【海棠が色付く頃に・全52話】21・22・23話のネタバレとあらすじと感想|錯綜する悪意

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

この記事では「海棠が色付く頃に」について、全52話のネタバレとあらすじと感想をまとめています!

登場人物&キャスト一覧

  • 顧海棠(こかいどう)…ヒロイン、父から受け継いだ技術と生まれ持った才能で弟と母を養う、失踪した父を探すため昆楊に移り住む
  • 顧夏合(こかごう)…海棠の弟、成績優秀で聖ヨハネ学校に通う
  • 顧順琪(こじゅんき)…海棠の父、10年前に失踪
  • 海棠の母…夫が失踪したショックで精神が不安定になる、お針子
  • 朗月軒(ろうげつけん)…朗家の三男、養子、海棠と出会い変わっていく
  • 朗月明(ろうげつめい)…朗家の長男、母は馮春言、顔に火傷の跡がある
  • 朗斯年(ろうしねん)…朗家の当主、朗里春の主、良識的だが子供のことになると判断を誤る
  • 馮春言(ふうしゅんげん)…朗家夫人、感情的な部分がある
  • 朗月円(ろうげつえん)…朗家次男、故人
  • 朗青青(ろうせいせい)…朗家の末っ子娘、顧夏合と同級生になる
  • 妙蘭(みょうらん)…朗月円の嫁、厄払いで嫁ぐが、7歳で死別、それ以来朗家と馮春言に縛られ続けている
  • 龍莫嫿(りゅうばくかく)…龍徳水の娘、幼い頃に母をなくしたため龍徳水に甘やかされて育つ
  • 龍徳水(りゅうとくすい)…長官、軍を指揮し昆楊を守る、お金が大好き
  • 施済周(しせいしゅう)…施家当主、施杭露の主、悪巧みの才能しかない
  • 施迪文(してきぶん)…施済周の甥、愛嬌がある、施済周には叱られてばかり
  • 華吉利(かきつり)…イギリスの商人、朗月軒と施迪文の友人
  • 易蓉蓉(えきようよう)…文系の名家易家の娘、龍莫嫿と犬猿の仲、胡阿然と付き合っている
  • 胡阿然(こあぜん)…龍徳水の配下、易蓉蓉と付き合っている
  • 全執事(ぜんしつじ)…朗家の執事
  • 陸凡真(りくはんしん)…海棠の同僚、友人になる
  • 藺新巧(りんしんこう)…海棠の同僚、施済周のスパイ
  • 韓瑞斌(かんずいひん)…施済周に雇われた男
  • 胭脂(えんし)…謎の女性

【全52話】「海棠が色付く頃に」あらすじ・ネタバレ・感想

「海棠が色付く頃に」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第21話 ネタバレ「苦渋の離縁状」

朗斯年(ろうしねん)はいつものように龍徳水(りゅうとくすい)に賄賂を渡して事を収めようとするが、今回ばかりは彼も首を縦に振らない。一方、弟の顧夏合(こかごう)から朗青青(ろうせいせい)が頬紅に薬を混ぜたと聞いた顧海棠(こかいどう)は、朗月明(ろうげつめい)に朗(ろう)家を救うため離縁してほしいと話す。そこで朗月明は離縁状を書くが、龍徳水に会いに行くと、真犯人は自分だと訴え顧海棠の釈放を要求し…。

