ミーユエ〜王朝を照らす月〜のあらすじとネタバレ感想の記事です。
今回は44話から、大公主はユエのことを誤解したまま、姝は蕩の太子教育に漕ぎ着けたものの更に有力な味方が欲しいと甘茂・樗里疾に賄賂を贈る。そんな中で泰王はユエを連れ義渠に赴くことになり…の続きです。
ミーユエ|第44話「草原の再会」あらすじ・ネタバレ感想
「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」第44話のネタバレ
サクッとネタバレ
ユエと大公主は仲違いしたまま。そんな中、泰王はユエを連れて義渠制圧に出かけていく。泰の条件を飲ませて義渠を帰属させるためユエは自ら義渠王の天幕に赴き、司馬将軍とともにその任務をやり遂げる。その夜、開かれた宴では義渠王がユエにご執心の様子で秦王と軽く牽制しあっている。義渠にきたのは弟の狼に会うためでもあったのだが中々姿が見えない。もうひとりの弟・冉と話しをしているところへ怪しい人影が、それはずいぶんと大きくなった狼だった。ユエは義渠王の許しを得て、新しく白起と名付け冉と共に従軍させることに。
交渉も終え、帰路につくだけと言う時、泰王が毒虫に刺されてしまう。時を同じくして、斉が燕に攻め入り燕王と宰相を殺害、領土を中山国と分け合うつもりだとの知らせが入る。これは好機!と泰王は大公主を連れて燕に入り、職公子を王とした大公主の摂政政治を作り上げる。
細かくネタバレ
- ユエは久しぶりにやってきた馬屋で大公主に偶然会う。しかし誤解は解けないまま。
- 冉の働きで義渠の本拠地を包囲することができた。泰王は自ら制圧するためユエと義渠へ向かう。
- ユエは花かんむりを作り、久々の二人きりにイチャイチャイチャイチャ…
- 泰王はユエを義渠との交渉に向かわせる。ユエの交渉で義渠は条件をすべて飲み降伏した。
- ユエは狼(ろう)と再会する。冉と三人で焚き火を囲うものの二人は取っ組み合いを始めてしまう。立派に育った狼に白起(はくき)と名付けユエは国へ連れて帰り従軍させることにした。
- 見事に義渠を承服させたユエに褒美は何が良いと聞くと「おぶってほしい」と答える。泰王はユエをおぶって散歩をするがその道中、毒虫に刺されてしまう。
- その矢先、斉が燕に攻め入り燕王と子之を殺害、領土を中山国と分割するという。
- 泰王は趙と連合を組み、大公主たちを連れて乗り込むつもりだ。
- 王宮に戻ったユエは嬴夫人を訪ねる、大公主との仲違いの話をすると「それはきっと蘇秦が原因だろう」と理由を教えてくれる。
- 大公主は燕に戻り、王となった息子をささえ摂政を務めることに。
たっまんねえかっこいいな義渠王
すっごい臭そうだけどそれを上回るかっこよさよ。ワキガ王なんて目じゃない。
ユエはこれからもっと辛い境遇になっていくんだろうけど、弟たちと義渠王が守ってくれるからこそ天下を取れるんだなという回でした。しかしながら狼は義渠にいたほうが幸せじゃないの?あの様子じゃいじめられてもおかしかないで。
そして泰王はあの傷が不運を呼ばなきゃ良いけど…
ミーユエ|第45話「若き公子たち」あらすじ・ネタバレ感想
「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」第45話のネタバレ
サクッとネタバレ
2年が経ち、公子たちも大きく成長した。泰王は毒虫に刺されてから季節の変わり目には体調を崩すという。
王の調子が優れぬことも手伝ってか、立太子の話が持ち上がる。今の実力で言えば華公子だが、樗里疾は嫡子の蕩をと考えている。泰王が太子を中々選ばないのには自身の苦い経験があるという。
ある日、姝は蕩の成長を見せ太子に一歩でも近付こうと、庭の話をするふりをして泰王を招く。
蕩は同年代の子供達と平方の訓練をしているということだったが、うまくいかずすぐに癇癪を起こしてしまう。
穴に落ちてしまった木球を早く掘り出せと暴力暴言の蕩に対し、ユエの息子・稷は侍女と一緒に汲んできた水を穴に流し入れ球を拾うことに成功する。泰王はこれに感心するが姝は面白くない。
体調がすぐれない姝を見舞いにきたユエは、山にいる蜂の蜂蜜を持参する。
細かくネタバレ
- 2年がたった、泰王は毒虫に刺されてから体調がすぐれない。
- そんな中、太子選びの話が持ち上がる。
- 姝は甘茂・樗里疾と組み蕩公子を太子にさせるため動いている。
- 泰王が太子を立てないのは早くに太子を立てると、その立場を利用され国が乱れかねないと自身が体験しているからだ。
- 蕩にいじめられていた職と稷を華公子が助ける。
- 姝は庭を一新するためと称して泰王を庭に招き、兵法の訓練をしている蕩の様子を見せようと画策する。途中まではうまく行ったものの、蕩が癇癪を起こし泰王を失望させる結果となった。
