扶揺全66話最終話までネタバレ全話とあらすじと感想|ヤン・ミーのPVでございます

目次

第37話 真実の行方

南戎に戻ってきた長孫無極は扶揺の気を引こうとする。だが扶揺は鉄成と一緒に鳴き砂を見に行ってしまった。無極はそれを追いかけ扶揺を奪うと、強引に口づけて玄霊真葉を使い、扶揺に心の中を見せた。

和解し洞窟で仲睦まじく時を過ごす二人。だが人の気配を感じた無極が様子を見に行くと、黒戎寨が行軍していた。こっそり様子を伺っていると、雅蘭珠が黒戎寨に襲われていたため扶揺は彼女を助ける。雅蘭珠を助ける際、手下に顔を見られた扶揺は赤鬼に敵だとバレてしまった。

扶揺の体内にある毒が暴れだし、治療するため無極が術を使ったので雅蘭珠は彼が皇太子だと知る。雅蘭珠にとって天権の皇太子は、邛葉族の紛争を唆し北王である父 雅蘭止を追放させた憎むべき人物であった。

雅蘭珠は無極に襲いかかるが扶揺が間に入り負傷した。扶揺は大切な二人に争わないでほしいと願う。

無極は雅蘭珠と話をする。雅蘭珠は邛葉族の公主で、いずれは父の跡を継ぐらしい。無極は、雅蘭珠が邛葉族を統一した時、まだ復讐をしたければ相手になると休戦協定を結ぶ。

南戎での悪行を調査されている平戎は、無極を始末するため賊を動かしていた。

姚城では祭りが行われ、扶揺は鉄成に勝負を挑まれ求婚される。そこへ長孫無極が割って入りおかしなことに。仲直りしたように見えた二人だが、扶揺はまだ不安定でわだかまりがあるようだ。

第38話 愛の誓い

扶揺は自分の体が毒に侵され死を待つしかないことを知っていた。そのために無極を遠ざけていたが、彼は絶対に死なせないと約束する。二人は寄り添いあった。

長孫無極に天権から「皇帝が危篤」という急報が届く。無極が天権に戻ることを予期していた長孫平戎は天権に繋がる道に伏兵を配しているとも書かれていた。無極は死の砂漠を通り天権に戻ることにする。

体の弱った皇帝は、この機会に臣下がどちらの息子を後継者に望んでいるか探ろうとしていた。だが蓋を開けてみれば、誰もがふさわしいのは無極だと思っている。皇帝は平戎が無極を狙っているとしりながら、手を出さないことにする。

皇帝が手助けをしないと知った翊王 長孫無極は南戎に行軍する。黒戎寨と合流し、砂漠を行く無極を追わせる兵と、姚城を攻め落とす兵を用意させた。

無極は鉄成を弟子にして、留守の間扶揺を守るように言う。無極と宗越は旅立ち、姚城は扶揺が守ることになった。

徳王 長孫迦は妓楼で女にあっている。紅瀛は皇帝 長孫迥が徳王を監視するために用意した密偵だったが、今は徳王に惚れて翊王の動きを監視していた。徳王は天下を手に入れるよりも情に苦しみ、今は何もかも失ったと話す。そして闘いが始まる前に都を離れて平穏に暮らせと紅瀛に言った。

姚城の特使が扶揺だと知った平戎は懸賞金をかける。扶揺は3千の兵で5万の兵に立ち向う気だ。

砂漠に向かった無極と宗越は、都から呼んだ兵が来ないことに焦る。二人は二手に分かれ都を目指すことに。

第39話 姚城の攻防戦

天権の空に不吉な予兆を目にした皇后は、無極を許してくれれば命を削る丹薬も喜んで飲むと命乞いをした。

姚城の扶揺は窮地に立たされていた。援軍もなく、食料も水も尽き、民は不安に怯えている。扶揺は長孫無極に渡された巾着を開けるが、そこには「逃」と一文字だけ書かれた紙が入っていた。