恵徳。

月明は侍衛に殴られ顔に怪我をした。

壊れた仮面を見て悲しむ息子を、馮春言がなぐさめる。

牢。

顧夏合が面会にやってきた。

顧夏合は朗青青が毒を混ぜたと教える。

すると海棠は「まだ幼くてわがままなだけ、いたずらしただけで殺意はないわ」とかばうことに決めた。

さらに月軒と同じように、朗青青を突き出したところで龍徳水が納得するわけがないと話す。

顧夏合は「月軒と同じことを言う…」とあきれた。

そこへ2人の話を聞いていた月軒が姿を表した。

月軒は海棠に感謝し、必ず救うと約束する。

龍家。

朗斯年は「朗里春の株の1割、利益の2割」を譲渡する代わりに、海棠の釈放と朗里春を許して欲しいと願い出る。

龍徳水は「人命に関わること」と激怒し、朗斯年を追い払った。

朗家。

馮春言は朗斯年から報告を聞く。

そして、最後の手段として海棠を切り捨てることを提案した。

恵徳。

馮春言は息子 月明に「嫁いでからずっと離縁状を求めていた」と海棠の本心を話す。

ショックを受ける月明。

馮春言は「離縁状を書いて新聞に掲載してほしい、

離縁だけが生き残る道」とさとした。

月明は聞き入れない。

馮春言は「顔の傷を治せば離縁状を渡すという賭けをしていた」とすべてを明かしてしまう。

牢。

月明が面会にやってきた。

海棠は月明の顔の傷を見て「嘆願に言ったのね」と理解する。

「やけどの治療に専念を、

成功すれば奇跡として朗里春は名誉を回復する」

海棠は月明のやるべきことを示してやる。

しかし、月明は「君なしでは出来ない」と弱音を吐いた。

海棠は「化粧品は顧海棠のものだった、顧海棠を離縁する」と発表するよう言う。

海棠は朗里春を巻き込まないため、1人で罪を背負う気だ。

龍家。

月軒は龍莫嫿に話を聞くため龍家へ。

しかし「誰にも会わない」と拒絶された。

カフェ。

龍莫嫿は藺新巧を問い詰める。

藺新巧は開き直り、龍莫嫿も共犯だと話した。

さらに「あなたの盛大な告白パーティーのあとに海棠は牢に入れられた、

世間は噂するかもね〜^^」とおちょくる。

龍莫嫿が自首すれば、月軒は二度と振り向かないと言いたいらしい。

龍家。

その夜、龍莫嫿の帰りを龍徳水が待っていた。

龍徳水は「お前の言うとおりにすべきだった」と落ち込んでいる。

そんな父に真相を話すことができない。

恵徳。

月明は海棠と出会ってからのことを思い出していた。

そして、涙を流しながら離縁状を書く。

翌朝、それを馮春言に渡した。

馮春言は喜ぶ。

そして妙蘭に「私の代わりに仏堂を守ってくれた」と言って褒める。

軍。

月明は海棠をかばうため自首。

龍徳水が尋問する。

月明は「婚礼の場で醜いと言われた」と動機を語った。

さらに使用した香毒を持参しており、真犯人として牢に入れられる。

龍徳水は銃を向け「助からなければ命で償え」と脅した。

朗家。

月軒が慌ててやってきて、月明が自首し拘束されたと知らせた。

前夜。

妙蘭の部屋。

月明は「手を下したのは君だ、香毒を出せ」と妙蘭を問い詰めた。

朗青青をそそのかし海棠を驚かせるいたずらをさせた時、妙蘭は部屋に忍び込んでお茶に香毒を入れていた。

その様子を目撃した月明は、気を失った海棠を助け薬を飲ませたのだ。

月明は毒を飲まされた海棠と易蓉蓉の症状が同じだったため、妙蘭が黒幕だと気がついた。

妙蘭は本性を見せる。

「使ったのはあなたの妹よ、

私を自首させれば青青も牢に入るわよ^^」

月明は妹と海棠をかばうため自首したのだ。

朗家。

朗斯年は馮春言に「取り乱すな」と叱る。

月軒は必ず助け出すと約束した。

その頃、わけも分からず海棠は釈放される。

朗家。

海棠が戻ってきた。

馮春言に当たられるが状況がわからない。

月軒は海棠を連れ出し月明が自首したことを知らせた。

海棠は「今すべきことは、易蓉蓉が反応した毒を確かめ治療をすること」と現実を見る。

そこへ朗青青がやってきて、海棠に泣いて謝った。

海棠は「あなたを責めたりしないわ」と許す。

海棠の実家。

月軒は朗青青が持っていた毒を友人に見てもらった。

すると「香毒ではあの症状は出ない」と言われたようだ。

では他の原因があるはず。

そこで「誰が化粧箱に触れたか」状況を振り返ることにした。

不在の間はわからないが、龍莫嫿は化粧部屋に入っている。

香毒では過敏症にならないはずが、主治医は「頬紅が原因だ」と答えたこともわかった。

顧夏合と朗青青が主治医について調べ、月軒は龍莫嫿のもとへ向かう。

感想:ありえない

龍莫嫿を見損なった。

なんで助けようとしないんだろう。

助けようとしないばかりか、父親とのんきに親子の情を…

藺新巧の言うように、海棠が邪魔だと本心では思っているから?彼女が敵に回る展開は嫌だなあと思っていたから、なんだかこの流れが恐ろしい…

それにしても、妙蘭に藺新巧に易蓉蓉にと立て続けに嫌な女ばかり出てくるな!?

