今回は、10月からBS12で放送される「海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎」(原題:九州・海上牧雲記読み:かいじょうぼくうんき)のネタバレ感想(4・5・6)を書いていきたいと思います。英題はtribes and empires stom of prophecy。
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31・32・33話のネタバレ感想を書いていきます。34話から先の続きは下のリンクからどうぞ!
牧雲徳は闘奴を縛り付け滅多打ちにして憂さ晴らしをする。そして九州客桟に戻ると、蘭鈺児が待ち構えていた。彼女は苛立つ牧雲徳に果物を剥き誠心誠意仕えるが、「そんなに仕えるのが好きなら、客桟の厨房で働け」とまで言われてしまう。
穆如寒山は寒江を墓参りに連れて行くよう父に命じられる。抵抗し逃げようとする寒江だが、お前が出ていけば門番は罪を問われ自害すると言われてしまい従う。寒江は侍女の噂話で、蘇語凝が牧雲笙と婚姻することを知ってしまった。
寒山は大将軍になるためにはもう時間がないと寒江に話す。寒江はふてくされてそれを聞いていたが、穆如槊の姿が見え慌てて祖先に礼拝する。やってきのは穆如槊だけでなく、寒江の居場所を聞きつけた牧雲笙も一緒だった。だが寒江はそっけなくあしらい、牧雲笙はすぐに帰る。
未平斎の東屋で牧雲笙は絵を書いている。側に居た盼兮は、最近あなたの近くでこの言葉を聞く、と許嫁とはなにか尋ねる。笙は、それは親の決めた結婚相手だとあっさり答えてしまい盼兮は姿を消す。牧雲笙は、それをきっかけに蘇語凝が許嫁になったから寒江の機嫌が悪いと気がついた。
虞心忌は牧雲笙が太子になったことを不服に思っているらしい。牧雲徳に食事に誘われついて行った九州客桟。そこで見たのは、鄴王と話をする牧雲寒だった。
霊珠の中に戻った盼兮は、姿の見えぬものと話をしている。盼兮の任務は、牧雲笙を皇帝にし蘇語凝を皇后とすること、それにより災いが起きる。盼兮は牧雲笙が他の人と結婚するのは嫌だと抵抗するがどうにもならない。さらに姿の見えぬものは、帝王の剣とは寒江の持つ”寒徹“のことだという。牧雲笙と寒江は絶対に相容れない存在なのだ。
牧雲笙はまた寒江を尋ねる。牧雲笙は寒江に、お前は唯一の友であり、唯一の英雄であると話す。さらに「穆如の使命とはなんだ」と問いかける。寒江は秩序を正し牧雲の天下を守ることだと答える。牧雲笙はまた問う。私が予言通りに天下に災いをもたらしたらどうするか、と。
穆如家団らんのひととき
単にちょっとほっこり要素を入れてるのか、はたまたこの後凄惨なことにしかならないからちょっとだけでも幸せ見せとこ…って構成なのか!?どっち!?
お兄ちゃんとじゃれ合いながら取っ組み合いをする弟、息子が一番尊敬する人はお父さんです!と言うのを隠れて聞いているパパ上。なんだこれ?
