こんにちわ( ¨̮ )/みるこです。
この記事では「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」の各話あらすじとネタバレ・感想を書いていきます。
今回取り上げる「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」は大ヒットを飛ばした中国ドラマの主人公とはちょっとだけ違って、最初に楚王の公女として生まれる所から話がスタート。
未央は元々王女だったけど中国ドラマの主人公たちはみんなそこそこの家柄からその美貌と才覚でメキメキのし上がっていくという印象だったのでミーユエはとても新鮮です。
さらに今まで見たどの中国ドラマよりも古い時代の紀元前4世紀頃ということで衣装の設定などもガラッと変わって…たのしぃ〜!
詳しい情報やキャストはWikipediaで確認してください。
『ミーユエ 王朝を照らす月』(簡体字: 芈月传)は、2015年の中国のテレビドラマ。総製作費58億円。全81話。
引用元:Wikipedia「ミーユエ」
秦・昭襄王の生母、宣太后の生涯をモチーフに描いた一代記。蒋勝男の同名小説のドラマ化。
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「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」全話まとめ
1 80・81(最終話)「ミーユエ〜王朝を照らす月〜」あらすじ一覧とネタバレと感想
第1話「覇星の誕生」
第1話は無料公開中
ネタバレ
紀元前338年・秦国。
秦の恵文王は、謀反の疑いと私怨により宰相・商鞅を処刑した。
その話はすぐに、楚国にも伝わる。
楚国の大王は「惜しい人材を無くした」と残念がった。
大王が側近と話をしているところへ「覇星が現れた」と星読みの占い師が飛び込んでくる。
大王はすぐに後宮の女官を呼び「懐妊しているものはいるか」と尋ねた。
すると、称号を持つものの中にはいないが、莒姫の侍女・向氏が懐妊しているという。
「楚国が天下の覇者となる日も近い」
大王は期待を口にする。
その頃、莒姫は楚王后に呼び出され虐げられていた。
そこへ王后の侍女・玳瑁がやってきて覇星の話をする。
自分の息子・羋槐を世継ぎにしたい王后は、医師・摯氏を脅して覇星が生まれてこないよう手を回す。
摯氏は向夫人に堕胎の薬を飲ませようとするが、莒姫が飛び込んできて阻止した。
その昔、莒姫も王后に同じ薬を使われ子供を失っていたのだ。
莒姫は向夫人の子供が生まれるまで面倒を見ることに。
3ヶ月後。
向夫人に手が出せなくなった王后は、大王に頼み「出産は私の宮で」と言い出す。
出産が始まり、莒姫は締め出されてしまう。
向夫人を助けたい莒姫は朝議に乗り込み「覇星の誕生を見届けてください」と直談判した。
摯氏に命じて子供を殺そうとしていた王后だが、大王が飛んできて手が出せなくなった。
そして覇星が生まれる。
だがその子は女の子だった。
大王は怒り星読みを問い詰める。
すると「覇星が女だったとなると、禍福は不明」と星読みは言う。
星読みは両目をえぐられ追放された。
王后は「禍福がわからないなら、天に任せてはどうか」と大王に吹き込む。
生まれたばかりのミーユエは、かごに入れられ川に流されてしまった。
かごは滝から落ちて水に沈んでしまう。
それを見た向夫人は泣き叫び飛び込もうとするが、そこへ大王と王后がやってくる。
するとどこからか子供の鳴き声が。
ミーユエは少司命の像の下に引っかかり泣いていた。
大王は「運が強い、縁があるようだ」と子供を認めることにした。
そして美しい月夜にちなんで月と名付ける。
4年後。
ミーユエは4歳、向夫人は大王のいる宮殿を眺めている。
母の気持ちを悟ったミーユエは宮殿に潜り込み、大王に「母上に会いに行って」と頼んだ。
大王はその頼みを聞き入れ、向夫人は久々の訪れを喜ぶ。
ミーユエはじめました
第1話を視聴しましたが、美しい中に個性があっていいキャスティングで、これは最後まで見るぞという気持ちになりました。
ていうか、あのね、楚王は多重人格かなんかなの?
