🌸【最終回】明蘭(めいらん)才媛の春73話|家族団欒を大切に

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この記事では衛星劇場で放送中の「明蘭〜才媛の春〜」について、

あらすじとネタバレを掲載していきます。

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ビデオマーケット1〜3話まで無料視聴、全話無料は現時点では確認できず。

明蘭〜才媛の春〜
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登場人物一覧

  • 盛明蘭せいめいらん:主人公。盛家の四女。母は衛恕意。
  • 顧廷燁こていよう:寧遠侯爵家の次男。
  • 衛恕意えいじょい:盛紘の側室。売られて盛家に入った。
  • えい氏:衛恕意の妹。
  • 小蝶こちょう:衛恕意の侍女。
  • 小桃しょうとう:明蘭の侍女。
  • 盛紘せいこう:盛家の主。官吏(通判)。側女の息子。
  • 盛夫人せいふじん:盛家前当主の正妻。明蘭のおばあちゃん。盛紘とは血が繋がっていない。
  • 王若弗おうじゃくふつ:盛紘の正室。長柏・華蘭・如蘭の母。
  • 盛長柏せいちょうはく:長男。王若弗の息子。本の虫。顧廷燁の友。
  • 盛華蘭せいからん:長女。王若弗の娘。袁家の嫡次男 袁文紹えんぶんしょうと結婚。
  • 盛如蘭せいじょらん:三女。王若弗の娘。
  • 林噙霜りんきんそう:盛紘の側室。寵愛されている。おとなしいふりをして策略を巡らせる。
  • 盛長楓せいちょうふう:次男。林噙霜の息子。投壺とうこで顧廷燁に負ける。
  • 盛墨蘭せいぼくらん:次女。林噙霜の娘。母親に似てずる賢い。
  • 周雪娘しゅうせつじょう:林噙霜の侍女。
  • 斉衡せいこう:平寧郡主と斉国公の一人息子。明蘭を想っている。
  • 平寧郡主へいねいぐんしゅ:斉衡の母。気位がエベレスト級。
  • 斉国公せいこくこう:斉衡の父。
  • 不為ふい:斉衡の侍従。
  • 顧偃開こえんかい:顧廷燁の父。顧家の当主。
  • 秦氏しんし:顧廷燁の継母。顧廷煒の母。
  • 顧廷煜こていいく:顧偃開の長男。顧廷燁とは腹違い。
  • 顧廷煒こていい:顧廷燁の三男。顧廷燁とは腹違い。
  • じょうばあや:顧廷燁の乳母。
  • 朱曼娘しゅばんじょう:元芸妓。顧廷燁の妾。書蓉と書昌の母。
  • 書蓉しょよう:顧廷燁と朱曼娘の娘。
  • 書昌しょしょう:顧廷燁と朱曼娘の息子。
  • 石頭せきとう:顧廷燁の護衛。
  • 余嫣然よえんぜん:余家の娘。明蘭の親友。
  • 余嫣紅よえんこう:余嫣然の腹違いの妹。余嫣然を虐げる。
  • 丹橘たんきつ:盛夫人が明蘭に与えた侍女。
  • 翠微すいび:盛夫人が明蘭に与えた侍女。
  • 劉氏りゅうし:王若弗が娘の時代から仕える侍女。
  • 九児きゅうじ:劉氏の娘。
  • 可児かじ:長楓のお手つきになった侍女。
  • 媚児びじ:侍女。
  • 銀杏ぎんきょう:長柏に思いを寄せる侍女。
  • 賀弘文がこうぶん:医者。明蘭を想う。
  • 曹錦綉そうきんしゅう:賀弘文の親戚の娘。
  • 栄飛燕えいひえん:栄貴妃の妹。斉衡との縁談が持ち上がるが…
  • 嘉成県主かせいけんしゅ:邕王の娘。斉衡を見初める。
  • 氏:永昌伯爵家の正妻。明蘭を気に入り嫁にしようとする。
  • 梁晗りょうかん:永昌伯爵家の六男。母は呉氏。
  • 魏行首ぎこうしゅ:妓女。顧廷燁が贔屓にしている。
  • 趙宗全ちょうそうぜん:禹州を治める皇族。
  • 趙策英ちょうさくえい:趙宗全の息子。
  • 海朝雲かいちょううん:名門海家の娘。長柏に嫁ぐ。
  • 淑蘭しゅくらん:盛家本家の娘。孫志高に嫁ぐが…
  • 品蘭ひんらん:盛家本家の娘。明蘭と仲良し。
  • 文炎敬ぶんえんけい:優秀な文人。あまり裕福ではない。明蘭との婚姻が持ち上がるが…
  • 段成氷だんせいひょう:顧廷燁の軍仲間。
  • 耿介川こうかいせん:顧廷燁の軍仲間。鬼嫁が居る。
  • 沈従興しんしょうきょう:将軍。沈皇后の弟。
  • 兗王えんおう:王位を狙い、趙宗全を始末しようと企む。
  • こう夫人:王若弗の姉。やばい女。
  • しん皇后:趙宗全の妻。
  • 劉貴妃りゅうきひ:趙宗全の側妻。
  • 申和珍しんかちん:・・・
  • 白亭預はくていよ:白家の財産をすべて手に入れた顧廷燁を恨んでいる。
  • 鄒氏すうし:沈従興の側妻。
  • 張氏ちょうし:沈従興の正妻。英国公の一人娘。
  • 康兆児こうちょうじ:康家の娘。康夫人に利用される。
  • 康晋こうしん:康夫人の息子。
  • 康海豊こうかいほう:康夫人の夫。
  • 屠二とじ:顧廷燁の護衛。
  • おう夫人:王若弗と康夫人の母。
  • 王世平おうせいへい:王夫人の息子。

