扶揺全66話最終話までネタバレ全話とあらすじと感想|ヤン・ミーのPVでございます

目次

第52話 師匠の贈り物

命乞いをする戦南城を戦北野は逃がそうとする。だがすきを見て戦北野に襲いかかろうとした戦南城は、側にいた花公公によって殺された。

戦北野は天煞国王に即位する。

即位した戦北野は功績を挙げたものに褒賞を与える。無極はそこに口出しし、扶揺を瀚王に、領地として長瀚山とその周囲を与えるよう言う。

無極と二人きりになると戦北野は、長瀚山を求めるとは警戒しているのか、と聞く。実は長瀚山の奥地に穹蒼と密接に繋がる場所があり、その場所を所有していれば国にも害が及ぶため手放すよう仕向けたのだという。

ある日、雅蘭珠は戦北野とその母 静太妃の会話を聞いてしまう。嫁のことを心配する母に、戦北野は扶揺を娶ると決めたと話す。更に続けて、だが今はどこまでも追いかけて思ってくれる雅蘭珠を娶りたいと話したのだが、雅蘭珠は大事な部分を聞かずに去ってしまう。

雅蘭珠は戦北野が扶揺を娶ると思い込み出ていこうとするが、王宮に忍び込んだ戦北野の師匠 雷動が彼女を誘拐する。

雷動は戦北野に書状を送っており、それを見た戦北野はすぐに追いかける。扶揺も行こうとするが、紀羽や花公公の様子から大事ではないと確信している無極は引き止めた。戦北野の師匠は十聖者の1人で、その中でも3番めに強いらしい。ちなみに2番目が聖霊、1番が天機上師だと話す。

雷動にさらわれた雅蘭珠は、なぜか刺繍に料理、楽器に暗唱と花嫁修業をさせられることに。

第53話 枯れゆく溶岩

雷動のやり方に雅蘭珠は反抗しふてくされている。だがとうとう我慢の限界がきたのか、戦北野に必要なのは従順な女ではなく いざという時に命を捨てられる女だと想いを口にする。雷動はそれに、何でもすると言うが口だけだと返す。

雅蘭珠の気持ちを揺るがせたのは戦北野の「扶揺を娶る」という言葉だった。望みがあれば諦めなかったが、扶揺を好きなのであれば自分の気持ちは戦北野を苦しめる。目が見えないことに罪悪感を感じてほしくない、独占や束縛がしたいわけではない、ただその姿を見ていたいだけ。

駆けつけた戦北野はその話を聞いてしまう。そして彼女に歩み寄ると、「私の心に住むのはお前だ」と思いを告げる。

雷動は祝いとして雅蘭珠の目を治してくれた。二人は幸せに満ち溢れている。

無極に届いた璇璣からの謎の暗号文。扶揺たちはその内容を読み解いている。暗号文には「女王が重病で民が動揺」と書かれているが、密偵を呼び話を聞くと璇璣の溶岩滝が枯れかけているという重大事が発覚した。

五州の貨幣は璇璣が鋳造しており、その原料は溶岩滝の黄金溶岩。これにより璇璣は商売の優位を握り、富の国となっている。

扶揺は宗越に変装し無極と小七とともに璇璣へ向かう。扶揺は璇璣王族が使う鳳凰の紋章を見ると、なにか過去の記憶が蘇りそうになる。

街に入ると璇璣の禁衛軍が鋳造工の口封じをするため片っ端から捕らえていた。扶揺たちも禁衛軍に囲まれ、璇璣国大王女 鳳浄執と対峙する。鳳浄執は宗越に扮した扶揺に一目惚れした様子。

鳳浄執から逃げた扶揺たちは、たまたま通りかかった屋敷の祝言に潜り込む。だがその屋敷は、鳳浄執が捕らえて回っている鋳造工の家だった。

その夜、無極はまた天機上師に呼び出され夢の世界で罰を受けている。扶揺は眠ったまま苦しむ無極に内力を与えて助けることに。しかしそこへ鳳浄執が鋳造工を捕らえにやってきて…

第54話 璇璣国の女王

無極の命を救うため内力を与えている扶揺は、李家の人間が惨殺されているのを知りながら助けることが出来ない。宗越からもらった「服用すれば内力が増えるが1ヶ月武術が使えない」という薬を服用し、花嫁だけを助けた。だが上座でもてなしたのに災難を見過ごしたと責められる。

