扶揺全66話最終話までネタバレ全話とあらすじと感想|ヤン・ミーのPVでございます

目次

第22話 天権国の王妃

扶揺が行方不明だと報告を受けた偽軒轅旻は元宝(ペットのハムスター)に命じて探させる。元宝のおかげで扶揺は檻から出られるが、白狐と戦闘になり助けを呼んでくるよう元宝に言った。

夜伽に召していた唐芷蓉を気絶させ偽軒轅旻は萃梁殿へ。扶揺を捕らえた人物は、太淵国先王の姉妹で天権国に嫁ぎ徳王妃となった軒轅暁だった。

そこへ水霊鏡を手に入れようと高普若がやってきたので、扶揺と偽軒轅旻は軒轅暁を連れて逃げる。高普若は鏡を持っていってしまった。

怪我をして体内の気を損傷してしまった扶揺。偽軒轅旻は彼女を助けるために気を与え、命を張って軒轅暁から摂坤鈴を取り返す。幽鬼が出たと騒ぎになったため酔衍居にも衛兵がやってくるが、簡雪の機転で助かった。

深手を負った偽軒轅旻を見た、護衛 江楓は「扶揺は災いになりかねない」と忠告する。どうやら偽軒轅旻には婚約者がいるようだ。

翌日、扶揺と簡雪が歩いているところへ、夜伽をした事になっている唐芷蓉と偽軒轅旻がいちゃいちゃしながら歩いてくる。扶揺は思わず嫌味を言ってしまい偽軒轅旻に怒鳴られた。そして唐芷蓉のために酔衍居を移るよう言われる。

義理の娘である宇文紫をこけにされ、唐伯年の娘を寵愛していると知った斉震は憤る。唐伯年が裏切らないとは限らない、そう疑念を持ち始めた。

第23話 水霊鏡の剣舞

扶揺が偽軒轅旻への想いを簡雪に話すと、それが好きということだと指摘される。そこへ偽軒轅旻がやってくる。

二人きりになると偽軒轅旻は、扶揺ほど個性的で賢い女はいないと褒める。だが結局男は頼りにしてくれる優しい女を選ぶ、と突き放した。

寒衣節の日。邪魔になるので消えてくれとまで言われた扶揺に、簡雪が侍女の着物と佩玉を渡す。仕方なく王宮から出ていこうとする扶揺を江楓が呼び止めた。

江楓は、偽軒轅旻が誰かを守るために怪我をしたのは初めてだということ、今後の策略や偽軒轅旻の安否にも影響がでるが、それを背負ってでも扶揺を守ろうとしていることを話した。

宴の席に出席することにした扶揺は、たまたま席を外していた燕驚塵と出くわし正体がバレてしまう。燕驚塵は未練たらしく、結婚は間違いだった、君を一生一途に愛するなどとのたまうが扶揺はきっぱりと断る。

宴の席では高普若が目立とうと、水霊鏡を使った剣舞を見せると言う。

唐芷蓉は何かと目立ちたがりな高普若を陥れるため、侍女に命じて酒に毒を入れさせた。ちょうどそこを通りかかった扶揺は、毒の入った酒瓶にぶつかり衣を汚してしまう。

高普若の剣舞が始まった。だが直前に毒酒を飲んだ彼女は気分が悪くなり、手から剣がすっぽぬけて真っ直ぐ偽軒轅旻のほうに飛んでいってしまう。暗殺だと騒ぎになるが、総管 曹成が酒を調べると毒が入れられていたことがわかる。

高普若は、毒を入れたのは唐芷蓉だと主張するが…

第24話 一瞬の素顔

唐芷蓉の侍女が呼ばれ、彼女は扶揺こと宇文紫が酒に毒を入れるのを見た、その証拠に着物に汚れがあると言い出す。簡雪は宇文紫を守ろうとし、偽軒轅旻もこの話はまただと切り上げようとするも、高普若が水霊鏡を使い過去を見れば犯人がわかると言い出した。

6刻しか生きられない午子虫と鏡を使うことで、そのものの過去を見ることができる。鏡に映ると正体がバレてしまう扶揺は焦る。だが偽軒轅旻が元宝を暴れまわらせ鏡を壊し、元宝を驚かせた罰として萃梁殿に扶揺を閉じ込めると言い出したため問題は有耶無耶になった。

