【孤城閉・全69話】ネタバレ全話とあらすじ一覧と感想|こじょうへい〜仁宗、その愛と大義〜

こんにちわ( ¨̮ )/みるこ(@miiirumu)です!

この記事では「孤城閉~仁宗、その愛と大義~」について、全69話のネタバレ一覧・あらすじ全話・管理人の感想を最終話まで掲載していきます。

「孤城閉~仁宗、その愛と大義~」全話まとめ

「孤城閉」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ ) 1・2・3

4・5・6

7・8・9

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67・68・69(最終話)

孤城閉(こじょうへい)の概要

「孤城閉~仁宗、その愛と大義~(原題「清平乐」、英題「Serenade of Peaceful Joy」)」は中国で放映されたテレビドラマ。

北宋第4代皇帝 仁宗の人生を描く。

  • 原題「清平乐」
  • 英題「Serenade of Peaceful Joy」
  • 原作:小説「孤城閉」
  • 製作年:2020年
  • エピソード:全69話
  • 主演:ワン・カイ、ジャン・シューイン、レン・ミン、ビエン・チェン
  • ジャンル:古装、歴史
  • 時代:北宋

孤城閉のあらすじ

北宋の皇帝・趙禎(後の仁宗)は自分を育ててくれた太后の劉娥が生みの親ではなく、生母は太后の婢女を務めていた李蘭恵だったと知る。

申し訳ない思いと李家への恩返しから、趙禎は愛娘の徽柔を、李家の子孫・李瑋に嫁がせる。

朝廷では慶暦の新政をめぐり、大臣たちが激しく対立していた。

趙禎はその狭間で公正中立を旨に各派の調整を図りながら治世に努めていた。

徽柔には幼馴染みの内侍・懐吉という思いを寄せる男性がおり、趣味も性格も合わない朴訥として平凡な李瑋をどうしても好きになれずにいた。

ついに嫁ぎ先を飛び出し、宮廷に出戻ってしまうが、それは社会規範を犯す大罪だけでは収まらず、趙禎の国政を揺るがす一大騒動に発展する。

風雲急を告げる天下の行方、そして徽柔が辿った壮絶な運命とは…。

(衛星劇場)

孤城閉の登場人物&キャスト

  • 趙禎/宋仁宗

孤城閉の予告

【全69話】「孤城閉~仁宗、その愛と大義~」あらすじ・ネタバレ・感想

第1話

ネタバレ

北宋 天聖年間(趙禎の治めた最初の年号)

