こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、
「君、花海棠の紅にあらず(きみ、はなかいどうのべににあらず)」のあらすじとネタバレと感想を掲載していきます。
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君、花海棠の紅にあらずの登場人物
- 商細蕊:京劇役者
- 程鳳台:商人、妻は范湘児、姉は程美心、妹は察察児
- 范湘児:富豪の娘、夫は程鳳台
- 范漣:范湘児の弟、恋人は曽愛玉
- 程美心:程鳳台の姉、夫は曽万釣
- 察察児:程鳳台の妹
- 姜栄寿:京劇協会の会長、商細蕊の養父 商菊貞の兄弟弟子
- 姜登宝:京劇役者、父は姜栄寿
- 鈕白文:梨園協会所属
- 商菊貞:商細蕊の養父
- 鄭原木:商会の会長
- 曽愛玉:范漣の恋人
- 蒋夢萍:商細蕊の姉弟子、夫は常之新
- 常之新:范湘児の従兄、妻は蒋夢萍
- 曽万釣:司令官、妻は程美心
- 曹貴修:父は曽万釣
【全49話】「君、花海棠の紅にあらず」あらすじ・ネタバレ・感想
「君、花海棠の紅にあらず」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ )第40話「針の筵」
曹貴修(ツァオ・グイシウ)は荷を輸送させる日本軍の真の目的を語り、程鳳台(チョン・フォンタイ)と手を組もうとする。一方、外出した商細蕊(シャン・シールイ)は食堂で詰問され、道中で噂話を耳にしてしまう。杜洛城(ドゥー・ルオチョン)は自分が水雲(シュイユン)楼を養うという条件で休演を提案するが、商細蕊は罪を認めるような行為はしないと拒む。そんな中、耳に問題を抱えたまま復帰した商細蕊は、舞台上でぼう然となり…。
ネタバレ「針の筵」
絡子嶺。程鳳台と曹貴修は、古大犁の根城で再会した。
曹貴修は坂田の目的が「信用できるか調べるため」だと明かし、運ばされている荷物は秘密の荷物だと話す。
そして、手を組み九条を始末しようと持ちかけた。
そのために工事中の留仙洞のトンネルを使うという。
程鳳台はトンネルを作る時、雷氏に「いつでも爆破できる仕掛けを」と依頼していた。
承諾を先延ばしにして話を切り上げた程鳳台は「父になるのだから、もう少し妻子のことを気にかけたらどうだ?」とからかう。
「今後嫌でもあの女には手を焼くさ」
曹貴修が言い放つと、隣の部屋から「悪口を言ったか!?クソ野郎!」と古大犁の怒鳴り声が聞こえた。
古大犁は大きなお腹をさすりながら、銃を磨いている。
そこへ曹貴修がやってきて「いつ生まれる」と聞き、お腹に触れた。
古大犁が「関係ない」と手をはねのけたので「ここはよく敵軍が通るので副官を置いていく」と護衛を付けて曹貴修は立ち去る。
その後、程鳳台と坂田の部下は開放された。
水雲楼。商細蕊は耳鳴りが酷く寝込んでいる。
飯屋。商細蕊はジャージャー麺を食べに出かけた。
客は商細蕊に気づき「なぜつるむんだ、愛国心はないのか」と
口々に責める。
商細蕊は耳鳴りがして、よく聞こえない。
「問題を抱えているなら話してくれ、聞かないとわからない」
「誤解だ、今私は崖っぷちにいる、応援していると言うならなぜ私を信じない?祖国が危ないときに敵国にすり寄ったりしない」
商細蕊はそれだけ言うと店を出た。
水雲楼。商細蕊が戻ると安貝勒が待っていた。
商細蕊は状況を聞かれ追い返す。
話を聞いていた杜洛城は休演を勧めた。
雪之誠を紹介した責任を取って、休演の間水雲楼を養うというのだ。
しかし商細蕊は「休演したら罪を認める事になってしまう」と数日後の復帰を強行した。
第一楼。興味本位の客も加わり客席は超満員だ。
幕が上がり順調に歌っていた商細蕊だが、突然 呆然と立ち尽くしてしまった。
司令部。程鳳台はホコリとシラミまみれで坂田に再会のハグをして嫌がらせをする。
目の前でシラミを潰している男が嘘をついているとも思えず、坂田は約束通り小切手を渡した。
程家。程鳳台が戻った。
察察児は日本軍と関係した兄を嫌い、范湘児は夫の行動を疑い、范漣には盛家の令嬢 盛子晴という恋人ができていた。
水雲楼。程鳳台は久々に商細蕊を尋ねる。
そこで、一連の事件のことを聞いた。
妓楼。商細蕊と杜洛城は酒を飲んでいる。
そこへ程鳳台が来て、杜洛城を追い出した。
程鳳台は「飲みたいなら付き合う、役者を辞めたいなら認める
水雲楼出稼ぎを得ようと思ったことはない、私には雀の涙ほどの金額だ、私は君が楽しく生きてくれたらいい」と逃げ道を作った。
それを聞いた商細蕊は「違う生業なら出会いもない」と程鳳台のことを惜しむ。
程鳳台は「天に定められている、いつかは出会う運命なんだ」と言った。
感想:告白じゃん
知音のニュアンスがわからない。マブダチ…?情緒のないこと言った!減点!
