こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では「海棠が色付く頃に」について、全52話のネタバレとあらすじと感想をまとめています!
登場人物&キャスト一覧
- 顧海棠(こかいどう)…ヒロイン、父から受け継いだ技術と生まれ持った才能で弟と母を養う、失踪した父を探すため昆楊に移り住む
- 顧夏合(こかごう)…海棠の弟、成績優秀で聖ヨハネ学校に通う
- 顧順琪(こじゅんき)…海棠の父、10年前に失踪
- 海棠の母…夫が失踪したショックで精神が不安定になる、お針子
- 朗月軒(ろうげつけん)…朗家の三男、養子、海棠と出会い変わっていく
- 朗月明(ろうげつめい)…朗家の長男、母は馮春言、顔に火傷の跡がある
- 朗斯年(ろうしねん)…朗家の当主、朗里春の主、良識的だが子供のことになると判断を誤る
- 馮春言(ふうしゅんげん)…朗家夫人、感情的な部分がある
- 朗月円(ろうげつえん)…朗家次男、故人
- 朗青青(ろうせいせい)…朗家の末っ子娘、顧夏合と同級生になる
- 妙蘭(みょうらん)…朗月円の嫁、厄払いで嫁ぐが、7歳で死別、それ以来朗家と馮春言に縛られ続けている
- 龍莫嫿(りゅうばくかく)…龍徳水の娘、幼い頃に母をなくしたため龍徳水に甘やかされて育つ
- 龍徳水(りゅうとくすい)…長官、軍を指揮し昆楊を守る、お金が大好き
- 施済周(しせいしゅう)…施家当主、施杭露の主、悪巧みの才能しかない
- 施迪文(してきぶん)…施済周の甥、愛嬌がある、施済周には叱られてばかり
- 華吉利(かきつり)…イギリスの商人、朗月軒と施迪文の友人
- 易蓉蓉(えきようよう)…文系の名家易家の娘、龍莫嫿と犬猿の仲、胡阿然と付き合っている
- 胡阿然(こあぜん)…龍徳水の配下、易蓉蓉と付き合っている
- 全執事(ぜんしつじ)…朗家の執事
- 陸凡真(りくはんしん)…海棠の同僚、友人になる
- 藺新巧(りんしんこう)…海棠の同僚、施済周のスパイ
- 韓瑞斌(かんずいひん)…施済周に雇われた男
- 胭脂(えんし)…謎の女性
【全52話】「海棠が色付く頃に」あらすじ・ネタバレ・感想
「海棠が色付く頃に」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )第24話 ネタバレ「それぞれの再出発」
約束通り離縁状を受け取り実家に戻った顧海棠(こかいどう)。彼女は朗里春の工房も辞めるつもりだったが、朗月軒(ろうげつけん)の説得で続けることにする。一方、顧海棠とやり直すため正々堂々と朗月軒と勝負することにした朗月明(ろうげつめい)は龍莫嫿(りゅうばくかく)に助言を求める。そして、桃花祭りで顧海棠に告白しようと決心、彼女に朗里春の山車に乗る桃花の精の役を頼むが…。
海棠の家。
海棠は月明と離縁し、やっと家に戻ってきた。
顧夏合は大喜び。
母には「恋しくて戻ってきただけ」とごまかす。
朗里春。
祛疤膏が大ヒットし、朗里春はかつての活気を取り戻す。
施家。
施済周は朗里春を陥れる作戦で勢いづかせてしまったと苛立っている。
藺新巧は「すべて海棠のせい」と恨みを持った。
施済周は「朗里春でしっかり信頼を得て、海棠の正体を探れ」と命じる。
そこへ施迪文がやってきた。
藺新巧とすれ違い「なんか…見たことあるな?」と疑問を持つ。
海棠園。
海棠は月軒との思い出の場所へ。
そこへ月軒も現れた。
月軒は「もう来ないと思った、君がいないと草花が寂しがる」と海棠に言う。
海棠は前に進むため、朗里春には戻らないと決意を話した。
海棠の気持ちを理解している月軒は「化粧品の仕事を続けたいはず、戻ってこい
僕のせいで君の才能を潰したくないんだ」と説得する。
朗里春。
海棠が工房に戻ってきた。
藺新巧は班長に昇格。
止まっていた鴻雁紅の生産が再開する。
洋装店。
月明は海棠にアピールするためスーツを購入。
そして、龍莫嫿に会いに向かった。
月明は「流行りがわからないんだ…助言がほしい」と頼む。