扶揺は傷つき自害しようとするが無極が出てきて止める。無極は扶揺を洞窟に連れて行くと慰めるように話をした。そして事件の真相を調べるため璇璣王宮に乗り込む。

町で対峙した鳳浄執には、皇太子と宗越だったと身分を明かし女王への謁見を求める。扶揺は女王に謁見して脈診すると、宗越の解毒薬を渡した。だが女王は毒味係を用意しておりその男が服用すると意識を失い倒れてしまう。

扶揺は捕まりそうになるが、少し待つと男は起き上がり体に異変はない様子だ。渡したのは宗越の解毒薬で死に至らしめる作用はない。毒味係の男は天煞の競技会で出会った唐易中だった。

鳳浄執は無極を案内している。仏蓮聖女の話になると、幼い頃から邪なことを考え王族でなければ殺していたと話す。そして第2王女でなくとも、第1王女である自分と結婚すればいいと勧めた。璇璣では女王が即位すると、その姉妹は殺されるらしい。

禁足にされている仏蓮は、黙って部屋を出たため侍女が処刑されたと知っても部屋を出ようとする。仏蓮は無極の居場所を聞く。

無極は思い出の蓮池へ向かう。幼い頃そこで出会った少女を仏蓮だと思っていたがどうやら違う様子。

扶揺もまた王宮の中で見たことのある場所を見つけていた。無極、と呼びながら楽しそうに駆け回る少女。それは蓮池の少女と同じ人物だった。

扶揺は鳳浄執を誘惑し、璇璣のあらゆる出来事が記された文書が眠るという場所へ入る。すきを見て無極も侵入し…

百合展開なのに素直に喜べない

男前ヤン・ミー演出が大好物なんで、アマゾネス璇璣での百合展開最高じゃん!って思ったんですけど、鳳浄執ちゃんちょっとテレビに出るにはやりすぎな整形美人じゃない…?天然だったらごめん。

明らかに鼻筋入れてます‼入れ過ぎちゃって鼻が上むいちゃって!豚鼻ですけどすいません!ついでに唇にヒアルも入れときました!みたいな顔してます。

個人的に見たいのは、ヤン・ミー×仏蓮ちゃんですね。仏蓮ちゃんあのまま監禁されてるのかと思ったらちゃんと家に帰ってたんだ。それでこれから復讐をしますと、まあ頑張れそんなに悪いことしてるとも思えないしいいんじゃない。

そして、ここに来て無極の初恋の人の正体が出てきました。それはいいんだけどさ、王女なんでしょ?いや〜結局血筋信仰に持っていっちゃうのはいただけないわ。高貴な血族じゃないと大業をなせないのかしら。

第55話 奪われた玉座

扶揺が鳳浄執の気を引き、無極は鳳氏系譜を見るため元宝を使って奥の扉を開けた。系譜には現女王 鳳璇の姉 鳳琦と夫 玉衡の間に子供がいたことが記されていた。系譜では生死もわかるようになっており、玉衡は生きているが子供の生死は不明だ。

唐易中は女王 鳳璇に溶岩滝の調査結果を伝える。あと一年もすれば枯れてしまうと伝えられても女王は、二人の娘に王位継承の証である鳳凰霊性が現れていないことのほうが心配らしい。女王は唐易中に、無極と扶揺を見張るよう言いつけた。

仏蓮は非煙を呼び出し、迷心術を授けてくれれば扶揺を取り込むことができると取引する。そして扶揺を呼び出し、改心したふりをして王族の力の源であるという如懿を渡した。扶揺は受け取る。

無極は系譜から知った事実を扶揺に伝える。仏蓮が如懿を送ってきたことを考えても、女王に毒を盛っているのは仏蓮だろうと二人は結論づけた。そこで無極は、幼い頃に璇璣王宮で出会った傷だらけの少女の話をする。

少女と出会い、遊び、哀れに思った無極は玄霊真葉を渡し天権に連れ帰ろうとするも約束の日に少女は現れなかった。名前もわからずどうすることも出来ない中、各地で名を挙げた仏蓮から手紙が届き、内容は当時と辻褄が合う上に玄霊真葉が添えられていた。鳳浄執が即位し仏蓮が殺される前にめとろうとした、と話す。

