双花伝(そうかでん)全60話のあらすじネタバレ中国ドラマオタクの感想

目次

第50話「金蝉花(きんせんか)を求めて」ネタバレ

君家寨(くんけさい)で疫病が広がり、夕顔(せきがん)も病におかされてしまう。どの薬草も効果がなく、困り果てていた段月容(だん・げつよう)は、長老から病について詳しい話を聞き出す。そして唯一、金蝉花という花に効果があると言われるが、それは伝説の花と呼ばれていた。一方、婚儀からわずか3日で非白が戦場に赴くことになり、木槿は非白との別れを惜しんでいた。そんな中、段月容から窮地を知らせる文が届く。

君家寨。

段月容は夕顔を連れて、花木槿と過ごした家へ。

懐かしんでいると夕顔が高熱を出して倒れてしまった。

その流行病は高熱が下がらず腫れ物ができて全身がただれ死んでしまうという黒瘡病。

君家寨の人々も苦しんでいる。

長老は金蝉花という伝説の花なら治せるかもしれないと話した。

紫棲山荘。

原非白は新婚3日で戦場へ出立。

花木槿のもとへ疫病の知らせが届く。

金蝉花を双輝東貴閣で見たことを思い出した。

花錦繍に譲ってくれと頼むが、代わりに将苑と商訓を渡せと迫られる。

花木槿は野心のある人間に将苑は危険だと考え、商いのことが書いてある商訓を渡した。

商訓を読んだ花錦繍は西都最大の店に出資する。

しかし江州の絹、白玉の腕輪など高価なものばかりを買い集め、天候も重なり大損した。

君家寨。

花木槿の送った金蝉花が届く。

金蝉花を飲んだ人たちは回復し命をとりとめた。

しかし疫病は広がり続けており金蝉花が大量に必要になる。

紫棲山荘。

花木槿はもう一度金蝉花を分けてほしいと花錦繍に頼む。

しかし花錦繍は自分の不幸を語り取り合わなかった。

思い合っていた姉妹はお互いを傷つけ涙を流す。

花木槿は仕方なく戦地の原非白に手紙を出した。

その日、泥酔した花錦繍は久々に思い出の木のもとへ。

結んだ赤い紐すべてに黄色い紐が結ばれている事に気づいた。

そこへ司馬遽が現れる。

花錦繍は仮面に手を伸ばし、ついに素顔を見た。

翌朝、目を覚ました花錦繍は寝台で眠っていた。

夢だと思いこむが、髪に庭の植物がついており真相を探るため暗宮へ。

暗宮。

原非白は花木槿からの知らせで人命救助に金蝉花が必要と知り戻ってくる。

金蝉花は暗宮の暗闇の中で育つ花だった。

原非白と司馬遽が話している様子を花錦繍が目撃。

花錦繍は原非白と司馬遽が別人だったと知る。

司馬遽が一人になると花錦繍は彼の前へ。

その昔、韓修竹が原青江に仕えるよう言ったことを明かした。

当時は原非白のためだと思ったが、実際は双子であるという秘密を守るためだったのだ。

花錦繍は司馬遽を刺す。

あまりの出来事に混乱し、続けて自害を試みた。

司馬遽はそれを止め、姉妹の関係回復を願う。

しかし花錦繍は聞き入れない。

感想:一妻多夫

花木槿を囲んで原非白と段月容と夕顔で仲良く暮らすというのはどうでしょう…?

一夫多妻があるなら一妻多夫があったっていいじゃない٩( ᐛ )و 

今回やっと司馬遽のことを花錦繍ちゃんが知り暴走が止まりました。

荒ぶる猪と化していた花錦繍だけど、ちゃんと頭の隅っこではわかってるんだよね。

でもお姉ちゃんを見れば観るほど自分が哀れに思えてきて、渦巻く欲望が止められない。

うーん、かわいそうである。

お姉ちゃんには才知、花錦繍には武術の才能があったけど女だからそれを活かせない。

現代ならオリンピック選手にでもなるかしら。

第51話「明かされた秘密」ネタバレ

ついに司馬遽(しば・きょ)の秘密を知った錦繍。司馬遽から、姉妹関係を修復してほしいと言われるも、このまま突き進むことを宣言して司馬遽のもとを去る。その頃、南(なん)国では疫病がさらに広がり、段月容は苦境に立たされていた。その時、木槿から再び金蝉花が届くが、すでに疫病は拡散しており、焼け石に水の状態だった。一方、西庭皇帝は、東庭(とうてい)の現状を知り喜んでいたが…。

