双花伝(そうかでん)全60話のあらすじネタバレ中国ドラマオタクの感想

目次

第7話「武挙にかける思い」ネタバレ

東庭皇妃の張(ちょう)貴妃は皇帝からないがしろにされ傷ついていた。張貴妃の兄・張世顕(ちょう・せけん)は、妹に武挙の開催を伝え、これを契機に皇帝の心をつかめと説得する。一方、木槿が花斌の娘だと気づいた柳言生は、姉妹を手中に収めるため新たな策を考えていた。柳言生に襲われ気を病む錦繍は、非白に助けを求めようとするが、自分に気づかず通り過ぎる姿を見て、さらに落ち込む。

皇宮。

東庭皇妃 張貴妃は皇帝に冷遇されている。

兄 張世顕は武挙を取り仕切ることで皇帝の心をつかめと助言した。

しかし武挙は原青江が取り仕切っている。

さらに原青江の息子 原非清と公主の縁談まで進んでおり、勝ち目はないように思える。

だが張世顕にはなにか秘策がある様子。

一方、連皇后は妹である連夫人を案じていた。

原青江を呼び出し「孫 淑琪公主を輿入れさせ、皇家と原家が結ばれれば私の子孫が西営を取り戻す」と話す。

その話は皇帝の耳にも入る。

皇帝は原家と竇家の派閥争いを無意味だと考えていた。

例年通り武挙は原青江に一任することに。

雑役房。

絶好調の花木槿は全自動洗濯機を作成。

その様子を偵察に来た連夫人は双子姉妹を手に入れようと考える。

同じく花木槿を観察中の原非白は弾弓(パチンコ)を見て過去のつながりを思い出した。

西楓苑。

追い詰められた花錦繍は原非白に助けを求める。

しかし司馬遽は暗宮に戻っており、原非白は花錦繍に見向きもしない。

梨蕊閣。

花錦繍は仕方なく原非煙に連夫人の企みを密告した。

「連夫人と柳言生は原非清を殺し西営を取り戻すと話していた」

花錦繍は柳言生に手篭めにされた屈辱を晴らしたいと明かす。

その夜、花錦繍のもとに原非煙の護衛となった香芹が来る。

そして梨蕊閣に来たければ原非煙の玉佩を姚碧瑩の荷物に隠せと命じた。

西楓苑。

末の弟 原非珏が原非珏のもとにやってきた。

原非珏は幼い頃から兄に決闘を挑んできたらしい。

もちろん原非白が勝った。

紫園。

ある夜、泥酔した原非清は宋明磊に過去のことを打ち明ける。

10歳で皇宮に人質として送られた。

皇子たちに女の格好をさせられ辱められた。

河に投げ入れられたときは淑琪公主が助けてくれた。

宋明磊は原非清の境遇を自分に重ね憐れんだ。

梨蕊閣。

原非煙の玉佩がなくなり、姚碧瑩の荷物の中から見つかった。

原非煙は宋明磊と仲睦まじい姚碧瑩が気に入らない。

そこで杖刑を命じ、梨蕊閣から追い出す。

雑役房。

大怪我を負った姚碧瑩は雑役房へ送られた。

花木槿は必死で看病する。

花錦繍は姚碧瑩に心のなかで謝罪し、今後は出世して姉を守っていくと誓った。

庭。

その夜、司馬遽が外に出てくる。

花錦繍と再会し「君と2人の時だけ自分でいられる」と話した。

感想:守れるように強くなりたい

自分だけこんな目に…って思わないの花錦繍ちゃん?今後仲間たちが自分の不幸を知りもせず幸せを手に入れれば憎む気持ちが生まれると思うよ。

めそ(´;︵;`)