黒戎寨は姚城に矢文を放つ。内容は「兵糧攻めを行う、投降者は助ける」というもの。民は罠だとも知らず城門を開け外に出てしまった。

待ち構えていた弓兵に多くの民が殺される。扶揺は生き残った女の子を助け矢傷を負った。策に行き詰まった扶揺は、小七と雅蘭珠を姚城から脱出させ、天権と天煞に窮地を知らせるよう言った。

翊王 長孫平戎は無極が砂漠の奥に入ったと知ると嬉しそうだ。無極は砂漠の乾きに侵されながら追手と戦い倒れた。

小七と雅蘭珠を送り出して5日。水もなくなり追い込まれた扶揺は、「守るのをやめた」と城外に出ていく。向かったのは黒戎寨のアジト。扶揺は単身乗り込みすきを突いて赤鬼を殺し首をとった。そこへ黒衣の助けが現れ、扶揺は姚城に戻る。

姚城の民は扶揺が裏切ったと勘違いし、彼女を中に入れない。扶揺は追ってきた黒戎寨の兵士と戦う。

ほんとうにあなたは皇太子なのですか

平戎の思うツボなんですが、こうなることは視聴者でも予見できましたよ無極さん!ほんとうにあなたは天権の皇太子なのですか!?

このあと実はこんなからくりがあったんです〜って大どんでん返しが来るならそれはそれでいいけど、今のとこ「俺は皇太子なので砂漠なんかで死なないし、俺の好きな女だから行けるっしょ」という根拠のない自信しか見えませんぜ。

今回の名脇役は鉄成さんです。彼は味方がいなくなって1人になっても扶揺のことを信じて血を流してる。祭りの日に無極に求婚した女はなんで名前があるのかと思ったら、ここでわざわざ使うためだったのね。「あんな女死ねばいいのよ〜!」言うてましたわ。こわいこわい。

姚城編に入ってから全く話が進まなくて、わざわざこの土地に来たのは扶揺との信頼を回復するためだったのか?と思ったり、ちょっと話が行き詰まり気味。

鳴り物入りで出てきた仏蓮ちゃんも今後出てくるんだか来ないんだかわかんないし、ちょっと見どころを見失いがちです。

第40話 開かない城門

扶揺を守っていた黒衣たちは無残に殺された。扶揺は死を覚悟し剣を首に当てる。だがそこへ戦北野がやってきて彼女を救い出した。

砂漠で行き倒れていた長孫無極。無極を探すよう扶揺に言われた元宝は彼のもとにたどり着き、力を分けて目覚めさせる。無極は目覚めるとすぐに扶揺のことを心配し、助けに戻るよう元宝を向かわせた。

戦北野の兵営で目を覚ました扶揺。扶揺は眠っている間に、無極が砂漠で苦しんでいる夢を見ていた。そのことを戦北野に話す。無極の心配と、平戎の毒、さらに姚城の民に裏切られた心の傷により扶揺は深く傷つき、危篤状態に。

戦北野は扶揺を助けるため摂坤鈴を使い、扶揺の夢の中に侵入した。これにより絆が生まれた二人は生死をともにすることになる。

翊王 長孫平戎のもとに無極の訃報が届く。徳王 長孫迦がいたので嘆くふりをするが内心ほくそ笑んでいる。徳王が去ると、平戎は次に始末するのは徳王だと話した。

扶揺と戦北野は夢の砂漠をさまよい歩いている。そして、太淵を去ってからの経緯を話し始めた。

戦南城の動きを察知した戦北野は、紀羽に命じて他の部隊と連絡を取らせようとした。だが戦南城により阻まれ、紀羽は戦北野の母の密書を持って葛雅に逃げた。葛雅は戦北野の母の故郷であり、戦北野の今は亡き祖父の軍が駐屯している場所だ。

