【東宮】52・53・54話あらすじとネタバレ感想|本当の悪は誰なのか

こんにちわ( ¨̮ )/みるこ(@miiirumu)です

みるこ
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この記事では、

【東宮〜永遠の記憶に眠る愛〜】全55話について

あらすじとネタバレ感想を書いていきます!未視聴の方はご注意ください。

東宮ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

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「東宮〜永遠の記憶に眠る愛〜」あらすじ・ネタバレ・感想

第52話 高家の最後

ネタバレ

高家。高于明は息子 高坤を呼び、大至急 高顕に密書を送るよう言った。そして高坤にも都を離れるよう命じる。

そこへ皇宮から迎えが来た。

太監は「高貴妃が重い病を患って高熱を出したので至急皇宮へ」と高于明を促す。高于明は高坤に「妻子も財産も捨てて逃げろ、私が時間を稼ぐ」と命じた。

鴻文館。皇宮に到着した高于明は、なぜか鴻文館に案内される。そこで待っていたのは豊朝皇帝だった。皇帝は意味深に昔話を始める。

高于明は かつて顧如海とともに皇子の勉強役を努めていた。顧如海は優秀でいつも一番、高于明はいつも一番最後だった。

そこまで話し終えると「己の罪を分かっているな」と高于明に聞く。皇帝は高于明が大病を患っている芝居をしていると気がついていた。指摘された高于明は、丸めていた背中を伸ばした。

皇帝は、朔博での戦が高顕の茶番であること、挙子の血書に高家が関わっていること、姪や娘を入内させ勢力を広げた事を並べたて問い詰める。

高于明はあっさり罪を認めた。

一方、高坤は父に命じられた通り1人で都を離れる。だが屋敷に置いてきた妻子が気がかりになり戻ってしまった。出発を急ぐなか、正妻は「かんざしが見つからない」と支度に手間取る。

そこへ官兵がやってきて高坤は連行された。

鴻文館。高于明は罪が露見したことで本心を語り始めた。

豊朝皇帝が即位した時、親しい友である顧如海を重用すると思われたが、なぜか高于明を重用した。無名の皇子を皇帝にまで押し上げた顧如海の心の火が再び燃えるような事があれば、玉座に災難を呼ぶと豊朝皇帝が考えたからだ。しかし、結局それが高于明の野心に繋がってしまった。高于明は「私が死んでもまた次の誰かが野心を抱く」と警告する。それは皇太子だと…

最後に高于明は娘のことを頼む。「貴妃は何者かに陥れられただけで、始めから誰かが策を練っており周到に陥れた。命だけは助けてほしい」皇帝はその頼みを聞き入れる。

雪の舞うなか、高于明は兵士に担がれ死地へ運ばれていく。

東宮。小楓が雪を見ているとアドゥが目を覚ました。

アドゥは「西州ではその年の最初の雪の日に亡魂を弔います、成仏できずにさまよう魂の汚れが清められ、あの世にいけます、顧剣を許したのなら今夜弔いの儀式を」と小楓に願った。

その夜、雪の積もった庭に出て鈴を鳴らし儀式を行う小楓とアドゥ。二人の間を顧剣の魂が通り鈴が鳴った。小楓は「居るべき場所に帰ったのね」と切ない顔を見せる。

そして、西州に帰る前に李承鄞を殺すと話した。

朝堂。翌日、朝堂で勅旨が読み上げられた。高氏一族は処刑、高如意は堕胎薬を飲まされ冷宮送り、顧如海は名誉を回復した。

丹蚩。父からの密書を受け取った高顕。「私は顧家の件で断罪に処されるだろう、身を守るため早急に逃げよ」文を読むと、高顕は兵を従え西州へ向かった。

顧剣の墓。柴牧と李承鄞が墓の前にいる。柴牧は明遠公主との約束を守ることが出来なかったことを悔やんでいた。だが墓を前に「すべてが終わった、隠居する」と李承鄞に話す。李承鄞は「正体を明かせば重用される」と引き止めるが断られた。

感想:親が親なら子も子

びっくりしちゃった。結局、奸臣 高于明の悪事を知りながらもそばに置くことで安心してたんだね皇帝は。忠臣だけどもし裏切られたら首取られる顧如海は見捨てて。

そりゃあ大して優秀じゃない高于明をなんとなく手のひらで転がしながら、辛酸を嘗める人はいるけど自分の地位は安泰な状況を選ぶのは賢いのかも知れないけども…それにしたってさ…