誰が悪いって?夫人と柳言生だよ。

足の先から一ミリずつスライサーですりおろしの刑に処してください。

失血死しないように傷口は適宜焼きごてで焼いてください。

まあそれにしたって屋敷の主が屋敷内のことを管理できてないのが悪いと思う。

管理を任せた人間が悪事を働いているなら罰を与えるべきなのに放置だし。

原青江としては連家とのつながりにも思うところがあるんだろうけど、それにしたってとばっちりを受けるのは下々のものたちなのに。

「暴政を憎む原家」って出てきたけど原家そのものがやばいじゃん。おこヽ(`Д´)ノ

第8話「忠義の士」ネタバレ

木槿は姚碧瑩のために、猛毒の金不離(きんぷり)を捕まえようとしていた。するとそこに、原青江の四子・原非カク(げん・ひかく)が現れる。一方、錦繍は連夫人から離れるために姚碧瑩を犠牲にして梨蕊(りずい)閣へ行くことに。柳言生は、せっかく手なずけた錦繍を手放すことに疑問を呈すが、連夫人は柳言生がやましいことをしたと気づいていた。宋明磊は、姚碧瑩の代わりに錦繍が梨蕊閣へ行くことに疑念を抱く。

雑役房。

杖刑を受けた姚碧瑩は高熱を出して寝込んでしまう。

同僚のおばさんから「金不離に解毒作用がある」と聞いた花木槿は西楓苑へ。

韓修竹が原非白の薬ために池で飼っているのだ。

池から金の蛇を釣り上げたところで、原非珏に見つかった。

花木槿は「あなたの目ぶどう酒みたいできれいね〜!」と気をそらして逃げる。

栄宝堂。

花錦繍は連夫人に「梨蕊閣に行く」と報告する。

連夫人は引き止めず「私の恩を忘れるな」と忠告した。

連夫人は柳言生がやましい手を使ったと気づいており「連家の名を傷つければ許さない」と忠告する。

宋明磊は花錦繍を呼び出し、姚碧瑩のことについて問いただした。

花錦繍は「恥じるようなことはしない」と嘘をつく。

西楓苑。

部屋を調べていた司馬遽は部屋のろうそくに毒が含まれていると突き止める。

庭。

ある夜、柳言生は再び花錦繍に近づいた。

そこへ司馬遽が通りかかり密会を目撃。

2人を栄宝堂へ連れていき問いただす。

柳言生は「誘惑された」と花錦繍に罪を着せる。

司馬遽は激怒し原青江に報告すると脅した。

西楓苑。

花木槿は西楓苑の梅の花を手に入れるため忍び込んだ。

しかし鶴に襲われてしまう。

捕まってしまった花錦繍は「姉が病気なので梅を売って滋養のあるものを…」と理由を明かした。

韓修竹は「この梅は10年に一度しか咲かない、ここに残って世話をしなさい」と命じる。

原非白が花木槿を気に入っているため、側に置こうと考えたようだ。

しかし姚碧瑩の看病があるため花木槿は雑役房へ戻りたい。

そこで「庭いっぱいに咲かせるので帰らせてください!」と頼み込んだ。

雑役房。

眠る姚碧瑩のもとに明家の生き残り 明鳳卿が現れた。

その知らせは原青江のもとへ。

原青江は明家の残党が尻尾を出すよう、わざと小五義たちを離れ離れにしたようだ。

原青江は原家で行われる武術大会に原氏の子女も兵士も護衛を誰もが参加できることにする。

この大会で勝利すれば朝廷での武挙に参加することができるのだ。

雑役房。

花木槿は姚碧瑩の看病を続けながら珍しい接ぎ木を行い梅の花を咲かせた。

西楓苑に来るよう声がかかるが花木槿は断固として雑役房を離れない。

姚碧瑩はその姿を見て苦しみ、重荷にはなりたくないと考える。

西楓苑。

韓修竹は陳玉嬌から2人が花斌の娘であり、花木槿は天下の比類なき知恵を持つと知らされていた。

原非白のためにも花木槿を手に入れたい。

河。

苦しんだ末に、姚碧瑩は自害を選ぶ。

探しに来た花木槿は水に入った姚碧瑩を助けた。

小五義たちは主に助けを求める。

感想:原青江

原青江は国も家もどうでもいいのか?

謝梅香の仇討ちだけを思って生きてるとすればとんだ迷惑だ…ヽ(`Д´)ノ

花錦繍に玉佩を隠すよう命じたのは香芹だけど、香芹は誰に命じられたんだろう。

原青江が直接命じるわけがないから、紫園の管理者だって言う親に言われたのかな?

