双花伝(そうかでん)全60話のあらすじネタバレ中国ドラマオタクの感想

目次

第57話「悲しき誕生日」ネタバレ

久しぶりに青媚(せいび)と2人で話をした木槿は、感謝の気持ちを伝える。青媚がまだ非白に思いを寄せているのか気になる木槿は、青媚にそのことを訪ねる。一方、宋明磊は非煙のために盛大な宴を用意していた時、皇帝から呼び出される。皇帝のもとへ向かうと、そこには殺したはずの張徳茂(ちょう・とくぼう)がいた。必死に自らの潔白を訴える宋明磊だったが、そこに陳玉嬌(ちん・ぎょくきょう)がやってくる。

大原皇宮。

原青江はますます具合が悪くなっていく。

花錦繍は気遣うふりをしながら梨の汁に流光散を混ぜて飲ませた。

栄記。

張之厳と悠悠はすっかり仲睦まじい夫婦になっている。

悠悠は崖から突き落としたことを謝った。

花木槿は過去のことは水に流すと微笑む(すげえな?死にかけたんだが?)

悠悠は懐妊していてお腹に子供もいるようだ。

大原皇宮。

沈昌宗は密偵 張徳茂を治療し生かしていた。

原青江は宋明磊を呼び出し、目の前で張徳茂にあらゆる悪事を暴露させる。

宋明磊が鍛えていた兵も陳玉嬌が捕らえ、謀反は未遂に終わった。

目的を失った宋明磊は嘆くが、せめて原非煙の誕生日を一緒に過ごしてから処刑してほしいと願う。

すると張徳茂は原非煙を明家の兵士が襲ったことまで話してしまった。

原青江は張徳茂を殺し、宋明磊を殴りつける。

その話を隠れて原非煙が聞いていた。

原非煙は泣きながら「今に至っても諦めきれない、逃さないならここで死ぬ」と夫を逃がす。

本殿。

花錦繍は張之厳が花木槿を助けたと知り憤慨。

管理を買収し「君莫問が張之厳と結託した」と奏上させた。

原青江は太子と太子妃のために働いた張之厳に激怒。

処罰を検討する。

栄記。

花木槿はすぐに2人を逃がそうと考える。

しかし張之厳は広州に帰って静かに沙汰を待つという。

広州。

張之厳は屋敷の使用人を全員解雇。

悠悠と共に最後の酒を飲み自ら屋敷に火をつけた。

「我 張之厳は希代の豪傑と自負し、焼死しても雑魚どもの手に落ち死んでなるものか

真の友のため、正義のために命を捨てる

愛妻と愛児とともに、この上ない幸せ」

東都。

追われる宋明磊を原非清が助けた。

宋明磊は明家の惨事を義兄に明かす。

感想:この上ない幸せ

張之厳やばない?この人が王にならなくて誰が王になるの?

原家も軒家も肩を並べるどころか足元にも及ばない存在だよ。

死んじゃったけど( ˙-˙ )

このドラマ見てて初めてうるっと来たわ。

でもあまりにも潔く粋な最期に感動して涙引っ込んだわ。

演じているのは林雨申という方。

出演作品を観ると現代物が多くて歴史ドラマにはあまり出てません。

現代ドラマで数々の賞を受賞されてるので相当な実力派。

母親がプロデューサーで留学中に演技に目覚めたらしい…へえ…

双花伝の演技が好評だったのか、2022年に歴史ドラマ出演してるからこれ輸入されないかなあ。

第58話「陰謀の裏で」ネタバレ

宋明磊の真実を知った非清は共に新しい生活を始めようと伝えるが、宋明磊は非清を殴り、令牌を奪って逃げる。一方、木槿は斉放や張之厳の命を奪った錦繍に激怒し頬を殴る。それでも錦繍は強気な態度を変えなかった。そんな中、非白は太子の座を狙い、張之厳と共謀したという罪で陝(せん)州での反省を命じられる。さらに木槿は牢に軟禁されることになってしまう。

