【完結】扶揺(フーヤオ)|1話から最終回までのあらすじまとめ【全話・一気読み】

この記事では、個人的な整理がてら「扶揺(フーヤオ)伝説の皇后」について全話のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめています。

一気読みできるように細かい部分は省いているので、「時間がないから大体のストーリーだけ知りたい」ニーズを満たしていると思います。たぶん。

各話の感想とまとめはこの記事から

https://monosirii.com/wp-content/uploads/2018/09/animal_usagi-min.pngみるこ

扶揺はお話の舞台が何度も変わります!なのでそれぞれ「〜編」と題してまとめいていきまーす。

とりあえず扶揺の相関図

楽天さんから借りてきました。楽天の華流TV良いです。

(せいしん、が、さいしんになってるのはミスなのか)

ちょっとだけ事前知識

  • 五州大陸には太淵たいえん国・天煞てんさつ国・璇璣せんき国という国がある。
  • 3国は天権てんけん国に統領されている。
  • 千年ほど前に、帝非天ていひてんが戦乱を起こすが倒される。しかし、帝非天の血が五色石となり再び反乱を起こすため復活しようとしている。
  • 復活のために必要な「五色石を持った少女」が五州のどこかにいる。
  • 玄霊真葉げんれいしんようを持つ者は、その少女を探し殺さなくてはならない。

物語の始まり、玄元編(1話〜8話)

扶揺フーヤオは太淵国にある玄元げんげん派の奴婢ぬひである。周じいに拾われ孤児として育ったが、自分の置かれた境遇に不満を抱きルール違反を繰り返す。

燕驚塵えんきょうじんは玄元派の掌門(組織のトップ:燕烈)の息子。扶揺とは幼馴染で想い合っている。

裴瑗はいえんは太淵国の群主で身分を隠し玄元派で修行をしている。燕驚塵のことが好きなので扶揺を目の敵にするやばい女。

玄元派では8年に1度、畋闘賽てんとうさいという武術大会が行われる。裴瑗の陰謀で、扶揺は生死を分かつその大会に参加しなくてはならなくなる。


太淵国では国公 斉震せいしんが謀反を起こし世子(世継ぎの王子)を殺していた。だが太淵には軒轅けんえん一族しか使えない水を操る「御水ぎょすいの術」というものがあり、それが途絶えると太淵国に水が押し寄せるという。

そのため斉震は国王を生かしたまま、軒轅一族の生き残りである軒轅旻けんえんびんを探しながら玄元に客人として入った。

本物の軒轅旻を偶然助けていた扶揺は、玄元にやってきた軒轅旻が偽物だと気づく。

偽軒轅旻は斉震を騙すため、バカで女好きな男を演じる。

左が燕驚塵で、右が軒轅旻(偽)どっちも好きじゃないw


燕驚塵が権力者の娘である裴瑗と野心のために結婚するという。扶揺はショックを受け別れを告げる。

裴瑗は叔父である斉震の計らいで結婚が決まったものの、扶揺が気に食わないので畋闘賽てんとうさいで扶揺を殺そうとする。

偽 軒轅旻はおバカな芝居を続けるが、扶揺と接するうちに彼女のことが気になっている様子。

畋闘賽が始まり、さっそく窮地に陥る扶揺だったが、偽 軒轅旻に助けられてなんとか第3回戦まで進む。

その途中、周じいからもらった火かき棒が鍵の役割をして、封印されてたい破九霄はきゅうしょう(玄元派が失った秘伝の奥義みたいな…)を習得する。

その間にも、盗みで疑われたり燕驚塵がクズだったり大変な目に合う。

最終決戦まで勝ち残った扶揺は燕驚塵と戦い勝つ。

だが破九霄を盗んだと燕烈えんれつに決めつけられ投獄された。

周じいが死に、色々と非道なことをされてきた扶揺は裴瑗はいえんに復讐をする。

裴瑗は扶揺に倒されたあと、侍女に顔をメタメタにされて扶揺を恨む。半狂乱だけどちょっと可哀想な感じになった彼女を燕驚塵えんきょうじんは結局めとる。

斉震せいしん御水ぎょすいの術を手に入れるために動いており、偽 軒轅旻(天権てんけん国皇太子)は斉震に捕まる前に扶揺と山を降りることに。

太淵国編(9話〜30話)