衛兵に連れて行かれる扶揺は、うっかり割れた鏡に映ってしまう。その一瞬を見逃さなかった裴瑗と斉震。燕驚塵は裴瑗を押さえつけた。

偽燕驚塵は数日留守になるという。扶揺は江楓から巾着袋をもらい、それがあれば萃梁殿でも安全だと言われる。だが、扶揺は萃梁殿に入ってすぐ何者かに攫われた。

裴瑗は燕驚塵と扶揺を気絶させ柱に縛り上げていた。侍女 阿烈もいる。裴瑗は裂散魂を取り出し、どちらか1人が生き残れると言った。燕驚塵は扶揺に飲ませると承諾するが、すきを突いて自分が飲む。

燕驚塵が扶揺を守ったことに憤慨し、裴瑗は扶揺を殺そうとするが、その後ろから阿烈に刺され致命傷を負う。裴瑗はやっと顔の傷をつけた犯人を知った。阿烈は扶揺も殺そうとするが、燕驚塵がかばったため裴瑗が刺殺した。

扶揺の顔を見た斉震は不思議に思っていた。なぜ2つの顔を持つのか。とりあえず、宇文紫の一族は皆殺しにしているので問題は露見しない。斉震は家職になにか頼み事をした。

自由に暮らすことを望む斉韻は逃げ出そうとするが、今度は倒れてしまう。宗越が呼ばれ、斉韻はなにかに庇護され生きているが持病が治ったわけではなく、今回それが再発したといった。

一気に始末された玄元派

話の都合で邪魔になったのか、裴瑗姉さん燕驚塵阿烈が一気に始末されたwwwこんな展開になるなら、二度と戻らないであろう山で決着つけといたらよかったのに。いやまてよ、お父ちゃんが逆恨みして暗殺しに来そうだな。

というわけで、太淵国編は佳境に入った感じがしております。斉震に関わる問題を処理して、封印を解けば、次に待つのは戦北野と雅蘭珠が旅立っていった天煞国ですね。

水の国、氷の国、ときてこの展開の遅さで最後まで回れるのかね。今回宗越先生の出番が少なくてつまんなかった。弟に反発されてちょっと傷心ぎみなのが可愛いのに。斉韻のことが大事な雲痕はお兄ちゃんが信用できないのか部屋に二人きりにさせるのが不安な様子。まあ十数年のあいだ素性がわからなかったのに、突然「おにいちゃんですよ!」ってこられても困惑するわな。そもそも宗越がイケメンじゃなかったら、その場で切り捨てられそうである。

地味に気になるのは簡雪。秀才という触れ込みだったので仲間だろうとは思ったけど、偽軒轅旻を殿下呼びするってのはどういう筋の関係者なんだろうか。彼女はこの後も出てきそうだな。

天権国の情報がなにもないので、偽軒轅旻の知り合いが突然出てきても置いてきぼり感が強く、???となってしまう。太妍ちゃんでしょ、軒轅暁お母さんでしょ〜?それから軒轅暁が言ってたけど、天権国王に愛されて二人の子供がいる女性がいるんでしょ?子供のうちの1人は偽軒轅旻かな?

わからなくなってきたので続き!

第25話 優しい嘘

斉韻は太淵国の秘宝 竜鱗甲を身に着けていた。軒轅旻は扶揺の封印を解くために竜鱗甲が必要だが、斉韻から奪うことでなにかあってはと気にしていた。宗越は斉韻を治療し、今後も毎日診療に来ると斉震に言った。

目が覚めた扶揺は萃梁殿にいた。側には軒轅暁がいて、献身的に尽くしてくれる。軒轅暁は裴瑗・燕驚塵・阿烈の死体を始末しておいたと話す。そして江楓に渡された巾着袋を示し、これは扶揺のものか?と尋ねてきた。

天権国に嫁いだ軒轅暁は、女の子を産んだ。だがその子の行方は知れず、軒轅暁がお守りに持たせたのが巾着袋だった。扶揺は否定するが、軒轅暁は彼女を娘の漣だと思いこむ。

そこへ扶揺を助けるため宮中に忍び込み、流れ流れて宮女に変装した小七が入ってくる。二人は再会を喜んだ。

国公府に呼ばれた扶揺。だがそれは斉震の罠だった。

小七は扶揺の窮地を偽軒轅旻に知らせる。

呼び出された扶揺は軒轅旻と通じていると疑われる。斉震は忠誠を示すために軒轅旻を殺せと命じた。屋敷に駆けつけていたという軒轅旻の腹を扶揺は刺す。だがそれは斉震が用意した、死期の近い道士だった。扶揺は難を逃れる。