「明蘭〜才媛の春〜」最終回のネタバレ・あらすじ・感想(73話)

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それでは、いよいよ!最後のあらすじとネタバレ感想はじめます!

第73話(最終回)

ネタバレ

逆賊に攻め入られた澄園ちょうえん(顧廷燁こていようの屋敷)は窮地きゅうちに陥っていた。

明蘭めいらん小桃しょうとうは護衛 屠二とじに逃げるよう言われるが、その場に残って逆賊に立ち向かう。

明蘭が襲われそうになったその時、駆けつけた顧廷燁が放った弓が逆賊を貫いた。

明蘭は顧廷燁に駆け寄り「なぜこんなに遅かったの」とわめきたてる。

明蘭は自分を騙していたことを責め、顧廷燁は「もう二度と騙さない」と誓った。

逆賊を一掃すると、顧廷燁は「陛下をお救いする」と皇宮へ向かう。


皇太后を待っていた劉貴妃りゅうきひに伝言が伝えられる。

「すべて劉貴妃の考え通りに事を進めよ」

そこへ急報が入り「顧廷燁が皇宮に来た」と知らされる。

沈従興しんしょうきょうとともに顧廷燁はあっという間に謀反むほんを鎮圧した。


劉貴妃りゅうきひ馬輝将軍、皇帝付きの内官が捕らえられた。

劉貴妃が皇太后にそそのかされたと話すと、皇帝は「ならば真相を確かめに行こう」と皇太后の居所きょしょへ向かった。


その頃、皇太后は毒薬を用意するようしゅ内官に命じていた。

だが内官は毒薬を用意せず「まだ一縷いちるの望みがある」と皇太后に希望をもたせる。

そこへ、皇帝と皇后がやってきた。

皇后が「それほど皇帝が憎いのですか」と聞くと、皇太后は憎しみを口にする。

「先帝のおかげで皇帝になれたのに、即位した途端実父をうやまった」

「先帝が守ってきた天下の安定を破り、戦を起こそうとしている」

皇帝は「だからちんの廃位をくわだてたのですか」と聞く。

だが皇太后は「企てたのはりゅう貴妃だ」と言い逃れをする。

罪を認めない皇太后に皇帝は「すべて朕の計略だった」と告白した。

顧廷燁にわざと横柄な態度を取らせ、かん王とも仲違なかたがいしたかのような芝居をして、それを皇太后と通じる内官にわざと聞かせる。

皇帝の頭痛も芝居でかん王が跡を継ぐ前に事を起こさせようと皇太后をあせらせる策戦だった。

「国境が侵された」というのも狂言きょうげん。皇帝が与えた精鋭と共に顧廷燁こていよう沈従興しんしょうきょうは郊外に身をひそめていたのだ。

しかしそれだけでは怪しまれるため、えい国公だけは国境へ向かわせた。

皇太后は皇帝の才能がないと思っていた趙宗全ちょうそうぜん綿密めんみつな作戦を褒める。

そして「毒酒か白綾しらあや(首吊)か選びなさい」と自ら死罪を申し出た。

皇帝が「疑心暗鬼ぎしんあんきに陥っただけ、お互いに罪を犯した」と言うと、皇后は「陛下は皇太后様を離宮に移したいだけです」と口添くちぞえする。

皇后が罰さないことに皇太后は驚く。

そこへ、かん王・趙策英ちょうさくえいが入ってきた。

桓王は皇太后に拝謁はいえつし、

「今まで平和がたもてたのは先帝のおかげ、だが異民族の手が迫るなか、奪われた土地をそのままにすればそう蹂躙じゅうりんされてしまう。今という好機に国境を取り戻すべき」

