目次
- 全話「長相思」あらすじ一覧とネタバレ全話と感想
- 第1話「嵐の前触れ」あらすじとネタバレ
- 第2話「」あらすじとネタバレ
- 第3話「」あらすじとネタバレ
- 第4話「」あらすじとネタバレ
- 第5話「」あらすじとネタバレ
- 第6話「」あらすじとネタバレ
- 第7話「」あらすじとネタバレ
- 第8話「」あらすじとネタバレ
- 第9話「」あらすじとネタバレ
- 第10話「」あらすじとネタバレ
- 第11話「」あらすじとネタバレ
- 第12話「」あらすじとネタバレ
- 第13話「」あらすじとネタバレ
- 第14話「」あらすじとネタバレ
- 第15話「」あらすじとネタバレ
- 第16話「」あらすじとネタバレ
- 第17話「」あらすじとネタバレ
- 第18話「」あらすじとネタバレ
- 第19話「」あらすじとネタバレ
- 第20話「」あらすじとネタバレ
- 第21話「」あらすじとネタバレ
- 第22話「」あらすじとネタバレ
- 第23話「」あらすじとネタバレ
- 第24話「」あらすじとネタバレ
- 第25話「」あらすじとネタバレ
- 第26話「」あらすじとネタバレ
- 第27話「」あらすじとネタバレ
- 第28話「」あらすじとネタバレ
- 第29話「」あらすじとネタバレ
- 第30話「」あらすじとネタバレ
- 第31話「」あらすじとネタバレ
- 第32話「」あらすじとネタバレ
- 第33話「」あらすじとネタバレ
- 第34話「」あらすじとネタバレ
- 第35話「」あらすじとネタバレ
- 第話「」あらすじとネタバレ
- 第話「」あらすじとネタバレ
- 第話「」あらすじとネタバレ
- 第話「」あらすじとネタバレ
皓翎王と父娘の名乗りを交わした小夭だったが王姫になることは拒んでいる。身分ゆえの不自由さが煩わしいと言う小夭だが、実は王姫に戻ることには別の不安があった。小夭から自分が皓翎王の娘ではないかもしれないという不安を明かされた西炎瑲玹は何者であろうと自分が守らねばと西炎国に帰る決心をする。だが叔父2人が力を持つ西炎国に今戻るのは危険だ。西炎瑲玹の決心を知った小夭は、西炎瑲玹を守るために皓翎国の王姫になる決心をする。
皓翎国 五神山。
小夭が元の姿に戻れないのは体に封印された駐顔花のせいだということが判明した。
しかし今は取り出すことができない。
皓翎王の話に納得した小夭は「王姫になるのは嫌」とワガママを言った。
皓翎王はそれを受け入れ現状維持を認める。
華音殿。
部屋に戻った小夭は塗山璟にも神器のことを教える。
小夭は「もしブサイクだったらどうする?」と試すように聞いた。
塗山璟は「喜ばしいよ、君の美しい心を独占できる」と微笑んだ。
そして15年待つという約束をして、問題を解決すべく青丘へ帰った。
その夜、瑲玹は小夭に寂しくはないのかと聞く。
小夭は「塗山璟は好きだけど一生そばにはいられない、母さえ死んでしまった」と語る。
瑲玹はその気持を理解し「血を吐くような別れの苦痛を味わってきたんだ、だから己を守るために理知的になっただけ」と言った。
小夭は一つ気にかかっていることがあるという。
それは宮女だけでなく九尾狐も母が赤宸と姦通していたと話していたこと。
瑲玹はでたらめだと激怒し、そもそも赤宸は西陵珩が殺したのでありえないという。
瑲玹は子供の頃西陵珩に「小夭は特別、守ってあげて」と言われたことを思い出した。
そして小夭の体内に駐顔花を入れたのが西陵珩だと気づく。
瑲玹はその秘密を明かさず「お前が誰の娘でも守る」と誓った。
含章殿。
阿念は玟小六への怒りが収まらない。
