【鬼谷子・全52話】13・14・15話のネタバレとあらすじと感想|裏切りの底で

こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!

この記事では、

「鬼谷子・聖なる謀」について

全52話のネタバレを全話とあらすじ一覧と管理人の感想を最終回まで掲載していきます。

鬼谷子の登場人物

  • 王禅…主人公、父は王錯、史太晧に育てられる
  • 姮娥…史太晧の娘、王禅と兄妹のように育つ
  • 今淑…韓の公主、韓王の妹
  • 史太晧…魏の朝臣だった、学堂を開き王禅と姮娥を育てる
  • 健于…優男、王禅と姮娥の友人、学徒
  • 許弋…巨漢、王禅と姮娥の友人、学徒
  • 鍾萍…王禅の養母
  • 子布…史太晧の弟子
  • 呉起…楚の将軍、変法を唱える
  • 魏王 姫暋…姉は周の王后 姫雯
  • 嘯公…魏の朝臣

【全52話】「鬼谷子 —聖なる謀-」あらすじ・ネタバレ・感想

「鬼谷子」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )

第13話「待ち受ける試練」

決起の時を待っていた義士たちには、かつてそれぞれに王錯に助けられた恩があった。いざ姫呈を討たんと沼沚へ向かう一行であったが、姫呈が子布を連れ塩城に向かったとの知らせが入り、急遽計画を変更して王禅たちも塩城へ。そして楽楓が1人、兵法書を守るために沼沚へ向かうことになった。塩城では、子布が市中の柱に縛りつけられ、いたぶられていた。

