【新 白蛇伝・全36話】16・17・18話のあらすじとネタバレと感想|何があろうと信じろよ

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

みるこ
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この記事では、

「新・白蛇伝〜千年一度の恋」のあらすじとネタバレと感想を掲載していきます。

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登場人物まとめ一覧

  • 白素貞はくそてい:純真な白蛇、修行をして人間の体を手に入れた
  • 許仙きょせん:医師、愛称 漢文
  • 小青しょうせい:青蛇、白素貞と姉妹になる
  • 法海ほうかい:金山寺の僧侶
  • 金如意きんにょい:許仙を慕う済世堂の娘
  • 景松けいしょう:釈迦の弟子 金鼠
  • 許姣容きょこうよう:許仙の姉、母が亡くなり許仙を連れて李公甫に嫁いだ
  • 李公甫りこうほ:巡査長、姣容の尻に敷かれている
  • 許懐仁きょかいじん:許仙と姣容の父、罠にはめられ流刑に
  • 睦王ぼくおう:許仙の友
  • 梁墨涵りょうぼくかん:許懐仁を罠にはめた、梁俊の父
  • 梁俊りょうしゅん:小悪党
  • 秦三しんさん:梁墨涵の配下
  • 胡可心こかしん:妖狐
  • 小青の子分:貴宝、大鉗子、阿羅、大鼓
  • 東海竜王:小青の父
  • 玉芙蓉ぎょくふよう:小青の母
  • 王道陵おうとうりょう:ヒキガエルの妖怪

【全36話】新・白蛇伝〜千年一度の恋 あらすじ・ネタバレ・感想

「新・白蛇伝〜千年一度の恋」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第16話

張玉堂が薬材を保和堂に届けると数日前一緒に酒を飲んだ小青がいた。彼に会えて喜ぶ小青だったが張玉堂が蛇を殺し肝を取ることを知り、怒りを覚える。小青の行動を知った白素貞は小青をいさめ、また張玉堂が誤解していたとは言え、有り金全てを使って小青を身請けしようとしたのは善意からだと説明する。同じ頃、臨安に疫病が発生し民衆が次々と罹患していた。保和堂も病人を受け入れるが打つ手がない。唯一、済世堂の瘟霊散(おんれいさん)で治すことができたがその値段は非常に高価だった。許仙は病人を救うため済世堂に処方を聞きに行くが金如意に拒絶される。済世堂からの帰途、思いがけず許仙も疫病にかかる。金如意から瘟霊散を手に入れた白素貞が許仙に瘟霊散を飲ませると病はすぐに快癒した。そこからこの疫病と瘟霊散が何かおかしいことに気づく。

ネタバレ「王道陵のもくろみ」

保和堂。あらゆる蛇の薬剤を見せられ小青は怒って張玉堂を追い出そうとする。騒ぎを聞きつけやってきた許仙は薬剤の品質を見て買うという。だが張玉堂は怒って帰ってしまった。

山。小青は狩りをしている張玉堂の邪魔をする。濃霧を発生させ視界を奪うと、張玉堂は誤って崖から転落してしまった。小青は危ういところで張玉堂を助ける。

張玉堂は小青の仕業で危ない目にあったとも知らず、助けられた感謝に十年屠蘇をおごると話した。小青と張玉堂はお互いを気に入る。

臨安の街。夜、人目を忍び王道陵は井戸に毒を入れた。

保和堂。許仙目当ての妓女たちが診察に押しかける。そこへ白素貞がやってきた。許仙は「妻で女医なので婦人病に関しては僕より上です」と白素貞を紹介し、妓女たちは帰っていく。

許仙は妓女が押しかけたせいで急患の治療ができないところだったと話す。白素貞は「急な患者が優先と告知」するようアドバイスした。

保和堂。今度は張玉堂が訪ねてくる。小青を下女だと勘違いした張玉堂は蓄えのすべてを渡して「小青を自由にしてほしい」と頼みに来たのだ。それを聞いて小青は怒ってしまった。白素貞は「怒りを抑えて修行しなさい」と小青を諌める。

周囲の街から疫病が発生。それはまたたく間に、臨安の街にも広がった。薬では治せず、患者は次々と運ばれてくる。

済世堂は10両で瘟霊散という薬を販売。その薬しか疫病が治癒しない。数日経つと、王道陵は薬を30両に値上げした。普通の家庭では買えない値段。王道陵は金如意に結婚してもらうために荒稼ぎしている。

