【花様衛士・全55話】4・5・6話のあらすじとネタバレと感想|祝儀箱の謎

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

この記事では「花様衛士〜ロイヤル・ミッション〜」について、

全55話のネタバレ一覧・あらすじ全話・管理人の感想を最終話まで掲載していきます。

バッキバキにネタバレしながら感想を書き散らしているのでご注意ください。

【全55話】「花様衛士〜ロイヤル・ミッション〜」あらすじ・ネタバレ・感想

「花様衛士」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

「花様衛士」登場人物一覧

  • 袁今夏:ヒロイン、幼い頃に両親とはぐれ袁陳氏の養子として育てられる、六扇門の名捕吏として大活躍
  • 陸繹:錦衣衛指揮使 陸廷の息子、同じく錦衣衛として皇帝に仕えている、幼い頃に母を亡くし父との関係がこじれた
  • 楊岳:楊程万の息子、料理人になりたかったが言い出せず捕吏になる、今夏を妹のように大切にしている
  • 楊程万:楊岳の父、今夏と楊岳の上司でもある
  • 謝霄:水運業の元締め 烏安幇の跡取り息子、しかし婚姻を嫌がって家を飛び出し義侠として各地を転々としていた、今夏の幼馴染
  • 上官曦:朱雀堂 堂主、謝霄の婚約者、謝霄のために烏安幇を支えている
  • 林菱:林家の娘、楓林坳で隠居生活をしている
  • 林荷:林菱の姉、夏長青に嫁ぐがすでに亡くなっている
  • 陸大堅:陸繹の遠い親戚、林菱の兄弟子、共に薬王谷で医術を学ぶ
  • 藍青玄:道士、師は元明大師、金儲けのため龍胆村へ行き陸繹たちと出会う
  • 翟蘭葉:元役者、痩馬として金持ちに買われていた、厳世蕃に魅了され付き従う
  • 岑福:陸繹の部下、陸繹命で今夏と揉めるが和解し仲良くなる
  • 袁陳氏:今夏の養母、今夏と同じように家族をなくしている
  • 淳于敏:陸繹の母の兄の娘、両親は跡取り息子である弟を溺愛、愛されていないわけではないが差を感じている
  • 厳嵩:現在の首輔、前首輔の夏然を陥れ死罪に、裘丞・沈煉・楊其政らも排除し大きな権力を手に入れた
  • 厳世蕃:厳嵩の息子、今回の悪の親玉
  • 嘉靖帝:おじいちゃん、健康大好き、奸臣きらい
  • 陸廷:陸繹の父、錦衣衛指揮使
  • 曹昆:兵部朗中、曹霊児の父
  • 汪直:倭寇の頭領
  • 夏然:夏府の長、陥れられ死罪に、息子は夏長青
  • 夏長青:夏然の息子、父が陥れられ犠牲になる
  • 裘丞:将軍
  • 李旦:食客、曹昆の娘 曹霊児と駆け落ちするが今夏に捕まる
  • 曹霊児:曹昆の娘、物分りのいい子
  • 許朗:尚書、厳世蕃の手駒
  • 楊黙:将軍、厳家とは対立
  • 黄郁:薊遼総督、厳家派閥、偽の絵を献上したことで自分の首を絞める
  • 沙脩竹:旗牌官、その正体は貧民のために金持ちから金品を奪う義侠、謝霄に兄貴と慕われている
  • 王方興:鎮国中尉 朱観煊の部下、祝儀箱を届けるため船に乗る
  • 徐敬:大臣、陸繹に力を貸す
  • 李芳:嘉靖帝の太監
  • 廖聞華:厳嵩の娘婿、能力はなくコネで役人をやっている
  • 厳風:厳世蕃の手駒、性格はめちゃくちゃ悪いが能力はない
  • 謝百里:烏安幇幇主、謝霄の父
  • 周顕已:工部 都水清吏司、翟蘭葉に惚れている
  • 雲遮月:役者、10年前の事件で犠牲になる
  • 霧隠花:役者、現在は春喜座を買い取り座長をしている
  • 朱観煊:鎮国中尉、悪徳
  • 董斉盛:董家水寨の跡取り、先代はいい人だったらしいが…
  • 王麻子:倭寇、厳世蕃の手駒、本名 羅文龍
  • 石新:龍胆村族長の息子、生き残り藍青玄の弟子になる
  • 呉守緒:知府
  • 元明大師:嘉靖帝に妙薬を献上
  • 二胖:元明大師の弟子
  • 三痩:元明大師の弟子
  • 于大勇:将軍、軍事馬鹿
  • 祁衛綱:参謀、鬼嫁持ち
  • 祁夫人:賢く強く今夏の力になってくれる、杭州を守る武人として活躍
  • 顔紹瓊:厳家の駒

