こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、
「招揺」のあらすじとネタバレと感想を掲載していきます。
登場人物まとめ一覧
- 路招揺(ろしょうよう)…封魔山を守る路一族の娘。
- 厲塵瀾/墨青(れいじんらん/ぼくせい)…魔王・厲修の子。
- 琴芷嫣(きんしえん)…玄玉堂。
- 姜武(きょうぶ)…新山門門主。
- 招揺のおじいちゃん…招揺の祖父。
- 袁桀(えんけつ)…北山主。
- 路十七(ろじゅうしち)…東山主
- 司馬容(しばよう)…西山主。
- 顧晗光(こかんこう)…南山主。
- 洛明軒(らくめいけん)…金仙(神に等しい存在)宗門盟主。
- 柳蘇若(りゅうそじゃく)…長玉聖主。
- 柳巍(りゅうぎ)…鑒心門門主。柳蘇若の兄。
- 柳滄嶺(りゅうそうれい)…柳巍の息子。琴芷嫣の許嫁。
- 琴千弦(きんせんげん)…千塵閣のちの閣主。
- 梓丹仙人(したんせんにん)…千塵閣閣主。
- 遅天明(ちてんめい)…望星門門主。宗門の執事。
- 雄天(ゆうてん)…宿南門門主。
- 錦繍公子(きんしゅう)…天璇門門主。
- 独孤修(どっこしゅう)…南月教教主。
- 唐韻(とういん)…清音閣閣主。
- 沈千錦(しんせんきん)…観雨楼楼主。
- 琴瑜(きんゆ)…玄玉堂同主。琴芷嫣の父。琴千弦の兄。
- 林子豫(りんしよ)…暗羅衛隊長。
- 小毅(しょうき)…新山門門徒。
- 小恩(しょうおん)…新山門門徒。
DVD情報
【招揺(しょうよう)】あらすじ・ネタバレ・感想
第7話 善行の値段
あらすじ
琴芷嫣(きんしえん)の外見を利用して厲塵瀾(れいじんらん)の弟子となった路招揺(ろしょうよう)は厲塵瀾に復讐するため、力を回復できる薬・回元(かいげん)丹を求めて栖止地(せいしち)へ向かう。しかし善行によって持っている銭の量が決まる栖止地では通常の銭は使えず、招揺は文無しだった。回元丹を買うためには善行を積むしかない。 翌朝、栖止地で飲んだ薬のせいか招揺の体は透明になっていた。その姿が見え、声が聞こえるのは琴芷嫣だけだ。招揺は、姿が見えないのをこれ幸いと厲塵瀾に近づき、暗殺しようとする。
ネタバレ
鑒心門門主 柳巍の息子 柳滄嶺は牢の中でまだ気を失っている。そこへ万路門の門徒がやってきて「陣を施した、いずれ気をいただく」と去っていった。
万路門。困り果てた琴芷嫣は頭巾を盗んで顔を隠そうと考える。だがすぐに見つかり柱に顔を打ち付けて鼻血を出してしまった。同じ頃、輿に乗っていた招揺も鼻血を出し琴芷嫣のピンチに気がつく。招揺は琴芷嫣を囲っていた男たちを全員倒す。遅天明が潜入させた朱棣はその様子を伺っている。
招揺は与えられた戯月峰に入ると、琴芷嫣を縛り上げて寝台に拘束し「おとなしくしてないと食事抜きよ」と出かけてしまう。
北門荘。門衛の話から袁桀の留守を知った招揺は、まず力を取り戻すため禁足地から栖止地に向かう。厲塵瀾はその気配を察知する。
栖止地・回元舗。回元丹は効力の長さで値段が違うらしい。招揺はさっそく店に入ろうとするが門衛に止められ「天元銭鏡」で銭を持っているか調べられる。なんと招揺は一銭も持っていなかった。門前払いをくらい怒った招揺は門衛に襲いかかろうとする。
