【新 白蛇伝・全36話】34・35話のあらすじとネタバレと感想|恩義は誰のため

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みるこ
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この記事では、

「新・白蛇伝〜千年一度の恋」のあらすじとネタバレと感想を掲載していきます。

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登場人物まとめ一覧

  • 白素貞はくそてい:純真な白蛇、修行をして人間の体を手に入れた
  • 許仙きょせん:医師、愛称 漢文
  • 小青しょうせい:青蛇、白素貞と姉妹になる
  • 法海ほうかい:金山寺の僧侶
  • 金如意きんにょい:許仙を慕う済世堂の娘
  • 景松けいしょう:釈迦の弟子 金鼠
  • 許姣容きょこうよう:許仙の姉、母が亡くなり許仙を連れて李公甫に嫁いだ
  • 李公甫りこうほ:巡査長、姣容の尻に敷かれている
  • 許懐仁きょかいじん:許仙と姣容の父、罠にはめられ流刑に
  • 睦王ぼくおう:許仙の友
  • 梁墨涵りょうぼくかん:許懐仁を罠にはめた、梁俊の父
  • 梁俊りょうしゅん:小悪党
  • 秦三しんさん:梁墨涵の配下
  • 胡可心こかしん:妖狐
  • 小青の子分:貴宝、大鉗子、阿羅、大鼓
  • 東海竜王:小青の父
  • 玉芙蓉ぎょくふよう:小青の母
  • 王道陵おうとうりょう:ヒキガエルの妖怪

【全36話】新・白蛇伝〜千年一度の恋 あらすじ・ネタバレ・感想

「新・白蛇伝〜千年一度の恋」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第34話

文曲星君の母になるのが白素貞だと知った法海は、彼女を金山寺に連れ帰ろうとするが白素貞は小青を伴い許邸に戻る。真相を知った許嬌容も素貞と小青を自分の家族として喜んで迎える。だが臨安では白素貞と小青が妖蛇だといううわさが広がっていた。金如意が妊娠した。彼女は長く床を共にしていた相手が許仙に化けた王道陵だったと知ると同時に、自分の容姿が醜くなっていることに驚く。心の魔に惑わされた金如意は王道陵を殺し王道陵の妖丹を飲む。白素貞を伴い師匠の墓参りをしようとした許仙は金如意と再会する。衝撃を受け、我を失う金如意だったが結局は許仙を殺すことはできなかった。悔い改めた金如意は錬丹炉に飛び込み過去を清算するかのごとく心の魔を消滅させた。

ネタバレ 「魔物と化す人間」

小青を巡って素貞と法海が争う。素貞を攻撃した法海は素貞の懐妊に気がつく。「内丹を失っても蘇り法力が回復したのは上仙が味方をしたから、現世に生まれるお腹の子が元神を現世に戻すだろう、子に罪はない金山寺に来なさい」と話す。

しかし素貞は「鎖で縛られ妖術が使えなくなってもいい、普通のおなごになりたい」と許仙のそばにいることを選んだ。小青は青蛇のままになり悪事を犯すことはできない。法海は「子供が生まれたら会いに来る」と言って立ち去る。

李邸。許仙は素貞の帰りを待っている。姣容は女媧廟でのことを聞き「二人が幸せに暮らせればいい姉さんが悪かった」と謝った。そこへ素貞が戻り、二人は抱き合って再会を喜ぶ。

許仙の部屋。素貞が子供のことを教えると、許仙は腹に耳を当て嬉しそう。

東海竜宮。追い返された子分たちは東海竜王の前へ。「小青は人身を得て美しく育ちましたお会いになっては?」と提案する。竜王は「思い出があれば満足」と聞き入れなかった。

臨安。素貞と小青が妖魔だと噂が広まり、李家は人々から恐れられるようになってしまった。保和堂の使用人も怯えて逃げてしまう。

王道陵の巣。金如意は鏡を見て老けていることに驚く。そんな彼女に王道陵は術をかけた鏡を渡して以前のきれいな姿を見せてやった。その時、吐き気をもよおし如意の懐妊が発覚。王道陵は「俺が父親だ!毎晩許仙に化けてやるよ!」と大喜び。如意は拒絶し逃げ出した。

