こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、
「大唐女法医~Love&Truth~」のあらすじとネタバレと感想を掲載していきます。
登場人物まとめ一覧
- 冉顔…冉府の令嬢、母の死の真相を知るため呉修和に弟子入りして検死の達人になる
- 蕭頌…蕭家の跡取り、事件の捜査をする刑部の侍郎
- 蘇伏…蘇家の庶子、殺し屋から大理寺正になる
- 桑辰…科挙4年連続主席の天才、偽名を名乗っている、繊細で気弱なところがある
- 白義…刑部、蕭頌の部下、蕭頌ラブ
- 呉修和…幼い冉顔を助けた、医術の知識を惜しみなく冉顔に伝える、しかし普段は酒と賭博好きのお調子者
- 晩緑…冉顔の侍女、姉妹のように仲がいい、物怖じせず率直に意見を言う
- 冉美玉…冉顔の異母妹、母は高氏、蕭頌に嫁ぎたい
- 高氏…冉聞の側室だったが、冉顔の母がなくなり本妻になる
- 冉聞…冉顔を別宅に追いやった
- 冉雲生…冉顔の従兄、宝石商をしており裕福で優しい
- 孫振…大理寺卿、蘇伏の上司となる
- 東陽夫人…蕭頌の伯母
- 李世民…唐の皇帝、蕭頌に隋侯の珠を探す任務を与えた
- 李承乾…皇太子
- 巴陵公主…お気楽公主
DVD
【全36話】「大唐女法医~Love&Truth~」あらすじ・ネタバレ・感想
「大唐女法医」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )第10話「銅銭の暗号」
李(り)県丞が皇帝の密命を受けた内衛門の一人で事件の黒幕だったことが判明するが、失踪した朱七(しゅしち)の妻の行方はわからない。やがて、冉顔(ぜんがん)は妻がすでに亡くなっているという事実に気づき、蘇伏(そふく)と一緒に亡骸を見つけ出す。一方その頃、蕭頌(しょうしょう)は荘畢凡(そうひつぼん)が遺した銅銭を碁盤の上に並べると「珠は郭にあり」という言葉になるのに気づいて…。
ネタバレ「銅銭の暗号」
県役所。蕭頌と冉顔は、李県丞が黒幕だと断定し追い詰めていく。
李県丞は罪を認めず「妻の薬代が払えない朱七は、銭を貸してくれと言ってきた。骨董の売買の管理を頼むと断られた」と朱七に罪をなすりつける。
蕭頌は「妻に毒を盛られ、解毒薬が必要になった朱七は言うことを聞かざるを得なかった」と話した。
追い詰められた李県丞は真実を語りだす。
「あの4人を殺したのは私、しかし朱七の妻のことは知らない」
李県丞は屋敷の地下に貯めた石油を見せ、ろうそくが落ちれば爆破すると二人を脅した。
李県丞の配下は毒に侵され言うことを聞いているようだ。
そこへ、桑辰が戻り「埋葬品が家中にあふれている」と報告する。状況がわかっていない桑辰は、床下の石油に気づいてめまいを起こした。
李県丞は冉顔と桑辰を人質として屋敷に残し、蕭頌を脅して屋敷を脱出する。
蕭頌は指で馬車に文字を書き、危機を白義に知らせた。
白義はすぐに屋敷へ潜入して、冉顔と桑辰を助ける。
馬車の中。蕭頌は李県丞が密命を受けている内衛門の人間だと言い当てた。内衛門は配下に毒を飲ませて操るのだ。
内衛門に所属する李県丞の目当ては、もちろん隋侯の珠だった。その時、馬車が止まる。
慌てて外に出た李県丞は、蕭頌にはめられたと気がついた。
県役所。李県丞は捕縛され、屋敷の捜索が行われている。
すきを見て逃げ出した李県丞は火薬を床下に投げ込み大爆発を起こした。