と熱く語った。

皇太后は新たな世代に譲るべき時が来たと察し「隠居する」と皇帝に言う。


家。

しん氏は夜が更けるにつれ、静かになっていく街を怪しんでいた。

澄園ちょうえんに送り込んだ刺客も戻ってこない。

苛立つ秦氏を侍女・こうさんは必死になだめている。

そこへ顧廷煒こていいが走ってきて「兄上は生きています、皇宮に言って逆賊を討ちました」と嬉しそうに報告した。

すべてを察した秦氏は自らの息子をこれでもかというほどののしる。

文武ぶんぶの才能がなく、どれだけ盛り立てても何のこうも立てられない」

「それに比べていやしいはく氏は顧廷燁のような子供を産めた」

なげき悲しむ秦氏は「顧廷煒こていいを縛り枯井戸かれいどに落とせ」と命じる。

侍従たちは逆らうことも出来ず、顧廷煒を縛り上げると枯井戸の底に投げ入れた。

気が触れた様子の秦氏は1人で屋敷に戻り、顧家先祖代々の位牌いはいまつられている祠堂しどうで泣き崩れた。

そして位牌を投げつけ祠堂を滅茶苦茶にする。


こうさんは顧廷燁こていようを呼びに行き、顧廷煒こていいを助けてもらう。

顧廷煒は兄との再会を喜ぶ。

だが、屋敷の方で火の手が上がっている。

顧廷燁たちが急いで駆けつけると、燃え盛る祠堂しどうの中でしん氏は狂ったようにうらみを口にしていた。

顧廷煒は母を助けようと崩れ落ちそうな祠堂に飛び込んでいこうとする。

顧廷煒と石頭せきとうはそれを必死で止めた。

秦氏は「ずっと芝居をして生きてきた、今日私は自分を取り戻す」というと、火の中に身を投げ自害。

駆けつけた明蘭もその様子を見て涙を流す。

その夜、向さんが秦氏を呼ぶ声がいつまでも響ていた…


捕らえられた逆賊が列をなしている。

その中には王世平おうせいへいの姿も。

群衆の中から呼びかける王家の家族、その中に王夫人おうふじんの姿はない。


皇宮の畑。

皇帝が丹精たんせい込めて育てた麦が実った。

黄金に輝くその畑を見るため、顧廷燁と明蘭は宮中にやってくる。

麦を受け取った顧廷燁は「褒美はあれだけですか」と文句を言う。

皇帝は「民の腹を満たせる比類なき宝だぞ」と言い返した。


離宮りきゅうに隠居した皇太后。

側にはりゅう貴妃の息子・永の姿が。

そこへ朱内官が麦を届ける。

皇太后はその麦を見て「年々良くなる、天命に任せるべきね」と笑った。


斉衡せいこう申和珍しんかちんは連れ立って夜道を歩いている。

二人はもう信頼し合う夫婦のようだ。


家。

明蘭めいらんは父 盛紘せいこう祠堂しどうに掛けるがくの文字を塗っている。

「太鼓を叩き直訴じきそして倒れた時、皇帝の計略けいりゃくについて皇后からすべてを聞いた」と明蘭は盛紘に打ち明けた。

しん氏がこう夫人やおう夫人を使って顧廷燁を取り除こうとしたのを逆手に取り、皇帝は罠を仕掛けたのだと。

あっけにとられる盛紘。

盛紘は「ならば、おかしな発言をして気が触れたようになったのは…」と聞く。

「敵を騙すための芝居だった」明蘭の言葉を聞いて盛紘はにっこり。

「今後は良き日々が待っている」

「安心してください、私たちは平穏に暮らせます。奥様を本家から呼び戻せば一家団欒いっかだんらんが叶います。」

