美人骨(びじんこつ)前編 全24話のあらすじとネタバレと中国ドラマオタクの感想|最終話まで

目次

第6話「権臣の役目」あらすじとネタバレ

公式あらすじ

広凌王が護衛を連れ許可なく周生辰の天幕に入る。怒った周生辰の弟子たちは護衛を外に連れ出すが、これは趙騰の息のかかった護衛を引き離す広凌王の策だった。広凌王から朝廷の実情を知らされた周生辰は、蕭晏(シャオ・イエン)を護送するという名目で南辰王軍3万を動員することに決める。漼時宜は朝臣たちを束ねる存在が必要だと考え、清河(せいが)郡に戻り伯父の漼広を説得すると周生辰に申し出る。従兄の漼風と実家に戻った時宜だったが、漼広は重い病に侵されていた。

軍営。

鳳俏は南簫皇子 簫晏との手合わせを希望する。

結果、全く刃が立たなかった。

試合を終えると簫晏は周生辰との手合わせを希望。

2人はほぼ互角か、周生辰のほうが少しだけ上の実力を持つようだ。

そこへ周天行が戻り「寺の建立にいい場所を見つけた」と話す。

一行はその廃墟を見に行くことに。

周生辰はその場所を気に入り、漼時宜に寺の名前をつけさせる。

漼時宜は「青龍寺」と答えた。

母 漼文君は父が出家して青龍寺で修行していると漼時宜に教えていた。

しかし漼風たちに頼み探してもらったがそんな寺は存在しなかったのだ。

話を聞いた周生辰は寺の名前を青龍寺にすると決めた。

軍営。

広凌王 劉子行は趙騰のつけた見張り4人とともに周生辰の天幕へ入る。

それは軍機に反する行いだ。

鳳俏は見張り4人に剣を向け天幕から追い出す。

残った広凌王は周生辰に「皇子の取り調べを」と要求した。

その頃、南簫皇子 簫晏は父と別れたときのことを思い出している。

簫晏は自ら顔を切り「縁を切り死ぬ」と父を脅した。

父 南簫皇帝は「帰ってくるのを待っている」と話し、密かに護衛を付ける。

簫晏は広凌王の前に出るとある噂について話し始めた。

「第2皇子の母は全王朝の妃、国破れて南簫皇帝に拾われ7ヶ月半で皇子を産んだ」

そのため簫晏が全王朝の皇帝の子だと民が噂しているのだ。

簫晏はその噂が真実だと話した。

つまり、簫晏にとって南簫皇帝は実の父と民の敵であり、母を辱めた人物。

そのため北魏に対して敵意はないのだという。

天幕。

尋問が終わると広凌王は「出兵し陛下を助けてほしい」と周生辰に都の窮状を明かした。

それを知った漼風と漼時宜は、趙騰に対抗できる漼広を説得するため西州へ戻ることに。

周生辰は簫晏の護送軍にまぎれて都へ入ることにした。

清河郡 漼府。

漼時宜は西州を離れ、故郷である清河郡へ。

娘の声が戻ったことを知った漼文君は満面の笑みで喜んだ。