知らせを受けた偽軒轅旻は唐芷蓉を脅し、一緒にいる風を装った芝居をさせ飛び出していく。唐芷蓉は涙を流す。

第26話 仕掛けた罠

宮中に戻った扶揺は偽軒轅旻と再会し、いい雰囲気になるが、軒轅暁に呼ばれてしまい中断する。

軒轅旻は唐芷蓉を寵妃として天下に示した。

偽軒轅旻が唐芷蓉を脅したあの日。上奏文を盗んでいることや斉震と内通していることを問い詰められた唐芷蓉は、庇護を受けており従うしかなかったと話す。偽軒轅旻は唐伯年の上奏文を見せ唐芷蓉を協力者にした。上奏文の内容は、正妻の娘である唐芷蓉の妹を入宮させたいというもの。唐芷蓉は庶子だ。

これに黙っていないのは西平親子だ。高普若は首をつって死ぬと大騒ぎ、父 西平郡王は斉震につめより怒鳴り散らす。相手にしていなかった斉震だが、唐伯年は忠犬ではないと言われ疑念を持ち始める。真意を探るため「水路を用いて単独で都に」と書状をだした。

斉韻は救ってくれたお礼にと宗越に手料理を振る舞う。だがそれは宗越が幼い頃に隣家に住んでいたお兄ちゃんではないのかと疑った斉韻の罠だった。宗越がアレルギーを持つ薬剤を料理に入れ発疹が出るかどうか試したのだ。宗越は症状を抑え込み出ていった。

同席していた雲痕は部屋まで宗越を追ってくる。雲痕はこの期に及んで斉韻だけは助けてほしいと言うので、宗越は一家が惨殺されたあの日、服に隠され脱出した雲痕とは違い、死体の山に埋もれて両親が殺されるのを目撃し、生きたまま他の死体と一緒に埋められた壮絶な経験を話す。雲痕は涙を流した。

軒轅旻は扶揺を呼び出すと、軒轅暁 徳王妃の事を探ってほしいと頼む。だが扶揺は信頼を利用し裏切ることはしないと拒絶した。

斉震が唐伯年に書状を出したと知った偽軒轅旻は、宗越と通じ書状を書き換えさせる。内容は「5万の兵を率いて都に」というもの。

宗越は斉韻の治療に必要な薬草を取りに行くと斉震に申し出る。護衛として雲痕も一緒だ。宗越は雲痕を連れて唐伯年のもとへ。いくら書状が届いたからと言って、兵を挙げろというのは慎重な唐伯年に怪しまれるかもしれない。そこで疑念を消すため宗越は、斉震の養子である雲痕を差し向けた。

第27話 陰謀の真相

雲痕は唐伯年を尋ね計画の日が来たと告げる。まずは5万の兵を率いて昆京へ、残る10万の兵が後を追ってくる。進軍を始めた唐伯年だが、用心のため娘 唐芷蓉の返事を待つことに。

偽軒轅旻は唐伯年が昆京に向けて進軍していることを唐芷蓉に教える。謀反であれば一族誅殺だ。偽軒轅旻は唐芷蓉を王妃に封じ、父を裏切らせた。

雲痕は国公府に戻り、唐伯年が進軍を始め、潜り込ませた間者との連絡も取れなくなったと斉震に報告する。斉震は娘が王妃に封じられたため唐伯年が裏切ったと思い込む。そして次の一手を考え始めた。

偽軒轅旻によって捕らえられた唐伯年。5万の兵は行方しれずということになっている。宗越と雲痕は捕らえられている唐伯年のもとへ行き、15年前の真相を聞く。

文懿世子は類稀な才能を持ち、父 仁宗王は嫉妬心を持った。仁宗王の弟 先帝 軒轅韌と斉震は手を組み文懿世子を罠にはめた。唐伯年は一族の始末を命じられた。全ては竜鱗甲を得るためだった。宗越は斉韻のためでは、と言うが唐伯年は答えなかった。