ネタバレ「待ち受ける試練」

史太晧の隠れ家。仲間が集い決起の宴が開かれる。

誰もそのなかに姫元伯がいることを知らない。

王禅は捕らわれている子布のことを思い出していた。

塩城で救出されたときのこと。

王禅は「命をかけて俺を守る必要があるのか」と聞いた。

子布は「錯公にお前を守ると誓った、だから守るよ」と微笑む。

王禅は子布にある秘密を明かした。

王禅の首飾りについている神鳥の名前は虹羽。

危険なときに心のなかで呼べば守ってくれる。

子布は「私は死を恐れない、お前も英雄になるんだ」と頭をなでた。

史太晧の隠れ家。

集まったのは王錯に忠誠を誓う諸国出身の同志たち。

みな長い間身分を隠して生きてきた。

屠戸は楚の奴婢。

主の陶器を割ってしまい、かばった妻は剣で刺された。

子布と姚子英は兄弟弟子。

捕虜の殺害を拒んで死罪になり王錯に救われた。

許弋の両親は魏の侠客だった。

讒言を信じて王錯を暗殺しようとして、助けられ改心する。

笵渠は韓王に妻とともに名剣を作る人柱になれと命じられた。

韓王は妻を生きたまま炉にいれ焼き殺した。

つらい過去を抱える者たち。

子布を救い、姫元伯を倒すと決起する。

史太晧はついてきてしまった姮娥に「塩城へ行く、家に帰れ」と命じた。

魏の王宮。魏王へ史太晧から文が届く。

そこには「この身が砕けても悔いはない」という決意が書かれていた。

出発前、王禅は眠る姮娥に神鳥を握らせる。

翌日、史太晧たちは姫呈を待ち伏せ。

しかし、刈首営の中に姫呈の姿がない。

そこへ「姫呈が塩城にいる」という情報が入った。

そこで、史太晧たちは計画を変更して塩城に向かうことに。

王錯に救われた孤児の楽楓は1人で沼沚を守りに行く。

塩城。許弋と健于は塩城の宿に隠れる。

さらに姮娥もついてきてしまった。

史太晧は叱りつけるが、帰ろうとしない。

一行が様子を見守るなか、刈首営は子布をはりつけにして足首に傷を負わせる。

その血は足元に置かれた12枚の皿に溜まっていた。

すべての皿が満たされたとき、子布は死んでしまうだろう。

史太晧はすぐに「おびき出す気だ、塩城を出よう」と言う。

しかし復讐を前に正常な判断ができなくなっている王禅は「絶好の機会だ」と聞き入れない。

王禅の提案で夜の暗闇に紛れ、子布を救出することになった。

健于は刈首営にさらわれたと見せかけ、動き始める。

健于こと姫元伯は、子布をエサにして王禅・史太晧親子を対立させ自滅させる作戦を考えている。

はりつけにされている子布を、王禅たちは隠れて見守る。

そこへ姫元伯が現れた。

姫元伯は「誰も私が健于だと知らないのだ」と子布に話し始める。

姫元伯は史太晧を魏王の庇護が受けられない場所までおびき出すため、わざと罠にかかったふりをしていた。

駒となるのは楽楓と姮娥だ。

手の届かない場所までおびき出し、一網打尽にする。

沼沚。楽楓は1人で沼沚を守っている。

そこへ刈首営が現れた。

楽楓は命を落とし、刈首営は兵法書の入った箱を持ち去る。

姚子英とともに塩城を出た姮娥。

しかし刈首営に捕らわれる。

塩城。黙って姫元伯の話を聞いていた子布が口を開いた。

「最大の秘密は王禅の虹羽に…虹羽の行方はお前には永遠にわからない…」

史太晧たちが隠れて様子を見ているところへ姮娥が連れてこられた。

姮娥は姫元伯のもとに捕らわれる。

夜になった。

王禅は子布を想い、救いたいという気持ちに支配されている。

そこへ史太晧がやってきて「塩城を出ろ」という。

しかし王禅は「死ぬときは一緒」と聞き入れない。

姚子英は別の仲間と合流。

助けに行こうとする仲間を止め「史太晧には別の策がある」と言った。

塩城。史太晧は「恐れていた事態が迫っている」と危惧する。

そして最も残酷な選択を自らの手で開いた…

史太晧は姫元伯のもとへ出向く。

そして王禅を差し出すので姮娥を解放してほしいと頼んだ。

史太晧は老いた父親を演じる。

王禅たちは作戦を実行。

しかし、史太晧の裏切りにより刈首営に囲まれ捕らわれた。

史太晧を罵る仲間たち。

王禅たちは捕らえられ、刈首営の根城に運ばれる。

感想:史太晧

敵の懐に入り込んでドカン作戦かなあ?わかんないけど、王禅は史太晧を信頼していそうだから問題ない?

とにかく、身内に敵の大ボスがいるなんて話にならないよな。

全部筒抜けなんだからチート使ってるようなもんだし。

ここまで筒抜けになってて、行動の先を読まれてるんだから身内に潜んでいそうなことくらいは勘付いている?

うーん、王禅が宰相の役割を果たしていた部分が一番楽しかったなあ。

第14話「修羅の道」

史太皓の裏切りにより、王禅は仲間もろとも姫呈に捕らわれてしまう。姫元伯に迫るための策だと考えた王禅は、育ての父への信頼を捨ててはいなかった。屈する気配のない王禅に対し、姫元伯は史太皓への信頼を打ち砕く一計を案じる。一方、史太皓は刈首営の結束にくさびを打ち込むべく、姫呈を相手に、天子の座への野心をあおる。兵法書の在り処を教える見返りに、周の皇宮にあるハン宮の司史の職を要求した史太皓に姫呈は…。

ネタバレ「修羅の道」

刈首営の根城。拷問を受けた王禅の衣は血だらけだ。

王禅が目覚めると健于(刈首営 首領 姫元伯)が隣りにいた。

健于は自らも拷問を受け、仲間を装い続ける。

王禅は史太晧がなにか策を持って裏切りに動いたと信じていた。

そこへ拷問を受けた許弋が連れてこられる。

許弋は「兵法書を渡せばみんなを解放し、逆らえば俺を殺すと言われた」と王禅に泣きつく。

王禅が聞き入れないとひざまずいて頭を下げた。

王禅は承知するが、それでは結局お前は死ぬと言う。

なぜなら、兵法書を渡せば用済みになりすぐに殺されるからだ。

王禅は「お前が死んだら俺も死ぬと伝えろ」と兵法書を盾にした。

許弋は王禅を信用することに。

姫元伯は牢を出て姫呈と作戦会議中。

姫元伯は王禅の支えが史太晧だと考え、2人を決裂させる作戦を思いつく。

史太晧は姫呈に「周王宮にある泮宮の司史の職が欲しい」と願っていた。

姫元伯は許可する。

姫呈の屋敷。姫呈に呼び出された史太晧は「娘の命と泮宮の職」が望みだと話す。

しかし姫呈は信用しない。

そこで史太晧は「あなたの先祖は周の成王の長子、本来なら天子になったはず」と姫呈の一族の内情を語り始める。

それは姫呈さえ詳しくは知らなかったこと。

「出自を直視する勇気があれば、兵法書を捜しに蔵書閣に行ったとき、あなたは成王の子孫の年表から己の手がかりを得られた」

史太晧は姫呈の持つ、天子の座への野心をあおっていく。

姫呈の心のゆらぎを捕らえた史太晧は、

「私の本当の駒は孫子の兵法、3部からなる、残る1つは私だけが行方を知っている」と教える。

姫呈は10日後に兵法書を渡すことを条件に、司史への推挙を承諾した。

姫呈は条件としてもう1つ仕事を命じる。

刈首営の根城。

許弋たちが牢から出される。

全員拘束され、現れたのは史太晧だった。

姫呈は笑いながら「奴らの運命はお前にたくそう」という。

史太晧は忠誠を示すため、仲間の1人に煮えたぎる鉛を飲ませ始末。

次は許弋の始末を命じられた。

許弋の両親は必死に声を荒げ息子を助けようとする。

許弋の父は縄を切って暴れだし、史太晧は襲いかかってきた許弋の父に手を下した。

許弋の母は、

「史太晧、呪ってやる、お前には私の百倍もの苦痛と屈辱が訪れる

呪ってやる、私に起きたすべてがお前の娘にも起きる」

と史太晧にいう。

そして、殺された…

そこへ王禅が連れてこられた。

惨状を目にした王禅は史太晧に向かって「悪魔め、命がけで従った仲間を殺すとは」とののしった。

王禅は「背を向ければその魂に光が差さぬ呪いがかかる」と父を呪って立ち去る。

史太晧は泣き崩れた。

入れ違いで姮娥が連れてこられる。

姮娥はあまりにもむごい惨状をみて錯乱。

牢。牢の戻された王禅は器を割りその破片で首を…

感想:気まずい

おお…おお…おおお…

言葉もないとはまさにこのこと?