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第4話 あらすじ「錦衣衛の配下」

船が出航すると陸繹は船室に程万を訪ねた。2人の話を盗み聞きした今夏と楊岳は程万がかつて陸廷(りくてい)の配下で錦衣衛の精鋭だったことを知る。師匠が錦衣衛を辞めた理由を聞き出すため、今夏は陸繹に取り入ろうとするが、そのことで程万に厳しくとがめられ罰を受けるはめに。師匠に告げ口された今夏は陸繹への反感をますます募らせる。そんな中、奉国(ほうこく)将軍に届けられる祝儀の品々が船室から忽然と消え、今夏らに疑いがかけられた。

ネタバレ

船。

袁今夏は楊岳に遅刻した理由を話す。

「母さんに易家の三男との見合いを迫られた」

それをを聞いた楊岳は大笑い。

袁今夏は「楊岳と恋仲だって言おうかな…」と楊岳を利用する話をした。

楊岳はありえないと驚き、身震いする…ぞぞっ…

そこへ陸繹が現れた。

袁今夏は陸繹の差し出した茶碗を思わず受け取ってしまう。

「茶碗受け取っちゃった!屈辱〜!」

厳府。

許朗は厳世蕃に会う。

厳世蕃は黄郁に伝言を伝えろと命じた。

「薊遼総督に着任する前に約束の”清明上河図”を早く届けろ」

船室。

袁今夏は陸繹を楊程万の部屋へ案内する。

追い出された袁今夏は2人の話を盗み聞き。

しかしすぐにバレて「日暮れまでに乗船員全員の身元を確認しろ」と仕事を命じられた。

そんなことで諦める袁今夏ではなく、追い出された後部屋の前に戻り盗み聞きを始める。

陸繹は楊程万が錦衣衛に属し、陸廷の配下だった頃の話を始めた。

陸廷は復帰を願っているという。

楊程万は「年老いて脚も不自由」とその話を断った。

陸繹は最後に陸廷の伝言として「死者は帰らず」と意味深な言葉を残した。

師匠の過去を知った袁今夏は好奇心が抑えられない。

そこで楊程万の過去について陸繹に聞くことにする。

陸繹の船室。

袁今夏を見た陸繹は「金魚の糞で疫病神だ」と顔を歪めた。

袁今夏は「師匠を説得しますよ^^」と話を持ちかける。

その流れで辞めた理由を知ろうというのだ。

陸繹は袁今夏を追い出す。

袁今夏は部屋の前に陣取り待つことにした。

厳府。

廖聞華は義理の父 厳嵩に玉を贈る。

その目的は黄郁の後釜である右都御史に任じてもらうことだ。

船。

袁今夏は「ゴキブリを退治しろ」と陸繹に命じられる。

その後、船室に戻ると楊程万が待ち構えていた。

袁今夏は楊程万に「目上の者に無礼を働いた」と叱られる。

陸繹が告げ口をしたらしい。

罰を命じられた袁今夏を楊岳がかばい反省文だけで済んだ。

しかし腹の虫がおさまらない。

そこで袁今夏は陸繹の部屋に虫を置いて嫌がらせをした。

その夜、黒装束を着た陸繹は祝儀箱のある部屋へ侵入。

だが、すでに祝儀箱はなくなっていた。

袁今夏の船室。

沙脩竹は「部外者のお前たちが犯人だ」と言い出す。

甲板へと連れて行かれ、抵抗した袁今夏と楊岳は取り囲まれてしまった。

沙脩竹は袁今夏に向けて矢を射る。

そこへ陸繹が現れ袁今夏を守った。

陸繹は王方興を人質に取り「錦衣衛経歴だ」と名乗る。

「私は変わり者、自分の配下は殴るも殺すも好きにする、しかし手出しされれば理性を失わない保証はないぞ」

王方興は陸繹の求めに応じ、現場を調べることにする。

祝儀箱の部屋。

倒れている侍衛たちは気を失っているだけ。

箱は8箱あったがすべてなくなっている。

箱のあった場所には蝋の跡。

中の書画が傷まないように沙脩竹の提案で封をしたらしい。

蝋の上に残った足跡は、すべて侍衛の靴のもの。

袁今夏は陸繹に推論を話す。

扉の傷跡、大きな音、大胆な行動から安全の保証があったことがわかる。

争った形跡はなく、足跡は侍衛の靴のもの。

侍衛は顔見知りに薬を盛られ眠ってしまった。

「王方興が横領して盗まれた芝居をしたのでは?」

厳府。

厳世蕃のもとに黄郁が清明上河図を届けた。

厳世蕃は人を呼んでその見事な品を披露することにする。

船。

袁今夏は侍衛を集め取り調べを行った。

鎮国中尉の侍衛たちは重心も安定せず太っているが、沙脩竹だけは鍛えられた体をしている。

さらに沙脩竹の靴には蝋が多く付着していた。

その時、船を嵐が襲う。

嵐に乗って幽霊船が現れた。

侍衛は「700年前、後梁の朱友圭が船上で馮廷諤に殺された

今もその怨霊が船にとどまり数年ごとの出現に遭遇すれば呪われる」と怯えている。

陸繹はさっそうと船首へ向かい船を観察。

岑福にイカリを下げて船を固定するよう命じた。

しかし、海におろしたイカリは幽霊船に吸い寄せられていく。

陸繹は鉾を投げてロープを固定。

そのロープを握り、袁今夏を抱えて幽霊船に飛び移った。

感想:毛色が違う

どうせいつものラブコメでしょ〜(´・×・`)と思って見始めたらなんだか様子がおかしいぞ!?

そうだよねそうだよね、衛星劇場さんが輸入してるくらいだもん何か特色があるんだよね…

それにしても幽霊船の展開には笑うしか無いですわ。

船とかCG多用するから予算がないとできないはずだし、要所要所で金がかかってて、特に今回出てきた厳嵩の部屋なんて皇宮か?ってくらい豪華だったし、何が言いたいって期待値低かったけど実はこれ面白いんじゃないの?という話がしたい。

いやでも金がかかってるからと言って面白いわけでは…眠くて何が言いたいかまとまりません。

第5話 あらすじ「旗牌官の正体」

幽霊船に乗り移った陸繹と今夏は怪しい船の正体を見破ったが、浸水し始めた船から逃げ出す際に、軽身功(けいしんこう)ができない今夏は水中に落ちてしまう。水面に浮かぶ蝋や船の喫水線から、ある仮説を思いついた今夏は船側を探り、船底の密室に祝儀の箱が隠されているのを発見する。しかし、その時、黒装束の人影が現れ、今夏は水中に引きずり込まれた。刃物を持って襲いかかる黒装束の男に必死で抵抗する今夏だが、次第に意識が遠のいていき…。

