こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、
【東宮〜永遠の記憶に眠る愛〜】全55話について
あらすじとネタバレ感想を書いていきます!未視聴の方はご注意ください。
DVDと配信情報
「東宮〜永遠の記憶に眠る愛〜」あらすじ・ネタバレ・感想
第43話 母との決別
あらすじ
アドゥは起き上がって食事が取れるようになった。
小楓は「もう私から離れないで、元気になったらミロの店に行きましょう」と甲斐甲斐しく世話をしている。
そこへ役人がやってきて暗殺犯について話を聞きたいという。
アドゥは刺客が「容霜」だと証言した。
すぐに皇帝は裴照を差し向け、容霜を捕らえる。
小楓は李承鄞の様子を見にやってきた。
李承鄞の意識はまだ戻っておらず、小楓は渡した薬は飲ませたのかと問い詰める。
太医は「傷の治りを早めるものの薬効が強すぎます」と使うのをためらっていた。
「私が責任を取る」小楓は薬を受け取り自ら飲ませることに。
だが、強すぎる薬を李承鄞の体は拒絶し、成すすべが無くなってしまった。
小楓は「趙瑟瑟を呼んできてあげる…」と語りかける。
容霜は罪を認めず、皇后は皇帝にすがりついてた。
だが「承鄞が目覚めればわかること」と取り合ってもらえない。
事件の話は高于明の耳にも入る。
高坤は「皇后を助けなくて良いのですか」と父に尋ねた。
「皇太子暗殺は死罪、関わらないほうがいいだろう。如意が子供を宿しているなら、不要な駒は捨てる」と高于明は指示した。
「李承鄞に会わせて」と趙瑟瑟は門の前で泣きじゃくっている。
小楓はすべての責任を取る、と彼女を外に出した。
趙瑟瑟を李承鄞の部屋の中へ入れると、小楓はその場に座り込んでしまう。
裴照は小楓の側に立ち、寄り添った。
数日後、眠り続ける李承鄞に小楓は語りかける。
「人って不思議なものね、前は顔を会わせれば喧嘩ばかり。あなたに腹を立てた。でも今となってはいい思い出しか浮かばない。最初から嫌ってたわけじゃない、よく覚えてるわ、あなたが皇太子になると聞いてすごくうれしかった。あなたの意中の人は趙さんだと知っていたのに」
「しばらくしてあなたが丹蚩を滅ぼしたと知った、本気で殺したかったわ。新婚初夜のこと、覚えてる?目の前にいるあなたのことを見ながら考えたのよ、ひと思いに殺すべきか、あなたを恨んだ…でも自分も恨めしかった、手を下せないどころかあなたをすきになっていたからよ、早く目を覚まして、あなたの言う通り、寡婦になるのが怖い」
「もしあなたが死んだら私は誰に嫁げばいい?他の人なんていやよ」
「実はあなたに隠していたことが、小さい頃から明遠様に豊朝の文字を習ったけど未だに覚えられない、手本を真似て一筆ずつ書いているだけ。
例えばあなたの名前、李承鄞の鄞。最初は勤だと思っていたの、中原の前にはすべて意味があるそうね、あなたの鄞にはどんな意味があるの」
その時、李承鄞の意識が戻る。
「鄞州の鄞だ…太祖皇帝が鄞修の領主だった、そこは豊朝発祥の地、だから私は李承鄞」
小楓はもうそんな話を聞いていない。
「夢じゃない!夢じゃない…目を覚ましてくれた」
泣きじゃくりながら小楓は時恩と太医を呼び、永娘に抱きついて泣きじゃくった。
翌朝、李承鄞が目覚めると趙瑟瑟が寄り添っている。
そこへ皇帝がやってきた。
「アドゥが証言した、刺客は皇后の侍女・容霜だと」
その言葉を聞いて李承鄞は対の玉佩を取り出す。