だが、漼広は病に冒され床に臥せっている。

起き上がることもできない漼広は「入内させることができなかった恨まないでくれ」と姪に謝った。

漼時宜は「望んでいません、恨むなんてとんでもない」となだめる。

漼広は趙騰と劉元の魔の手から何人も救ってきた。

もし病だと知られれば趙騰たちに報復されるだろう。

そこで編纂だと言うことにして家族を呼び寄せ守ることにしたのだ。

亡くなっても訃報は伏せておくという。

そうなってくると漼時宜の太子妃という地位は漼家を守る上でとても重要なものになる。

母の話を聞いた漼時宜は周生辰の計画を明かした。

広凌王が宮中で趙騰に対抗し、周生辰が劉元を制するのだ。

趙騰を討った後、朝臣を従えるためには漼広の存在が不可欠となる。

皇帝からの下賜品を見た漼広は出立を決めた。

漼広は息子 漼風に語りかける。

その昔、漼家は没落した。

漼広は皇宮で地道に働き家族を養ってきた。

必死に仕事をして3代の皇帝に仕えたからこそ今の地位があるのだという。

中州郊外。

護送の一行が合図を待っている。

そこへ「漼家の馬車が中州の城門に」と知らせが入った。

周生辰は兵士に変装して中州に入り込む。

感想:諧謔詩

周生辰を詠んだ諧謔詩が出てきたんだけど、どういう意味なの誰か教えてください(っ’ヮ’c)

酔いて白骨の沼に伏せ、意のまま声高に歌う

馬一頭と酒一壺が供、我ごとき者は世に幾人?

諧謔詩は面白おかしく対象を風刺した韻律のない旧体詩だって。

なんとなーくだけど、どんな悲惨な状況だろうと自分を失わない唯一無二の人みたいな?はて…?

それにしても身を粉にして働いてきた最後の最後にまだひと仕事しなくちゃならないってきついなあ。

漼広の代では没落していて、下積みからせっせと働き漼家を再興したなんて話もうちょっと前に教えてほしかった(* . .)⁾⁾それだけで全然印象違うよね。

さてさて、少女漫画らしく?あっちこっちで恋の花が咲いております。

わかりやすーく相手を見つけちゃう少女漫画の掟よ…でも昭和の少女漫画を読んで育ってるからそのほうが安心する…

第7話「宮中にて偲ぶ」あらすじとネタバレ

公式あらすじ

密かに上京した南辰王軍に呼応し、宮中では広凌王が奸臣の趙騰を殺害、趙騰と結託していた将軍の劉元も捕らえられる。漼時宜は皇帝が周生辰の出兵を謀反と疑わないか心配だったが、情を重んじる皇帝は周生辰を家族として受け入れるのだった。しばらく幼少期に育った寝殿に留まることになった周生辰だったが、そんな彼の前にかつての古い友が現れる。その頃、時宜も皇帝の口から周生辰とある女性にまつわる話を聞いてしまう。時宜の心は大いに動揺し…。

