【燕雲台・全48話・最終話まで】ネタバレ全話とあらすじ一覧と感想|The Legend of Empress

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

この記事では、

「燕雲台-The Legend of Empress-」について

全48話のネタバレ・あらすじ・感想を最終話まで掲載していきます。

ティファニー・タンとショーン・ドウ主演の歴史ロマンラブファンタスティックラブ史劇\(^o^)/

「燕雲台-The Legend of Empress-」全話まとめ

「燕雲台」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ ) 1・2・3

4・5・6

7・8・9

10・11・12

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基本情報

「燕雲台-The Legend of Empress-(読み:えんうんだい、原題:燕云台)」は2020年に配信された中国のテレビドラマ。

主演はティファニー・タン、ショーン・ドウ、カーメイン・シェー、ジン・チャオなど。

同名小説を原作として、全48話、1話45分で構成されている。

  • 原題:「燕云台」
  • 原作:「燕云台」
  • 製作年:2020年
  • エピソード;全48話
  • 主演:ティファニー・タン、ショーン・ドウ、カーメイン・シェー
  • ジャンル:古装、伝記、愛
  • 時代:遼

あらすじ

契丹族の国である遼の北府宰相・蕭思温の三女・蕭燕燕(ティファニー・タン)は、父親と長女・蕭胡輦(カーメイン・シェー)、次女・蕭烏骨里の愛を受けて真っすぐで勇敢な女性に育つ。

そして、彼女は漢民族ながら遼の朝臣である韓徳譲(ショーン・ドウ)と愛し合うように。

だが、第4代皇帝・穆宗の後継ぎの座をめぐり水面下の争いが続く遼では、蕭家の三姉妹がその勝負の切り札とみなされる。

その結果、蕭胡輦が穆宗の弟・罨撒葛に、蕭烏骨里が初代皇帝・太祖の孫・耶律喜隠に、蕭燕燕が暗殺された前皇帝・世宗の息子で韓徳譲が支持する耶律賢(ジン・チャオ)に嫁ぐことになる。

相関図

登場人物&キャスト一覧

蕭燕燕 しょうえんえん(ティファニー・タン)

北府宰相 蕭思温と燕国長公主の三女、父と二人の姉から愛され育った。

何事にもねばり強く諦めない性格。

韓徳譲と出会い思い合うようになるが、先帝 耶律阮の息子 明扆大王 耶律賢に嫁ぐことになる。

韓徳譲 かんとくじょう(ショーン・ドウ)

漢族、韓匡嗣の息子。

幼い頃から親しかった耶律賢とともに、遼の安定と繁栄を築いていく。

蕭胡輦 しょうこれん(カーメイン・シェー)

北府宰相 蕭思温と燕国長公主の長女。

耶律罨撒葛に嫁ぐことになる。

幼い頃に亡くなった母の代わりに、妹たちを見守ってきた。

蕭烏骨里 しょううこつり

北府宰相 蕭思温と燕国長公主の次女。

太祖の孫 耶律喜隠に嫁ぐ。

耶律賢 明扆大王 やりつけん めいいだいおう

先帝の息子、弟は耶律只没。

韓徳譲と蕭燕燕の仲を知った上で、国のために蕭燕燕を娶る。

耶律罨撒葛 やりつえんさつかつ

皇帝 耶律璟の弟。

蕭胡輦を娶る。

蕭思温 しょうしおん

北府宰相。

三姉妹の父。

予告

【全48話】「燕雲台」あらすじ一覧とネタバレ一覧と感想

第1話「波乱を起こす少女」

遼の第3代皇帝・耶律阮(やりつげん)は漢人の甄氏を皇后に立てたことから祥古山の変を招く。その18年後、北府宰相の三女・蕭燕燕(しょうえんえん)は草原一の馬を手に入れようと奮闘していた。一方、韓徳譲(かんとくじょう)は幽州の軍営で暴れ馬を手なずけ、烏雲蓋雪(ううんがいせつ)と名付ける。そして耶律阮の息子・耶律賢(やりつけん)の求めに応じて都の上京に戻ったところ、烏雲蓋雪を気に入った蕭燕燕とすれ違う。

