今回は、10月からBS12で放送される「海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎」(原題:九州・海上牧雲記読み:かいじょうぼくうんき)のネタバレ感想(4・5・6)を書いていきたいと思います。英題はtribes and empires stom of prophecy。
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46・47・48話のネタバレ感想を書いていきます。49話から先の続きは下のリンクからどうぞ!
皇后と話をする端明帝。皇后はあくまで銀容のふりをする。だが端明帝は怒りを押し込めている様子だ。そして秦明を呼ぶと、1年8ヶ月前の宴の日、酒をすり替えただろうと聞いた。秦明はあっさりと認める。だが、誰に指図されたかは絶対に答えず、魅に仕えるのが恐ろしいためだという。拷問させようとするが、秦明はすきを見て剣を奪い自害した。
牧雲笙に虞心忌が幽閉が解かれるかもしれないという話を伝えに来る。虞心忌はさらに、酒には毒が盛られており何者かが魅を退治するためにおびき寄せようと画策したのだという。それを聞いた牧雲笙は、己を責めるように雄叫びをあげた。そして、盼兮を苦しめた連中に復讐を、と誓う。
孤松拓と薛或が、連戦連敗の穆如を罰するようにと言いに来る。だが端明帝は、穆如鉄騎に褒美を与え、瀚州が平定されるまでは各地の税を2倍にするよう命じた。さらに、近々 太子 牧雲笙のもとに行くが一緒に来るか?と問う。
皇后は鄴王に密書を送る。密書は一度、牧雲徳に渡り、その後鄴王のもとへ。内容を知らないふりをしている牧雲徳は、牧雲笙を殺さなければという父親に、利用価値があると話した。
端明帝と皇后が未平斎へ向かおうとしている。だが輿のまえには朝臣たちが並び、行ってはならないと止めにかかる。
支度をして待っている牧雲笙に虞心忌が話しかける。そこへ牧雲徳がやってきて、陛下は朝臣と宴の最中だ、忘れられているだろうからと様子を見に来た、そう話す。牧雲徳は全て奪われてもまだ目覚めないのかと珍しく大声を出す。
部屋にこもった牧雲笙が屏風に手をかざすと、意味不明な落書きが動き始め龍の絵になった。
気づいてなかったの?
鄴王の陰謀には全く気がついてなかったの???ほんとに言ってんの?
信用できる側近とか誰も居ない様子だもんな。なんだかこのおっさんのせいですべて悪い方向にしか行かないような気がしてきた。
めんどくさいわね〜赫蘭鉄轅を見習おうよ。恐怖政治が一番よ!無駄に文明が発達してしまったばかりに捕らわれるはずのない人間関係を作り出した結果、愚かな人間たちの末路が見えるのだ。
牧雲笙は秘術を会得した。幽閉されている部屋の扉にかかった錠を秘術で開け外に出たため、見張りの兵士たちは瀚州に行ったほうがマシだと口々に言う。虞心忌は口外を禁じた。
皇后と鄴王が密会している。酒に毒を入れたのが鄴王だと知った皇后は、なぜ殺さなかったのかと聞く。その時、人影が、蝶を追って迷い込んだ秀女だ。皇后は太監に命じて秀女を殺す。
瀚州に牧雲寒が戻る。端明帝が下賜した肉を一足先に届けに来たらしい。兵糧はまだ届かない。兵士たちは穆如の祖廟に捧げられた肉を口にし、勝つまでは帰らぬと叫ぶ。
反乱軍は各地に姿を表し穆如を翻弄しているという。そこで穆如槊は塩の輸送経路を探り供給を断つことで、反乱軍を疲弊させようと考えていた。だが、商人 索達猛が厄介で、怪我をさせると軍規違反になってしまうらしい。すると、寒山が靖公主をおとりにし碩風和葉をおびき寄せる作戦を提案する。
穆如槊は卑劣な手は絶対に使わないと断固拒否、そこへ牧雲寒が入ってくる。話を聞いていたため牧雲寒は寒山を睨みつけた。
牧雲寒が牧雲厳霜のもとへ。牧雲厳霜は手枷をつけたまま馬の世話をしていた。誰がこんなものを、と牧雲寒が咎めると、牧雲厳霜は自らを罰するためつけてもらったのだという。軍営を留守にし孤松拓を死なせた、牧雲厳霜は自分を責めている。