親子は笑いあった。


祠堂しどう修繕しゅうぜんが終わった。

顧家には宴に呼ばれた明蘭の家族が集まってくる。

墨蘭ぼくらんも遠慮がちにやってきて、歓迎されるとしおらしい態度だ。

石頭せきとうと結婚した小桃しょうとうには子供ができたようで、小桃が動こうとすると石頭はすっ飛んで行ってしまう。

祠堂の中で、盛紘せいこうは親族に囲まれて位牌いはいの文字を書いていた。

明蘭はその様子を見て「これが暮らし、何も起こらないほうがいい」と顧廷燁に言う。

顧廷燁は「私が守っていれば天下が崩れても食事ができる」と豪語ごうごした。

明蘭は冗談を言うな、とひと叩きし「食事よ!」と宴に向かう。

最終回だけ知りたい人への補足

「明蘭〜才媛の春〜」最終回だけを知りたくて検索でやってきた人への補足を書いておきたいと思います。

まず、「明蘭」は全73話の2部構成。第1部では盛家の人々との確執や斉衡への恋心、明蘭の産みの母である衛恕意の敵討ちについて語られ、最終的に顧廷燁との婚姻に落ち着きます。そして第2部は、嫁入りした顧家親族の確執、康夫人の妨害、複雑な生い立ちから顧廷燁を信用しきれない明蘭の葛藤、さらに朝廷の重鎮となった顧廷燁が政変に巻き込まれる事態に発展していきます。

ちなみに、みんな大好き朱曼娘は第1部、2部のどちらにも登場し、登場シーンは少ないながらも強烈な爪痕を残していくので必見。

主要人物でありながら途中退場していく人々についての補足

まずはやっぱり林噙霜!

誰だっけという人のために補足しておくと、明蘭の父 盛家当主 盛紘の側妻で墨蘭と長楓の母、明蘭の母を殺したり、墨蘭を良家に嫁入りさせようと悪どい企みをしたりやりたい放題、そして必殺技は泣き落とし&気絶、というやばい人物です。

彼女は幾度も悪巧みをしては、それが露見し盛紘にかばってもらうという事態を繰り返すのですが、最終的に娘の如蘭を伯爵家に嫁入りさせようとして盛家を追放されてしまいます。まさに自業自得。

追い出された先は盛家の持ち物である荘園。明蘭はそこで林噙霜と対峙し、仇の口から真相を聞きます。その後どうなったかは見た人の判断に任せる感じの演出なので言及しませんが、林噙霜は死去。墨蘭は誰にも祝われることなく梁晗に嫁ぎ、母の死に目にも会えませんでした。

続いて林噙霜の娘 盛墨蘭。

盛家4姉妹の2番目で、ものすごく秀でているわけではないけど何でも器用にこなし甘え上手なため盛紘に可愛がられています(明蘭はいつも愛されない)

彼女は母 林噙霜の教えを受けて育ち、男に媚びて良家に嫁入りすることこそ勝利と考え他の姉妹たちを見下しています。分が悪くなると庶子(側妻の子)であることを持ち出し、それを盾にして言うことを聞かせるという恐ろしい女。

そんな彼女も年頃になり、まず斉衡に狙いをつけます。しかし斉衡は明蘭ラブなので見向きもされず、今度は伯爵家の六男 梁晗に目をつけます。

梁晗の母 永昌伯爵家の正妻である呉氏は、とあるきっかけで明蘭の才能を見抜き、明蘭お嫁入りを切望(ただこれも、梁晗に妾がいたり色々問題があって明蘭なら黙ってうまくやるだろう…という…な?)