前者2人は同情の余地ありとしても、易蓉蓉は裕福な家庭で愛されて育っているはずなので今までの劫が我が身に返ってきたと言ってもおかしくないでよ。

第22話 ネタバレ「勇気ある決断」

顧夏合(こかいどう)と朗青青(ろうせいせい)は易蓉蓉(えきようよう)の主治医を尾行し、彼が足しげく通う妓女が施済周(しせいしゅう)に易蓉蓉の情報を提供したことを突き止める。そこで朗月軒(ろうげつけん)がこの情報を新聞社にリークすると、施済周は真実を隠蔽するため身代わりを出頭させて事件を終わらせたのだった。その後、朗里春の名誉を回復するため朗月明(ろうげつめい)が公開治療に臨むことを決断して…。

龍家。

月軒は龍莫嫿に話を聞きに行く。

龍莫嫿は「行っていない、見ていない」と目も合わせようとしない。

月軒は態度を怪しみ、手を握って脈拍から嘘を見抜くと言った。

それでも龍莫嫿は真相を話さない。

病院。

易蓉蓉の病室。

顧夏合は「遠縁のものです〜!!」と言って病室に突撃。

近くにいた主治医に「過敏症の原因は?なんの過敏症なんでしょうか??」と聞き込みをする。

しかし、警戒されてしまい逃げ出す。

顧夏合と朗青青は医師を尾行。

すると妓楼に入っていった。

2人は医師のお気に入りの妓女 紅玉を尾行。

すると、裏口から施家に入っていく。

海棠の実家。

海棠、月明、弟、妹が集まり情報を照らし合わせる。

朗青青は龍莫嫿を怪しむ。

月軒も「知らないと言い張って様子が変だった」と話した。

しかし、父親の件で動揺しているだけだと捜査から外す。

顧夏合と朗青青は妓女を調べることに。

妓楼。

紅玉は「お金をもらって、施済周に情報提供した」と話す。

朗青青は賄賂を渡してその内容を聞き出した。

「医者から易蓉蓉がスイセンの過敏症だと聞いてそれを教えた」

報告を受けた月軒は黒幕が施済周だと断定。

しかし実行犯が他にいるようだ。

月軒は世論の力を借りることにする。

新聞社。

月軒は知り合いの記者に「化粧の粉をはたくだけで人が殺せる」というネタを持ち込んだ。

そして記事を書かせる。

施家。

施済周のもとに施迪文が号外を持ってきた。

「易蓉蓉は同業争いの犠牲者」と見出しになっている。

施迪文は「関与したの?」と父に聞く。

施済周は息子を追い払った。

かたわらには、破り捨てられた新聞が…

朗家。

施迪文は月軒に「話がしたい」と頼む。

しかし月軒は聞き入れない。

施家。

その夜、施迪文は酔って家の前で座り込んでいる。

そこへ施済周が戻ってきて叱りつけた。

施済周は夫人に「実の親ではないから子も違う、月軒の足元にも及ばない」と息子を侮辱する話をした。

施迪文は施済周の実の甥らしい。

軍。

翌日、易家の元 給仕係という男が出頭した。

施済周の用意した身代わりだ。

胡阿然は龍徳水に「身代わりだ、きちんと調べるべき」と進言するが拒否されてしまう。

朗家。

報告を聞いた朗斯年は「施家が身代わりを出した」とすぐに気づく。

