こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、
【如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~】
43・44・45話のあらすじとネタバレを紹介していきます。
未視聴の方はご注意ください。
DVD情報
登場人物一覧まとめ(ネタバレなし)
- 烏拉那拉青桜…皇貴妃。烏拉那拉皇后の姪。父は那爾布。弘暦と幼馴染。
- 愛新覚羅弘暦 …乾隆帝。父は雍正帝、養母は皇太后。青桜のことを想っている。
- 皇太后…鈕祜禄氏。弘暦の養母。皇后と争ってきた。
烏拉那拉皇后・先帝皇后…雍正帝の正妻。第3皇子 弘時の養母。如懿の叔母であり、皇太后にはめられて死んだ。富察琅嬅…乾隆帝の皇后。今最も勢いのある富察家の娘。息子をなくして心身ともに弱りはて、川に落ちて退場。高晞月…慧貴妃。父は高斌。皇太后にに薬を盛られて死んだ。- 蘇绿筠…純貴妃。
- 金玉妍…嘉貴妃。朝鮮出身。
- 珂里葉特海蘭…愉妃。
- 葉赫那拉意歡…舒嬪。皇太后の間者。
黄綺瑩…儀嬪。水銀中毒により退場。- 白蕊姫…玫嬪。死産し出家。
- 陳婉茵…婉答応。蘇绿筠の宮に住んでいる。
- 陸沐萍…慶貴人。モブ。
- 李玉…養心殿の太監(イケメン枠)
- 惢心…青桜の侍女(後宮の良心)
- 三宝…如懿の太監。
阿箬…慎常在から貴人へ、さらに嬪まで位が上がるが…。青桜の侍女だった。如懿を裏切り、皇后派閥に合流した。乾隆帝の側仕えになる。茉心…高晞月の侍女。天然痘に感染し退場。星旋…高晞月の侍女。疥癬により退場。蓮心…富察琅嬅の侍女。皇后の思惑で王欽と結婚させられるが、如懿に救われた。皇后の死後、川に身投げし退場。素練…富察琅嬅の侍女。皇后のため暗躍。金玉妍に殺される。- 張廷玉…朝廷の高官。
- 凌雲徹…冷宮の侍衛。如懿の手助けになる。
- 衛嬿婉…炩貴人。金玉妍に目をつけられいじめられる。
- 江与彬…侍医。惢心と同郷。
- 斉汝…侍医。避妊薬などを処方している。
- 趙一泰…皇太后の太監。
- 福珈…皇太后の侍女。
- 進忠…養心殿の太監。衛嬿婉に取引を持ちかける。
【全87話】「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」あらすじとネタバレと感想
「如懿伝」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )第43話 翊坤宮の刺客
嘉妃・金玉妍に虐げられていた女官・艾児は、安吉大師の弟子・安多に助けられ思いを寄せる。
艾児は安多に頼み数珠をもらった。
嘉貴妃・金玉妍は貞淑に助言され、如懿が安華殿に熱心に通っていることを利用する計画を立て始める。
如懿と乾隆帝は揃って安華殿で祈りを捧げる。
無事祈祷を終え、歩き始めた如懿がつまずいてしまい安吉大師がとっさに手を貸した。
乾隆帝はそれを見て不機嫌になる。
如懿は安吉大師から香炉と特別に作った香を贈られる。
さらにご利益を得るには七宝の数珠をつけるといいらしい。
二人の話を物陰で金玉妍の侍女・貞淑が聞いていた。
安華殿へ向かう多くの女官たち。
乾隆帝は進忠から「眉目秀麗な安吉大師は女官に人気がある」と聞き「祈祷が終わればすぐに大師を外に」と命じた。
如懿の往診に来た江与彬。
如懿は惢心と江与彬の仲睦まじい姿を見て、皇后の喪があける9月に結婚させると約束する。
炩貴人・衛嬿婉は庭にホタルを放ち乾隆帝を誘った。
同じ頃、如懿は湯浴みをし寝支度を整えている。
その時、外で太監・三宝が「刺客だ」と叫んだ。
三宝はすぐに如懿に報告。
白装束の男が塀を乗り越え出ていった、侍衛に追わせたが捕まるかわからない。
如懿は巡回の時間でもないのになぜ侍衛がいたのか不審に思う。
刺客騒ぎの翌日、金玉妍は乾隆帝を昼食に誘う。
如懿はそれを聞き「話があるので丁度いい」と出掛けていく。
如懿がやってくると金玉妍は「如懿が安吉大師と密通した」と取れる話をし始めた。
さらに証拠として数珠と手紙を貞淑が持ってくる。
如懿は「そんな物をなぜ持っているのか」と聞く。
金玉妍は「手紙を拾った侍衛が恐ろしくなって届けたのだ」と言い放つ。
手紙の内容は女が思いを詠んだ歌に加えて「惢心から数珠を受け取り翊坤宮へ来てください」というものだった。
筆跡は如懿しか書くことが出来ない書法。
金玉妍は畳み掛けるように口を動かす。
「祈祷のために呼んだ大師が皇貴妃と不埒な行いを」
如懿は潔白を訴える。
乾隆帝もすべてを信じているわけではないようだ。
乾隆帝は皇太后に一件を話す。
皇太后は各宮殿の動きを調べ後宮を徹底的に洗うと言った。
如懿は災いが耐えないのは皇后が決まらないせいだと言う。
そしてお鉢が回ってきた金玉妍が欲を出し始めたことも察しが付いていた。
皇太后は各宮に侍女・福珈を遣わせ調査させる。
福珈は金玉妍の宮に氷を運んできた艾児に目をやる。
艾児は安吉からもらった数珠を身に着けており連行されてしまった。
如懿が罰されないことに苛立つ貞淑、だが金玉妍は皇后となるものに不埒な噂がつきまとえばどうなるか、と先を呼んでいた。
そして艾児を利用することに。
金玉妍は太監を使って艾児を操る。
艾児は鞭打ち100回の刑に処される予定だ。
さらに安多も罰を受けるかも知れないと聞いてしまう。
処刑の日、艾児は言われたとおり如懿の醜聞を口にし、大師との私通を訴えた。
感想:皇帝は馬鹿じゃないと務まらない
だって妃嬪の企みに気づいてしまうから〜
あれだけ冷遇したりで信用なくしてきたのに、この期に及んでまだお前が疑うんかい!って思いませんか?ねええ?