ネタバレ「波乱を起こす少女」

天禄5年 帰化州 祥古山。

遼の第3代皇帝 耶律阮は漢人の甄氏を皇后に立てる。

それは漢族の制度にならう決意だった。

しかし守旧派により祭祀は血に染められる。

儀式に乱入した守旧派は、皇帝と皇后を殺害した。

これが祥古山の変である。

18年後。

北府宰相 蕭思温の3女 蕭燕燕は父と2人の姉に愛され育った。

蕭燕燕は自らの強さを示そうと草原一の馬を探している。

そして耶律磨魯古の馬に目をつけ、勝負を挑んだ。

あっという間に耶律磨魯古を倒して、蕭燕燕は馬を手に入れる。

幽州の軍営。

韓徳譲が兵を鍛えている。

その時、暴れ馬が韓徳譲めがけて走ってきた。

韓徳譲は並外れた技術で馬を手懐ける。

体が黒くヒヅメが白いことから馬に「烏雲蓋雪」と名付けた。

そこへ文が届く。

差出人は先帝の息子 耶律賢(明扆)だ。

幼い頃、韓徳譲は「奴婢の子孫」だと耶律磨魯古たち皇族の子供にいじめられていた。

幼い耶律賢が現れ、韓徳譲を助け親友になった。

韓徳譲は烏雲蓋雪に乗って上京へ向かう。

上京。

そこは異文化でにぎわう街。

上京にやってきた蕭燕燕は韓徳譲の馬に目をつける。

石をぶつけて暴れさせると、イチャモンをつけて馬を渡せと迫った。

蕭燕燕は強引に10両を握らせると、馬にまたがり走り出す。

しかし、烏雲蓋雪は暴走し処刑場に飛び込んだ。

追いかけてきた韓徳譲は、落馬した蕭燕燕を助ける。

2人は処刑場の兵に囲まれてしまった。

韓徳譲は蕭燕燕の落とした宰相家の令牌を見つけ兵に見せる。

蕭燕燕は仕方なく「北府宰相 蕭思温の三女 蕭燕燕」と名乗った。

そして捕縛されそうになった韓徳譲のことを「馬丁だ」と言って助ける。

解放された2人。

蕭燕燕は「なぜ家紋を知っているの」と問い詰める。

韓徳譲は「名族なので見たことがあった」とごまかした。

蕭燕燕は韓徳譲が南方の軍隊のもので、無断で都に入ったと言い当てる。

「告げ口されたくなかったら馬を渡しなさい(ヤカラか?)」

蕭燕燕は馬を手に入れ走り去った。

草原。次女 蕭烏骨里は高官の娘たちを相手に謎かけをして、大量のかんざしを手に入れている。

すると、1人の娘がかんざしを渡さず、蕭烏骨里に文句を言った。

2人は取っ組み合いの喧嘩を始める。

そこへ、長女 蕭胡輦がやってきた。

蕭胡輦は侍女 瑰引に命じてかんざしを持ち主に返す。

しかし、聡明な蕭胡輦はただでは済まさない。

「蕭家は強欲ではないけどあなどらないで、謎かけを提案したのにとぼけたわね」

娘は装身具をかけようと提案したことを認めた。

娘は蕭烏骨里がお題を出したために負けた、と蕭胡輦に勝負を挑む。

蕭胡輦は「勝ったら謝る」ことを条件に勝負に乗った。

そして、娘の謎かけに謎かけで返して華麗に勝利してみせる。

娘は負けを認めた。

上京の王宮。

先帝の息子 耶律賢と韓徳譲が再会する。

「かたきを討つため生きている」と話す耶律賢に、韓徳譲は協力する。

草原。その頃、3姉妹は草原の大木に集合し、木に願掛けの帯を結んでいる。

蕭燕燕は一目惚れした馬に金10両を払ったと、姉たちにさっそく自慢した。

次女 蕭烏骨里はその価値に興味を示さない。

蕭燕燕は「この馬は射柳大会のあと名を馳せるの」と大会への出場を匂わせ長女 蕭胡輦にくぎを差されてしまう。

近々おこなわれる射柳大会の優勝者は郎君軍(皇族の子弟を中心とする禁兵)の頭領になれるため、述律太后(14歳で太祖 耶律阿保機に嫁ぎ、その若さで政務をとった)のようになりたい蕭燕燕は諦めきれない。