そこで紀羽は氷原部族の黒風騎に助けられる。だが彼らは祭祀のために生贄がほしいだけだった。戦北野も合流し追い詰められたところで地面が割れ毒蜂が飛び出した。地下に落ちた戦北野は、かつて祖父の持っていた蒼竜在野剣を抜いた。それにより氷原部族に認められ、黒風騎が従うようになった。

戦北野は祖父の遺志をつぎ、黒風騎を従え、かつての葛雅軍が抑え込んだ夯蛟隠軍を鎮圧すると言う。

扶揺が戦北野からこの話を聞いている時、雅蘭珠、宗越も合流し、小七とともに紀羽から同じ話を聞く。

第41話 生と死の間

扶揺の夢の中に幻生殿の殿主 非煙が現れる。彼女は帝非天の復活を目論む人物だ。そのため扶揺を利用しようと、「忠誠心」を渡せば助けると取引を持ちかける。だが扶揺は、そんな生き方は絶対にしないと突っぱねた。非煙は面白いので助けてやる、と消える。

扶揺と戦北野は夢の中から戻ってくる。その後行動を起こせずにいた扶揺だが、戦北野に言われ姚城へ。民は膝をついて詫びる。扶揺は官印と町を鉄成に託した。

翊王 長孫平戎は葛雅砂漠を捜索し皇太子の遺体を見つけたと報告する。だが遺体は石化病に侵され伝染る危険があるので、葛雅で火葬にすると皇帝に指示を仰いだ。皇帝は信じられないようだが、この機会に翊王と徳王を争わせると言い出す。そして太監に命じて無極の遺体を確かめさせる。

宗越のもとに、皇太子が死にすでに納棺されたという密書が届く。筆跡も護衛のもので宗越は信じたくないと言うが、崩れ落ちる。それを聞いてしまった扶揺は真相を確かめるため飛び出していく。

扶揺とその後を追った戦北野は無極の葬儀に潜り込む。皇帝が遣わした太監の指示で棺が開けられ、その中には石化した無極がいた。生きる気力を失う扶揺を戦北野は元気づける。

徳王は皇后が飲まされている丹薬の調合を調べ、それが長期間服用すると死に至るものだと知る。皇后は争わせないために黙っていた、というが無極はもういない。徳王は謀反を起こす決意をした。

第42話 死の森

翊王 長孫平戎は天煞国王 戦南城とも通じていた。平戎を討ち仇を取ろうと忍び込んだ扶揺と戦北野は天煞の兵士に囲まれてしまう。戦北野と扶揺は煙幕を焚いて逃げ、小七たちと合流した。

天煞国王 戦南城は天権皇帝に言われ戦北野の無実を五州に告げる。だが黒風騎を得たことも情報が入っており、私兵を持てば斬首の法律があると笑う。

またもや戦南城の罠にはめられた戦北野は、私兵を持ったと謀反を疑われ、天煞にいる関係者の処刑が始まり、母静太妃は幽閉されてしまった。15日以内に戻らなければ先王に殉死させるという。

戦北野は祖父に天煞の地形を教え込まれた。そしてモグラ族である小七は、天煞に向かう森の中で修行をしたことがある。一行は森を通る危険なルートで天煞を目指すことになった。

途中、天煞の兵士が待ち伏せしており戦北野は雅蘭珠を助けるため摂坤鈴を崖下に落としてしまう。雅蘭珠は怪我をしたため鉄成とともに帰された。

今度は戦北野が底なし沼にはまってしまう。人喰いありが押し寄せる中、紀羽将軍は戦北野を助けるため左腕を切り落とした。

そして追い込まれる中、扶揺は無極の幻覚を見る。他社を助けようと言わない無極を見て偽物だと見破るが、助けに入った戦北野は黒い煙に襲われ倒れる。

森で意識を失ったはずの扶揺。目覚めると布団に寝かされ、目の前には無極がいる。本物だった。彼は生き延び天煞にいた。

徳王は皇后 元清旖を連れて逃げようとするが、拒まれる。今逃げれば二人との殺されるという皇后の判断だ。皇后は徳王が皇宮に乗り込み帝位を得ることを夢見て逃がす。そこへ皇帝が現れ楽しそうに笑う。

任務:危険な森を抜けろ

なんとかサイヤ剣とか、人喰い蟻とか、底なし沼とか…な!