軒轅旻は斉震と内通している曹成を追い払い、章鶴年に話をする。近く、政変が起こる予兆があるため力を貸してほしいと。

その頃、斉震は天権国 大皇子 長孫平戎と密会していた。斉震の王位について天権皇帝に口利きする見返りに、皇太子の座を争うときは手助けをと。斉震の後をこっそりつけていた斉韻はこの話を聞いてしまう。

天権皇帝は麗王別姫の無能父

オープニングでメインキャストのような扱いで出てくる、麗王別姫の無能父の配役はなにかなと思っていたけど、ここまで来るともう天権皇帝しかないじゃん。やだ〜あのおじさんにいいイメージ一個もないんだけど。

そもそも麗王別姫途中離脱したのも、あのおっさんが嫌で仕方なくなったからで。最後ちょっとだけ!ちょっとだけにして!魅力ある嫌味なキャラならいいけどなんの魅力もないんだもん。

はい!えーと、なんか無駄に設定が多い割には話が進んでおりません。扶揺なんてもうこの後、竜鱗甲が出てくるまで出番ないから主役なのに顔も見せないわよ。今のとこの主役はやっぱり宗越兄弟ですね。

宗越はそれなりに体が大きかったから逃げ出せず、死体の山に埋もれて生き延びたと。まあ知り合いだし死体に埋まってるくらいなら我慢するけど、いやだんだん冷たくなって硬直していくのを肌身で感じるのは嫌だな、まあそれにしたって死体と一緒に生き埋めになるのはいやだなあ。

個人的に嫌な死に方第一位!生き埋め!暗いとこも狭いとこも嫌でござる。

そんなこんなで太淵国編がもうすぐ終わりそうです。すでに30話使いましたがさてどうなる!今後裴瑗ちゃんがもう出てこないのかあ、と思うとちょっと寂しい気もする。

第28話 大婚の儀

斉震は長孫平戎に、大婚の儀を謀反に選んだのは反発するものを一掃するためだと話す。それを聞いていた斉韻は、宗越に気絶させられ連れて行かれる。

大婚の儀の前日になった。唐芷蓉は王妃になる自分に思いをはせるが、斉震の差し向けた刺客に殺される。斉震は宇文紫を王妃にしようと画策していた。

斉震の手のものに攫われた扶揺は斉震に王妃となるよう言われる。そして大婚の儀で御林軍の総師印を手に入れろと命じた。

扶揺は斉震の謀反を知らせようと元宝を呼ぶ。扶揺の声が届き、二人は状況を共有することが出来た。

当日、元宝の持ってきた手紙を見た扶揺はしきたりを無視して全速力で偽軒轅旻のもとへ。予定より時刻が早まったため、斉震は雲痕に「ある人物」を連れてくるよう命じた。

そして斉震は偽軒轅旻が軒轅の血筋ではないと言い出す。

第29話 謀反の決起

雲痕は斉震に言われ本物の軒轅旻を連れてくる。本物の軒轅旻が御水の術を見せたため臣下は混乱に陥るが、偽軒轅旻が雲痕の力を借りて扶揺に御水をさせたため話の筋が通らなくなる。だがこれは時間稼ぎに過ぎない。

天煞の兵士が到着したと知らせを受けた斉震は謀反を起こす。総師印を持っていた扶揺は斉震のいうことを聞くふりをして偽軒轅旻に剣を向ける。だがすぐに宇文紫ではないと正体を明かし斉震を切りつけた。

御林軍と斉震の勢力が衝突する。昆京の城門に押し寄せた天煞軍の侵入は雲痕が阻止、王宮に入り込もうとする勢力は章鶴年が、そして扶揺と偽軒轅旻は斉震と戦う。

その頃、目覚めた斉韻は宗越の話を聞く。斉震は大罪人、今も謀反を起こし人を殺している。そして15年前の真相を告げ、軒轅越だと正体を明かした。

扶揺を人質に取られた偽軒轅旻は、自らの腹を刺して斉震を油断させる。一瞬のすきを突いて扶揺と偽軒轅旻は斉震に重症を負わせた。

西平郡王は寝返り、長孫平戎は戦局が不利と見て立ち去る。章鶴年は見事勢力を抑えた。斉震は王宮から逃げ出し、雲痕と残った勢力に合流。そこへ宗越が現れ、二人が文懿世子の息子だと明かす。

