【花様衛士・全55話】16・17・18話のあらすじとネタバレと感想|人の恋路を

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

この記事では「花様衛士〜ロイヤル・ミッション〜」について、

全55話のネタバレ一覧・あらすじ全話・管理人の感想を最終話まで掲載していきます。

バッキバキにネタバレしながら感想を書き散らしているのでご注意ください。

【全55話】「花様衛士〜ロイヤル・ミッション〜」あらすじ・ネタバレ・感想

「花様衛士」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

「花様衛士」登場人物一覧

  • 袁今夏:ヒロイン、幼い頃に両親とはぐれ袁陳氏の養子として育てられる、六扇門の名捕吏として大活躍
  • 陸繹:錦衣衛指揮使 陸廷の息子、同じく錦衣衛として皇帝に仕えている、幼い頃に母を亡くし父との関係がこじれた
  • 楊岳:楊程万の息子、料理人になりたかったが言い出せず捕吏になる、今夏を妹のように大切にしている
  • 楊程万:楊岳の父、今夏と楊岳の上司でもある
  • 謝霄:水運業の元締め 烏安幇の跡取り息子、しかし婚姻を嫌がって家を飛び出し義侠として各地を転々としていた、今夏の幼馴染
  • 上官曦:朱雀堂 堂主、謝霄の婚約者、謝霄のために烏安幇を支えている
  • 林菱:林家の娘、楓林坳で隠居生活をしている
  • 林荷:林菱の姉、夏長青に嫁ぐがすでに亡くなっている
  • 陸大堅:陸繹の遠い親戚、林菱の兄弟子、共に薬王谷で医術を学ぶ
  • 藍青玄:道士、師は元明大師、金儲けのため龍胆村へ行き陸繹たちと出会う
  • 翟蘭葉:元役者、痩馬として金持ちに買われていた、厳世蕃に魅了され付き従う
  • 岑福:陸繹の部下、陸繹命で今夏と揉めるが和解し仲良くなる
  • 袁陳氏:今夏の養母、今夏と同じように家族をなくしている
  • 淳于敏:陸繹の母の兄の娘、両親は跡取り息子である弟を溺愛、愛されていないわけではないが差を感じている
  • 厳嵩:現在の首輔、前首輔の夏然を陥れ死罪に、裘丞・沈煉・楊其政らも排除し大きな権力を手に入れた
  • 厳世蕃:厳嵩の息子、今回の悪の親玉
  • 嘉靖帝:おじいちゃん、健康大好き、奸臣きらい
  • 陸廷:陸繹の父、錦衣衛指揮使
  • 曹昆:兵部朗中、曹霊児の父
  • 汪直:倭寇の頭領
  • 夏然:夏府の長、陥れられ死罪に、息子は夏長青
  • 夏長青:夏然の息子、父が陥れられ犠牲になる
  • 裘丞:将軍
  • 李旦:食客、曹昆の娘 曹霊児と駆け落ちするが今夏に捕まる
  • 曹霊児:曹昆の娘、物分りのいい子
  • 許朗:尚書、厳世蕃の手駒
  • 楊黙:将軍、厳家とは対立
  • 黄郁:薊遼総督、厳家派閥、偽の絵を献上したことで自分の首を絞める
  • 沙脩竹:旗牌官、その正体は貧民のために金持ちから金品を奪う義侠、謝霄に兄貴と慕われている
  • 王方興:鎮国中尉 朱観煊の部下、祝儀箱を届けるため船に乗る
  • 徐敬:大臣、陸繹に力を貸す
  • 李芳:嘉靖帝の太監
  • 廖聞華:厳嵩の娘婿、能力はなくコネで役人をやっている
  • 厳風:厳世蕃の手駒、性格はめちゃくちゃ悪いが能力はない
  • 謝百里:烏安幇幇主、謝霄の父
  • 周顕已:工部 都水清吏司、翟蘭葉に惚れている
  • 雲遮月:役者、10年前の事件で犠牲になる
  • 霧隠花:役者、現在は春喜座を買い取り座長をしている
  • 朱観煊:鎮国中尉、悪徳
  • 董斉盛:董家水寨の跡取り、先代はいい人だったらしいが…
  • 王麻子:倭寇、厳世蕃の手駒、本名 羅文龍
  • 石新:龍胆村族長の息子、生き残り藍青玄の弟子になる
  • 呉守緒:知府
  • 元明大師:嘉靖帝に妙薬を献上
  • 二胖:元明大師の弟子
  • 三痩:元明大師の弟子
  • 于大勇:将軍、軍事馬鹿
  • 祁衛綱:参謀、鬼嫁持ち
  • 祁夫人:賢く強く今夏の力になってくれる、杭州を守る武人として活躍
  • 顔紹瓊:厳家の駒

