【君、花海棠の紅にあらず・全49話】28・29・30話のネタバレとあらすじと感想|老いは天が定めるもの

こんにちわ( ¨̮ )/みるこ(@miiirumu)です!

みるこ
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この記事では、

「君、花海棠の紅にあらず(きみ、はなかいどうのべににあらず)」のあらすじとネタバレと感想を掲載していきます。

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君、花海棠の紅にあらずの登場人物

  • 商細蕊:京劇役者
  • 程鳳台:商人、妻は范湘児、姉は程美心、妹は察察児
  • 范湘児:富豪の娘、夫は程鳳台
  • 范漣:范湘児の弟、恋人は曽愛玉
  • 程美心:程鳳台の姉、夫は曽万釣
  • 察察児:程鳳台の妹
  • 姜栄寿:京劇協会の会長、商細蕊の養父 商菊貞の兄弟弟子
  • 姜登宝:京劇役者、父は姜栄寿
  • 鈕白文:梨園協会所属
  • 商菊貞:商細蕊の養父
  • 鄭原木:商会の会長
  • 曽愛玉:范漣の恋人
  • 蒋夢萍:商細蕊の姉弟子、夫は常之新
  • 常之新:范湘児の従兄、妻は蒋夢萍
  • 曽万釣:司令官、妻は程美心
  • 曹貴修:父は曽万釣

【全49話】「君、花海棠の紅にあらず」あらすじ・ネタバレ・感想

「君、花海棠の紅にあらず」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第28話「腕の中の娘」


生まれた赤ん坊を引き取りに行った程鳳台(チョン・フォンタイ)は、曽愛玉(ゾン・アイユー)に実の娘として育てると約束し、鳳尾(フォンウェイ)と名前をつける。曽愛玉は涙を流して鳳尾と別れ北平から旅立つ。范漣(ファン・リエン)には子供の世話は到底難しく、程鳳台は赤ん坊を水雲(シュイユン)楼に連れていくことに。一方、范湘児(ファン・シャンアル)は曽愛玉を調査し、程(チョン)家の財布を握ることで冷静さを保っていた。