「覚えておいででしょう、母が残したものです。片方は明遠叔母上にいただきました。叔母上は死の間際、生母を殺めたのが皇后だと教えてくれました」
皇帝は容霜を尋問。
容霜は皇后をかばい続けるが、もうどうにもならない。
皇帝は自ら皇后に廃位を言い渡した。
「皇后 張氏は恨みを抱いて後宮を乱した、掟に背き異腹の子を教え諭せず、短気にして凶暴であり妻の徳に欠け、国母としてもふさわしくない、よって本日、皇后の印を収奪する、死罪は免じるが生涯禁足とする」
その夜、李承鄞は清寧宮へ。
皇后は必死に息子に呼びかけた。
「あなたには育ててもらった恩がある、でもそれは生母から受けるべきものだ。わかりますか、本当は黒幕がいると信じたかった。」
「しょせん私は皇后の座を守るための駒でしかなかった、父上の気持ちを引き止める道具でしかなかった」
李承鄞は顔を歪めて涙を流し、三度拝礼した。
「これで母子の縁は切れた」
李承鄞が去ると、皇后は首を吊り自害した。
東宮。
李承鄞は1人部屋にこもり涙を流す。
その様子を見かねて、時恩は小楓を呼びに行く。
だが小楓は「今は誰が行っても無駄よ、好きなだけ泣かせてあげて」と言った。
幽閉から解放され、復位した趙瑟瑟は李承鄞のもとへ急ぐ。
抱きつき「もう離れない」という彼女に、李承鄞は冷めた態度で接した。
感想:裴照ガチ恋勢
たまらんかっこいいんだけど、どうしたこれ…?
まずそもそもの話として、管理人は中国美女(大陸の血が混ざった美女が好き)目当てで中国ドラマを見てるんですな。
だから皇帝がおじさんだろうと、イケメン美男子だろうとまあぁっったく興味がなかったのに、ここに来て最高の男優を見つけてしまった。
ミロと珞熙の仲間に入れてください!モブです!よろしくおねがいします!
好きな人の好きな女を連れてきて落ち込む小楓ちゃんの側に、気持ちだけで寄り添う裴照は最高にかっこいいので本編見てください。
第44話 宮中からの脱出
あらすじ
李承鄞はアドゥを見舞い、薬用きのこを贈って感謝を示す。
アドゥも拒絶することなく手話で礼を述べた。
見舞い終えて見送りに出た小楓に、李承鄞は「アドゥは許してくれた、君は?」と聞く。
小楓は趙瑟瑟の幽閉や、珞熙と裴照の婚儀が延期になっていることなどを挙げて話をそらした。
それでも李承鄞が食らいつくと、
「なにか勘違いをしているわ、共に危機を乗り越えたから好意を抱いただけ。これからもっと側妃が増えるわね、私がほしいのは唯一無二の愛。あなたには無理よ」
そう言って小楓は去っていく。
太皇太后に呼ばれた小楓と趙瑟瑟。
側には恵貴妃と高如意も控えている。
太皇太后は趙瑟瑟にかんざしを贈り、今後は2人で助け合って暮らし皇太子を支えること、と言いつけた。
来月には珞熙の婚儀が行われるようだ。
小楓は恵貴妃を支えて、東宮の主として婚儀の準備をするよう命じられた。
赤い衣装に身を包んだ裴照は、白い馬に乗り花嫁行列を率いている。
小楓と永寧は、鮮やかなその光景を眺めながら話をした。
「姉妹は皆嫁ぎ、残ったのは私一人だけになった」
「珞熙が羨ましい?」
「それはなんとも言えないわ、愛する人に嫁げたことはとても羨ましい、でも幸せになれるかどうかわからない。裴照はそれほど珞熙を愛していない気がする」
小楓は珞熙の念願が叶ったのだからそれで充分だと話す。
「もし異国に嫁ぐことになれば、豊朝とは決別すると決めている」永寧にも深い思いがあるようだ。