蕭頌は冉顔を守る。
蘇州刺史府。冉顔が目を覚ますと、そばには蕭頌がいた。
そこへ冉美玉がやってきて姉妹は言い争いになる。
「母親まで自害させた疫病神なんて、蘇伏だったっけ?夫君にも拒まれ父上にも疎まれるなんて、あなたといる人はだれもが不幸に見舞われる!」
そこへ蘇伏が現れ、言い争いを止めた。
蘇伏は冉顔に「考えを改めた、一緒になろう、失望させることはしない」と婚姻を申し出る。
蘇伏は冉顔の手を引いて、蕭頌の横をすり抜けていった。
朱七の墓。蕭頌は朱七の墓を作り、桃の木の下に埋葬した。
「朱七は鼓車で蕭頌たちを引き込み、真相を明らかにするため事件を仕立てた」
「罪滅ぼしでしょうか」
「遺体はやり遂げた笑みを…妻と安寧を得たのだ」
朱七の家。冉顔は、朱七の作った彫刻が桃にちなんだものだったことから、妻の遺体がその奥にあるのではないかと考えた。
蘇伏に彫刻を壊してもらうと、その奥から朱七の妻の遺体が出てくる。
冉顔は蘇伏の胸にすがって泣いた。
蘇伏の妻は足手まといになることを恐れ自分で命を絶った。朱七は李県丞の罪を暴き、妻のかたきを討とうとした。
蘇州刺史府。
荘畢凡の死により、隋侯の珠の手がかりは再び途絶えてしまった。
蕭頌が荘畢凡の銅銭を見ていると、白義は「碁盤のように見える」とつぶやく。
銅銭に刻まれた線を頼りに、それを碁盤に並べると「珠は郭にあり」という文字が浮かび上がった。
金細工店。蕭頌は荘畢凡の部屋の窓枠に隠された書付を見つける。
そこには、李県丞の行動・人の出入りなどが詳しく書かれていた。
つまり、李県丞と荘畢凡は敵対する勢力の人間だ。
李県丞の所属する内衛門は皇族や重臣の命令で動いている。このことから、帝位を脅かすものが隋の残党だけでなく宮中にもいるのではないかと蕭頌は推測した。
しかし、荘畢凡が連絡をとっていた黒幕の正体はわからない。
蕭頌は黒幕の追求をひとまず休止。
先に「珠は郭にあり」という暗号を解くことにした。
白義に調査をさせると、茶房の郭仁、楽師の郭玉娘、闘技場の郭覆が浮かび上がってくる。
蕭頌は郭覆に目をつけた。郭覆は争乱の中で高祖を救った副将で、褒美に玉佩を貰って蘇州に帰った人物だ。
郭覆の営む闘技場の奥には謎の部屋があり、腕利きの配下たちが守っているという。さらに、郭覆は玉佩を賜ったので役所を介さずに罪人を処刑する事ができるという。
蘇州刺史府。蕭頌は郭覆が色好みだと知り、冉顔を呼び出して着飾らせる。
「手を貸してくれたら金の飾りをすべてやろう^^な?」
闘技場。蕭頌と冉顔は、宝飾商とその女という役割で闘技場に潜入した。
蕭頌は郭覆について説明し「鍵を盗んで中へ入れ、針で眠らせ2刻の間にでてこい」と命じる。
冉顔は「銭ではなく私を賭けて~あの人に勝ったら私をあ・げ・る」と郭覆を落とす作戦に出た。
感想:バッドエンドじゃん
朱七と妻死亡ってバッドエンド以外の何物でもなくない!?は!?終わり!?
それを蘇伏先生が「2人を嘆いて天が雨を降らせているんだな…これからはずっと一緒だ…」とかいって無理矢理まとめて…は???だめだ、この謎の世界に入っていけない。
ふうふう(深呼吸)とりあえず事件が終わって、またしても隋侯の珠がどこにあるのかさっぱりわからなくなりました。
そこで荘畢凡のところで見つけた銅銭の謎を解いて、隋侯の珠はきっと郭さんが持っている!と推理()した蕭頌くんは名字が郭の人を探して調べに行きます!自由研究かな?