何にしたってあくどいわ〜

えーと今回の目玉「原非清の辱められ事件」ですが、何を辱められたんだろう…ね…

それであのちょっと大衆演劇の女役みたいなテイストなのかしら…

原非白はビジュアル系バンドでベース弾いてそうだし、原非珏はKPOPにいそうな…どんな兄弟だよ。

第9話「各営の思惑」ネタバレ

非白のおかげで名医・林卒延(りん・そつえん)に診てもらえた姚碧瑩は、危機的状況を脱する。一方、非清は全てを簡単に手に入れる非白に対し、父から冷遇される自分の苦しい思いを宋明磊に吐露する。そして、大業を成し遂げるために宋明磊に協力を仰ぐ。そんな中、栄宝(えいほう)堂に小五義、さらに雑役房で働く女性たちが集められる。するとそこに原青江が現れ、いきなり杖殺を言い渡す。

東雲楼。

宋明磊は原非清に助けを求める。

原非清はすべてを容易に手に入れる弟への嫉妬を語り、2人で大業を成し遂げるなら手を貸すと提案した。

それよりも先に原非白が名医 林卒延を向かわせる。

林卒延は姚碧瑩の体内に奇毒 流光散があると突き止めた。

鍼治療で回復させる。

紫辰閣。

陳玉嬌は「小五義は不調のもの訓練が進まないもの出場しないものまでいる」と原青江に報告。

原青江は小五義を武術大会に出場させるため策を練る。

栄宝堂。

原青江の命令で雑役房で働くものが全員集められた。

そして突然 杖殺を言い渡される。

姚碧瑩が原非煙の下賜品を盗んだので関係者を死罪にすると無茶苦茶な言い分だ。

花木槿は「優れた人材を殺せば損失は甚大」と止めに入る。

原青江は「文武両大会で上位3位以内に入れば許す、負ければ全員死罪」と言い渡した。

姚碧瑩を守るため小五義たちはそれぞれ訓練に励む。

南国皇宮。

病気を得た豫王は「息子に会わせてほしい」と皇帝に懇願。

その場に段月容が呼ばれた。

皇帝は「豫王の身の回りの世話のために」と女を贈る。

贈られた美女 緑水を見た段月容は「私にください」と頼み美女を手に入れた。

段月容は東庭と商いをする皇帝に同行することになる。

雑役房。

小五義は大会に向けて作戦会議中。

宋明磊は原家の情報を仕入れてきた。

原非珏の側仕え 果爾仁は肱月国の女帝に恋をしたが、女帝は原青江を愛してしまった。

果爾仁は原青江に勝負を挑み負けた。

肱月女帝は原青江の息子 原非珏を産んだ。

果爾仁は下僕になって紫園に来た。

原非清と原非煙は亡くなった正妻 秦夫人の子、原非白は原青江が唯一愛した謝梅香の息子。

原非白は10歳のときに母を殺され足を負傷し、それ以来養生しているという。

話を聞いていた花木槿は昔 男の子を助けたと思い出した。

原家には20万の禁軍があり、資産は皇室にも劣らない。

紫棲山荘は紫棲皇宮になると噂されている。

宋明磊のもとに密偵が現れた。

武術大会で褒美が授与される時、原青江の命を狙えというのだ。

密偵は「姚碧瑩が出自と義理の兄が実の兄だと知ればどう思うか」と脅す。

文武両道大会が始まる。

まずは武術大会。

一回戦は乱闘だ。

宋明磊は花錦繍を助け、香芹に引っ張られ舞台から落ちた。

勝ち進んだのは于飛燕と花錦繍だ。

二回戦は一対一の勝負となる。

感想:原家が王になる

金谷真人の予言って一体何なんだろうね。

32文字の真言の意味もわかってないわけで…

それに振り回される孤児たちよ…

このお話の着地地点が見えないので、登場人物がどう動いていくのかすごく興味深いしワクワクする₍₍(:D)⁾⁾私このドラマ好きですわ。

最終回が気に入らないと手のひらクルーしますが。

まあ、大人のいざこざに巻き込まれて振り回される子どもたちの構図は気に入らないかな。

彼らが大人になって、大人にされたことをさらに下の世代にしなくて済むような世の中にするお話がいいです。

全60話もあるのでどのあたりでそうなるかわかんないけど、紫棲山荘が皇宮になるのはガチっぽいな。

すでにドロドロなのに、今度は後継者争い勃発か(ヽ´ω`)