南国皇宮。

疫病は広がり続け亡くなった数は5000人に達する。

追加の金蝉花が届くがまだ足りない。

段月容は苦境に立たされる。

西庭皇宮。

皇太子となった軒本緒は「到底滅亡は必ずしも我々に有利ではない」と西庭皇帝に話す。

現在、東庭も西庭も軒家の人間が治めている。

その均衡が破られれば原青江は王位を簒奪するだろう。

そこで原家の機密文書を竇英華に流し、潰し合いをさせるべきと進言した。

しかし皇帝は動こうとしない。

双輝東貴閣。

花錦繍は暗宮で目にした司馬遽の短剣が紫だったことが気になっている。

そこで暗宮にあった石に秘密があるはずと考えた。

暗宮。

花木槿は暗宮に招かれ司馬遽に面会。

やっと妹を傷つけたのが原非白ではないと知り、誤解が解けた。

司馬遽は原家の宝である紫鉱についても明かす。

長年の研究で紫鉱を特別な方法で精錬すると鋭利な武器ができる事が判明した。

司馬遽は戦争に利用されるのを恐れ、父 原青江にも明かしていないという。

しかしその秘密を守るため、暗宮で暮らし司馬遽の世話をしている者たちも外に出られない。

話を聞いた花錦繍は七夕にこっそり外出をしてはどうかと提案した。

その話を隠れて花錦繍が聞いている。

花錦繍は「私か秘密か」と迫り、鋳造方法を司馬遽から聞き出した。

司馬遽は不完全な鋳造方法を教える。

街。

七夕の夜、各々は街へ出かける。

花木槿と原非白は暗宮の者たちに食事を振る舞った。

そこへ原青江が現れる。

原青江は暗宮の者を連れ出したことには目をつぶり、君記に出資するので原家のために新しい武器を作れと花木槿に命じた。

花木槿は「即位をお支えします」と答える。

その時、騒ぎが起こり暗宮の者が南国の格好をした刺客に殺されてしまった。

暗宮。

原青江は激怒。

全ては花錦繍の仕業だ。

紫鉱と鋳造に必要な金蝉花を暗宮から盗み出し、暗宮の者の悲惨な死を見せたのだ。

花錦繍はさらに策を練る。

宋明磊が原非清の誕生日に短刀を贈ると聞き、疑わせるため紫鉱の短刀を紛れ込ませることにした。

原非清の誕生日。

原青江は贈られた紫鉱の短刀を目にする。

宋明磊を呼び出し問い詰めた。

宋明磊は原非白を世子にしようとする花木槿の策略ではないかと話す。

感想:衰える原青江

紫園の中はもちろん、外で起こったことも神の視点でお見通しだった原青江が突然衰えてるんだが…?

西庭皇帝が「俺より年上だしまあいつ死ぬかわかんないけど大丈夫っしょ!」って言ってたのフラグ?

深読みしすぎ〜╰( ^o^)╮

それにしても花錦繍はなんとか引き返せないかね。

こんなに最初から最後まで死亡フラグ立ってる主要人物もいないとおもうんだけど、まあどうしようもないか。

第52話「正しい道とは」ネタバレ

原青江(げん・せいこう)は、宋明磊(そう・めいらい)に短剣の件を問い詰めるが、身に覚えのない宋明磊は、木槿の可能性を示唆する。その後、原青江は木槿に金蝉花や紫鉱のことを問い詰めるも、木槿は身の潔白を訴える。そして自分たち以外で暗宮の存在を知るものこそ、元凶であると言う。その頃、罠を仕掛けた錦繍は、高みの見物をしていた。非白は今回の件で得をするのは、1人しかいないと木槿に伝える。