父 皓翎王に誘拐事件のことを話して罰を与えてもらおうと考えた。
しかし皓翎王は「近々喜ばしいことが起こる、それを聞いたら辱められたとは思わないよ」となだめた。
それを聞いた阿念は「まさか玟小六に私を嫁がせるの!?」と盛大な勘違いをする。
そのまま小夭の部屋に飛び込むと「お前には嫁がない!」と宣言した。
さっぱりわけのわからない小夭だが「誰が娶るかよ!?」と話を合わせる。
玟小六に婚姻の意志がないと知った阿念は「なら絶対結婚を承諾しないと約束して」と誓いを立てさせた。
その頃、瑲玹は西炎国に戻ることを皓翎王に告げる。
皓翎王はまだ力不足だと止めた。
しかし瑲玹は「持つべきものを取り返さなければ守るものも守れない」と頑なだ。
その夜、瑲玹は小夭に西炎国に戻ることを話す。
そして「一緒に帰らないか」と誘う。
立ち去ろうとする瑲玹の背中を見て小夭は瑲玹を守ると決意した。
そのためには身分が必要だ。
「皓翎王姫になるよ」
瑲玹は国に帰り危険にさらされる自分を身分で守ろうとする小夭の決意に気がついた。
そして強く抱きしめ”二度とつらい目には合わせない”と心のなかで誓う。
小夭は”西炎に戻るなら血なまぐさい争いも恐れない、そばにいて志を果たさせる”と決意していた。
翌日、小夭は皓翎王に王姫になると話す。
皓翎王は「儀式の前に玉山で王母に本当の顔に戻してもらえ」と言った。
軹邑城 辰栄府。
五神山を離れた塗山璟に防風意映がついてくる。
塗山璟は「婚約を取り消す」と防風意映を遠ざける。
軹邑城の駅館。
小夭、瑲玹、阿念、蓐収、海棠は玉山に向かう道中駅館に滞在する。
蓐収の余計な一言で阿念がブチギレそうになるが瑲玹と小夭の助け舟で舟遊びをすることになった。
涇水湖。
蓐収は明日の準備へ。
残る4人は夜の湖に船を浮かべて舟遊びを楽しむ。
小夭はお手製の焼き魚を振る舞う。
阿念はいつものように「汚いいらない」と拒否。
小夭が身をほぐしてやると恐る恐る食べてその美味しさに驚いた。
同じ頃、軹邑城城主 辰栄熠の娘 辰栄馨悦も自ら設計した船で舟遊びをしている。
同乗しているのは防風意映だ。
塗山璟が辰栄馨悦のいとこにあたるため交流があるらしい。
防風意映が船を褒めると辰栄馨悦は「結婚祝いあなたにも作ってあげる」と提案した。
しかし防風意映は「大奥様の具合が悪いので婚姻はまだ先」とはぐらかす。
その代わり琴の名手である辰栄馨悦に演奏を求めた。
小夭たちのもとに辰栄馨悦の奏でる琴の音色が聞こえてくる。
しかし船はすぐに遠ざかっていってしまう。
船をおびき寄せるため瑲玹は洞蕭(尺八)の奏でセッションを始めた。
すると船が戻ってくる。
船の上から瑲玹の姿を見た防風意映はすぐに西炎王の孫だと気づく。
両者の間で小競り合いが起こり、阿念は海棠をけしかけて防風意映の侍女を攻撃した。
防風意映は小夭たちを攻撃し、瑲玹が応戦する。
海棠は湖に落下、小夭は阿念を抱えて海に逃げ込んだ。
というわけで、小夭のお父さんは皓翎王じゃないんだろうね
だから西陵珩は皓翎国を去った
まあそんなことはどうでもいいです、誰が親でも元気いっぱい生きていきましょう( ˆoˆ )
さてさて、瑲玹お兄ちゃんと小夭お姉ちゃんが玉山行きを決めたのでもちろんわがままな妹もくっついてきます
阿念は何で来たのかさっぱりわかんないけども、まじで何でついてきたの?
それから軹邑城の城主の娘で兄は赤水族の次期族長で塗山璟といとことかいうてんこ盛り設定の辰栄馨悦お嬢様が出てきました
例に漏れずこのお嬢様も大変気が強い
この話に出てくるお嬢様気が強すぎんか?