中州。

将軍 鳳俏率いる護送軍が都に到着した。

偽の詔を使って堂々と都へ入る。

その頃、劉子行は趙騰の寝殿へ向かっていた。

趙騰は暗殺を警戒し厳重な警備を用意している。

1人で寝殿の中に入った劉子行は、宮女を侍らせる趙騰に面会した。

そして洗った足を拭うと申し出る。

劉子行は手ぬぐいを密かに水に浸し、すきを見て趙騰の口に押し当てた。

宮女に南辰軍の存在を教え手伝わせる。

暗殺を終えた劉子行は「趙騰は罪を認め自害した」と宣言。

そこへ周天行が兵を引き連れ駆けつける。

劉子行は劉元をおびき出すため、趙騰の養子に偽の伝言を伝えるよう命じた。

その結果、劉元は夜の街で捕縛される。

太極殿。

劉子行の侍従 孟鶯は集まった朝臣に帰宅を促す。

太極殿を出た朝臣を待ち構えていたのは漼寿と漼文君だった。

太傅府。

漼広のもとに朝臣が集まる。

漼広は趙騰が悪疾(悪い病)にかかり数日も持たないこと、劉元が朝政を牛耳り罪なき朝臣を殺したことなどを話す。

朝臣は黙って聞いているだけだ。

漼広は「この日を待っていたのでは?」と問いかけた。

朝臣の1人は用意されたお茶を飲み干す。

漼広は見事に朝臣をまとめあげた。

皇宮。

皇帝 劉徽は部屋に閉じ込められている。

そこへ周生辰が助けにやってきた。

皇帝は叔父が自分を殺すのではないかと怯えている。

周生辰は下賜された木剣を見せ「陛下は甥、皇位よりも大切だ」と敵意がないことを示した。

式乾殿。

すべてを終えた周生辰は幼い頃に住んでいた軍師、昔住んでいた式乾殿へ。

軍師とともに懐かしんでいると、そこへ泣き出しそうな漼時宜がやってきた。

漼時宜は周生辰が謀反の容疑で捕らえられるのではと案じていたのだ。

周生辰は安心させるため「しばらく留まってから西州へ帰るよ」と教えた。

その昔、式乾殿で養育されたことも話す。

劉子行の寝殿。

劉子行は漼時宜の姿絵を眺めている。

皇位を手に入れるため「叔父上(周生辰)を殺せたら一挙両得だった」と侍従にこぼした。

そこへ幸華公主が現れる。

幸華公主は高淮陽を太后 戚真真が呼び出したと教えた。

周生辰の寝殿。

周生辰の前に高淮陽が現れた。

高淮陽は高皇后のいとこに当たる人物だ。

その頃、漼時宜と軍師 謝祟のもとに皇帝 劉徽が現れた。

皇帝は拝礼しようとする漼時宜を止めて「家族のようなもの」と笑う。

そして叔父の師である軍師に拝礼した。

皇帝は高淮陽のことを軍師に尋ねる。

軍師は高皇后のいとこであること、先帝は夢中になったが高淮陽は周生辰に惚れていたこと、高家は先帝に嫁がせようとしたが高皇后が阻止したことを教えた。

その後行方知れずになったというが、実のところ高皇后が出家させていたらしい。

噂の主 高淮陽は周生辰と2人で話をしている。

高淮陽は周生辰が皇宮を去ったのは自分が原因なのかと聞いた。

周生辰は関係ないという。

しばらくして、周生辰が漼時宜のもとに戻ってきた。

漼時宜は師匠の過去の話を聞いて不機嫌になっている。

寝殿を出て行こうとするが、周生辰が引き止めた。

2人が寝殿に戻ると、皇帝 劉徽が待っている。

事情を知らない周生辰は拝謁しない漼時宜をとがめた。

すると皇帝は「君臣の別はない」と礼を免除したことを明かす。

皇帝は「褒美は何がいい」と聞く。

何もいらないという周生辰に「婚姻し子供を作ればその子は宮中で育ててもいい」と提案した。

周生辰は「跡継ぎがいないわけではない、孤児が10人弟子が1人いる」と西州での暮らしについて話す。

皇帝はさらに周生辰の旧友だった劉元について言及した。

叔父の旧友なら情状酌量の余地があるというのだ。

周生辰はその申し出を断り、以後連座することも辞めたほうがいいと釘を差した。

深夜。

眠れない漼時宜は起きて部屋を出る。

すると周生辰が酒を飲んでいた。

それは幼い頃に劉元と宮中の庭に埋めたものらしい。

しかし漼時宜は酒を埋めた相手が高淮陽だと勘違いしてしまった。

すぐに間違いに気づいて嫉妬心をごまかす。

牢獄。

はりつけにされた劉元が叫んでいる。

そこへ酒を掘り出した周生辰と漼時宜がやってきた。

周生辰は約束の酒を劉元に飲ませる。

劉元は「天子の威厳を味わったので悔いはない」と話した。

ただ息子のことを周生辰に託す。

感想:昔の恋人

知らない間にまるで付き合ってるかのような雰囲気になってる。

見てない間に何かあった…?それが見たいのにそれを見せてよ(っ◞‸◟c)

さてさて、なんの問題もなく周生辰の皇帝奪還作戦は成功。

手を汚したのは趙騰を殺した劉子行だけという今後を暗示させるような展開になりました。

劉子行は皇位もほしいし漼時宜もほしい、強欲なやつだなあ。

それにしたって肝心の皇帝くんが頼りなさすぎて同しようもないったら。

そりゃあ狙われるよね。

漼時宜は旦那の昔の恋人が出てきてヤキモキしてます。

なんだか悲劇が起こるとは思えない空気感なんだけど大丈夫?