李邸。街中で噂が広まっても姣容と李公甫は気にせず素貞たちに接してくれる。姣容は「私達は家族よ」と子供の産着を素貞に渡した。

酒場。如意は酒に顔が写り、醜い姿になっているとショックを受ける。そこへ心の魔が現れた。「人間が妖と交わり子を宿した、王道陵が仙薬を与えていなければ妖毒で死んでいた、その姿は腹の子のせい、人間を捨て魔物になれば姿はもとに戻る。王道陵の妖丹を奪い、私の怨念を加え錬成した万霊丹を飲めば魔物になれる。腹の子と手を組めば白素貞どころか天をも恐れぬ軍になる、許仙も手に入るぞ^^」とそそのかす。

巣。心の魔に取り込まれた如意は王道陵を刺し妖丹を奪う。王道陵は彼女を攻撃しようとした手を引っ込め「ほしいならあげるよ、死んでも役に立てる」と笑った。

如意は炉に妖丹を入れ、腹を押さえて苦しみだす。

墓参り。素貞と許仙は跡取りが出来たことを墓前に報告。素貞は「厄日が終わったら小青と峨眉山に戻って出産する」と話す。帰り道、墓参りをしている金如意に出くわした。

許仙は姿が変わってしまった如意に一瞬気づかず、素貞は法力が使えないため心の魔に対抗できない。そこへ禅杖が反応した法海が現れ、心の魔は如意の体から出た。

巣。如意は「人の心を惑わすお前を信じてしまった」と心の魔に抵抗する。如意の子が生まれれば心の魔は完璧な肉体を得てしまう。如意は心の魔の思い通りにさせないため、自ら炉に身を投げ業火に焼かれた。

感想:罪業

どうにかもうちょっと早く自分が愚かだったと気づくことはできなかったか…王道陵に愛着が芽生えてた様子を見せたのは驚いたな。執着を捨てれば、なんとか幸せになれたかも。

いつも思うのだけど悪は悪のまま滅んでほしいんだ。最初に善だった金如意が善に戻って死ぬのならそれはそれでいいような気もするけど。悪人にもつらい過去や悲しい経験があるという同情ネタだけは好きになれないし、真面目に生きている人が報われない。許仙が罪を犯してでも、あの時毒を盛るのが最善だったと…今更思うな!

さて、ここまで一気に見て来ましたが残りあと2話です。もう一波乱ほしいな~^^と言っておりましたが、大変なことになってきた。

第35話

金如意は許仙の夢に現れて別れを告げ、彼のために最後にできることだと万霊丹を残して去る。許仙は法海の話から、赤子のように純粋な心を持つ者が万霊丹をのんで業火に焼かれれば、心の魔を除けると知った。許仙は白素貞が妖怪だと皆から責められることのないように、そして人々が平和にくらせることを願って自らの身を捧げることを決意する。彼は素貞を峨眉山へ帰らせ、姉と義兄にも蜀へ行くことを勧めた。だが、あとから来るはずの許仙が現れないことを心配した一行は臨安へと引き返す。許仙は素貞が説得に応じないことを案じる。また自分も素貞に会うと赤子の心を保てなくなるため彼女に会うこと拒んだ。しかし素貞は夫を救うという一念のため、天に背く術を使うことも躊躇しなかった。

ネタバレ 「心の魔」

許仙の白昼夢。如意は「別れを告げるため会いに来た、お父様のところに行くわ」と許仙に話す。そして部屋には置き手紙が「お祭りの日にあなたが買ってくれた衣をお父様のお墓の近くに埋めてほしい、こうなったのも自業自得、これは私の命をかけて錬成した万霊丹、7日の間 心の魔を封じることができる」許仙は飛び起きた。