紫棲山荘。

花錦繍は数々の罠を仕掛け、宋明磊と花木槿を追いやろうとする。

宋明磊は花木槿犯人説を主張。

一時的に降格、梨蕊閣で禁足を命じられた。

次に、原青江は花木槿を呼び出して問い詰める。

花木槿は親子の亀裂を呼ぶことが犯人の目的だと訴える。

花木槿が疑われれば原青江は息子の関与についても考えるという流れだ。

すべては原非流を世継ぎにしたい花錦繍の思惑だが原青江は気づかない。

東都。

原青江と原非白は竇英華を倒すため出陣する。

東庭が倒れた時、天下は次の時代へ動き出すだろう。

その頃、皇太子 軒本緒は原青江が退位を迫ってくることを危惧していた。

そこで紫棲山荘に住む原家の全家族を人質に取ることにした。

西庭皇宮。

花錦繍は麗貴妃のもとへ出向き作戦会議。

麗貴妃は

・軒本緒を排除して本孝皇子の敵を取る

・皇帝でなくなっても西庭皇帝の命を助ける

・宮廷での晩年を保証する

以上3つを条件にあげた。

花錦繍は誰よりも先に玉璽を手に入れようと考えている。

その頃、軒本緒は原家を排除するためある策を練っている。

花木槿を呼び出しお茶を入れさせ、そこに一時的な中毒を起こす毒を混入させておく。

原家が謀反を企んだとして一族を捕らえる。

そうすれば原青江に王位を奪われない。

だが、その策はあらゆる人々に筒抜けだった(マジで)

花錦繍は軒本緒が毒を使うのを利用し、花木槿を追い詰めることにする。

その目的は原青江が即位した時、前皇帝を殺した花木槿を原非白の正妃にさせないため。

原非煙もその話を聞きつけお茶に毒を混入させることにした。

目的は兄と夫の邪魔になる原非白を援護するであろう花木槿を排除することだ。

宋明磊は原青江よりも先に皇帝になるためすでに動き出している。

汴城。

その頃、原青江と原非白は汴城を落とした。

竇英華は東庭皇帝を殺し、一瞬だけ玉座に座る。

そして捕らえられた。

東庭は滅亡する。

西庭皇宮。

花木槿は罠だと知りつつ西庭皇帝のもとへ。

西庭皇帝は原非煙の入れた毒により死んでしまった。

花木槿は捕まり牢へ入れられる。

予定外の事態に皇太子 軒本緒はうろたえる。

花錦繍は皇帝の死を麗貴妃に報告。

皇帝が死んだ上に軒本緒は生き残っている。

激怒した麗貴妃は玉璽の場所を明かさない。

牢。

その頃、花木槿は結末を予想し原非白と司馬遽に伝書鳩を送る。

手紙には「宋明磊が明家を率い皇位略奪を企む、一挙に捕らえ禍根を断て」と書いた。

軒本緒は危険を感じ、王浣灕とともに逃げ出そうとしていた。

そこへ宋明磊が現れ襲いかかる。

王浣灕は夫を守って息絶え、軒本緒は逃げ出す。

感想:争いを終わらせるために

このまま東庭と西庭が存在していると争いごとが終わらない。

天下に王は2人もいらないので、両方排除して原家が王になりましょうねってすごい話じゃない?

軒家が無能すぎるのも悪いけど…

まあ今までの中国ドラマもみんなそうか…どうして人は同じ地位に長くいるとおかしくなってしまうんだろうね。

人事異動しよ╰( ^o^)╮ドゥルルルル

ていうか!?策と策と策がネジネジしすぎて何がなんだかわかんなくなっちゃったよ。

結局皇帝を毒殺したのは原非煙でいいのよね…?

王位を狙う人はみんな命を狙ってたので、ここから犯人探しとなると大変なことになるが?

第53話「玉璽の行方」ネタバレ

軒本緒を殺し、玉璽の在りかを麗貴妃に問い詰める錦繍。だが、なかなか口を割らない麗貴妃にしびれを切らした錦繍は…。その頃、宋明磊も玉璽を捜していたが、宮廷内に奉徳(ほうとく)軍が紛れていると知り、錦繍の企みに気づく。何としても玉璽を手に入れ、皇帝の座を狙う宋明磊は焦っていた。一方、木槿は斉放(さいほう)の助けで牢から脱出し、玉璽を捜すため麗貴妃の部屋を訪れる。