月明が海棠に告白する気だと知った龍莫嫿は、好機が来た!と大喜び。
海棠好みのスーツを選ぶことに。
カフェ。
龍莫嫿は海棠を呼び出し、月明と2人きりにさせる。
「急用で来られなくなった、代わりに…」
海棠は月明を受け入れ、一緒に食事をすることになった。
しかし、幼い頃から外出していない月明はステーキの食べ方がわからない。
海棠は見かねて肉を切り分け自分の皿と交換してやる。
鳴鑼巷。
海棠は母に月明を友達と紹介した。
海棠の母がお針子をしていると知った月明は、一着あつらえてもらうことにする。
海棠の母は早速巻き尺を取り出そうとした。
そこへ「ここにあるよ^^お義母さん」と月軒が現れる。
2人が自分を巡って勝負しているとは知らない海棠。
月軒を家から追い出した。
朗家。
馮春言と妙蘭は男たちの帰りを待っている。
しかし、誰も帰ってこない。
妙蘭は「海棠が出ていってから2人とも様子がおかしい、兄嫁だったものへ恋心をいだいていたら…」と関係を匂わせた。
馮春言は「月軒を連れ戻して」と全執事に命じる。
鳴鑼巷。
月明は海棠家族と夕食をとった。
送りに出てきた海棠に「これからも来ていいか」と聞く。
海棠は母が作るスーツのこともあり拒絶しない。
その様子を月軒が隠れて見ている。
目にゴミが入った海棠と、それを取ってやろうとした月明が急接近。
月軒は二人の接近に気が気でない様子。
月明を見送った海棠は、月軒のもとへ行くが姿を消していた。
朗里春。
翌日、海棠は全執事が月軒を探し回っていると知った。
海棠園。
海棠は月軒を見つけ「行き先くらい知らせなさい!」と叱りつける。
「心配してくれてうれしいよ^^製造方法の研究をしていたんだ」
月軒は再度、海棠に愛を告白。
しかし海棠は手伝いも断り立ち去った。
その頃、月明は龍莫嫿と作戦会議中。
もうすぐ桃花祭りがある。
各工房から山車が出て、その上から花の精が花びらをまくのだ。
そんなロマンチックな場所で告白されれば女の子は喜ぶと龍莫嫿は言う。
朗家。
月明は早速「山車の準備を任せてほしい」と父に頼む。
朗斯年は息子の成長に期待して任せることにした。
月明は全執事に山車のことを任せ、桃花の精を探す。
鳴鑼巷。
龍莫嫿が卵を持ってやってきた。
卵に願いをかける風習があると海棠に教える。
「卵に願いを書いて川の中に置いて男の子に拾わせるのよ」
2人は一緒に園遊会に行くことになった。
その夜、海棠は卵に絵を書いている。
1つは「父が見つかって家族で暮らせるように」
2つ目には「朗家との複雑な縁が消えてなくなるように」と願いを込めた。
鳴鑼巷。
海棠の母は祭りのための服の依頼が殺到し、疲労で寝込んでしまった。
そこへ月明がやってくる。
月明は桃花の精の衣装を海棠の寸法で作ったことを明かす。
そして「桃花の精になってほしい」と頼んだ。
海棠は「龍莫嫿が適任」と断る。
朗家。
馮春言が灯籠づくりをしている。
そこへ妙蘭が材料を持ってきた。
机に置こうとしたその時、馮春言は「神聖なものなの!汚れるから触らないで」と声を荒げる。
月明は桃花の精について母に話す。
馮春言はもちろん「龍莫嫿なら務まるわ」と答えた。
月明は家を守るためには諦めも必要だと学ぶ。
感想:お父さん
海棠のお父さんは生きてるんだろうか…生きてるなら探したほうがいいけど、再会できないのにこのまま昆楊にとどまるのは海棠のためにならないと思う…
せっかくおうちを出たのに、月明と月軒が諦めるはずもなく兄弟で追いかけ回してさあ。
なんかあの兄弟は海棠じゃないとだめなんだろうけど、海棠は自分で生きていく力があるから別に相手は誰でもいいんじゃない?って感じのヒロインなんだよな。
というか、一人で店作って経営者になってもいいと思う。
夢と男と行方不明の父親と、やることが多くて大変だ。
龍莫嫿は何事もなかったかのように友達ヅラしてるし、こんな話だったか?
今の癒やしは、弟&妹が仲良しになってることでしゅ!こじれないで仲良くするんですよ!
