【鬼谷子・全52話・最終回】49・50・51・52話のネタバレとあらすじと感想|

こんにちわ( ¨̮ )/みるこ(@miiirumu)です!

この記事では、

「鬼谷子・聖なる謀」について

全52話のネタバレを全話とあらすじ一覧と管理人の感想を最終回まで掲載していきます。

鬼谷子の登場人物

  • 王禅…主人公、父は王錯、史太晧に育てられる
  • 姮娥…史太晧の娘、王禅と兄妹のように育つ
  • 今淑…韓の公主、韓王の妹
  • 史太晧…魏の朝臣だった、学堂を開き王禅と姮娥を育てる
  • 健于…優男、王禅と姮娥の友人、学徒
  • 許弋…巨漢、王禅と姮娥の友人、学徒
  • 鍾萍…王禅の養母
  • 子布…史太晧の弟子
  • 呉起…楚の将軍、変法を唱える
  • 魏王 姫暋…姉は周の王后 姫雯
  • 嘯公…魏の朝臣

【全52話】「鬼谷子 —聖なる謀-」あらすじ・ネタバレ・感想

「鬼谷子」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第49話「生涯の契り」

妹に王の座を奪われまいとする韓王は殺害計画を立てる。今淑を宴席に招き、毒を塗った杯で酒を飲ませようというのだ。しかし当日、宴席に招かれたのは韓王だった。そこは兄妹にとって幼い頃の思い出の場所。今淑は、父である先王に折檻された時、韓王が優しく手当てしてくれた話を始める。そして、兄妹は向き合って杯を交わすのだった。一方、周を脱出し、ようやく魏に戻った王禅の足は、おのずと自分が育った学堂に向かう。

ネタバレ「生涯の契り」

韓の王宮。韓王は倩児に子供が出来たことを心底喜ぶ。

そして、王位と我が子を守るため今淑を殺すと決意した。

魏の都 大梁。姮娥は父 史太晧と学徒たちと暮らした学堂へ戻ってきた。

屋敷は手入れをするものがおらず荒れ果てている。

姮娥は木の根元に埋めた神鳥を掘り返した。

それを、伝書鳩の木にかける。

韓の王宮。今淑が戻ってきた。

出迎えた韓王は「明日は宴を開こう」と話す。

韓王は倩児を呼び宴の酒杯を見せた。

片方には紅玉の飾りがついている。

韓王は飾りがついた方に毒を塗ったので、今淑に渡せと命じた。

韓の王宮。翌日、宴の席に今淑は現れない。

今淑は花園である決意をしていた。

「韓の歩みを止めさせはしない、たとえ兄であっても…

父が臨終の間際に兄にだけ何を話したのか私は知ることがないのだろうか」

韓王はしびれを切らし、今淑に迎えをやる。

そこへ「花園に宴席を」とお呼びがかかった。

韓王は毒杯と美酒を携え花園に向かう。

花園。今淑は化粧を落とし「素顔の兄上と語りたい」と言った。

韓王はひげを剃り落とし妹に向き合う。

「兄上はお若いわ」

「昔を思い出したか?」

「父上に逆らい殴られて傷だらけに、あの時兄上は私を抱きかかえ木の下へ、手当してくれたわ」

その時、韓王は妹の傷が可哀想で大泣きしたという。

今淑にとって母の死後、兄が心の支えだった。

韓王は「本音を言うと腕の中で泣いていた幼い妹のままでいてほしかった」と話す。

今淑は父への復讐として、薬に断腸草を入れた事がある。

量を知らず大量に入れたため、3人目の毒見役が毒味をする頃には1人目が死んでいたと笑い話をした。

父は無事で、奴婢は罰を受けたが、最後まで今淑の仕業だとバレることはなかった。

今淑はそれが兄のためにしたことだったと話す。

「父が生きていれば兄は永遠に太子、譲位されても操られるだけ、妹の愛よ、精一杯の恩返し」

そこで今淑は兄の持ってきた酒にふれる。

「お酒に毒など入れていませんよね、杯に毒が塗られていたら?」

今淑は紅玉の飾りがついた杯を兄に飲ませようとする。

しかし直前で止めて自分で飲むと言った。

「毒などない、そうよね?」

「妹を殺すなど、乾杯」

2人は酒を飲んだ。

今淑は「胸が痛い」と座り込む。

その瞬間、韓王が苦しみ倒れ込んだ。

「機会を与えてあげたのに、盃を交換していれば」

倩児は子供を守るため今淑に従ったのだ。

韓王は父 先代王が臨終の間際に言ったことを語り始める。

「父が言った通り”お前は妹に劣る、今淑こそが韓の王”