それを知った林噙霜と墨蘭は、せっかく媚を売って気に入られたのに放してなるものか!と既成事実を作る作戦に出ます。実はここに至るまでの間に、明蘭はすべてを予見し、林噙霜親子が道を踏み外していくよう陰でコマを動かしているのですが、そのへんの詳しいことは本編で。

そして、その現場を盛紘に押さえられ、墨蘭の腹には子がいたため嫁がせるしかなくなり、盛家の恥になる噂を流した林噙霜は追放となります。

無事に正妻として嫁いだ墨蘭ですが、子供は流産、梁晗には幾人も妾がおり望んだ暮らしとは行きません。そこで母 林噙霜がやったように妾に滋養を与える作戦に出たり…

さらに愛されない腹いせから、明蘭の邪魔ばかりする始末。最終的に、梁晗に悪事が露見し見捨てられてしまいます。ただ正妻なので家を追い出されたりすることはない。誰からも見放された彼女を最後に受け入れたのは明蘭。顧家で行われた宴に墨蘭を招き、家族として受け入れたのでした。

納得行かない人もいそうだけど、明蘭のテーマである家族団らんを重視した結果かなあ。

いつまでも子供な正妻 王若弗

気が短くて頭の回転も早くない彼女は林噙霜にやられっぱなし。実家からの侍女が手助けしてはいるけど、すぐに墓穴をほってしまう憎めないキャラクター。

悪巧みはしないので最後まで安穏に暮らすのかと思いきや!姉の康夫人にそそのかされ、盛夫人(明蘭のおばあちゃんね)に毒を盛ってしまいます。康夫人からは「ちょっと体調を崩して寝込むだけよ〜」と言われていたけど、実際は致死量の毒が入れられていたという話。

おばあちゃんに手を出されて怒った明蘭は一歩も引き下がらない。康夫人を捕まえ監禁し、康夫人の実家 王家&婚家 康家も巻き込み大騒動に。康夫人と王若弗の母である王夫人がまた一癖も二癖もある曲者で、絶対に許さないと誓った明蘭は食って掛かるが負けそうになってしまう。そこへ顧廷燁が登場し、王夫人の処罰は盛家に一任され、王若弗は盛家の本家へ行き仏に祈りを捧げる日々を送ることに。

そうして姿を消した王若弗がもう一度登場するのは、顧廷燁が窮地に陥り明蘭が一人ぼっちになってしまった時。王若弗は遠路から明蘭のもとに駆けつけ、お腹の子供と明蘭が助かる策を真摯に話し助けようとしてくれる(最初からこのくらい話のわかる善人なら良かったんだけど、苦難を乗り越えなければ成長しないということかね…)

完:人々の暮らし

満たされております…

月並みですが、すっぅっっごく面白かった。

終始一貫していたのが「人間性や人間関係は突然変化しない」ということ。

幼い頃からわだかまりのあった明蘭と盛紘は、最終回を間近にしてやっと本当の親子として接することができるようになっていた。

顧廷燁と明蘭の関係についても、人を疑って生きなければいけなかった生い立ちや斉衡への初恋をこじらせたりしたことが災いして人を信じることが出来なくなっていた明蘭が、顧廷燁の心に触れて少しずつ愛を育んでいく。

明蘭も視聴者も気がついたときにはすっかり顧廷燁に惚れ込んでいたわけだ。

斉衡も明蘭への思いを振り切れず長い間苦しんだ。

全てにおいて簡単なドラマなら、あるきっかけを迎えただけでその登場人物はあっさりと心変わりし、過去に恋したことなど忘れたかのように新しいキャラクターに夢中になったりする。

だが、人生も家族も、決してそんな単純なものではない。

行き違いも、わだかまりも、解決するには長い時間が必要なのだ。

秦氏は寂しさや恨みに飲み込まれ本来の自分を殺して息子を侯爵位につけることを望んだが、夢破れ朽ち果ててしまった。

この物語の中で変わることが出来なかった唯一の人だ。

母の教えに従って生きた墨蘭も、最後には男に捨てられてしまった。

だが、墨蘭は最後の宴のシーンに参加している。

康夫人を盛家から逃し、明蘭と団が襲われるきっかけを作ったのは墨蘭だが、明蘭は知る由もないということか。

墨蘭は、母が殺人を犯し自らも夫を騙したと知られ嫁ぎ先では孤立無援となってしまった様子。

罰を受け、家族との絆を取り戻して行けたらいいが、と思う。

終盤近くになって「一家団欒」という言葉が繰り返し語られた。

明蘭が息子に「団」と名付け込めた願い。

気が合わなくても、恨みつらみがあっても、家族が仲睦まじく平穏で笑顔を保って暮らすこと。

それを何よりも望んで、長い年月をかけて作り上げた明蘭。

彼女の生き方に敬服する。

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