こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、「海棠が色付く頃に」について、全56話のネタバレ一覧・あらすじ全話・管理人の感想を最終話まで掲載していきます。
「海棠が色付く頃に」全話まとめ
「海棠が色付く頃に」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ ) 1・2・3・4・5顧海棠は奥様の髪梳き役として朗家に入る。
そこで、恵徳に住む朗家長男 朗月明に気に入られ、それを知った奥様のたくらみに巻き込まれてしまった。
海棠は朗家と朗月明に騙され、朗月明と結婚してしまった。
龍莫嫿は事情を知り、海棠をかくまう。
10年前の事故のことで兄に負い目がある月軒は、海棠に戻って欲しいと頼む。
海棠は離縁を条件に朗家へ戻った。
同じ頃、施済周は朗月軒のことを知り朗家を追い込むため利用することに。
施済周のたくらみで、火傷痕のある月明の存在が明るみになり朗里春は経営危機に。
そんな時、華吉利が大口注文を持ってくる。
施家の息子 施迪文は月軒の計画書を盗み、一度は施家が契約した。
しかし、施家に扱える規模の仕事ではなく結局朗家に話が舞い込む。
海棠は傷を治すため氷晶麒麟という植物を探し、手に入れる。
奥様は「傷が治せたら離縁してもいい」と海棠の賭けに乗る。
同じ頃、龍徳水は易蓉蓉に惚れ婚姻することに。
海棠は易蓉蓉の結婚式でヘアメイクをすることに。
海棠を排除したい施済周と海棠に憎しみを抱く妙蘭は、それぞれ陥れる策を実行する。
顧夏合と朗青青の活躍で事件は解決した。
海棠は月明と離縁し実家に戻った。
月明と月軒は海棠を巡って勝負をすることになる。
海棠は父 顧順琪の位牌を見つける。
どうやら顧順琪の死には朗斯年が関わっているようだ。
そんな時、月軒が心血を注いで改良していた鴻雁紅の配合が施済周の手に渡ってしまう。
その犯人として疑われたのは月軒だった。
海棠と月軒の努力で新・鴻雁紅が完成。
藺新巧が犯人だと判明し一件落着。
海棠と月軒はお互いの気持を知りついに結ばれる。
海棠と月軒は東方香水を開発し大ヒット。
それをよく思わない月明は施済周と手を組み、月軒を追いやる。
間接的に妙蘭も加担し、海棠を糾弾。海棠は朗里春を解雇される。
東方香水は施済周が原価同然で買取り儲けを出した。
陸凡真に助言され、海棠は化粧学校を開くことにする。
妙蘭は記者を雇い、海棠が死化粧師の一族だと記事を書かせた。
さらに龍莫嫿は人を雇って「詐欺だ」と批判させ海棠を追い詰める。
海棠は月軒と共に、食べられる口紅を開発する。
月明は父に信頼されない焦りと、海棠を奪われた憤りからますます月軒に恨みを向ける。
月明は植物油脂に合成油脂を混入させ、海棠と月軒の新製品を台無しにする。
施済周は顧順琪の娘が顧海棠だと知り「朗斯年が父親を…」と吹き込んで操ることにした。
海棠は月軒に別れを告げる。
そして施杭露で芙蓉膏の研究を始めた。
施済周は過去のことを知っている海棠の母を狙い、韓瑞斌に始末させる。
施済周の策略により朗斯年は昆楊を離れる。
施済周は月明を操って朗里春を経営難に陥れた。
そしてついに、朗斯年と施済周の因縁が明かされる。
概要
「海棠が色付く頃に(読み:かいどうがいろづくころに、原題:海棠経雨胭脂透)」は2019年に配信された中国のテレビドラマ。
主演はダン・ルン、リー・イートンが務めている。
全52話、1話45分で構成されている。
- 原題:「海棠経雨胭脂透」