偽軒轅旻と別れ、扶揺の封印を解くための旅が始まった。

道中、扶揺を利用しようとする影 非煙ひえんが現れる。だが天煞てんさつの烈王 戦北野せんほくやに助けられ扶揺は昆京こんきょうを目指す。

一行が野営をした晩、戦北野の持つ天煞の秘宝 摂坤鈴せつこんれい小七しょうしちが消える。

扶揺は盗みを疑われるが、小七を探すために戦北野と昆京へ向かった。

戦北野せんほくや昆京こんきょうにたどり着いた扶揺は邛葉族の雅蘭珠がらんじゅと出会う。昆京では小七の手がかりを掴んだ。

戦北野は天煞てんさつ国王 戦南城せんなんじょうに命を狙われている。斉震せいしんも協力者らしい。

玄元で出会った医聖 宗越そうえつも昆京にやってくる。彼は素性を隠していたが、実はかつての太淵国 文懿ぶんい世子 軒轅林けんえんりんの息子だった。

昆京で裴瑗はいえんに見つかった扶揺は闘奴とうど場に連れて行かれる。そこで騒動が起きて、扶揺はまた偽軒轅旻に助けられる。

摂坤鈴のことを探るため、雅蘭珠の換顔かんがん術を使って遠縁の娘 宇文紫として国公府に入り込んだ扶揺は鈴を見つける。だが皇太子に止められ待つことに。

宗越そうえつが治療したはずの太淵たいえん国王が崩御ほうぎょ斉震せいしんは御水の力を得て王座を手に入れようとする。

だが偽 軒轅旻けんえんびんが現れて、御水も出来ず計画は失敗。


一方扶揺は小七しょうしちの居場所を見つけるものの、裴瑗はいえんに先を越されてしまう。

祝賀の宴に小七を連れだし、扶揺をおびき出した裴瑗は罠を張って捕まえようとする。だが失敗に。

衰弱した小七を救出し、摂坤鈴との絆も解いて元気になる。

小七が助かったので扶揺はもう宇文紫のふりをする必要はないのだが、偽軒轅旻に気に入られ、それを利用しようとする斉震により入宮させられそうに。

国公府で火事を起こして逃げ出そうとした扶揺だが、宗越に助けられ流れで王宮へ。そこで扶揺に施された封印が現れ、偽軒轅旻は彼女の正体を知る。

扶揺は五色石を持つ少女で、無極が探し出し殺さなければならないものだった。


偽軒轅旻に入宮してくれば秘密を話すと言われた扶揺は、宇文紫として宮女になることに。

淑夫人として後宮に入った扶揺。他の妃嬪たちも権力者の娘で、笑顔の裏に陰謀がある様子。

宗越の口から「文懿世子の息子」という己の出自を知った雲痕は葛藤する。斉震の娘 斉韻も帰ってきて彼の苦悩は増すばかり。

宗越は不治の病だった斉韻が生きている事を不審に思って、太淵国の秘宝・竜鱗甲をまとっているのでは?と疑う。


雅蘭珠の施した変顔は鏡に映ると見破られる。そこで、鏡に映ることを事前に阻止しようと萃梁殿に忍び込んだ扶揺は仙是美に捕らえられてしまった。

萃梁殿で扶揺を捕らえたのは天権国 徳王妃 軒轅暁だった。天権国に嫁いだけれどなにか不幸な出来事があって逃げ帰った様子。

偽軒轅旻は扶揺を守るため負傷する。護衛の江楓は、扶揺を近くに置く危険を指摘した。

偽軒轅旻は扶揺を遠ざけ追い出そうとするが、結局戻ってしまう。

宴の席で唐芷蓉は高普若に毒を盛る。だが侍女の証言で宇文紫(扶揺)のせいにされる。

鏡に過去の姿を映して犯人探しをすることになったが、鏡に映ると本性がバレてしまう。

偽軒轅旻の助けで事なきを得るが、一瞬鏡に映った時、裴瑗と斉震に見られてしまった。

裴瑗は扶揺をさらい殺そうとするが、燕驚塵が彼女を守る。裴瑗は侍女 阿烈に刺され、裴瑗も阿烈を刺し、燕驚塵は裂魂散を飲んで死んでしまった。


扶揺は軒轅暁に娘だと勘違いされ、精神が不安定な彼女のために娘を演じる。

偽軒轅旻は斉震を罠にはめるため動き出す。

宗越と雲痕は協力して将軍 唐伯年を騙し、斉震の指示だとして兵を率いて昆京へ向かうよう言う。これにより斉震は唐伯年に裏切られたと思いこむ。唐伯年は偽軒轅旻に捕らえられた。

次の一手を考え始めた斉震は、天権国の長孫平戎と手を組むことに。


協力者を得て、斉震はついに謀反を起こす。

斉韻は野望のために唐芷蓉を暗殺し、扶揺を王妃役として指名した。そして大婚の儀当日。謀反を起こした斉震に立ち向う扶揺と偽軒轅旻。

二人は見事斉震を打ち負かす。城外に逃げた斉震は宗越と雲痕に捕らえられ処刑されそうになるが、雲痕がためらい生き延びることになる。

偽軒轅旻は扶揺の封印を一つ解き開放した。

仏蓮聖女と天権国編(31話〜34話)