そこへ唐易中が来る。唐易中は璇璣のために二人に協力すると申し出た。

宗越に惚れた鳳浄執は結婚の許しを得ようと女王 鳳璇のもとへ。だが中で話し声がする。話をしていたのは、穹蒼とつながりのある刺客 玉衡だった。女王は皇太子の暗殺に失敗した事を咎め、鳳琦親子の行方を知りたいなら従えという。さらに、女王は鳳凰霊性を持っていない上に、溶岩滝が枯れたのも毒を盛ったのも自らの仕業だった。話を聞いてしまった鳳浄執は器を落としてしまう。

扶揺と無極は、当時の話を知るという鳳五の家に。現女王 鳳璇と鳳琦は双子として生まれた。そこで鳳凰霊性がどちらにあるのか見るため、同時期に溶岩滝のある鸑鷟淵に送り込んだ。だがどちらにも現れなかった。

そこで、二人が子供を産めば、後継ぎとなる娘に鳳凰霊性が現れるだろうということになる。だがまたしても二人は同時期に孕み産むことに。鳳璇の娘が生まれた時、口に蓮の花を加えていたため鳳璇が女王となった。そしてその後鳳琦は急逝する。

第56話 火の鳳凰

鳳璇は即位後、王位は長子が継承するという法を出す。無極と扶揺は不審に思い、鳳琦が産んだ娘こそ正当な継承者であり、鳳璇とその娘たちは鳳凰霊性を盛っていないのではないかと推察した。

鳳五はなぜ双子の王女が争うことになったのかについても話す。玉衡は十聖者の孟朔である。その当時、あらゆる女が彼に夢中になった。そして鳳琦と愛を育んだ。鳳琦の死後、玉衡も行方知れずに。

外に出ると唐易中が待っていた。実は唐易中は鳳五の息子。鳳璇が口封じをした一件に巻き込まれ、唐易中は身分を隠して王宮に入ったのだ。

無極は書状を送ってきたのが唐易中ではないのかと尋ねる。唐易中は否定し、女王の秘密を知る刺客 玉衡ではといった。

玉衡に襲われた無極は扶揺と引き離される。扶揺は立入禁止だと言われた宮に迷い込み過去を思い出した。雨の中、侍女が背中を打たれ血を流している。扶揺は泣きながら止めているが、その様子を楽しそうに眺めている鳳璇と仏蓮は楽しそうだ。扶揺は何者かに気絶させられる。

目が覚めると剣を握り、目の前に鳳浄執の刺殺体があった。仏連に渡された如懿のせいで扶揺は体が思うように動かない。そこへやってきた仏連は、扶揺が鳳琦の娘 鳳無名だと知りながらあえて言わず、罠にはまったことをあざ笑う。

事前に通じていた鳳璇と仏連は二人で芝居をする。臣下が居並ぶなかに引き出された扶揺は、宗越の名を語り女王を殺したとして牢に入れられた。

長孫無極は鳳琦親子を探す手助けをすると約束し、玉衡の協力を取り付ける。

第57話 よみがえった記憶

女王 鳳璇は無極の盛った毒により体調が急変する。そこへ無極と玉衡がやってきて、19年前の真相を話せと迫った。

その頃、仏連は扶揺を殺そうと牢獄に押し入る。だが扶揺は無極が連れ出したあとで、仏連は怒りに震える。そこへ非煙が現れ、扶揺を殺すのは許さないと仏連を連れ去る。向かったのは鸑鷟淵。非煙はそこで「溶岩の地下に眠る火鳳を呼び覚ませ」と仏連に言った。

無極は扶揺こそが玉衡の娘だと宣言する。そこへ扶揺が。玉衡は扶揺に母 鳳琦の姿を重ねる。だが証拠もなく、女王は毛髪を燃やすことで血縁がわかると古から伝わる儀式を提案した。

