【大明皇妃・全62話】49・50・51話のあらすじとネタバレ|さよなら王振

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

この記事では「大明皇妃〜Empress of the Ming〜」(全62話)についてあらすじ全話とネタバレと感想を書いていきます。

ドラマの中で描かれるのは一人の女性の波乱と慈愛に満ちた一生、ドラマティックな人間模様と本格的な歴史考察をお楽しみください。

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大明皇妃の登場人物とキャスト

  • 孫若微そんじゃくび…本名:景若微。靖難せいなんの役の混乱時、若微の両親は孫愚に娘を託した。
  • 胡善祥こぜんしょう…本名・景蔓茵。若微の妹。孫愚に預けられるが混乱の中はぐれてしまい、皇太子・朱高熾と朱高煦に助けられる。胡尚儀の養子として育つ。
  • 朱瞻基しゅせんき…永楽帝の孫。父は皇太子・朱高熾、母は張妍。
  • 孫愚そんぐ…若微の親に救われた過去から、その娘を助け育てる。将軍をしていた。
  • 聶興じょうきょう…靖難の役で都を追われた者の一人。熱血。
  • 徐浜じょひん…靖難の役で都を追われた。若微に寄り添う。
  • 永楽帝えいらくてい朱棣しゅてい。甥であった建文帝を討ち皇帝になる。
  • 朱高熾しゅこうし…永楽帝の長男であり皇太子。慈悲深く体が弱い。肥満体型。
  • 朱高煦しゅこうく…永楽帝の次男。漢王。腕っぷしが強く思い切りがいい。
  • 朱高燧しゅこうすい…永楽帝の三男。趙王。従順に見えて狡猾。
  • 張妍ちょうけん…皇太子妃。弟がいる。
  • 胡尚儀こしょうぎ…尚儀局を管理する役人。胡善祥を引き取り冷たいながらも、愛情を持って育てる。
  • 建文帝けんぶんてい…どこかに逃げ延びたらしいが…?
  • 于謙…科挙に合格した才人、変人。朱瞻基と若微の力になる。
  • 楊士奇…老臣。明のために永楽帝の代から官吏として尽くしてきた。
  • 朱祁鎮…正統帝、朱瞻基と若微の息子。
  • 朱祁鈺…景泰帝、朱瞻基と蔓茵の息子。
  • 王振…朱祁鎮のお気に入り宦官。

大明皇妃のネタバレあらすじ49話から51話まで!

第49話 「土木の変」

樊忠が己の誇りを捨てて太監(たいかん)に賂(まいない)を渡したことでようやく祁鎮への謁見が認められる。樊忠が祁鎮に事の重大さを伝えるも祁鎮はまったく意に介さず、若微からの軍報には逆上し樊忠たちを追い返してしまうのだった。一方、騎兵の準備が整ったオイラトは悪路をものともせず明軍へ奇襲を開始する。祁鎮を守るべく樊忠や文栄らが奮闘するが、オイラトからの攻撃を防ぐことができず祁鎮はオイラトの軍に包囲されてしまい…。