自分は妾がいっぱいいるのに、如懿がちょっと事故で男の手に触れただけで発狂よ。
そしてそれを力いっぱい利用する金玉妍さん。
彼女のことは高晞月から聞いたはずなのに、全く疑ってないんだろうか。
ここで如懿のことを守ってくれないともうほんとに嫌いになりそう!やだ!
第44話 対句の意味
艾児の訴えに乾隆帝は激怒。
皇太后も艾児のことを侍女・福珈に調べさせるが、身寄りもおらず誰かに操られるとは考えられないと判断した。
こうなれば嘉貴妃・金玉妍の言うように、惢心を慎刑司に送り拷問させるしかない。
如懿ともとへ進忠が来る。
惢心は慎刑司へ、如懿は禁足を命じられた。
側仕えは皆、別のものに変えられる。
万寿節がやってきた。
李玉は気の乗らない様子の乾隆帝に準備を促す。
すると乾隆帝は惢心の拷問を開始しろと命じた。
如懿の潔白を証明するにはこうする他ない。
嘉貴妃・金玉妍は宴を取り仕切っている。
同じ頃、如懿は「乾隆帝の長寿を願い菓子を作ったので届けてほしい」と頼む。
禁足なので持ち出せないと言われるが「ならば愉妃(海蘭)にあずけてほしい」と頼み込んだ。
菓子を受け取った海蘭は短冊に書かれた対句から如懿の意図を察する。
中に入っていた桃まんを開けるとそこから数珠が出てきた。
海蘭は凌雲徹を通じて李玉にその数珠を渡す。
李玉は証拠の品として乾隆帝の自室に保管されている数珠と、如懿の用意した数珠を入れ替えるため養心殿へ急ぐ。
海蘭はもう一つ入っていた菓子を乾隆帝に献上する。
その菓子の上には、乾隆帝の筆跡を真似て如懿が書いた「壽」の一文字があった。
それを見て、乾隆帝は養心殿に戻るという。
炩貴人・衛嬿婉は何かを察知し、先回りして養心殿へ。
李玉が数珠の交換にもたついている間に乾隆帝が到着してしまうが、衛嬿婉が如懿の禁足を解くよう求めて引き止め、事なきを得た。
衛嬿婉は如懿の立后に賭けているだ。
乾隆帝は証拠の品を持って如懿のもとに。
如懿は理路整然と矛盾点を並べ潔白を主張する。
だが乾隆帝は「火のないところに煙は立たない」という。
如懿は惢心を助けたい。
だが乾隆帝は如懿を醜聞から守ることと、自らの体面が傷つかないことのほうが大切らしい。
声を荒げて「恥をかかせる気か」と怒った。
如懿はすり替えた数珠の話をする。
本来ならば瑪瑙が使われる、だがその数珠には紅玉髄が使われていた。
満蒙漢の出身なら間違うはずがない。
乾隆帝は「啓祥宮に七宝の石の名前を書かせ似ている字を見つけろ、嘉貴妃には紅玉髄のかんざしを届けろ」と命じた。
感想:惢心の拷問
つらーーーい!
