【海上牧雲記・全75話・最終話まで】ネタバレ全話とあらすじと感想|善意と野望

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今回は、10月からBS12で放送される「海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎」(原題:九州・海上牧雲記読み:かいじょうぼくうんき)のネタバレ感想を書いていきたいと思います。英題はtribes and empires stom of prophecy。

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海上牧雲記の相関図

(引用:https://knda.tv/datv/)

予告動画

「海上牧雲記」(海上ぼくうんき・かいじょうぼくうんき)全話あらすじ・ネタバレまとめ

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まずは、1・2・3話のネタバレ感想を書いていきます。4話から先の続きは下のリンクからどうぞ!

第1話「草原を継ぐ少年」

たん永寧えいねい15年6月 かん州北部 碩風せきふう部族領

朱 阿七しゅあしちはボロ布をまとい逃れるように旅をしていた。碩風部族の領地に入った阿七は乾いた体で水たまりの水をがぶ飲みし、ちょうどそこを通りかかった碩風部族の族長の息子・和葉わように驚き気を失う。

和葉はその男を村に連れ帰り、母に奴隷にしたいと願った。そこへ狩りに出ていた族長たちが戻ってくる。瀚州北部は元々痩せこけた土地で、さらにこの数十年天候がおかしく、もうすぐ草も生えなくなる。家畜たちは餓死し、帝都に納める年貢が足りない。碩風部族は窮地に立たされていた。

その夜、和葉は阿七から「9つの州は残らず滅ぶ、黒い森に行きあの人を見つけるしかない」と言われる。黒い森は禁じられた場所だ。和葉は阿七を父・碩風達のもとにつれていき話をさせる。

「災厄は永年2年6月19日の夜に始まった。その夜、都で端国皇帝に第6皇子・牧云笙ぼくうんしょうが生まれた。しかし皇帝はその誕生を隠そうとした。それからというもの、各地で災害が相次ぎ酷いものでは津波に村を飲まれたものもある。皇帝の秘密は、牧雲笙の母が”魅”であるばかりか…」

族長は話を遮るように阿七を殴りつけた。それでも阿七は「穆如ぼくじょ家の秘密はさらに重い」と話す。帝都の星読みは「300年前に穆如家が失ったものを今日お生まれの若様が取り戻す」と予言し皇帝に斬り殺された。そこへ、阿七を追ってきた端国最強騎兵・穆如鉄騎ぼくじょてっきがきてしまう。

阿七は火あぶりにされ殺された。族長は阿七の話を聞いてしまったが知らぬ存ぜぬで通し命は助かったものの、おたずね者をかくまった罪で部族の財産は没収されてしまった。和葉は部族中から責められる。族長は土地を捨て、他の部族を襲い領地を奪うことを決意した。

父は息子に、かつて端国で起こったと言う話を聞かせる。碩風の先祖は、巨人族との戦いに勝利した直後、牧雲と穆如の連合軍に攻め込まれ8つに別れたうちの一つだという。それぞれに秀でたものが違い協力しあっていたが、いつしか領地の外で出会うと殺し合いを始めるようになった。そして交流が絶えたのだと。

族長は村を焼き、部族たちをつれて瀚州中部を目指す。そして速沁そくしん部族の集落を見つけ襲いかかった。

初手、オープニングからのネタバレ

オープニングとエンディングの壮絶ネタバレやめたのね!?良かったような物足りないような気持ちで見始めました海上牧雲記。エンディングは相変わらずネタバレですけども。

始まった途端に隠しようのないロード・オブ・ザ・リング感でなにこれ…?ってなってたんだけど、話の胸糞悪さで忘れちゃったよ。

生きるため、生かすためだとしても、平和に暮らしている別の部族を襲って奪っちゃうってのは勧善懲悪を刷り込まれた日本人としてはもやっとする。まあ、それが面白いんだけど。