ネタバレ

幽霊船。

陸繹は袁今夏を抱え、幽霊船に飛び移った。

袁今夏は甲板が血だらけだと怯えている。

しかしよく見るとそれはすべて染料だった。

幽霊船が薄暗く光っているのは夜行蝶の鱗粉が付着しているため。

2人は幽霊船の船室へ。

そこで隠し通路を見つける。

袁今夏が通路に向かって銃を放つと、仕掛けが作動した。

陸繹は簡単にすり抜けるが、袁今夏は這いつくばって必死に罠を抜ける。

たどり着いた先は制御室だった。

船は機械仕掛けで動いていて、人は1人も乗っていない。

袁今夏が機械についていた朱い宝石を外すと、機械は止まってしまった。

その直後、船室の壁に部品が刺さり、浸水し始める。

陸繹は「連れて帰って!」と頼む袁今夏を、船に向かって放り投げた。

袁今夏は海に落ちてしまう。

そこで海に蝋が浮いていることに気づいた。

重い祝儀箱を運び出したなら船が軽くなって喫水線が下がるはず。

しかし見たところ変化していない。

そこで袁今夏は「蝋が防湿ではなく防水のためだった」と気づいた。

水に潜り確認すると、船の側面に隠し部屋を見つける。

そこへ黒尽くめの男たちが現れた。

袁今夏は水中に引きずり込まれてしまう。

陸繹が駆けつけ、袁今夏を締め上げる男を必死に殴り助けようとした。

陸繹は意識を失い沈んでいく袁今夏を救う。

船室。

数時間後、何事もなかったかのように袁今夏が目を覚ました。

楊岳から「祝儀箱は引き上げて差し押さえされた」と聞き、飛び出していく。

陸繹の船室。

見つかったのは6箱。

残り2箱は行方不明のままだ。

開かれた祝儀箱の中には金銀財宝が詰まっていた。

それを見て袁今夏は大喜び。

陸繹が「くすねるのか?」と聞くと。

楊岳が「こいつにそんな度胸はないです」と勝手に否定される。

袁今夏は祝儀箱の場所がわかった理由を話す。

そして喫「旗牌官 沙脩竹が犯人」と教えた。

陸繹は幽霊船が現れた理由について「司南」が原因だろうと話す。

それは古代に発見された鉄を引き寄せる石、磁石のことだ。

幽霊船は船板を磁石で覆い、他の船を引き寄せていた。

伝説を利用して船底からお宝を盗むつもりだったのだ。

厳府。

厳世蕃は清明上河図を披露。

廖聞華は贋作の可能性があるといい出す。

許朗が題字を確認すると、宋の徽宗帝が痩金体書き記し双龍の印も添えられていた。

厳世蕃はその絵を額装し飾ることにする。

船。

陸繹たちは王方興と沙脩竹を呼び出した。

沙脩竹は濡れてしまった衣を着替えている。

袁今夏は調べ上げた犯行の手口を語り、沙脩竹を問い詰めた。

沙脩竹はすべて認める。

調べが終わると、陸繹は「祝儀の品は預かる」と言い出した。

これに反対したのは王方興だ。

陸繹は祝儀箱に入っていた品を1つ取り出す。

それは「徽宗帝の秋鷹図」

皇宮の品だ。

裘大将軍が馬市の解放を進言し、嘉靖帝がアルタン・ハンに贈ったもの。

嘉靖帝は裘大将軍に託した品の行方を気にかけ探らせている。

箱の中はその時贈られた品ばかりだ。

陸繹は「鎮国中尉と裘大将軍は仲がいいらしいな?輸送の担当が王方興だと分かれば陛下はどうするかな…?」と脅した。

王方興は陸繹に従うしかない。

沙脩竹は「貧者を助けるためやった、1人で計画した」と口を割らない。

陸繹は沙脩竹を押さえつけ、足を痛めつけた。

そして看守をつけず閉じ込めておくよう命じる。