ネタバレ「腕の中の娘」

水雲楼。程家を出た程鳳台は水雲楼に転がり込む。

程鳳台は商細蕊から喧嘩の原因を聞かれ、誰にも話さなかった母の話を始めた。

春萱の写真を見た商細蕊は「美しい舞台姿だ」とつぶやく。

「母も楊貴妃が一番得意だった、十数年探しているが行方がつかめなかった、やっと手紙が来たのに妻に燃やされた」

「1通来たなら2通目も来ます、待ちましょう」

「しばらくは手探りでやっていく、身一つで家を出たので何も残っていない」

「私が居ます、水雲楼が養います!」

「私は金食い虫だぞ、赤ん坊も引き取る」

「どうってことありません!水雲楼は金のなる木で今が拾い時ですよ!」

程鳳台は母との幸せな思い出に浸りながら眠りについた。

第一楼。程鳳台が帳簿の整理をしていると、そこへ范漣が戻った。

頭に包帯を巻いていたため程鳳台は「湘児の仕業か?」と聞く。

「姉さん以外にいない、すべて素直に話したけど僕らが口裏をあわせていると思っている」

「そのうちわかってくれるさ、せっかくの機会だ自由を満喫する」

程鳳台は曽愛玉が今夜北平を立つと教えた。

舞台が終わり、小来はお茶を飲ませようと急須を探している。程鳳台は自分が勝手に使っていた急須が商細蕊のものだと気づいて、こっそり中身を戻し小来に返した。

「出かけてくる、夜の演目に備えてゆっくり休め」

アパート。程鳳台は曽愛玉のもとへ。

曽愛玉は赤子に乳を含ませながら「これでお別れだから最後に乳をやっていたの」と微笑んだ。

程鳳台は無理に取り上げようとはせず「家の事情を教えてくれれば力になる」と提案する。

曽愛玉は「側室にしてくれる?」と冗談のように言った。

程鳳台は女の子を実の娘として育てると約束する。そして、曽愛玉が持っていた鳳凰の尾の玉にちなんで「鳳尾」と名付けた。

曽愛玉は「玉を記念として残してあげたかったけど、まだ必要なの」と涙ぐみ、鳳尾を託して車に乗り込む。

駅へ急ぐ范漣。

しかし、曽愛玉に会うことは出来なかった。

アパート。程鳳台が赤子の世話をしていると、范漣がやってきた。

「会えなかった…」

「責任を逃れ金を出そうともしない、愛想を尽かされて当然だ」

程鳳台は范漣に子供を抱かせる。

泣いてしまった赤子に慌てておむつも替えられない范漣を尻目に、程鳳台は手慣れた様子で赤子の世話をした。

范漣が育てられるはずもなく、程鳳台は「水雲楼で育てる」と話す。

程家。范湘児は帳簿の管理中。

そこへ程美心がやってきて「水雲楼に住み込んでいるわよ」と教えた。

「放っておきます、互いに非がありどちらも譲れない。曽愛玉のことは調べた、印鑑も小切手もないのだから金が尽きれば戻ってくる、私が出来るのは家業を守って金が尽きるのを待つだけ、その頃には実母も見つける」

程美心は案外したたかな義理の妹に感心した。

水雲楼。程鳳台は鳳尾を連れて水雲楼に戻ってきた。

団員たちは赤子に群がり笑顔を浮かべる。

「そっくりだと」言われた程鳳台は否定するのもおかしいと考え「ウチの娘だそっくりだろう」と笑った。

そこへ、商細蕊がやってきた。

商細蕊は赤ん坊が怖いらしい。

「鳴き声が怖いんです、墓場で聞こえるフクロウの声みたいで…」

それを聞いた程鳳台は赤子を抱いてみろ、と商細蕊を追いかけ回した。

「そんなに子供が苦手で将来出来たらどうするんだ」

「子供は要りません!」

「なら水雲楼は誰が継ぐんだ」

「小周子です!」

商細蕊は井戸の陰から恐る恐る名前を尋ねる。そして、名前を聞くと鳳尾は言いにくいと指摘した。程鳳台は「鳳乙にしよう」と名前を変える。

常家。蒋夢萍は程鳳台が家を出たと聞いて考え込んでいる。

「なぜ家を出たの?悪いことをしたかしら?」

常之新は「電話をする前に私に相談すべきだった、遊びで作った子を家族にあわせるはずがない」とたしなめた。

「口裏合わせでもしてるんじゃないの?」

程家。范湘児は婚姻の夜の事を思い出していた。

水雲楼。その頃、程鳳台は鳳乙の夜泣きで慌てている。そして、長男が生まれた時のことを思い出した。

長男が生まれ范湘児は夜の相手ができないため侍女を差し出した。それに怒った程鳳台は出ていってしまった。

「私はいつ家に戻り、お前に妹を作れるかな…」

水雲楼。小来は「女財神はあまりに人を見下している!」とご機嫌斜めだ。

そこへ、商細蕊が戻ってきて程鳳台を呼んだ。

商細蕊は程鳳台のために小型の車を買ったらしい。

程鳳台は「車は高すぎる飯をおごってくれればいいさ」と商細蕊を連れて出かけた。

小来は鳳乙の世話を押し付けられ、更に憤慨した。

街。二人で街を歩きながら話をする。

「恩返しのつもりか?」

「欲しがるものは何でもあげたいのです」

新聞が飛ぶように売れている様子を見た程鳳台は理由を尋ねた。

商細蕊は「梨園の投票券が付いた新聞です」と教える。

「投票とは一体何だ?」

「5年に1度行われ、最初の投票で勝った役者は次に投票に進み、開票は梨園会館で、優勝者は科挙の状元のように街を練り歩き最高の栄誉を得るのです

養父は2回参加してどちらも2位でした、街を離れても悔しがっていた」

程鳳台は金があれば支援できるのにと話す。

商細蕊は「小細工など不要です」と笑った。

梨園会館。投票の準備中の鈕白文が薛千山を出迎える。

「今回は商細蕊がいるので盛り上がって大儲けできますよ」

姜家。姜栄寿は四喜児を担ぎ出して投票を台無しにしてやろうと考えている。


感想:玉の首飾り

曽愛玉が持ってた玉の首飾り商細蕊も持ってなかった?最初の方で、姜栄寿にいじめられて無一文になってた時、小来に売りに行けって渡したやつ。そんで小来が「身元がわかるかも知れない物だから売れない」って言ってたような。

まあ、ここまで匂わせで出てくるなら、2人は親族ってことか。

じゃあ曽愛玉の言う「家族を助けたい」って商細蕊の親が困ってるってこと?ほ?