- 製作年:2019年
- エピソード:全52話
- 主演:ダン・ルン、リー・イートン
- ジャンル:愛、民国
あらすじ
ヒロイン 顧海棠は10年前に失踪した美容師の父 顧順琪を探すため昆楊にやってくる。
その街で一番大きな化粧品店を経営する朗家の三男 朗月軒と出会った。
化粧品店で働き始めた顧海棠は天才化粧師としての腕を発揮し、朗月軒に惹かれていく。
ある記憶から朗家が父の失踪に関わっていると考えていた顧海棠は朗家を探り、化粧鬼と呼ばれる男を目撃。
化粧鬼の正体は朗月軒の兄 朗月明。
顔には大きなやけどの跡があった…
登場人物&キャスト一覧
- 顧海棠(こかいどう)…ヒロイン、父から受け継いだ技術と生まれ持った才能で弟と母を養う、失踪した父を探すため昆楊に移り住む
- 顧夏合(こかごう)…海棠の弟、成績優秀で聖ヨハネ学校に通う
- 顧順琪(こじゅんき)…海棠の父、10年前に失踪
- 海棠の母…夫が失踪したショックで精神が不安定になる、お針子
- 朗月軒(ろうげつけん)…朗家の三男、養子、海棠と出会い変わっていく
- 朗月明(ろうげつめい)…朗家の長男、母は馮春言、顔に火傷の跡がある
- 朗斯年(ろうしねん)…朗家の当主、朗里春の主、良識的だが子供のことになると判断を誤る
- 馮春言(ふうしゅんげん)…朗家夫人、感情的な部分がある
- 朗月円(ろうげつえん)…朗家次男、故人
- 朗青青(ろうせいせい)…朗家の末っ子娘、顧夏合と同級生になる
- 妙蘭(みょうらん)…朗月円の嫁、厄払いで嫁ぐが、7歳で死別、それ以来朗家と馮春言に縛られ続けている
- 龍莫嫿(りゅうばくかく)…龍徳水の娘、幼い頃に母をなくしたため龍徳水に甘やかされて育つ
- 龍徳水(りゅうとくすい)…長官、軍を指揮し昆楊を守る、お金が大好き
- 施済周(しせいしゅう)…施家当主、施杭露の主、悪巧みの才能しかない
- 施迪文(してきぶん)…施済周の甥、愛嬌がある、施済周には叱られてばかり
- 華吉利(かきつり)…イギリスの商人、朗月軒と施迪文の友人
- 易蓉蓉(えきようよう)…文系の名家易家の娘、龍莫嫿と犬猿の仲、胡阿然と付き合っている
- 胡阿然(こあぜん)…龍徳水の配下、易蓉蓉と付き合っている
- 全執事(ぜんしつじ)…朗家の執事
- 陸凡真(りくはんしん)…海棠の同僚、友人になる
- 藺新巧(りんしんこう)…海棠の同僚、施済周のスパイ
- 韓瑞斌(かんずいひん)…施済周に雇われた男
- 胭脂(えんし)…謎の女性
顧海棠
失踪した父を探すため昆楊にやってきた。
ヘアメイクの才能がある。
朗月明に騙され朗家に嫁ぐ。
朗月軒
朗家 当主 朗斯年の次男。
顧海棠の才能を見い出し雇う。
朗月明
朗家 当主 朗斯年の長男。朗月軒の兄。
龍莫嫿。
昆楊 長官 龍徳水の娘。
母をなくして継母が4人もいる。
馮春言
朗月軒と朗月明の母。
朗斯年
朗家 当主。
予告
DVD
【全52話】「海棠が色付く頃に」あらすじ・ネタバレ・感想
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1〜3話は楽天TVで無料公開しているのでさらっと行きます( ¨̮ )/
【第1話】10年前に失踪した父を捜すため母、弟と昆楊に引っ越してきた顧海棠(こかいどう)。彼女はひょんなことから街一番の化粧品店・朗里春を経営する朗家(ろう)の次男・朗月軒(ろうげつけん)とケンカになり、昆楊の令嬢たちが成人を祝う披露会に呼びつけられる。そこで顧海棠がなりゆきから昆楊の軍の長官・龍徳水(りゅうとくすい)の娘・龍莫嫿(りゅうばくかく)のヘアメイクを引き受けると…。