何が辛いって誠心誠意仕えてる方の人間が痛い目にあうことが辛い。
乾隆帝が拷問されなさいよ。
許さんからな。
でも惢心ちゃんはやっぱりやっぱり如懿のことを守るし想っているのでした。
情を持つ人にはちゃんと見返りがある。
さてさて、多少は信じているんだろうなと思いきや「朕の体面が!!」とのたまいました。
何だこいつ。
如懿の大事にしているものを大事に思えないで、一心同体とかいう資格はない。つらい。めそ。
私「の」皇后、とかいうのもめっちゃむかつく。
所有物かよ。
如懿はほんとにそれでいいの?最初はまだただのお坊ちゃん感あったけど権力を得たらもう…
第45話 七宝の赤い石
李玉は乾隆帝が命じたとおり啓祥宮へ。
嘉貴妃・金玉妍に紅玉髄のかんざしを渡すと、彼女はなぜ紅玉髄なのかと問う。
瑪瑙とは区別できるようだ。
次に、貞淑を含めた使用人たちに七宝の石を書かせる。
貞淑は下手な字を書くが、それを見た李玉は「乾隆帝は一番下手な字を書いたものを連れてこいと命じた」と言う。
金玉妍は抵抗するが貞淑は連行された。
乾隆帝の目の前で追求を受ける貞淑。「字は書けない」と嘘を付くが、李玉は証拠の品として貞淑の部屋で見つけた手紙を乾隆帝に見せる。
さらに瑪瑙と紅玉髄の違いもわからない。
貞淑は慎刑司で拷問されることに。
惢心が解放され翊坤宮に運び込まれる。
全身傷だらけだが特に足の怪我がひどく、江与彬によれば
「棍棒やムチで打たれ唐辛子の汁を塗られている。棍棒で締め上げられ骨が砕けたため前と同じようには歩けない」
という状況だ。
江与彬は如懿に惢心との結婚を申し出る。
たとえ歩けなくとも一生世話をしたいという。
如懿はもちろん承諾した。
その場にいた李玉も「惢心を頼む」という。
乾隆帝は献上された宝物を如懿に見せ、好きなものを取れとご機嫌取りをする。
そこへ李玉が、貞淑が左手で書いた文字が如懿の筆跡に似ていたと告げに来る。
だが貞淑は独断で行動したと言い、金玉妍の関与を否定した。
乾隆帝は金玉妍を嬪の位に降格、貞淑は本国に帰すと言う。
金玉妍が産んだ皇子は擷芳殿で育てられる。
だが如懿は納得がいかない。
乾隆帝は怒る如懿に「全ては、そなたを皇后にするための布石、朕の皇后に醜聞は許されない」と言った。
如懿は面食らう。
だがそのために惢心を犠牲にする必要があっただろうか。
如懿は皇后になるのは辞退したいと跪く。
立后の話は後日に持ち越された。
貞淑に加えて二人の皇子も取り上げられた金玉妍。
皇子を迎えに来た李玉は惢心の恨み…と嫌味を言う。
金玉妍は慌てて宮を出ようとするが、ちょうどそこへ炩貴人・衛嬿婉が来る。
衛嬿婉は太監・進忠に言われたとおり「玉氏の王が王妃を自害させた件で処罰される」と教えた。
金玉妍は養心殿で床に頭を打ち付け、玉氏の王を許すよう嘆願する。
乾隆帝は居合わせた如懿に「金玉妍は貴人に降格、さらに騒ぐなら降格し庶人とする」と言う。
如懿は勅命を金玉妍に伝える。
金玉妍は瑪瑙が紅玉髄にすり替わっていたことを指摘し、如懿がはめたのだとわめく。
だが乾隆帝を騙したあの日、金玉妍は「手紙の中を見ずに渡した」と話していた。
見ていないのになぜすり替わったとわかるのか。
如懿は金玉妍が玉氏の王への想いを捨てられないでいると気づいていた。
指摘された金玉妍は産気づいてしまう。
如懿は凌雲徹に送られ翊坤宮へ。
乾隆帝と互いに信じあって生きたいが、この望みは一生かなわないかも知れないと話す。
金玉妍の産んだ男児はすぐに息を引き取った。
乾隆帝も見舞いにいかず、すぐに葬れと命じる。
生きる気力をなくしていた金玉妍だが、玉氏の王が帰国すると知ると飛びだしていく。
金玉妍は去っていく王を呼ぶため叫ぶ。
二人は目を合わせる。
何も言わず王は紫禁城を出た。
金玉妍はまた王に会うために生きなければと決意する。
感想:とうとう罰を受けた黒幕
開始から一度も辛酸を嘗めることがなかった金玉妍が、とうとう罰を受けました。
でも大した事じゃないね。
言うてもまだ貴人だし。
直接手を出したわけではない過去のもろもろは暴かれる日が来るんだろうか。
この中途半端な処罰でなかったコトにされそうで恐ろしいね。
金玉妍は処罰されてよかったんだけど、乾隆帝の台詞が全部きつくて悪役って誰だっけ…?ってなっちゃった。
朕は天子なので、過ちも全て天のせいだから〜仕方ないから〜!って…
は?????なに???なんて???如懿もびっくりしてるよちょっとどうしちゃったの髭はやしてから気が狂っちまったのか?
別に皇帝が有能である必要なんかないし、有能であったとも思わないから、ほんとにただの血筋がいいだけの…ただの…ねえ?臣下がいれば政は動くでしょ。
如懿が凌雲徹に愚痴っていたように、もう心は離れていくばかりなのかもしれない。
次回「侍女の門出」