そこへ子游と言う男がやってきた。「栖止地に入れるものは九死に一生を得た者だけ、大元気銭舗には善悪の行いが記録され善悪の量が銭の量、善行を積んでいれば銭も多い、おばさんは悪女で一文無しだ」と教えてくれた。
招揺は「善行は芷嫣に任せて、私は修練を^^」と新たな策を思いつく。
その帰り道、また子游に出会い、そこで売っていた謎の薬を飲んだ。
塵稷山。木の洞から衣冠塚へ戻ると厲塵瀾に首を絞められる。招揺は苦し紛れに「あの墓の主 路招揺が夢枕に立って善行を積んでくれと言ったから侵入した」とでまかせを言った。厲塵瀾は「魂がとどまっているなら俺のところに来るはずだ」と悲しそうにいう。
まだ厲塵瀾の本心がわからない招揺は「恨めしいと言っていた!訳も分からず殺されて悔しい、剣塚から出られれば褒美を与えるつもりだったのに万鈞剣を奪われた。敵を討つ」と言いたい放題だ。厲塵瀾は琴芷嫣を許し、直弟子と名乗ることも黙認した。
翌朝、栖止地で飲んだ謎の薬のせいで招揺の体は透明になっていた。琴芷嫣は驚いて騒ぎ立てる。外に出て誰にも姿が見えていない事を確認した招揺は、無悪殿に向かい厲塵瀾を暗殺しようと企む。
招揺が厲塵瀾に襲いかかると、傍らに置いてあった万鈞剣が勝手に動き出し反撃される。仕方なく撤退。
戯月峰。縛られたままの琴芷嫣のもとへ厲塵瀾がやってきた。誰に縛られたと聞かれ、芷嫣は「路招揺です!」と答える。そこへ招揺が飛んできて真実を話さないよう説得した。
厲塵瀾は配下の阿大に琴芷嫣を見張れと命じる。
招揺は善行を積むため何の力もなくビクビクしているだけの琴芷嫣を叱る。「門徒に難癖をつけられてもビクビクするな!今の力は豚以下よ!街に降りて善行を積みなさい」
江州。新山門門主姜武と、小恩・小毅は街に降りていた。姜武は「名を天下に轟かす」ために来たというが…?
招揺と琴芷嫣も街へ。サンザシ飴を落として泣いている子供に琴芷嫣を差し向け善行を行おうとするが、招揺の名前を出した途端人が逃げていってしまう。未だに招揺の悪名は健在のようだ。
感想:一人二役
琴芷嫣と招揺を演じ分ける女優さんシアオ・イエンが主役みたいになっちゃってます。招揺が人と話をしているときは芷嫣の容貌だから、一人でいるときと芷嫣と話をしている時しか出番がないぞ!?いいのかヒロイン。
厲塵瀾は恋心をこじらせちゃってなんかかわいそうである。元気出しな。
第8話 江州での出会い
あらすじ
善行で銭を貯めたつもりの路招揺(ろしょうよう)は回元(かいげん)丹を手に入れるため、改めて栖止地(せいしち)を訪れる。しかし過去の悪事と相殺されて残高はごくわずか、回元丹を買うにははるかに及ばなかった。もっと人が多い江(こう)州へ善行を施しに出かけた招揺は新山(しんざん)門の門主、姜武(きょうぶ)と出会う。路招揺を高く買っていたと自称し、厲塵瀾(れいじんらん)を殺して万路(ばんろ)門の門主になると豪語する姜武に見どころを感じる招揺。姜武もまた、物おじしない路招揺を気に入り、仲間になれと誘う。
ネタバレ
夕暮れまで粘って善行を積んだ招揺と琴芷嫣。招揺はさっそく栖止地で薬を手に入れようと向かう。どうやら夜になると透明人間ではなくなるようだ。