【第2話】披露会で刺客に命を狙われた朗(ろう)家の主人・朗斯年(ろうしねん)は、商売敵の施済周(しせいしゅう)が黒幕だと見抜く。そんな中、龍莫嫿(りゅうばくかく)からデートに誘われた朗月軒(ろうげつけん)は披露会で彼女を美しく変身させた化粧師を連れてくるならと条件をつけ、現れたのが顧海棠(こかいどう)だったことに驚く。一方、顧海棠は高慢な朗月軒の態度に腹を立て、再び彼とケンカしてしまうが…。
【第3話】弟・顧夏合(こかごう)のために学費を稼ぎたい顧海棠(こかいどう)は、朗里春の工房で働くことに。折しも朗月軒(ろうげつけん)は35年ぶりに皇室御用達の品、鴻雁紅を復活させようと意気込んでいた。一方、龍莫嫿(りゅうばくかく)と犬猿の仲の易蓉蓉(えきようよう)が顧海棠の腕を見込んで専属化粧師になってもらいたいと言い出す。それを断ると、怒った彼女は顧海棠に手ひどい仕返しをして…。
ネタバレ 第1話 「成人礼披露会」
物語は10年前の雨の夜から始まる。
怪我をした顧順琪は男の子を連れてナイフを持った男から逃げる。
顧順琪は男の子にある品物を託し「娘に渡せ、名前は顧海棠」と言う。
1人で逃げ出した男の子は足を滑らせ水の中に落ちて…
10年後 昆楊。
主人公 顧海棠は昆楊駅に母と弟 顧夏合を迎えに来た。
駅の外に出ると、朗里春の御曹司 朗月軒の運転する車に水をかけられる。
そのすきに、盗人が顧海棠の化粧箱を盗んだ。
顧海棠は盗人を追いかけ朗里春へ。
店に置かれていた商品を投げて応戦し、ちょうどそこにやってきた朗月軒を粉まみれにしてしまう。
顧海棠は朗月軒に弁償を迫られる。
そこで、危ない運転をした男が目の前にいる男だと思い出した。
顧海棠はかばんを返してもらえず、後日弁償することになった。
試験会場。
顧海棠は仕事の試験会場へ。
そこには朗月軒の姿が。
彼が今回の試験官だったと知った顧海棠は逃げ帰ろうとする。
朗月明は結婚、恋人、名前を聞き出した。
そして「任務を3つ出す、令嬢が集まる成人礼に来い」と言う。
龍家。龍家の令嬢 龍莫嫿は成人礼の衣装が気に入らない。
そこへやってきた父親 龍徳水と裁縫師をいじめる。
龍徳水は成人礼で朗斯年と施済周の暗殺を計画していて、娘を止める。
しかし龍莫嫿は朗月軒を振り向かせるため出席する。
鳴鑼巷。顧海棠は母と弟のために家を用意した。
令嬢成人礼の日。
約束通りやってきた顧海棠は裏方としてヘアメイクをする。
控室では令嬢の揉め事が起き、仲裁に入った顧海棠の前に龍莫嫿が現れた。
強気な龍莫嫿は、感じの悪い令嬢を追い払う。
しかし、髪飾りが絡まってヘアセットが崩れてしまった。
顧海棠はすぐにヘアメイクを直し始める。
会場。
昆楊一の朗里春 当主 朗斯年、そしてそのライバル店 施杭露の当主 施済周も会場へ。
施済周はライバル意識むき出しだが、朗斯年は相手にしない。
そこへ長官 龍徳水がやってくる。
施済周はここでも軍への寄付を巡って朗斯年に食って掛かる。
しかし朗斯年はあっさり言い負かした。
お披露目が始まり、顧海棠がヘアメイクをした龍莫嫿は称賛を浴びる。
その時、銃撃が始まった。
女の刺客は朗斯年を狙い、顧海棠はとっさに助ける。
この襲撃は龍徳水が朗斯年と施済周を殺すために計画したものだった。
しかしそこに、施済周の朗斯年暗殺計画が重なりどちらも失敗に終わる。
ネタバレ 第2話 「天敵との再会」
朗家。襲撃の夜。
朗斯年は会場に乱入した刺客が龍徳水の手先だと気付いていた。