扶揺と玉衡は毛髪を取り燃やすが、出たのは黒い煙。女王が秘術を使い操作したのだ。玉衡は騙されたと勘違いし無極と扶揺を攻撃する。

非煙は、扶揺はいずれ殺すがそれは私が決めると言う。仏連はそれを聞き喜ぶ。そして、仏連は火鳳を呼ぶため祈るが何も現れない。

玉衡に追い詰められ扶揺と無極は祭壇の上で戦っている。扶揺の血が祭壇に落ちたその時、封印が解け扶揺の体が中に舞い上がる。そして火鳳も目覚めた。

火鳳を見た非煙は「真の継承者が現れた」と言う。仏連が誰のことか聞くと扶揺だと答えた。

玉衡は扶揺をやっと娘だと認める。そして扶揺は璇璣の王宮に生まれてからのことを思い出していた。

設定は面白いが構成がうんこ

どうやったら扶揺が王女だと明かすのに一番かっこいいかな!!ってすごい考えた結果、回りくどくなりすぎたという感想です。明らかにもう結果がわかってんのに、「誰のこと?」って記憶喪失か?記憶喪失だわ。

中国ドラマ見てるとたまに変な翻訳が出るけど、今回鳳璇さんの「慌てなさんな」が面白かったです。玉衡とじっとりした話してんのに、突然コミカルになる鳳璇さん。笑う以外どうしろと。

扶揺を生かすために隠し通した許宛さんって生きてるのかな。今のとこ、繋がりがわからないのは璇璣から玄元にどうやってたどり着いたのかだな。ってことはやっぱり周爺はいきている?

そんなこんなで3つ目の封印も解けて、天煞でも名を挙げ璇璣の女王になり地位は盤石なわけですが、このままでは帝非天が目覚めちまいますな。

第58話 女王の覚醒

玉衡が長期任務で不在の間に扶揺が生まれる。扶揺が生まれると蓮の花が咲き、王宮は仙境のようになった。だが鳳璇は鳳琦を殺し、女王になる。鳳琦の侍女 許宛は冷遇に送られ、そこでこっそり扶揺を匿い育てる。

仏連によって扶揺が生きていることが知られ、許宛は肉削ぎの刑に。あまりに不憫に思った衛兵が扶揺を連れ出し、流れ流れて周爺に拾われた。扶揺はすべての過去を思い出す。

扶揺は父との再会を噛みしめる。女王は賊を殺せと騒ぐが誰も言うことを聞かない。だが玉衡は女王と穹蒼の誓約を交わしており、命令されれば従うしかない。玉衡は歯向かうため自害しようとするが、扶揺と無極が内力で守り女王が死んだ。

幻生殿に戻った非煙は、再生の時がきたと笑う。

無極と小七は茶を飲みながら大団円を喜んでいる。だが空には黒い雲が立ち込めていた。無極は帝非天について話す。帝非天の邪火は肉体を失っても残識があれば復活できる。滅ぼすことも出来ないので、大戦後2つに分けて長瀚山と鸑鷟淵に封じた。最近の各国の災害はこのせいだという。

玉衡は参禅のため王宮を去る。

天煞で雅蘭珠と戦北野が、どことも知れぬ山村で宗越と斉韻が、扶揺の即位を知らせる手紙を受け取る。斉韻は元気になったようだ。宗越は必ず戻ると告げて無極のもとへ向かった。

扶揺は璇璣女王に即位する。

第59話 皇弟の反乱

女王に即位した扶揺だが、ここに来るまでの苦難を考えると素直に喜ぶことは出来ない様子だ。そこへ唐易中が来る。逃げ出した仏連は行方不明で見つからないと報告する。扶揺は仏連に関わったものも処罰されると知り、肉削ぎの刑を廃止するよう言った。

扶揺は君主制を廃止、代わりに閣僚を選び庁を作って政治を行わせると布告する。

扶揺のもとに戦北野と雅蘭珠、さらに宗越がやってきた。扶揺は小七に無極を呼びに行かせる。

無極はまた罰を受け苦しんでいた。天機上師に一人の娘と五州のすべての民、どちらを選ぶのかと迫られる。無極しか扶揺を殺せないのは因縁だという。

夜になり花火が上がる。宗越は見物しながら無極の様子がおかしいことに気がつく。無極はこれでも手加減されていると話した。

扶揺と無極のもとに急報が届く。徳王が30万の兵を挙げ、王侯貴族、さらにそれに連なる民たちも徳王を後押ししてるというのだ。二人は急いで天権に。

皇后のもとに徳王からの迎えが来る。だが徳王と対峙するのが無極だと知ると、皇后は慌てふためき行かないと言った。そして到着した扶揺を呼び、なんとしても無極に徳王を殺させないでほしいと願う。