史太晧が裏切っているとは思えないので、仲間を犠牲にした捨て身の作戦なんでしょうな。

しかし、そこまでして復讐すべきか自由を手に入れるべきかと言われると現代日本を生きる生ぬるいわたくしは否定的なわけですが。

許夫妻の立場だったら、許弋を連れて田舎に行って暮らすなあ。しかしこの時代なので満足に作物が実るわけでもなく、豊かな暮らしができるわけでもなく…

難しいね。

第15話「傷心の義士たち」

史太皓の非道な行いによって、恨みの言葉を吐きながら次々と命を落としていく義士たち。信じ続けていた王禅は絶望して命を絶とうとするが、それを必死に阻止したのは建于だった。見事に悪役を演じきり、その惨状を目撃した娘をも偽りながら、史太皓はハン宮の司史の職につく。そして、どこかに保管されている兵法書の一部を探し始めるのだった。そんな中、史太皓らの動向と安否を心配する魏王のもとを今淑公主が訪れ…。

ネタバレ「傷心の義士たち」

牢。自害しようとする王禅を健于が止めた。

「みんなを不幸にしてしまうから死ぬんだ」

健于は王禅を死なせまいと、必死に自害を阻止する親友の芝居を続けた。

姫呈の屋敷。

姮娥が目を覚ます。

その様子を姫呈が隣の部屋から見ている。

そばにいた父を見た姮娥は「あなたの手は血で汚れている、もう親子じゃない」と突き放した。

「あなたを呪う、そして私も…」

史太晧は「20年前仲間になったときから奴らの命は私が握っていた

奴らのために悲しんではならない

見事に命をかけて誓いを果たせたのだから喜ばなければ」と芝居をする。

姮娥は「出ていって、二度と会わない、お別れよ」と拒絶した。

周の王宮。深夜、姫呈は周の天子に謁見。

史太晧が泮宮の司史になれるよう推挙した。

王后 姫雯はその話を隠れて聞いている。

牢。王禅は健于に自害を止められるため、舌を噛むと言い出す。

健于は「勝手にしろ、しかし俺も死ぬぞ」と自害をはかった。

王禅は健于を巻き添えにしないために諦める。

韓。今淑のもとに文が届く。

「魏国に動きがあり、王禅が行方不明」

魏の王宮。今淑は魏王に会いに行く。

兄の近況を伝えると、王禅の行方を尋ねた。

魏王はしらばっくれて答えない。

「韓の未来より王禅が気にかかると?」

「無礼を働いたので謝りたいだけです」

周。天子の勅使が届き、史太晧は書物の管理を任された。

しかし、泮宮から出ることは許されない。

泮宮。泮宮の1階には広間があり、天井には応竜の骨がぶら下げられている。

その2階には蔵書閣があった。

史太晧はそこで前王朝の文字を見つける。

史太晧は周に潜入させていた仲間の田清と再会した。

しかし、史太晧は「姫呈に拾ってもらえた」と本心をごまかす。

牢。健于は「史太晧のおかげで仲間と出会い幸せな日々を過ごした、憎む必要はない」と王禅を励ます。

だが王禅は「思い出が美しいほど心に闇が広がっていく」と言う。

王禅はそこで何かを思い出し姫呈への面会を願いでた。

王禅は兵法書を暗唱する代わりに「韓の今淑公主に会いたい」と条件を出す。

公主と寝させてくれたら続きを話す。

史太晧の娘を傷つけたい。

密かに話を聞いていた姫元伯は、今淑を信用させるため神鳥の首飾りを持っていくよう命じる。

姫呈の屋敷。

姮娥は食事も水も拒否して寝込んでいた。

姫呈がやってきて、脅された侍女は姮娥を縛り付け口に食事を流し込む。

韓の駅館。刈首営が乱入。

しかし韓の護衛に取り囲まれる。

話を聞いた今淑は自らの意思で王禅のもとへ。

刈首営の根城。王禅は今淑と再会。

「英雄になるよりも快楽を享受することのほうが大切だ」

感想:今淑と姮娥

2人は王禅と結ばれることなく、最後まで支えていきそうだなあ。

まあ今淑は一発やれそうな雰囲気だ。こら!お口が悪い!

許弋が生き残ったのは両親の仇を討つため?どっちにしても史太晧は最後まで生き残れないと思う。

それが中国ドラマに登場する老父の定めじゃ…

めちゃくちゃ暗い雰囲気ですが、どんでん返しで光を見せてくれると信じている。

次回、16・17・18話はここから!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です