第11話「誘惑の酒」
蕭頌(しょうしょう)と冉顔(ぜんがん)は郭覆(かくふく)を調べるため彼が経営する闘技場に潜入。冉顔が色じかけで郭覆に近づき彼の部屋を捜索するが、計画が狂って冉顔は貞操の危機に陥ってしまう。すると、そこに蘇伏(そふく)が現れて蕭頌に代わって彼女を救い出す。その後、帰宅した蕭頌は冉顔の異母妹・冉美玉(ぜんびぎょく)に食事と酒でもてなされるが、酒には媚薬が入っていて…。
ネタバレ「誘惑の酒」
闘技場。冉顔は蕭頌を作戦に引きずり込む。
「この男に勝ったら私をあげる」
まんまと作戦に引っかかった郭覆は、手を抜いた蕭頌を倒した。
冉顔は郭覆に抱かれて部屋へ侵入。
針を打って郭覆を眠らせると捜索開始だ。
謎の部屋には金銀財宝が置かれていた。しかし、他にめぼしいものは見つからない。
気を失っている郭覆を見つけた配下は、首のうしろに刺さっていた鍼を抜いた。目を覚ました郭覆は、騙されたと憤り冉顔のもとへ。
捕まってしまった冉顔は、郭覆に襲われそうになる。
そこへ蕭頌が現れ、冉顔を助け出そうとした。
しかし、郭覆は玉佩を取り出し「女を返せ」と命じる。
蕭頌は冉顔を手放し、カッとなった冉顔は蕭頌の頬を叩いた。
そこへ蘇伏が現れて冉顔を助け出す。
東屋。冉顔はめまいに襲われ、東屋で休憩することに。
「なぜ郭覆の屋敷にいた?」
蘇伏に聞かれるが、冉顔は「その話はしたくない」と口をつぐんだ。
「なぜ居場所がわかったの?」
蘇伏の問いに冉顔も答えない。
蘇伏は倒れ込んだ冉顔に腕枕をして、そこで一晩を明かす。
2人の様子を、蕭頌の手下が見張っていた。
蘇州刺史府。蘇伏を呼んだのは蕭頌だった。白義は真実を知らず、主の頬を叩いた冉顔に文句たらたらだ。
部屋に入ると冉美玉が料理と酒を用意して待っていた。
それは 母 高氏が持たせた媚薬入りの酒。
冉顔のことでいら立っていた蕭頌は酒を飲んでしまう。
そして、朦朧とした蕭頌は冉美玉を冉顔と見間違え……
蘇州刺史府。翌朝、目を覚ました蕭頌は白義を呼び、昨日の事を聞く。
「小狐の妹が料理を持ってきて半刻ほどで帰りましたよ」
「冉顔はどこに?」
「昨夜は山頂で蘇伏と寝た…いえ、寝転んでいただけです。それから屋敷の帰って”検視はやらない”と言伝が」
蕭頌は冉顔と郭覆を見張るよう命じる。
牢。李県丞が目を覚ました。
蕭頌は県役所で見つけた漢服を見せ、
「内衛門に入るものは死ぬまで本当の名や身分を隠して生きるとか。
墓荒らしをしていたのはあるものを捜すため、死ぬ前に この漢服に袖を通すことが夢だったのでは?」と聞く。
蕭頌は、その漢服が李県丞の正体ではないかと推測したのだ。
しかし李県丞は何も答えず「冉顔には気をつけろ」と言った。
そして舌を噛んで自害してしまう。
影梅荘。母の手がかりを探しにやってきた冉顔と晩緑を、女将の殷緲緲が出迎えた。
女将は「夫婦が一組泊まっているだけ、李垣という料理人は変わり者で孤独を好む、しかし 根は善良で料理の腕は一流」と屋敷のことを教えてくれる。
2人は影梅荘に滞在し、墓探しをすることに。
部屋の外から言い争う声が聞こえてきた。
話を聞いていた晩緑は「まるで、駆け落ちしたみたいな会話ですね」と詮索する。
そこへ、笛の音色が聞こえてきた。
冉顔はすぐに部屋を飛び出し、蘇伏のもとへ。
蘇伏の頼みを聞いた冉顔は、4人の男が運んできた蘇伏の母の躯の検視をする。
蘇伏は男たちに偽物の隋侯の珠を渡した。
隋侯の珠は偽物、運ばれてきた遺体は蘇伏の母のものではない。
両者は偽りに気づき、争いになる。
「柳粲から珠を得られず任務に失敗したものに躯は返せぬ、首領は”一月以内に珠を見つければ自由に、そして躯も返す”と」
蘇伏は男たちを始末してしまった。
山の中の屋敷。蘇伏は雨に濡れた冉顔に着物を貸す。
そして「選ぶ道は2つ、1つは死、1つは私の妻になる」と答えを迫った。
冉顔は蘇伏のキスを拒絶して抱きつき、はっと我に返ると「先に帰るわ」と屋敷を出ていく。
そこへ黒ずくめの女が現れた。