牧雲寒はそんな彼女に、妻になれと告白する。初めて会ったときから思っていたが、女将軍になる、というのでそれを待っていたらしい。だが待っている間に彼女は和葉に惚れてしまった。牧雲寒は罰として護衛を命じ、天啓へ帰るように言う。
九州客桟で鄴王と薛或が密会している。薛或は鄴王の命令で、赫蘭との和議を行う使者を瀚州へ派遣したらしい。だが索達猛に殺された。鄴王は宛州にあるという、九州の3割の富を持つ村の土地証文を餌に、穆如を糾弾するよう命じる。
牧雲笙は「何かを守りたいなら権力が必要」と虞心忌に言われたことをそのまま伝え、朝廷に行くと言い出した。虞心忌は止めるが秘術で体が動かな状態になる。そして、皇宮に付くと池に霊珠を捨てた。
殤陽関に置かれていた使者の生首が朝議に届く。皇帝は密かに和議を申し入れた薛或を蹴り飛ばし怒る。怪我をしていた孤松拓も参内してくる。そして朝臣たちは穆如から兵権を取り上げるよう皇帝に迫った。
そこへ牧雲笙がやってくる。礼をしなかったため退出させられそうになるが、牧雲笙は兵士を気絶させる。朝臣たちは怯え逃げ惑う。牧雲笙は、帝王になった時どんな災いが起こるのか見てみたいと言い出した。
両思い
寒と厳霜お似合いだよ…悲しみ…。和葉はなんかこう心配させられるし生きてるかどうかもわかんないし、なんかこう…ほんとに好きなの厳霜ちゃん!?苦労して育ったワイルド系か、金持ちボンボン
厳霜が泣きの芝居してるときに、目の下が真っ赤だったんだが、何度か取り直したんだろうか。いやあれがとてもリアルで良かった。だれにも責められないから1人で泣き明かしてたんだろうな。うっううぎゅっ…美少女が苦しむのは見たくないんじゃあ…
朝臣は口々に、魅を殺せと叫んでいる。端明帝は剣を取り牧雲笙に向けた。だが間違っていた、と口にし剣を下げる。そして太子として牧雲笙が朝議に出席することを許した。牧雲笙は立ち去る。
鄴王のもとに薛或が土地証文を返しにやってくる。日和見な態度を見せる薛或の手を、土地証文ごと小刀で刺すと、鄴王は逃げずに戦えと言う。薛或は土地証文を持ち帰る。
牧雲徳は、塩商人達に根回しし、索達猛への塩代金を2割安にするよう命じた。これで大損害を与えられる。牧雲徳は鄴王に褒めてほしいと言う。だが、鄴王は牧雲徳の頬を叩いた。無断で牧雲笙の様子を見に行き、鄴王に命令されたと話したことを知られたのだ。未平斎にも鄴王の間者がいるらしい。
鄴王は牧雲徳に牧雲笙殺害を命じる。合戈に固執する父親を不審に思う牧雲徳は、率直に尋ねるが、鄴王は言葉を濁す。すべては皇后のため。蘭鈺児はそれを盗み聞きしていた。
盗み聞きに気が付かれ逃げてきた蘭鈺児を南枯月漓が匿う。そこへ牧雲徳が入ってくる。盗み聞きをしたのが南枯月漓だと思った牧雲徳は彼女を咎める。しかし、南枯月漓は自分に気がある牧雲徳を裸で誘惑しはぐらかした。
牧雲徳が出ていき、蘭鈺児が几帳の後ろから出てくる。南枯月漓は礼はいらないから今後困ったときには助けたことを思い出せという。そして、今夜牧雲徳が現れてもそれは憂さ晴らしだ、と言った。
その夜、牧雲徳は蘭鈺児のもとへ。蘭鈺児は自分から口づけする。そして事が終わった後に、牧雲笙を殺さないでと願った。牧雲徳は蘭鈺児が牧雲笙のために抱かれたと思う。
牧雲徳は明朝「賊が出た」と叫ぶよう九州客桟の主 泰玉豊に命じる。そのための死体を用意するらしい。
牧雲徳は未平斎へ。帯刀したまま牧雲笙に面会し、剣を向け、父に殺せと言われた、とありのままいうが牧雲笙は信じない。すぐに剣を下ろし二人話し込む。
色気がない
蘭鈺児はなんだか子供に見える。ずっとキャスト一緒だから。うーむ、ちょっとこのドラマのお色気はうまくないですね。
さてはて、みんな善人なんだけど悪人で、カタルシスを抱えた登場人物たちはどうなっていくんでしょ。どんな犯罪者でも誰かの大事な人だし、どんな善人でも永遠に善行に務めることは出来ないんだよな。