その言葉が常に呪いのようについて回った

しかしもう解放される、今淑よ私の可愛い妹…」

韓王は事切れる。

今淑は「兄妹の悲劇は時代が生んだもの、私が変えてみせる」と決意した。

今淑は韓の王となる。

魏の都 大梁。王禅が大梁に戻る。

街では奴隷が売買され、民は「王禅ごときに変えられない」と蔑んでいた。

王禅は学堂へ向かう。

人影を追いかけると神鳥を見つけた。

王禅は奴隷となった姮娥を追う。

しかし、2人の距離は縮まらない。

王禅は水を汲み湯を沸かし始めた。

姮娥が姿を見せる。

「こんな姿になって…」

「これが運命、でも屈する気はない…あなたと一緒なら何も怖くない」

王禅は姮娥の着物を脱がせ体を洗った。

感想:無音

終盤10分くらい無音だった…

セリフ無しで演出されてもおじさんにはよく分からなかったが…

さて、王禅も姮娥もボロボロになって学び舎に戻ってきました。やっと結ばれた2人はこれからどうするのか。

王禅が革命を諦めるはずがないので、最終決戦の地 魏で最後になにか起こるのでしょうな。

姫元伯は智児を失って、まだまだ葛藤の途中。

今淑はついに手を下し韓の王になった。

魏王は…お話にならないので眼中にナシ!

あと3話で彼らの選ぶ結末は?

第50話「王鼎、魏の地へ」

魏で行われる王鼎の下賜と禅譲の儀を前に、今淑や楚王といった各国の諸侯はそれぞれ思惑を抱きながら周の天子の動きに注視していた。その頃、コウ娥と再会した王禅は、余生を共に過ごすとコウ娥に告げて魏を出立するものの、密かに田青や孫吉たち同志と集結し、ある行動に打って出ようとしていた。そしていよいよ周の天子は姫元伯、王后と太子を従えて魏に到着。魏王は周の天子を大殿に迎え入れ、天子の王冠を手にするが…。