多くの者が血を流した。立っているのは扶揺と偽軒轅旻だけだ。そこへ軒轅暁がやってきて扶揺に王宮を出ようという。偽軒轅旻は軒轅暁に「あの日、何を見て何を聞いたか教えてほしい」という。軒轅暁は錯乱し何も知らないというが…

第30話 竜鱗甲の霊力

軒轅暁は過去のことを思い出す…「皇太子になるのがなぜあの女の子供なのか」そう男に向かって問いただす女性、それを聞いてしまった軒轅暁は娘 漣を連れて逃げ出す、だが兵士に追われ火の手に囲まれて…

軒轅暁は錯乱し、徳王が長孫迦が殺したと喚く。偽軒轅旻は軒轅暁の見た秘密が知りたいようだ。軒轅暁は娘を探すと去っていく。

偽軒轅旻の嘘と裏切りを見た扶揺も去ろうとするが、その場に倒れてしまった。

斉震を殺し敵を討つよう言われた雲痕だが手を下すことが出来ない。宗越は雲痕に玉座を譲り、復讐は終わった、これからは恩に報いると去っていく。

御鱗台に集った偽軒轅旻と宗越。台の上には斉韻と扶揺が寝かされている。偽軒轅旻は運命を信じ扶揺の封印を解いた。そして雲痕に太淵を任せ去っていく。

目が覚めた扶揺は河原に寝かされていた。そこへ船に乗った小七が。二人はどこを目指すでもなく旅立ちを決めた。

肉の匂いを嗅ぎつけた小七に導かれて行くと天煞の兵士に襲われる。そこで扶揺は、天煞国王 戦南城の策略で、斉震に協力したのは戦北野だと濡れ衣を着せられていることを知る。

扶揺は証人として兵士を天権国につれていき戦北野を助けようと考える。その道中、今度は疫病の発生している地域にたどり着く。そこでは仏蓮聖女という女性が患者の看病をしていた。

天権国に戻った偽軒轅旻こと、皇太子 長孫無極。皇帝である父は臣下の諍いを見せ、信頼を取り戻せと言った。長孫無極の母、皇后 元清旖もその帰りを待ちわびている。

太淵国編!完結???

雲痕は育ててもらった恩情を捨てられず斉震を始末できませんでした。つまりこの後も出てくるんだね?偽軒轅旻が西平郡王を取り込むため、娘の高普若を王妃にしたらしいけど、そうなると雲痕の気持ちはどうなるね!?

偽軒轅旻は好きなだけしっちゃかめっちゃかにした挙げ句にお国に帰るって正直なにしにきたんだろう…と思いました。王になって斉震を始末するしか方法がなかったって言うなら納得するけど、暗殺してしまえば終わりじゃない…?脚本!しっかり!

個人的にすごい謎だったのが、あれだけ周到に用意を進めて斉震の動きもすべて把握してます風だったのが、いざ謀反が起こって囲まれると、「だめだ囲まれてしまった!」って…え!?今更何を!?!!ってびっくりしすぎて何見せられてるのかと…

窮地に陥って斉震に立ち向かっていった江楓は生死不明だし、何故か周りで戦っていた敵も味方も皆倒れてるし。あれはなぜなの…?相打ちなの…?斉震の邪悪な力がうんちゃらかんちゃら…?

まあ演出ですよねわかりますけど皆倒れてるから不思議に思うわ。しかも、玄元のおじさんが少女を監禁してまで求めている天下を統べるほどの破九霄を習得した扶揺と、類まれなる才能を持った皇太子二人相手にあれだけ健闘する斉震は一体なに!

摂坤鈴がないんだから御水は使えないんでしょ?そんじゃああの手から出る黒い煙は…????まだ秘密があるのねきっと。

はい、なんか気になるところがめちゃくちゃありましたが一応太淵編が終了したかなというところです。

扶揺は天権を目指して旅を始めたわけだけど、仏蓮聖女という絶対後で悪女に化けそうな女が出てきました。しかもこの子、瓔珞の番外編に出てくる昭華役の子!この衣装と髪型のほうが好きだし、瓔珞のときよりほっそりしている気がする。かわいい眼福。可愛い女子要素がもっとほしい。