ちなみに後編は現代に転生した2人のお話になるみたいです(っ’ヮ’c)わくわく~

第8話「往年の因縁」あらすじとネタバレ

公式あらすじ

病身の漼広が太后の元に参内する。周生辰や漼時宜らが見守る中、漼広は広凌王が太子になれる見込みがない以上、時宜との婚約は白紙にすると告げ、代わりに幸華(シンホワ)公主を漼風に嫁がせてほしいと要求する。漼風は結婚を頑なに拒むも父親の死に際に仕方なく同意してしまう。一方、伯父を亡くし宮中で悲しむ時宜を母の三娘(サンニャン)が四娘(スーニャン)を引き連れ迎えに来る。四娘は周生辰の伯父と因縁があったため、漼広は周生辰に時宜を弟子に取るよう勧めたのだった…。

宮中。

周生辰は劉元との過去を漼時宜に明かす。

まだ劉徽が生まれる前、先帝には長子がいた。

何者かに殺され、周生辰は高皇后を追求した。

その時、劉元が周生辰をかばったのだ。

漼時宜は寂しそうな周生辰の名前を呼んだ。

周生辰は「初めて名前を呼ばれて」と驚く。

2人は今後も西州で暮らすことを確認し、ほほ笑みあった。

翌朝、広凌王 劉子行が面会にやってきた。

漼時宜は「会いたくない」と拒絶する。

そこへ周生辰がやってきて、いち令嬢が拒否することはできないと面会を強要。

とっさに漼時宜は「気分が悪い」と嘘をついた。

周生辰も軍師も仮病に気づくが、漼時宜の意思を尊重する。

劉子行の寝殿。

幸華公主は太后の企みを劉子行に明かす。

高淮陽を西州に行かせ、周生辰との間に子供が生まれたら宮中で人質にするというのだ。

そこへ漼家の人々が馬車で直接太后の寝殿に入ったと知らせが入る。

太后の寝殿。

太后 戚真真に会いに来たのは漼広を含む漼家の人々だった。

漼時宜と周生辰も呼ばれている。

そこへ劉子行と幸華公主も駆けつけた。

漼広は漼時宜と劉子行の破断を要求。

その代わり、長子 漼風に幸華公主との縁談をと希望する。

太后は両家の繋がりにメリットを感じて了承した。

退室した漼時宜を劉子行が追いかけ「決して破断にしない」とつかみかかった。

漼時宜は「もう気にかけないで」と拒絶する。

それを聞いた劉子行は声を荒げた。

令嬢に怒鳴るなどもってのほかだ。

追求されそうになった劉子行を、侍従 孟鶯がかばいその場は収まった。

一方、婚姻が決まった幸華公主は「嫁ぐたくない」と訴える。

しかし太后は聞き入れない。

太傅府。

漼広に最後の時が迫っていた。

漼広は「喪に服す必要はない速やかに公主を漼府へ」と縁談を推し進める。

しかし宏暁誉に思いを寄せる漼風は破断を申し出た。

漼広は激怒し杖刑を命じる。

その最中、容態が急変した。

漼風は婚姻を承諾、漼広は息子の手を握り息を引き取った。

宮中。

夜、周生辰が戻ると漼時宜が部屋の隅にうずくまっている。

漼時宜は周生辰に抱きついて「西州に戻りたい」と泣きじゃくった。

そこへ母 漼文君と叔母 漼文姫が迎えにやってくる。

漼文姫はなぜか周生辰に厳しい態度で接した。

漼文君は「当時の件を話してほしい」と頼んで立ち去る。

漼文姫は南辰王と因縁があるらしい。

周生辰は漼広が孫娘を弟子にと頼んだときのことを思い返す。

南辰王府と漼家のしがらみがなくなると考えたからこそ申し出を受けたのだ。