深夜の皇宮に皇帝 趙禎の乳母 許氏が呼ばれる。

福寧殿。

皇帝 趙禎は書を書いている。

そこへ当陽郡夫人 許氏の来訪を告げる声が響いた。

趙禎はその書を許氏に見せ「昔と比べてどうだ」と聞く。

許氏は「書はわかりませんが、聡明な陛下なら上達されたはず」と答えた。

趙禎は「遠く及ばない、書には情や魂がこもるものだ、幼い頃は両親に孝を尽くせると信じていた」と話した。

趙禎の父 先帝 趙恒はすでに亡くなっている。

趙禎は「私は母上に尽くせているか?」と聞いた。

許氏は趙禎の母である太后の名前を出す。

それを聞いた趙禎は「だまそうとするのか」と声を荒げた。

「君主を欺くは大罪だ!」

趙禎は感情を荒げた。

許氏は趙禎が生まれたときのことを話し始める。

「李氏は予定より早く産気づいた、皇子の産声を聞いて気を失った」

先帝 趙恒は現在の太后 劉娥が皇子を産み、皇家の血をつないだと宣言した。

「修儀 劉娥は皇子を産んだ、褒美を与える、宮女 李蘭恵には黄金10両と玉環1対、朱衣と冠を授ける」

生まれたばかりの趙禎はすぐに李蘭恵から引き離された。

暗闇の中、太后の居所から呂夷簡が出てきた。

門の前では八大王 趙元儼が待ち構えている。

趙元儼は趙禎の叔父に当たる人物だ。

呂夷簡が見えないふりをして通り過ぎようとするので、趙元儼は杖で強く石畳を叩いた。

趙元儼は「夜も開けないのに義理姉上に挨拶か?」と言う。

呂夷簡は「先帝が亡くなり何年も王府にこもっていたので規則を忘れたんでしょう?」とかわした。

そして、火急の件が届けば中書省はすぐに動かなければならないと自身の行動を正当化する。

その途中 呂夷簡が「御前」と口にしたため、趙元儼は「御前というなら福寧殿に行くべき」と咎めた。

すると呂夷簡は「垂簾聴政(皇帝が幼い場合、皇后や皇太后が代わりに摂政政治を行う)であり、どこで協議するかは決まりがある」と言い返した。

趙元儼は「宋の天下が何家のものか忘れたのか」と聞く。

呂夷簡は何も答えない。

趙元儼は笑いながら立ち去った。

そこでふと「なぜ宮中に?福寧殿へ行ったのか?」と呂夷簡は」疑問を持つ。

すぐに太后に知らせようと道を戻るが、思い返して踵を返した。

空が白み始めた頃、趙禎は張茂則を連れ、宮中を駆けていた。

宮中での騎乗はご法度だ。

趙禎は聞く耳を持たず、無理やり開門させ外へ出た。

皇帝 趙禎が侍衛も連れず外へ出たため、皇宮は大騒ぎに。

側仕えの鄧保吉は「男が一緒だったが、何者かは不明」と慌てている。

晏宅。

侍郎 晏殊に趙禎の出奔が知らされる。

先帝の陵墓 永定陵。

趙禎は父の陵墓に到着した。

そこへ息せき切って侍衛が追いかけてくる。

侍衛は趙禎の前に跪き、それ以上の進行を止めた。

趙禎は「供養ではない母に会いに来た」と話す。

その頃、陵墓の中にある屋敷では騒ぎを聞きつけた盛ばあやが「六郎様がお越しです」と李蘭恵に知らせていた。

李蘭恵は李順容と名を変えている。

その姿は痛々しいほどやせ細り、病を得て頻繁に咳をしていた。

知らせを受けた李蘭恵は喜ぶ。

寝台から起き上がり「髪を結って衣を着る」と息子に会うための準備を始めた。

一方、趙禎は侍衛と押し問答を続けている。

「母」と聞いた侍衛は「太后様は宮中に」と進言した。

趙禎は「朕の母は…産んでくれた母のことだ!」と言うが話にならない。

怒りに飲まれた趙禎は、侍衛に剣を向けた。

そこへ儀仗兵が先帝陛下を奉る雅楽を奏でながらやってくる。

さらに、趙禎の先生である晏殊が駆けつけた。

晏殊は「この先は先帝の妃 李順容の私邸、永定陵の守り人で面会は許されておりません」と趙禎の行いを止める。

趙禎は「忠臣だと言うなら、宋の主は誰だ?」と聞いた。

晏殊は「太后様の支える陛下こそが、皇帝陛下です」と答える。

李順容は陵墓の外の様子を伺っていた(話が聞こえてる?)

