こんにちわ(*ˊᵕˋ)みるこ(@miiirumu)です!
この記事では、
【花不棄(かふき)〜運命の姫と仮面の王子〜】について
あらすじ一覧(全話)とネタバレと登場人物紹介を掲載しています。
DVD情報
配信情報
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「花不棄〜運命の姫と仮面の王子〜」全51話まとめ
「花不棄」ネタバレ一覧はここから( ˘ω˘ ) 1・2・3 【最終回】49・50・51基本情報
- 原題:小女花不棄(小女花不弃)
- 英題:I Will Never Let You Go
- 放送年:2019年
- ジャンル:古装
- 時代:架空の時代
- 主演:林依晨/アリエル・リン、張彬彬/チャン・ビンビン、林柏宏/リン・ボーホン
- 話数:全51話
あらすじ
「碧羅天の宝を得たものが覇権を握る、その宝を開けられるのは聖女だけ」
聖女の血を継いだ花不棄は叔父・花九と流浪の生活をしている。
「顔を見られてはいけない、商いをしてはいけない、とにかく目立つことをしてはいけない」九おじは花不棄の正体を隠すため、小さな頃から言い聞かせた。
数年後、花不棄は優しく元気ハツラツ商才あふれる口達者でガサツな少女に育つ。
ある日、おじの病を治そうと奔走する花不棄は、正義の味方 蓮衣客と出会う。仮面をつけた蓮衣客の正体は、花不棄の異母兄陳煜だった。
回春丹という延命の薬で元気になった花九は、花不棄の生い立ちを明かすので都へ行こうと言い出す。花不棄は陳煜に頼み込み、同行させてもらうことに。
だが、花不棄の居場所が追手に知られてしまう。明月山荘の差し向けた刺客に狙われた花不棄を、九おじは命をかけて助けた。一人になってしまった花不棄に手のを差し伸べたのは蓮衣客だった。
登場人物&キャスト
- 花不棄(林依晨/アリエル・リン)…碧羅天の聖女。母は薛菲。
- 陳煜/蓮衣客(張彬彬/チャン・ビンビン)…信王の息子。
- 東方炻(林柏宏/リン・ボーホン)…医者。蕭九鳳の孫。花不棄の許嫁。
- 雲琅(孫祖君/クリス・スン)…飛雲堡の跡取り。
- 莫若菲(邢恩/シン・オン)…莫家当主。
- 阿黄…花不棄の犬。
- 薛菲…花不棄の母。朱家の出身。
- 朱九華/花九…花不棄の叔父。朱家の跡取り息子。
- 信王…陳煜の父。
- 甘妃…信王の寵妃。
- 元祟…将軍の息子。小蝦が好き。陳煜の友人。
- 白漸飛…御史の息子。陳煜の友人。
- 蕭九鳳…明月山荘にいる謎の人物。東方炻の祖父。
- 林満堂…薬霊荘 荘主。
- 林玉泉…林満堂の息子。
- 林丹沙…林満堂の娘。
- 阿炻…陳煜の付き人。父は阿福。
- 阿福…信王の付き人。
- 剣声…莫若菲の付き人。
- 韓業…陳煜の部下。
- 莫百行…莫府の元当主。故人。
- 莫夫人…莫若菲の母。
- 柳明月…明月山荘 荘主。
- 柳青蕪…双子の姉。
- 柳青妍…双子の妹。
- 朱七華…朱家7代目。蕭九鳳と契約をする。
- 朱八華…朱家8代目。花不棄のおじいちゃん。
- 朱寿…朱府の家督。
- 朱福…朱府の家督。
- 小蝦…朱府の護衛。花不棄を守る。
- 雲清揚…飛雲堡当主。雲琅の父。
- 張妃…阿福の妹。
- 馬大胡子…蕭九鳳の秘密部隊の頭領。
- 黒鳳…東方炻の部下。
- 黒雁…柳明月の部下。
- 萍児…柳青蕪の侍女。
花不棄(林依晨/アリエル・リン)
碧羅天の聖女。正体を隠すための流浪生活で、気が強く頭と口が回る負けん気の強い女性になる。蓮衣客に惚れ込んでいる。
陳煜/蓮衣客(張彬彬/チャン・ビンビン)
義侠 蓮衣客として活動中。本当の身分は信王(皇帝の兄)の一人息子。花不棄に惹かれるが異母妹だと思いこんでいたためいったん気持ちを封印。
東方炻(林柏宏/リン・ボーホン)
医者であり花不棄の許嫁。花不棄を利用するため近づくが惚れてしまう(よくある話)
雲琅(孫祖君/クリス・スン)
飛雲堡の跡取り。花不棄に恋する。
莫若菲(邢恩/シン・オン)
莫家当主。花不棄を引き取り義理の妹にする。
【全話】花不棄〈カフキ〉‐運命の姫と仮面の王子‐あらすじ・ネタバレ・感想
第1話 義侠との出会い
ネタバレ:無料動画公開中!