しかし現状は良くなっていない。

漼時宜はその話を聞いて「迷惑をかけてしまった、弟子にしたくないなら西州に残りません」と嘆く。

飛び出した漼時宜を周生辰が連れ戻した。

周生辰は「当時はしがらみが嫌だったので、誰であろうと断っていた」と本心を明かす。

そこへ高淮陽がやってきた。

高淮陽は太后に「還俗して同衾しろ」と命じられたことを話す。

太后が高淮陽を生かしたのは周生辰との過去を誤解しているからだ。

もし恋仲ではないとしれたら殺される。

そこで周生辰は義兄 平秦王に高淮陽を預けることにした。

話を終えると高淮陽は「漼家のご令嬢」と盗み聞きしている漼時宜に呼びかける。

高淮陽は「お父上への仕打ち、一族として謝罪を」と叩頭した。

漼時宜は父のことを周生辰に聞く。

世家の子息で李氏という、清廉で誉れ高かった。

しかし身分が低いと結婚を反対され、漼家の入婿になった。

それだけ話すと周生辰は軍師 謝祟に後を託して立ち去ってしまった。

謝祟は漼時宜が弟子入りした日に母 漼文君が「失語症は父が原因」と明かした話をする。

周生辰はそれを知って漼時宜の身の回りのことを調べ上げたのだ。

漼府。

漼風と幸華公主の結婚が決まった。

漼風に恋していた宏暁誉は配下の態度を取るようになる。

そんな彼女をみて漼風は「今夜会えないか、謝罪がしたい」と呼び出した。

お互いに思いを打ち明けようとするが、漼風は「私が一方的に恋慕していた」と話して思いを断ち切る。

太極殿。

南簫皇子 簫晏が皇帝に謁見する。

皇帝は簫晏を鳳陽王に封じ、中州で守ると宣言。

しかし簫晏は親のかたきを討つため南辰王府に属すことになった。

後処理が終わり、周生辰たちは西州へ戻ることに。

皇帝は「次にいつ会えるか」と叔父に聞く。

周生辰は「私が駆けつけるのは朝廷の一大事、二度と合わないのが一番だ」と話す。

すると皇帝は軍師を譲ってほしいと叔父に申し出た。

感想:嫁にください

せっかく色々片付いたんだから漼時宜を嫁にもらっといたらいいのに。

将来の家長である漼風が公主を、そのいとこの漼時宜が先帝の弟に嫁いでなんか問題あるか?

劉子行が黙ってないだろうけど、そこはさっさと言いくるめとかないと今後ますます増長しそうだし…どうするのよ。

ていうか破談になったからってガシッグワッ怒鳴りつけるってどんな人格破綻者よ。

許さんぞ、そこへ直れ成敗してくれる。

それにしてもどのカップルも結ばれないこと…

まあ好きだと思ってる人と結ばれたってろくなことなかったりするし、政略結婚がうまく行ったりするし、その逆もしかりだけどまあそんなもんなのでみんな元気だして生きようね。

第9話「かりそめの洞房」あらすじとネタバレ

公式あらすじ

皇帝から補佐してほしいと頼まれた謝崇(シエ・チョン)は都に残ることに決める。信頼する軍師を手放すことになった周生辰は悲しみを隠しきれない。一方、伯父の喪に服すため、漼時宜は周生辰とお別れする前に共に寺を参拝し絆を深める。周生辰ら南辰王軍が西州に戻ると、中州の漼府では幸華公主を漼風の妻として迎えていた。公主に付き添ってきた広凌王は自分の気持ちを時宜に告げる。そして初夜、漼風と公主はそれぞれに想い人がいることを打ち明けるのだった。