陸繹の船室。

岑福は箱の中を調べ、朱観煊親子の罪の証拠を探す。

しかし、箱の中には何もなかった。

陸繹は「観煊は些細なことでも書き留める」と物証を探しているようだ。

深夜、黒ずくめの男 謝霄が沙脩竹を助けに来た。

沙脩竹は陸繹に脚を痛めつけられ逃げることができない。

謝霄は沙脩竹を抱え逃げ出す。

甲板。

袁今夏は1人で甲板へ。

そこで逃げてきた沙脩竹&謝霄と出くわしてしまう。

謝霄に剣を突きつけられた袁今夏は、口からでまかせを言ってなんとか逃げようとした。

そこへ罠を張っていた陸繹が現れる。

楊岳も現れ、沙脩竹は謝霄だけを逃した。

袁今夏は陸繹の武器にあたって、首に怪我をしてしまった。

翌日、謝霄は水の底から隠されていた祝儀箱を引き上げる。

船。

怪我をしても袁今夏の好奇心は収まらず、男の衣の素材から身分のある人間だと推理していた。

そんな袁今夏をみて楊岳は心配…オニイチャン…

揚州。

一行はやっと揚州にする。

出迎えに揚州知府 韋応が現れた。

陸繹は罪人 沙脩竹と証拠の品を引き渡す。

沙脩竹は提刑按察使司に収監されることになった。

港には烏安幇の拠点がある。

烏安幇は揚州の水運業を束ねる元締めだ。

幇主は謝百里、裏社会での名は謝単刀。

蘇州から江寧の水運業を仕切り、江蘇と浙江の顔役を担っている。

謝百里は高齢のため表には出ず、仕事は朱雀堂 堂主 上官曦に任せているという。

そこへ配下を引き連れた上官曦が現れた。

美しくたおやかな女性を見て、何故か楊岳が驚く。

上官曦は南少林寺仕込みの剣の腕前の持ち主。

3年前、江寧の幇に単身殴り込み烏安幇の傘下に入ったという。

上官曦は一行がいることに気づかず、規則を破った配下を罰しようとしていた。

見物していた袁今夏は「公衆の面前で私刑!?」と驚き止めに入る。

上官曦は陸繹と挨拶を交わし「規則を破ったので脅しただけですよ^^」と微笑んだ。

そこへ謝霄が現れた。

陸繹はすぐに昨晩の男だと気がつく。

謝霄の正体は烏安幇の若幇主、幇主 謝百里の実子だ。

東屋。

謝霄は上官曦との婚姻を強制され、婚儀の晩に逃げ出していた。

あれから3年。

上官曦は再会できた想い人を前に顔がほころぶ。

しかし謝霄はそんな気持ちも知らず「娶るなんて考えられないんだ」とはっきり断った。

感想:進出用語

おっおtっぅ…進出用語の嵐だぜ…

面白いし一瞬出てきた話も拾って調べたいんですが、のらくらしている間にHDDがバキバキになってしまうので流して行かなきゃいけないこのジレンマよ。

幇っていうのは貧しい人たちの互助会みたいな、今見てる山河令にも出てきます。

その若幇主が金銀財宝強奪事件に関わってるってなんだろうね。

そして、今回登場しました上官曦とても好き。幸の薄いお姉さんが大好物です。

第6話 あらすじ「すり替えられた制牌」

謝霄(しゃしょう)は沙修竹(さしゅうちく)を助け出すため、策を講じて今夏から盗み取った制牌を使い、牢獄に入り込んだ。しかし逆に捕らえられ、からくも上官曦(じょうかんぎ)に救い出される。一方、制牌をすり替えられた今夏は陸繹から賊との関係を問いただされる。逆上した今夏は売り言葉に買い言葉で賊の仲間だと認め、陸繹から「出ていけ」と言われて涙に暮れる。すり替えは謝霄の策だったと気づいた今夏は烏安幇(うあんほう)に乗り込んでいくが、そこで驚くべき事実を知る。