月軒は追い詰めようと言うが、施済周は見過ごし名声を取り戻すのが先決だと言った。

龍家。

龍莫嫿は父に母親の写真を見せ「心の中に私達はいるの?」と聞く。

胡阿然の考えをはねつけた龍徳水だったが、新犯人探しを続行していたのだ。

そこへ易蓉蓉の意識が戻ったと知らせが入った。

龍莫嫿はホッとする。

病院。

目を覚ました易蓉蓉の側には胡阿然がいる。

易蓉蓉は「最初に会えた」と涙を流した。

月明も釈放され、朗里春の生産も再開された。

しかしまだ事件の影響は消えていない。

そこで、海棠と月軒は「祛疤膏を使った月明の公開治療」を思いつく。

恵徳。海棠は月明に「何でも話せて信頼できる友達」と関係を語った。

月明は海棠の気持ちを尊重。

「離縁状を書いた」と話す。

海棠が1階に降りると、月軒がやってきた。

月軒は月明に公開治療のことを話す。

月明は「何でもする、覚悟を決めた」と公開治療を引き受けた。

書斎。

3人は公開治療のことを話す。

奥様は大反対し、効果がなかったと批判した。

月明は「洗い流していた」と告白。

朗斯年は気持ちを尊重し、朗里春を兄弟2人に任せることにした。

朗里春。

製品の生産も順調に進み、営業が再開された。

その日、店の前では新商品 祛疤膏の発表イベントが行われている。

観衆の中には施済周と施迪文も。

月明は仮面を外し、人々に傷跡を見せた。

そして、海棠が薬を塗って治療を行う。

イベントを見ていた施済周は顧海棠の姿に既視感を覚えた。

それは、化粧技術を披露する顧海棠の父 顧順琪の姿。

そこへ、龍徳水が軍をひきいて現れた。

催しを応援しに来たという。

龍徳水は「朗家がやったとは思っていなかった、

営業禁止と息子夫婦拘束は方便

真犯人を混乱させるためだ^^」と言い訳をする。

感想:貴重な植物

新商品として祛疤膏を発売するって言うけど、氷晶麒麟はどうしたんだ?

株が増えて量産体制でも整った…?

台詞回しや、話の筋に見せられることもあるけど、なんだかこのへんは詰めが甘いドラマだ。

さて、龍莫嫿は何事もなかったかのように海棠に接しています。

確かに彼女の身近な人はだれも罰を受けず済んだわけだけど、見捨てた友達にあんなに普通に話しかけるか?

ちょっと許せないよ…おじさんはちょっとそういう曖昧なことするの嫌だな…

このあと、海棠がまた何か問題に巻き込まれたときに身をていして助ける役目があるというならまあいいけど。

先のことはわかりません。親が親なら子も子…ボソッ

第23話 ネタバレ「哀れな恋人たち」

龍徳水(りゅうとくすい)の部下である胡(こ)副官は易蓉蓉(えきようよう)との密通がばれると、追い詰められて龍莫嫿(りゅうばくかく)を誘拐。それを阻止しようとした顧海棠(こかいどう)と朗月軒(ろうげつけん)も一緒に拉致されてしまう。だが、朗月軒の勇気ある行動で3人は事なきを得たのだった。そして、平和が戻った朗(ろう)家では朗月明(ろうげつめい)が祛疤膏による治療に専念。治療結果を公開する記者会見の日を迎えると…。