第10話「道理を問う」ネタバレ

原青江から文武両大会で上位3位以内に入ることを命じられた小五義。武術大会では錦繍と于飛燕が決勝に進み、直接対決となる。そんな2人の姿を、固唾をのんで見守る原青江。続いて学問大会が始まるが、宋明磊が提出した兵法に対して、原青江はいきなり杖殺を命じる。今回の大会の裏には木槿の影響があることを知った原青江は、木槿こそが六子の帥だと確信する。

武術大会。

花錦繍と于飛燕が決勝に勝ち進む。

激しい戦いの末、原青江は2人とも優勝者に選んだ。

続いて学問大会が行われる。

課題は花錦繍の読み通り兵法だ。

宋明磊は将苑を参考にして回答を出す。

すると原青江は「人の道理を無視した回答だ」として宋明磊の処刑を命じた。

宋明磊は「兵権を持つことより、権力を行使するものの心が大切」と論じ勝者になる。

勝者への褒美として于飛燕には武挙に参加する権利、宋明磊は幕僚に任命、花錦繍は銀子をもらった。

大会の終わり、小五義達は花木槿のおかげだと話している。

話を聞いていた原青江は花木槿が六子の帥だと確信した。

栄宝堂。

文武両大会は西営と梨蕊閣の勝利に終わり、連夫人はそれが気に入らない様子。

そこで邪魔な原非煙を追い払うため、姉に頼んで輿入れさせることにした。

雑役房。

小五義は勝利をお祝いする。

しかし花錦繍だけは「女だから武術ができても出世できない」と落ち込んでいた。

男の2人が武挙への出場、役職を与えられたのに比べ、花錦繍の褒美は銀子だけ。

「姉さんも兵法書を出したのに雑役房から出ることもできない…」

花錦繍は今の生活から抜け出してみせると誓った。

皇宮。

連皇后は原非煙と荘王の息子との婚姻を皇帝に提案。

皇帝は「第4皇子 軒復昱の嫁にする」とその提案を退けた。

皇帝は原青江と第3皇子の間の信頼、竇英華と第4皇子の間の信頼を試しているのだ。

紫棲山荘。

知らせを受けた原青江は娘 原非煙に婚姻の話をする。

原非煙は「原非白と違い、私は捨て駒なんですね」と悲しんだ。

庭。

花の季節を迎え、庭では花が咲き乱れている。

雑役房の同僚と庭にやってきた花木槿は、そこで原非珏に再会した。

その様子を遠くから見ていた原非白は静かに立ち去る。

花木槿は金不離を盗んだ時、原非珏に「花を食べる」と話していた。

視力の弱い原非珏は匂いを頼りに探しに来たのだ。

花木槿は名前と所属を教える。

するとその時、原非珏が突然意識を失ってしまった。

花木槿は雑役房に連れ帰り看病する。

しばらくして果爾仁が迎えに来た。

果爾仁は「あの者たちに近づいていはいけない」と原非珏を叱る。

2人はいずれ肱月に帰る予定らしい。

庭。

その夜、原非煙は宋明磊を呼び出し婚姻の話をした。

そして「あなたが好き」と告白する。

宋明磊は断るが、原非煙は「梨蕊閣で待っている」と言って立ち去る。

その様子を原青江の側近である史慶陪が目撃。

雑役房。

宋明磊は叔母に命じられた復讐と本心との間で揺れていた。

悩んだ末、花木槿と姚碧瑩に会いに行く。

姚碧瑩は宋明磊の出世を願って瑞雲の刺繍を施した靴を贈った。

宋明磊は2人に必ずいい暮らしをさせる決意し、原非煙のもとへ向かう。

感想:お兄ちゃんは複雑

宋明磊が姚碧瑩に飲ませてる薬って一体何?