そして「あの子はもう、皇帝陛下…六郎ではないのね」とつぶやく。

まだ先帝 趙恒が生きていた頃。

趙恒は「耐えて欲しい、母が2人いれば困惑する」と李蘭恵に話していた。

過去の記憶を振り返り李順容は「あの子がここへ来ても先帝を奉るだけ」と気落ちする。

晏殊は説得を試みるが、趙禎は聞き入れようとしない。

しかし「先帝の命令で一切の面会を断っている」という話を聞いて趙禎の態度が変わった。

東屋。

陵墓から離れて話をする2人。

趙禎は「もし母を連れ帰り、天下に国母だと知らせれば、太后や臣下はどうする」と聞いた。

晏殊は「李順容は戻らない、太后は即位せず、我らも武后の再来を許しはしない」と答えた。

晏殊は太后の味方をしているわけではなく「太后が皇帝を補佐し、李順容が陵墓を守る」という皇帝の遺命を重んじているだけだと話す。

趙禎は「それを聞かなければどうする」と聞く。

晏殊は「奸臣にそそのかされ癇癪を起こしたとしか思われない

そうなれば、君主の責任を負えないと判断されてしまう

太后が政を支配する時間が長くなるだけだ」と諭した。

趙禎は堪らず「玉座など捨て、母と2人で生きる」と言い出す。

そこへ李順容の内侍が書を届けに来た。

写経を太后と陛下に献上し、国の安寧を祈るというのだ。

趙禎は母が他になにか言っていなかったかと聞く。

内侍は「陛下は慈しみ深く名君になられる、民は幸せだと話していた」と答えた。

「なぜ慈しみ深いと思うのか?」

内侍は近くの寺に参拝したときのことを教える。

寺では菩薩像の冠が盗まれたところだった。

住職は作り直しを奏上する。

しかし、趙禎は「警備の行き届かない寺に黄金を用いてはいけない」と命が下した。

趙禎はその理由について「教育には限界があり欲は抑えがたい、黄金を目にすれば盗みたくもなる

それでは平穏を願い神像を祀る意味がなくなってしまう」と話す。

住職がその言葉を伝えると民は感服したという。

話を聞いた趙禎は、さらに母への思いが募ってしまう。

晏殊は「仁君」にならなければいけないと諭した。

すると趙禎は「生母に孝行さえできないのに仁君とは」と皮肉る。

晏殊は「天子と庶民の孝は同じではない」と説く。

徳のある行いを民に示し、天下の民にそれを見習わせることが天子の孝であるというのだ。

それでも趙禎は諦められない。

晏殊は「李順容は民のために天子を授かり、民は陛下のために李順容に孝を尽くしている」と説得し続けた。

趙禎は内侍から写経を受け取る。

「病だと聞いたが、医者には見せたか?」

「医者に見せ薬も飲み回復しています」

そこで趙禎は、幼い頃に李順容からもらった砂糖漬けのことを思い出した。

「懐かしい砂糖漬けを一時でも味わいたい」

内侍は陵墓に来てから1度も砂糖漬けを作っていないと明かす。

そして「召し上がりたいならば1つお教えします、宮中に入られる前、馬興街にある梁家の菓子店で学ばれました」と話した。

梁家の砂糖漬け。

梁家の前で書生 韓琦が悪漢と対峙している。

梁家には省試の猛勉強で体を壊した梁生、その嫁、7歳になる男児 梁元生と生まれたばかりの梁元亨、梁生の母である老婆がいた。

韓琦は「将来士官し民のために尽くす、今はまだ郷試に合格しただけ、しかし善良な民を虐げる行いは許せない」と悪漢に立ち向かった。

悪漢は市場外での出店が禁じられていることを利用して、店を出している家を脅し金を得ているのだ。

悪漢は「顔に傷をつければ10日後の省試の試験で役人に気づかれる」

と汚水を持ち出した。

「かぶって悪臭を漂わせながら試験を…」

そこへ皇帝 趙禎が到着し、従えていた侍衛に悪漢を捕まえさせる。