言葉自体の意味を調べたら、1 互いに心を知り合った友。親友。2 知り合い。知己。3 恋人となること。恋人。
と出てきました。
最初は確実に1だったんだけど、それを超越した関係になりつつあるよね?ただ恋人ではないな。
「知音とはなんぞや」
「友の歌声だ、今も聞こえる」
オープニングの最後で入るこのセリフが真理なのか。
第41話「芝居からの解放」
程鳳台(チョン・フォンタイ)は耳の不調が続く商細蕊(シャン・シールイ)を休ませるため、芝居から解放しようとする。そんな中、范湘児(ファン・シャンアル)は商細蕊に引退を勧める。小周子(シャオチョウズ)から指導を懇願されても応じず、街なかで独り歌う商細蕊。その周りに集まった人々から復帰を求められた商細蕊は、困惑し立ち去ろうとする。一方、姜栄寿(ジャン・ロンショウ)は中日戯曲同好会の会長に就任し、姜(ジャン)家は売国奴として批判の的となる。
ネタバレ「芝居からの解放」
妓楼。程鳳台は役者として出会わなくても、スリにでもなって財布を盗んだときに出会うんだと笑い話をする。
しかし商細蕊は、芝居がなければ自分の価値がないと思いこんでいた。
程鳳台は諦めずに「養父にも十分恩は返せた、今後は自分の人生を歩め」と励ます。
水雲楼。酔いつぶれた商細蕊を程鳳台が送ってきた。
商細蕊を寝床に入れると、程鳳台は「座長の前で芝居という言葉を使うな、座長が出なくても水雲楼は続ける」と座員に宣言する。
翌朝、商細蕊が目を覚ますと、程鳳台が朝飯を買ってきた。
商細蕊は手を付けず、散歩に誘われ出かけることに。
程家。その頃、范湘児は程鳳台が昨夜どこにいたのかと葛さんに聞いている。
葛さんは商細蕊の耳が聞こえなくなった話をした。
水雲楼。商細蕊が戻ってくると、范湘児から滋養の品が届いていた。
程家。翌日、商細蕊は范湘児に礼を言うため程家に出向いた。
范湘児は「夫の友人だし、鳳乙のおじさんだし、耳を早く治しなさい」と気遣う。
さらに「もし治らなければ普通の生活をしたらいい、商売をするのもいいわ」と提案した。
その話を聞いた商細蕊は押し黙って爪を噛んでいる。
范湘児は「とにかく、夫は商売をしているから入り浸りは困るのよ」と忠告するが、商細蕊は聞こえなくなったふりをして帰ってしまった。
水雲楼。小周子は商細蕊に指導してほしいと懇願する。
「私たちは天性の役者歌う以外に何が出来ます」
商細蕊は小周子を振り払って出ていってしまった。
街。商細蕊は街角に座り込んで、ぼんやりと歌い始める。
そこへ程鳳台が通りかかった。
いつのまにか見物客に囲まれ、商細蕊は「いつ復帰するのか」と求められてしまう。