患者を救う手立てがない許仙は済世堂へ。そして薬の値段を下げるよう金如意に頼んだ。だが金如意は応じない。そこで「私の研究した処方と疫病の処方を交換してほしい」と申し出る。金如意は「白素貞と離縁したら処方箋を渡すわ」と条件を出した。許仙は怒って帰ってしまう。

許仙を始末しようと考えた王道陵は許仙を疫病にする。

保和堂。医院に戻った許仙は発病し倒れてしまう。白素貞は許仙を救うため済世堂へ。

済世堂。白素貞は金如意に許仙が疫病にかかったことを話す。金如意はすぐに瘟霊散を渡した。「私と許仙兄さんの仲よ、礼はいらない」

白素貞は許仙を徹夜で看病。許仙はあっという間に回復して、翌日目覚めた。許仙は「飲んですぐ治ったということは、生薬ではなく解毒薬だ」と考え、患者は疫病ではなく中毒になっていると結論づける。そして「済世堂はなぜ気づいたんだ?」と不審に思い始めた。

白素貞は真相を確かめるため王道陵の後をつける。そして井戸に毒を入れるところを目撃した。さらに後を追うと山の中へ。王道陵はヒキガエルの妖怪だった。

洞窟。王道陵の巣に侵入した白素貞と小青。そこでつぼに満杯の瘟霊散を見つける。白素貞は中身を小麦粉とすり替え、瘟霊散を持ち帰り「保安丸」と名付け民に無償で配ることにした。

許仙は「疫病を使ってあくどい商売をする王道陵のもとに金如意を置いておけない」と心配し会いに行く。小青は文句を言うが、白素貞は許仙を止めない。

感想:悪い子じゃないんだけど

手に入らないものがあるからって敵視されたらたまったもんじゃないよな。手に入れたほうだって、努力したり代償を払ったりしてるのに、こうやって人を羨むやつは苦労の部分が抜け落ちてんだから困ったもんだ。

金如意ちゃんも素直なところがあるんだから、許仙のことは諦めて心穏やかに暮らしなさいよ。

とは言っても、行くとこまで行かないと諦められないだろうなあ。

さて、王道陵の正体はヒキガエルの妖怪でした。カエルの王子様ってか?そんなにブサイクでもないけどな。

第17話

許仙は臨安の人々を苦しめている疫病の正体を疑い、白素貞も自分の分析を夫に伝えた。2人の意見は毒による症状だということで一致する。素貞と小青は王道陵の後をつけて彼が井戸に毒を入れるところを目撃していた。その後、ヒキガエルの妖怪である王道陵のねぐらにあった瘟霊散(おんれいさん)を小麦粉にすり替えて盗み出し、保安丸と名を変えて無料で患者に配る。王道陵は素貞の仕業だと気づき、毒の量を増やすため井戸へ行くと、そこには許仙と巡査たちが待ち構えていた。王道陵は捕らえられる寸前にこつ然と姿を消す。済世堂の名声は地に落ち、失望してさまよう如意を王道陵は自分のねぐらへ連れていくが、不注意からヒキガエルの妖怪であることを彼女に知られてしまう。

ネタバレ「貧しい民のために」

済世堂。許仙は「兄として妹が不幸になるのを見ていられない」と金如意を説得する。その時、外から泣き叫ぶ声が聞こえた。許仙が駆けつけると、王道陵は「薬がほしいなら大金を払え」と集まってきた民に迫っている。そこへ白素貞がやってきて保安丸を無料で配った。保安丸を服用した子供はすぐに回復し、民はその効果を認める。

山を降り、臨安にやってきた法海。疫病が流行り白素貞たちが保安丸を配っていることを知る。「妖怪なのに神のように崇められる…」法海はさらに妖怪の事がわからなくなった。

済世堂。瘟霊散を買った客が「効果がない」と乗り込んできた。王道陵はやっと薬が小麦粉にすり替えられていたと気づく。王道陵は疫病に自らのヒキガエルの毒を使っていた。巣に戻り確認すると壺の中身はすべて小麦粉にすり替えられていた。