これほどあくどい事を考える父がいるからこその李承鄞…息子はもっと冷酷に育ってますよ^^

第53話 因果

ネタバレ

深夜、顧剣の墓から馬を飛ばして戻った李承鄞は小楓の寝室へ。そして小楓を抱きしめると「すべて解決した!芝居は終わりだ!ウォーアイニー!!!」と愛を告白する。

だが、小楓は冷静に李承鄞の右肩を小刀で刺した。

李承鄞は「どうしてだ、顧小五が忘れられないのなら私を殺せ!!!」と小楓に小刀を握らせる。小楓は愛する人を殺すことが出来ず、李承鄞を突き飛ばして泣き崩れた。

李承鄞と入れ違いで戻ってきたアドゥは、泣きじゃくる小楓を抱き起こす。小楓は「あの人を忘れられない」と言った…

その夜、怪我をしてやってきた李承鄞に呼びかける趙瑟瑟は「小楓…お願いだから行かないでくれ」という寝言を聞く。そこへ太医が治療に駆けつけた。

翌朝、趙瑟瑟は一睡もせず石段に座り込んでいる。そこへ起きてきた李承鄞は、彼女に一言も声をかけず部屋を出た。趙瑟瑟は静かに涙を流す。

東宮。逃げる相談をしている小楓とアドゥのもとへ趙瑟瑟がやってきた。趙瑟瑟は「逃げるのなら手助けをする」と申し出る。「私達は愛し合い信じあっていたのに、あなたが現れてすべてが変わった。聞かせて、今までに殿下を愛したことは?」「ないわ、一度もない」小楓の返答を聞き、趙瑟瑟は「明日、馬車を用意する」と言って去っていく。

皇宮に訃報の鐘が鳴り響く。高于明の娘 高貴妃が流産による出血のため死去したのだ。

その鐘の音を牢の中で聞いている高于明はハッとした。そこへ李承鄞が思い出の胡桃菓子を持って現れ、高貴妃の死を告げる。

「幼い頃から面倒を見てきたのに」本性を現した李承鄞を前に、高于明は口を開いた。李承鄞は「あなたが望むから従順な子を演じただけ」と突き放し、子供の頃から与えられていた胡桃菓子が好物ではなかったと告げる。

「最後に教えてくださいなぜ顧如海を陥れたのかですか?」李承鄞の問いに高于明は笑う。同じ問いを死を前にした顧如海もしたのだと。

高于明は「全盛だった顧家を当時の高家が倒せるはずがなかった」と真実を告げる。顧如海排除の裏には皇帝の意志があったのだ。

都を去り旅館に立ち寄った柴牧のもとに皇帝が現れた。

「柴牧と陳征どちらの名で呼ばべ?」そう聞くと、皇帝は柴牧を酒の席に誘う。そして「陳征の身分を回復する」と皇宮に戻るよう言った。だが柴牧は断る。

宮中。明月のもとにお菓子が届く。中には密書が隠されていた。内容に目を通した明月は動揺し茶碗を落とす。

その夜、明月は皇帝に意味深な質問をした。

「陛下は自らの行いを後悔したことが?」

「朕は皇帝の務めを果たしたのみ、悔いなど無い」

「そのせいで愛する人々を失ってもですか?」

「愛するものを失うのは怖くない。愛するものが利用され己の驚異となる、そのほうがよほど恐ろしい。さらに恐ろしいのは愛するものに欺かれることだ」

「周りのものを次々と切り捨てれば、いつしか大切な人はだれもいなくなるでしょう」

「1人残ればそれで十分だ」

「心が離れたものを思い通りには出来ません、父を許せますか?」皇帝は許せると言うが、明月には嘘をついたことがすぐに分かった。

「お腹の子は天からの授かりもの何もかも水に流して新たに始めればいい」皇帝は明月を抱きしめる。

翌朝、皇帝は顧玉遥に胸を刺される夢を見て飛び起きる。

ふと横に目をやると、隣で眠っている明月は腹を剣で貫かれ絶命していた。衝撃を受けた皇帝は意識を失い寝込んでしまう。

李承鄞が見守るなか、皇帝は中風と診断された。四肢の麻痺や言語障害が見られるため薬を飲み静養をしなくてはならないという…

太皇太后は皇帝の見舞いに出向く途中、足を滑らせこけてしまった。太皇太后は「行って何になるの…みな玉座については倒れていく…また新たな帝王が誕生するだけよ」と絶望する。