東都。

宋明磊は原青江に復讐し、その後 原非煙の手で父親の仇として殺される覚悟をしていたと明かす。

自分が悪役になることで、原非清を太子にしようと動いていたことも話した。

原非清は義弟に同情。

新しい生活を始めようと手を差し出す。

しかし宋明磊は原非清を気絶させ衣と令牌を奪った。

大原皇宮。

花木槿は斉放や張之厳を葬ったのが花錦繍だと知り、頬を殴る。

激怒する姉に花錦繍は江州侯府の事を話し始める。

燃えたのは屋敷だけ、回りには飛び火しないように細工されていた。

見つかった女の遺体は妊娠していなかった。

腕に傷もなかったので青媚だとわかるよう細工をした。

花錦繍がほしいのは原青江と原非白を離間させる遺体だという。

正殿。

花錦繍の陰謀により正気を失った原青江は勅旨を出す。

原非白は太子の座を狙った、陝州に居を移し反省をというものだ。

その間、花木槿は牢に軟禁されることになってしまう。

史慶陪は2人に原青江が正気を失っていること、花錦繍の届ける薬が原因であることを教えた。

原非白は花木槿に紫鉱のかんざしを託して旅立つ。

道中、原非白のもとに勅旨が届く。

花錦繍が偽の勅旨で死罪を命じてきたのだ。

原非白は花木槿に渡された解毒薬を含んでから毒を飲み干した。

大原皇宮。

花錦繍は史慶陪や陳玉嬌を幽閉して原青江の周りのものを排除していく。

さらに訓練した兵士を侵入させ皇宮を掌握した。

牢。

小玉が原非白の死を花木槿に知らせる。

衝撃を受ける花木槿だが、すぐに花錦繍の陰謀を止める方法を考える。

そこへ原青江を病にし、皇宮を掌握した花錦繍がやってくる。

勝利したが少しも嬉しくないと話した。

しかしもう人生で一番楽しかったときには戻れない。

その頃、沈昌宗は異変を感じ原非煙のもとへ。

道を切り開けるのは花木槿しかいないと説得する。

感想:悪事の裏には苦しい過去

うーん、このドラマの登場人物たちみんな悪事を犯す前に苦しい過去を持ってるよ設定なんだよ。

連夫人…?そりゃあ別枠だあ╰( ^o^)╮

連夫人はなんか可哀想ではあったけど、花錦繍やら何やら巻き込みすぎてあまりにも自業自得だったな。

この人がいなきゃ花錦繍は闇落ちしてなかったかもしれない。

えーというわけで、悪が絶対の悪にならないドラマを見ているときはどこに感情移入したらいいのか迷子になるわけですが、今回はなんだか花錦繍と宋明磊の苦しみによっちゃうなあ。

持たざるものと奪われたものの苦しみがあまりにも鮮烈で、全てを持っている原非白や花木槿が薄っぺらい存在に見えてしまう。

おっと最終回まだなのに締めに入ってた╰( ^o^)╮ツヅキミル!

第59話「邪は正には勝てぬ」ネタバレ

錦繍は宋明磊が原青江に退位を迫ろうとしていることを利用し、奉徳軍を招集し、買収した大臣とともに正殿へと向かわせる。その頃、非煙と一緒に原青江の寝殿に潜り込んだ木槿は、原青江の不調の原因である漏壺に気づき、急いで水滴が落ちるのを止める。そして原青江から、非白だけでなく司馬遽も死んだことを知らされる。その時、宋明磊が原青江の命を奪いに現れ…。

大原皇宮。

皇宮に侵入した宋明磊が原青江に退位を迫ると情報が入った。

花錦繍は奉徳軍を召集。

味方につけた大臣とともに正殿へ向かう。

世継ぎが原非流だけになれば王位につけられると考えていた。

その頃、原非煙は花木槿と和解し父の元へ急いでいる。

室内に入った花木槿は瑠璃製漏壺に気づいて止めた。

目を覚ました原青江は、原非白だけでなく司馬遽も殺してしまったと話す。

そこへ宋明磊が現れた。

復讐にとりつかれた宋明磊に、原青江は「できるのは死ぬこと、死を持って謝罪する」と謝罪する。

宋明磊が襲いかかった時、隠れていた原非煙が飛び出してきた。

原非煙は「私の命で償う」と言って息を引き取る。

そこへ于飛燕が軍を連れて駆けつけた。

花木槿は紫鉱のかんざしを取り出して原非煙と原青江を生き返らせた。

正殿。

その頃、花錦繍は原青江の崩御を官吏に告げる。

偽造した勅旨を使い、原非流を王座に座らせた。

そこへ原青江が駆けつける。

花錦繍は捕らえられてしまった。

原非流は嶺南に流刑、原奉定と奉徳軍は斬首を言い渡される。

花錦繍は息子は無実だと懇願し庶民に降格されるだけで済んだ。

牢。

花錦繍は于飛燕に原非流を育ててほしいと頼む。

于飛燕は初画との子供として育てると約束した。

その後、原青江は原非白に見守られながら息を引き取る。

最期に原非白が帝王だと知り不満を感じて困らせたことを謝罪した。

花錦繍は自分の死後に陪葬(殉葬っぽいけどどっち?)をと言い残す。

牢。

逃げ出した原奉定が原青江の崩御を伝える。

花錦繍は捕らえていた司馬遽を解放し「恨んでいる」と伝えるよう命じた。

司馬遽は花錦繍の陪葬を知り取り乱す。

感想:罪とは

罪は償うべきもの、でも罪は許されるべきものでもあると思うのです。

償い方は法で決まっているけど、それは償いとは言えない。

償うとはどうしたらいいんだろうね。

祈るということと同じような漠然としたものですな。

というわけで、やっと花錦繍がお縄になりました。

勝てば官軍負ければ賊軍というとりましたがまさしくその通りだと思います。

しかしまだ諦めた様子はなく、原奉定を助けるよう奉徳軍の残党?に命じ、司馬遽の元へ向かわせました。

司馬遽は絶対助けるだろうなあ。

仏心をだしちゃったぺろ!って白状してたのに、この期に及んでまだやるんかっていう苛立ちよ。

第60話 最終回「悲劇の果てに」ネタバレ

錦繍から解放された司馬遽は非白のもとに行き、錦繍を助けて欲しいと懇願して倒れ込む。そしてついに錦繍と宋明磊の処刑の日がやってくる。木槿は2人に対して言い残したことを問うが…。旅立つ宋明磊を見送る非清は、非煙が懐妊していることを宋明磊に伝える。一方、非白が王座に就き、王妃となった木槿は、相変わらず君莫問(くん・ばくもん)として民に商いについて教えていた。