玉山へ向かう途中、辰栄氏が治める軹邑城に立ち寄った小夭一行は湖上で舟遊びを楽しんでいたところに防風意映が乗る舟と鉢合わせ、襲われるはめに。とっさに湖に飛び込んだ西炎瑲玹だが、目覚めるとそこは辰栄府だった。辰栄馨悦に軒と名乗り辰栄府で療養することになるも、辰栄馨悦を嫌う阿念は西炎瑲玹の兄弟子の蓐収に瑲玹を連れ戻すよう命じる。一方、一度は青丘に戻った塗山璟だったが軹邑城を訪れ、小夭と久しぶりの再会を果たす。
防風意映に攻撃され水の中に逃げた小夭は阿念を連れて岸へ上がる。
「何があろうと出てくるな」と念を押して海棠を探しに戻った。
その頃、防風意映は侍女 喧昼に命じて瑲玹にとどめを刺そうとしている。
そこへ辰栄馨悦が来て湖に落ち負傷した瑲玹を助けた。
小夭は海棠を連れて阿念のもとへ。
暗闇の中を3人で逃げ帰ることになる。
その道中、阿念は「怖くないのか」と小夭に聞いた。
小夭は「最初に夜道を歩いたときは泣きそうだった、でもその道を進むしかない」と話した。
駅館。
駅館に戻ると蓐収が待ち構えていた。
小夭は阿念を湯浴みに向かわせると、蓐収に「西炎王の孫だと見抜いて防風意映が襲ってきた」と忠告する。
蓐収は瑲玹を探しに向かった。
辰栄府。
肩に傷を負った瑲玹だが辰栄馨悦に拾われ治療を受けた。
辰栄馨悦がやってくると「皓翎青龍部の軒」という平民を装った。
瑲玹は引き止められ辰栄府で療養することになる。
駅館。
蓐収が戻り「辰栄馨悦が引き止めたので戻れない」と報告した。
阿念は大騒ぎ。
小夭と蓐収は騒ぎ立てる阿念の気を鎮めるため「モノスゴクシンパイダヨ~」と芝居を打つ。
翌日、小夭は一人で街へ出かけ水路のほとりでくつろいでいる。
すると店で食事をしていた塗山璟の姿が目に入った。
小夭は「葉十七と呼んでももう来てくれない」とつぶやく。
塗山璟はすぐに小夭の前に現れた。
2人は少しだけ夜の街を楽しみ、別れを惜しんだ。
駅館。
瑲玹が戻ってきた。
瑲玹はあえて負傷して湖に落ちたのだと明かす。
肩を射られた矢は防風意映のものではなかったため、西炎国のおじに狙われた可能性が高い。
辰栄府。
塗山璟は赤水豊隆に「軹邑城にいる友をもてなしたい」と頼みごとをする。
赤水豊隆は快諾し、その用意を妹 辰栄馨悦がすることになった。
瑲玹のもとに辰栄府への招待状が届く。
瑲玹は面倒事に巻き込まれる前に玉山へ向かおうと提案した。
小夭は出席して赤水豊隆を味方につけるべきだと考える。
元々、辰栄や赤水に近づくため軹邑城に立ち寄った瑲玹はその提案を飲んだ。
辰栄府。
瑲玹は皓翎青龍部の軒、小夭は玟小六を名乗りいとことして出席する。
話題は赤水豊隆と辰栄馨悦の父 軹邑城城主 辰栄熠の話になる。
瑲玹は「辰栄熠は残党と結託してきた」と発言し赤水豊隆は激怒。
しかし「辰栄熠は残党と秘密裏に連絡を取り投降を勧め戦を防いできた、その行いに敬意を表する」と説明すると赤水豊隆は感銘を受けた。
そこへ防風意映が現れる。
防風意映は小夭と塗山璟に間に座った。
話題は2人の祝言のことに…塗山璟は耐えられず席を立とうとする。
防風意映は自らの名誉を守るため塗山璟を引き止めた。
その様子を見ていた小夭は混乱し退席して川辺へ向かう。
川辺の桟橋。
ちょうどそこへ船が通りかかった。
乗っているのは相柳だ。
小夭は相柳に気づかず手を振って合図をし船を止め乗り込んだ。
相柳はバレないよう女の姿に化ける。
相柳は雨を降らせ小夭を屋根の中にいれると自らの隣に座るよう仕向けた。
さらに船を揺らして近くに座るよう仕向ける。
すべて見ていた船頭は、にぶすぎる小夭にやきもきした。
さらにさらに相柳は妖怪を使って美食と美酒を用意させ特別な時間を用意してやる。
夜になり船は街の水路までやってくる。
夜空に花火が上がり、橋の上には仲睦まじい様子の男女がいた。
相柳は船を揺らして、男女の様子に釘付けになる小夭を膝の上に倒れ込ませた。
小夭は驚いて謝る。
船から降りた小夭に相柳は「辛いときには気にかけてくれる人を思って」と言い残して去っていった。
小夭といちゃいちゃして本音を聞きたいのでお姉さんに化ける相柳は一体…?なに?
このレース確実に勝ち目ないのが相柳だよなあ、そんで最初の方のあらすじでネタバレしてあった赤水豊隆が出てきました
なんだか知らないけどこの人が小夭の婚約者になるらしいです
塗山璟は全力拒否してるけど祖母や母に言われたら防風意映との婚約を突然破棄はできないだろうし、瑲玹はいろんな女に惚れられてそうだしその前に国のおじさんから狙われまくってるし首が回らんですな
瑲玹の吹いていた洞蕭は尺八の祖先となった中国の笛だって、尺八よりも細い竹でできていて日本でも用いられることがあるそうです
まあ…笛です!!!