薬で身動きの取れない皇帝に語りかける李承鄞。

「私は父上を尊敬していました、しかしいつも私には冷淡で愛された記憶はありません。後に知りました、父上は高家の勢力を恐れ皇后に育てられた私を遠ざけたのだと。あれこれ策を巡らすうちに私が息子だと忘れてしまった。そうやって横たわっているとただの老人と変わりませんね。ですが今のほうがよほど父親らしい。誰が想像したでしょうね、結局父上を倒したのは取るに足らぬ女1人とその腹の子でした。分かっています皇位を守るには冷徹でなくては、必ずやよき皇帝になってみせます」

同じ頃、趙瑟瑟は侍女の服を来た小楓とアドゥを連れて「玉泉寺へ平癒祈願に行く」と裴照に話す。裴照はその馬車を確認せず送りだした。

郊外。小楓は「恩は忘れない」と話すが、趙瑟瑟は「あなたを助けるのは私自身のためよ」と断る。馬車を降りた小楓とアドゥは西州へ向かった。

警備中の裴照のもとへ珞熙が会いに来た。「父上の平癒祈願の帰りに寄ってみたの」裴照が「趙良娣には会わなかったか?」と聞くと「私が帰るころには門が締まりかけていたわよ」と珞熙は言う。裴照は小楓の逃亡に気が付き、馬で後を追った。

東宮。夜になり連れ戻された小楓。李承鄞は小楓と趙瑟瑟を問い詰める。

「君が逃したのか」

「そうです弁解はしません、殿下のためを思ってしたことです。この者は殿下が愛するに値しません」

「逃亡の手引など死罪に値する」

そこで小楓が口を出した「私を罰すればいい」

「この女は私にいいました!殿下を愛したことはないと」

「それでも私には小楓だけだ」

「では私は?何なのですか?」

「ずっと利用しただけだ!これで満足か!」

「相思相愛だと思っていたのに私は単なる駒に過ぎなかったのですか、初めてあった日からお慕いしていました。ずっと私の片思いに過ぎなかったのですね、責めはしません愛したのは私ですから潔く負けを認めます」

趙瑟瑟は涙を流し去っていく。

小楓は「あなたは失ったのよ、最も愛してくれる人を…かわいそう」と李承鄞を哀れんだ。

感想:怒涛の展開

あらゆることにケリが付いて行く怒涛の展開でした(息切れ)

まず最初!高于明を討った李承鄞が小楓のもとに来て「全部解決したぞ^^」っていうのマジ…さいこ…ぱ……恐ろしかったです。とうの小楓ちゃんはあまりの恐ろしさに冷静でしたけども。

さらに、はっきりとした描写がないんだけど、柴牧は皇帝に殺されたし、李承鄞は皇帝の悪事を知って薬を盛ったってことだよね?そして皇帝の所業を明月に密書で知らせて、彼女は追い詰められて自害に至った。ゾッ…

まああの親あって子があるんで、なんともいい難いんですが。

やっぱりこのくらい頭イッてないと頂点に立つのは難しいのかね。別に玉座に固執しなければすべて解決するような気もするけど、それは出来ないんだもんな。

あと2話ですが、小楓は西州へ帰ることも出来ず囚われの身。趙瑟瑟は強烈な失恋を体験し、立ち直れない。幸せそうなのは裴照と珞熙だけかい?今回、謎にいちゃいちゃしてましたよ。

もうとにかく、クズ男くんはどうでもいいので他のみんなは幸せになってほしい。

第54話 逃亡

ネタバレ

承恩殿。永娘に身支度をしてもらっている小楓は「永娘の手はいい香りね、まるで母上みたい」とつぶやく。そんな小楓に永娘は「宮中にいた頃は大病を患っていましたね、太医も頭を悩ませていました。皇太子妃はうわ言で何度も”嬗子”と叫んでいました。あの言葉は母上という意味だったのですね」と話した。