ネタバレ「王鼎、魏の地へ」

学堂。朝、王禅と姮娥は寄り添い目を覚ます。

姮娥は王禅を「禅兄様」と呼び、鼓動が心地良いと言った。

王禅は「鼓動の中には、俺とお前2つの魂がある」と返す。

王禅は姮娥が以前言っていた「魂を失えば、天下を手にしても何の意味が?」という言葉を思い出した。

姮娥は大きな回り道をしたが、安息を得られたと微笑む。

王禅もその気持ちに応え、

「今望むことは1つだけ、余生の全てでお前を愛し添い遂げたい」と言った。

「すぐに余生を始めましょう」

「一緒に行こう、俺たち2人だけになれる場所へ」

周の王宮。周の天子は玉座の上で眠っている。

そこへ姫元伯がやってきて「安眠を妨げる王冠なのになぜそばに置くのか」と顔を歪めた。

王冠はかぶる人間を苦しめるもの。

姫元伯は「今度は私があなたを守ります、死の儀式での全てを私が引き受ける」と王冠に手を伸ばす。

その時、周の天子が飛び起きて王冠を手にした。

周の天子は今までいろいろなものを犠牲にして冠を守ってきたが、今回払う代償は己自身だと話す。

秦の王宮。

秦王は「魏で譲位が行われる」と知らせを受け疑念を抱く。

そこで王太后に意見を求めた。

王太后は現在の勢力図を整理する。

・楚は楚王の死で衰退、すぐにかつての強国には戻れない。

・韓は今淑が王権を手にした

・燕、趙、斉は不仲で往来が少ない

・天下は魏の一強

そして最後に、

「姫元伯が楚に滞在している間に、楚王が死に太子が即位、今淑は無事韓へ帰国した、それが何を意味するか」と秦王に問う。

魏の王宮。魏王のもとに姮娥と王禅が魏を出たと報告が入った。

「学堂で姮娥と生涯を契り、荷をまとめて魏を去りました」

見張りの兵士は「恥知らずの2人に死を?」と尋ねる。

しかし魏王は「生かして権力の頂点に立つ余を見せてやる

王禅と変法がなくとも、覇権を手に入れられる」と息巻いた。

その頃 王禅と姮娥は、家を立てて畑を耕し、魚を育てて暮らすと話し合い幸せな時間を過ごしていた。

周の王宮。姫元伯のもとにも王禅が山中に隠遁したと報告が入る。

姫元伯は「魏王には恨みがあるはず、こちらの争いには介入しない」と野放しにする。

その話を田清が盗み聞きしていた。

そして、いよいよ周の王宮から王鼎が運び出される。

楚の王宮。楚王になった太子は「韓と連携し進軍を」と軍に命じた。

韓の王宮。今淑も韓軍に大梁への進攻を命じる。

周・楚・韓は同盟を結び一気に魏を叩く準備が整った。

今淑は兄の子を宿した倩児を呼び出す。

そして「子供がいれば禍根になる」と処刑を命じる。

「兄と一緒に埋葬を…」

魏の王宮。魏王のもとに周の天子が出立したと報告が入った。

王后からの文には「周の天子は信頼に足る」と書かれている。

魏王は文を信頼し計画を進めた。

王禅は姮娥を連れて宿へ。

姮娥は客の中に孫吉、公子臧、田清がいると気づく。

そして王禅に「旅の目的がわかったわ」と言った。

王禅は「利用したんじゃない」と一言。

姮娥は「わかってる」と言って部屋を出ていく。

入れ違いで公子臧たちが入ってきた。

王禅は戦から民を守るため、そして奴隷を解放し自由を得るためにある計画を実行する。

その頃、周の天子は王后・太子・虎賁将軍 姫元伯とともに魏へ到着した。

魏王は迎えの礼をせず朝堂から出てこない。

そして、周の天子を玉座に座った状態で迎え入れた。

太子は「魏王がしたことは諸侯への礼であり不敬だ」と抗議する。

魏王は「虚礼を廃し、家族として過ごしましょう」と周の天子を床に座らせた。

天子が王冠を外すと、

「捨てて楽になればいい、私が引き受けましょう」と手に取る。

魏王は目の前にぶら下がった天子の座を見て自制が効かなくなっている。

その様子を見た天子は「父親にそっくり、しかし忍耐が足りない」と蔑んだ。

魏王は「あなたに時間を費やしすぎた、刈首営、王錯の処刑、魏が強大になる機会を潰した」と今までのことを突きつける。

そして勝ち誇り「天子の王冠は我が頭上に」と言う。

その頃、嘯公は兵士に祝い酒を下賜していた。


感想:ただの男にはなれない

やっぱり王禅にはなにか計画があるらしいですな。

姮娥と所帯を持って日々暮らすだけの生活は出来ない、できるわけないのかね。

さて、古狸と貪欲狐の化かし合いが始まりました。

今淑がまだ乗り込んでこないけど、何をする気なんだろう。

個人の幸せよりも、時代を変えて世直しを成し遂げることがメインなのはわかってるんだけど、どうしても個人個人に感情移入しちゃうよなあ。

多くの人々のために個人が払ってきた代償が大きすぎるもん。

第51話「歴史を刻む者」

魏の王宮で続く、魏王と天子の謀略の応酬。天子側の何重もの策に追い詰められた魏王は、甥でもある周の太子の命を盾に取り、天子との取引を試みるが…。一方、変法の同志たちと合流した王禅にとって、魏王と天子がしのぎを削るこの夜の展開は、自らの筋書き通りだった。新たな時代を勝ち取るべく、深く潜行して布陣を整えてきた王禅たちに、始動の時が訪れる。王禅はコウ娥と2人きりで素朴な婚礼を挙げ、その足で決戦へと向かう。