- 蕩が癇癪を起こす中、機転を利かせて秦王に褒められたのはユエの息子・稷だった。
- 姝は体調がすぐれない様子、病に効くというはちみつを持ってきたユエに姝は貴重な桃色の玉を贈る。
威后の生んだ子供はみんなぼんくら
威后も先の楚王も利発だったのに掛け合わせが悪かったのか呪われてるのか、蕩の出来がひどすぎて哀れに思えてくるよ。
小さいときは相撲取りみたいだったけど、今回の子役はちょっと可愛いし…まあどう考えても稷のほうが可愛いんですけどね?稷の子役の子は女の子なの!?ってくらい可愛い顔してた。やっぱり大陸の血はあなどれない。中国美人が大好きなのもやっぱり日本とは違う繊細な顔立ちが多いからだし。
気づかないようにしてたけど、オープニングに出てくる朝青龍みたいなのが蕩だよね!?美形だけにしてくれ…
ミーユエ|第46話「兄弟の争い」あらすじ・ネタバレ感想
「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」第46話のネタバレ
サクッとネタバレ
姝は泰王に息子二人が共に切磋琢磨し学べるよう願い出る。しかしその思惑は、蕩の勉強相手として稷を使うことで蕩は太子候補なのだと宮中に噂させるためであった。
韓か蜀か、討伐するのはどちらなのか一向に論が定まらない。そんな中、冉は司馬錯の頼みでユエに蜀討伐を秦王に進言してくれるよう頼みに来る。白起は奇策を使い戦場で負け知らずだという。
どうにも決めかねて頭を悩ませている時、泰王は二人の息子に今回の討伐についての意見を述べるよう課題を出す。
発表の場でそれらしいことを口にする蕩だが、自分の論ではないので稷の弁舌に惑わされどちらにも取れる意見を言ってしまう。
さらに泰王は四法館にて同じ討論をしているのでぞれぞれ一票ずつ投じてこいと課題を出す。
蕩は姝に教えられたとおり多くの人が札を入れた韓を選ぶが、稷は自分の心に従いなさいというユエの助言のもと蜀を選ぶのだった。
細かくネタバレ
- 姝は泰王に、武を備えた蕩と知を備えた稷が共に勉強すれば切磋琢磨し良い影響が得られるのではと願い出る。
- 実はこれは甘茂の策で、「勉強相手をつけるのは太子のみ」という点を利用し宮中の人間に蕩が太子候補だと強く印象づけるためだった。
- 冉が王宮にやってきた。蜀討伐を目指す司馬将軍に頼まれたらしい。白起もその才能を見せて、彼がいる戦ではかならず勝つのだという。
- 庭ではユエが泰王に頼み取り寄せた蜂が飼われている。蜂蜜が姝の頭痛を治したらしい。
- 朝議では蜀か韓かどちらを討伐すべきか、張儀と司馬錯が争い決着がつかない。
- どうすべきか迷う泰王。まだ勉強をしている二人の息子のもとへ行くと、稷はしっかりと土地と戸籍の整理を行っていたものの蕩は竹管に絵を書いたものを放り出しどこかへ消えていた。
- 泰王は二人に、蜀と韓の討伐について上奏文を読み三日後に意見を発表するよう課題を出す。
- 姝はこれに「叔父上と甘茂に教えてもらえ」というが、ユエは「策士に聞くほうが早い」と四法館を訪れることに。
- 発表の日、姝はユエを誘ってその舞台を見に来たが、蕩は稷の弁舌に見事に乗せられ韓と蜀どちらを攻めても同じであるような意見を言ってしまう。
- 四法館でもどちらを討伐すべきか討論が行われる。泰王は二人の息子に四法館へ行き韓と蜀のどちらが勝つか札を賭けてこいという。
- ユエは王位継承争いに稷が巻き込まれることを不安に思っていた。秦王に進言するが、稷の優秀さに泰王は刀は磨いてこそ光ると一歩も譲らない。
- 賭けの前夜、姝は「皆の動きを見て札が多い方に入れなさい」とおしえるが、ユエは「自分の心に従いなさい」と稷の気持ちに任せる。
- 四法館で稷は張儀に「韓に投じてほしい」と言われる。その直後、張儀にもらった豆を口から吐き出した稷は「豆を食べたら自分の心に従えなくなる」と語らずして断った。
- 泰王の前で、蕩は「大勢に従うことが理にかなう」というが、稷は「相手の意表を突く事が大事」と大勢のものが支持しないからこそそちらのほうが優れていると話す。
半分過ぎたあたりから
あー!!!いましたねこんな人!ってのが増えてきた。名前だけ聞くと誰だったっけ?ってレベルよ。
庸芮…だれだっけ…?
とにかくここ数回の間は稷ちゃんが可愛くて可愛くて…おばあちゃんメロメロよ。しかも頭もいいときたら泰王も期待しちゃいますね。女に関しては何も見えてなさすぎて引くけど。
泰王の体調が良くない中で先にしなれてしまったら、楚王お父さんのときの二の舞になるわけだけど、このまま順調に幸せにはなれないよねえ。