しかし、韓琦は通報を止めた。

趙禎が理由を聞くと「諸悪の根源はすべての役人を束ねる皇帝だから」と韓琦は答える。

趙禎は「茶と菓子をおごる、皇帝が悪の根源という理由を話せ、納得の行く話ならこの店を守らせる」と梁家に入った。

韓琦は悪漢がやってくる理由を話す。

「近隣の店を脅して金を奪っている、通報できないのは市場外での出店が禁じられているから」

趙禎にはなぜ民が法を犯すのか理解できなかった。

韓琦は趙禎が雲の上の仙人のようなものだから、民の暮らしがわからないのだと指摘する。

わずかな食糧のために法に背く悲哀はわからないだろうというのだ。

「民の暮らしは平穏ではないのか?」

そこへ、梁元生がお茶と果物を運んできた。

韓琦は梁元生に「7歳なのになぜ勉学をしない?」と聞く。

梁元生は省試の猛勉強で体を壊した父と、産後の母に代わり店を手伝わなければならないのだ。

この日は、悪漢が来て客は帰り、老店主は砂糖漬けを漬けるのを忘れてしまったという。

そこへ老店主が砂糖漬けのすももと雪華糕を運んできた。

老人子供に若夫婦、市場に出店を出したくとも早起きして市へ品を届けられるものがいないのだ。

趙禎はやっとその意味を理解する。

韓琦は「根本的な問題は悪漢ではなく、役人の長たる皇帝」と断言した。

趙禎が立ち上がると、韓琦は「約束を守って欲しい」と訴えた。

趙禎は店を守らせると言う。

去り際「皇帝と朝廷を批判しながらなぜ科挙を受ける?」聞く。

韓琦は「皇帝は民の苦しみを知らない、私が知らせるのだ」と答えた。

輿。

趙禎が輿に戻ると、晏殊が待っていた。

趙禎は「唐代に市と街は分けられ制度は続いているはず…だが街での開店を太祖も太宗も不問にした」とつぶやく。

晏殊は「砂糖漬けがなぜそんな話に…?」と不思議顔。

福寧殿。

趙禎が帰宅すると側仕えは夕餉の話をする。

政については太后や王相が協議をしたため、趙禎に知らせることはないというのだ。

内侍は「陛下は講義の日だったので3人で話をしたのでしょう」となだめる。


感想:孤城閉~仁宗、その愛と大義~見始めました

明蘭を作った制作会社と監督のタッグと聞けば見るしか無いだろという作品を今 衛星劇場でやっております。

現時点での放映分は全て見ているんだけど、もう…もう…この静かな大作に圧倒されています。

わたし…しってる…これ明蘭の空気感と一緒…

静謐の中に荒々しい躍動を感じる孤城閉~仁宗、その愛と大義~をゆっくり堪能していきたいと思います。

第2話

ネタバレ

福寧殿。

趙禎は親への孝について書いた書を見つめている。

苦しみに顔を歪め涙を流した。

数日前。

八大王 趙元儼が趙禎に会いに来た。

そして「太后は非情にも生母の手から陛下を奪った、皇后になり朝廷を牛耳っている、北宋の武后になるつもりだ」と糾弾したのだ。

趙禎はその話の真相を確かめるため、乳母 許氏を呼んだようだ。

福寧殿に引きこもり、趙禎は人払いをして誰にも会おうとしない。

そこへ宮中で育った趙禎の幼馴染 苗心禾がやってきた。

苗心禾は「鳥の絵を見て貰う約束をした」と部屋の外で趙禎に聞こえるよう話をする。

その声を聞いた趙禎は椅子の裏に隠れてしまった。

苗心禾は諦めず「ここで待つ」と言って座り込む。

彼女は座り込んだまま話を続けた。

「雀の絵がうまく書けないの、馬球も教えてほしいわ

私は六郎兄さんが大好きよ、姉上たちと違って私のことを笑わないもの」

そこへ内侍の張茂則が夜食を持ってきた。

苗心禾はこっそり室内に入り、様子をうかがう。

そして出てくると「やっぱり隠れてた!