女子の姿に戻りたいという気持ちが芽生え始めた小夭。本当の姿に戻ることへの不安を抱きつつも西炎瑲玹に励まされて玉山に向かう。数百年ぶりに小夭を出迎えた王母は、本当の姿は取り戻せるが失われた霊力を取り戻すには玉山に残らねばならないと告げる。小夭が残るならば次の王母として玉山を任せてもいいと言われた小夭だが、霊力よりも穏やかな日々を望み皓翎国に戻る。しかし小六が姉だったと知った阿念は小夭に対し強い反発を見せる。
駅館。
瑲玹は小夭に街へ出てみた感想を聞く。
小夭は「突然女の美しい着物が着たくなった、このままじゃ女であることを忘れそうだ」と話した。
瑲玹は養蚕を司る祖母 西陵纈祖の育てた名人に美しい衣を作ってもらおうと提案する。
小夭は本当の顔が思い出せないため、もとに戻ったら失望されるのではないかと怯えていた。
瑲玹はそれを否定し、夜明けとともに玉山に向かうことを決める。
一方、阿念は蓐収とともに皓翎国へ戻ることになった。
軹邑城。
塗山璟が着替えをしているところへ防風意映が薬を届けに来る。
しかし体中にある醜い傷跡を目にして驚き逃げていった。
塗山璟はわざとその虐げられた痕を防風意映に見せたのだ。
侍女 静夜が不手際を詫びると「理想の夫ではないとわかったら別を探すだろう」と塗山璟は言う。
塗山府。
強烈な傷跡を見た防風意映は塗山璟が恨みを晴らすため塗山篌を狙うのではないかと恐れていた。
青丘にある塗山府に戻ると塗山篌に面会し抱き合う。
そして婚約解消の話を持ち出し、塗山璟には嫁ぎたくないとすがった。
塗山篌は「すべてを取り戻すまで辛抱しろ」と取り合わず、ごまかすように防風意映を抱きしめた。
玉山。
そこは春のように花が咲き続ける美しい場所だった。
小夭は「もし選び直せるなら、逃げ出して外でさまよう方がましだ」とそこで過ごした孤独で退屈な時間を振り返った。
王母に対面した小夭は拝礼をする。
王母は「ここに留まるなら霊力を回復させ次の王母になってもらう、離れるのなら霊力は戻せない」と告げた。
小夭は現状のままでいいと霊力を諦め元の顔に戻ることを選ぶ。
しかし王母にも駐顔花は取り出せないらしい。
小夭はゆっくりと瑶池の中へ。
瑶池の花びらが小夭の周りに舞い上がり、巨大な駐顔花が包み込んだ。
王母の術が完了すると、小夭は女性としての本来の姿に戻り、額には駐顔花の印が現れた。
彼女はついに自分の「小夭」としての姿を取り戻した。
瑶池の岸で待っていた瑲玹は、小夭の真の姿を目にして思わず目が離せなくなった。
小夭が一歩一歩近づいてくる姿を見て、幼い頃の朝雲峰での記憶や、清水鎮で再会した時の思い出がよみがえり、心が揺さぶられた。
小夭は自分の姿が瑲玹を驚かせてしまうのではないかと不安で直視することができなかった。
「ブサイクかしら」
不安そうな小夭に瑲玹は「まさか」と返答する。
王母は「縁があればまた力を取り戻せる、これからは思うようにしなさい」と言って去っていった。
皓翎国 五神山。
女性の装いをした小夭は緊張と恥ずかしさから瑲玹の後ろに隠れてしまう。
皓翎王はそんな小夭の手を取って娘との再会を喜ぶ。
しかし額の花のアザを見て顔を曇らせた。
皓翎王は本当の姿を取り戻した小夭を家族に紹介するためのお披露目の宴を開く。
出席者は阿念と静安妃だ。
小夭が広間に入ってくると皓翎王は手話を使ってその娘が第一王姫であることを伝えた。
静安妃は小夭に向かって微笑み、横にいる阿念にむかって”姉上にご挨拶なさい”と伝える。
阿念はその事実を受け入れられず、小夭が自分の知っていた玟小六であることに気づかない。
そして小夭が自分の地位を奪おうとしていると誤解した。
阿念は瑲玹に二人のうち誰を選ぶかを迫った。
瑲玹は阿念と小夭が仲良くするように言い、玟小六が小夭であることを明かした。それを聞いた阿念は騙されていたことに激怒し、宴の席で机をひっくり返して広間から飛び出した。
皓翎王と瑲玹は冷静に食事を続けたが、小夭は阿念のことが心配で、箸を手にしたまま置いてしまった。
含章殿。
阿念の部屋に皓翎王から好物が届けられる。
激昂している阿念はそれらを投げ散らかし、何も食べないとストライキを起こした。
そんな阿念を静安妃は静かに抱きしめる。
明瑟殿。
小夭の母 西陵珩が暮らした明瑟殿が新しい居室として用意された。
流浪の身だったため持ち歩けないものには固執しないという小夭だが、皓翎王は「新たな習慣を身につけることで本来の自分を取り戻せる」と助言した。
小夭の皓翎国への帰還を祝うため、皓翎王は「回帰告祭」を開催し、各氏族に招待状を送った。
この知らせはすぐに清水鎮にも伝わり、石妖は皓翎王姫についての講話を行った。王姫が失踪し再び戻ってきたという話題で盛り上がり、最も羨ましがられたのは小夭の身分だった。
皓翎王の娘、西炎王の外孫、王母の弟子であるという石妖の話に人々は感嘆した。石妖は皓翎王が質素で華美を嫌う人物であるが、今回大王姫の帰還を祝うために盛大な祭典を開き、各国に招待状を送ったと語る。
話を聞いていた相柳は、長い間民間で暮らしていた王姫が玟小六である可能性が高いと感じた。
その夜、小夭が語った孤独は偽りだったのかと相柳は1人苦しむ。
皓翎国 五神山。
小夭は回帰告祭のため儀式の練習を行っていた。
歩き方はぎこちなく、すぐに休憩を求め、粗野な振る舞いは全く治らない。
薬房。
そんな日々の中で小夭は皓翎王に頼み薬房を用意して貰う。
そこには貴重な薬剤が集められていた。
小夭は阿念にも負ける弱すぎる霊力の補助のため薬剤を使って毒薬を作るという。
視聴者には見えていました!最初から小夭の本当の顔が!
