今回は、10月からBS12で放送される「海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎」(原題:九州・海上牧雲記読み:かいじょうぼくうんき)のネタバレ感想(4・5・6)を書いていきたいと思います。英題はtribes and empires stom of prophecy。
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34・35・36話のネタバレ感想を書いていきます。37話から先の続きは下のリンクからどうぞ!
鄴王は、皇極経天派の第67代聖師 苓羽烽が穆如天彤と秘術に関する取引をしたことに勘付いていた。穆如天彤は穆如の先祖として「刀を振り上げし者は己も必ず刀に殺される」という言葉を残した人物だ。秘術が禁忌とされている皇極経天派を守るため苓鶴清は、「魅族の女を始末しろ」という鄴王と取引をすることに。
星読みにより結納の日取りが決まった。端明帝は鄴王に言われたとおり、結納とともに家族の宴を執り行うことにする。
朝議が終わり退出していた穆如槊に息子 寒山が話をする。寒山は寒江の恋心に気づいており、それを父親に告げた。穆如槊は、結納の日に寒江から目を話すなと命じる。
蘇語凝は礼服の試着を拒んでいた。そこへ皇后がやってくる。蘇語凝は素直に皇后になることは望まない、温かい家庭があれば十分だと話す。それを聞いた皇后は、自分へのあてつけか、と憤り、乳母に命じて蘇語凝の頬を打たせた。誰もお前を救えないと言われた蘇語凝は、一人だけ救える人がいると答えた。
未平斎に蘭鈺児がやってくる。だが鄴王に協力している虞心忌は行く手を阻み帰らせようとする。牧雲笙が蘭鈺児に気が付き、話を聞くことに。蘭鈺児は牧雲徳に言われたとおり、宴で酒に毒が盛られるという話をする。
蘭鈺児の話を聞いた牧雲笙は行動に出る。まず、穆如家へ行き、宴の日に寒江を屋敷から出さないように頼んだ。そして未平斎に戻ると、盼兮に別れを告げる。盼兮は口づけしてほしいと頼むが拒否する。牧雲笙は彼女が去ってから「生きて帰れたら探しに行く」とつぶやいた。
南枯月漓が失踪したと穆如槊に情報が入る。次男 寒川が捜索にあたっているらしい。穆如槊は、寒山に捜索を命じ、寒江の見張りを寒川に命じた。そのころ、九州客桟では鄴王が南枯月漓の姿を目にしていた。
宴の日がやってきた。寒江は寒川が油断しているすきに馬を奪い逃げ出す。寒川は兵を連れて追おうとするが、穆如の母がでてきて止める。
蘇語凝はギリギリまで最後の用意を拒み寒江を待っている。
誰も幸せになれない
中国ドラマを見てると、ほんわかいつでも幸せ一緒に居ますってカップルが一組はいるのに、牧雲記には地獄のようにそんな幸せが描かれないですね。
王女未央の皇女様 拓跋てきちゃん大好きだったので、なんかあんな感じのキャラクターがそろそろほしいですな。…とここまで書いてみて、それは寒江じゃない…?と思いました。次!