回元舗。自信満々だったが残高は100餞。店主に「栖止地での善行は一日一回のみ有効、1万餞持っていないと入れない」と言われ、今度は大元気銭舗へ。「過去に犯したたくさんの罪と相殺されて大した儲けにならない、人にやらせる善行は100餞だ」と言われてしまう。
空空。「気は戻ったが副作用が出た」と文句をつけようとするも「保証は有料だ」と追い払われてしまった。店から出ると子游にばったり出くわす。子游は「江州なら賑わっていて困っている人も多いはず、西門出れば近いよ」と教えてくれる。
招揺は西門の洞から江州へ。飛び出した先は万路門西山主 司馬容の屋敷だった。司馬容の恋人 月珠に叫ばれたため招揺はさっさと外に逃げる。
誰かが洞を通った気配を察して厲塵瀾は司馬容を訪ねる。司馬容は足が不自由で車椅子に乗っている。なにか悩みがある様子の厲塵瀾に「過去は手放せ、月珠の遺体をとどめ蘇生法を探したがだめだった。深すぎる思いは身を傷つける」と司馬容は忠告した。一緒に暮らしている月珠は木偶らしい。
鳳山。遅天明から琴芷嫣についての報告を受けた柳蘇若は「厲塵瀾に反感を持つものが居るはず、探し出して利用しろ」と命じる。遅天明は袁桀を利用することを思いつき、鳳山に居る袁桀の敵の子を思い出す。
江州。招揺は「善行を積もう」というのぼりを掲げて通行人に呼びかけていた。そこへ姜武と小毅・小恩がやってくる。「路招揺のために善行を」と話す招揺に、「彼女を高く買っていた、美しいがじゃじゃ馬だと聞いて」と衣を寄付してくれる。そして通行人を捕まえ半強制的に寄付をさせた。
「厲塵瀾を殺し万路門を手に入れ門主になる」と語る姜武を招揺は気にいる。姜武も「人のやらぬことをやり、俺を恐れることもない。仲間になれ」と招揺を新山門に誘った。だが招揺が断ったので名を名乗り去っていく。
鳳山。柳巍は悪い噂のことを気にかけている。噂を払拭するためにも行方不明の琴瑜を探したいようだ。話を聞いていた柳蘇若は「琴瑜と万路門の間に何かあったのかも…」とわざとらしく口にした。
夜になりやっと帰ってきた招揺。琴芷嫣は「滄嶺様の様子が知りたいの」と頼み込むが、取り合ってもらえない。
その夜、姜武はおびき寄せた万路門の門徒を全員捕まえた。
翌朝、姜武のもとに向かおうとした招揺だが、昼間は副作用があるので琴芷嫣を無理やり行かせる。戯月峰の外では「看守が気を奪う陣を作った」と門徒が噂しており、慌てて招揺に助けを求めた。
招揺に助言され、横柄に振る舞うことで牢に入ることに成功した琴芷嫣。牢には気を吸われ眠ったままの柳滄嶺がいた。必ず助けると誓い離れる。
千塵閣。琴千弦のもとに柳蘇若から宗門大会の招待状が届く。思惑がありそうだが、行って実情を探ることに。
清音閣閣主 唐韻と天璇門門主 錦繍公子のもとにも招待状が届いた。唐韻は「柳巍の潔白を示すため」と大会の意図をすぐに理解し、錦繍公子は「琴千弦とどっちが美しいか美貌比べに行くぞ^^」と乗り気に。
感想:濡れ衣
琴瑜を殺したのは柳巍じゃないのかな。首元にあった文様は操られていたからとかそういう…遅天明と柳蘇若が手を組んで柳巍に琴瑜を殺させたけど、運悪く琴芷嫣に見られたってだけ?
そもそもなんで殺そうとしたんだろうか。
彼女の目的としては洛明軒の復活だろうから、門主の命を奪って洛明軒にぶち込めば復活するとかそういう話か?
なんにせよ、悪い女が死んだ途端、心穏やかそうで何よりです。死んでないんですけどねえ!