ネタバレ「歴史を刻む者」

魏の王宮。魏王は朝堂に兵を呼び込み、周の天子を包囲する。

そして「捕らえろ」と命じた。

しかし兵が刃を向けたのは魏王自身だった。

嘯公は魏の兵士に毒入りの酒を飲ませて始末。

楚王の兵士と入れ替えていたのだ。

嘯公は魏王をあざ笑い、

「王禅が宰相に、息子も死んだ、屈辱的な妥協はしないと決めた

国に尽くした忠臣の権力を奪った」憎しみを口にする。

周の天子は「天下は周のもの

王禅を捨てたことが過ち、王禅を失えばお前など何者でもない」と玉座に座る。

周の天子の弱腰は仮の姿だった。

周王朝の栄光を蘇らせるべく密かに力を蓄え魏王 姫暋打倒の計画を立てていた。

魏の王宮に運び込まれた王鼎に武器が隠され、その馬車を守るのは従者に扮した精兵たち。

周の天子は姫元伯を使って楚の太子を取り込み、韓の今淑も取り込んだ。

楚と韓の連合軍は魏に攻め入るだろう。

王后は息子を優先し、魏王である弟を売ったのだ。

魏の王宮。追い詰められた魏王は太子を人質にする。

王后は太子を助けてくれと周の天子に懇願した。

しかし天子は「愛する息子はここにいる」と姫元伯を指す。

唖然とする王后だが「唯一の息子、哀れと思って助けて」とすがりつく。

しかし周の天子は姫暋・姫雯姉弟の父 先代魏王への恨みを晴らすため一歩も引かない。

王后は「お互いあの親子に騙された」と魏王を止める。

しかし魏王は太子を殺してしまった。

魏王は「私を裏切った時、こんな結果を考えましたか?」と姉に尋ねる。

王后は「お前は悪魔、息子を殺した

呪ってやる、この子の何万倍も酷い責め苦を受けるがいい

その魂を地獄に封じられるがいい」と呪詛を吐く。

そして姫元伯に「真に恨むべきは父だ、権力に目がくらみ母親を守る気などなかった、母親は権力を得るための生贄だ」と告げた。

魏王は太子の亡骸を抱いて泣きわめく王后に近づき、短刀を刺した。

姉を殺した魏王は周の天子に擦り寄る。

「ご満足ですか?

姫元伯の即位の障害を取り除きました、王后も殺し愛する女を失った辛さの埋め合わせをしました」

魏王は命惜しさに「許してくれ」と言い出したのだ。

宿。

王禅は魏の王宮で起こる全てを予見していた。

周の天子は魏王を殺さず、完全な操り人形にして魏を統治させ、諸侯への見せしめにするだろうと話す。

すべて魏王自ら選んだ道、天から下された罰だ。

魏の王宮。周の天子は「この日を24年待った」と魏王にいう。

魏王は自らの命と、民と国を人質に「生きるお許しを」と懇願した。

周の天子は「そちがひざまずいた瞬間に、魏国の命運は尽きた、王禅の野望はついえた」と笑い出した。

そして周王朝の秩序に逆らった者の末路を見せるため生かすと言う。

宿。

周の天子は自ら作った計略が完璧なものだと思っている。

しかし、王禅の計略の中では天子も駒に過ぎない。

王禅は「魏王と天子の動向をつかんでいる今なら勝機がある」と配下に話す。

ここまでの動きは全て王禅の予想通り。

王禅は計略を進めるため配下を動かし始めた。

公子臧には楚の奴隷をひきいて、太子を封じ込め騒乱を起こしてもらう。

その目的は楚軍の足止めだ。

すでに孫吉の働きで奴隷たちの意識は変わっている。

王禅は魏へ戻る道中、諸国の奴隷や庶民と対話し「あるべき自由と権利を勝ち取れ」と自由への意識を植え付けている。

公子昴には韓に攻め入り、今淑の兵を牽制してもらう。

連合軍の連携を崩し、魏への進攻を止めるのだ。

話を聞いていた公子臧は「公子昴は国境の守備に行っているはず」と疑問に思う。

そこへ、公子昴が姿を見せた。

公子昴は王禅についたのだ。

その夜、王禅は姮娥のもとへ。

「説明させてほしい」と話を切り出した。

姮娥は「楚から戻った時、もう計画していたんでしょ」と言い当てる。

「国を離れ魏王と姫元伯に争いから身を引いたと思わせる、

あちらが警戒を解いた時、計画が動き出すのね」

王禅は「生きて戻るとは限らない」と告げた。

姮娥は「情で縛っていい人じゃないのはわかっている、私にできるのは足手まといにならないこと」と理解を示す。

そして「婚礼を挙げていってほしい」と1つだけお願いをした。

海岸。姮娥と王禅は2人だけで質素な婚礼を行う。

王禅は最後の戦いに向かった。

姮娥は「あなたは世を正し天下を救う人」と見送る。

魏の城門。王宮の前に王禅が現れた。

王禅は魏の兵士と奴隷たちを従え、自由のために進攻を始める。

朝堂。天子と姫元伯のもとに「奴隷が城門突破目前、率いるのは王禅」と急報が入った。

姫元伯はそこでやっと王禅が逆転を狙っていたと気づく。

王禅と奴隷たちは門を破った。

笵渠は命をかけて城門に登り城柵を上げる。

王禅は盾を巧みに用いて進軍し、姫元伯率いる精鋭部隊と激突した。

精鋭部隊との戦いは厳しく、孫吉や仲間たちが命を落としていく。

王禅は1人で前に出ると、

「健于、これ以上殺すな、ここまでにしろ」と叫んだ。


感想:最終決戦

ここからどうなるの!?ちょっとまって!