これはなんのRPGを見せられてるんだ?というお気持ちになりました。さっさと天煞に行きなさいよ!

扶揺はちょっと脳を宗越に見てもらったほうがいいと思う。なんぼなんでも幻覚を見すぎだと思います。白昼夢のときもありがち幻覚の時もあり。最後に出てきたのは本当に本物ですか???

森に入る前には、祖父からみっちり仕込まれた地形!とモグラ族が勝手知ったる土地!という完璧装備だったはずなのに。誰もなんの役にもたってないんですけど、ほんとにいったい何だったんですか…?

モグラ族っていうのは最初からの設定なのかもしれないけど、武術は出来ないはずの小七がバリバリ戦ってて笑っちまったよ。そっちで決めた設定ぐらい忠実に守ってください!

あとねそれからね、天煞の兵士と徐来くんが扶揺と戦北野を囲んで「かんたんには逃げられないぞ!」って言ったのに、次の瞬間戦北野が煙幕ドロン!して即逃げっていう。これはなに?コントなのかな???

扶揺は仇をとってやると言う割に、死んだことは信じていないとかブレブレのブレですし。宗越先生のほうがよっぽど無極ラブじゃないですかね?姫属性強いのは戦北野だけど。

徳王が元清旖に執着するのは、無極が彼らの子供だから?と思っていたけど、よく考えてみたら軒轅暁が見てしまったものと合わなくなっちゃうよね。

元清旖が「なんであの女の子供が皇太子」って言ってたとしたら、無極は彼女の子供じゃない。でもあれが翊王のおかんなら問題ないけど。

頭脳戦がまったくないのがつまらない要因かなあ。今も罠が「罠ですよ!」って言ってる所を頑張って天煞目指して言ってるわけですから…続き!

第43話 命の灯火

扶揺と長孫無極は抱き合い再会を噛みしめる。だが戦北野は扶揺をかばって黒い煙に当たり危篤に。宗越は内力が操れなくなっており、摂坤鈴がなければ戦北野を助けられない。雲痕が王位についたので非煙は力を返せと言っているらしい。このままでは命が危ない。

翊王 長孫平戎が天煞の到着し、戦南城と戦南恒が出迎える。平戎は長瀚山で拾ったという摂坤鈴を献上し、戦南城は平戎の立太子を推挙すると約束した。だが、皇太子になるには天門墟に行くことが最も得策と考える平戎は、天門墟の奇怪な力を無にするという摂坤鈴の貸し出しを願った。

天門墟とは、無極が単身で入り五州の民に皇太子と認められた試練の場である。中は恐ろしい幻の境地で生きて帰るのさえ困難な場所らしい。平戎は五州の民を味方につければ皇太子になれると考えていた。

扶揺は無極と話をしている。自分のせいで戦北野が傷を負ったと扶揺は己をせめていた。無極は今はまだ大丈夫だと安心させる。そして扶揺が森で拾った聚坤鈴を渡した。摂坤鈴とともに天煞国が残したものだが、聚坤鈴は行方不明で幻とされていたらしい。

雅蘭珠は変装して摂坤鈴を盗みに入る、そこへ追ってきた扶揺も。二人は捕まりそうになるが、実は無極も協力しており摂坤鈴を手に入れることができた。

だが、その摂坤鈴は偽物で、天門墟の幻に立ち向うため無極の力を利用しようとする平戎の罠だった。無極はその考えを読みながらも、戦北野を助けるため扶揺とともに天門墟に向かう。

中に入った二人は突然の幻覚により離れ離れに。するとそれぞれの目の前に、己の分身が現れて…

第44話 天門墟の試練

雅蘭珠は戦北野に昔話を聞かせる。天煞の王宮に行き、母の髪を洗う戦北野の優しさに惚れた。そして雅蘭珠は邛葉族の秘術を使い戦北野を助ける。雅蘭珠は視力を失ってしまった。