第31話 民を救う聖女

仏蓮聖女は天権に行き、疫病に効果のある羽木の葉を手に入れさらに大切な用事があるので、扶揺を皇宮まで連れていくと話す。だが仏蓮聖女は疫病に倒れてしまった。

仏蓮聖女は扶揺に紫鳳腰牌(身分証)を渡して璇璣国第2公主だと名乗った。そして天権の皇太子の婚約者であるとも。天権は各国の使節を呼び大切な議論を行うが、璇璣代表の仏蓮聖女が行かなければ罰を受けてしまう。扶揺は変わりに天権へ向かう。

天権の街についた扶揺と小七。長孫平戎とその兵士が薬草を無断で採取した女性を処分しようとしているところに出くわす。扶揺が戦い女性を守ると、徳王 長孫迦が出てきて場を収めた。扶揺は長孫迦と長孫平戎に仏蓮聖女だと思われる。

町でばったり宗越に出会った二人は使用人として屋敷においてもらうことに。宗越はすぐに薬剤を調達してくるように言う。扶揺は仕方なく上陽宮に忍び込む。

上陽宮には偽軒轅旻がいた。扶揺は彼に詰め寄り五色石を返してもらう。偽軒轅旻は天権皇太子の幕僚 元昭詡だと名乗った。二人は酒を飲みいい雰囲気に。

皇帝は体が弱く、皇太子は不在、ここ数年の天権は長孫迦と長孫平戎が動かしていたらしい。長孫平戎は長孫無極が皇太子になるとは認めず、その座を奪うことを画策している。長孫平戎は長孫迦に協力を依頼する。

皇后 元清旖と長孫迦の間にも過去のしがらみがある様子。長孫無極は長孫迦を見ようともしなかった。

第32話 五州の危機

扶揺は宗越から皇太子の話を聞く。少年期から頭角を現し血を流すことなく様々な難題を解決してきたらしい。

皇后の宴に呼ばれ、偽軒轅旻こと皇太子こと長孫無極は母に再会する。皇后 元清旖は長孫平戎の謀反を心配し、仏蓮聖女が都に来ているのだから早く婚儀をと急かした。長孫無極は婚儀を遅らせたいと話す。

長孫平戎は護衛 徐来から長孫平戎が密会していた女性が仏蓮聖女(扶揺)だったと知らされる。長孫平戎は仏蓮聖女を娶るため宗越の屋敷へ。この動きを知った皇后 元清旖も仏蓮聖女を奪われまいと手を打つ。

キスをしたあの日から長孫無極が気になって仕方ない扶揺。森を歩いていると長孫無極がやってくる。扶揺は長孫皇族の祭祀場に連れて行かれ、そこで一角の鹿 牧霊の王 農耕の神 と言われる貴重な霊体を見る。そして長孫無極に迫られるが逃げてしまった。

各国の使節が集められ会議をしている。仕切りは徳王、太淵の簡雪もいる。徳王は各国で起きる異変について話し始めた。太淵では豪雨、天煞の砂漠では何か怪しい動きが、地底墓の看守である毒蜂も現れ、璇璣では火山が噴火。

徳王は天権皇宮の地盤を支えている羽木が枯れかけていると言う。羽木がなければ五州は崩壊してしまう。そこで穹蒼に助けを求めるため、各国の冊封国地図符と仏蓮聖女が持つ璇璣溶岩が必要らしい。

長孫平戎が連れ出した扶揺は勅令により皇后のもとに通される。扶揺は仏蓮聖女を演じるが、皇太子妃となるからには言動を慎むよう言われ反発してしまう。

宗越が修行をしている洞窟にやってきた長孫無極。宗越がなにかに囚われ苦しんでいたため長孫無極はそれを吸い取り助けた。

子供の頃斉震から逃れた宗越は瀕死だった。その時救ってくれたのが非煙。彼女は医術や気候を教えたが、見返りとして宗越の寿命40年を持っていったという。

第33話 二人の王女

皇后の宮殿に泊まることになった扶揺は、その夜中 部屋を抜け出し徳王と密会する皇后を見てしまう。徳王は木の陰に衣の繊維を見つけ、覗き見をしていたのが扶揺だと知る。

璇璣は金の産出国で、仏蓮聖女を娶れば金山を得るにも等しいらしい。長孫無極は幼き日に璇璣皇宮で出会った王女のことを思い出し、扶揺への想いとの間で葛藤していた。そして納采の儀が行われる皇宮に向かう。