覇星と言われていたのに男でなく女が生まれてめっちゃ怒って川流し!!!(これは王后の策略?)の後に、
楚王
と思わず突っ込んでしまったわよ。
その後4年も同じ王宮で暮らしながら音信不通であったにもかかわらず、ひょっこり顔を見せたミーユエの気丈な性格を気に入って向氏をもう一度寵愛って、どうしたの?人格壊れちゃったの?
そんな中で莒姫様の美しいこと…惚れ惚れしていたけどなんか見たことあるなあと思ってよく考えたら国生さゆりに似てんだわ。
あっし、あの系統のお顔が大好きでして…
他には宿敵になるであろう王后様も出てきたけどなんか悪役顔すぎてちょっと好きになれませんでした。
今まで出てきた悪役おばさんで腸が煮えくり返るほど見た目ともどもムカついたのはやっぱり未央の雲柔(シツウンジュウ)ですな。
長楽は小物だったなあ…。
子供時代が2,3話続いてからいよいよ主役であるスン・リーの登場ですが今から待ちきれない!
もっと史実を交えて真面目に書こうかなあとも思いましたが、ミーユエの父が楚王であるっていう所から真偽不明らしくってもうどうでも良くなっちゃったのでお話だけを追っかけていきたいと思います。
【最終回】ミーユエ 結末までのネタバレ
第80話 「荒馬の仁義」
ネタバレ
- 咸陽以東は稷に、以西は義渠に、大散関以西は翟驪、以東から咸陽は芾にという国土の分割を翟驪は提案する。
- 何年もの歳月をかけて手に入れたものを分けるなどユエには到底受け入れられない。
- ユエは何ながらにこれまで苦労し築きあげた秦への思い、翟驪への思いを口にし、翟驪のために縫った錦の着物を渡す。
- 翟驪は5日後に王宮を尋ね、その時宣室殿の扉があいていれば割譲を、開いていなければ王宮に攻め込み皆殺しだとユエに告げる。
- 義渠の兵は咸陽に1万、さらに北西に数十万。攻め込まれれば内戦が続くだろう。
- 白起は秦人と結婚し反抗を不本意に思うものもいるだろうと、その説得に名乗り出る。
- ユエは自分が王宮に招いたためにこの結果を呼んだと後悔を口にする。彼は草原でしか生きられないと。
- 5日後、宣室殿まで攻め込んだ義渠の兵に白起は語りかける。秦人に恩のあるものたちは皆武器を捨てる。
- 白起を刺し宣室殿に乗り込んだ翟驪。自分を殺せとユエに向かって叫びながら1人戦い続ける翟驪をみて、ユエは今すぐやめろと叫び続ける。
- 翟驪は秦の兵が放った矢にあたり死んだ。「俺を殺してやるといったお前に、命を渡しに来たのだ」と言って。
- 翟驪の死後、秦は義渠を完全に併合した。
- ユエはその一件以来、誰も部屋に入れず1人閉じこもっている。
- 稷の息子・柱公子に芾、侍女らが膝をついて待つなか3日目にようやくその姿を見せる。しかし窶れはて病を得ていたユエは大医でさえ治すのが難しいという。
素晴らしい女優さんだなとつくづく
中国ドラマのヒロインに40近い女優さんを使う理由がよく分かる。歳を重ねなければこれだけの演じ分けができないだろう。今回の翟驪を殺すなと暴れまわる白真の演技のあとで、心をなくしてしまった目を作り上げる、恐ろしささえ感じたよ。
翟驪はなんか彼氏だからいい男^^って思ってしまうな。結婚したら最悪のパターンしか見えねえや。そう考えるとちょっと頭硬すぎるけど一番いいのは黄歇だなあ。
しかし全員含めていいなら冉か庸芮が柔軟でいいと思います。結婚してください!