扶揺と無極は己の分身に打ち勝つ。そこへ長孫平戎が入ってきて無極と戦うが、扶揺の助太刀で異次元のような場所に引きずり込まれそうになる。二人は解毒薬と引き換えに平戎を助けた。扶揺は仕返しとしてただの泥団子を飲ませ「体中の穴から血を吹いて死ぬ」と脅す。

天門墟の出口で待っていた戦南城と戦北恒、さらに皇帝が遣わした総監は皇太子が生きて戻ったことに驚く。平戎の存在は無極の復活にかき消されてしまった。

宗越は平戎の血を抜き、それが扶揺の解毒になることを確認した。平戎も扶揺に飲まされた薬の解毒を求め、宗越は半分だけだ、残りはまた…と去った。平戎はただの泥団子だと知らず、口裏を合わせた宗越に下剤を飲まされ苦しむ。

戦北野が目覚め、扶揺は雅蘭珠を呼びに行こうとするが、小七が寝ているという。不思議に思う扶揺。

解毒が完了した扶揺だが、宗越は彼女の脈を見て驚く。そして無極にその事を尋ねると、天門墟で図らずも封印が解けてしまった。それにより脈は落ち着くが力は強大になっていく。宗越は扶揺が只者ではないと気づいている。

皇帝は無極が生きていたと報告を受ける。そしてそれを皇后に教えた。

第45話 幻生殿の人質

長孫平戎がいつまでたっても摂坤鈴を返さないので、戦南城は侮られていると憤る。そこへ平戎は帰国し、摂坤鈴は無極が持ち去ったと書簡が。戦南城は怒り、戦北恒を無極の居住地へ向かわせる。

その頃、扶揺と無極は「帰ります、探さないで」と書かれた雅蘭珠の置き手紙を見つける。だがそこへ戦北恒が屋敷の捜索に。扶揺たちは摂坤鈴と聚坤鈴を使って姿を消し危機を逃れる。雅蘭珠失踪は戦北野には隠し、内密に探すことに。

無極に偽物の摂坤鈴を渡された戦南城は激怒する。戦北野と無極が協力することは明白であり、始末するために、まずは戦北野に忠実な者たちを処刑し始めた。

戦北野は片腕を失った紀羽の回復を喜んでいる。そして眠っている時扶揺が語りかけてくれたと戦北野が話すのを見て、小七はたまらず、助けたのは雅蘭珠で視力を失いいなくなったと話してしまう。

戦北野の気持ちを汲んで無極は共に雅蘭珠を探しに行く。扶揺が町で受け取った密書に書かれていた場所に行くと、雅蘭珠が幻生殿にいることがわかる。幻生殿には太妍(軒轅暉のふりをした女性)がおり、無極は彼女と戦い、戦北野は雅蘭珠を取り戻した。

太妍は「扶揺があなたの探しているものだ」と無極にいう。無極は五色石を持った少女を探している。扶揺であることは明らかだ。

常に尻より悪臭を放ち外出できません!

言い方よ、戦北恒よ。すごいオブラートだなと思って、皇族オブラート?

えーと、特に話は進んでません!無極が復活、雅蘭珠失明失踪、戦北野生き返る。こんなもんか?

そしてものすごくついでっぽく、扶揺の封印が一つ解けました。残り3つ、残り20話くらい?ここから戦南城を倒して、天権の家庭問題も解決していたら足りなくない?

戦北恒と戦北野の名前が似ているのはフラグなんだろうか。今回ちょっとだけそんな感じのことを戦南城が疑っていたけど、父親は一緒じゃない?らしいのでよくわかんない。腹違いってだけだろうか?