「また余計な真似を”組織に母の躯を奪われ取り戻すために刺客となった”同情を引くだけでいいのに、勝手な行動をするな」
女は蘇伏に忠告して立ち去る。
冉顔は着替えの時に外した腕輪を、蘇伏の屋敷に忘れて行った。
竹林。帰路についた冉顔。
なぜかあたりを花びらが舞い始める。
そして白い服を着た女が人を殺しているのを目撃。
逃げ出したが、気を失い倒れてしまった。
影梅荘。目が覚めた冉顔は影梅荘に戻っている。
蘇伏が送ってきたらしい。
そこへ李垣が駆け込んできて「裏山で躯が見つかった」と騒ぐ。
竹林。蕭頌と白義が遺体の調査に来ていた。
そこへやってきた冉顔は検視の様子を見ている。
検視官は「獣に噛まれ血を吸われている」と死因を判断。
それを聞いた李垣は「雪妖、山に伝わる伝説で半人半獣の女の妖怪、肌が白く夜中に悪さをするの」と伝承を話した。
冉顔は昨夜見た女を思い出し、蕭頌に証言することになる。
影梅荘。素直に昨夜のことを話す冉顔。
しかし、蕭頌は「上等な衣だな、誰かに借りたんだな?」と蘇伏との関係を問い詰めた。
冉顔は怒って郭覆のことを持ち出す。
すると蕭頌は「もうしない」と言って冉顔を抱きしめた。
「大丈夫だったか、許してくれ、そなたを愛してしまった、そなたが好きだ…」
冉顔は蕭頌のキスを拒絶。
すると蕭頌は「狐も騙されるのか」と本性を現した。
からかわれたと気づいた冉顔は部屋に戻ろうとする。
しかし、蕭頌は白義に命じて冉顔を閉じ込めた。
感想:当て馬
あの、結局のところ郭覆さんはただ3人の恋の痴話喧嘩に利用されただけなんでしょうか…?いや、後でつながる!きっと!そうだよね…?
なんか利用されただけで可哀想なので、でっかい役を与えてあげてほしい。
さて、なんかもう男二人は冉顔ラブだけど、蘇伏は組織やら実家のしがらみから逃れられないので素直にラブとか言えないし、蕭頌はなんか関係がこじれちゃって憎まれ口を聞く関係になっているし、ってことでいいですか?
はい、そんで新しい事件が始まりました。吸血鬼ねえ…
第12話「雪妖の怪」
桑辰(そうしん)が懐隠(かいいん)の家を訪ねると捜査中の白義(はくぎ)が現れる。近くで男が殺され半人半獣の雪妖の仕業だと噂になっていたのだ。しかもその晩、再び雪妖が現れて新たな被害者が出る。だが、冉顔(ぜんがん)は犯人が幻覚を見せる薬を使っていると気づく。一方その頃、蕭頌(しょうしょう)は李(り)県丞の言葉から冉顔も“隋侯の珠”を狙っているのではないかと疑って…。
ネタバレ「雪妖の怪」
懐隠の家。桑辰は親友の懐隠を訪ねる。そして恋の相談をした。
桑辰は蕭頌に張り合うため、宮中に出仕しようと考えているようだ。
話を聞いた懐隠は「君は純粋なので出仕すれば傷つく、気持ちを貫けばいい」と助言する。
そこへ白義がやってきた。
白義がいれば蕭頌が!
蕭頌がいれば冉顔殿がいるじゃあないか〜!
嬉しそうな桑辰に白義は「冉顔がいれば躯があるぞ」と一言。
白義は懐隠に「雪妖を見たことは?」と質問した。
懐隠は顔色を変えるが「一度もありません」と答える。
影梅荘。冉顔の居場所を聞いた桑辰はさっそく冉顔を探して影梅荘へ。
そこで晩緑を見つけると、冉顔の好きなものをリサーチした。
晩緑は「好きなのは銭と酒です…それから躯の髪の毛を集めてますよ」と嘘をついて意地悪をする。
躯の部屋。深夜、桑辰は髪の毛をゲットするため躯の置かれた部屋へ。しかし、台の上でには死体のふりをした白義がいた。
白義は蕭頌の手助けをしようと、罠をはって待っていたようだ。
冉顔のことが好きな桑辰と、冉顔を追い払いたい白義。
利害が一致し、2人は協力することに。
雪妖の話に怯えて検視人は山を降りてしまったという。
話を聞いた桑辰は「私が検視のきっかけを作ったら見直してもらえるかも^^」と喜ぶ。
冉顔の部屋。白義は冉顔に「桑辰が倒れた」と知らせて連れ出す。
躯の部屋。冉顔はすぐに仮病を見抜き、躯の口が塗られていることにも気づいて立ち去ろうとした。
白義は給金を捧げて頼み込む。