太后様に怒られたときはいつもそう、私達が帰れば食べてくれるわ」と張茂則に耳打ちした。

承明殿。

玉座には趙禎と太后 劉娥。

王曽は「天聖5年までに広南西路の瓊州、桂州、象州…37州から推挙、政や文才に優れたものは計71人」と報告する。

その奏上を受け取った趙禎は「太后様に渡せ」と判断を仰いだ。

趙禎には決定権がない。

その次に呂夷簡が「興化知県 范仲淹は母親の喪に服すため退官を願い出ている」と報告する。

趙禎はその名前を聞いて「泰州の防潮堤はどうなる」と聞き返した。

趙禎は范仲淹が防潮堤の建築と修繕について奏上した時、その考えに感服したと話す。

しかし一方で、孝行を重んじ国を治めるのが宋のやり方であり、いくら考えが優れているからと言って服喪させないわけには行かなかった。

趙禎は太后に意見を聞く。

太后は微笑みゆっくりとうなずいた。

そこへ様子をうかがっていた八大王 趙元儼が口を出す。

「カラスや羊さえ親の恩を忘れない、生母に孝を尽くさぬなら獣にも劣りますなあ〜

しかしながら范仲淹は心得ている、忠臣を名乗りながら権力者に取り入り弱者を踏みにじる大臣とは違いますわ!」

趙元儼は太后を揶揄し、大臣たちを批判した。

大臣や太后への不満を抱える趙禎は口元が緩む。

福寧殿。

郭皇后は母が贈ってきた品物を届けるため福寧殿に急いでいた。

到着すると、そこで楊美人とばったり。

郭皇后は「ただの妃のくせに!呼ばれもしないのに福寧殿に押しかける気?」と敵意むき出しだ。

楊美人は飄々と「絹の肌着を仕立ててお持ちしただけですけど?」と答える。

「陛下のお召し物は専門の女官が用意する、歓心を買う気ね!」

「寸法が小さかったんです!送り返せば作ったものが罰を受けるので私に白羽の矢が立ったんです〜!