普通に考えたら勝ち目がないんだけど、王禅が一体何を仕込んでいるのか気になって感想が書けない!

最終回前に整理しようね…まず、姮娥の選択は間違ってないと思います。

王禅を選ぶなら送り出す覚悟が必要だった。

魏王は…はい。

今淑がどう出るのか気になって仕方ない。

あと、王禅に味方した者たちが次々死んでいくのは辛いです。

第52話 最終話「鬼谷子」

魏の王宮で繰り広げられる戦いを知略で制した王禅。追い詰められた周の天子と姫元伯は周都へ逃げ帰る。1人残された魏王のもとへやってきた王禅は、周辺国の王を全員、大梁で執り行う大典に招くよう魏王に命じる。そして当日、やってきた諸侯らを立ち合い人に仕立て、魏の変法を実現するのだった。一方、生け捕りにされた今淑は、諸侯らによって刑場へと引き出される。こうして、ついに一つの時代が終わりを告げようとしていた…。

ネタバレ「鬼谷子」

魏の王宮。王禅は1人で前へ出て、姫元伯に攻撃を止めるよう叫んだ。

しかし姫元伯は「進め」と命じる。

王禅は精鋭部隊を城門におびき寄せ、煙で視界を奪い 上から油をまいて火を付けた。

兵は火あぶりになる。

そこへ急報が入った。

「楚の奴隷が暴動を起こし楚王が軟禁状態に」

「公子昴が韓に進攻し、韓は終わり…」

姫元伯は王禅にはかられたと気付いた。

周の天子のもとに駆けつけると「早く脱出を、我らの負けです、今逃げれば間に合います」と脱出を促す。

その頃、逃げ遅れた嘯公は奴隷に囲まれ殺された。

魏王は姫元伯に「私も連れて行ってくれ」とすがる。

「王禅のような裏切り者の手に落ちたくない」というだの。

姫元伯は「やつと奴隷たちから罰を受けるがいい」と縛ったまま置いていった。

韓の王宮。公子昴は韓を攻め落とす。

今淑は逃げようとせず、護衛と侍女は最後まで今淑を守り命を落とした。

今淑は公子昴に捕らえられる。

楚の王宮。公子臧は奴隷たちを鼓舞し王宮へ乗り込む。

追い詰められた太子は自ら腹を刺し自害した。

ついに、王禅の猛追が始まる。

王禅は魏の朝堂へ到達。

すでに姫元伯と周の天子は逃亡している。

王禅は縛られ床に転がっている魏王の横に腰を下ろした。

魏王は「見逃してくれ、殺さないでくれ」と懇願する。

無様な男に「姫暋よ、諸国の王を呼び集めろ

燕、趙、秦、斉の王を大梁に呼び寄せてくれ

そして奴らに、周、楚、韓の反乱を鎮めたと告げろ

大梁で祝賀を行い、全員をそこに招くんだ」と命じた。

王禅は魏を救い、周の天子を打ち破った。

楚の太子は死に、今淑は囚われの身になった。

周の王宮。逃げ帰った周の天子は「応竜の骨をしかるべき終着点に移す」と命じる。

そこへ姫元伯がやってきて「4国連合に周都を包囲された」と報告。

国を存続させる条件は周の天子の命だという。

周の天子は息子のために命を差し出す覚悟をした。

「最後の親心、早く殺せ」

そして最後に「本当はそちの母を助けることも出来た、しかし諦めた」と最も大切だったのが権力だったと認める。

「王座に上り詰めた喜びは、愛する女を奪われた哀しみに勝るものだった

必要なのは愛ではなく権力だ」

姫元伯は「王座も権力も欲しくない、見捨てられても父上を守りたい」と苦悩する。

そして父親を刺した。

「その機会すら与えられないのか…」

こうして周王朝は凋落。

姫元伯の行方は誰も知らない。

秦の王宮。

秦王は王太后に相談をする。

「4国の1つとして招きに応じるべきか」

王太后は「足並みを揃え魏へ向かうべき」と答えた。

秦王は魏王からの密書で「諸侯を代表して今淑を処断してほしい」と言われていることも話す。

王太后は「才を隠さぬ尊大な女をこの世間は許して置かぬ