東庭皇宮。

花錦繍は逃げてきた軒本緒を殺す。

そして麗貴妃に玉璽の場所を吐くよう迫った。

麗貴妃が拒むので西庭皇帝の第7皇子 軒本斉を人質に取る。

花錦繍は麗貴妃と皇子を連れて本殿に隠れた。

その頃、斉放の協力で牢から出た花木槿は玉璽を探している。

麗貴妃の部屋で皇子の首飾りを見つけ、灯籠の中から玉璽を発見した。

花木槿は玉璽を斉放に預け牢に戻る。

本殿。

宋明磊が本殿に現れる。

花錦繍は軒本斉の即位を強行。

宋明磊たちを捕らえるよう命じる。

しかし麗貴妃は軍権の執行や譲位をするには玉璽が必要だと拒んだ。

そこに原青江が到着、原非白に変装した司馬遽が玉璽を持ってくる。

花木槿は原非白の到着が遅れると考え、司馬遽にも手紙を送ったのだ。

宋明磊一派は捕らえられる。

原非煙が命乞いをしたため、処罰については先送りとなった。

幼い軒本斉は玉璽を受け取り、すぐに原青江へ譲位が行われる。

一方、宋明磊の悪事を知った原非清は、とうとう知己から心が離れてしまう。

宋明磊を見限り「家族に手を出すな」と警告した。

原青江は皇帝となり中原全土を統一。

大原王朝を建てる。

大原王朝。

新しい王朝となり任官が行われた。

言論管理は宋明磊と原非煙に

国交対応を原非清に

静王 原非白が総括としてすべての部署を管理し、太子も代行する。

花錦繍は兵器鋳造の任務を与えられた。

牢。

花木槿、花錦繍、斉放は捕らえられた竇英華のもとへ。

斉放と花錦繍は親のかたきを討つため竇英華を刺す。

竇英華は死んだ。

城門。

外交のため原非清は都を汴城を離れる。

淑儀公主も共に出立した。

花木槿は静王妃となったため斉放を大番頭にして裏方に下がる。

君記と原非白の繋がりを知られないほうがいいという考えがあった。

君記は朝廷と力を合わせ民を豊かにしていくと誓う。

感想:1つの時代が終わった

1人は死、1人は天に上り詰め古い時代が終わりを迎えました。

原青江が王となった世界は果たして安寧なのか…(‘∵`)

みんなどうおもう…(‘∵`)

原非白が王に向いているかって言われると、お父ちゃんが言っていたとおり情け深すぎて政治的な判断できなくて苦しむとおもうんだよな。

かといって家族ぶっ壊し原青江が王になっても…(‘∵`)

同じ一族の中でバキバキに争ってるんだから、行き着く場所は軒家と同じ場所…そうならないための護国の六子か。

もう5人しかいないけど(‘∵`)2人闇落ちしてるから、善に向かっているのは3人だけ…

第54話「君記の名にかけて」ネタバレ

水害の被災者を救済するため、皇帝となった原青江は木槿に救済を託す。しかし宋明磊はこの状況を逆手に取って罠を仕掛けていた。宋明磊の企みに気づいた木槿は、宋明磊の本心を見極めようとする。君記として被災地へ食糧を届けた斉放。しかしその食糧には、なぜかカビが生えており、悪徳商人と民から罵られてしまう。一方、宮廷では、錦繍の息子、非流(ひりゅう)が倒れてしまう。