それにしても程鳳台は優男だなあ。嫁の弟が作った子供なんだから、血縁関係もないし、金を払う義理もないのに助けちゃって。商細蕊の言う「捨てる神あれば拾う神あり」がぴったりはまる事件であった。

あと、范湘児が出産して夜の相手ができないからって春杏を夜伽に行かせたのちょっと引いた。現代のつもりで見てたけど、古装劇のような話が飛び出してきて混乱よ。いや~でも金持ちなら今でもあるのかも…?

第29話「勝利への畏怖」


梨園一の役者を決める人気投票は商細蕊(シャン・シールイ)、寧九郎(ニン・ジウラン)、姜登宝(ジャン・ドンバオ)、当て馬の四喜児(スーシーアル)による決選へ。だが勝利を予想された商細蕊は辞退すると言いだす。商細蕊にとって永遠の1位は心の師である寧九郎。だが、自らが勝てば寧九郎の衰えを受け入れざるを得ない。商細蕊、寧九郎どちらも不在の梨園会館では、開票結果が発表されようとしていた。

ネタバレ「勝利への畏怖」

姜家。姜栄寿は商細蕊に嫌がらせをするため、四喜児を推薦することに。

ポンコツ息子 姜登宝は「四喜児では商細蕊に勝てないのでは」と不思議そうだ。

姜栄寿は「四喜児が投票に残ればお遊びだと思われる^^」と説明し、高笑いした。ハッハー

新聞社。薛千山は杜洛城に「誰が優勝すると思う?」と尋ねる。

杜洛城は迷うこと無く商細蕊だと答えた。最終決戦に残るのは寧九郎、姜登宝。

薛千山は陳紉香が残ると予想するが、杜洛城はありえないと否定した。

水雲楼。范漣が新聞を持って最終選考に残ったことを知らせに来る。そして、最終選考に残った以外な人物 四喜児の事を教えるが、商細蕊は寧九郎のことしか気にしていない。

団員は勝ちを確信!一致団結して宣伝に勤しむ。

第一楼。程鳳台は商細蕊を応援するため、劇楼の前に大きな看板を掲げた。

そこへ商細蕊が慌ててやってきて「やめます、私の中では寧先生が一番、勝ったらどんな顔で会えばいいんだ」と打ち明けた。

程鳳台が「養父の気持ちも考えてやれ」と言うと「もうすぐ命日なので平陽に…」と逃げ出そうとする。

話を聞いてた大聖は「命日はまだ2ヶ月先ですよ…」と呆れた。

斉王府。斉王は「優勝はずっとお前か侯玉魁だった、商菊貞はいつも2位、姜栄寿は会長になって一回優勝しただけ、年寄りだらけの中に商細蕊という若者が出てきたんだ」と楽しそうに話している。