程鳳台は間に入り、商細蕊を助け出した。
司令部。坂田は商細蕊を会長にしようと考えていたが耳が聞こえなくなったため、姜栄寿に目をつける。
姜家。姜栄寿は国賊と呼ばれることになってしまった。
南京。劉漢雲のもとに北平の親日家名簿が届けられる。
姜栄寿の名前を見て「晩節を汚したな」と言った。
そして側にいた臘月紅に意見を求めた。
臘月紅は「商細蕊は親日家ではない…しかし義子であるということは先々面倒なことになる…かも…ね?」と話す。
水雲楼。商細蕊が鳳乙をあやしていると、程鳳台がやってきた。
立ち直らせようと話をする程鳳台だが、商細蕊は追い出してしまう。
外に出ると座員たちが幽霊の話をしていた。
なんでも第一楼に衣装を着た女の幽霊が出て、舞い踊っているらしい。
話を聞いた程鳳台は、すぐに商細蕊だと気づいて深夜の舞台へ行くことにする。
第一楼。その夜、商細蕊が舞台で舞い歌っている。
そこへ程鳳台が現れ驚かせた。
商細蕊は顔面を一発殴って卒倒させてしまう。
なんとか起き上がれるようになった程鳳台は「耳がおかしいのは気の病で、原因を解消すべき」と助言した。
水雲楼。その夜、程鳳台が目を離したすきに、商細蕊は突然屋根の上に登ってしまう。
「原因があるのなら、もう一度高いところから落ちれば治るかも^^」
商細蕊は飛び降りて足を捻ってしまう。
程家。乳母は范湘児に一連の事件を報告。
そして「鳳乙を引き取って下さい心配なんです」と懇願した。
水雲楼。商細蕊は范湘児を止め「鳳乙は妹の子なんです」と懇願する。
しかし范湘児は「半年待ったわ、言動が変だし面倒を見られるの?ここにおいておけば不幸になるわ」と聞き入れない。
そこへ程鳳台が来て、鳳乙を商細蕊に返した。
程家。程鳳台は「投資したのは母の追想をしたいという幼少期の夢から、商細蕊といるのも楽しい自由に生きているんだ」と商細蕊への思いを語る。
范湘児も「いい人だし素直で誠実」と認めた上で「でもなんでも自由にさせてはだめ、考えてあげないと」と助言した。
感想:范湘児姉さん
頭固い女だと思ってたけど、一度理解すれば柔軟なのね姉さん。誤解してたわ、謝るわ姉さん!
でも姉さん一瞬、旦那の商細蕊愛に嫉妬してたよね。
さて、なかなか舞台に復帰することが出来ません。思い込んでしまうと一直線なタイプだから、気の病だと言われてもよくわかってないんだろうな。
今回、久々に臘月紅が出てきました。劉漢雲に意見を求められて、最初は商細蕊をかばったのに劉漢雲のご機嫌取りをするため排除したほうがいいとか…君は何がしたいんだね?