まあ激変はしないだろうと思ってもちょっと期待するよね、そのままだったよ
男装が女装になっただけだったよ
これから着飾って身のこなしが板につけば別人になるのかしら、おパパも言ってたし
今のところすごい粗野なお姉ちゃんだよ
そしてそして阿念は突然現れたお姉ちゃんを受け入れられません
まあそりゃそうだ?
今まで一人娘で可愛がられてたわけだし、ポロッと静安妃が苦役についてたって話してたから本人に問題がなくても身分が低いか実家に問題がある母親ってことでしょ?
そのへんでいびられたりしてそうだし歪むよなあ
そのへんコンプレックスもりもりっぽいのに、瑲玹は父は皓翎王母は王姫将軍だぞ!とか言っちゃうしほんとにもう軒くんはなんにもわかってない
五神山には第一王姫のお披露目の儀式に招かれた氏族が集まっていた。皓翎王は蓐収の用意した礼服が気に入らず作り直しを命じるが、新たに作り直した礼服は阿念によって汚されてしまい、結局小夭は最初の礼服をまとい儀式へ出ることに。儀式が終わり、塗山璟から小夭に会いたいと言われた瑲玹はそれを小夭に伝える。一度は誘いを断ったものの、やはり会うことに決め、約束の地である龍骨獄へと向かう小夭だが、道中、目の前に突然阿念が現れ…
薬房。
小夭はさっそく毒薬作りに励んでいる。
毒薬が完成するとまっさきに思い出したのは相柳のことだ。
小夭は猩猩の鏡に相柳の姿を写して2人で過ごした時間を振り返った。
そこへ皓翎王が西陵珩の医書を届けにやってくる。
小夭はとっさに鏡をふせるが、皓翎王に奪われ相柳の姿を見られてしまった。
猩猩の鏡は持ち主の大切な記憶を記録している。
皓翎王は「塗山璟が好きなのだと思っていた」と娘の恋愛事情に首を突っ込んだ。
小夭は「何年も男として生きてきたから乙女の恋心なんてない」と否定する。
赤水府。
その頃、塗山璟は再び瑲玹のための宴を開いていた。
小夭が姿を見せず落胆した様子。
瑲玹はその場で正式な身分を明かし赤水豊隆と辰栄馨悦に対面する。
辰栄馨悦は瑲玹の身分が自分にふさわしいと感じ、心の中で喜んだ。
その後、瑲玹は赤水豊隆と囲碁を打つ。
瑲玹は塗山璟が窓の外を見つめて小夭を思っていることを察し、集中できなくなった。
赤水豊隆はその様子を見て塗山璟に助言を求めた。
碁の名手である塗山璟はいつもの才能を一切発揮せず、わずか一手で赤水豊隆を敗北させてしまった。
皓翎国 五神山。
小夭が儀式で着用する礼服が出来上がった。
その赤い礼服をひと目見た皓翎王は赤宸のことを思い出す。
突然不機嫌になり作り直しを命じた。
天下一の機織り職人に作らせた礼服をもう一着作るなど到底時間が足りない。
一任された蓐収は困り果ててある計画を練る。
皓翎国 五神山。
赤水府から戻った瑲玹は赤水豊隆が受け入れてくれたと小夭に聞かせる。
しかし塗山璟とはいつか争う日が来るかもしれない。
瑲玹は「どっちか1人しか選べないならどちらを選ぶ」と小夭に尋ねる。
小夭は瑲玹を選ぶと答えた。
瑲玹を助け地位を取り戻し、もし塗山氏が敵となるならそれは小夭の敵でもあると話す。
儀式が迫ったある日のこと、新しく仕立て直された礼服に墨がかけられる事件が起こった。
もちろん犯人は阿念。
蓐収は新しい礼服を作るには時間が足りないため代品を用意し、阿念がそれを汚すよう仕向けたのだ。
事件のことを知った小夭は、皓翎王に咎められたときは助けると約束した。
そして儀式の日がやってきた。
小夭は見事な姿で現れ招待客を驚かせる。
初めて小夭を見た赤水豊隆はその美しさに見惚れ目が離せなくなった。
瑲玹は小夭を見て誇らしそうにほほえみ、小夭と釣り合う自信がなくなった塗山璟はうつむき、招待客に紛れ込んだ相柳は不敵な笑みを浮かべた。
儀式が終わると塗山璟は「龍骨獄の前で待つ」という伝言を瑲玹に託す。
疲れ果てて部屋に戻った小夭は早々に礼服を脱ぎ捨て、皓翎王と阿念について話していた。
皓翎王は小夭が最初の礼服を着た理由についても気づいている。