しかし寧九郎は「庭の畑が狭すぎるのでは?スイカを植えるといいですよ?」と暇なら畑仕事でもしたらいいという嫌味を放った。

「暇人の私が新聞を買って投票してやるぞ^^」

街。その頃、商細蕊は変装して投票券を買いに行き寧九郎に貢ぎまくる。

金が足りず水雲楼に戻ると印鑑を持ち出した。

そこへ小来が来て「また二旦那ですね!?水雲楼は二旦那の貯金箱じゃないんですよ!!」とお説教を食らってしまう。

まさか寧九郎に投票するためだとも言えず、商細蕊は逃げ去った。

梨園会館。開票の日がやってきた。

姜一族と四喜児が意気揚々と会場入りする中、寧九郎と商細蕊の姿はない。

開票が始まり、鈕白文が取り仕切って票を読み上げていく。

斉王府。寧九郎が歌っていると斉王がやってきた。

「梨園会館には行かないのか?」

「代理に行かせました」

「代理が受賞はまずいぞ?」

「おそらく商細蕊のほうが私より上です」

梨園会館。その頃、四喜児は「寧九郎が来ないじゃないのお!!」と不満を漏らしている。

街。商細蕊と程鳳台は城壁の上を散歩していた。

「大事な日に行かなくていいのか?」

商細蕊は話題をそらして答えようとしない。

「……行きません、勝つのが怖いです。以前は養父が怖かったが、ある日 振り向いたら養父は衰え息を上げていた。年に負けたんだ」

「誰が年に勝てるんだ?」

商細蕊は寧九郎の老いが受け入れられないのだ。

程鳳台の呼んだ小来がやってきて、商細蕊は梨園会館へ向かう。

梨園会館。開票が終わった。

四喜児に入ったのは自分の入れた1票だけ、立場がなくなり逃げ帰る。

城壁。小来が迎えに来た。程鳳台が呼んだという。

梨園会館。寧九郎と商細蕊が3586票で同位、姜登宝は1257票。

すると姜登宝が用意した男たちが「若造の票が多すぎるインチキだ」とイチャモンをつけ始めた。

そこへ寧九郎の付き人が現れ、男たちを黙らせる。

付き人は壇上へ上がると、寧九郎から預かってきたという最後の一票を鈕白文に渡した。

「最後の一票は商細蕊に!今回の優勝者は商細蕊!!」

会場が歓声で揺れる、その歓声を商細蕊は劇場の外で聞いた。

付き人は「票の他にも贈り物が」と扁額を壇上に上げる。

そして寧九郎の伝言「若い鳳のほうが美声だ、商細蕊の優勝を祝う」を読み上げると、扁額の幕を外した。

そこには「梨園の最高峰」と書かれていた。薛千山は「梨園主人の交代を最初から決めていたんだな」と納得する。

会場の外でその様子を見ていた商細蕊は「まだ衰えていない…」と言って逃げ出してしまった。

水雲楼。商細蕊は祖師像にひざまずいてブツブツと独り言を言っている。

部屋から追い出された程鳳台は鳳乙をあやしながら「不気味で眠れない」と文句を言った。

大聖が商細蕊の部屋で寝ればいいと言うと「犬小屋みたいで嫌だ」と拒絶する。しかし十九に誘われたため慌てて「犬小屋」に逃げていった。

水雲楼。翌朝、寧九郎が扁額を届けに来た。大聖から「祖師様の部屋にいる」と聞いて入っていく。

商細蕊は祖師像の前に座ったまま眠ってしまっていた。

揺り起こされると「祖師様と先生の話をしていたんですよ」と寝ぼけて寧九郎の足に抱きついた。

「この子は骨の髄まで役者…

夢だと思って聞いておくれ、お前がどう思おうと私は年をとった、幼い頃から宮中で育てられ太監や女官の動きを真似た、主従しかない世界を生きたため物語の主役になりきることが出来ず、師匠の真似をした

芝居に解釈を加えるなどもってのほかだった

お前は子供の頃からしつけに萎縮せず、自分の解釈で演じようとした

私にどれだけお前が必要か、京劇にもお前が必要なんだ」

寝ぼけている商細蕊は話がわからないという。

寧九郎は扁額を寝台に乗せ、その上に商細蕊を寝かせた。

寝ぼけている商細蕊は寧九郎の頭に手を伸ばすと「先生白髪が…ブチィ!すや…」と髪の毛を一本抜いて眠ってしまう。

数時間後。目が覚めた商細蕊は「扁額が歩いてきた!?」と驚いている。

そこへ小来が来て「寝ぼけてるんですか?寧先生が届けてくれたでしょ?」と教えた。

商細蕊は握っていた白髪を見て夢ではないと確信した。

今度は程鳳台を連れてきて扁額の上に寝てみてという。

「でこぼこして痛いぞ、床のほうがマシだ」

「私の宝は今 全部この部屋にあります!祖師様 養父 寧先生の扁額と二旦那ですよ!!!」

程鳳台は面食らってからほほえみ「感動した」と言う。

「今後は説教を控えてくださいよ」

嬉しそうに部屋を出ていった商細蕊を見送り、程鳳台は扁額の寝心地を確かめた。


感想:お父さん

寧九郎が商細蕊の本当のお父さんじゃないかと疑ってたんだけど、違うの?侯玉魁も商菊貞も結婚してて、寧九郎だけそういう話がない。太監なわけでもないよね?

なんかだんだん謎が多くなってきた。

今回、商細蕊の告白タイム(?)がありました。私の宝は二旦那だなんて…大好きじゃん。一体その感情に名前をつけるならなんなんでしょうね?