無極も皇帝に拝謁している。皇帝は人が変わったように、息子が愛する人を見つけたことを喜び、玉璽や証書を渡して全権を任せるという。無極は、母と徳王の過ちを知っていたと謝る。

第60話 誅殺の命

扶揺は皇后の願いには答えず、無極と同じ道を歩むと言った。それを外で聞いていた無極は嬉しそうだ。そして皇后は無極に真実を話そうとするが、皇帝から薬湯が届き伝えられなかった。

翊王 長孫平戎も徳王の仲間になっていた。平戎は徳王と皇后の仲を知っており、無極を殺せば皇后に恨まれるぞと話す。だが徳王はそれも覚悟で謀反を起こしたという。

徳王は密かに皇后を連れ出そうと王宮に兵士を送り込むが、皇后は他の者に連れ去られ、代わりに徳王妃 軒轅暁が連れてこられる。軒轅暁は反乱軍の陣営で徳王と再会し、殺そうとする。軒轅暁は愛されなかった上に娘を亡くした悲劇を話すが、どうも徳王と噛み合わない。

無極が皇后の失踪を知る頃、扶揺もまた誰かに連れ去られていた。だが、無極は天機上師の罰により体がうまく動かない。江楓は必死で止める。

皇帝は無極を呼び、なんとしても徳王をその手で討つように言う。皇后と扶揺をさらったのは徳王だ、皇后は徳王と愛し合っていたがなぜか入内した、寂しさから徳王との愛が再燃した、そして皇后は皇帝に毒を盛った。憎むべきは徳王だと。

扶揺が目覚めると体を鎖で繋がれている。目の前には皇后が。そこは天権の極秘の密室。皇后は「背後で操っているのが誰か」わからないか、と問う。

最終章に突入

いや〜長かったような短かったような、残すところあと6話になりました。

扶揺の即位式は大変見応えがあって、日本とも韓国とも桁が違う金のかけ方できる中国ドラマってやっぱ最高だなという感想。私は安直。

そして最初のキャスト知った時点で嫌だったパパ上はやっぱり悪どいおっさんでした。匂わせがすごすぎて恥ずかしくなってくるよ。もうわかった!?これでもだめ!?まだわかんない!?って。一応、話の中で出てないネタは書かないようにしています。

あ、あと他のドラマの感想を見てくださってくる方もいるみたいなので、基本的にそのドラマの話はその場でしかしないようにしています。おすすめは書くし、最初からわかりきっているようなことは書くけど。

周爺はやっぱりもう出てこないみたいである。そして扶揺の母上の侍女が生きているっぽいのは良いことだ。声の大きい大物よりも、脇を支える優しい人がすきだなあと何を見ても思う。

さーて、天権兄弟の因縁に蹴りがつけばあとは扶揺の問題。無極はどうするつもりなんでしょう。

第61話 復讐の時

徳王の敗北を確信した翊王 平戎は、徳王の兵力図を持って皇宮に行こうとする。だが裏で徳王と通じていた徐来に刺される。逃げたら殺せ、と言われていたらしい。

天権の密室に閉じ込められている扶揺と皇后のもとに皇帝がやってくる。二人を監禁したのも、徳王が謀反を起こすよう仕向けたのも、すべて皇帝が20年かけ仕組んだことだった。

その復讐の理由がようやく皇帝の口から語られる。幼い頃から徳王は利発で、皇帝は凡庸だと先王から評されていた。いつでも弟 徳王のほうが皇帝よりも多く愛情を受けていたが、それでも皇帝に立ったのは長孫迥だった。

しかしそれは天権皇帝に訪れる「40歳までに死ぬ呪い」から愛する徳王を守るという先王の判断だった。長孫迦は身代わりに過ぎなかった。皇帝は悩むがそれでも皇位につき、子孫が永遠に呪いから逃れられるように一生の苦痛を背負って呪いを解いた。