まあお母ちゃんは大事なので早く助けてあげられるといいね。ゲスいことしか考えられないのでお口チャックよ。

えーとあと、雅蘭珠ちゃんの目は絶対なんやかんやで治りそうだな。と思っているのであんまり心配してないし、紀羽の腕は仕方ないけど戦北野に解放されてめちゃくちゃ嬉しそうだったからいいんじゃない?という感じですし。

第46話 母子の再会

無極は扶揺を信じ、玄霊真葉を託した。

天煞の屋敷に戻った雅蘭珠は戦北野に話をする。戦北野について回って数年、誕生日にはいつもひどい目にあってきた。だがそれも愛のための苦しみなら幸せだ。そう話す雅蘭珠を、戦北野は「珠珠」と呼んで抱きしめた。

自身が我慢を重ねたことで雅蘭珠に害が及んでしまった、と戦北野は己を責める。戦南城と戦う決意をした彼に、無極は協力すると言った。そして扶揺も。

戦南城の誕生を祝う宴の日。無極は賓客として、戦北野と扶揺は花公公(祖父の代から仕えている太監)の手引で変装し、静太妃に会うため宮中に潜入した。母と再会した戦北野は、先王の証書が隠されたかんざしを受け取る。

無極は宴の席で、戦南城に戦北恒への不信感を植え付け時間稼ぎをする。だが戦北野の話を持ち出され、静太妃を連れて逃げることは出来なかった。

遺詔に書かれていたのは、戦北野に王位を譲るという内容だった。戦北野は、遺詔に従うが、民を苦しめるわけにはいかないと悩む。

長孫無極は黒風騎だけでは足りない兵力を補給する策を思いつき、戦北野は結界を開く穹蒼神通力を持つ黒風騎なら勝算があると話す。

第47話 都統の選抜大会

無極は葛雅砂漠の夯蛟隠軍を連れてくることを提案する。夯蛟隠軍の正体は、大戦のおりに五州を裏切り、戦後穹蒼により閉じ込められた黒風騎の者らしい。戦北野は雅蘭珠とともに砂漠に向かった。

一方、無極は扶揺に芝居をさせ戦南城の身近に潜入させることに。天煞の禁衛軍を指揮していた古凌風が死んだ(戦北野が殺した)ので、あらたな都統が必要だと考えた戦南城は選抜競技会を開く。そこに扶揺を江楓として入り込ませようというのだ。

疑い深い戦南城を信用させるため、無極と扶揺は何度も芝居をする。そして天権皇太子の隠密護衛が、医聖 宗越に嫉妬して仲違いし競技会に参加すると信じ込ませた。

第一の関門である、刺客による襲撃を切り抜けて王宮にたどり着いた扶揺たち。その中には、なぜか斉韻もいる。宗越と扶揺は勝ち抜き、宝の袋を手に入れるが、その中にはなんと静太妃が入れられていた。扶揺は都統になる。

無極は、戦南城に扶揺を信頼させ、さらに扶揺しか信頼しないよう仕向けるつもりだ。信頼を得て兵権を手に入れなければならない。

王宮に新人宦官として潜り込んだ小七は、戦南城のおつきとして連れて行かれる。

第48話 密偵の使命

宗越は町で斉韻と再会した。斉韻は復讐心のなかで生きないでほしい、償わせてほしいと涙ながらに話すが、苦しみを忘れられない宗越は受け入れられない。

戦南城は扶揺に宝物庫を見せる。そこに戦北恒がきて、国庫の金が足りず宝物を買えなかったと話す。戦南城は怒るが、扶揺の提案で気を良くし、何でもいいので金を用意しろと言った。だがそこで、戦北恒は扶揺が偽仏蓮聖女だと気づいてしまう。

戦北恒は長孫平戎に書状を出す。

戦北野は雅蘭珠を気遣い、途中の村で一泊することに。その夜、王位を争えば民を苦しみに巻き込むことになると苦悩する戦北野の話を雅蘭珠は優しく受け止める。

そこへ、貴重な木の産地であるという村の土地を没収しようと戦南城の差し向けた兵士がやってくる。村に火をつけ穀物を焼き、村人を殺し始めた非道な行いを見て戦北野は黙っていられず飛び出してしまった。