太極殿。

皇帝は軍師 謝祟を譲ってほしいと申し出る。

周生辰は手放したくないようだ。

決断できない周生辰に、謝祟は「あなたが幼かったときと同じように皇帝を補佐する」と申し出た。

そして死後は西州に埋葬してほしいと頼んだ。

謝祟の命運を占うと凶の結果が出る。

謝祟はその結果を誰にも漏らすなと厳命した。

皇宮。

鳳陽王となった承晏が周生辰に会いにやってくる。

部屋の外で見張りをしていた鳳俏は「今日は漼時宜を優先してあげて」と話した。

中州と西州、二人は離れ離れになってしまうからだ。

そこへ漼時宜がやってきた。

周生辰は漼時宜を連れて白馬寺へ出かける。

白馬寺。

周生辰は血で汚れているため祈祷はしないという。

漼時宜は「私が代わりに祈祷します」と祈った。

周生辰は漼時宜を連れて漼府へ。

亡くなった漼広の供養をしたいと申し出る。

供養を終えると周生辰は漼時宜の叔母 漼文姫と話をする。

南辰王は漼文君に負い目があった。

かつて思い合っていた二人だが、南辰王は先帝に破談を迫られどうすることもできなかったのだ。

周生辰は「唯一の心残りだと言っていた」と伝える。

その夜、漼時宜と周生辰は夕食の時間を共に過ごした。

城門。

周生辰が都を去る。

そこへ太原王 金栄が現れた。

金栄は先帝のときに乱を鎮圧し、娘 金貞児を皇帝の妃にした人物だ。

金栄は身分を隠した男が小南辰王だと気づいて道を譲る。

明光殿。

金栄は劉子行に面会。

娘 金貞児は寵愛を受けていないと報告される。

中州漼府。

漼風と幸華公主の婚姻の日。

広凌王 劉子行が公主を連れて漼府にやってくる。

嫁ぎたくない幸華公主は涙を流していた。

その頃、漼風を思う宏暁誉も涙を流しながら過ごしている。

婚礼の儀式は何一つ行われなかった。

二人きりになった漼風と幸華公主はお互いに想い人がいることを打ち明ける。

同じ頃、劉子行は漼時宜に「太子の位を得て封地をもらったら結婚してほしい」と話す。

漼時宜は最初から入内したくなかったと突き放した。

あっさり振られた劉子行は自室でやけ酒をしている。

そこへ金栄の娘 金貞児がやってきた。

金貞児は「私は皇后の位がほしい、皇帝になる意志があるなら手を貸す」と申し出る。

漼府。

漼家一族は幸華公主を連れて屋敷に戻る。

すると親族の男たちが待ち構えていた。

漼広が亡くなったため塢水房を狙っているらしい。

その中のひとり漼征は漼文君に結納品を渡す。

婚姻によって塢水房の主になろうというのだ。

漼文君は男たちを追い返した。

すべてを見ていた漼時宜はかつて母が父を漼府から遠ざけた思いについて理解する。

それを聞いた漼文君は「あの時のことを後悔している」と打ち明けた。

感想:床入りしたの?

偽装結婚でいけるならほとぼり冷めたら解消したらいいのでは!?こんな時代にそんなこというなって?

大丈夫大丈夫仮面浪人みたいなもんよ

そのためには床入しちゃってたら結構まずいよなと思いました

さてさて、死亡フラグがビンビンの人が数名

闇落ちしそうな劉子行くんと、絶対幸せにならないであろう金貞児ちゃん、前説通り主役の二人も幸せにならないなら…幸せになる組み合わせいなくない?と不安になってます₍ᐢ- ̫-ᐢ₎

第10話「救援の波紋」あらすじとネタバレ

公式あらすじ

伯父の喪が明け漼時宜が西州に戻る日が訪れる。たくさんの書を携えて、途中、青龍(せいりゅう)寺で足休めした一行だったが、そこへ雍(よう)州の将・楊邵(ヤン・シャオ)が敵に包囲された雍州に救援を送ってほしいと寺に飛び込んでくる。漼府の兵を連れ雍州に向かった時宜だったが、すでに敵は近くまで迫っていた。時宜の三師兄・謝雲(シエ・ユン)が軍を引き連れて戦うが、謝雲は脚を負傷し、二度と馬に乗れない体になってしまう。そんな中、雍州を去ったはずの楊邵が再び現れ時宜を人質に取り…。 

感想:

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