ネタバレ

東屋。

上官曦は幇主 謝百里の具合が悪い事を伝える。

さらに3年も待たせるのは無理かもしれないと。

そこで上官曦はなぜ婚姻が嫌だったのか尋ねた。

謝霄は「俺みたいな若造などでは姉弟子を幸せにできない」と話した。

そして沙脩竹を助けてほしいと願い出る。

上官曦はまず謝霄のヒゲを剃り、髪を整え、衣を着替えさせた。

浮浪者のようだった謝霄は貴公子風に変身する。

屋敷。

鎮国中尉 朱観煊が陸繹のもとに現れた。

朱観煊は「祝儀を返して欲しい」と話す。

しかし陸繹は「捜査中」と言って拒否した。

すると朱観煊は皇族の身分を使って脅しをかける。

陸繹は怯むことなく「錦衣衛が聞くのは陛下の命令のみ」と切り捨てた。

朱観煊は諦めて帰っていく。

烏安幇。

家に戻った謝霄は父 謝百里に対面。

謝百里は謝霄の悪事をすべて知っており、平手打ちをして息子を罰した。

「陸繹に歯向かうとは、蘇州に隠れていろ」

謝霄は沙脩竹を見殺しにできないと話す。

謝百里は怒って立ち去ってしまった。

謝霄は父の元気な姿を見て、病は上官曦の嘘だと思いこむ。

街。

袁今夏は楊岳と街を散策中。

「詩情豊かで美女も多い…ギュフフ…」とごきげんだ。

謝霄は隠れてその様子を見ている。

そして料理屋の店主に話をつけ「ただ食いをした」と芝居をしてもらった。

謝霄の計画通り、袁今夏が興味を持ってやってくる。

謝霄は袁今夏を呼び「話を聞いて判断して欲しい」と頼んだ。

その時、騒ぎに怒った妓楼の女将が2階から足を洗う水をぶちまける。

袁今夏はその水をかぶってずぶ濡れになってしまった。

着物店。

謝霄は着物を弁償すると言って店へ連れて行く。

袁今夏が着物を着替えている間に、六扇門の制牌を盗んだ。

そして本物の制牌の代わりに、偽物を置いていく。

牢。

謝霄は陸繹の配下を装い牢へ侵入。

しかし看守に「南鎮撫司」(本当は北鎮撫司)とカマをかけられ偽物だとバレてしまう。

謝霄は牢に閉じ込められた。

夜の街に雷鳴弾が響き渡った。

上官曦が謝霄を助けるために放ったようだ。

上官曦は謝霄を連れて逃げ出した。

袁今夏は雷鳴弾の音を聞きつけ牢へやってきた。

謝霄と同じ制牌を持っていたため、賊の一味だと勘違いされる。

袁今夏は「雷鳴弾を使ったなら手から火薬の匂いがするはず」と無実を訴える。

陸繹は袁今夏を連れてその場を離れた。

屋敷。

陸繹は再度、袁今夏に説明を求める。

楊程万が制牌を確かめると玄鉄製のはずの制牌がまっぷたつに割れてしまった。

陸繹は袁今夏が賊を手引したと決めつけ問い詰める。

やけになった袁今夏は「認めることにします!」と口からでまかせを言いだした。

それを聞いて楊程万は袁今夏を平手打ち。

陸繹は「もう追求しない、ここを去れ」と突き放した。

ショックを受けた袁今夏は「捕快なんてもうしない!」と飛び出していく。

陸繹は「袁今夏は無関係、良い刀はよく磨かねば」と話した。