宴に出席するため皇宮にやってきた鄴王と牧雲徳は話をしている。鄴王は牧雲徳が南枯月漓を始末せず匿っていることを知り「粗探しをされる」と憤る。だが牧雲徳は、鄴王がかつて恋い慕った南枯明儀に手を貸していることを知っていた。それを告げると鄴王は、牧雲徳の母であり鄴王の王妃 穆如屏には言うなと口封じをし、南枯月漓のことも咎めないことに。
寒江は馬を飛ばし蘇語凝のもとへ。二人は対面を果たすが、蘇語凝の顔を見た寒江は「穆如家と蘇家はどうなる」という寒山の言葉を思い出す。寒江は気持ちを伝えることなく見送った。
牧雲笙はまだ未平斎にいた。すでに迎えは到着しており、従者が大勢控えている。霊珠を身に着け、盼兮から貰った書を箱に収めた。大切なものはこの2つしかないらしい。
宴のため皇宮に出ることを許された牧雲陸は蘇語凝と行き会う。寒江とのことでショックを受ける蘇語凝は「私が望んだこと」と言う。牧雲陸はそれを聞いて涙を流す。そこへ鄴王がやってきて、かつての鄴王が南枯明儀に抱いたであろう話をする。
牧雲笙は虞心忌に「ずっと私を軽蔑していただろう」という。虞心忌は平伏する。だが牧雲笙は責めることなく皇宮へ向かった。
牧雲笙の到着を待たず宴は始まっていた。到着した牧雲笙は酒を飲むことを拒む。だが端明帝に勅命だと言われ毒杯を飲みかけたが、自分のものを飲むようにと端明帝が酒坏を差し出したため事なきを得た。
牧雲寒は牧雲笙のために木でできた剣を贈るという。すると牧雲笙は、お心遣いに対し酒を飲むといい出す。
飲むなら飲め
飲むの飲まないの!?飲むの!?いつまで引っ張るんやい!
家族の宴なのに苓鶴清がいるのはなんでなの。
牧雲寒への礼のため酒を飲もうとした牧雲笙。だが毒手のことを知ってるはずの牧雲寒は止める。
宴は進み、蘇語凝が呼ばれた。皇帝と皇后に二人揃って拝礼する。そして苓鶴清から結納の品が渡されるが、牧雲笙はガラクタだと放り捨ててしまった。
宴の様子を知ることも出来ない寒江は、建物の外から見守っている。そこへ穆如槊がやってきて、女を守る方法はいくらでもあると言う。牧雲を守る使命を果たせば皇后である蘇語凝を守れるのだ。寒江は穆如を名乗り、蘇語凝を守ることを誓う。
結納をぶち壊し、当事者の気持ちを大切に、という牧雲笙に蘇語凝はこころを開く。しかし、牧雲笙は友人を思い出したと言って毒酒を飲んでしまった。
牧雲笙は木刀を持ち暴れだす。待機していた虞心忌は迷わず牧雲笙に斬りかかる。しかしその時、時が止まり、霊珠から盼兮が現れた。
盼兮は牧雲笙の手を握り操る。斬りかかる兵士たちを吹き飛ばして牧雲笙を守っていたが、苓鶴清が秘術を使ったことで他の人間にも姿が見えるようになってしまう。その姿を見た皇后は「銀容に似ている」とつぶやき、端明帝は怯えている。
苓鶴清が血に濡れた手を、盼兮の眉間に当てた。すると盼兮は悲鳴を上げて倒れてしまう。牧雲笙は彼女を連れて逃げようとするが、苓鶴清の体から飛び出してきた黒い影に捕まる。影は「あの人」と呼ばれるらしい。
鄴王は皇后を尋ねる。皇后は端明帝が魅をみて怯えたことが最高に面白かったと話す。鄴王はこれを皮切りに、各地で魅族が暴れ人間を殺しているという虚偽の報告をさせ、それを牧雲笙の仕業とし排除するつもりらしい。
朝臣たちは端明帝に魅を排除すべきと訴える。それが出来ないのなら他のものを太子にと…
名前を言ってはいけないあの人!?
ゔぉ…ゔぉ……
なんか今回、苓鶴清の体からブワッと黒いもやもやがでてきてそいつが「オレはあの人と呼ばれてる」とかって言ってたんです。その話なんですけど、ちょっとモヤッとするな?モヤだけに…ドッ‼
深夜に1人で何言ってるんだろうね。
蘇語凝の結納の品の下りで陸くんがまたもや号泣してたんですけど、省きました。どんだけ泣くねんお前。なんかせめて行動せえや!とイライラしたので。
そんな中、蘇語凝は牧雲笙の味方をしてくれそう。盼兮がこのまま誅殺されてしまったら彼の信頼できる味方がますますいなくなってしまう。なぜ排除しようとするんだろうね。