だが、決定的な裏切りが起こる。皇后が徳王との不義密通により無極を産んだのだ。

反乱陣営にいる徳王妃 軒轅暁も徳王に話をする。徳王は、皇后との関係を知られ軒轅暁が出ていったと思い込んでいた。だが真相は違う。桃の花を見に宮中を訪れた軒轅暁と娘の漣は、平戎の母が皇帝にすがり「無極は他の男の血筋」と話しているのを見てしまったのだ。

皇帝 長孫迦はすぐに追手をかけ、火を放ち親子を殺そうとした。そして瀕死のところを非煙殿主に助けられたが、代償として正気を失い、漣とは一生会えなくなってしまったという。

軒轅暁は「徳王に真相を話せば娘の居場所を教える」と皇帝に言われやってきたのだ。無極が実の息子だと知り徳王は愕然とする。

天権の密室では皇帝が毒を手に話をしている。無極の愛する女が2人いる。どちらか1人がもう1人を殺せば無極はどうするか。そう言うと、一人を殺して逃げるか、毒の充満する部屋で二人共死ぬか選べと去っていった。

無極が実の息子だと知った徳王 長孫迦は、息子が盤石な地位を手に入れるためにたった1人でむきょくと対峙することに。軒轅暁は徳王への恨みを解き放ち、「無事で帰る」と唱え微笑んだ。

第62話 究極の選択

軍を背にして、無極と徳王は一対一で剣を交える。徳王は無極が息子だと知り、命をかけてすべてを与えるつもりだ。徳王は、謀反についてすべての責任は己にある、他のものの罪は問わず生かしてほしいといった。

そして徳王は真っ向から無極の攻撃を受け止め倒れた。

皇帝が置いていった毒薬を二人は急いで拾おうとする。取ったのは扶揺だ。扶揺は「毒に慣れているので死なない」と飲み干した。解放された皇后は、無極を呼びに行くと走る。外に出るとすでに皇帝は馬車を用意していた。何もかもお見通しだ。

血を吐き意識が混濁した扶揺のもとに周じいが現れ連れ去る。

目が覚めた扶揺は目の前にいる周じいをみて泣きつく。辛いときはいつも玄元での暮らしを思い出したと。二人がいるのは、以前無極と魚を食べに来た山にある長孫の祭祀場だった。

扶揺は再び意識を失う。周じいは封印をとき扶揺を生かすため、牧霊王を呼んだ。そして祭祀場の上で扶揺の封印が解かれる。残すは穹蒼の封印だ。

扶揺は夢の中で水面を歩いている。そこで自分が五色石を持つ妖女であり、帝非天を蘇らせることができると知る。さらに自身を殺すことができるのは無極ただ1人だとも。

目覚めた扶揺は死を覚悟する。周じいにその正体を聞くと、十聖者の2番目 聖霊だと名乗った。放浪していた時、たまたま扶揺を拾い、扶揺の力が抑えられる玄元に住まわしたのだと。

周じいは扶揺に、火かき棒こと穹蒼の長青木の匕首を渡す。そして、一生の修行で得た力を与えた、10年育て、1日の師となり、終生の父、そう言うとお別れだと消えた。

皇帝は一刻も早く徳王を斬首せよと勅命を出す。無極はなにか感づいているようでためらっている。そこへ皇后が息を切らして駆けつけた。

周じい

いま大変ショックを受けておりますので、ちょっとここで一息。ヒッヒッフー…

やっぱり生きてた!!と思ったら周じいが死?んでしまいました。無極先生の十聖者解説講座でわざわざ名前が出てきたので登場するだろうとは思っていたけど、なるほどそこをつなげるのね。

でもやだ〜!こんなんじゃ扶揺が毒飲む度に誰か死にそうになったり死ななきゃいけないじゃん。あ、やだ、いまフラグが立ったよ。

帝非天は復活するために、愛さずにはいられない、守らずにはいられない少女を選んだわけだ。もう最終回でいいです!!周じいと山に帰ろう。

第63話 父子の葛藤

徳王は皇后に「良く立派に育てた」と言う。それを聞いた皇后は徳王も無極のことを知ったのかと返す。多くの兵士が見守る中、醜態を晒す皇后。皇后はすべてを話し無極に命乞いをすると言うが、それを止めるため徳王は自ら腹を刺して死んだ。