君記。

花木槿は君記のことを宋明磊と花錦繍に知られた以上、これから狙われると危惧している。

そこへ原青江から呼び出しがかかった。

原青江は税収を2倍にした花木槿の策に感心。

話を聞いていた宋明磊は水害の被災者を救済すべきと進言した。

原青江は国の財政も逼迫しているため、その費用を君記に担ってほしいと言い出す。

花木槿は了承するしかない。

宋明磊に無理難題を突きつけられる。

花木槿は斉放に食料を託し、被災地へ向かわせた。

知らせを受けた宋明磊は斉放をを使って君記を脅かそうと考える。

被災地。

無事に到着した斉放。

しかし食料にカビが生えており使い物にならないことが判明。

被災民は「悪徳商人 君莫問が横領した」と批判する。

さらに斉放が盗賊にいた頃の手配書が出回ってしまう。

紫棲山荘。

宋明磊は花錦繍の悪事にも気がつく。

気力を無くさせるため原非流を始末することにした。

庭にあった光る石に触れた原非流は指を切り寝込んでしまう。

次第に脈も心臓も弱まり助けるすべが無くなってしまった。

深夜、司馬遽が現れ紫鉱の鍼で治療を施す。

原非流はすぐに目を覚ました。

そして喜ぶ花錦繍に「お面をかぶった人が針を刺したら楽になった」と話す。

君記。

花木槿は宋明磊に邪魔をされ追い詰められてしまった。

そこで原青江のもとへ出向く。

原青江は今までの功績を認め、君記に原非煙と史慶陪を送り協力させると申し出た。

原非煙は早速 君記へ出向き偉そうに振る舞う。

経営の知識はないが、高級品を売って高い利益を出すべき!と強行した。

斉放は責任をとって辞めると言い出すが、花木槿はなにか考えがある様子。

原非煙が経営に口出しをするようになってから品物は売れず赤字続きになった。

そんな中、栄記という店で大安売りが行われ庶民は皆その店に行ってしまう。

焦った原非煙は花木槿の助言で緑豆を買い占め。

薄利多売で売って利益を出そうと考える。

南国皇宮。

原非清は使者として皇帝 段月容に謁見。

しかし南国の挨拶も礼儀も知らず追い返される。

淑儀公主はそんな夫に寄り添い助言をした。

感想:深窓の令嬢

はえ〜原非煙ちゃんはどう転んでも深窓の令嬢だったのね。

私の考えが間違ってるわけないじゃないの!って走り出した先は大赤字…

花木槿に誘導されているとも知らず薄利多売に手を出して、今度は欲をかくのか…?

しかし花錦繍も同じことして大損こいてたな。

原非煙も花錦繍も男で運命狂わしたあたり似てるのかもね。

みんな1人でも幸せ、2人になったらもっと幸せで頑張りましょうや。

管理人?1人でもとっても幸せ╰( ^o^)╮深夜3時にこだまする独身喪女の雄叫び。

第55話「内助の功」ネタバレ

大原(だいげん)国の使者として、非清(ひせい)は南(なん)国皇帝である段月容のもとを訪れる。事前に妻から助言をもらっていた非清は、無事に交渉を成立させる。一方、非煙(ひえん)が取り仕切ることになった君記は、緑豆の商売で少しずつ利益を上げていた。そして非煙は、さらに多くの緑豆を仕入れ、空き地に保管するよう指示する。だが木槿たちは天候を心配して反対する。それでも非煙の意志は変わらず…。

双輝東貴閣。

司馬遽は花錦繍が暗宮から盗んだ紫鉱を返すよう言う。

しかし花錦繍は「正体をばらしてやる」と脅して取り合わない。

南国皇宮。

原非清は再度 段月容に謁見。

公主に助言された通り、堂々と振る舞い交易を結ぶことが出来た。

君記。

原非煙は緑豆の商売で利益を出した。

儲けが出たことで調子に乗り、給与と店舗家賃の支払いを待たせ、さらに緑豆を買い入れることに。

倉庫がいっぱいだったため城外の空き地に置く。

数日後、大雨で空き地の緑豆も倉庫の緑豆もだめになってしまった。

そこへ栄記が緑豆を買い取る話が舞い込む。

湿気ていたり発芽していても構わないと言うのだ。

追い詰められた原非煙は緑豆を売ってしまう。

そしてすぐに栄記で緑豆の大安売りが行われた。

実は、栄記は花木槿が全てを見越して作っていた店。

花木槿は表面上は君記を原非煙に渡し、裏で栄記を開業していたのだ。

数ヶ月で君記の交易を吸い上げ資産を移行してしまった。

大原皇宮。

花木槿は先手を打つため原青江のもとへ。

栄記の帳簿も賃貸契約書もすべて渡した。

店を大きくするのは民を幸せにすることが目的であると示す。

原青江は君莫問を皇帝公認の商人に任命。

栄記のすべての財産は皇室に帰属、利益のうち8割は国庫に2割を運用費にすることにした。

君莫問にはさらに国庫の財産権が与えられる。

花木槿はついでに民のために学堂を開かせてほしいと願い出る。

原青江は交換条件として、商訓を渡すよう言った。

そこで花木槿は商訓を複製し、民に無料配布してしまう。

これには原青江も口を出せない。

花木槿は学堂を開き、商訓を使って民に商いを教えた。

大原皇宮。

盗まれた紫鉱が西都の郊外に隠されていると情報が入る。

その場所にいた可能性があるのは、奉徳軍を連れて西都郊外にいた花錦繍だけだ。

花錦繍は兵器製造を加速して軍隊を作り始めていた。

司馬遽はなんとか暴挙を止めようとするが、花錦繍に刺されてしまう。

宋明磊の隠れ家。

明家の残党を探していた沈昌宗は隠れ家を見つけ襲撃。

宋明磊は密偵 張徳茂を殺して、残党の主だと嘘をつく。

感想:絶対にうまくいく

どれだけ綿密に計算した策だったとしても、凡人なら実行する手前で不安になってひるむ。

それを花木槿は全く怯むことなく、1人で策を考え実行し成功させた。

かっこよすぎてやばいな╰( ^o^)╮

双子なのにこれだけ差をつけられると、あまりにも花錦繍がかわいそうに思えてくる。

そりゃあひがまず前向きに頑張る姚碧瑩みたいな優しい子なら良かったのかもしれないけど、花錦繍は花錦繍だし、最初の方はみんなを幸せにしたいみんなを守りたいって自分の弱さを責めて…うぅ…