金如意の墓。李家は如意の葬儀をあげ墓を作った。許仙は「もっと寄り添っていればこんなことには」後悔を語る。

李邸。素貞の様子を見に来た法海。素貞は眠っており「弱っているため静かな地で修行を」と法海は許仙に話す。そして「金如意の最後の悟りが心の魔を7日間封じたが、蛇を恐れる民の心が激しい恨みとなって戻ってくる。純粋な心を持つものが心の魔を宿し業火に体を焼かれれば滅びる」と心の魔を滅ぼす方法を話した。

夕方。素貞は許仙と一緒に散歩に出かける。そこにはたくさんの提灯が吊るされ二人は幸せな時間を思い出した。二人の間には千年の縁があった、永久に変わらぬ愛。許仙は「如意の葬儀を終えてから会いに行く、峨眉山で修行を」と素貞に話す。

李邸。許仙は「素貞が峨眉山に行った」と姣容たちに話す。そして「峨眉山に行ってきたらいい、僕は如意の初七日を終えてから行くので合流しよう」と言って送り出した。

馬車で峨眉山へ向かう、姣容と李公甫と碧蓮。李公甫は御者から「合流するとは聞いていない」と知らされ、慌てて臨安へ引き返した。

一方、許仙は保和堂を閉め、素貞のために自らを犠牲にする選択をした。「君に幾度も救われたのに僕は一度も救っていない。妖怪だと知った人々、妻をこの苦難から守るため、僕が万霊丹を飲み妖怪だと人々に知らしめる」

許仙が万霊丹を飲むと途端に心の魔が暴れだし許仙の体を蝕んだ。

金山寺。空に赤い月が現れ法海は許仙の選択を知る。

臨安。「保和堂の許先生が妖怪になった」と街は大騒ぎになっている。そこへ李公甫が戻った。人々に追われていた許仙は「僕を金山寺に送ってください心の魔を滅ぼします」と李公甫に頼む。

峨眉山。許仙を恋しがる素貞。小青は「そんなに恋しいなら飛んで帰れば」と話す。

李邸。家に戻ってきた素貞だが、許仙の姿がない。姣容は「許仙を妖怪だというの!金山寺で妖怪を焼くといって連れて行った」と泣いてすがった。

金山寺。許仙は心の魔を必死で抑えている。そこへ素貞が現れ法海は素貞に帰るよう言った。「殺すなら私を夫に罪はないのです」必死に素貞が訴えていると、許仙が出てきて「もう僧侶になった夫ではない、今生の縁は尽きたのです」と素貞を突き放す。

素貞は金山寺の様子を山の上から見下ろす。門前に民が集まり「化け物退治をしてください」と法海に懇願した。それを見た素貞は「みな漢文に救われた人なのに…」と怒りを覚える。そして「寿命と力を持って雷の力を得ることを求める」と鎖を破った。

峨眉山。小青の前にリスの姿になった景松が現れた。景松は素貞を助けたことが認められネズミの姿に生き返ったという。そして「素貞が危ない助けに行ってくれ、東海竜宮の引水令は東海の水を銭糖に逆流させる、水の威力で金山を脅かせば法海を止められるかも」と小青に素貞のことを頼む。

金山寺。心の魔に飲まれてしまった素貞。「夫を殺し 太平な世に戻しても私には意味がない」と法海に襲いかかった。

感想:法海は罪を償わないの?

あの、彼が元凶なのになぜあんな他人事のように…?え???法海さんは邪念だらけで心の魔に全部知られてるから万霊丹を使って業火に焼かれることができないというのは説明されたので一応納得する。しかしあっさり許仙を犠牲にして「これが大道だ」って言うのはちょっと…あの…?

まあそれじゃあ面白くないよねって話ですね。素貞が命をかけて守ってきたから、今度は許仙が彼女を守ると。はぁ。

うーん、ほぼ最後まで見てきて理解できるキャラクターは李公甫くらいだな。彼の大雑把さと理解力は素晴らしいよ。

景松さんも生きてましたね、リスになっちゃって人間の体を得るにはまた1000年かかるらしいけど、素貞が居るなら諦めないでしょ。

次回、36話(最終話)はここから!

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