その夜、徳王を弔う皇后のもとへ無極がやってくる。無極はそこで、皇帝が何年も策を巡らせ、本当の父子が争い、不幸へと落ちるのを望んでいたと皇后から聞く。母の口からはっきりと不義の子だと告げられた無極は打ちのめされる。

無極は1人で徳王を弔っている。そこへ扶揺がやってきて話をする。無極は己が何ものかわからなくなったというが、扶揺はあなたはあなただと慰める。欲に負けた人たちと無極は違う、生まれはなんの関係もない、共に歩んでいく、扶揺は言う。

皇宮に戻った無極は皇帝に会う。死の床で皇帝も今までの真実を語る。だが皇帝の中には誰も知り得ない「無極が実の息子であれば…」という葛藤があった。眠る無極を見るたび何度殺そうと思ったかわからない、だが帝王学や策略を教え慈しんできた。皇帝は息を引き取る。

無極は天権皇帝になった。皇后は退位し王宮の外で質素に隠居生活をするという。

持たざるものの味方

うーん、皇帝 長孫迥のほうに気持ちが傾いてしまう。

どんな作品を見ても、持つものと持たざるものであれば後者の気持ちに入り浸ってしまう傾向がある。もちろん持たないからと言って他人を恨んだりというのは良くないが、持つものには一生知り得ない苦しみというのを背負わされていることは多少なりとも免罪符になるような気がして。ただそれに乗っかってしまうとこんな顛末になるのかなあという感じです。

ていうか無極は勘付いていたから軒轅暁を問い詰めたり、母親といちゃついてる徳王を見て嫌ったりしてたのに、自分が皇帝の種じゃないとは微塵も考えなかったのか?お前本当に皇太子か問題再び。

知ってたら、ああやっぱりねって感じの反応するでしょうに。なんかね、秘密を一度暴露したあとも、長引かせてこねくり回す構成になってるから、作ってる側の意識が混乱してしまって、知っているのに知らないキャラクターを描かなきゃいけない場面で、知っているけど知らない振りしてるキャラクターみたいになっっちゃってんだと思う。だから余計に見ずらいし、感情移入しにくい。

その点、最初の方できちんと書かれていた周じいと扶揺の絆は最後に感動できたから上手だと思う。

あ!あと皇后は「無極を呼んでくるから!」って飛んでいったのに、愛する男を目の前にした途端、「あなたぁ〜!!」ってなんですかそれぇ…?

書いてる方はもう扶揺助けてるからいいけど、皇后様軸ではまだよ!無極に私のせいで毒を飲んで死にかけてますって教えてあげなさいよ。そんで、徳王と大声で無極はあなたの息子なのに!!ってやてましたけど、目撃した兵士は皆消されたんですかね。そして隠居、さよなら。

83億円を一体どこに使ったんだよ!セットとCGか!無駄に豪華だもんな!でもそのせいでお遊戯会みたいになってるなって…ディスが止まらないのでここは読まないでください。

第64話 穹蒼聖地へ

扶揺は皇帝の位牌の前で茫然自失になっている無極に声をかける。大切な人たちに裏切られ憎まれていた、どうしていいのか分からないという無極。扶揺は自分の運命を知ったことを話し、民にも私にもあなたが必要だと慰めた。

天機上師と4人の長老たちは封印を破ろうとしている帝非天の残識を抑え込もうとしていた。元神を犠牲にした術は成功しなんとか抑え込むことが出来たが、もう力は残っていない。あとは無極が頼りだという。

朝日を見ながら無極と話す扶揺。彼女は1人で穹蒼に向かうことを決意していた。

無極はやっと臣下の前に現れ、正式に皇帝として政を執り行うように。習わしでは、穹蒼へ使節を送り証書を受け取るが、誰を指名するか聞かれた無極は「もう決まっている」と返した。

扶揺は元宝と話している。穹蒼は無極に扶揺を殺させようとしてる、だがそんな苦しみは与えられない。そして紙の束を元宝に託し、これがあれば居場所を探せる、私が勝てないときは連れてきて、と頼んだ。