第25話 ネタバレ「父の消息」
施迪文(してきぶん)は父・施済周(しせいしゅう)に命じられて龍莫嫿(りゅうばくかく)に施杭露の山車に乗る桃花の精の役を頼もうと龍徳水(りゅうとくすい)を訪ねるが、彼女は一足先に朗里春の桃花の精を務めることを決めていた。だが、当日、高い所が怖い龍莫嫿は山車に登れず、急遽、顧海棠(こかいどう)が代役となる。その後、皆は仕来り通り廟へお参りへ。そこで父親の位牌を見つけた顧海棠は…。
施家。
施済周は息子を呼び出し、龍莫嫿との進展具合を聞く。
施迪文は「白鳥とヒキガエルは釣り合わない…」と諦めていた。
そんな息子に施済周は恋愛指南をする。
そして、施杭露の山車に乗せる桃花の精に誘うよう命じる。
龍家。
施迪文は龍徳水に話を通す。
しかしそこへ、龍莫嫿が戻ってきて朗家の桃花の精になると約束したという。
工房。
月軒は鴻雁紅の香りの研究をしている。
そこへ尚監督がやってきて桃花祭りの日であることを教えた。
月軒は慌てて祭りへ向かう。
その道中、施迪文とばったり遭遇。
施迪文は「花の精を横取りした!」と怒り出す。
月軒は施迪文の恋心を知り、まずは自分の恋路を手伝わせることに。
街。
月明は龍莫嫿に山車を見せる。
しかし、龍莫嫿は高所恐怖症で山車の上に登れない。
そこで、衣装のサイズが合う海棠が代役を務めることになった。
海棠は山車の上から花びらを撒く。
その下では観衆が祝の豆をまいている。
その豆に山車を担いでいた男たちが足を取られ山車が回転し始めた。
落ちそうになる海棠、月軒が山車によじ登り助ける。
龍莫嫿はそんな二人を見て海棠に嫉妬した。
朗青青と顧夏合も心を通わせる。
朗家。
妙蘭は兄弟に灯籠を届ける役目を命じられていた。
侍女は「灯籠に触れてはいけません」と釘を刺す。
しかし、妙蘭は侍女にハンカチを取りに行かせ……
街。
演目が終わり、次は廟にお参りをする。
そこへ妙蘭が灯籠を届けた。
月軒は2つあるうちの1つを「一族の繁栄を願って捧げる花籠、桃花の精を務めた君がお供えを」と海棠に渡す。
妙蘭は「触れていいのは朗家のものだけ」と止めた。
しかし、資格はあると反論され言い返せない。
廟。
お参りをする海棠たち。
後ろから押されて、海棠の持っていた灯籠が燃えてしまった。
その時、海棠は父 顧順琪の霊位を見つけてしまう。
海棠は唖然とし、小僧に誰が安置したか尋ねた。
小僧は「ご家族が安置した」とそれ以上は知らないらしい。
海棠は父の死を知り涙を流す。
鳴鑼巷。
海棠は悲しい事実を顧夏合に話す。
「父さんを見つけた、廟の脇殿に位牌があった」
位牌に書かれていた命日は海棠の誕生日だ。
別れた日に死んでしまったのだろうか。
海棠と顧夏合は、母に内緒で供養した人を探し出すことにした。
朗家。
妙蘭は海棠が花の精を務めたと馮春言に話す。
馮春言は激怒。
海棠を忘れさせるため、月明に嫁を取ることにする。
その夜、馮春言は「月明を後継者として育成してほしい」と朗斯年に頼んだ。
朗斯年は月軒に目をかけており、乗り気ではない。
馮春言は「長男には勝てないので引き立て役を演じている
しょせん養子なのだから」と2人を区別する。
朗斯年は月明に仕事を教えると約束した。
廟。
海棠は父の霊位を拝みに来る人がいないか見張っている。
工房。
月軒の努力により鴻雁紅が完成した。
しかし、香り付けに使った麝香は流産を誘発する恐れがある。
月軒は「妊婦は禁止と注意書きをすればいい」と楽観視するが、海棠は「改良すべき」と主張した。
月軒は改良を続けることにする。
朗斯年は兄弟を呼ぶ。
そして月明を働かせると話した。
2人が立ち去ると尚監督は「賢者は兄弟を対立させる危険は犯しません、月軒ぼっちゃんが不憫」と率直に話す。
龍家。
龍徳水の側室 紅袖が懐妊した。
しかし、龍徳水は龍莫嫿の母と子供は作らないと約束している。
龍莫嫿の母は、龍徳水と戦地を駆け回り幸せになる前に死んだらしい。
紅袖は絶対に産むと聞かない。
感想:生死
やっぱりお父さん死んでたのね…
これは辛いよ、生きてると思って探してたのに偶然見つけたのが霊位だったなんて…もうなんでもいい!海棠を幸せにしてあげて!
月明も月軒もどっちもどうでもいい!解散!