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第16話 あらすじ「竹笛の響く村」

気がつくと陸繹と今夏は石柱に縛りつけられ、龍胆(りゅうたん)村の人たちに囲まれていた。怪しい道士・藍青玄(らんせいげん)は今夏らを村に災いをもたらす疫病神だと言い放ち、2人はとらわれの身となる。夜になって2人は薪小屋を抜け出したものの、村を出るためのはしごは何者かに断ち切られ、帰路を絶たれていた。村を出ようとしていた青玄に出くわし、怪しい男たちが何者かを林の中へ連れ去ったと聞いた今夏らは、謝霄かもしれないと林の中へ捜しに出かけ…。

ネタバレ

龍胆村。

今夏と陸繹は龍胆村の人々に捕らわれてしまった。

目を覚ますと石柱に縛り付けられている。

そこへ石族 族長と道士 藍青玄が現れた。

藍青玄は「こいつらは疫病神なので魔を払う^^」と儀式を始める。

すると天候が変わり雷が鳴り始めた。

藍青玄は儀式により疫病神を祓えたと宣言。

村人は「疫病神なら殺したほうがいい」と主張する。

藍青玄は「普通の民を殺せば天の怒りを買う、ひとまず捕らえておきましょ」となぜか2人を助ける。

藍青玄はちゃっかり族長から銀子を受け取った。

葦原。

その頃、今夏の残した手がかりを頼りに楊岳と上官曦は行方を追っていた。

しかし、崖の手前で方角がわからなくなる。

崖に続くはしごが切り落とされ、進む道が見えなかったのだ。

龍胆村。

今夏と陸繹は背中合わせに縛り上げられている。

そこへ族長の妻が布団を差し入れてくれた。

今夏は「疫病神でも怪しいものでもない」と必死に話す。

陸繹は「妻が病弱で薬草を探しに来ただけ」と嘘をついた。

妻は同情し、族長に伝えると言う。

謝霄の行方と、東瀛人については何も知らないようだ。

2人きりになると今夏は「夫婦のふりを?」と聞いた。

「情に訴えるためだ」

そう言うと陸繹は今夏に持たれて休み始める。

今夏どきどき。

道士の部屋。

その頃、藍青玄は美酒と鳥の丸焼きを堪能しようとしていた。

そこへ族長の息子 石新が現れる。

「道士なら酒も肉も禁止のはず!偽物だ!」

陸繹は「お前は村の外に出たことがないだろ、昔のことで今は違うんだぞ〜」とでまかせを話す。

もも肉で口封じされた石新は「外の世界の話を聞かせて」とせがんだ。

街。

謝霄への思いに苦悩する上官曦は浴びるほど酒を飲んでいる。

楊岳はそんな彼女が心配だ。

上官曦は階段に座り込み、謝霄への切ない気持ちを吐露した。

楊岳は「何があろうと私がついています」と寄り添う。

しかし上官曦は「あなたではだめ、謝霄じゃなきゃ」と突き放した。

龍胆村。

その夜、陸繹は縄を解いて今夏とともに逃げ出す。

その頃、銀子をもらった道士も「嘘がバレる前に…」と逃げ出していた。

林の中を歩いていると、東瀛人が村人を誘拐している。