木に帯を結んでいた次女 蕭烏骨里は「なぜ木に帯を結ぶのか」と疑問に思う。

蕭燕燕は「水辺で育つ木のそばには必ず水源がある、水は命の源であり希望でもある、木を祀るのは契丹人の子孫繁栄と平和に感謝するため」と答えた。

上京の王宮。

耶律賢は韓徳譲に射柳大会で優勝し頭領になることを命じる。

さらに、帝位の奪還には后族(皇后を排出する一族)の支持が必要だ。

耶律賢は先帝の形見である玉佩を渡し、蕭思温に会うよう言った。

上京 耶律李胡の屋敷。

皇太叔 耶律李胡は息子 耶律喜隠に射柳大会で優勝し兵権を手に入れるよう命じる。

耶律喜隠は何か裏で手を回しているようだ。

上京 蕭思温の屋敷。

蕭思温のもとに耶律李胡から文が届く。

「春捺鉢のとき、語らいたい」

蕭思温が手紙を燃やしていると、3姉妹が戻ってきた。

蕭思温は娘たちに春捺鉢の期間出歩かないよう釘を刺す。

特に、わんぱくで面倒ごとばかり起こす蕭燕燕は名指しで注意される。

そこへ客人の知らせが。

蕭思温は春捺鉢の期間中は誰にも会わないと返答する。

しかしその客人は「祥古山」という言葉を伝言した。

書斎を出た3姉妹。

蕭燕燕は「祥古山」とは一体なにか気になって仕方がない。

事情を知る蕭胡輦は「父上だけでなく皇族の禁忌」と教えた。

そこへ韓徳譲が現れる。

韓徳譲は「愛馬を奪われ文句を言いに来た」と目的をごまかした。

蕭燕燕は父に告げ口されるのではと焦る。

蕭思温の書斎。

韓徳譲は遼には漢族の制度の推進が必要であると主張。

玉佩を見せ「玉佩の主が春捺鉢で会いたい」と言っていることを伝えた。

蕭思温は18年前のことを思い出す。

先帝は漢族の甄皇后を儀式の場に同行させようとした。

蕭思温と耶律屋質は時期を見て進めるべきと止める。

外には南征を控えた大軍…

忠告を聞かなかった先帝は、守旧派 耶律察割に殺される事になった。

蕭思温の書斎。

韓徳譲と話をしている所へ、蕭燕燕が飛び込んできた。

蕭燕燕は「嘘つきなの!銭は渡さないで」と韓徳譲を連れて行ってしまう。

蕭燕燕は韓徳譲を屋敷の外に連れ出した。

そして「告げ口は許せないけど愛馬を奪ったのでおあいこ、馬は射柳大会が終わってから返す」と話す。

韓徳譲は助けられたお礼だと言って馬を譲った。

「烏雲蓋雪」という名前を伝え、大切にするよう約束させる。

さらに「今日のことを聞かれたら馬のことで訪ねたと話せ」とアリバイを作る。

感想:燕雲台はじめました!

ティファニー・タン&ショーン・ドウ主演のラブ史劇見始めました!

出てくる言葉が分かりづらいけど解説が入るし、繋がりに疑問が残っても次のシーンで回収されるし良く出来てるなと言う感想。わかりにくいと見るのが辛いからね。

遼の王族についてはちょっとわかりにくいので後でまとめようと思います。

そして…言わずにいられないので一言!

3姉妹が年増すぎませんかね…?

実年齢は長女46歳、次女32歳、三女37歳だから、行き遅れもいいとこな姉妹である。

しかも次女が一番若いっていう(´ε` )気にしたら負けと思って見るしかないな。

もう1個気になるのは、蕭燕燕がずいぶん暴れん坊娘だということ…

草原一の馬がほしいからって初対面の相手に食って掛かるのはドン引きですわ。

第2話「皇帝の猜疑心」

韓徳譲の来訪を受けた蕭思温(しょうしおん)は苦悩していた。先帝の次男・耶律賢に近づけば謀反の罪に問われる。しかし暗君の耶律けい(やりつけい)を排除しない限り、遼に平穏はない。蕭思温は結局、民のために耶律賢に会うことを決断する。射柳大会では熾烈な戦いが繰り広げられ、意外な人物が優勝を果たす。一方、耶律磨魯古(やりつまろこ)の名で大会に参加した蕭燕燕は刺客呼ばわりされ、耶律けいの怒りを買い……。