廃寺。

雨により行軍を中断した朱祁鎮は軍営ではなく廃寺に居所を作った。

外では、将軍 樊忠が謁見を求める。

しかし王振に邪魔をされ会うことが出来ない。

皇宮。

若微は于謙の奏上を受け取りすぐに進めさせた。

内容はウリヤンハイのオイラトへの恩讐を利用し、戦を抑止するというもの。

そしてようやく都に行程の変更が伝わった。

若微は将軍 陳文栄に無事に保護すれば最高の褒美を与えるという文を出した。

朱祁鎮には行程を元に戻せ、と叱責する文を書く。

皇宮。

徐浜が戻り若微と感動の再会を果たした。

立ち寄ったあらゆる国の話を若微に聞かせる。

若微はその話を聞いて久々に声を出して笑った。

しかしふと我に返り「人は必ず死を迎える、生きることは苦役、死ぬことは休息」とつぶやく。

徐浜は賢良寺に滞在しているのでいつでも呼んで欲しいと言って立ち去った。

廃寺。

樊忠はプライドを捨て太監に賄賂を渡す。

やっとのことで朱祁鎮に謁見し、奇襲の恐れがあるので懐来城へ向かうよう話す。

すると朱祁鎮は素直に受け入れた。

だがそこに若微から行程を変えたことを叱る文が届く。

朱祁鎮は機嫌が悪くなり「ここに留まる」と言い出した。

そして樊忠の努力のかいなく、オイラトの襲撃が始まる。

隊列が長すぎて役に立たない50万の兵が襲われ、王振の宝物も奪われた。

廃寺は包囲され、樊忠も矢を受け瀕死の状態に。

樊忠は朱祁鎮のもとへ行き「50万の兵が…私は無能です」と嘆く。

そしてどうせ死ぬならばと、王振を棍棒で撲殺し道連れにした。

駆けつけた陳文栄が応戦し若微に恩返しをする。

しかし包囲された状態ではどうすることも出来ず、オイラトの槍に貫かれて死んだ。

皇宮。

報告を受けて若微は卒倒。

意識が戻ると「陛下を助けて」と楊士奇たちにすがった。

廃寺。

血みどろの廃寺にエセンの娘 チムグがやってくる。

寺の中に隠れていた朱祁鎮を捕らえた。

朱祁鎮はオイラトの捕虜となる。

オイラトでは勝利の祝宴が開かれていた。

エセンは南下し江北を手に入れると決意する。

そこへチムグが朱祁鎮を連れてきた。

チムグは褒美として「あの龍をちょうだい」とねだる。

エセンは監視を命じた。

感想:さよなら王振

王振の詳しい話はここから^^

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E6%8C%AF

いや〜すっきりした、さよなら王振^^

邪魔な王振が消えて、今度はエセンの娘 チムグが朱祁鎮(正統帝)に興味津々。

どんな恋になるのか期待してたけど、チムグがちょっと不思議ちゃんなのね。

それにしても朱瞻基が崩御した時に「この10年が明の絶頂期」って語りが入ったから、まだ数百年続くと言っても衰退していく一族を見ているのは悲しいですな。

第50話 「主なき都」

正統(せいとう)帝・朱祁鎮(しゅきちん)がオイラトの首領・エセンに捕らえられた。オイラト軍は長城を越え、北京に迫ろうとする。明(みん)全土の支配をも目論んでいたのだ。一方、皇帝を失った明の朝廷は動揺。圧倒的な敵軍に対し、明にはわずかな兵力しかなく、臣下たちは非戦派と主戦派に分裂してしまう。戦いを回避し、南京へ遷都すべしと主張する徐有貞(じょゆうてい)に対し、于謙(うけん)は首都・北京を死守し、民を守るべきだと主張する。未曽有の国難を前に、孫若微(そんじゃくび)は苦悩する。

オイラト。

エセンは娘 チムグに朱祁鎮を監視させることにした。

チムグは朱祁鎮を気に入り興味津々だ。

正統14年10月、エセンは明へ進軍を開始。

白羊口を攻撃し北京を目指した。

皇宮。

胡善祥は息子 朱祁鈺(母善祥)の履物を取り上げてからかっている。

そこへ若微がやってきた。

久々に2人で話をする姉妹。

胡善祥は息子のことを「転がせばいくらでも言うことを聞く車輪みたいな性格だ」と大笑いする。

そこへ郕王となった朱祁鈺の正妃が挨拶に来た。

若微は王妃に腕輪を贈る。

その時、腕のあざに気がついた。

どうやら胡善祥が折檻したようだ。

若微は「朱祁鈺の体面を考えるべきだ」と妹を叱責する。

すると胡善祥は怒りを顕にして鳥の丸焼きを突き刺し始めた。

若微は呆れて立ち去るが、去り際に「重要な朝議があるので必ず参列を」と朱祁鈺に命じる。

太和殿。

石灰窯から于謙が呼び戻された。

于謙は絞り出すように明に起きた惨状を訴える。

「軍は全滅し、52名の将軍は全員死んだ、すべてを失い陛下は捕らえられた」

臣下たちの矛先は、奸臣 王振の甥 王山に向く。

王山は取り囲まれ暴行を受け死んでしまった。

あまりの惨状に若微が声を上げた。

「陛下に王振を信用するなと言ったものがいたか?