村人を守ったものの、正体がバレて崖まで追い詰められた戦北野一行。雅蘭珠は戦北野を守って背中を切られる。

一方の扶揺も、「刺客に襲われ他の護衛は逃げ出した中で扶揺が命を張って助ける」という無極の策で戦南城の信頼を得ていた。

王宮に戻った戦南城は、褒美は何がいいか扶揺に聞く。扶揺は天煞の禁衛軍がほしいと申し出た。だがそこに、平戎からの書状を受け取り、偽江楓が扶揺だと知った戦北恒がやってくる。

戦北恒ははっきり扶揺の正体を突きつけるが、無極はそこまで読んでおり、反撃に出る。

戦北恒は皇太子と密談し、情報と引き換えに王位を欲したという。さらに、その情報を運ぶかかりとして第9夫人を娶った。だがその夫人は先日殺された。屋敷を調べれば夫人の残した証拠が出る。戦南城は扶揺の話を信じる。

周じい…?

え?花公公って周じいじゃないの???違うキャスト???ほよよ?

これだけ周じい引っ張ると生きてるんじゃないかという一縷の望みが生まれますね。扶揺にとっても小七にとってもなんかまだ重要なことを知ってそうだし。まあ残酷な死に方したから、なんか嫌だなスッキリしないなと思っているだけかもしれない。あの死に方はホンマに嫌です。

さーて、そんなこんなで戦北野姫がやっと戦う気になったんですけど、戦うまでの道のりがなぐぁい!まだ!?まだなの!?そんなに血を流さず民を苦しめず王位を手に入れたいなら、戦南城と戦北恒を暗殺しちゃうのが一番いいと思いますけど。

静太妃に会うためにあっさり潜入して側近を殺せちゃうんだからさあ。いや、話の都合上仕方ないんだけど、あまりにうだうだし始めてちょっと面倒になってきた。

個人的にあと何が見たいかって、扶揺が最終的にどうなるのか・帝非天復活しちゃったらどうするのか・太淵問題組は最後まで決着が付くのか、このくらいです。

天権にもまだ問題が残ってるし、中途半端に終わらないことを信じて見る!

第49話 砂漠の隠軍

戦北恒の屋敷から大量の金と武器が見つかった。戦北恒は少しばかり横領していたようだが、残りは鉄成が屋敷に潜入し用意したものだった。この一件で、扶揺は天煞の禁衛軍を手に入れた。戦北恒は毒酒で処刑された。

一方の戦北野は、雅蘭珠の傷も治り葛雅砂漠へ向かっていた。

宗越のもとに、雲痕がやってくる。斉震が危篤になり牢から出して斉韻と会わせ治療を施したが、脱走されたというのだ。斉震が残した書状には、脱走したの斉韻を探すためで、なんとしても竜鱗甲を王家に返し決着をつける、と書かれていた。

宗越はまだ斉震を信じようとする雲痕を叱る。そして1人で斉震を探し旅立った。

扶揺の前に太妍が現れる。無極に助けられ事なきを得たが、扶揺は過去の話を聞くことに。無極は穹蒼の天機上師の弟子、太妍は非煙の弟子、同じ流派で付き合いは少ないが、師妹にあたる。

無極が穹蒼に行き修行をしたのは、皇帝に認められるためだった。それは幼い頃に目にした母と徳王の過ちを許してもらうため。徳王との関係を知りながら無極は苦しんでいた。

夯蛟古城に到着した戦北野一行。だが待っていても夯蛟隠軍は現れない。そこで蒼竜在野剣を使い呼び出す。夯蛟隠軍がやってきて、盟約をというなら証として命をかけろと言い出す。