体調不良を装う薬なのか、本当に体を蝕む毒なのか…

親の仇を討ちたい気持ちはあるんだろうけど、そんなに乗り気じゃないしどっちかっていうと姚碧瑩の方が大事っぽいのになあ。

さてさて、能天気で賢いけど猪突猛進なお姉ちゃん、真面目だけど激情型で思い込むタイプの妹ちゃんで運命がすでに分かれきてます。

生きやすのは圧倒的にお姉ちゃんの方だな。

武術も大事だけど、今の生活だと賢いほうが色々便利だし。

第11話「危機を勝機に」ネタバレ

非煙のもとを訪れた宋明磊は「自分のことは忘れてくれ」と告げるが、宋明磊に思いを寄せる非煙は、純潔でなければ婚姻は破談になると思い、宋明磊に抱きつく。だがそこに原青江が現れ、非煙の思惑どおりにはいかなかった。出世のために妹を踏み台にした宋明磊に激怒した非清だが、宋明磊の正論に言い返す言葉が見つからなかった。一方、軒忠皇帝は悪夢にうなされ怯えていた。

梨蕊閣。

宋明磊は原非煙のもとへ。

「忘れてほしい」と別れを告げる。

しかし原非煙は純血を失えば皇子との婚姻が破断になると考え抱きついた。

そこへ史慶陪から知らせを受けた原青江がやってくる。

原青江は娘の浅はかな考えを叱責。

さらに宋明磊が企てを知らせたことにして、娘の恋心を踏みにじった。

宋明磊は弁解もできず「私が知らせた」と認める。

原青江は宋明磊を舍人にし屋敷を与えた。

原非煙の兄 原非清は宋明磊の行いに激怒する。

東庭皇宮。

東庭皇帝 軒忠は夢にうなされ飛び起きる。

夢の内容を聞いた張貴妃は「巫術に違いない」と話して、連皇后の居所を調べさせた。

呪いの人形が見つかり連皇后は処刑、連家も処罰され原青江は武挙の監督資格を失うことになる。

全ては竇英華と張貴妃の企みだ。

栄宝堂。

その知らせはすぐに連夫人のもとへ。

ショックを受けた夫人は出血し倒れてしまう。

子供は無事だったが、お産まで絶対安静を言い渡される。

原家と繋がりの深かった連皇后が処刑され、その息子である第3皇子 軒復徹は牢に入れられてしまった。

次に狙われるのは間違いなく原家だ。

柳言生はすぐにでも出兵したほうがいいと主張。

しかし宋明磊は時期を待ち、皇帝の疑念を消したほうがいいと進言した。

紫棲山荘。

原青江は原非清を代わりに東都へ向かわせた。

武挙に参加する于飛燕も同行する。

その頃、香芹は花錦繍に事件のことを明かしている。

花錦繍は梨蕊閣を追い出され、また栄宝堂へ戻されてしまった。

花錦繍は柳言生に怯えながら、司馬遽に会えない苦しみを耐える。

雑役房。

姚碧瑩の具合が悪くなる。

同僚のおばさんから「紫園の薬房なら薬が見つかる」と聞いた花木槿はすぐに向かう。

薬房の管理者は奴婢である花木槿を見て門前払い。

花木槿は炎天下の中、薬房の前でひざまずき続ける。

薬を受け取りに来た謝三娘はその様子を原非白に報告した。

花木槿は暑気あたりで倒れてしまう。

すぐに林卒延が治療し、原非白の命令で貴重な生薬 牛虻も手に入った。

汴城。

王都 汴城は武挙を前に厳戒態勢。

原非白と于飛燕は身分を偽って汴城に入る。

于飛燕は武挙の参加者たちが竇英華の刺客に入れ替わっていることに気づいた。

竇英華の謀反を止めるため原家が動き始める。

感想:初期の勢いはどこへ

最初めちゃくちゃ好みで面白いと思ったのに、なんか粗が目立ってきたぞ。

林卒延先生は毒のことに気づいているのになんで何もしないんだろう。

処方箋の薬を処方させるより、そっちの治療ができるよう手回ししないと解決しなくない?