大原皇宮。

解放された司馬遽は原非白と花木槿のもとへ。

花錦繍を助けてほしいと懇願する。

彼女を愛してしまい、罪を咎められなかった自分に原因があると話した。

原青江の葬儀が行われる。

宋明磊は初めて原青江を伯父と呼んだ。

そして死ぬべきは自分だったと懺悔する。

だがすべての恨みは断ち切るべきだ。

宋明磊は原非煙が原家を去ったと知り探しに向かった。

旅立つ宋明磊を原非清と淑儀公主が見送りに来る。

原非清は原非煙と淑儀公主が同時期に懐妊したことを教えた。

宋明磊は必ず2人を連れて戻ると約束する。

大原皇宮。

原非白が大原皇帝として即位、花木槿が皇后となる。

花錦繍は安楽観へ送られ、懺悔と罪滅ぼしをすることになった。

東都栄記。

皇后となった花木槿だが、栄記に出向いては民のために学堂を開く。

2人が即位してから東都の民の暮らしは豊かになった。

原非白は生き方を変えると花木槿に話す。

2人は紫棲山荘へ向かった。

暗宮の土の下には大量の紫鉱が眠っているという。

原非白はその原家の秘密を知る最後の人間になりたいと考えていた。

この世から戦がなくなれば紫鉱は必要なくなる。

2人の脳裏に紫棲山荘での色々な思い出が蘇った。

廃寺。

宋明磊は原非煙と貧しくも幸せな時間を過ごした廃寺へ向かう。

そこには大きなお腹を抱えた原非煙がいた。

「僕はただ君とお腹の子供の側にいたい」

原非煙は宋明磊を受け入れた。

大原皇宮。

原非白は司馬遽に皇位を譲り、これまでの借りを返したいと話す。

皇位を譲ったあとは、花木槿と各地を旅するという。

君家塢。

南国皇帝となった段月容は交易を結んで国を豊かにした。

その間も原非白と旅に出た花木槿を探し続けている。

ある日、偶然の導きで君家塢にたどり着いた。

君家塢は最近あちこちに出現した小さな村だ

美味麺館に向かうと于飛燕が麺を振る舞っていた。

そこへ張之厳と青媚も客としてやってくる。

更に花木槿まで現れた。

花木槿は「あなたがたどり着くように私が手配したのよ」と理由を証す。

花木槿はある考えを持っていた。

「明君が生まれれば国は強くなり、普通なら国力が弱まる、暗君なら国は滅びる

誰が皇帝になってもいい、民が求めるのは衣食に困らず生活できること」

そこに原非白も加わった。

段月容が呼ばれた理由は「豊かなものの資源で貧しい者を救う」ための協力者に選ばれたからだ。

一同に介した仲間たちは商売の相談を始めた。

数年後、原非白(司馬遽)は崩御し原非流が即位した。

君莫問も同年再び江湖に姿を現し、原非白と共に商いで戦を止め、民を幸せにするという理念を遂行した。

こうして君莫問は伝説となった。

感想:双花伝終わりました!

先に言わせて…

生きとったんかーい╰( ^o^)╮張之厳!!!

花錦繍ちゃんがお姉ちゃんのために青媚の遺体を偽造してたから、そこで逃げた説匂わせてたけどまさかほんとに出てくるとは思わないじゃん!

あんなにかっこよく死んだのに…いや死なないほうがいいけども!?

最終的に花錦繍も処刑されず、原非流も流刑にならず、王位を継いだのは花錦繍と原青江の息子という本当にそれで良かったの感が拭えません。

情にもろい原非白が皇帝に向いてないことには同意だけど、司馬遽の方もどうかと思うぞ?

あと花錦繍を権力の側に置いておくべきではないと思う。

みんなが生きている間に何も起こらなかったとしても、絶対に後で禍根が…(´·ω·`)

登場した中で王にむいてる人って張之厳以外にいなくないか?

司馬遽も国を離れて花錦繍と原非流と普通に暮らす終わり方のほうがスッキリだと思いますが(´·ω·`)

あとねえ、こうなってくると姚碧瑩ちゃんが死んだの納得行かない。

原非煙があの生き返り方するんですぜ?なんで姚碧瑩は生き返らないの!?

これは長期連載休載を繰り返しながらやっとこさ完結した月間連載の少女漫画のアレだわ╰( ^o^)╮

作者も結末決めてなかったから途中で主要人物殺したりしたけど、最終的にお気に入りキャラを殺したくなくなって秘密道具を突如出現させ救済するという…

まあでも普通に面白かった(σ・∀・)σ長編少女漫画を永遠に読めるタイプの人なら絶対にハマると思います。

以上!大団円!

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