第9話 重なる面影
あらすじ
柳滄嶺(りゅうそうれい)のために薬を手に入れようとした琴芷嫣(きんしえん)だったが万路(ばんろ)門の門徒にいじめられてしまう。路招揺(ろしょうよう)は琴芷嫣のふりをして門徒を懲らしめるが、その様子を見ていた阿大(あだい)は厲塵瀾(れいじんらん)に報告。厲塵瀾はますます琴芷嫣が招揺ではないかという思いを強めていく。 同じ頃、宗(そう)門大会が開かれる。大会終了後、琴千弦(きんせんげん)に傀儡(かいらい)術について問われた柳蘇若(りゅうそじゃく)は、はぐらかす。その後、琴千弦は琴芷嫣を連れ戻すべく、万路門へ向かうのであった。
ネタバレ
江州。厲塵瀾は夜中に西門主 司馬容を訪ねた。どうやら厲塵瀾は琴芷嫣が招揺なのではないかと疑っている様子。司馬容は「目は人を欺くが、心は違う」と助言した。
戯月峰。「もう死んでるかも(泣)」泣きじゃくる琴芷嫣に招揺は「柳滄嶺の気を取り込むから陣を解け、と言えば助けられる」と助言した。
言われたとおりに実行し、意識が戻った柳滄嶺と話をする。「ここのほうが安全、怪我が治ればここから逃がす」と言う琴芷嫣に「父は殺していない」と柳滄嶺は訴えた。
鳳山。宗門大会のため門主たちが集まってくる。全員が揃うと、柳巍は「事実無根、私にかけられた嫌疑を晴らしたい」と殺害を否定。事件のあった日、柳巍と一緒に酒を飲んでいたという遅天明もアリバイを証言した。
会が終わると、柳蘇若が琴千弦を呼び止める。「宗門の娘が邪教に向かうとはかどわかされたのでは?連れ戻すなら協力を」琴千弦は干渉する気はないと断った。琴千弦に「傀儡術についてご存知ですか?」と問われた柳蘇若はその言葉を聞いて動揺した。
琴千弦が帰ると、遅天明がやってきて「気がついたのでは?」と話す。柳蘇若は「いいえ、でも琴芷嫣の身柄を確保しなければ」と言った。
一方の琴千弦は、鑒心門の跡取りである柳滄嶺の行方に無関心で、傀儡術と聞いて動揺したところを見ると、柳蘇若が黒幕だと考えているようだ。柳巍の首元にある文様は傀儡の術中にある証。だが証拠がないため動くことが出来ない。琴千弦は、琴芷嫣を連れ戻すため万路門に向かった。
万路門。琴芷嫣は賭場に向かい、霊薬を手に入れようとする。だが万路門の門徒に玉佩を騙し取られてしまった。すぐに招揺に泣きつき、琴芷嫣のフリをした招揺が門徒をボコボコにして仕返しする。その様子を見張っていた暗羅衛の阿大は「まるで別人です」と厲塵瀾に報告した。
琴千弦が訪ねてきて暗羅衛隊長 林子豫は厲塵瀾の許可を取らず案内する。部屋には招揺1人で「琴千弦には心を見透かされそうで怖い」と珍しく弱気になっていた。そして下手な芝居も続かず、腹が痛いと部屋から逃げ出す。
そこへ報告を受けた厲塵瀾がやってきて「若い娘の部屋を夜中に訪ねるとは、ここを出ていいかは私が決める」と牽制。琴芷嫣が戻ってきて「帰らない!」と突っぱねた。琴千弦はあっさり帰っていく。
「なぜ賭場に行った」と問い詰められて琴芷嫣は蛇に睨まれた蛙状態に。何も答えられないでいると厲塵瀾は出ていった。招揺が戻ってきても琴芷嫣はカチコチのままだ。2人はお互いに「厲塵瀾・琴千弦のほうが怖い!」と言い合った。
招揺は「琴千弦は宗門のほうが危険だから連れ帰らなかった、千塵閣でも柳滄嶺はかくまえない」と推測する。琴芷嫣は助けてくれたことに感謝を示した。招揺は「明日も街で善を積んで」と笑う。
江州。姜武は捕らえた万路門の門徒たちをひざまずかせる。そしてまた殺し合いを命じるが、全員自害してしまった。姜武は厲塵瀾への忠誠心をみて驚く。
戯月峰。その夜、厲塵瀾が訪ねてきた。招揺を連れ出すと「稽古をつけに来た」という。しかたなく宗門の技を見せ納得させた。厲塵瀾は手取り足取り武芸を教える。
厲塵瀾は見張りを止めさせるため阿大を呼ぶ。だがそこに林子豫が来て「琴芷嫣は宗門の間者かもしれない。獄中の柳滄嶺を見舞っていた」と報告。阿大の見張りは継続させ、琴千弦が来たことを知らせなかった林子豫は叱責された。
感想:二人のやり取り
招揺と琴芷嫣のやり取りが可愛い。
頼られたら放って置けないタイプの招揺と、根っから弱虫のお嬢様で天然な琴芷嫣の組み合わせがうまいこと合わさって相乗効果でてるよいいよ。2人がせっかく話してるのに、男どもが邪魔しに来るし。
林子豫ちゃんは振られた腹いせに復讐しそうですな。なんでこう「絶対にフラれる第2の女」を作っちゃうかな。別に作中で心変わりして他のイケメンとラブラブになっても視聴者的には問題ないんだが。