どうしても闇落ち側に味方しちゃうんだよなあ。

しょせん持たざる庶民ですからね。

第56話「民のために」ネタバレ

非清は張之厳(ちょう・しげん)のもとに出向き、帰順を求める。しかし張之厳は最後まで戦うと宣言して、非清を追い返す。そんな中、江(こう)州が一望できる永楽山で民のためにどうするべきかと悩んでいた張之厳のもとに、今度は原青江がやってくる。一方、錦繍は探し求めていた雌雄の瑠璃製漏壺(ろうこ)をついに手にする。そしてそれを、張之厳が献上した宝物に忍ばせるよう、原奉定(げん・ほうてい)に指示を出す。

広州。

原非清は次々に各国の帰順を成功させる。

残るは張之厳の治める広州だ。

しかし張之厳は帰順を受け入れなかった。

永楽山。

民を思う張之厳は、戦になれば民が苦しむのではないかと悩んでいる。

そこへ原青江が現れた。

原青江は永楽山から街が一望でき、人々の暮らしがよく見えると話す。

同じ目線を持つ原青江を見て、張之厳は帰順を決めた。

大原皇宮。

張之厳は帰順の証に指揮権を司る虎符と宝物を贈った。

原青江は張之厳を太平賢王に封じ、江州の領地を授けて引き続き管理させることにする。

双輝東貴閣。

花錦繍は探していた雌雄の瑠璃製漏壺を手に入れる。

それは花斌が物置に隠していたもので、水の落ちる音を聞くと精神に異常をきたすという代物だ。

花錦繍はその漏壺を張之厳が献上した中に紛れ込ませるよう命じた。

原青江は瑠璃製漏壺を気に入り部屋に置く。

その音を聞いてめまいを覚えた。

本殿。

花錦繍は官吏に賄賂を贈り、原非白を太子に推すよう命じる。

わざと原非白を推薦させ、謀反を疑うよう仕向けたのだ。

更に花錦繍は栄記の運営資金を原奉定に略奪させる。

運んでいた斉放は石の下敷きになり、司馬遽に助けられた。

司馬遽は斉放を洞窟に隠して花錦繍のもとへ。

「紫鉱と資金を返さなければ全て暴露する」と脅した。

花錦繍は取り合わず原奉定に斉放を探すよう命じる。

斉放は花錦繍が黒幕だと知り、敵の手に落ちる前に自害した。

「花木槿は心から妹を愛していると伝えてほしい」と言い残す。

栄記。

行方不明になった斉放を案じながら、花木槿は策を練っている。

そこへ張之厳と青媚(悠悠)が現れた。

窮地と聞いて飛んできたのだ。

張之厳は官吏や秘密結社と通じて栄記の品物を5日以内に届けるという。

そんな中、瑠璃製漏壺の作用により原青江は精神がおかしくなっている。

原非白が原青江の死を待てず、策を巡らせていると考え始めた。

感想:漏壺ってなあに

中国の水時計のことだって(‘∵`)へえ〜

水位の増減で時刻がわかるんだって(‘∵`)へえ〜

花錦繍はその水時計の出す音が人の人格に影響すると知っていた?

花斌お父ちゃんはなんてものを物置に隠してたんだよ!まさかお父ちゃんが作ったの…?すげえや。

えーと、話を戻して斉放が死んでしまいました。

金谷真人はこういう時に現れないでいつ現れるというんでしょうか。

こうなると護国の六子は国を守って死ぬために生まれてきた説…が…忍び足で近づいてくるぅ〜!

グダグダ言いながら見てたら残りが4話になっている…あと4話で決着付く!?

あ、原奉定が協力的なのもどうかと思うけど司馬遽が花錦繍に甘いのもどうかと思う。どっちもどっちな。

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