しかし、嫁入り行列のことや郭覆のことで怒っている冉顔は拒否。
困った白義は、闘技場に蘇伏を呼んだのは蕭頌だと明かした。
「そなたの身を案じて計画を中止し、助けに入った。玉佩があるので蘇伏を頼りにした」
話を聞いた冉顔は「頬を叩いた分の借りを今から返すわ」と検視を始める。
検視。体中に傷跡があり血を抜かれてる。
口元から赤黒い血。
毒が回ったあとに血を抜かれている。
不規則な白い斑点がある。
庭。白義は死者の身元を蕭頌に報告する。
「死者は周瑾、里の小作人の息子、幼馴染 馮玉玲との中を反対され駆け落ち」
馮玉玲は忽然と姿を消してしまっていた。
検視中。冉顔のもとに雪妖が現れた。
冉顔はとっさに検視台の下に隠れる。
雪妖は遺体を持ち去ったようだ。
そこへ、蕭頌と白義がやってきた。
「忠犬に頼まれて検視してたの!雪妖が来たのよ!」
冉顔は検死の結果を伝え、死ぬ前に房事を行っていたようだと教える。
食堂。蕭頌が食事をしていると蘇伏がやってきた。
蘇伏は「冉顔を軟禁するとは、虐げているように見えるが身を守るためだろう」と蕭頌の意図を言い当てる。
2人は好みが同じらしく、全く同じ料理を注文していた。
「取り替えてみたらどうだ?」
蘇伏は「一度好きになったら換えられぬ」と返す。
そこへ、晩緑が衣を返しに来た。
「あの日、ずぶ濡れになった冉顔に衣を貸してやった、これを返してやってくれあの日 私の寝床に忘れていったんだ^^」
蘇伏は冉顔の腕輪を、これみよがしに渡した。
軟禁中の冉顔。雪妖の匂いを感じ、白義を騙して部屋から抜け出す。
大群の雪妖が押し寄せ、泊まっていた人々はパニックに陥った。
匂いのもとをたどっていた冉顔は、なぜか女将や使用人に襲われる。そこへ蕭頌が現れ、冉顔を助けた。
「あれほど部屋を出るなと行ったのに」
「言いなりになる気はないわ、匂いがしたのよ」
桑辰はそんな二人を見ながら「薬で幻覚を見たのだ、私は雪妖を追う」と姿を消す。
奥の部屋で躯が見つかった。
男の名前は徐坤、夏無霜という女と泊まっていたようだ。
死因は前の躯と同じ。
検視を進めていく冉顔は下半身を確認しようとするが、蕭頌が止める。
殺害に使われたのは雷公藤という藤の葉にある毒。
蕭頌は、混乱の中で殺害を行ったことから「この山荘に詳しいものか内部の犯行」と推理した。
食堂。宿の食事には幻覚作用のある曼陀羅華が入っていた。
料理人は李垣、しかし朝から姿が見えない。
李垣の部屋。蕭頌は枕の中に隠されていた文を発見する。
そこには「柳粲の捜し物を…」と書かれていた。蕭頌は冉顔にその文を見せない。
部屋から毒が見つかり、下手人は李垣ということになる。
蕭頌は頭痛を起こし、冉顔を守ったときに出来た傷の手当をするため部屋に戻った。
蕭頌の部屋。冉顔は蕭頌に薬を届け手紙の内容を盗み見た。
しかし、それは蕭頌の罠。李県丞の言葉が真実かどうか明らかにするため、蕭頌は冉顔を試す。
食堂。冉顔はまた雪妖の匂いに気がついた。
机を動かすと、その下に隠し通路が現れる。
縄はしごの付いた縦穴を覗き込んだ冉顔は、何者かに突き落とされた。
そこへちょうど戻ってきた蘇伏は、穴に飛び込み冉顔を助ける。
穴の底。蘇伏は怯える冉顔に笛を吹いてやった。
「あの珠さえ見つければ、母上の遺骨を取り戻せるのね、私も母の墓を探している、死んだのは私のせいだと皆が言うの…」
「私たちは似ている」
冉顔は蘇伏のために盗み見た手紙の内容を教えた。
「柳粲の捜し物を持っている、戌の刻、裏山で待つ」
2人は出口を捜すことに。
翌朝、蕭頌も秘密の通路に気がついた。
感想:ドジっ子
蕭頌さんがドジっ子なのは設定なの?それとも単なるミスなの?
冉美玉のことと言い、いつもなんかどっか抜けてるんだけど、最後に無理矢理ひらめいて事件を解決している。謎。
その点でいうと、蘇伏の助け方はかっこいいですな。でも冉顔を騙してるのは蘇伏なんでしょうな。
えーと、事件の方は駆け込み寺みたいな感じなのかなと推理中。旦那に恨みを持って始末するためにやってくる宿です!ファイナルアンサー!