裴照と珞熙が結ばれる頃、ミロは1人酒を煽った。
小楓はお菓子を持って緒娘のもとへ。
素直な気持ちを話し、仲良くしてほしいと頼んだ。
小楓が緒娘のもとへ行ったという話は、すぐに趙瑟瑟の耳に入る。
「私をのけものにする気だわ」趙瑟瑟は敵意むき出しだ。
小楓と入れ違いで李承鄞も緒娘のもとへ。
「折を見て宮中から出してやる、ゆっくり休みなさい」と伝える。
翌朝、永娘が慌ててやってきて「緒娘が趙瑟瑟を呪ったと大変な騒ぎになっている」と小楓に伝える。
東宮の一同が集まる。
小楓は「調べればわかること」と、趙瑟瑟を罰さず緒娘を責める李承鄞に食って掛かる。
李承鄞は皇后がいなくなったというのに、なぜか小楓に辛く当たった。
「この件について本当に調べないのですか」
裴照に尋ねられた李承鄞は「尽くしてくれた趙瑟瑟を罰する事ができずつけあがらせた、陰湿な手を使い無実のものを傷つけるとは…小楓は純粋だ、こうでもしないと趙瑟瑟の餌食になってしまう」と話す。
柴牧は鳴玉坊の女将に金を払い、明月が幼い頃に着ていた衣が高家に渡るよう細工をする。
衣には顧家が滅ぼされたときの日付と、陳征の名を示す暗号が書かれていた。
それを見た高于明は、明月が顧家の娘で復讐のため皇帝に近づいたのでは…と推測し、柴牧の罠にはまる。
柴牧と李承鄞は、皇帝の見ているところで明月が刺客に襲われる芝居をして高家に疑いの目を向けようと考えた。
銀児は慌てた様子で「緒娘が自害しました」と趙瑟瑟に伝える。
その話はすぐに小楓の耳にも。
小楓は李承鄞の頬をひっぱたいた。
だが、叩かれた李承鄞は笑いながらその場を去っていく。
李承鄞の命令により、時恩は緒娘を都の外まで送り届けていた。
緒娘は小楓に贈る手巾を言付け「これがあれば皇太子妃に信じてもらえる」と言い去っていった。
明月を襲う刺客役は顧剣に決まった。
手加減すれば皇帝に疑われ、やりすぎれば明月が死んでしまう危険な賭けだ。
顧剣は拒絶しようとするが、明月の意志は強い。
李承鄞は小楓に手巾を渡し、すべての真相を打ち明けた。
そして「鳴玉坊についれていくと約束しただろう」と言い出す。
小楓は狼の牙を目の前にぶら下げられ了承した。
その夜、変装した李承鄞を連れて小楓は鳴玉坊へ。
「明月には羽振りのいい客が来ているので…」と断られた小楓はひとまず部屋に案内してもらう。
その部屋を抜け出し、明月の部屋に飛び込むとそこには皇帝がいた。
二人は驚き固まってしまう。
小楓は「札遊びで負けて、絶世の美女を見せると約束したのです」と嘘をついて切り抜けた。
皇帝は明月と小楓が姉妹のように話す様子を見て満足そうだ。
明月の本心を探ろうと、内緒話を始めた小楓。だが丸聞こえ。
明月は小楓の問いかけに答え、皇帝への気持ちを認めた。
李承鄞はそんな小楓を部屋から連れ出し、叱りつける。
感想:愛はないが夫としての責任はある
愛はないの!?!!いつ無くなったの!???ねえ!!??
あんなに好きだから結婚したい何があっても結婚したい結婚できなきゃ死んでやるうわ〜ん!!って言ってた女だよ!?
じゃあ最初からめとんなやって話である。
まあ、まあね、そんな惚れた腫れたなんて最初の数年でしょうからね仕方がないですよわかりますよ。
恋だの愛だの続きませんよわかりますって、しかしねえ流石にちょっと趙瑟瑟が可哀想じゃありませんかね。
ここから悪女のような描き方されて、李承鄞に嫌われて退場でしょ?それか小楓に手を出すかで逆鱗に触れるか?