ブロマンスという触れ込みで結ばれる結ばれないの話じゃないのはわかっていても、なんだか期待してしまう。

第30話「最愛の妹」


梨園の頂点に立った商細蕊(シャン・シールイ)の元に広告の依頼が殺到する。気が進まない商細蕊だったが、程鳳台(チョン・フォンタイ)のために不慣れなことを引き受ける。そんな中、劇楼に来ていた察察児(チャーチャーアル)が程鳳台に憎しみを抱く者に誘拐される。妹を守るために究極の手段を選び、苦渋の決断をする程鳳台。そんな程鳳台の元に、范湘児(ファン・シャンアル)が捜し出した女性が会いに来て…。

ネタバレ「最愛の妹」

第一楼。范漣は「商先生が頂点に立った!日頃の応援に感謝して、3日間連続公演を行い観劇料は半値にする〜!」と宣伝している。

その話を、怪しい男が聞いていた。

楽屋。程鳳台は学校が休みに入った察察児を連れて来る。

商細蕊と兄妹が話をしていると、そこへ范漣がやってきた。

「多くの人が広告に出てくれと言ってるよ」

それを聞いた商細蕊は小来にお茶を出すよう命じて拒否を示した。

「気持ちは察したよ…断ってくる…」

落ち込んで立ち去ろうとした范漣を商細蕊が引き止める。

「どんな方たちで?」

「タバコ、香水、織物、石鹸製造の社長が一番金持ちそうだった」

「じゃあ、そこの広告に出る」

あれだけ嫌がっていた商細蕊に何が起こったのかと、程鳳台は驚く。

「吹っ切れました、金のためなら何でもする」

「兄さんは無一文じゃないよ、家に帰れば金持ちだ、姉さんとは喧嘩しただけ」

「本当ですか?」

「もちろんだ、家に帰れば好きなだけ持ち出せる」

范漣は個室に向かいながら「まさか承諾するなんて、義兄さんのために稼ごうと必死だ、あんなに単純だとつけこまれちゃう」と商細蕊の琴を心配した。

程鳳台は「金を遠ざける性格は直さなければ」と笑う。

そこへ警察局長が会いに来ていると報告が入った。

程鳳台は范漣に察察児を託し、外で話をするため第一楼を出る。

警察局長は「今日の午後、二親分が脱獄した」と報告。すでに程家の周囲を警備させているという。

第一楼。舞台が始まった。

個室で観劇している察察児のもとに、二親分が現れ連れ出した。舞台から様子を見ていた商細蕊はすぐに気づく。

程鳳台が用件を済ませて戻ると察察児の姿がない。程鳳台は慌てた様子で個室を出て范漣を見つけると「頼むと言っただろ!」と怒鳴りつける。

楽屋を探し回っていた程鳳台の耳に、察察児の悲鳴が聞こえた。

人気のない裏口から出た二親分は、察察児を羽交い締めにして銃を突きつけている。

商細蕊は槍を持って二親分に迫った。

そこへ程鳳台が駆けつける。

「すべて失った!お前が奪ったんだ!妹を慰みものにしてやる」

程鳳台はなんとか話をして察察児を助けようとするが、二親分は話の通じる男ではなかった。

そこで程鳳台は逆に激高させることに。

「何も知らないようだな、誰もお前を親分だとは思っていない、古家の大バカモノ、愚かな豚、恥知らず腰抜け」

二親分が油断したすきに商細蕊が抑え込んだ。

縛り上げられた二親分は「牢獄から出た後、お前の妹を見つけたら慰み者にして殺してやる」とわめいている。

程鳳台は商細蕊に察察児を連れて行かせ、二親分の頭に向かって引き金を引いた…

運送業の事務所。察察児は疲れて眠っている。

そこへ葛さんが来て、香港行きの手続きをするための書類を渡した。

目を覚ました察察児は「行かないわ」と拒絶する。

「手放したくなくて先送りにしてきたが、事は一刻を争う。北平にいると危険なんだ、約束する、すべて落ち着いたら迎えに行く」

「わかった、1つ約束して、大人になったらすべて自分の意志で決めていいと」

程鳳台は察察児を守るため香港に送り出した。

程家。葛さんがひざまずいている。

范湘児は「家のことを教え、察察児のことも内緒にしていた」と激怒していた。

そこへ、韓総官が戻り「奉天からお探しの方を連れてきた」と報告する。

范湘児は「次は許さないわ、三ヶ月給金なしよ」と葛さんに行って立ち去った。

范湘児が客間に向かうと、そこには若い女性がいた。

水雲楼。夕食中、程鳳台は「船に乗った頃だな」と妹を思い沈んでいる。