道士は林から逃げ出し崖のはしごを目指した。

崖の上。

今夏と陸繹は道士 藍青玄にばったり遭遇。

3人が目当てにしていたはしごは切られているため、下に降りることが出来ない。

今夏は命の危険にさらされたことに怒っていて「突き落としましょ」と言い出す。

陸繹は道士の首根っこを掴み「命が惜しいなら村の事情を話せ」と脅した。

藍青玄は村のことについて話し始める。

龍胆村には代々石族が隠れ住んできた。

半年前から奇病が流行り始めた。

病にかかると体調を崩した後 怪力になって暴力をふるう。

乱心者が大勢の村人を殺したので、族長は仕方なく乱心者を村から追い出した。

藍青玄は「助けようとしたのに、詐欺師だって言うからー!」と嘆く。

根はいいやつのようだ。

村にいた1ヶ月の間 石族以外は見ていない。

しかし、ついさっき林で東瀛人を見たと藍青玄は話す。

今夏と陸繹は藍青玄を引きずって林へ向かった。

林。

朝になりあたりを捜索するが、そこには足跡一つ残されていない。

今夏は藍青玄が逃げ道を残しているはずだと考え「案内しなさい!」と脅す。

そこへ乱心者に追われた謝霄が現れた。

謝霄が水に落ちると、乱心者は立ち去る。

厳世蕃の船。

翟蘭葉は龍胆村に陸繹たちが侵入したと報告。

厳世蕃は「いざとなれば始末を」と命じた。

林。

乱心者から逃げてきた今夏たち。

謝霄は手に怪我を負っていた。

心配する今夏に謝霄は「君を娶るまでは死ねないからな^^」と微笑む。

陸繹「(-_-メ)」

今夏は船乗りが縄を結ぶやり方で手当をする。

それは幼い頃と同じ手当の仕方だった。

昔話に花を咲かせる2人にイラつく陸繹(-_-メ)

小屋。

陸繹は藍青玄を脅して隠されていた小屋へ案内させた。

脱出の糸口が見つからないため、一行はそこで休むことにする。

陸繹は謝霄を連れて狩りへ。

今夏はキジが食べたいという。

その道中、謝霄は「親しいのが気に食わないから連れ出したんだな」と陸繹の気持ちを見抜く。

陸繹は応戦し「そうだ、求婚を断られていたな」と言い返した。

陸繹は見事にキジを仕留めて戻ってくる。

張り合う2人を見た藍青玄は「男の嫉妬は女より見苦しいな」と呆れた。

その夜、4人はキジ肉を頬張りながら自己紹介。

今夏は捜査のために来た役人だと明かした。

4人は乱心者が竹笛で操られている可能性。

水に入った途端攻撃が止んだことから、目ではなく鼻で判断している可能性に気づく。

そして乱心者を操っているのが倭寇ではないかと考えた。

感想:人間らしく

どんどん人間らしくなる陸繹の変化が面白い〜登場シーンが酷かったのでこんなにおもしろキャラクターになるなんてそんな楽しい展開最高だよ。

今夏が陸繹を選ぶのは目に見ているので、結ばれるまでの過程をしっかり伸ばして楽しませてくれ。

謝霄よ、お前の腕にかかっているぞ!頑張れよ!