さらに、商会会長の座を狙う施済周の仕業も絡んでいると。
朗斯年は代々皇室に献上してきた朗家の品物に誇りを持っている。
しかし今やまがい物だらけ。
その状況を改善するためにも商会会長になると息子に話した。
朗斯年は龍莫嫿のヘアメイクをした人物がかなりの腕前だと褒める。
そして、刺客から救った顧海棠を捜してお礼がしたいと息子に頼んだ。
昆楊商会。
龍徳水は商人たちを集め、刺客から救ったと恩を売る。
そして資金の提供を呼びかけた。
しかし誰も声を上げない。
朗斯年が最初に声を上げ、施済周はそれより多く寄付して張り合う。
その頃、街では朗月軒が顧海棠を探している。
鳴鑼巷。龍莫嫿は顧海棠を訪ねる。
幼い頃母をなくして、無骨な父に育てられた。
でも私の扱いを知らないし、今は継母が4人もいる。
と身の上を話して「友達になってほしい」という。
顧海棠は話の流れで龍莫嫿が朗月軒のことを好きだと知った。
施家。施済周は朗月軒に比べて劣ると、息子 迪文を叱りつける。
迪文は実子ではない。
しかし、施済周には子供がいない。
朗家。龍莫嫿は朗月軒の出待ち。
「明日一緒にピクニックへ」と誘った。
朗月軒は「化粧師も一緒なら行く」と承諾する。
話を聞いた顧海棠は、顧夏合の進学費用を稼ぐため同行することにした。
龍莫嫿は顧海棠を専属化粧師にしたいと言い出す。
ピクニックの日。
迪文も加わりダブルデート。
自転車から落ちた龍莫嫿は朗月軒に抱き上げられようと気を失ったふりをする。
芝居に気付いた朗月軒は文句を言った。
それを聞いた顧海棠は「器が小さい!」と怒る。
顧海棠は龍莫嫿の手当をするため止血の薬草を捜しに行った。
朗月明はすぐに追いかけ「工房で働け」と話す。
朗里春。施杭露の店員が朗里春の店前で引き抜きをしている。
様子を見ていた顧海棠は、朗里春の全執事の歩き方に目を留めた。
それは、父が失踪した日に訪ねてきた男と同じ歩き方。
顧海棠は失踪に朗家が関わっているのではないかと考える。
ネタバレ 第3話 「朗里春の工房」
顧海棠は父の失踪の真相を探るため、朗里春で働くことを決めた。
顧夏合の進学資金も必要だ。
朗里春。迪文を店につれてきた朗月軒は全執事から引き抜きの話を聞かされる。
朗月軒は特に対処しない。
朗家。朗斯年は店の経営が悪化していると息子を叱る。
経営を改善するため、先祖伝来の化粧品である鴻雁紅を作ることになった。
それは35年も作られておらず、製造に携われるのは未婚の乙女だけだという。
試験会場。試験を受けに来た顧海棠は、成人礼で助けた陸凡真と再会。
朗月軒と揉めるが、無事に雇用が決まる。
試験に合格した中には施済周のスパイも紛れ込んでいた。
彼女は父が施杭露に与えた損害を賠償するため、施済周の言うことを聞く。
試験の帰り、朗月軒は「恩人宅に贈り物を」と着いてくる。
鳴鑼巷。朗月軒は貧しい人々に優しく接する顧海棠の一面を見た。
天才化粧師の噂を聞きつけた女たちが現れる。
易蓉蓉は顧海棠を専属化粧師として雇いたいと話した。
そこへ顧夏合が来て、易蓉蓉が顧海棠の母を泥棒扱いしたと話す。
顧海棠は専属の話を断った。
朗月軒は顧海棠の母に招かれ家へ。
そこで顧海棠の母が記憶の混乱を起こす場面を見た。
顧海棠は「父が失踪した衝撃が大きく、たまに混乱する」と説明する。
初出勤の日。
選ばれた乙女たちは花の選別のため色の識別法を3日間学ぶ。
赤い紙を見続けたせいで、顧海棠は視界が赤く見えてしまうように。
朗里春。顧海棠たちはバラを選別して鴻雁紅を作る。