商細蕊は「先が思いやられますね?連れ戻しては?どうかしてますよそんな遠くにやるなんて、せっかく私が助けたのに」と食べながら話した。

そこへ韓総官が客人を連れてくる。

程鳳台は客人と2人で話をする。

「春萱の弟子です」女性はそう名乗った。

部屋の外では団員が様子をうかがっている、そこへ商細蕊がきて団員を追い払い盗み聞きを始めた。

女性の名前は春萱、引退後に名前を引き継いだという。

程鳳台は続けざまに母親のことを質問し、手紙が燃えてしまったと打ち明けた。

「完全に舞台から降りるので記念に作ったレコードを受け取ってもらえないかと、縁ある人に送ったのです」

程鳳台はレコードを受け取った。

程鳳台は春萱を見送りに出る。

「いつでも手助けを」程鳳台の言葉に春萱は「師匠は舞台に立つのは自分が楽しむためと言っていました」あっさり断って立ち去った。

遠くから様子をうかがっていた商細蕊は「堂々として自分を持っている、母上もそんな役者だったのですね」と春萱を見送る。

その夜、2人は春萱のレコードを聞いた。

弟子の春萱は嘘をついていた。

程鳳台の母 春萱は亡くなる前、心残りを弟子に託し、死んだことを打ち明けないよう遺言したのだ。

「私が死んだら、この春萱という芸名を受け継いでほしい、そして私の息子 程鳳台を探して、会ったら聞いて?私という母親を覚えているか、覚えていたらこのレコードを息子に、そして伝えて、私は元気で今も楽しく舞台に立っていると…」

程家。春杏は「口実を作ってお迎えに行きましょう」と范湘児に提案した。しかし范湘児は頑なに拒む。

そこへ「上海の製綿工場で爆発事故が起こった」と報告が入る。

范漣の能力では処理しきれない問題だ。

范湘児は「怪我をした中には代々の范家の使用人もいる、悪評が広まれば范家の評判はガタ落ちになるわ」と次々に指示を出した。

范漣は「ある技術者を思い出したよ、彼に頼んでみようかな…」と口実を作って程家から逃げ出す。

その頃、商細蕊は程鳳台に付き添われ石鹸の広告を撮影中。

しかし、光るレンズが怖くてガチガチになり、うまく決まらない。

程鳳台はレコードをかけてリラックスさせた。

撮影が終わると、カメラマンは残ったガラス板で記念写真を取らないかと提案する。

商細蕊は洋装から自分の衣装に着替え、二人で写真を撮った。

「私たちが出会った証になるな、なんだ落ち着きが無いぞ」

「花海棠が咲いています」

商細蕊がセットの花を見て喜んでいると、程鳳台は「それは絵だろう」と笑った。

水雲楼。2人が戻ると、范漣が待ち構えている。

「助けを請いに来た」という范漣を見放して程鳳台は部屋に入ってしまった。

商細蕊は「大丈夫です格好をつけてるだけ、最近 死ぬほど暇そうだったから内心喜んでますよ」と予言する。

すると、中からお呼びがかかった。

范漣から話を聞いた程鳳台は上海に出張するため駅へ向かう。

程家。その夜、范湘児が帳簿を調べていると程美心がお粥を持ってきた。

「弟が疲れた顔を見たら悲しむわ」

「悲しみませんよ、私たちは内と外2人で程家を営んでいるだけです。私に優しいのは愛しているからじゃない」

范湘児は冷めた目線で夫婦関係を語った。

続けて、范湘児は帳簿を見て程鳳台の度胸と商才に気づいたという。

「この能力がなければ持参金も泡と消えていたでしょう」

上海の程家。程鳳台は悲しい記憶の残る屋敷に戻ってきた。


感想:無事で良かった

察察児が無事で良かった。

良かったんだけど、二親分にも同情してしまう。小さい頃から、古大犁の父親と比べられただろうし、吃音に、言葉が出てこないというアレ…歪められ生きづらかったから悪の道に走った。彼は敷かれたレールを歩いただけ。なんだかなあ。

さて、破竹の勢いで人気役者に成長した商細蕊のもとには広告の依頼が舞い込みまくっているようです。普段なら受けない仕事だけど、宝物 二旦那に贅沢をさせるべく稼ぐ方向にかじを切りました。かわいいな?

そんで工場で事故が起こり、上海に旅立っていったわけだけど、見送る商細蕊は「これでよかった」と言いながらどこか寂しそうな表情…うっ…どういう感情!?それどういう感情…?

次回、31・32・33話はここから!

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