皇宮では各国の使者が冊封国地図符を持ち寄り、穹蒼に献上している。そこへ最後の1人、扶揺扮する仏蓮聖女がやってきた。扶揺は地図符は皇帝陛下に直接渡す、そして天煞国 戦南城の濡れ衣を晴らしてほしいと言った。

だが、長孫平戎は本物の仏蓮聖女と通じており、扶揺が偽物だと知っていたのである。さらに皇后と徳王も秘密を見てしまった扶揺を始末するため、先に地図符を献上するよう言った。

扶揺は図を献上するが他の国のものと交わらない。そこへ本物の仏蓮聖女がやってきて、扶揺のことは知らないと言い張る。そして本物の地図付を献上した。

偽物だとバレた扶揺は、何故か皇帝に呼ばれる。皇帝は、軒轅旻・元昭詡と名乗っていたのは天権皇太子 長孫無極だと扶揺に教えた。そして、扶揺が見ているとはしらず仏蓮聖女の手を取り納采の儀を行おうとする長孫無極を見て涙を流す。

様々な思惑が錯綜する中、皇帝は皇后の薬の時間だと太監に手配をさせた。

謎設定が多い

ファンタジー中国ドラマの悪いところ!

一瞬しか出てこないようなものにもムダに長い漢字の難しい名前があるところ

尺稼ぎのために政治系の後から何も関係ない話を突っ込んでくるところ

最初は練りに練った世界設定だったのに後からだんだんルールがゆるゆるになるところ

ファンタジー名乗るなら「十二国記」くらいの世界を作り上げてほしいもんだわ。恋愛メインで行くんだったら、無駄な設定省いてきれいな空間と常人では不可能な演出を乱用するだけで全然見れる。永遠の桃花はそのバランスがまあまあだったな。

そして無駄に無駄なことは無駄に説明してくれるのに、最初から出てくる「穹蒼」の説明がまったくないんだけど!?なによ穹蒼って。天界か???

皇帝が摂坤鈴を欲しがってる理由もよくわからん。骨董コレクションかな?

案の定、仏蓮聖女ちゃんは裏切りましたね。扶揺の存在を知ってて邪魔なんで排除してやろうとあんなところで疫病キャンプ張って待ち構えていたわけだ。こわい。でも長孫無極が幼少期の少女を思い出していたけど、あの傷だらけの女の子が仏蓮ちゃんなの?子供の頃の…って言ったらだいたいヒロインな展開だよないつも。

目新しさがないけど女性陣がまあまあ美しくて目の保養にはなってます。今やってる花散る…?あれがひどいもんで。

第34話 天権国の皇太子

皇帝 長孫迥は生死も何もかも問わないと言い扶揺を解放する。だが長孫平戎に狙われ毒虫に噛まれて捕まってしまう。

仏蓮聖女は長孫無極にすり寄るが相手にしてもらえず怒りに震える。広間を出ようとした長孫平戎を簡雪が引き止め、偽の仏蓮とは扶揺のことだと教えた。

扶揺が捕らえられる前、仏蓮聖女は長孫平戎と密会し、侍女を使って食事に毒を持ったことを教えていた。仏蓮聖女は姉である次期 璇璣女王への嫉妬心から、なんとしても天権の皇太子に嫁ぎ皇后になりたいと考えている。そのために、長孫平戎が皇太子となれば躊躇なく嫁ぐと言う。

長孫無極は扶揺を探し回る。その情報が入った長孫平戎は、無極のお気に入りならばと扶揺を襲う。扶揺は抵抗し意識を失う寸前、長孫平戎の股間に剣を投げつけた。

皇族のしきたりを破り助けに入った長孫無極は、虫の息の扶揺を見て長孫平戎を殺そうとする。だがそこに、皇帝からの使いが来て長孫平戎を連れて行ってしまった。皇帝は長孫平戎にお灸をすえる。

太子府に戻り宗越が診察するも、長孫平戎の毒により、封印の毒が強まり扶揺は危険な状態に。皇帝に呼ばれた長孫無極は扶揺の命乞いをするが、「情」は断ち切らなければならないと受け入れられない。

皇族を襲った罪で処刑が命じられた扶揺を江楓・宗越・小七が守っている。長孫無極は皇帝に拝礼し太子府に戻ると扶揺を連れて旅立った。扶揺を助けるには南戎にある薬草が必要だ。