ネタバレ「皇帝の猜疑心」

蕭思温の屋敷。

屋敷に戻った蕭燕燕は「馬のことで来たことにしろと、私と蕭家のため」と父に伝える。

そして、祥古山のことを聞き出そうとした。

蕭思温は余計なことにばかり首を突っ込む燕燕を叱りつけた。

蕭胡輦は父をなだめ、蕭烏骨里は燕燕を連れ出す。

蕭思温は蕭胡輦に明扆大王の玉佩を見せた。

蕭胡輦は「疑い深い陛下に知れれば、太祖の三支(太祖をルーツとする3系統)に近づいたと大難にあう」と危惧する。

蕭思温は蕭胡輦に、韓徳譲に会って玉佩を渡すよう言った。

上京の郊外。

射柳大会が開催される。

決勝戦に残ったのは、

后族の蕭達凛

人皇王の孫 只没大王(耶律賢の弟)

仲父房(太祖の伯父の子孫)の耶律休哥

皇太叔家の耶律喜隠

陛下の弟 敵烈大王

蕭燕燕にいじめられている耶律磨魯古も残っている。

3姉妹は丘の上から参加者を眺めている。

后族は皇族に嫁ぐもので、蕭烏骨里の頭の中は結婚相手のことでいっぱいだ。

そこへ、韓徳譲が姿を表す。

蕭烏骨里が韓徳譲を詐欺師と言うと、燕燕は彼をかばった。

蕭烏骨里は「すきになったのね〜」とからかう。

決勝戦が始まる直前、蕭胡輦は燕燕が姿を消したことに気付いた。

観戦席には皇帝 耶律璟、その弟で太平王 耶律罨撒葛、皇太叔 耶律李胡、韓徳譲の父 韓匡嗣がいる。

決勝戦。

試合の内容は、馬を駆り竹筒を射て柳の葉を受け止めるというもの。

そこへ、蕭燕燕が耶律磨魯古の札を持って現れた。

耶律璟は「女が参加するとはおもしろい」と止めない。

試合が始まった。

耶律喜隠は細工や妨害をしかけ、次々にライバルを蹴落としていく。

蕭燕燕も耶律喜隠の妨害にあい、韓徳譲に助けられた。

そして、優勝したのは韓徳譲。

優勝した韓徳譲と、なぜか蕭燕燕まで御前に呼ばれる。

耶律璟は刀を渡して、韓徳譲を頭領に任じた。

蕭燕燕はひざまずいたまま立たせてもらえない。

その頃、林の中で気を失っていた耶律磨魯古が目を覚ました。

耶律磨魯古は「刺客に令牌を奪われました!」と叫びながら御前に駆け寄る。

兵に取り押さえられた蕭燕燕。

そこへ蕭思温と二人の姉が駆けつけ、かばう。

誅殺されるのではないかと過敏になっている耶律璟は剣を抜いた。

すると蕭燕燕は立ち上がり、

「私がマロコを気絶させ令牌を奪いました、すべては遼と陛下のため、述律太后の教えのように女でも兵をひきいて戦えると証明したかった。

夢が叶えば陛下と遼に尽くします」

と宣言する。

耶律璟は「生前の長公主(王の姉妹)に似ている、姉にしかこんなに個性のある娘を産めない」と蕭燕燕を気に入る。

開皇殿。

夜、耶律璟は酒を飲み、錯乱して太監を殺した。

駆けつけた耶律罨撒葛に「許可なく集まりを開くものは死罪に」と命じる。

耶律璟は謀反を恐れ、日々追い詰められていた。

永興宮。

韓徳譲は耶律賢に蕭家でのことを報告。

そこへ突然、皇帝 耶律璟が現れる。

韓徳譲は部屋の奥に隠れ、耶律賢が応対した。

「春捺鉢が始まり、王宮の外に出れば命を狙うものに絶好の機会が」

耶律璟は耶律賢の本心を確かめようと胸ぐらをつかむ。

耶律賢は「陛下は察活の乱を平定し先帝の遺子を育てている、その恩は忘れない」と言う。

18年前、耶律察割の起こした乱をしずめた耶律璟は、第2皇子明扆を一生守り、只没と胡古典を育て上げ、背けば天罰を受けると誓ったのだ。