その言葉に涙する小楓。

「もう2年たちました、皇太子妃も18才の立派な大人です。身勝手な振る舞いはお控えください。」

「わかった今後は気をつけるわ」小楓は永娘の手に頬を寄せた。

皇宮に雪が降る。趙瑟瑟は李承鄞の訪れを待ち続けていた。

その夜、小楓は李承鄞のもとへ。李承鄞は悲しい旋律を奏でている。

「悲しい曲ね、何もかも失ったみたい」

「何を失おうと構わない、君がいてくれれば」

「あなたが愛を語らないで、趙良娣に向かってあんな暴言を吐いたくせに、あなたにとって愛はなんの価値もない、ほしいのは権力だけよね」

「小楓、ほしいのは君だけだ」

「あなたは趙良娣をとても愛していた、なのに「利用しただけ」あなたは私を嫌い廃妃にしようとした、なのに「私がほしい」ですって?誰があなたを信じるものですか」

「分かってる、だが私にも事情が…」

「言い訳ばかりね、結局あなたは権力のほうが大事なのよ。ある日、私が豊朝を脅かす存在になったら私を殺す?」

「皇宮より危険な場所は東宮であり、皇帝より危ういのが皇太子だ、苦労が耐えない」

「答えて、いつか私を殺すの?」

「小楓、殺すものか!私が必ず守ってみせる!生涯君を大切にする。だから頼む、私のことが嫌いでもそばにいてくれ」

「お願いがある、世継ぎの座を捨ててほしい。私と一緒に死んで、できる?」

「どうして死にたがる、私達は死ねぬ。すべて片がついたのだ」

「嫌なのね」

「どうしたら私を信じる、死ねばいいのか?」

「あなたは死なない、生き続ける」

「でも君の心はもう取り戻せない、君の心のなかに私はいない…」

李承鄞は床に座り込んだ。

「李承鄞、私の心にはずっとあなたがいた」そう言うと、小楓は李承鄞に口づける。

「何だって、もう一度言ってくれ頼む」

「悔しいのあなたがずっと私の心の中にいたことが」

「その言葉があれば死んでも構わない本望だ」

李承鄞は小楓を強く抱きしめる。

「今日ここに来たのは別れを告げるためよ、さようなら…私の…顧小五」

小楓は唇に睡眠薬を仕込んでいた。李承鄞は意識を失ってしまう。そこへアドゥがやってきて李承鄞が眠ったことを確認した。

「今のうちよ宮殿を出ましょう」小楓は李承鄞に布団と枕を用意してやる。

黒装束に着替え宮殿を出る小楓とアドゥ。すると門の前で永娘が待っていた。アドゥは小楓を待たせ、永娘の点穴を突き体が動かないようにする。その衝撃で永娘は持っていた袋を足元に落とした。

小楓がやってきて「永娘、行くわね」と抱きしめる。

永娘は必死に目を動かして足元の袋を示した。

小楓が中を見ると路銀が入れられている。

「驚いたわ、止めに来たと思った。私に路銀を?勘違いしてたわ。勉学に励めと小言ばかりで私を理解していないと思っていた」

「公主、行きますよ急いで」

小楓は永娘の点穴を解くようアドゥに言うが、点穴を解けば永娘が疑われてしまう。

小楓は着ていた外套を脱ぎ永娘に着せた。

「許して…」

皇宮を抜け出した2人はミロの店へ。

様子のおかしい小楓にミロは「どうしたの?なにか未練でも?」と聞く。

「さっき気づいたの、東宮にも私の味方がいたのよ、なのに裏切った」

「もう迷ってる暇はないわ、よく考えて宮中にいても傷つき疲れるだけ離れるほうが身のためよ」

東宮。翌朝、李承鄞が目を覚ます。

承恩殿。小楓がいないことに気がついた李承鄞は承恩殿を探し回る。そこへ裴照と永娘がやって来た。裴照は永娘が点穴で動けずにいたことを伝え、永娘は「お許しください」と頭を下げた。