まだ名前しか出てきていない、牧雲笙という皇子がミーユエの黄歇を演じたホアン・シュエンなので、今回ばかりは幸せになってほしいなと期待しています。

第2話「掟のもとに」

碩風せきふう部族は速沁部族の男たちを皆殺しにした。速沁そくしん部族の娘・紫炎しえんは水を汲みに出ていて難を逃れた。恋人の遺体に向かって復讐を誓う彼女を、和葉わようは取り逃してしまう。それを知った族長はすぐに一族の手練を向かわせるが、馬に乗って走ってきた男に返り討ちにされ碩風泰が死ぬ。速沁部族を襲ったことが、穆如鉄騎ぼくじょてっきに知られてしまった。

逃げるものが居ないように出口を見張れ、と言いつけられていた和葉だが、持ち場を離れたせいで部族を危機に追いやってしまう。族長は和葉を縛り上げ他の男達に鞭打つように命じる。そこへ襲撃の話を聞いた穆如鉄騎が1人やってくる。

族長・碩風達は、ここは先祖の土地であり、自分たちは長年枯れた土地で苦労をした、武力で奪って何が悪いと意見する。しかし、穆如鉄騎は秩序のみが平和をもたらす、と掟を重んじ女子供以外は滅ぼすことを宣言する。族長は自分の首を差し出すかわりに、他のものを見逃してくれと頼むが穆如鉄騎は「明朝会おう」と去っていった。

族長は自分を責める。だが他の男達は彼に忠誠を誓い闘うことを決意した。族長は女子供をまとめ逃げるよう龍格丹姝りゅうかくたんしゅに言うが、女達は死化粧をしてともに戦うという。大人たちは皆滅ぼされ、残った子どもたちは部族に捕らえられた。

索達さくたつ部族・索達猛は阿格布あかくほに奴隷を売る。その奴隷は「鉄沁てっしん」だと猛は言う。鉄沁は戦乱もたらし、火山から鉄王剣を引き抜き天下を統一する存在だが、戦乱を起こさないためにも草原から連れ出してほしいというのだ。その鉄沁とは和葉のことだった。

牢に入れられたまま船で天啓の都に向かう和葉。船酔いに苦しむ和葉に、乗り合わせた男は帝都の話を聞かせる。天啓は最大の都市で、正門は太陽門、位置は龍のお告げで決まった。羽族の天文学に基づいて人族が初めて築いた都だと言われている。そして都では奇妙な噂も、例えば第6皇子の母親は人間でないとか…

持たざるもの

持ってないから奪ったんだ、何が悪い!といわれれば、なんかそうだよね〜わかるわかる。良いと思うと納得してしまうあたり最近倫理がゆるゆる。

持たざるものが決起して奪ったのに、結局肥沃な者たちに復讐されてしまった。まあお父ちゃんはちょっと頭に血が上りやすいタイプかな、ちょっとどうかなと思います。そしてお母ちゃんはちょっと恋愛脳過ぎませんかね?気持ち悪いですねと思います。頑張れ和葉!髪の毛短い和葉は中尾明慶くんに似てるね。

ここの所、絢爛豪華な女達の争いばっかり見てたからきれいどころが足りませんね。と思ったら次の回で可愛い子が出てくる。楽しみ〜!

第3話「秀女と無頼と闘奴」

天啓てんけい 九州客桟きゅうしゅうかくさんに秀女たちが集まってくる。選抜試験を控えているのだ。えつ蘇語凝そごぎょうは侍女 蘇真に言われ馬車から降りる作法を何度も訓練させられる。その様子を見ていた万迎蕾ばんげいらいは「田舎者は大変ね」と笑う。蘇真が下々の者は無視するように、と言ったため万迎蕾の侍女が仕返しをしようと蘇語凝の首をひっかき傷を作る。

森の中、若者 寒江かんこうはゴロツキに襲われた子供を助ける。寒江は干し肉を手に入れると、先生と慕う男の元へ。その男は、自分の数十年に渡る極意を教えたのにゴロツキと戦うとは何事か、と叱責しっせきする。寒江は自身の出自を知らされていない様子だが、その正体は穆如槊ぼくじょさくの三男 穆如寒江だった。先生と呼ばれた男は、穆如元という。