保和堂。王道陵は变化して保和堂に行き保安丸を薬を手に入れる。中身が自分の作った薬であることを確かめ、盗まれたことを知った。

保和堂。巣から盗んできた薬は残り少なくなっている。白素貞は許仙に王道陵が井戸に薬を入れたことを話した。許仙は元凶を始末するため、王道陵を捕らえる提案をする。

許仙と白素貞は「薬がなくなった」と言って医院を閉める。王道陵は薬が尽きたと考え、仕返しを始めることに。

一方の許仙は「永安丸」を新たに処方する。それを知った王道陵は倍の毒を井戸に混入させることを思いついた。

その夜、王道陵は井戸へ。そこへ許仙たちが現れ王道陵は衛兵に包囲される。だが王道陵は忽然と姿を消し、白素貞と小青が後を追った。

済世堂。「済世堂は銀子のためなら井戸に毒を入れる」真相を知り怒った民が済世堂に押し入る。そこへ許仙が駆けつけた。金如意を守り「元凶は王道陵です、損失は支払います」と言って民を納得させる。金如意は「すべて白素貞のせいよ!」とまた人のせいにして逃げようとする。許仙は怪我をし、迎えに来た白素貞と帰ってしまった。

雨の中、夜の街をさまよう金如意。気を失い王道陵が現れた。王道陵は「二度と傷つけない」と誓う。

王道陵は金如意を巣に連れ帰った。目覚めた如意は「あなたのせいで臨安中の嫌われ者になった」と怒りをぶつける。王道陵は「ここに住めばいい」と言って甲斐甲斐しく世話をした。

保和堂。暑い夏の日。一件落着し西湖に遊びに行きたい小青。だが仕事が忙しい白素貞は話に乗らない。そこへ張玉堂が薬剤を持ってきた。張玉堂は「怒りっぽい小青のために熱を下げる薬剤を、お代はいらない小青が酒をおごってくれる」と小青のことが気になって仕方ない。

小青が小突くと張玉堂はふらついて倒れてしまう。暑い山で狩りをしたため暑邪にかかっていた。白素貞は「暑い中でも働かなければいけない人がいる」と知り行動に出る。

山中。王道陵の後をつけた金如意は、崖を登りカエルに变化した所を目撃。妖怪だと叫び逃げ出す。王道陵は「驚かせないためで騙す気はなかった、前世で縁があったと感じたため一緒にいた。妖怪ではなく太上老君の弟子で、仙丹を盗んで俗世に落とされヒキガエルになった、実は仙人だ」と話す。

保和堂。白素貞は暑邪の人々に無償で薬を飲ませた。しかし浮かない顔。許仙が訳を聞くと「いつでも無料にしたい」と話す。許仙は「そのやり方では暮らしていけないし他の医者の恨みを買う、毎月決まった日だけ無料の日にすればいい」と提案した。

感想:仙人なのに…?

仙人なのに人に毒を盛って殺してたんですか!?良いんですか!?絶対もう天には帰れないのでは…?よくわかんないけど、胡散臭すぎる。前世の縁ってなんでしょうね。

そして白素貞と許仙は結婚してしまったのでネタがなく、今や医院の経営について議論を交わすだけの関係に。熟年夫婦か?

第18話

金如意は王道陵が妖怪だと分かっても恐れもせず、それどころか彼を利用して白素貞に対抗しようともくろむ。一方、法海は妖怪に対する偏見ゆえ胡可心が死ぬ間際に発した言葉に惑わされ、己の心に魔を生み出した。そして再び臨安に現れ、如意に利用されてしまう。如意は妖怪に襲われたふりをして法海から鎮妖符を手に入れた。その後、故意に許仙の家の前で倒れ、再び家に居座ることに成功する。素貞は不満を抱くが、許家と金家のかつてのつきあいを鑑みて如意を置くことにしぶしぶ同意する。如意は素貞に鎮妖符を封印した数珠を贈り、それがとてつもない災いを引き起こすことになる。

ネタバレ「端午の憂い」

巣。王道陵は如意に古代王朝の貴重な宝物や装飾品を見せた。如意が「法術も使えるの?漢文兄さんになれる?」と聞くと、王道陵は見事 許仙の風貌に、しかし5秒も維持できない…

臨安。法海は白素貞たちは無料診察をしていると耳にする。「本当に妖怪に悪意がないのだろうか?」思い悩む法海。その目の前を済世堂に不満を持つ医者が悪口を言いながら通り過ぎていく。他の医者からは悪評のようだ。