月明も月軒も龍莫嫿も、家が裕福なんだから食うに困ることはないし衣食住の心配もなく、むしろあふれるほどに満たされている。あ、施迪文もか。
海棠は母と顧夏合のためにも働くしかないし、父を探して家族が揃う幸せだけを夢見てきたのになんてこった。
なんか海棠の苦労をしる人間が1人も出てこないんだよな。
第26話 ネタバレ「独断と偏見」
龍徳水(りゅうとくすい)の側室の一人、紅袖(こうしゅう)が妊娠。亡き妻の遺言で子供は作らないと決めていた龍徳水もお腹の子供が男の子だと聞くと心が動く。だが、龍莫嫿(りゅうばくかく)は産ませることに断固反対する。一方、朗里春の工房で働き始めた朗月明(ろうげつめい)は経費削減のため商品の容器を安い物に変えるよう独断で決めてしまう。その結果、店頭に不良品が並んでしまい…。
龍家。
龍徳水の側室 紅袖が妊娠した。
そこへ龍莫嫿がやってくる。
龍莫嫿は側室の中でも一番気が合う紅袖のことを気に入っていた。
龍徳水は「ぶどうを食べなさい^^」と言って二人の口を封じ懐妊のことを明かさない。
娘が立ち去ると龍徳水は「諦めてほしい」と告げる。
紅袖は「脈診では男の子だと、何があろうと生むわよ」と言った。
息子と言われ龍徳水は心が揺らぐ。
朗家。
龍莫嫿は朗家へ。
門前で朗青青とばったり出くわした。
「月明が働き出したので見に行くの!」
2人は朗里春へ。
朗里春。
龍莫嫿を尾行していた施迪文も加わり、3人は月明の様子を見に行く。
記念すべき日をお祝いするため一行は食事に行くことになった。
施迪文は桃花祭りで怪我をさせた陸凡真も誘う。
店。
月明は「新商品を海外に売り出したい」と新たな考えを明かす。
ヒントになったのは海棠のかばんに入っている西洋の化粧品だった。
食事の後、兄弟はお互いの気持を確かめる。
「何があっても兄弟で力を合わせれば乗り越えられる」
龍家。
紅袖は龍莫嫿に子供を生みたいと話す。
龍莫嫿は「弟に愛情を奪われる」と拒絶した。
紅袖は「財産を奪ったりしない、老いれば見放される、確固たる地位がほしい」と必死に頼む。
朗家。
月軒は父に「海棠の心を勝ち取ったほうが結婚するんだ」と話す。
朗斯年は「商品にするとは侮辱しているぞ」と指摘し、2人で勝負をつけるよう言った。
そして昔話をする。
遠い昔、朗家に仕えていた使用人を愛した。
身分は低くとも思いやりのある賢い女だった。
家の決めた結婚で馮春言が嫁ぎ、女は追い出された。
話を聞いた月軒は「愛の為に戦う」という。
工房。
工員は兄弟の話で盛り上がっている。
そこへ藺新巧がやってきて「買いかぶり過ぎ」と指摘した。
尚監督は月明に藺新巧を紹介する。
そこへ廟を見張っていて遅刻した海棠が走り込んできた。
様子を見ていた月軒は「香料探しを手伝わせたから遅れた」と海棠をかばう。
海棠は藺新巧に4〜5人でする作業を押し付けられてしまった。
龍家。
龍莫嫿は死んだ母の夢を見たと侍女に話す。
「兄弟姉妹がいないのはつまらない」
侍女は「将来守ってくれる、跡取りも必要」と説得する。
龍莫嫿は父に「産んでいいと伝えて、私も弟がほしいわ」と出産を認める話をした。
工房。
月明は帳簿を確認。
頬紅の売上を占める包装費が2割もあることに気づく。
尚監督に訳を聞くと「政府の窯で焼く陶器」で高額になるのだという。
月明は「見た目が変わらないなら同じ」と安い容器に変更を命じる。
尚監督は止めるが「問題が出たら責任を取る」と押し通した。
朗家。
馮春言のもとに遊びに来た龍莫嫿は、廟で灯籠が燃えた話をしてしまう。
馮春言は不吉だと激怒した。
朗里春。
客が手にとった頬紅から中身が溢れる。
月明が作らせた容器には不良品が混じっていたのだ。
感想:ふわっと仕事
跡取り息子がふわっと仕事してて…イラッ…
尚監督が言うことが現実に起こりそうですね。
今回ばかりは藺新巧の言うことに完全同意だよ!
月軒は海棠のことしか頭にないし、月明は来たばかりで何も出来ないって言ってたのまじでそのまままるっと同意。
朗青青と顧夏合が微笑ましくて、唯一の癒やしスポットだったんだけど、お父さんの霊位が見つかってから顧夏合は廟に通い詰めていて朗青青が可哀想。
事情を話したほうがいいんじゃないのかな。
そこから朗斯年に話が伝われば、お父さんの身に何があったかわかるだろうし。
それにしても朗斯年はいいこと言う時と、シビアな発言する時と差が激しい。
私も兄弟が勝手に海棠を巡って勝負してるの気に入らなかったんで、ほんとに「侮辱」って言ってくれてすっきりした。