学校。来月から学校に行けることになった顧夏合は、学校を覗き見。
そこへ女生徒が来て、転んだ顧夏合はスカートの中を見てしまった。
顧海棠は弟の入学手続きをするため学校へ。
しかし、素行に問題があると入学を断られた。
学校の主任を務めるのは易蓉蓉の父。
易蓉蓉が顧夏合の素行が悪いと話したため入学が取り消しになったのだ。
埠頭。朗月軒は外国人の商人 華吉利に納品をする。
しかしその品は劣悪なものにすり替えられていた。
朗斯年はすぐに作り直しを命じる。
感想:海棠が色付く頃にはじめました
リー・イートンとダン・ルン主演でテーマも珍しいため話題になった一作。
気になっていたんだけど、見る機会を逃してました。
1話を見た感想は、衣装や舞台セットがチープで、話も想像の範疇を超えてこないなと言う感じ。
すでに顧海棠の父 顧順琪を失踪に追いやった黒幕が誰だかわかるし…勘違いだったら謝る^^
さて、それでも設定が目新しくて面白いです。
天才化粧師という設定の顧海棠だけど、その腕をお金に変えないのはなにか理由があるんだろうか。
お父さんも美容師だったみたいだから、なにかしがらみがあるか、記憶の混乱を起こしてしまうお母さん関連か。
今のところ魅力的だなと思ったキャラクターは龍莫嫿ちゃん。
彼女は朗月軒を思っているから恋敵になりそうなのに、なんかそんな感じがしない。
第4話「天敵との再会」
披露会で刺客に命を狙われた朗(ろう)家の主人・朗斯年(ろうしねん)は、商売敵の施済周(しせいしゅう)が黒幕だと見抜く。そんな中、龍莫嫿(りゅうばくかく)からデートに誘われた朗月軒(ろうげつけん)は披露会で彼女を美しく変身させた化粧師を連れてくるならと条件をつけ、現れたのが顧海棠(こかいどう)だったことに驚く。一方、顧海棠は高慢な朗月軒の態度に腹を立て、再び彼とケンカしてしまうが…。
ネタバレ「天敵との再会」
聖ヨハネ学校。易蓉蓉は専属化粧師になることを断った顧海棠を恨み、父 易主任に「顧夏合の素行が悪い」と吹き込んだ。
それにより、顧夏合は入学を断られる。
顧海棠は易主任からその話を聞かされた。
そして「なぜ女生徒を盗み見たの」と弟を叱りつける。
顧夏合は働き口を探そうとしたが、まだ幼くて相手にしてもらえず、学校を眺めていたと話した。
朗里春。顧海棠はうわの空で仕事をしている。
弟のことを心配するあまり、バラの花びらの中に茎が混ざったことに気づかなかった。
朗月軒が抽出液から茎を見つける。
朗月軒は抽出液をすべて捨てて、容器を洗うよう命じた。
そして顧海棠を叱りつける。
施家。当主 施済周は使用人を怒鳴りつけた。
軍に水路を封鎖され、化粧品の材料が届かないのだ。
そこへ朗斯年がやってくる。
施済周は「龍徳水に水路を封鎖させたのか」と聞く。
朗斯年はあっさり認めた。
朗斯年は外国人商人 華吉利へ納入する予定だった品物が、粗悪なものにすり替えられていた話をした。
問い詰められた施済周は、荷をすり替えさせたことを認める。
朗斯年は「やり合うなら最後まで付き合うぞ、刺し違える覚悟はあるんだろうな」と施済周を脅して立ち去った。
朗里春。龍莫嫿は顧海棠を待っている。
そこへ仕事を終えた陸凡真が出てきて事情を教えた。
顧海棠は抽出液をだめにしてしまった罪滅ぼしに居残りをしているようだ。
龍莫嫿は朗月軒に声をかけ、顧海棠のことを許すように言う。
そして易蓉蓉のせいで顧夏合が学校に入れなかった話をした。
聖ヨハネ学校は文化人が作った西洋の学校。
龍莫嫿は朗家の権力を使えばいいという。