朗里春。

龍徳水が龍莫嫿と軍を連れて店にやってきた。

月明を見て「妻の身代わりになった立派な男」と褒める。

そんな夫を持った海棠は恵まれていて、龍莫嫿にも恩恵がほしいとまで言い出した。

奥様 馮春言は「莫嫿さえ良ければいつでも嫁に^^」と月軒に話を振る。

月軒は「自由を重んじる時代」と拒否した。

龍徳水は「留学して礼儀を忘れたのか」と叱りつける。

父の話が嫌になった龍莫嫿は「海棠と出かける」と言って逃げ出した。

埠頭。

海棠は連れ出してくれた龍莫嫿に感謝した。

海棠は「月明の治療を成功させ、祛疤膏を販売して悩みを持つ人を幸せにしたい」と話す。

龍莫嫿は月軒が惚れるわけだと話題を出した。

海棠は月軒はただの友達で、あまり考えないほうがいいと助言する。

龍莫嫿は「月軒の態度が変、怒っているのかも」と相談。

海棠は「忙しいときは無愛想になる」となぐさめた。

龍家。

その夜、龍莫嫿は酒を飲んで帰ってくる。

身支度をしてくれる侍女に「月軒がいる限り、海棠とは友だちになれない」と愚痴をこぼした。

そして、海棠が自由になればどうなるかわからないと不安になっている。

侍女は「2人と話をするべき」と助言した。

寝室。

易蓉蓉が裸で眠っている。

そこへ龍徳水が来て、肩に手をかけた。

易蓉蓉は「疲れているの、あの人が来たら面倒なことになるから帰って」と勘違いして話す。

龍徳水は「そんなにしつこい男か?このあばずれ」と激怒した。

そこへシャワーを終えた胡阿然が。

胡阿然はガウンのまま逃げ出した。

カフェ。

龍莫嫿は2人を呼び出す。

海棠は「不機嫌な顔をしないで、怖がってるわ」と龍莫嫿を気遣った。

すると月軒は「君がそんなに心配しても、あいつは友達だと思ってないぞ」と事実を話す。

月軒が車に乗り込んだちょうどその時、店にやってきた龍莫嫿を胡阿然が誘拐した。

龍莫嫿を助けようとした月軒と海棠も一緒に誘拐される。

龍家。

龍徳水は誘拐の知らせを受けすぐに捜索へ。

山の中のあばら家。

3人はすきを見て逃げ出した。

月軒はおとりになって2人を先に逃がす。

しかし、海棠と龍莫嫿は胡阿然に捕まってしまう。

そこへ軍を連れた龍徳水が現れる。

胡阿然は「易蓉蓉を返せ」と要求。

龍徳水は娘を助けるため易蓉蓉を解放した。

胡阿然はさらに「跪いて頭を地面につけろ」と要求。

龍徳水は支持に従う。

そこへ月軒が現れ、胡阿然に体当たりして龍莫嫿を救った。

胡阿然は逃げ出し崖から落ちて死亡、易蓉蓉は兵士に射殺される。

龍家。

龍親子は海棠と月軒を呼び、救ってくれたお礼をする。

龍徳水は娘を救ってくれたことに感謝し、娘婿になれ!と言い出した。

月軒はあれこれ言い訳をして断る。

父の勝手な振る舞いに、龍莫嫿はいら立ち頭を抱えた。

恵徳。

海棠は月明の治療に集中し、悪意にさらされない穏やかな時間を過ごす。

朗里春。

公開治療発表の日がやってきた。

仮面を外し薬の塗られた白い布を取ると、きれいな肌が現れた。

なぜか眉毛も生えた。

観衆は仮面の下から現れた美男子に驚く。

偵察に来ていた施済周は顧海棠が何者なのか気にかかる。

公開治療は大成功に終わった。

庭。

月明が離縁のことを考えていると、海棠がやってきた。

月明はなにか願いはないのかと聞く。

海棠は「欲しいものは自分の力で勝ち取る」と答えた。

祝いの席。

朗斯年は海棠に一献を捧げる。

奥様も「疑っていたが感謝している」と海棠に感謝した。

月明はその盃を止め、

「約束があるはず、それを果たしてから乾杯を」と賭けの話をする。

奥様は「とどまってほしいが海棠の性格は朗家に合わない、

互いに関わることなく平穏に暮らしてほしい」と離縁を認めた。

書斎。

朗斯年に呼ばれた海棠。

治療法を聞かれ「秘伝の処方、氷晶麒麟を使った」と教える。

朗斯年は氷晶麒麟について昔聞いたことがあるようだ。

「これからも化粧品の研究を続けてほしい」

海棠は提案を断り「意思を尊重してほしい」と言った。

過去。

月軒が月明に公開治療の話をしたときのこと。

月明は月軒も海棠のことが好きだと気付いていた。

指摘された月軒は「初めてあったときから好きだったのかも知れない」と認める。

2人は月明の顔が治った後、どちらが海棠を手に入れるか勝負する事になった。

恵徳。

2人に見送られ海棠は朗家を出た。

感想:眉毛が生えた

傷を消すより、毛を生やすほうが難しいのでは…?

氷晶麒麟は神の与えた植物…髪…ふふっ

連日の気圧で頭がおかしくなりそうなブログ主です。

さーて、海棠がやっと自由の身になりました!

祝!

皆さんまるで卒業を祝うかのような対応でしたが、騙して結婚させたの忘れちゃったのかな?

朗斯年なんて才能が惜しいので工房で働いてくれとか言っちゃって、嫌に決まってんだろ。

しかしそこは海棠。

このあと工房で働くことになって、兄弟で取り合いが始まるんでしょうな。

お母さんは心配です。

次回、24・25・26話はここから!

全話、ネタバレ一覧はここから!

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