指名された雅蘭珠は自ら死のうとするが、戦北野はそれを見て己の腹を蒼竜在野剣で深く突き刺した。

第50話 呪いと怨念

戦北野に王の器を見た夯蛟隠軍は秘術を使って彼を助ける。そして夯蛟隠軍は協力することを宣言し、天煞に向かって進軍を始めた。

天煞にいる斉震に会いに来た宗越だが、優しさを見せたところで襲われる。斉震は非煙に会い、命と引き換えに力を得ていたのだ。必死に斉震の看病をしていた斉韻は、町から戻って驚き涙を流す。斉震は斉韻を救うためだったというが、彼女は反発する。

戦南城は珍しい果物を得るため5万の兵力を割いていた。すでに天煞の都を守るのは10万程度だという。そこへ烈王 戦北野が猛烈な勢いで進軍してきていると情報が入る。焦る戦南城は扶揺に策を練らせるが、長孫無極の兵士を借りるしかない状況に。

無極は天機上師の呼び出しを何度も無視したことで罰を受けていた。そこへ扶揺が戻ってくる。静太妃を守るため、戦南城に戦北野の目の前で殺せと進言した扶揺。思ったよりも戦北野の戻りが早く時間がない。さらに宗越と雲痕は斉震のところに向かったため、問題が山積みである。

宗越のもとに駆けつけた雲痕は、斉震に兄を殺せと迫られる。

第51話 王位をめぐる決戦

斉震から宗越をかばった斉韻は死ぬ。斉震は怒り狂い兄弟を攻撃するが、斉韻は知らぬ間に宗越に竜鱗甲を着せていた。それを知った斉震は娘の亡骸を抱いて自害する。全ては斉韻を守るためにしてきたことだったが、その斉韻は宗越を守ったのだ。

斉韻は溶骨の毒に侵されており助けようがない。そこへ無極がきて、最後の牧霊果を渡す。斉韻は息を吹き返し、宗越は彼女を連れて毒を消す旅に出た。

天煞王宮に戻った扶揺は、皇太子が兵を貸す条件として兵権を要求したことを告げる。戦北野が迫る急報に焦った戦南城はその要求を飲む。

戦北野はついに城門にたどり着く。無益な血を流さないため兵に語りかけるが、彼らは折れない。門を抑えると、夯蛟隠軍は城内に入れないため盟約を違えない証として雅蘭珠を置いていくことになる。

戦北野を待ち構えていた無極とその兵士たちは、合流すると一気に王宮を攻める。

その頃、扶揺は戦南城に正体を明かし、臣下たちに語りかけていた。家族を想い国を思うなら戦南城を王としてはいけない。その場にいる誰も、もう戦南城の言うことは聞かなかった。

そこへ戦北野が。戦南城は命乞いをする。

斉震の最後はあっけない

あらーあっという間に決着が付いてしまった。しかも話の都合だったのか、回をまたがる構成で。燕驚塵と裴瑗のときもそうだったけど、残して熟成させておいた敵があとから出てきて数分で死んじゃうのは扶揺のやりかたなのけ?

お父さんは一応最初は娘のために動いていたのかもしれないけど、それにしたって欲望と野望に忠実すぎたんじゃないですか?そのためにどれだけの人が犠牲になったと思ってんだか。まあ娘は無罪なので助かるといいね。竜鱗甲外したのになんで生きてるのか知らないけど。

しかし助かったあと、雲痕と一緒になるのか宗越と一緒になるのかまた揉めそうだぞ???でも雲痕一応もう嫁がいるし…?

そんな感じで、やっと戦北野の問題に蹴りが付きそうです!良かったね!雅蘭珠の目はまだ治らないけど、本当に治る展開になるのか不安になってきたな。

えーとあとは、あんなに引っ張った静太妃ですが、江楓が救い出してました。場面なし!

残すところは、扶揺と帝非天の問題、それから太妍と天機上師なんかの穹蒼問題、あとは天権のお母ちゃんたちの三角関係かな。なんでいい年ぶっこいて三角関係やってんだろう、さくっと1人殺したら済みそうなもんなのに。人の心なんてそんなに長く続かない。

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