蘇婉は宮中に呼ばれている。

彼女は都でも名の通った才女で、皇后は「あなたが帰ってしまうと、私は何も出来ないわ」と褒めた。

そこへ李承乾と申国公がやってきて、皇后は蘇婉を紹介する。


婚姻の招待状が届き、蘇婉が太子妃になると知った侯君集は激怒。

だが、侯小妹には黙っている。

盧辛月もその招待状を受け取り、涙を流していた。

雲不器も李承乾に憤る。


酒を煽っている李承乾のもとへ雲不器がやってきた。

「最悪な結末だ」

「辛月を自由にしよう、離縁してどこかへ」

雲不器の提案に李承乾は「話し合って決めたい」と待ち合わせの約束をした。


屋根に登って夜空を眺める盧辛月。

そこへ雲不器もやってきた。

「結ばれないことはとっくにわかっていたわ、私の執着は自分を傷つけ、承乾も傷つけた」

「金をもたせて遠いところへ送ろう、そこで悲田坊を建てて教育に励むもよし、優しい人を見つけて仲良く暮らすのもいいだろう」

雲不器の提案に盧辛月は感謝する。

そして最後に「金水門で待つ」という李承乾の伝言を伝えた。

雲不器は「手を切ったほうがいい。幸せになってほしい、君には幸せの道がある」と忠告する。


深夜、雲家。

床下から出てきた黄鼠は、お宝に仕掛けられた罠に触って気絶してしまった。

雲不器は黄鼠を縛り上げて問い詰める。

「ただのこそ泥です!」

黄鼠が中々口を割らないので、雲不器は手首を切ったと見せかけ水の滴る音を聞かせ血の抜けていく恐怖を味あわせることに。

「白状します!」

黄鼠は全て話してしまったようだ。


盧辛月は金水門で半日も李承乾を待っている。

そこへ李承乾がやってきた。


雲不器は廃れた寺を見つけ入っていく。

寺にあった仏像の眼球を触ると、隠し扉が開いた。

だが、背後から公輸木に殴られ気絶してしまう。

目覚めると見知らぬ部屋で、側には公輸木が。

脅されるが、すでに黄鼠から全てを聞いていた雲不器は、

「安瀾出てこい!」と叫んだ。

感想:李世民の危惧はもっとも

ちょっと優しくされたらすぐほだされてるようじゃ、皇帝は務まらない。

父が言うことも弟くんが言うことももっともだなあと思った回でした。

待ち合わせを自分で指定しておいて遅れてくるし。もうこうなると盧辛月はあいつのどこがいいんだ、優しいところか?そうか…

弟くんに死亡フラグ立ってる気がして、気になってwiki見てきたら大変なネタバレを見てしまった。

李承乾には美男子の愛人がいて、李世民が世継ぎの相手にふさわしくない!ってガチおこして殺しちゃったとか…

李承乾くん!?

次回、25・26・27はここから!

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