阿念が何をしていても黙っていたのは、第一王姫を贔屓していると思われないためだった。
これからも口を出すことはしないので二人の間で解決してほしいと小夭に話す。
海辺。
阿念は侍女も連れず海辺で1人座り込んでいる。
そこへ相柳が現れた。
相柳は「お前は父親と従兄に見捨てられた、みんな小夭しか見ていない、唯一の王姫のままなら特別な存在だったのにそれを奪われた仕返しをしないのか?」と煽る。
すると阿念は「玟小六の死は望んでいない、ただ元通りになってほしいだけ」と本音を漏らした。
相柳は阿念の目を見つめると「第一王姫を懲らしめよう、殺しはしない」と術をかける。
相柳は小夭を懲らしめ、その見返りとして阿念は辰栄軍にいつか力を貸すと約束してしまった。
明瑟殿。
その頃、小夭は侍女にスイカを食べさせてもらいご満悦だ。
瑲玹がやってきて人払いをすると塗山璟からの伝言を伝えた。
小夭が会いに行くことを決めると瑲玹はなにか言いたそうにするがそのまま立ち去る。
さっそく塗山璟に会うための身繕いが始まった。
小夭は侍女の助言に従い薄緑の衣を身にまとう。
瑲玹は扉の外で様子をうかがいながら止めるかどうか悩んでいた。
その勇気は出ず、部屋に戻ると1人でやけ酒をする。
龍骨獄。
塗山璟は小夭が現れるのを今か今かと心待ちにしている。
その頃、龍骨獄に向かっていた小夭の前に阿念が現れ挑発した。
追っていくと海を見渡す崖の上に出る。
阿念は小夭をその崖の上から突き落とした。
泳ぎが得意な小夭は慌てることなく水面を目指す。
その時、相柳が足を掴んで小夭を水中に引きずり込んだ。
相柳は自らの口を指差し、口移しで息を吸えという。
小夭はそれを拒否して意識を失ってしまった。
相柳は仕方なく小夭を陸に上げる。
海の小島。
相柳はこれが最後の行動だと決めていた。
小夭が自分を受け入れたなら守り続けるが、小夭の選択次第で愛情を永遠に隠すと。
小夭は相柳が怒っていることに気づき、自分が特別に用意した毒薬を差し出す。
相柳はその言葉に笑みを浮かべ、毒薬を飲んで機嫌が良くなった。
毒薬が相柳を倒すかどうかは分からないが、小夭はこれからも努力すると表明した。
機嫌を直した相柳はずぶ濡れになった小夭の衣を乾かしてやる。
そして海の底で息を拒んだことについて言及した。
小夭は「あなたが怖かったから拒んだ、瑲玹には夢見る乙女だと言われたがあなたは夢を見ていい人ではない、夢の中に入ってこられることが怖い、それは死よりも怖いことだ」と話す。
それを聞いた相柳は小夭を小島に置き去りにする。
小夭は塗山璟に会うため夜通し海を泳いだ。
龍骨獄の近くまで来たところで力尽きて沈んでしまう。
塗山璟は小夭を見つけ海から助け出した。
その様子を遠くから見ていた相柳は、小夭に捧げてしまった心を蠱虫に蝕まれ苦しむ。
岩陰。
塗山璟は海から助け出した小夭を岩陰に座らせ「一晩中待っていた」と告げる。
小夭は相柳に会って遅れたこと、一晩中海を泳いだが約束に命をかける必要はあるのかと心が揺らいだことを話す。
しかし塗山璟に会った今その思いは消えた。
華音殿。
その頃、二日酔いに苦しんでいる瑲玹のもとに小夭の侍女 珊瑚がやってきた。
珊瑚は小夭が昨夜から戻っていないことを伝える。
瑲玹は冷静を装い「遊びに行って羽目を外しすぎたようだ、他言するな」と口止めして探しに向かった。
死んだおばあちゃんが言ってたの、ヤンデレは不幸を呼ぶって(ヽ´ω`)
でもなんかそのハラハラドキドキ不安になったりときめきトゥナイトしたり乱高下でもう胸ぼんばばぼんなのがたまらないんでしょ?わかるよわかるけどやめとけ(ヽ´ω`)
しかし相柳をやめたところで、お兄ちゃんに監禁され婚約者に嫌われ殺されそうなお家騒動お坊ちゃんか、生い立ちのせいで溺愛だけどなんかあったら過激派上等のお兄ちゃんしかいないどうしよう。
そうだ婚約者になる赤水豊隆くんがいる。
あの兄妹はあんまり闇を感じないぞ!いいぞいいぞ!小夭!その3人はなんかだめだ!