お優しい陛下は理由もなく妃を叱りませんし、下々が責められるのもお嫌いなのです!そんな事も知らないんですか〜?」

郭皇后は楊美人に掴みかかった。

承明殿。

趙元儼の話を聞いていた呂夷簡は「日々孝行するだけが”孝”ではない」と考えを述べる。

「父の生前はその志を見て死後はその行いを感じよ、3年同じ道を歩めば孝なり」

まずは志を尊重し悔いが残らぬよう行いを成す、これこそが大孝だと言うのだ。

話を終えると獣を例えに出した趙元儼を批判した。

趙元儼は怒りに震え、今にも襲いかかりそうだ。

その時、太后が口を開いた。

「服喪の話がここまで長引くとは、腹は減らぬか?」

太后は2人の争いを止める。

そして「親を亡くした者は官を辞する決まり」ときっぱり断言した。

趙禎を納得させるため、江淮の塩運副使で塩税の改革を上奏した張綸のことを持ち出す。

「范仲淹はこの件に独自の見解を示し、防潮堤の建造に関する奏上でも張綸の治水に触れていた」

范仲淹は張綸を後任にと希望したという。

太后は「范仲淹が孝を守り、張綸が防潮堤の任務を継げば孝と忠を全うできる」と決断を下す。

趙禎に向き直ると「陛下も歳を重ね落ち着きを増せば、万事周到に考えられる名君となるだろう^^」と微笑んだ。

趙禎は「ご忠告を心に刻みます」と言うしか無い。

朝議が終わり、趙禎は憤怒しながら福寧殿への道を歩いている。

「未熟さを揶揄された」と太后に激怒した。

その頃、太后も居所へ向かっている。

太后は「李蘭恵のことを知り恨んでいるが体面は保ってくれる

役人が喪に服すと聞いて、孝を持ち出し嫌味を言ってきた」と内侍 任守忠に話した。

任守忠は「子は母に反抗するもの、いずれ理解を」と太后の気持ちをなだめる。

居所に到着すると、太后は趙元儼の屋敷に侍医を派遣するよう命じた。

「先帝崩御の悲しみで八大王 趙元儼は虚言を話し病を抱えるようになった」

太后は朝廷で騒ぎを起こす趙元儼を押さえつけたいようだ。

福寧殿。

趙禎が戻ると、郭皇后が待ち構えていた。

郭皇后は「楊美人が呼ばれもしないのに福寧殿に来て、盗みを働いたんですよ!」と金切り声を上げた。

楊美人も黙っていられず「絹の肌着を届けただけ濡れ衣です!」と応戦。

皇后は負けじと「漆の籠を持っていたでしょ!私が陛下のお菓子を入れるために贈ったものよ!」と言い返す。

「陛下は私のお菓子が好きなのでいつも用意しているんです、今日は見知らぬ砂糖漬けがあったので参考に持ち帰ろうとしただけ!」

皇后は言い返せなくなり、太后に判断を仰ぐと言い出した。

そこへ趙禎が止めに入る。

隣に皇后を座らせると微笑みながら「そんなことより砂糖漬けの話をしよう、皇后と妃の力が必要なのだ^^」と言った。

趙元儼の屋敷。

趙元儼は「非道極まりない女!趙家の領土を奪おうとしているー!」と絶叫。

八大王妃は呆れたような顔で茶を飲んでいる。

診察をした侍医は「病が再発したのでしょう」と王妃に告げた。

その間も趙元儼は叫び続けている。

診断が下ると、任守忠は「屋敷で静養を、参内の必要はないですよ」と伝え立ち去った。

太后の居所。

太后は運ばれてきた食事に眉をひそめた。

「豪華な膳は必要ない、半分にして水害に苦しむ民の救済に」

任守忠は「陛下がその必要はないと言うので、一品だけ減らしました」と答える。

それでも太后は「食欲がない」と食事を内侍に払い下げた。

そこへ皇后と楊美人、尚美人がやってくる。

郭皇后は太后の前に砂糖漬け並べると、趙禎から聞いた話を誇らしげに話し始めた。

「これは陛下の好まれているお菓子です!