しかし、朗月軒は「進歩的な文化人に軍人をぶつけると裏目に出る」と対策を考えることに。
朗里春。残業中の顧海棠。
そこへ朗月軒がやってきて手の傷を手当した。
「明日は休みを」と言って立ち去る。
聖ヨハネ学校。朗月軒は易主任に面会。
「教育者の立場は誰よりも正しくあるべき
盗み見たのは故意か偶然か明らかにしましたか?」と説得する。
易主任は考えを変え「もう一度調べる」と顧夏合のもとへ。
鳴鑼巷。易主任は顧夏合が鳴鑼巷に住んでいると知って驚く。
そこは貧民区で、ここから学校に通ったものは貧しさをバネにして優秀な成績を残すという。
易主任は鳴鑼巷の中へ。
そこでは顧夏合が子どもたちの喧嘩の仲裁を、さらに老人の手伝いをしていた。
そこへ聖ヨハネ学校の優等生 沈大鵬が通りかかる。
易主任が顧夏合のことを聞くと、沈大鵬は友達だと言って家に案内した。
顧海棠の家。易主任は「この目で審査し、優等生 沈大鵬の友達なら文句はない」と顧夏合の入学を許可する。
去り際、易主任は顧海棠に「朗月軒の口添えがあった」と教えた。
顧夏合は大喜びだ。
朗家。次男の嫁 妙蘭が朗家の奥様 馮春言の髪をすいている。
妙蘭はゴミ箱の中に、自分が作っていた刺繍があることに気付いてショックを受けた。
馮春言は「寡婦は常に平静でいなければいけないわ」と忠告する。
朗里春。全執事は手先が器用で奥様が気に入りそうな子はいないかと工房へやってきた。
奥様が癇癪を起こしたため、侍女を入れ替えるのだという。
陸凡真が選ばれる。
昼休憩。顧海棠は陸凡真の話で盛り上がる同僚に全執事のことを聞いた。
情報集めをしたいが、同僚はそれよりも面白い話があると言う。
「朗家には化粧鬼が住み着いている
夜明け前に花園に現れ花の露を集めて周り
その露を血に変えて炉に投入
すると美しい頬紅になる
しかし代償があり、朗家の血族が生贄にされる
朗家に生まれた若様は若くして死ぬ」
話を聞いていた陸凡真は怯えて「行きたくない」と言い出した。
そこで顧海棠に付き添いを頼み、朗月軒が了承する。
帰り道、顧海棠は朗月軒にお礼を言う。
朗月軒は顧夏合のことも口添えのことも知らないと言ってしらばっくれた。
顧海棠と陸凡真は朗家へ。
用意された部屋で一晩を過ごす。
その夜、空に雲が出てきた。
陸凡真は不気味な雰囲気に怯えきっている。
顧海棠は落ち着かせようと白湯を用意した。
その瞬間、雷が鳴り、手に白湯がかかった陸凡真はやけどをしてしまう。
顧海棠は水ぶくれを治す薬草を探しに、1人で花園へ。
花園。顧海棠は花園で万年草を見つけた。
そこへ朗月軒が現れる。
顧海棠は「鬼が出る話は本当か」と朗月軒に聞いた。
朗月軒は「聞いたこともない」と言う。
翌日、不器用な陸凡真は奥様に気に入られず工房に戻ることになった。
顧海棠は残って仕事を続けることに。
全執事から話を聞き出そうとするが、なかなかうまく行かない。
感想:自分のメイクはヘタなのか
龍莫嫿にしてあげたヘアメイクはきれいだったのに、顧海棠のメイクはちょっと目の周り黒すぎない??
陸凡真なんかほぼ塗ってないに等しいくらいなのに、なんでリー・イートンだけあんなに化粧が濃いの?
華奢で儚げな雰囲気だからもっと優しい感じにしてくれえ…晩媚と影のときなんてめちゃくちゃ可愛かっただろ…
さて、お父さんの失踪について探るために朗家に突撃した顧海棠。
全執事を疑ってるけど、犯人っぽくないよな?
朗家の人間は善良で、施家の人間が悪どいっていう「月に咲く花の如く」と同じ構図だと思う。
となると、お父さんを殺したのは施済周?