宋明磊が舍人になって離れたからあの薬はもう飲んでないのかな???

さて、安泰と思っていた連皇后が張貴妃にはめられ窮地に陥っています。

お姉ちゃんがやばいときは妹もやばいということで、お腹の子供に罪はないので無事に生まれるといいですね。

あとねえ、あんな目立つ屋根の上に想い人の男がいるのに花錦繍ちゃんは気づいてよ!なんかコントみたいだったわよ!

まあ車椅子だと思いこんでるし…まあ…

みんな秘密は作ったらだめですよ。

第12話「竇(とう)家の謀略」ネタバレ

無事に薬を分けてもらえた木槿は大喜びで薬堂を後にする。そんな木槿の姿を陰から見つめる非白。一方、再び栄宝堂に戻ることになった錦繍は、自分を救えるのは原青江しかいないと考え、都に同行させてほしいと直訴する。錦繍も都に行くと知った木槿は、宋明磊と力を合わせるようにと切言するが、宋明磊と仲違いしている錦繍は、自分の力で木槿を雑役房から解放すると誓う。

雑役房。

薬を手に入れ大喜びの花木槿は同僚の原武とばったり出くわす。

原武は病弱な妹のために薬をわけてほしいと頼む。

花木槿は快く分け与えた。

雑役房。

薬のおかげで姚碧瑩は回復。

宋明磊がやってきて竇英華の謀反のことを話す。

花木槿は謀反を止めるため布陣を伝授した。

栄宝堂。

花錦繍は原青江しか自分を救えないと考える。

そして「命は惜しまないので都へ同行させてほしい」と願い出た。

原青江は花錦繍の勇敢さを気に入り同行を許す。

皇宮。

武挙の試合が始まる。

張貴妃は東庭皇帝 軒忠の酒盃に毒を入れた。

竇英華は皇帝がその酒盃を飲み干すのを見届けてから謀反を起こす。

すぐに于飛燕たちが皇帝を守る位置についた。

その間に宋明磊は司馬門から道を開き、原奉定と花錦繍は皇宮に潜入。

原青江が真正面から兵を連れて乗り込む。

追い詰められた竇英華は第4皇子 軒復昱に「負けを覆す方法を」と迫る。

朝堂。

張貴妃は皇帝の前に引き出された。

そこへ第4皇子 軒復昱が現れ「何も知らなかった」と芝居をした。

母である張貴妃はすべてを察して息子の芝居に合わせる。

張貴妃は処刑され、軒復昱は許されてしまった。

皇帝は反逆者をすべて斬首。

第3皇子の軒復徹を牢から出し、連氏一族の名誉を回復させると発表した。

原青江は晋武安公に、原非清には淑琪公主との婚姻を。

竇英華、潘正越にも褒美が与えられる。

于飛燕は将軍として激烈な戦場である岳州へ行くことになった。

皇帝は竇英華と原青江が互いに牽制するように仕向けたようだ。

栄宝堂。

連夫人に報告が入る。

宋明磊と于飛燕に報奨を受け、育てた西営と東営も表彰された。

花錦繍も褒美を得て第1級の護衛に昇格した。

連夫人は小五義を排除しなければ未来はないと考える。

そこでまず一番弱い花木槿と姚碧瑩を始末することにした。

栄宝堂に2人を呼び出し「牛虻を使ってお腹の子供を害そうとした」と言いがかりをつけた。

原武と原武の妹の証言があるという。

花木槿は「部屋に処方箋がある」と必死に訴える。

感想:滅びゆく王家

なんか自滅に向かってるのかな東庭王朝の王族たち。

竇家と原家を争わせておきたいのはわかるけど、そのどちらかが牙を向けば今回みたいに危ういことになるだけなのに。

やだ〜最初は楽しかったのにどんどん雲行きが怪しくなってきた。

これ小五義の世直しドラマじゃなくて、腫れた惚れた嫉妬の渦に巻き込まれ策謀渦巻く血みどろドラマなのね…

こわいよう(´;︵;`)明るいお話がいいよう。

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