管理人的にはもう阿念を妹のように思ってます。
阿念ちゃんのお嫁入り先は管理人が見つけてくるからね、国とあんまり関係ないところに嫁ごうね。
塗山璟に海から助け出され龍骨獄の中で語り合う小夭は塗山璟に自ら口づけするが、塗山璟は時期尚早と自ら唇を合わせることを拒む。そこへ小夭の身を案じた西炎瑲玹が現れ宮中へ連れ帰る。小夭が真っ先に向かったのは阿念の部屋だった。自分に嫉妬する阿念に対し母親が大将軍だったために戦死し、いかに苦労したかを説くと阿念と和平協定を結ぶ。その後、瀛州へ足を伸ばした小夭が露店を見ていると辰栄馨悦と防風意映の2人に出くわし…
岩陰。
塗山璟は防風意映に体にある傷を見られ嫌われたと話す。
小夭は塗山璟を慰め、他人の言葉で自分を嫌いにならないように、自分が何者か認識すべきだと諭した。
そして昨夜別の男に口づけするよう迫られたが、今は塗山璟にキスしたい気持ちだと素直に話す。
そして小夭は塗山璟にキスをした。
塗山璟は驚きながらも、軽い口づけの後、気持ちを押し殺し小夭の額にキスをした。
こうして二人はお互いの気持ちを確認し関係が一歩進んだ。
しかし、塗山璟はまだ関係を深めるには早すぎると考えた。
小夭の同情ではなく真実の愛をを得られるまで待とうと決める。
その時、外から瑲玹の声が聞こえた。
小夭は「ひみつね」と言うと声の方へ走っていく。
瑲玹は「いつ一夜をともにする仲になったんだ」とお怒りだ。
小夭は阿念のせいでこうなったことを話した。
瑲玹は「妹なのだから」となだめようとするが、小夭は「妹ならお仕置きしてもいいわよね」と阿念の寝殿へ向かう。
含章殿。
阿念の寝殿に飛び込んだ小夭は侍女を追い払い鍵をかけて阿念と二人になる。
そして阿念が霊力を使えないよう術をかけ取っ組み合いの喧嘩を挑んだ。
深窓の令嬢として暮らしてきた阿念が小夭に勝てるはずもなく、寝台に押し倒されボコボコにされる。
布で巻かれた阿念は泣きながら小夭の叱責を受け止めた。
「母君の身分が低いことが不満か?私の母は王姫大将軍だったばかりに出征し命を落とした、お前の母君のように平民なら少なくとも成長してからも面倒を見てもらえた」
そして小夭が母親交換を申し出ると、阿念は「母上は私のもの」と声を荒げる。
小夭は2つから選べと提案をする。
まずはこのまま喧嘩を売り続ける。
しかしそれは皓翎王を悲しませ瑲玹を失い、皓翎王が悲しむということは静安妃も悲しむことになる。
もう1つはいがみ合わず互いに干渉しない。
皓翎王も安心でき、瑲玹にもかまってもらえて静安妃も心穏やかに過ごせる。
黙って聞いていた阿念は「3つ目は?」と口を開く。
小夭は少し驚いて「今後は仲良し姉妹になる、姉の愛も得られる」と話す。
それを聞いた阿念は怒ってしまった。
小夭が布を取って拘束を解いてやると、阿念は仕返しに平手打ちをしてくる。
小夭はもちろん反撃しようとするが、阿念は「これでおあいこよ、もう関わらない!」と約束を口にした。
小夭は相柳との結託についても黙秘すると告げる。
冀州。
塗山篌と防風意映が密会している。
いい雰囲気だったが鴛鴦の刺繍が施された女物の手巾を見つけた防風意映は怒り出す。
塗山篌はいつものように言いくるめようとするが防風意映は宿を飛び出していった。
小夭と瑲玹も冀州に到着している。
瑲玹は塗山璟、塗山篌、赤水豊隆とともに街を散策していた。
同じ頃、小夭は惟帽を被って顔を隠し1人で街を歩いている。
屋台で売られていた珊瑚細工の箱に目を留め値段を聞いた。
そこへ防風意映と辰栄馨悦が横入りしてくる。
辰栄馨悦は「倍の値段を出して買うわ、侍女への土産にするの」とめちゃくちゃ感じの悪い態度で箱を奪う。
小夭は面倒になる前に立ち去ろうと踵を返した。