死んだと決まったわけじゃない^^
第5話「朗里春の工房」
弟・顧夏合(こかごう)のために学費を稼ぎたい顧海棠(こかいどう)は、朗里春の工房で働くことに。折しも朗月軒(ろうげつけん)は35年ぶりに皇室御用達の品、鴻雁紅を復活させようと意気込んでいた。一方、龍莫嫿(りゅうばくかく)と犬猿の仲の易蓉蓉(えきようよう)が顧海棠の腕を見込んで専属化粧師になってもらいたいと言い出す。それを断ると、怒った彼女は顧海棠に手ひどい仕返しをして…。
ネタバレ「朗里春の工房」
朗家。奥様の髪をすく妙蘭。
引っ掛けてしまい叱られる。
妙蘭はかんしゃくを起こした奥様に顔を引っかかれてしまった。
花園。落ち込む妙蘭のもとに顧海棠が現れる。
顧海棠は奥様の髪をすく侍女だと名乗った。
妙蘭は次男の嫁だと教える。
顧海棠は妙蘭の顔の傷が気になり、化粧道具を持って部屋へ。
顔の傷を治療し、傷が目立たないようにメイクも施した。
妙蘭は顧海棠の腕の良さに感心する。
顧海棠は妙蘭が化粧品について何も知らないことを疑問に思う。
妙蘭は「次男 朗月円と厄払いの婚姻をしたが、7歳で死別した」と霊位を見せた。
それ以来、15年も1人で朗家にいるのだという。
顧海棠は、朗月円が死んだのは父が失踪した1年前だと気づく。
奥様の部屋。顧海棠は独自に調合した香油を使い、奥様に気に入られる。
奥様は全執事に命じて、顧海棠に調度品や衣装まで用意させた。
妙蘭は奥様に遠ざけられ、ショックを受ける。
聖ヨハネ学校。顧夏合は念願の学校に登校。
その途中、自転車に乗った朗青青にぶつかってしまう。
朗青青は顧夏合がうっかりスカートの中を見てしまった女生徒だ。
朗青青は「のぞき魔!」と罵り、自転車を壊されたことも加わって激怒する。
落ち込む妙蘭が屋敷を歩いていると、そこへ朗青青が帰ってきた。
朗青青は顧夏合に腹が立つが、兄 朗月軒が顧海棠をかばうので仕返しできないと怒っている。
妙蘭は「あなたは令嬢、仕返しするくらい平気」と吹き込んだ。
顧海棠の部屋。その夜、お面を付けた人物が現れる。
顧海棠はその後を追うが、脅かされただけで消えてしまった。
そのすきに、何者かが顧海棠のお茶に薬を入れる。
そのお茶を飲んだ顧海棠は意識を失った。
翌朝、顧海棠は何事もなく布団で目を覚ます。
倒れた顧海棠を誰かが介抱してくれたようだ。
朗家。顧海棠は奥様の侍女 鶯歌から鬼のことを聞き出す。
鶯歌は「朗家には2つの秘密、1つは化粧鬼、2つ目は西側にある建物」と教えてくれた。
顧海棠は早速、西にある建物 恵徳へ。
そこへ朗月軒が現れる。
勝手にうろつくなと叱られ「暇なら本を読んで知識をつけろ」と本を渡された。
朗家。龍莫嫿が顧海棠を訪ねてくる。
友人として今夜のパーティーに行こうというのだ。
貧困家庭を支援するパーティーで、名家の秘密なども聞けると聞いた顧海棠は参加することに。
パーティー会場。顧海棠は男にダンスに誘われる。
龍莫嫿と踊る朗月軒は顧海棠のことが心配だ。
朗月軒はダンスの合間に、龍莫嫿と顧海棠を入れ替わらせて助ける。
朗家。朗月軒は顧海棠を連れて屋敷に戻った。
「君といると退屈な時間が楽しい時間に変わる」
恵徳。深夜、顧海棠は手がかりを調べるため恵徳へ。
「誰かいませんかー!」
感想:化粧鬼
朗家の西の建物 恵徳に住んでいるのは朗月軒のお兄ちゃん朗月明だって。
まあ、最初のあらすじから盛大にネタバレしてるので5話まで引っ張る?ってネタですね。
兄弟なので2人とも顧海棠がタイプ、そして取り合いが始まるのか。
それにしても、朗家の奥様はなんで次男嫁のことが嫌いなんだ?息子にちょっかいかけるから?
朗月円が死んだことを恨んでるから?
ていうか、朗家の子供は何人いるの…?
朗月明、朗月円、朗月軒、朗青青でいいのかな。全員が奥様の実子ではなさそうだ。