耶律璟は冗談だと言って笑い出し、自分には子供がいないため、いずれ耶律賢が継ぐことになると話す。

そして、耶律賢は煎じ薬を飲まされた。

耶律璟は同行していた韓匡嗣に「春捺鉢を仕切れ」と命じる。

その時、韓徳譲はあやまって書簡を落とし物音を立ててしまった。

韓匡嗣は韓徳譲を見つけるが「風で窓が開いただけ」と報告して見逃す。

なんとか密会は露見せず、耶律璟は帰っていった。

韓徳譲は煎じ薬を吐き出すよう言う。

しかし、耶律賢は大丈夫だと聞き入れない。

草原。

契丹人は遊牧して暮らし馬や馬車を家とする。

太祖が農業を奨励した後、農耕と定住が始まったが皇帝は古い習慣を守っていた。

四季に従って行宮へ移動し、馬車の中でまつりごとを論議する。

このような暮らしと政治のやり方を捺鉢と呼ぶ。

若い男女の最大の関心事は跳月大会だ。

后族の幕営地。

春捺鉢で幕営地にやってきた三姉妹。

蕭燕燕は射柳大会でのことを反省し、跳月大会の誘いを断った。

その頃、棟梁となった韓徳譲に蕭達凛と耶律休哥が挨拶をしている。

皇族の幕営地。

その夜、泥酔した耶律璟は侍女を1人殺害。

怯えて逃げ出した侍女 安只は耶律只没にすがった。

耶律只没は「いつか救い出す」と約束する。

耶律李胡は息子 耶律喜隠に、3人娘に近づき蕭思温に接近をと命じた。

跳月大会。

その夜、耶律喜隠はさっそく蕭胡輦に声をかける。

「結ばれれば理想の二人になれる」と甘いマスクで微笑むが…

感想:おてんば?

おてんばで済むレベルじゃないと思うんですが!?

後先考えずにむちゃくちゃするヒロインだな。嫌いじゃないけど。

さてさて、太祖の三支(太祖をルーツとする3系統)という言葉が出てきましたがさっぱり何が何やら、そして誰が誰だかわかりましぇん^^

まず太祖というのが蕭燕燕の話にも出てきた耶律阿保機という人。この人が遼を作りました。

そして耶律阿保機の息子たち、

長男 耶律倍 

次男 耶律徳光 

三男 耶律李胡が太祖の三支の分岐点です。

3人のうち帝位を継いだのが耶律徳光、遼の第2代皇帝になりました。

彼には現皇帝の耶律璟のほかにも子供がいましたが、血なまぐさいことやら何やらがあって、次に帝位についたのは長男 耶律倍の息子である第3代皇帝 耶律阮でした。

耶律阮は1話の冒頭で皇后と一緒に殺されてしまった人です。

耶律阮には耶律賢と耶律只没という二人の息子がいて、第4代皇帝となった耶律璟は2人を監視下に置きます。

なので現在の系統を表すメイン人物は、

1 耶律倍の孫 耶律賢

2 耶律徳光の息子 耶律璟

3 太祖の息子 耶律李胡

となります。

ここに后族という皇后を排出してきた一族が絡んできて、まあややこしいこと^^

歴史については詳しくないので、まあ参考程度に見てくだされ。

第3話「意中の人」

父・李胡(りこ)の指示で蕭家の娘に近づこうともくろむ耶律喜隠(やりつきいん)は長女の蕭胡輦(しょうこれん)に言い寄るも、すげなく断られ、次女の蕭烏骨里(しょううこつり)を狙う。そのころ、蕭燕燕は韓徳譲に組手の勝負を挑んでいた。激しく組み合う2人だが、またしても意外な結果に。翌日、耶律賢は韓徳譲の協力で蕭思温を訪ね、遼の未来について語り合うが……。