そこへ瑲玹たちが現れた。
小夭が皓翎国第一王姫だと知った辰栄馨悦の態度は豹変し、お詫びの印だと言って箱を譲ってくる。
そして船遊びに誘ってきた。
船上。
まずは船の上での食事が始まった。
辰栄馨悦は小夭に惟帽を取るよう言う。
小夭が顔を見せると横にいた赤水豊隆は見惚れてしまった。
あまりにいつもと態度の違う兄を辰栄馨悦が面白そうにからかい始める。
赤水豊隆はごまかすように防風意映に話を振った。
並んで座った防風意映と塗山璟はとてもこれから夫婦になるとは思えない様子だ。
酒を飲んだ一行は甲板に出た。
すると寄った勢いで塗山篌が海に飛び込んでしまう。
防風意映も後を追った。
瑲玹も辰栄馨悦の誘いを断れず海に入ることになる。
しかし話をしている塗山璟と小夭の様子が気になって仕方ない。
油断していると辰栄馨悦に突き落とされてしまった。
二人きりになった塗山璟と小夭はいい雰囲気だ。
しかし小夭は「他の女に思われている男は好きにならない、どんなにいい人でも自分が損をするなら見限る」と話した。
塗山璟は防風意映との間に愛情はなく、彼女が近づいてきたのは利益のためだと告げた。
早く婚約を解消してから堂々と小夭を迎えに行くと誓った。
小夭は葉十七として戻ってきてほしいと話す。
しかし塗山璟の妨げになりたくなかったため、待つことを告げた。
その頃、塗山篌と防風意映は岩場で出会った頃のことを語り合っている。
防風意映が初めて水に入ったとき溺れて水草に絡まってしまったところを救ったのが塗山篌らしい。
塗山篌は手巾の持ち主は塗山璟が送り込んできた間者だと話して、防風意映は機嫌を直した。
日が暮れ、人々が船に戻ってくる。
塗山篌は魚怪の魚丹を手に入れ皆に見せる。
見事な魚丹を見た辰栄馨悦は譲ってほしいと頼むが、塗山篌はすでに使い道が決まっていると言って断った。
魚丹は呼吸を助ける道具になり、塗山篌が見つけたものはとても珍しい極上品らしい。
皓翎国 五神山。
帰宅した瑲玹は小夭が塗山璟と何を話していたのか気になっている。
小夭はただおしゃべりをしていただけだと話した。
今度は小夭が「辰栄馨悦に色目を使われていた」と指摘する。
瑲玹は「西炎瑲玹だから近寄ってくるだけ、私も辰栄馨悦だから断らなかった、これは避けられない代償だ」と話した。
小夭は従兄の気持ちを理解し西炎国の話をする。
西炎国 上垣宮。
西炎国に皓翎国 第一王姫 皓翎玖瑶が帰郷の許しを請うための文書が届けられる。
5番目の王子 西炎徳岩は帰郷を阻止しようとするが、西炎王によって阻まれた。
西炎国 城門。
小夭と瑲玹の到着を西炎徳岩と7番目の王子西炎禹陽が待ち構えている。
その後ろには息子が控えていた。
小夭を出迎えた叔父たちは朝雲殿で参内をするよう言う。
しかし瑲玹には拝謁の許可が出ていないため通すわけには行かないと言い出した。
相柳とはしたくないけど塗山璟となら╰( ^o^)╮ヒュー!!!!!
せっかく迫ってきてくれたんだから確約しとけばいいのに、まだ半信半疑だなあって身を引いてくれるのすげえいい子だなあ
その優しさが仇となりそうだけど…
軹邑城で一応味方を見つけて、瑲玹と小夭は西炎に乗り込みました
5番目のおじさんが西炎徳岩、7番目のおじさんが西炎禹陽、その息子たちが西炎岳梁と西炎始冉、なんだったっけ他の兄弟姉妹はみんな死んでしまったんだっけ
王子だった瑲玹のお父さんが9番目の王子 西炎夷澎に裏切られて戦死、瑲玹のお母さんがその敵を取って一緒に墓に入った
じゃあやっぱ残ってるのは2人のおじだけなのか
それにしても身分的には同じなのにおっさんたちの息子の感じの悪いこと…帰ってすぐにあの態度じゃ何されるかわかんないな