森の中。王道陵は「白素貞は千年の蛇の妖怪だ」と金如意に話す。そこを通りかかった法海の禅杖が反応。王道陵は姿を消して隠れる。法海が妖怪を退治すると聞いた如意は利用することに。

法海は心に魔を生み出し、幻影に惑わされるようになっていた。師父は「執着を捨てなさい」と法海を導く。

梁家。梁墨涵は死刑囚をすり替え秦三を助け出した。秦三は恩に報いるため許仙を始末することに。

端午節。家族が集まりちまきを作っている。姣容は白素貞に「観音廟に行ってきなさい^^」とアドバイス。さらに「隣には良縁祈願もあるわよ^^」と小青に話す。小青は逃げ出してしまった。

李邸を飛び出してきた小青は張玉堂を呼び出し「結婚しろと言われた」と愚痴る。その話を聞いた張玉堂は縁結びのほうが気になる様子で「どこの廟だ!?俺も行こうかな…」と食いついた。

白素貞、許仙、姣容は馬車に乗って観音廟へ向かう。その道中、睦王妃の馬車と出くわした。一行は睦王妃とともに観音廟に向かう。許仙を狙っていた秦三は、睦王妃の出現で手を下せなかった。

観音廟。睦王妃も姣容も跡継ぎを望んでいる。2人が観音に願うと蓮の花が開いたので願いが叶うと喜ぶ白素貞。白素貞も願うと不思議な光が現れた。

月老廟。縁結びの木がある廟にやってきた小青と張玉堂。2人が面白半分で引いた縁結びの紐はつながっていた。

森の中。金如意は王道陵と示し合わせ妖怪に襲われた芝居をする。そこへ法海が駆けつけ助けた。金如意は「身を守る法具をお借りしたい」と申し出て、鎮妖符を封印した数珠を受け取る。

「それを持てば千年の妖怪にも対抗できますか」金如意の質問を不審に思う法海。だが「妖術を阻止し妖怪に持たせれば妖術を封じ込める」と教えた。

保和堂。許仙が虫よけを撒いていると張玉堂がやってきて手伝いを申し出る。裏庭には暑さにやられた小青がおり、さらに虫除けを撒かれて蛇の姿になってしまった。蛇に目がない張玉堂は蛇を見て追いかけようとするが、白素貞がごまかす。

保和堂。金如意と王道陵の企みで、1人の患者が運ばれてきた。ただの治療では助からないと考えた白素貞は密かに法術でを使う。その様子を見張っていた王道陵は「力を消耗した、当分法術は仕えない」と如意に話す。

白素貞は患者の熱毒を吸い取り具合が良くない。しかし虫よけ事件のようなことが起これば、小青を守れない。そこで涼しくなるまで小青を山へ行かせることにした。白素貞は「なにか起こる」と予感している。

李邸。金如意は芝居をして李邸の前で倒れる。姣容と李公甫は心配し、戻ってきた許仙が診察。金如意は悲劇のヒロインを演じて李邸に居座ることに。

許仙は白素貞に「如意をここに置いて面倒を見たい」と話す。白素貞は「信じすぎるのは危険」と忠告。すると許仙は「恨みを抱いているのは君の方では?」と如意の味方をした。白素貞は具合が悪くなってしまう。

その話を盗み聞きしていた金如意。心を入れ替えたふりをして、具合の悪い白素貞の世話を申し出る。さらに健康を祈って数珠を贈ると言い出し…

感想:小ネタが多い

小青が張玉堂への仕返しとして黄連を飲ませようとしてるのは苦いから?雄黄はヒ素の硫化鉱物らしいです、わからなくて調べました!この辺の知識は一般中国人なら常識なんだろうか。

中国では端午節にちまきを食べて雄黄酒を庭に撒いてちょっと飲むんだって。でも飲むと大変なことになるから、最近は飲まないで虫よけにするんだって。へ〜( ˘ω˘ )

さて今回はみんなで子宝祈願と縁結びへ。でも白素貞はすでに懐妊してるな?特殊すぎて許仙も気づいてないみたい。この状況で金如意の悪巧みが始まりました。

妖丹を基準とするなら、白素貞の妖丹が体の中にある許仙のほうがあの数珠に触れるとやばいんじゃないかという気持ち。とりあえず金如意は取り返しのつかないことしなきゃ改心しないだろうから…

次回、19・20・21話はここから!

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