宿に入ると蘇真は万迎蕾に気をつけるよう蘇語凝に言う。蘇語凝は秀女選抜に乗り気ではない。蘇真は、宮中に上がり一人の男を奪い合う日々は退屈だ、女達は病を得て、賢しいものは自分を癒すため もめ事を起こす、その薬にされないよう勝たなければならないと忠告した。

南枯の屋敷に男がやってくる。男は穆如家の密偵として雇われており、穆如元は穆如の使用人として屋敷に出入りしているという。しかし朝早く屋敷に入っても出ていく姿は見られない。その報告を聞いた南枯は穆如家が兵権を独占し、かつて皇祖とともに穆如が天下をとったときには「皇帝が敬わぬことがあれば、剣を取り皇帝についてもよい」と言われたことなどを話す。穆如元は猛将であった。裏の役目をさぐれといいつける。

奴隷として売られた碩風部族の和葉は、闘奴とうどとして檻に入れられていた。そこへ胴元とせい公主がやってくる。公主は和葉を気に入り、勝てば連れ帰ると約束した。

蘇語凝は街で酒を飲み、森の中に迷い込み眠ってしまう。同じ頃、寒江は穆如元の元へ。しかし穆如元は瀕死の状態で寒江にその出自を教えようとする。穆如元が何も伝えられず息を引き取ったところへ、刺客が現れる。刺客は寒江の持つ剣が”寒徹剣”だと見抜き戦いを挑んだ。寒江は刺客に勝った。そこへ蘇語凝が「けがをしたの?」とずぶ濡れの状態で現れる。

寒江は蘇語凝を連れて宿へ向かう。それを見た万迎蕾の侍女は大声を出し部屋に男がいると宿中に知らせた。寒江は宿の主と取引し、自ら闘奴となることで蘇語凝の名節を守ることに。そして檻に入れられた寒江は和葉と出会い、兄弟の契りを交わす。

皇帝・牧雲勤ぼくうんきんは穆如槊に「今年も息子が宮中へ?」と尋ねる。すでに二人の息子は宮中で学問に励んでいると答えた穆如槊に皇帝は、もう一人息子が居なかったかと聞く。穆如槊は答えられず、皇帝は思い違いをしていたと笑う。穆如槊が去ると、皇帝は南枯徳に「なぜ穆如槊は朕を欺くのか」と聞いた。

秀女選抜の日がやってきた。参内するため後ろの方に並んでいた蘇語凝は、万迎蕾に無作法だと言われ一番前に行くよう促される。そこへ皇后の姪・南枯月漓げつりがやってきてどくように言われてしまう。

星読みによる選抜が始まった。万迎蕾は”凶”とされ退出するよう言われるが、大声で抗議してしまったため皇后の命令で殺される。そして蘇語凝の番がやってきた。星読みを行っていた苓鶴清は慌てて広間に出ると「蘇語凝とはどの方か」と尋ねる。蘇語凝が立ち上がると苓鶴清は「蘇語凝様こそ将来の新帝の皇后です」と言った。皇后は秀女に命じて蘇語凝に最敬礼をさせた。

ゲーム・オブ・スローンズとな?

ロドオブって言ってましたけど、公式の触れ込みはゲーム・オブ・スローンズなのね。見たことないのでわかりません!

どちらにしても、今までのわかりやすい中国ドラマの作りからは逸脱して洋風の演出や画面になっていることは明白だ。これだけでドキドキするわよ楽しいわね。

ただ個人的には、眉目秀麗な男の子よりも、中国の金パワーで着飾った女の子を見るのがすきなので話に沿うのかわからないけど後宮のいざこざも出てくると嬉しいな。万迎蕾ちゃん結構好みだったんだけどあっさり死んでしまったし。

これから和葉と寒江と蘇語凝、それから牧雲の王子様が中心となって話が動いていくということで続きは4話から!下に全話リンクがありますのでそちらからどうぞ

第4話〜75話(最終話)「海上牧雲記」ネタバレ感想リンク集

完結

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