陛下は先帝が亡くなってから宮中の砂糖菓子の味は変わってしまったと言いました

陛下は砂糖菓子の味が李氏の味と同じかどうか確かめてほしいと言うのです」

皇后は太后が趙禎の実母ではない事を知らない。

悪気もなく趙禎がどうやって砂糖菓子の味を探し出し、その味に感嘆したか語り続けた。

砂糖菓子の更には「母への感謝を示す詩」が刻まれている。

太后がそれに気づくと皇后は「陛下が口ずさまれたので刻ませました」と素直に答えた。

「きっとこの砂糖漬けの味が太后様の愛を思い出させ…」

その時、内侍 任守忠が目下の者を叱りつける声が聞こえてきた。

任守忠は失態を演じ、太后を守ったのだ。

皇后たちが立ち去ると任守忠は「目下の者に手荒な真似をした」と謝罪し、罰してほしいと願い出た。

長年共に暮らしてきた太后にはその考えがわかっている。

太后は「自ら失態を演じ、私が醜態を晒すのを防いでくれた」と感謝し、話をしようと誘った。

福寧殿。

趙禎は太后にかまをかけ、李蘭恵が実母であるという確証を得たかった。

皇后から任守忠の異様な挙動を聞いて確信したようだ。

内侍 張茂則は「皇后が太后の怒りを買っていないか心配」と案じている。

しかし、郭皇后のことをよく思っていない趙禎は「愚かで軽率な女だと言え!押し付けた女がいかに粗忽か思い知らせるんだ

実の母ならあんな女を娶らせはしない」と太后をますます恨んだ。

趙禎は張茂則に向き直り「お前しか信じられるものがいない」と信頼を口にする。

張茂則は「この数日恐ろしくて仕方がない、太后が疑うかも知れない」と不安を吐露した。

趙禎は「孝を尽くすこともできず、ただ母の味を宮中に戻すことしかできない

怒って疑おうと、この怒りや屈辱には到底及ばないだろう」と怒りに飲み込まれている。

太后の居所。

太后は任守忠に昔話をする。

「先帝が私を皇后にと決意した時、世継ぎを生むべきか悩んだ

先帝は病に伏し、大臣たちの間には陰謀が渦巻いていた

対処できるものが私の他にいなかったのだ」

太后に実子はなく、養子となった趙禎を可愛がった。

先帝は太后を趙禎の母とし、李蘭恵を陵墓に送るよう指示した。

先帝は趙禎が国を継いだ後、2人の皇后が生まれ混乱が生じないよう先手を打ったのだ。

そして死の間際「国と趙家を守り皇太子に万全な形で国を託し、李蘭恵を厚遇するように」と言い残した。

太后は「長年愛してくれた先帝を裏切れはしない」と涙をこらえる。

太后は最期に1つだけ先帝に聞いたという。

「真相を知り生母を連れ帰ろうとすれば、朝廷は2つに分かれる私はどうすべきか」と…

先帝は「いかなる手を使っても李順容に権力を持たせるな」と答えていた。

福寧殿。

翌朝、張茂則は任守忠の訪れを告げる。

趙禎は「頭痛で寝坊したと言って中に入れるな」と命じた。

宮中。

張茂則はお使いを命じられ都城へ向かっている。

そこへ都知(内侍省の長官)江徳明が現れた。

江徳明は渡すものがあると言って箱を差し出す。

張茂則は「功績もなく頂けない」と拒絶した。

江徳明は「お前は宮中で育ち7歳で陛下のお付きに、忠実で機転が利く、誰よりも信じるお前の言葉なら陛下も聞き入れてくださるだろう」と意味深なことを話す。

江徳明は「ゆかりのあるものを太后様の命令で返す」と箱を渡した。

福寧殿。

その夜、趙禎は皇后や尚美人の誘いを無視。

張茂則が戻ると嬉しそうに駆け寄った。

「李順容への贈り物の返事は?かんざしや髪飾り、絹花は喜ばれたか!?」

張茂則は返事はまだだと答えた。

趙禎は続けて「梁家の梅と酥餅は買えたか?」と聞く。

張茂則は叩頭し「都城を出られなかった」と謝罪した。

「李順容への思いを心深くしまい、太后様を苦しめないように…宋にはお二人が必要なのです、お二人は決して離れられないのです」

張茂則は江徳明から聞いたことを話し始める。

太后の居所。

その頃、郭皇后は「お召が途絶え半月以上」と太后に泣きついていた。

郭皇后は口汚く他の妃をけなし「太后様に縁組を強いられたから陛下が冷たいのだと噂しているんです!」と話す。

黙って聞いていた太后は「”夫に愛されず敬われない”と私に言いに来たのは、無理に娶らせた私が悪かったと言いたいのね?」と微笑んだ。

皇后は慌てて否定。

「才能も知恵もなく文句を言うばかり、どうしろと?」

皇后は泣き出し「どうしたらいいか全くわからない」と答えた。

「毎日楽しく過ごせるものなどいないのよ

怒りを抑えることに苦労し、恐れられたくば力をつければいい、敬われたければ徳を身につける、書を学べば少なくとも心を育むことができる」

太后は皇后に書を差し出す。

福寧殿。

権力者と結託した罪で張茂則の生家は滅びた。

その際、太后は盃を江徳明に授け、その盃を江徳明は張茂則に返した。

張茂則は「記憶では病がちな先帝に代わり、太后が大臣たちの謀を抑え、幾度も処刑が行われた、江徳明の話は真実のように思える」と話す。

李蘭恵は墓守とは言え多くの褒章を得て、同じ位の太妃よりその額は多い。

権力など目がなく慎ましい人物だが、息子が一国の主となり秘密を知ったと知れば側にいたいと思うかし知れない。

趙元儼の密告も怪しい。

李蘭恵への贈り物は江徳明に取り上げられ、他の太妃と同じものに替えられたという。

江徳明は死を覚悟で、先帝と太后のやり取りを張茂則に明かしたのだ。

そこでふと、趙禎は太后が無能の趙耆を枢密使にしたことを思い出した。

太后にとって趙耆は恩人。

太后は金や爵位を授け、恩に報いていた。

しかし要職だけは与えなかった。

それを突然枢密使としたのは警告だ。

趙禎は「我を通して反抗を続ければ、朝廷に多くの血が流れる」という太后の警告に気がつく。


感想:学び

なんだか考えさせられる台詞が多い。

特に共感したのは太后と郭皇后の会話。

誰もが太后のように考えられればいいけど、世の中の多くの人は郭皇后のように「何をどうしたらいいのか全くさっぱり何一つわからない」って状態だよな。

ただ毎日なんとなく生きてる…

はー!!面白いけどじっくり見たいので大変体力を使います。

それにしても、趙禎が賢い子だから良かったものの、これでアホのボンだったら目も当てられない惨状になってたんだよな。

でもあの太后ならどんなアンポンタンでも巧いこと導きそうである。

第3話

ネタバレ

後で追記します(´◠ω◠`)


感想:

次回、4・5・6話はここから!

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