趙瑟瑟ちゃんは思い込みの激しい女だろうから、李承鄞でなくとも自分のことを好きって言ってくれるイケメンとなら普通に幸せになれたと思う。
お父さんとお兄ちゃんが野心を見せて、彼女もちょっとややこしい性格だったばかかりに不幸一直線。
うーん、すべての元凶がこの男である。
第45話 さらわれた皇太子妃
あらすじ
鳴玉坊で小楓と李承鄞がじゃれていると、夜空に花火が上がった。
小楓は初めての花火。
美しいと言って喜ぶ小楓を見て「花火がこんなにも美しいとは、今気づいたよ」と李承鄞も嬉しそうだ。
皇帝と明月も花火を見ながら愛を語り合った。
その様子を塔の上から見ていた顧剣は、作戦を遂行するため明月のもとへ向かう。
突然現れた刺客から皇帝をかばおうと前に出た明月は、胸を深く刺されてしまった。
顧剣は皇帝を人質にとり、駆けつけた李承鄞は作戦通り「私を人質にしろ」と言う。
だが小楓が「私は西州の公主、人質にする価値がある」と名乗り出てしまった。
顧剣は小楓を連れ去ってしまう。
皇宮。明月を連れて皇宮に戻った皇帝は「治さねば全員処刑」と怒り心頭。
高如意は皇帝が女を連れ帰ったと知り激怒する。
ひざまずいて皇帝が出てくるのを待っていた李承鄞は「軽率だった」と謝罪。皇帝は身を挺してかばおうとした息子に「誰が真心を持って接しているかは、わかっている」と話した。
そして「必ず刺客の正体を突き止めよ」と命じる。そこへ高于明が駆けつけ皇帝の身を案じてみせた。
李承鄞は急いで柴牧の隠れ家へ向かう。小楓を連れ去った顧剣は戻っていなかった。
「1日のうちに小楓を連れて戻らねば敵とみなします」と言い残し立ち去る。
森の中。小楓は顔を隠した男が顧剣だとは気づいていない。食べ物を差し出され、疑いながらもとりあえず食べる。
悪態をついていると剣を突きつけられたので「特に未練はないけど夫の李承鄞が心配なの、もし私が死ねば次から次に妻を娶って私なんか忘れちゃう、大好きな人に忘れないでほしいの」と油断させ、持っていた頬紅?を投げつけた。
小楓はその拍子に投げ飛ばされ河に落ちてしまう。
皇宮。小楓と顧剣の関係を疑い腸が煮えくり返っている李承鄞。そこへアドゥが飛び込んできたので「必ず小楓を取り戻す」と約束した。
そして「顧剣と小楓はどういう仲だ」と尋ねる。
高于明は刺客事件が妙だとは思いながら行動は起こさない。
屋敷に戻ってきた裴照。珞熙は出迎え「小楓はきっと兄上が取り戻す」と話す。
永娘は月を拝み、小楓の無事を祈った。
皇宮。趙瑟瑟が李承鄞に食事を差し入れるためやってきた。
しかし時恩が立ちはだかり「誰も入れるなと命令を受けている」と通さない。小楓のことを尋ねてみるも、何も教えてもらえない趙瑟瑟。
翌朝、目を覚ました小楓はすきを見て顧剣のマスクを取り顔を見た。
すべてが策略だと知らない小楓は「なぜ明月を傷つけたのか」と顧剣を責める。
「君を傷つけるつもりはなかった、助けたい一心だった。なぜ君を傷つけるものを信じるんだ」
顧剣の言葉に小楓は戸惑い「教えて!なんのこと?」と問い詰める。
顧剣は鳴り矢を見せ、西州での日々を思い出させようとする。すると、とぎれとぎれの記憶が蘇りかけ、小楓は錯乱し気を失ってしまった。
皇宮。明月は一命を取り留めた様子。皇帝自ら側に控え看病する。
「そなたは朕の恩人で最愛の人だ、ここへ連れてきたのは妃にするため」と話し、入内が決定。
感想:最後まで溜まってから見ようと思って
放置してたけど再開しました。まあ続けて読んでいる人も居ないだろうし自分のペースで上げていきます。
今年の3月から始まった東宮も、先月で終りを迎えました!いやー長かったね。
感想は残すところ10話。クライマックスに向かってちょっと大変なことになってきております。
もうとにかく誰も死なず、誰も傷つかず、小楓ちゃんが笑っていてくれたらいいなと思うだけよ!