三兄弟の2番めが空気だからもうちょっと大事にしてあげて。
寒江は牧雲笙の問いに答えられなかったと兄に話す。だが、一つだけ約束をした、それは明かせないがやつは真の王だと寒江は笑う。その約束とは、もし災いが起これば寒徹剣を抜き私を殺してほしいというものだった。
鄴王は皇后を後宮から連れ出し、息子の合戈に会わせる。合戈はやつれ放心状態で1人座っていた。皇后は合戈を自由の身にしてほしいと鄴王に頼む。
宮中で宴が催される。その席に出すための酒を蘭鈺児に用意させた牧雲徳は、「かつての男が今や太子、後悔しているか?」と聞く。蘭鈺児は後悔などしていない。若様と居られて幸せだと答えた。
牧雲徳はその酒に”飲んだものの正気を失わせる秘術”をかけてくれ、と墨禹辰に言う。牧雲笙が皇帝になることを望んでいる墨禹辰は拒否するが、牧雲笙を守るすべはあるから…と耳打ちされ承諾した。
宴の席で牧雲笙に酒を盛り、正気を失わせ乱心したところを牧雲寒が殺す。牧雲寒は鄴王の野心を知りながらこの策に乗ることにした。牧雲笙が太子になったことを不満に思っている虞心忌も同様だ。
鎖を外され自由になった寒江は牧雲笙に連れられ宮中へ。後宮では蘇語凝が婚礼衣装の試着を拒み侍女を困らせていた。そこへ牧雲笙がやってくる。蘇語凝が婚姻は中止にしてほしいと言うので、牧雲笙は想い人がいるのか?と尋ねる。蘇語凝が寒江の名を口にしようとしたところへ、寒江が入ってきてしまう。
蘇語凝はからかわれていたと怒る。そして地下の洞穴で天羅に囲まれた時、「これからの人生は俺と歩もう」そう言ったことを覚えているかと尋ねる。だが寒江はもう忘れたと答える。牧雲笙はなぜ素直に愛を伝えないのかと憤る。庭に盼兮が一瞬現れて消えた。
南枯月漓は妓楼で客を取る。父 南枯祺の元部下だというその客は、かつて南枯祺に貶められた苦しみをその娘にぶつける。そして大事そうに抱えている箱の中身が未来の皇后に献上する豪華な着物だと嬉しそうに語る。南枯月漓は蘇語凝が太子と婚儀を上げると知った。
南枯月漓は男の言い草に耐えられなくなり、果物を切っていた刀で男を刺し殺す。そして献上品に火を付けると笑った。
復讐の炎ってか
これで合戈も自由になって月漓も逃げて落ち合うんでしょうな。うーん、まだまだ先は長い。
蘇語凝と寒江のお騒がせカップルはほんとに人を巻き込むのが大好きですね。でも思えば、寒江が一番中心になっているのかも。だからこその帝王なんだろうか。じゃあ和葉は一体…?
それにしてもあんな立派なりんごが…いや!これはファンタジーよ!!
塩を買うという蘭鈺児に着いてきた牧雲徳。どうやら少し信頼し始めた様子だ。帰りの馬車の中で牧雲徳は、宴に行くな、酒には正気を失わせる秘術がかかっているから飲むな、という伝言を牧雲笙に伝えるよう蘭鈺児に言う。すると、偶然通りかかった妓楼が火事で燃えている。牧雲徳は馬車を降り、縛られていた南枯月漓を助け連れ帰った。
未平斎の東屋。牧雲笙の結婚に不満を持つ盼兮は不機嫌だ。牧雲笙は言う。私達は元々一つだったものが離れ離れになっていただけ。こうして再会したのだからどんな苦難があっても、私の心は君のものだと。盼兮は涙を流す。
牧雲徳は貴重な経典を手に入れ鄴王に渡す。その経典を使い、牧雲笙を殺すのに邪魔な盼兮を消してしまおうというのだ。鄴王には旧知の仲の秘術師がいるらしいが名前は明かさない。さらに、大罪を犯した南枯月漓を匿っていることを蘭鈺児は鄴王に伝えていた。鄴王はものすごい剣幕で息子を叱る。蘭鈺児は信用を失ってしまったらしい。
参内した牧雲笙は端明帝に結婚を取り消してくれるよう願う。だが端明帝は、蘇語凝を死罪にするという詔を出すぞ、とまで脅しにかかり、勝手な行動で身近な人間が傷つくということを学べという。
牧雲笙が憤り去った後、端明帝は虞心忌に話す。牧雲笙を太子にしたことを不満に思っているだろう、だがあれを皇帝にしなければあれは生きては居られない、天下よりも息子が大事だ。そう語る端明帝を虞心忌は複雑な表情で見ている。
観星閣に無断でやってきた鄴王は、苓鶴清に経典を見せる。星軌(でっかい羅針盤みたいなやつ)は止まってしまったが、その経典があれば星読みができるという貴重なものだ。鄴王は経典を贈る代わりに、秘術を使ってくれと言う。皇極経天派では秘術はご法度だ。だが、苓鶴清には弟子にも伝えていない秘密があるようで…
端明帝の親心
端明帝はまじで何考えてるのかわかんない。牧雲笙を守るために危険因子をすべて取り除いておきたいのかな?だから鄴王も都に呼んだ???
あのでっかい機械が止まってしまったときから星読みは意味をなさなくなるんじゃ?と思っていたけど、教本があればできるのね。だんだん粗が目立ってまいりましたよ!あと回想シーンの使いまわし多すぎぃ!!
文句言いながら見てるけど楽しいから文句言ってるだけですのですみません。次!