第42話「君のために」
程鳳台(チョン・フォンタイ)の荒療治により、回復した商細蕊(シャン・シールイ)は一座の者たちに公演再開を宣言する。しかし、商細蕊は騙すようなやり方をした程鳳台を受け入れられず、避けていた。再開初日、商細蕊は舞台に出られず立ちすくんでしまう。その姿を見た程鳳台からの熱い言葉に励まされ、喝さいを浴びて舞台に立つ商細蕊。完全復活の兆しが見えたが…。
ネタバレ「君のために」
水雲楼。程鳳台たちが見守る中、商細蕊は祖師に謝罪し始める。内容は子供の頃のいたずらについて。
様子がおかしいと察した程鳳台が、小周子に理由を聞くと「また今朝からよく聞こえない」と教えられた。
森。程鳳台は商細蕊を狩りに連れ出す。
そして范漣に匪賊役をさせ、撃ち殺される小芝居を商細蕊に見せた。
商細蕊はその光景を見ると、叫び声を上げながら范漣に突進。
そこで「刺激療法だ」とネタばらしされた。
「私を騙した…はぁはぁ、なぜ、騙した…はぁはぁ」
程鳳台に襲いかかった商細蕊は、走り去っていった。
その顔には笑顔が戻っている。
水雲楼。程鳳台の荒療治により復活した商細蕊は、座員に「明日から再開する!」と復帰を宣言した。
その頃、ペニシリンが手に入らなくなった四喜児は気が狂ってしまい、水瓶の中に体を沈めて笑っている。
第一楼。復帰は楊貴妃の演目だ。
商細蕊の出番がやってきたが、立ちすくんで舞台に出ることが出来ない。
程鳳台はすぐに駆けつけ「君の問題は自分の問題も同じ、決意に背き逃げ出すことは許さない、堂々と演じるんだ、味わってきた屈辱や苦渋と私のために」と送り出した。
商細蕊は見事に演じ始める。
そこへ、顔を隠した臘月紅が静かに近寄っていく。
臘月紅は商細蕊から罰を受けたことを思い出し、それと同時に認め助け導いてくれたことも脳裏をよぎった。
しかし、出世のための行動は止まらず商細蕊に銃を向け発砲する。
左腕を撃たれた商細蕊は、すぐに病院へ運ばれ手術を受けた。
姜家。四喜児が姜家の前で狂ったように歌っている。
追い払っても居座り続け姜栄寿は頭を抱えた。
そこへ「商細蕊が舞台で打たれ死にかけた」と情報が入る。
姜栄寿は国賊として殺されるのではないかと、自分の身を案じた。
病院。目を覚ました商細蕊は犯人が臘月紅だったと話す。
その頃、臘月紅は姜家のあたりをうろついていた。
そして、酒を飲んで帰ってきた姜登宝を見つけ殺してしまう。
病院。商細蕊は痛みに顔を歪めている。
しかし「鎮痛剤は脳に悪いので嫌です」と拒んでいた。
程鳳台は金で鎮痛剤を用意し、商細蕊に内緒で点滴する。
つきっきりで面倒を見てくれる程鳳台を見て「誰かが看病してくれるなど夢のよう」と商細蕊は嬉しそうだ。
翌朝、小周子が私物を届けにやってくる。
そして姜登宝の死を告げた。
見つかった弾は国民政府が特務で使うもので、親日派が狙われているという。
姜家。姜栄寿は息子の遺体の横でうなだれている。
弔問にやってきた坂田に「不憫に思ってくれるなら会長を辞めさせてほしい」と懇願した。
坂田は拒絶して立ち去る。
新聞社。臘月紅は雪之誠を襲撃。
しかし、そばにいた六月紅が立ちはだかり手を下すことが出来ない。
「日本人を妻にした薛千山は許されない」
「どうかしている、私の夫で子供の父私の人生の希望よ
恐ろしい子になったわね、私はあなたを大切にした、なのに夫を殺すの?人でなし、商座長も撃ったんでしょ」
「国を売った!」
「そんな人じゃないと知っているでしょう、出世のために誰にでも噛み付くのね」
臘月紅は薛千山に襲いかかる。
六月紅が銃を手に臘月紅を殺した…
連絡を受けた商細蕊と程鳳台は警察へ。
臘月紅の遺体を前に、薛千山は「国賊を始末したら出世させると劉漢雲が言った、それを信じたんだ」と話す。
水雲楼。臘月紅の死を見た商細蕊は鳳乙を手放す決意をした。
感想:臘月紅の最後
何がしたかったんだ結局…?ちょっとマジで好きになれないわ。狂気的すぎてついていけないし、その割にはプライドもなく劉漢雲に命じられて大切な人を傷つけるし…一応、六月紅を見て戸惑ったのは心を感じました。
とにかく六月紅が大事で愛していて、薛千山のもとから引き離して2人で暮らすために出世したかったのかね。
うーん、あまりにも自分がない。
さてさて、北平陥落から血なまぐさい回が続きます。
四喜児は……でペニシリンが必要だったけど、お金がなくなり脳まで来ちゃった感じかね…あんまり知りたくないので調べない…
忘れてた!姜登宝!彼はなんだか、らしい最後だね^^