第35話 砂漠への出奔

長孫無極は扶揺を騙し続けた事を後悔する。砂漠を旅して飲沽草を手に入れた宗越は、それを煎じた汁に長孫無極の血を混ぜて与えるように言った。長孫無極は扶揺が目覚めるのを待たず天権に戻る。

扶揺、宗越、小七が滞在している姚城では黒戎寨という賊が略奪を繰り返していた。役人と通じており何度討伐されても復活するのだという。

天権に戻った長孫無極は、涙ながらに扶揺への愛を語り許してくれるよう皇帝に懇願した。皇帝は「大人になった、好きにしろ」と言う。

そして長孫無極は扶揺がなぜ仏蓮聖女を騙ったか調べるため仏蓮聖女を捕らえてくる。聖女と言われる彼女だが、実は妖術を使って疫病を撒き、玉によって病気にならないのを良いことに善行を行うふりをして名を高めたというのだ。

仏蓮聖女の悪行を調べ上げた長孫無極は、地下のあばら家に彼女を閉じ込めた。

長孫無極は扶揺が回復したという手紙を受け取る。だが完全に回復するには長孫平戎が持つ星輝の薬が必要だ。無極は皇帝の前で兄の悪行を暴露する。平戎は姚城の地で賊の頭領 赤鬼と契約し、内陸を攻めない代わりに略奪を認めていた。

姚城にいる扶揺も残忍な略奪を知り、訴え出る。宗越が役人に毒を盛り、扶揺は権限を譲り受け姚城の特使になった。

第36話 天権国の特使

南戎での悪行を暴き長孫平戎の弱みを握った無極は、仏蓮聖女と結託していたことを証言させる。仏蓮聖女は扶揺と無極の仲を知り、それを妨害するため罠を仕掛けたのだった。真実を知られた仏蓮聖女は、無極の要求を飲み婚約破棄を承諾した。

一方の扶揺は、長孫無極から贈られてきた山盛りの宝石や装飾品を飢えた民に配る。宗越は、早く戻ってこないと扶揺はお前のことを忘れるぞ、とからかった。

黒戎寨 頭領 赤鬼から扶揺に招待状が届く。扶揺は宗越と小七を連れてアジトに乗り込む。

赤鬼は金を渡し、以前の役人のように買収しようとする。扶揺は承諾したふりをして酒を飲み、宗越に様子を探らせる。だが見張りに見つかった。宗越は赤鬼と長孫平戎が結託しているときが付き、平戎の依頼で忠誠心を試しに来たと嘘をついた。

扶揺がやけ酒をしているところに長孫無極が戻ってくる。扶揺は幻だと思い込み、涙を流して気持ちを打ち明けた。無極はそんな彼女を抱きとめる。

天権では平戎が侍医に怒りをぶつけている。扶揺の一撃で傷を負ったブツは不能になってしまったらしい。平戎は侍医を脅し、健康になったと話すよう言う。

宗越先生「君は童貞だな?」

宗越先生いきなり何を言い出すの!??と思ったら皇太子が出てきて、俺の血でもいいか?って…

え???皇太子の血でもOKってことは童貞なの!?!??

ていうか「君は」ってことは宗越先生は違うの!?なに!?もうわかんない!

雲痕は絶対童貞だと思う。初めては大切な人と…とか思ってるタイプだと思う。宗越のほうが潔癖に見えてその変どうでもいい感じする。なんの話ですか。

えーと、仏蓮ちゃんはもう退場ですか?なんかお姉ちゃんに激烈コンプレックスがあるみたいだからまだ出てくるよね。名前だけ出して終わりなんてそんな…?悪女落ちしても悪女に見えない所が良いなあと思いました。鼻が大きいけど結構可愛いし、蛍光ピンクのリップが似合ってる。

ところでヤン・ミー主演作ってなんでこんなにつまんない恋愛話がさまになるんだろ?と考えていたんですけど、なんか相手役がヤン・ミーにガチ恋してる感じだからか?という結論に行き着きました。

桃花のときのほうがガチ恋感あったけど、とにかく相手役がベタぼれに見える。ヤン・ミーの演技のせいなんだろうか。彼女が極端に小柄なので相手役の大きさと相まってちょっと少女漫画チックに映るのもいいのかも。

そう言えば、2月に紫禁城と万里の長城を見に行きたいなあと計画していたんだけど、例の騒動で行けなくなってしまって…早く収束するよう祈ってます!

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