さて、なんか新しい事件が始まりました。

楊岳、上官曦とは引き離されて別件の事件が起こりそう。

第17話 あらすじ「腕輪に秘められた思い」

空き家で夜を明かすことにした今夏ら。夜中に物思いにふける陸繹に声をかけた今夏は、腕輪が母の形見だと聞かされる。朝になり、馬のいななきにおびき出された陸繹と今夏は倭寇に襲われた。2人は馬を奪って逃げるが、先を走る陸繹が腕輪を落としたことに気づいた今夏は急いで引き返す。一方、上官曦によこしまな想いを抱く斉盛は、卑怯な手段で上官曦を董家水寨に連れ去った。楊岳が駆けつけたものの、一緒に捕らわれの身となり…。

ネタバレ

小屋。

その夜、謝霄は「今夏好きだ〜」と寝言を言いながら爆睡。

陸繹はとても眠れない。

謝霄の布団を奪うと今夏にかけ、外へ出た。

陸繹は壊れた腕輪を眺めている。

そこへ今夏が起きてきた。

「大切なものなんでしょ、愛の証?」

陸繹はそれが母の形見であることを初めて今夏に話す。

「ある夜、父が早く帰宅し 母は桃夭を弾いて楽しい時間を過ごした」

だがその夜、刺客が現れ陸繹の母は陸繹をかばって死んでしまう。

箜篌の弦は母の血に染まった。

陸繹はその弦を腕輪にして身に付けていたのだ。

「ごめんなさい」

話を聞いた今夏は謝る。

翌朝、今夏が起きると男たちの姿がない。

そこへ陸繹が戻ってきて果物を渡した。

その時、馬のいななきが聞こえてくる。

鳴き声を頼りに探すと、2頭の馬が林の中に繋がれていた。

そこへ忍者が現れ戦闘に。

今夏と陸繹は馬を奪って逃げる。

しかし、陸繹が腕輪を落としてしまった。

今夏はすぐに戻って腕輪を拾う。

「もうなくしちゃ駄目ですよ!」

川辺。

陸繹と今夏は川辺に座り、手を握り見つめ合った。

陸繹は今夏を抱き寄せる………

という夢を見て飛び起きた今夏。

「何だ夢か(゜-゜)チェッ」

空き家。

上官曦は配下の小飛に騙され董斉盛の手に落ちる。

小飛は母親を人質にされ逆らえなかったのだ。

董斉盛は上官曦に惚れ込んでおり、軟骨散を嗅がせて体の自由を奪った。

食って掛かる上官曦に「堂主を招いて西域の料理を楽しんでもらおうと思っただけ」と話す。

官駅。

その頃、楊岳は上官曦の嘆きが忘れられずにいる。

どうしても気がかりで様子を見に行くことに。

小屋。

倭寇に小屋が見つかり、乱心者が押し寄せる。

藍青玄は1人だけ馬に乗って逃げてしまった。

今夏は取ってきた花の匂いが、乱心者の匂いと同じであることに気づく。

身に付けて外に出ると、乱心者は匂いで仲間だと判別し襲ってこなかった。

逃げ出した3人の前に、藍青玄が戻ってくる。

族長に事情を説明し助けに来たらしい。

龍胆村。

その夜、今夏たちは族長のもてなしを受ける。

しかし藍青玄の姿が見えない。

今夏は族長の態度を怪しみ、酒をあまり飲まなかった。

船。

誘拐された上官曦は体に力が入らない。

そこへ小飛が連れてこられた。

小飛は決死の思いで仲間に知らせたが、仲間ともども捕らえられたようだ。

上官曦は目の前で配下に暴行を加えられる。

そこへ楊岳が現れた。

楊岳は上官曦を連れて逃げようとする。

しかし、罠にかかって捕まってしまう。

龍胆村。

今夏は酔ったふりをして族長の妻を油断させる。

そして部屋を抜け出した。

道士の部屋を見つけると、そこには縛られ転がされている藍青玄が。

今夏が問い詰めると、藍青玄は村人の目的を話す。

「私を縛ったのは、今夜3人を井戸に沈めて災いを封じるため

祠堂に古井戸があり人を喰う凶暴な龍が住んでいる

その井戸に3年ごとに生贄を捧げる」

祠堂。

今夏は祠堂へ。

中には誰もいない。

井戸に呼びかけると声が聞こえた。