「裴照、警備を固めよ、城門に出る全てのものを徹底的に調べろ、必ず小楓を連れ戻すのだ!!!」

同じ頃、小楓とアドゥはミロの買収した隊商に紛れて城門を出る。

ミロの店にやってきた裴照。

「皇太子妃が失踪した来ていないか?」

「小楓をかくまっていないかと聞きたいの?疑うのなら押し入って探せばいい、なぜ店の前に突っ立ってのんきに私に質問するの本当は小楓を連れ戻したくないのでは?」

「皇太子の命で皇太子妃を探している」

「なら教えてあげる、来たけどもういないわ、将軍は本当に知りたいのかしら??」

小楓とアドゥは旅館に到着した。しかし入り口には2人の人相書きが貼られている。

2人は女性の服に着替え、密告される前に出発することに。

顧剣の墓。ミロは顧剣の一番好きだった酒を持って弔いにやってきた。

「お別れよ、都を離れるの、ここには何の未練もない、覚えてる?私達はさすらいの身、また始まるのよ…あてどない旅が…」

界門関かいもんかん。裴照は竹笛を吹きながら小楓を待っている。そこへ馬に乗った小楓とアドゥが現れた。

裴照は城壁の下に降り小楓と話をする。

「あなたの竹笛の音を聞いたわ」

「私と共に戻りましょう」

「それは本心?」

「それが私の任務です、皇太子は追手を差し向けます。そうなれば国同士の問題になる」

「私は自分のために生きたい」

「本当にそれで幸せになれるのですか、人は自分が良ければいいと考えがちですがそれは違う、他人のために生きることに意義を見出すはずです」

「意義ですって?一生苦しめと?あなたは誰のために生きてるの?李承鄞?皇帝?あなたは3年前、顧小五のために忘川に飛び込むなと言った。今日は李承鄞のために戻れという。本当に忠義に厚いひとね」

「まさか」

「記憶が戻った、だからどうしても逃げたい。李承鄞は足枷でしか無い、信じた人も愛した人も心を許した友も皆敵だった。

皇太子妃じゃない、友人の小楓よ、まだ私の味方?」

「はい」

「よかった、なら行かせてくれる?あなたが止めても私は必ず突破するわ、たとえ死んでも構わない、あなたの胸の内はわからないわ、でも竹笛は自分のために吹いたはずあなたは心優しい人よ、苦しむ私を見たくないでしょう」

裴照は門を開けろと命じた。

門へ向かう小楓とアドゥ。そこへ李承鄞が駆けつけ、閉門を命じる。小楓はとっさにアドゥの馬の尻を叩き、門の外へ走らせた。

馬を降りた小楓は李承鄞から逃げ、階段を駆け上がると城壁の上に立つ。

そこへ駆けつけた李承鄞と裴照。李承鄞は小楓に手を差し伸べ塀から下りるよう言う。

「小楓…君は冷たいな、私の愛を拒むとは」

「あなたのような冷酷な人を愛するわけがないわ」

「信じないぞ、君は私のことを愛していたはずだ」

「小楓、おいで、降りろ、君は私を愛したことがあるだろう?顧小五の10分の1でも構わない、私を愛しただろう」

「私が愛したのは顧小五だけよ」

「奴は死んだ、この世にいない」

「顧小五はとっくに死んだ」

「本当に羨ましい、何も思い出さないのねなぜ私は思い出してしまったの、なぜ憎みたくても憎めないの。李承鄞、私は永遠に記憶に残る?」

「どういうことだ、私は何を忘れている」

「本当に忘れたい、李承鄞、許すわ、共に味わった喜びや幸せを、そして苦しみと絶望も私もあなたも呪縛から解き放たれるの、もう二度と会わないわ」

「小楓待ってくれ、私の何が悪い、私の何を許すというのだ、まずは降りろ戻ってこい」

小楓は李承鄞を見つめながら城壁から飛び降りた。

その光景を見た李承鄞は、忘川に落ちていった小楓の姿を思い出し、すべての記憶を取り戻した。そして血を吐き意識を失う。

アドゥは地面に落ちる直前に小楓を抱きとめ馬に乗せて走り去った。

感想:今思い出したところで…

もう取り返しがつかないじゃないですか…

ちょっと問題点もあるけど、やっぱり裴照が一番いい男だと思います。主君に逆らってまで最後には小楓の気持ちを優先してくれた。

それに比べて…クソ皇子のクソさよ…クソ以外になんて言ったらいい?クソ???記憶がない云々よりも、そもそもの性格が破綻してるよ。

やっぱり育ちって大事なんだな、幼少期の体験がその後の人生を作り上げると…いや彼自身の問題な気もするが?

もー!どうにもならねえ!つぎ!最終回!

次回、55話はここから!

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