第81話 最終話「未来への布石」
ネタバレ
- 気落ちしているユエを励まそうと稷は、趙王に「和氏の壁」と15城の交換を申し入れる。
- 趙の使者が和氏の壁を持って秦にやってくる。ユエは15城との交換条件は受け入れられないと反発。
- 稷は<庸芮の言う通り、和氏の壁は友好の証として送られたものとユエに伝え、趙にも割譲はしないことに。
- 和氏の壁を見たユエは、<張儀がいたら喜んだだろうとその名前を口にする。
- 趙の使者・藺相如は15城の割譲がなされないことを知り、「和氏の壁には瑕があるため確認したい」とその返還を要求する。
- 返還を求められたユエは、穆辛に「大王が藺相如を殺しそうになったら報告を」と、その雲行きを案ずる。
- 藺相如は稷に対面すると、秦ともあろう大国が不義理をはたらくならこの和氏の壁を叩き割ると脅す。稷は仕方なく15城の割譲を約束し、5日間の斎戒沐浴の後、和氏の壁を迎えるべきという藺相如の言い分も飲んだ。
- 5日後、朝廷に宣室殿に現れた藺相如は、秦が趙の誠意を裏切ったため和氏の壁は趙に持ち帰らせたとカラの箱を差し出す。自らは大王を欺いたので釜茹での刑に処してくれとも言う。
- 稷は憤り、言われたとおり釜茹でに処することにするが、そこへユエがやってくる。
- ユエは藺相如を殺しては和氏の壁も得られず趙と対立するだけだと、罪は不問にするよう稷に言う。藺相如を張儀に似た賢臣と褒めて秦に誘うが、大恩があるので藺相如は帰国させてほしいという。
- 藺相如を歓待し帰国させたことで趙にも面目が立ち、天下にも秦は賢臣を優遇すると噂が立つだろう。
- ユエは稷に、求めているのは宝石ではない、温かい食べ物と雨風をしのげる家、そして支えてくれるものがいればそれで良いのだと話す。
- 10年後、白起が楚を討伐した。屈原は絶望のあまり石を抱いて汨羅江に身を投げたという。
- 楚は陳へ遷都、楚王は黄歇を令尹に任命した。
- ある日、ユエは王宮で柱公子の教育係として集められた若者たちと出くわす。その中に、若き日の黄歇に瓜二つの青年がいた。彼の名は「魏醜夫」、厄払いのために忌み字をつけられたのだという。
- ユエは醜夫を側に置くよう命じたが、実は醜夫が目に留まるよう仕向けたのは稷だった。
- 段々と体が弱っていくユエはある日、大王の夢を見る。目を覚ますと侍女らがユエに呼びかけている、その二人もまた随分老いた。
- ユエは生きている間には祖国に戻れないが、死んでからなら戻れるだろうと副葬品の話をする。
- 翟驪の命日、翟驪の名を取り驪山と名付けられた山の麓で彼を弔うユエ。この後、王族たちはみなこの山の麓に葬ることにするという。「ずっとあなたといっしょにいられる」と
- 俑の出来を見物に来たユエは、その楚兵の髷が秦の様式になっていることを指摘する。副葬品の俑には各国の様式が用いられた。
- ユエがこの世を去った18年後、13歳の嬴政が即位。26年後には天下を統一し、始皇帝となる人物である。
有終の美?
花の色は移りにけりないたづらに、我が身世にふるながめせしまに?
あ〜終わってしまった。
最後ちらっとだけ出てきた醜夫さん、史実では彼を殉葬したくてユエがごねたと聞いてちょっと引いちゃった^^
やっぱり真の最終回というか、結末は太后になったときだね、あの時が一番輝いていた。
しかし栄華を極めた後も人生は続くという生き様を勉強させられました。