陸繹と謝霄が生贄にされたと勘違いし覗き込む。

今夏は井戸の中に落ちてしまった。

道士の部屋。

今夏と同じく様子を探っていた陸繹もやってきた。

「袁さんが助けたのか?」

どうやら行き違いがあったと勘付いた藍青玄は古井戸の話をする。

「楚王の時代に龍を封印した

石族がこの地に2000年も住み続けているのは封印を守るため」

話を聞いた陸繹は祠堂へ急ぐ。

「どいつもこいつも縄を解いていけよ〜(゜-゜)」

井戸の底。

井戸の底には太極拳をもした大きな石、その回りに変わった形の壁画が並んでいた。

今夏は壁画をつなげると一つの物語になるようだと気づく。

配置してあった龍の目に触れると扉が開いた。

今夏はその先で隠し部屋を見つける。

感想:もう逃れられない

これで陸繹はもう今夏から逃れられない。

心の深部を明かしちゃった上に、その大切な形見をあんな形で取りに行ってくれるなんて二度と手放せない存在になったとしか…いいよいいよ、心の機敏はこうでなくちゃ。

今回の件にも厳世蕃が関わっているよ言うだけど、厳世蕃の真の目的はなんだろう?

やっぱり一国の主になること?

第18話 あらすじ「鎖龍井の捕らわれ人」

陸繹と謝霄が生贄として井戸に沈められたかもしれないと知った今夏は、2人を助けるため井戸に入る。しかし2人の姿はなく、井戸の奥には人が捕らわれていた。倭寇に捕らわれて1年もここにいるというその人物は、驚くべきことに意外な人物と繋がりがあった。丐(かい)おじさんと名乗る彼を助けようとする今夏だが、頑丈な足枷を壊せなかった。今夏は必ず助けに来ると約束して引き返すが、迷路のような道を戻る途中、倭寇に襲われて…。

ネタバレ

井戸の底。

隠し部屋には寝台や食卓があり、人が住んでいるようだ。

その部屋の住人は今夏を脅かす。

しかしすぐに人間だと分かり、今夏は「陸繹と謝霄を見なかったか」と聞く。

男はまず鎖龍井についての話をする。

それは伝説の禹王が龍を退治した話。

禹王は捕らえた龍を11の井戸に封印した。

鎖が壊されれば龍は逃げ出すと言われる。

今夏が聞いたのは「龍の鳴き声」と言われるもの、その正体は井戸にこだました自身の声だ。

今夏が聞いたのは陸繹と謝霄の声ではなかった。

祠堂。

陸繹は今夏の拡大鏡を見つける。

今夏が井戸に入ったと知り、すぐに追った。

隠し部屋。

男は今夏に「俺はどう見える?」と聞く。

今夏は素直に「乞丐(こじき)に見える…」と答えた。

男は「では丐おじさんと呼べ」と話す。

丐おじさんは倭寇に閉じ込められ利用されているらしい。

今夏は「龍胆花に関係があるのか」と聞く。

丐おじさんは「ただの龍胆花ではなく選びぬかれた藍玉簪

青い龍胆花を作らされているんだ」と答えた。

しかし「使いみちは知らない」と口ごもる。

今夏はそこで言葉のなまりに気づいた。

指摘された丐おじさんは「俺は陸廷はいとこ甥にあたるんだぞ^^」と自慢する。

それを聞いた今夏は丐おじさんの足かせを取り恩を売ろうと考える。

しかし道具もなく諦めて立ち去った。

「捕まらないうちに帰れ」

船。

その頃、楊岳は今夏仕込みの縄抜けで拘束を解いた。

さらに、今夏仕込みの陽動作戦で船から逃げ出す。

二人は暗闇の中、烏安幇を目指した。

楊岳は暗闇を怖がる上官曦にホタルを捕まえてやる。

井戸の底。

今夏が石碑の場所まで戻ると、なぜか形が変わっていた。

物語が書かれた石碑は変形するようだ。

今夏はそこに迷い込み、東瀛人の忍者に追われる。

そこへ陸繹が助けに現れた。

陸繹は「軽率に動いて手を焼かせるな」と叱りつける。

叱られた今夏は拡大鏡を見て助けに来てくれたと知り感激(*´ω`*)