無実だとわかった上で試練を与えたようだ。

門前。

袁今夏が泣いていると楊岳が慰めに来た。

「私はお前を信じてる」

楊岳に「一体いつすり替えられたんだ」と聞かれ、袁今夏はやっと謝霄のことを思い出した。

烏安幇。

袁今夏は弁償してもらった衣を持って烏安幇に乗り込む。

現れた謝霄に銃を突きつけた。

謝霄は「撃つなら撃て」と挑発。

袁今夏がは空に向け銃を打つ。

そこへ楊程万が駆けつけた。

客間。

幇主 謝百里と楊程万を前に立たされている4人。

上官曦は「牢破りを始めすべて私の指示」と謝霄をかばう。

しかし謝百里はすべてお見通しで息子を叱りつけた。

楊程万は「陸繹に疑われないよう避けるべき」と助言。

実は楊程万と謝百里は旧知の仲で義兄弟らしい。

楊程万は謝霄と上官曦を見逃すという。

話が一息つき、楊程万は息子 楊岳と袁今夏を紹介した。

謝百里は「謝霄を引き連れ喧嘩していた娘か!」と幼い頃の袁今夏を思い出す。

その言葉で謝霄と袁今夏も、

「泣き虫男!?」

「弾き弓の夏か??!」

と子供の頃のことを思い出した。

まるまる太っていた謝霄は謝団子とガキ大将だった袁今夏は袁大侠。

2人は幼い頃に出会っていたようだ。

昔のことを思い出した袁今夏だが「制牌の件は許さない!」と怒りが収まらない。

そこで謝霄は袁今夏が捕快に戻れる方法を伝授した。

陸繹の部屋。

袁今夏は目の周りに唐辛子を塗って泣きはらした顔を作る。

その顔で陸繹に謝罪し泣きながら「都に帰りましゅ……」と話した。

陸繹は「去るなら夜明けにしろよ」と引き止めない。

袁今夏の部屋。

その夜、謝霄が現れる。

袁今夏は「うまく行かなかった」とご立腹だ。

謝霄はわびの印として「揚州で一番美味しい夜食をおごるぞ!」と七分閣へ連れて行く。

七分閣。

袁今夏は美食を満喫。

「病の父親より義兄弟が大事なの〜?」と管を巻いた。

「病の父親?」

「謝百里の眉間のシワは心配事の証拠

呼吸は浅く弱々しい

声が高く枯れていた

心臓と肺が悪いのね〜」

袁今夏の推理で、謝霄は父が本当に病気だと知る。

感想:整える前のほうがかっこよかったが…?

謝霄はワイルド系のほうが別人レベルでかっこよかったんだけど、なんであの芋貴公子風の頭にしちゃったのよ!

輪郭隠して髭はやしてちょっと薄汚いくらいのほうが…なあ上官曦よ。

上官曦は謝霄が好きで、謝霄は袁今夏を気に入ってて、楊岳は上官曦が好きなんだな。

誰の恋も実ってないんだが…?

メイン二人の恋は実るのかしら…?

それにしても展開が面白い。

定番のように善悪白黒はっきりつけられても面白くないんだよね、犯人が目の前にいるのに捕らえない捕快って構図が目新しい。

次回、7・8・9話はここから!

全話、まとめ記事はここから!

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