小七と再会した扶揺は新たな旅を始める。

その道中、疫病に苦しむ民を助ける璇璣国 第2王女 仏蓮聖女に出会った。

しかし、仏蓮聖女が疫病に倒れてしまったため、扶揺は彼女の頼みを聞き入れ身分を偽り代わりに天権へ。


天権に到着した扶揺は、宗越のいたずらで長孫無極と再会し反発しながらも気持ちを確かめ合う。

その頃、天権には五州の異変について議論するため各国の使者が集められていた。

穹蒼(天界みたいな)に各国の地図符を献上し、異変を食い止めようというのだ。

扶揺も仏蓮聖女のふりをして献上するが、地図符は偽物で、本物を持った仏蓮聖女が現れる。

1人だけ皇帝に呼び出された扶揺は、愛した男が天権国 皇太子 長孫無極だったと知らされた。

お咎め無しで皇帝に解放された扶揺だったが、平戎に捕まり、ガチ切れした無極が助ける。

南戎の町 姚城へ(35話〜40話)

平戎の術で毒に侵された扶揺を救うため、宗越と小七と無極は南戎へ向かう。

無極は一度天権に戻り、仏蓮聖女を捕らえて婚姻を破棄。

仏蓮聖女は自分が病にかからないのをいいことに疫病を撒き、聖女として手を差し伸べることで名を挙げている女だった。

扶揺は回復し、平戎と結託した賊 黒戎寨を抑えるため姚城の特使になる。


扶揺は苦しんでいる民を黒戎寨から守るため、無極は平戎の悪行を暴くため姚城で立ち回る。

だがそこに、「皇帝危篤」の知らせが届き、無極は平戎の罠が仕掛けられているのを知りながら危険な砂漠を通り天権へ向かう。

残された扶揺は、兵糧攻めを受けながら果敢に戦う。

だが、赤鬼を倒し戻ってきた扶揺を姚城の民は裏切り者だと言い城内に入れなかった。

黒戎寨の残党に追い詰められ満身創痍の扶揺は、突然現れた戦北野に助けられる。

昏睡状態の扶揺は夢の中で非煙に取引を持ちかけられる。だがそれを断り、意識を取り戻した。

天権国 皇太子が死んだと急報が入る。砂漠に向かった無極は石化病になり死んでしまったというのだ。

戦北野の故郷 天煞へ(41話〜52話)

扶揺は平戎を討つ事を決める。

そんなとき、今度は戦北野が天煞国王 戦南城の罠にはめられ、母 静太妃を殺されそうになる。

一行は天煞を目指し死の森を抜けることになるが、様々な苦難が待ち構えていた。

扶揺は森の中で意識を失うが、目覚めると天煞にいて目の前には本物の無極が。


扶揺は無極と再会した。

だが今度は戦北野が森で扶揺をかばったことにより重症を負う。助けるには摂坤鈴が必要で、雅蘭珠も奮闘するが平戎の罠にハマり手に入れることができない。

そこで無極と扶揺は天門墟に入り、平戎を懲らしめ、扶揺の解毒薬と摂坤鈴を手に入れた。無極は復活を五州に告げる。


雅蘭珠は秘術で己の両目を犠牲にして戦北野を助ける。心配させないため失踪した雅蘭珠は太妍に捕らえられ幻生殿に。戦北野と無極は助けに向かう。

雅蘭珠を傷つけてしまったこともあり、戦北野は戦南城と戦うことを決意する。

その兵力として夯蛟隠軍と呼ばれる、分裂した黒風騎を手に入れるため戦北野は雅蘭珠とともに葛雅砂漠へ向かう。だが途中の村で兵士に正体がバレて追い詰められ、雅蘭珠が怪我をした。