ネタバレ「意中の人」

跳月大会の夜。

耶律喜隠は蕭思温に近づくため、蕭胡輦に声をかける。

蕭胡輦は「射柳大会でしたことは全て見ていた」と不正を指摘して断った。

その様子を見ていた蕭烏骨里が耶律喜隠に声をかける。

調子のいい耶律喜隠は「美しい蕭烏骨里はどこかと聞いたんだ^^」と耳飾りを贈った。

蕭烏骨里は誘いに乗ってダンスを踊る。

后族の幕営地。

蕭思温の天幕。韓徳譲は蕭思温に面会。

漢族の制度による遼の繁栄が明扆(耶律賢)の歩む道であり、私はそれを選んだと話す。

韓徳譲の考えを聞いた蕭思温は、玉佩の主に会うと返事を伝えた。

皇族の幕営地。

耶律璟のもとに国医 肖古がやってきた。

耶律璟は肖古の調合した香に魅了されている。

肖古は薬草が幽州の断崖絶壁にのみ生え採集は危険が伴うと伝えるが、耶律璟は犠牲を出しても取りに行かせろと命じた。

その頃、蕭燕燕は韓徳譲に勝負を挑んでいる。

2人は組み手で互角に戦い、その最中あやまって唇が触れた。

蕭燕燕は「次は絶対に勝つ!」と言って逃げていく。

蕭燕燕の天幕。

その夜、蕭烏骨里が噂を聞きつけやってきた。

恋の話で盛り上がる2人を蕭胡輦が注意しにやってくる。

蕭思温の天幕。

蕭胡輦は妹2人が意中の相手に出会えて騒いでいると報告。

話を聞いた父は「太祖の三支が水面下で帝位を狙っている」と注意するよう言った。

蕭胡輦も「耶律喜隠が近づいてきた」と報告。

そして長女としての責任を語り、先に妹を嫁がせると話す。

蕭思温は母親役を背負わせた娘に必ず報いると誓った。

耶律賢の天幕。

韓徳譲は蕭思温との密会が決まったことを報告。

当日、太平王のさしむけた見張り楚補を遠ざけ、変装して待ち合わせに向かう。

しかし、楚補は出かける様子を目撃し耶律罨撒葛に報告した。

蕭思温の天幕。

耶律賢と対面した蕭思温は、先帝 耶律阮に似ていると感極まる。

耶律賢は遼の問題を熟知し、内外に問題を抱えており早急な変革が必要と話す。

蕭思温はその才覚を見抜き、協力することに。

草原。

韓徳譲と蕭胡輦は狩りをしながら見張りをしている。

そこへ耶律罨撒葛が通りかかった。

韓徳譲はすぐに知らせに走る。

蕭思温の天幕。

蕭胡輦が耶律罨撒葛を引き止め、韓徳譲が危機を知らせたことにより鉢合わせはしなかった。

しかし、逃げ出した韓徳譲と耶律賢を耶律罨撒葛が追う。

蕭燕燕がその様子を丘の上から見ている。

燕燕は馬を放して、耶律罨撒葛の進路を妨害した。

そして、牧草に隠れていた耶律賢を助けて幕営地まで送っていく。

燕燕はさり際に、玉佩を落とし耶律賢が拾った。

その頃、韓徳譲は耶律賢を探し回っている。

そこへ燕燕が現れ、送っていたことを話した。

お礼として「徳譲さん」と呼ぶことを承諾させ、願いは考えついたら伝えるという。

皇族の幕営地。

耶律罨撒葛は耶律賢の天幕を捜索。

しかし姿はない。

すぐに皇帝に報告に走ると、そこには耶律賢の姿があった。草原。

次女 蕭烏骨里は耶律喜隠と逢引中…

「私の皇后になってくれ」とプロポーズを受ける。

長女 蕭胡輦にも耶律罨撒葛が近づいていた。

「太平王府はいつでも君を迎える」

燕燕も韓徳譲と草原で語らっている。

韓徳譲が「悩みはないのか?」と聞く。

燕燕は「陛下は残酷、太祖の三支は争いが絶えない、民や朝臣は緊張を強いられている、遼は改革が必要」と意見を示す。

感想:うこつりちゃん

なんて簡単な女なんだ次女よ。

お姉ちゃん…いやお母さんを見習いなさい。

耶律喜隠も耶律罨撒葛も政治のために蕭家の娘を狙ってる。蕭燕燕だけ目をつけられていないと思ったら、耶律賢が一目惚れした様子ですな。

相関図を見ると、蕭燕燕は韓徳譲と恋人関係になるみたい…しかしそれは嫁に行った後の話?前の話?世間はそれを不倫と言うんだぜ。

まあ高貴な方々の中では遊びに過ぎないのかもね。

次回、4・5・6話はここから!

最終話 第48話

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