「来世で恩を返します!」

「来世と言わず今世で返せ、この恩は必ず返してもらうぞ」

今夏は石碑が動くこと、倭寇に捕らわれた親族がいることを教えた。

「お祖父様の従弟だって、陸殿の高祖父の従兄弟の孫…?」

陸繹はその話を信じてない。

今夏に連れられ、陸繹は丐おじさんに面会。

丐おじさんは証拠として、

「子供の頃に会ったことがあるぞ、字は文淵、腕にアザが一つある」と話す。

どうやらあたっていたようだ。

丐おじさんは今夏に明かさなかった真相を話し始める。

倭寇は丐おじさんが医術の名家で学んだと知り捕らえに来た。

倭寇の頭領 毛海峰は藍玉簪の毒を利用するため栽培を命じた。

毛海峰ははなまりからすると江南の人間。

沿岸の倭寇には東瀛人だけでなく漢人も多くいる。

陸繹が足かせを切り落とすと、丐おじさんは実験場に案内した。

そこには毒草や龍胆花が並んでいる。

龍胆花は毒草を肥料に育てると青い花が咲き、その藍玉簪から倭寇が欲しい毒が取れるらしい。

藍玉簪は幻覚を引き起こし、脳が麻痺して理性や感情を失う、そして乱心してしまうというのだ。

1年前、その毒は偶然 毛海峰に見つかってしまった。

丐おじさんは林菱への問いとしてその毒を作成。

そこへ毛海峰が現れ、おじさんを連れ去ろうとした。

抵抗したおじさんは毒を倭寇の配下にかけてしまう。

配下は乱心。

毛海峰は強力で伝染性のある毒を作らせるため、丐おじさんを誘拐したのだ。

しかし、丐おじさんは製法を少しだけ変え「乱心するが人に移ることはない毒」に切り替えたという。

だが毛海峰は諦めず村人を連れ去り、伝染性を再現しようとしているようだ。

戦で使われれば大変なことになる。

丐おじさんは実験場にあった毒草をすべて焼く。

そこへ倭寇が現れた。

倭寇は「船幽霊」と書かれた令牌を落とす。

陸繹たちが問い詰めると「船幽霊は東瀛に伝わる伝説、海を支配するため頭領がこの言葉を令牌にした」と話した。

抜け道について問い詰めると「林の奥に小道があり麓に通じている」と話す。

祠堂。

族長は村人を連れ祠堂へ。

「疫病神を討ち、一族の平和を」

祭壇に唱えると謝霄を生贄に捧げた。

今夏たちが太極図のところまで戻ると、上から謝霄が落ちてくる。

さらに井戸を封じられ出口が無くなってしまった。

一行は倭寇の使う抜け道を探すことに。

陸繹は太極図と八卦の陣形をみて「治水の目的で作られた」と井戸の用途を推測する。

感想:丐おじさん

いとこおおおい…いとこおお甥…?おーい^^

それって親族なの?そこまで行くと他人じゃない??え?

タラちゃんとイクラちゃんより更に縁遠い親戚ってことでしょ?え?

まあいいや、相関図に登場する丐おじさんがやっと出てきました。残るは名前だけ出てきた林菱さんです。

丐おじさんの想い人らしい。

いやーそれにしても麗王別姫のときとは比べ物にならないくらいアレンレンが最高。

素直に「心配したぞ」って言えばいいのに「勝手に動くな手を焼かせるな!」ってめんどくさそうなふりしちゃって!もう!

自分がされたら「何いってんだめんどくせえなこいつ普通に話せや」としか思わないだろうけど、外から見てる分には大変おもしろうございます。

次回、19・20・21話はここから!

全話、まとめ記事はここから!

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