天煞に残った扶揺たちは、無極の提案で戦北恒を利用し戦南城の懐に入る計画を建てる。

扶揺は江楓のふりをして都統になり、戦南城の信頼を得て大将軍まで上り詰めた。

だが、扶揺の顔を知っていた戦北恒は平戎と通じて正体を見抜く。だが戦北恒も無極の策にはまっている。


斉韻と再会した宗越もまた苦しんでいた。

斉震に会いに出かけた宗越だが、非煙と契約した斉震に捕らえられる。

斉韻が宗越をかばって死ぬ。そして誰も知らぬ間に斉韻が宗越に竜鱗甲を着せていた事実は、斉震を絶望させるには十分だった。斉震は無駄なことをしてきたと自害する。

宗越は牧霊果によって息を吹き返した斉韻を連れて、彼女の体から毒を抜くための旅に出た。


扶揺と無極は、戦南城と戦北恒を仲違いさせることに成功。戦北恒は処刑された。あとは王宮内部を掌握し、戦北野の帰りを待つだけである。

戦北野は命をかけて夯蛟隠軍と誓約をかわす。猛烈な勢いで天煞に進軍し、無極とも協力して戦南城を追い詰める。

戦北野は天煞国王に即位した。そして扶揺を瀚王とし、長瀚山を領地として与えた。

雅蘭珠は戦北野の師匠 雷動にさらわれるが、実は二人の仲を取り持とうとする雷動のはからいで、戦北野と雅蘭珠は結ばれ、ついでに目も治してもらう。

璇璣国編(53話〜58話)

そんな時、璇璣国から謎の書状が届く。無極と扶揺と小七は天煞に別れを告げて璇璣国に向かう。

璇璣の要である溶岩滝が枯れそうになっており、このままでは貨幣を鋳造できなくなる。璇璣は溶岩滝についての口封じをするため鋳造工を捕らえて回っていた。


無極と扶揺は、皇太子と医聖 宗越として女王に謁見する。二人は王宮で幼い日のことを思い出していた。

唐易中の協力も得て宮中で謎を探っていくが、仏蓮聖女に陥れられる。

現女王とその娘たちが継承者の証である鳳凰霊性を持たず、溶岩が枯渇しそうなことも毒をもられたことも全て女王の自作自演だと知ってしまった鳳浄執は殺される。

そして結託した仏連と女王によって犯人に仕立て上げられた扶揺。


実は扶揺は璇璣の正当な継承者 鳳琦の娘で鳳凰霊性を宿していた。それを知った女王は扶揺を始末しようとするが、祭壇の上で封印が解けすべての事実が明るみになる。

過去を思い出し鳳凰霊性を示した扶揺は、母を殺した鳳璇と決着をつけ璇璣女王になる。

仏連は逃げたまま行方知れずになる。仏連に関係したものも処罰されるのだが、扶揺は肉削ぎの刑を廃止させ残酷な刑罰はしないと誓った。

扶揺は君主制であった璇璣に、閣僚と庁を設け独裁政治を廃止した。

天権国・決着編(59話〜63話)

無極は扶揺を殺すよう天機上師に迫られ苦しんでいた。愛する扶揺に手を下すことは考えておらず、天機上師の罰に内力が衰えていく。


そんな時、天権で徳王が謀反を起こした。無極と扶揺は急いで天権に向かうが、皇帝と皇后にはなにか秘密がある様子。

長孫平戎は護衛 徐来に裏切られ刺殺される。

すべての黒幕は皇帝だった。皇帝は捕らえた皇后と扶揺にこれまでの経緯を聞かせる。

子供の頃から利発で欲しいものは全て奪っていく徳王、それに比べ凡庸な皇帝。憎かったが皇帝には自分が選ばれた。だが先王は徳王が呪いで死なないために身代わりとして長孫迥を選んだと知る。

そして決定的な裏切りが起こる。皇后は徳王との不義の子を宿し産んだ。

皇后の代わりに扶揺が毒を飲み皇后は無極と徳王のもとに真実を伝えに行く。

徳王は実の息子だと知り争うことなく処罰されようとした、だが皇后が来たため自決する。

扶揺は死んだはずの周じいに助けられた。周じいは十聖者の1人で、放浪していたころ扶揺を拾い育ててきたのだという。

周じいは扶揺を助けるため力を与えて消えた。

無極は扶揺に慰められ、皇帝に会いに行く。皇帝は憎さと無極への愛情の間で葛藤していた。「実の息子であれば」と言い残し皇帝は死ぬ。

無極は天権皇帝に即位した。

二人の運命は…穹蒼編

平和を取り戻した天権、無極も皇帝として政務に励む。

扶揺は1人で穹蒼に行こうとしていた。

無極はそんな彼女の想いに気が付き、密かに旅立った扶揺を待ち伏せし運命をともにする決意をする。

無極と扶揺が恋仲にあると知った長青殿の長老たちは、無極に罰を受けさせ力を奪い九天の頂きに縛り付ける。

小七・雅蘭珠・戦北野・宗越は扶揺を助けに現れ、小七は敵とともに谷底へ落ちてしまった。

無極のもとにたどり着いた扶揺は、命の引き換えに無極を助けてほしいと言う。

だがそこへ非煙の邪魔が入り、非煙を殺した扶揺は最後の封印が解け妖女になってしまう。

妖女になった扶揺は少気を失い無極をめった刺しにする。だが過去の記憶が蘇り、扶揺は自らの腹を刺す。

帝非天の復活を食い止め、五州に平和が戻った。

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