今淑の末路は変えられない

今は従い、爪を隠しつつ富国強兵を、それが秦を強大にする」と伝える。

魏の都 大梁。

王禅は諸侯を魏に呼びつけ、魏の新法発布に見届け役にした。

奴隷解放の撤回はこれで不可能となる。

魏王をねじ伏せ、諸侯を利用し、王禅は民の願いだった変法を孤独な戦いで天下の流れに変えた。

王禅と魏王は民と奴隷の前に出る。

奴隷たちは2人を称賛。

魏王は笑顔で手を振りながら「この奴隷共に自由が誓いできるとでも」と蔑んだ。

王禅は「たとえ一寸の国土もなくても

従える兵も武器さえなくても

見たことのない未来を信じさせてくれる力がある

その力がいつか、信じた景色へ連れて行ってくれる」と答える。

魏王は楼閣の上で変法を発布する。

「奴隷制を廃する、誰もが自由の身となり、変法の内容は鼎と石碑に刻まれ永遠に変わることはない」

奴隷たちは王禅の名を呼び、称賛した。

その様子を見ていた諸侯たちは謀られたことに気づく。

秦王は「同席したのだから、民は変法の賛同者と捉えるだろう」と逃げ場がないことを告げた。

変法によりすべての奴隷に自由の札が与えられる。

魏王は顔を歪めながら、一人ひとりに自由の札を授けていった。

王禅はその様子を見届け立ち去る。

海岸。周の天子の遺詔により応竜の骨は海岸へ運ばれた。

骨は海に還される。

魏の王宮。今淑は謀反人として処刑台へ。

「罪を認めるか」と聞かれた今淑は、

「私に罪があるならあなた方にも」と壇上に座る諸侯たちを一人ひとり指差した。

「我らの正義には嘘と裏切りがつきもの

我らの権力と威厳には殺戮と血がともない

我らの盟約には常に無知なる嘘が

我らはみな同じ罪人

明日は同じ運命!!!」

今淑は自ら火あぶりの台の上へ。

「私の一生は人生自体が裁きだった

闇の時代を生きる女への裁きよ

喜んで暗黒の中の炎となり、お前たちの恥ずべき姿を照らし出してやる!!!

痛みと恨みを力にして呪ってやる!!!

お前たち全員地獄に落ちるように!!!

韓に幸あれ!!!!!」

今淑は火の中で両手を広げ…

海岸。王禅が海岸にやってくると、そこに姮娥の姿が…

エピローグ

王禅は長年諸国を遊歴し、最後は山に隠居して鬼谷子を名乗った。

鬼谷子は縦横家の始祖として龐涓や孫臏だけでなく、歴史に名を残す大勢の偉人を育成した。

合従連衡の蘇秦と張儀、范雎、尉繚なども弟子である。

鬼谷子は民を襲う苦難の原因が、分断と戦乱にあると考えていた。

そのため、太平を得るには中国統一しかないと考える。

その思いは弟子に受け継がれ、ついには秦王 嬴政を支え天下統一を現実のものとする。


感想:鬼谷子、終わりました

壮大な物語だった…

これを見る前に麗姫と始皇帝見てたから、最初脳みそが追いつかなくて大変でしたわ。

私が注目して見ていたのは、王禅の策謀の行方と今淑の運命。

時代を変えようとしている男の考えも気になるけど、時代に翻弄されながら流れに抗う女の生き様も気になるって感じです。

そして、最終的に今淑に全部持っていかれたなって感想。

彼女は未熟な選択によって自分を追い詰めたようにも見えるけど、国を背負って生まれた以上、逃げようがなかった。

その状況で潔く死を受け入れて諸侯たちを糾弾し火あぶりになる。

なんてかっこいいんでしょう…

姫元伯の最後は語られず、彼はなんか平気で慎ましく暮らしそうで嫌だなと思ったんだけど、まあ犠牲者でもあるしいいでしょう。

王禅と姮娥がその後どうなったかも語られず。

まあ2人で生きていったんでしょうな。

というわけで、鬼谷子閉幕です。

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