于謙の他に戦を止めようとしたものがいたか?」

臣下たちは何も答えられない。

若微は北京城の9つの大門を開放し、非難する民を逃がすことにした。

そして皇族たちは南京へ避難させ、北京には20万の兵を集め応戦するという。

オイラト。

その頃、エセンは他の部族の長たちと軍議中だ。

エセンは北京を落とした後も、明全土を支配するため戦い続けるという。

10日後。

北京の城門が封鎖された。

皇宮では連日話し合いが行われるが、臣下の答えは「和議も交戦も難しい」というもの。

そこへ王振の養子となり出世した徐有貞が口を出した。

星が流れたので南方に遷都したほうがいいと言うのだ。

于謙はそれを聞いて激怒。

これから60万の兵が攻めてくるというのに長江から北を見捨てるわけには行かない。

さらに遷都すれば兵士の士気が下がるだろう。

于謙は「戦いあるのみ」と決意を固める。

その夜、若微は決断を迫られてた。

そこで「目隠しをしたまま宮殿から出られたら、どうか息子を元気な姿で帰してください」と願い歩き出す。

若微は目隠しをしたまま出口にたどり着いた。

太皇太后 張妍の部屋。

若微が来ると張妍は「南京には行かない」と意地を張る。

若微は「あなたがこの状況を作った、奴隷になるわけには行かない

先帝の夢を見た、国難を止めに来たのに気が付かなかった」と叱責した。

すると張妍は「私が悪かったけどあなたの言い方が悪いかったのよ!許して、間違っていた…」と泣き出した。

若微は「ただひとり許せないのはあなたです」と告げて出ていく。

若微は楊士奇たちを呼び出し最後の意見を求める。

「落城すれば数十万の民と城内のものが全員死ぬ」

若微は決断を迫られた。

感想:泣いて謝っても

許せないよね〜だって謝っても今更息子ちゃんが帰ってくるわけでもないし〜この状況が覆るわけでもないし。

泣くなら最初からやるなよ。

張妍はまだ朱高熾が生きていた頃にはよく物を考えてる人だなと思ったけど、さすがに歳を取ると駄目なのかな。

若微は責める気はないけど、邪魔はしないでほしいって心境かしら。

さて、60万の大軍をあっさりなくしてしまった明は絶体絶命。

おバカな息子ちゃんはオイラトに捕らわれてしまいました。

若微の人生は姚広孝の予言から逃れられないのか。

第51話 「中元の女神」

オイラトの捕虜となった祁鎮を切り捨てる覚悟で心を鬼にして、敵と戦うことを決意する若微。万一に備え、郕王(せいおう)·朱祁鈺(しゅきぎょく)へ譲位を考えていると告げ、その母·胡善祥(こぜんしょう)とともに南京へ送り出そうとする。だが、祁鈺は一度出ていくも戻ってきてしまう。若微は祁鈺の気骨を認め、総指揮権を付与された于謙のもとで弓兵となるよう命じる。そして若微自身が鎧に身を包み将兵と生死をともにすることを誓い、戦いの火ぶたが切られた。

戦わなければ民に代償を払わせることになってしまう。

しかし戦えば朱祁鎮(正統帝)の命は危ういだろう。

若微は決断を迫られていた。

そして徐浜のもとへ。

徐浜は道士の服を着て丸薬を作ることで皇宮に居場所を作っている。

すべては若微の側にいるためだ。

若微はその丸薬を大量に飲み死のうとした。

徐浜は慌てて吐かせる。

どうすればいいのかわからないと涙を流す若微。

白羊口。

白羊口がオイラトの手に落ちた。

エセンの手はすぐそこまで迫っている。

皇宮。

若微は全ての女系の親族を南京へ送り、自らは残って敵と戦う覚悟を固めた。

そして朱祁鈺を呼び出すと「皇帝の座についてほしい」と頼む。

朱祁鈺は後継ぎとなる男子の中で最年長。

「皇太后様を守ります」と北京残留を願い出る。

しかし若微は「あなたの母に辛い思いをさせたので親孝行をしてほしい」と送り出した。

皇宮。

オイラトの使者がやってきた。

使者は「城を捨て江南へ、従わなければ大軍を送る」と宣戦布告。

若微は「長城から出ていかねば八つ裂きだ」と返答した。

胡善祥の居所。

若微のもとから無事に戻ってきた息子を見て、胡善祥は安心した様子。

朱祁鈺は南京に逃げるよう言われたこと、城を落とされれば自害すると言っていたことを伝えた。

胡善祥は「なら敵に侵攻をお願いするわよ!」と若微の決断を気にも止めない。

そして「いま大切なのは生き延びること」と息子に年を押した。

若微は于謙に総指揮権を与え、要所である北京九門を守るよう命じた。

胡善祥と共に南京へ向かった朱祁鈺は北京に引き返す。

若微のもとへ向かい「母と離れられるなら戦場で死にます!

私は母上のおもちゃではない、朱家の一員だ」と叫んだ。

朱家の男として戦い、もし国が滅びれば国とともに死ぬというのだ。

若微はその気骨を認め、于謙のもとで弓兵をさせることにした。

軍議中。

南京に送られることになった徐有貞は楊士奇に「出世の機会を…」とすり寄った。

しかし楊士奇は取り合わない。

戦の間際、若微は徐浜を都の外に逃がそうとする。

しかし徐浜は「私はお前をなんとしても守りたい、いま出ていけば私には何も残らぬ

どこにも行かない、私がお前に寄り添う」と側に居る決意をしていた。

若微は「もし逃げられるなら…あなたの船に乗るわ…」と答える。

徳勝門。

戦が始まる。

若微は自ら鎧を着て兵士の前へ。

感想:泣いた

徐浜のセリフに泣いた…かっこええ(´;︵;`)なんてかっこええのか…

まあでも実際に守るわけではないんだけどね。そばに居てくれるだけで百人力〜といっても実際になにかしてほしくはあるよね。

書かれていないだけでしてくれているのかも知れないけど。

さて、ガチ戦がやっと始まり人質となっている朱祁鎮が連れ出されたところで終わりました。

若微はすでに不安定なので、息子ちゃんの姿を見たら動揺してしまうのでは。

次回、52・53・54話はここから!

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