1人で皇宮を去る扶揺。だが竹林に入るとそこで無極が待っていた。二人は生死をともにする覚悟をする。

無極と扶揺が長青殿に来たことは、すぐに天機上師と非煙の耳に入る。無極は扶揺を天機上師には会わせず、ここに来た頃作った部屋へ連れて行く。

その頃、非煙は天機上師と接触しようとしていた。そして二人のもとにも黒い影が。

第65話 九天の頂

1人で天機上師に会いに行くという無極に、扶揺は「もしもの時は私を殺して」と言う。無極は宵の明星が登る頃に帰ると出ていった。

幻生殿 殿主 非煙は太妍を連れて長青殿にやってくる。非煙は扶揺を利用し帝非天の復活を目論んでいるが、そのことは隠して「早く妖女を始末しなければ」と協力を願い出る。

非煙が扶揺を探しているのを知っていた天機上師は彼女を問い詰める。だが非煙は、扶揺と無極が恋仲にあり、無極が妖女を守っていると話してしまう。その事を知らなかった長老たちは天機上師を責める。

非煙の目的は目障りな無極を排除することだった。扶揺との関係を暴露したことで、天機上師は無極に罰を与えなければならなくなる。その意図を聞いた太妍は無極を助けに向かう。

天機上師に罰を受けた無極は、体内外すべての力を失うという杭を打たれ九天の頂きに磔にされてしまった。そこへ太妍がやってきて、長青殿から盗み出した鏡を渡す。鏡に無極の血を付け覗き込むと、長青木が「私に始まり私によって生き私によって終わる」と話した。

時間が来ても戻らない無極を追って扶揺も九天の頂へ。そこへ元宝が呼んできた、宗越・雅蘭珠・戦北野・小七がやってくる。扶揺は4人に助けられながら頂を目指す。

最終話 第66話 最後の封印

太妍は無極への愛から助けることを約束する。無極は扶揺とともに死ぬつもりだ。

小七は九天へ向かう追手を食い止めるため1人で橋に残る。橋を落として成功したかに見えた作戦だったが、谷底に落ちなかった手練が1人残り、小七はその男を倒すため谷底に落ちていった。

扶揺は1人で無極のもとにたどり着く。だが天機上師と長老が現れ、無極を助ければ死んでもいいと体を預ける。天機上師たちは術を使って扶揺を殺そうとするが、そこへ非煙がきて、背後から襲われた天機上師たちは動けなくなってしまった。

非煙は帝非天の血族であり、妖女の出現を待っていたという。非煙は太妍に無極を始末するよう言う。だが太妍は非煙に剣を向け、頂から落ちていった。

扶揺と雅蘭珠・戦北野・宗越も加わり非煙と戦う。扶揺が非煙を刺し勝ったと思われたが、非煙は突然笑い出した。非煙は扶揺の最後の封印だったのだ。

妖女として目覚めた扶揺は姿を変え、無極を連れて長青殿へ。無極は必死に止めるが、扶揺は狂ったように笑いながら無極をめった刺しにする。その時、かつて扶揺が無極を刺した場所と同じところに剣が刺さる。妖女の動きは鈍くなり、扶揺は自らの腹を刺した。

帝非天は砕け散り、二人は血まみれで笑い合う。運命の鎖を断ち切ったのだ。

平和になった五州。無極は扶揺を背負い、美しい庭を駆け回っていた。

非煙先生「愚鈍だな!」

うん、わいもそう思う。おじいちゃんたちに向かって愚鈍っていうからさ、うんわいもめっちゃそう思う。今まで何してたんやろ、わいもめっty…

やだー!超中途半端な終わり方したよ。中国ドラマの微妙なのによくあるやつ。最後に絶対見たいのは後日譚なのになぜかないんだよね。

小七が明らかに死んでしまった描写があって大変ショックである。玄元組はこれで誰も生きてないじゃん。うーん、なんか裴瑗に崖から落とされた時、扶揺が救った命だったから扶揺に返すみたいな展開にしたかった感があるけど、それにしてもなんで小七だけ…?宗越もバカップルもどうせ元気なんでしょ!?

最後までなにか目新しいことが起こればいいなと思って見続けたけど、結局妖女の中で扶揺が抗って自らを攻撃してっていう、何回繰り返されたのかわからないような古典を見せられました。情緒があれば古典も嫌いじゃないですけど。

そして、最後はちゃんと二人共生き残って平和になりました!ってことにしたけど、あってるよね…?二人共死んでてあれは天国かなにかなの…?でも都が見えていたし…ハッピーエンドよねきっと!

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