感想:花不棄、はじめました!
現代劇でヒットを飛ばしているアリエル・リン&安いドラマ(褒め)でよく顔を見るチャン・ビンビンが主演です。
顔が好みの女優さんが出るドラマばっかり見てる私としては、アリエル・リンとちょっと気が合わないな…という第一印象。そんなわけで1話も見ることなく放置してたんだけど、ちょっと気になって掘り出してきました。
全51話!評判はぼちぼち!
第2話 私を都に連れてって
病に倒れた九おじさんはすでに手の施しようがない状況だった。
花不棄は霊薬・回春丹に一縷の望みをかけて薬霊荘に向かうが、2粒しかない回春丹は、すでに街で出会った道楽息子・陳煜の手に渡っていた。
決して回春丹を譲ろうとしない陳煜に途方に暮れる不棄。
しかし蓮衣客が届けてくれた回春丹でひとまずおじさんは回復する。
体が動くようになったおじさんは上京を急ぐが、都への道のりは遠い。
不棄はあの手この手で陳煜に都までの同行を迫るが…
ネタバレ
「人と関わるな、商いもするな!」花不棄が蓮衣客からもらった銀子を見て、花九は怒り出す。花不棄は「こんな生活をして体を壊して、私がいなきゃ飢えてるわ」と言い返す。落ち込んでしまった叔父に花不棄は「今回だけ」と約束し、叔父の病を治す薬を手に入れることにした。そして花不棄は阿黄と芸をして笑わせる。だが花九は咳き込み倒れてしまった。
花不棄は長年貯めた銭を使って医者を呼ぶが「長年の無理が祟った、もう長くない」と言われてしまう。花不棄は「薬霊荘の薬なら助かるかも知れない」と聞き飛び出していく。
宿屋。陳煜のお付き阿炻は「蓮衣客に襲われたと薬霊荘が訴えた、あの場には他の者もいたのになぜ蓮衣客だけ?自作自演でしょうか」と話している。だが陳煜はそんなことより花不棄の事が気になるようだ。
薬霊荘。陳煜は探りを入れるため薬霊荘へ。薬霊荘 荘主 林満堂は陳煜の身分を知ると「すぐに回春丹を用意させる」と言う。回春丹は瀕死の状態でも飲めば幾月かは延命が可能な代物らしい。陳煜は薬を待つ間、屋敷を見たいと話す。
薬霊荘の門を叩く花不棄。「回春丹は2粒しかなく、陳の若様が買われた」と追い払われる。だが諦めきれず屋敷に侵入し、屋敷を見物している陳煜と林満堂の前に飛び出した。そして「叔父が死にそうなのです!回春丹を売って!ください!」と頼む。陳煜の顔を見て「講談師のところで悪態をついた男だ!」と気がつく花不棄。必死で頼むが追い出されてしまった。
花不棄は泣きながら意識の戻らない叔父に語りかける。そこへ蓮衣客が現れ、回春丹を放り投げ去っていった。意識の戻った叔父は「私の命は長くない、一緒に都へ行って赤殿に会い出自を教えてやる」と話す。
薬霊荘。その夜、蓮衣客は帳簿を盗み書き写す。
翌朝、花不棄は信王の配下に顔を見られてしまう。後をつけられたまま、花不棄は陳煜の泊まっている宿屋へ。「都に戻るとき、お供させてください」と頼み込む。親王の配下は人目があるため手を出せない。
陳煜が取り合わないので「お腹の子まで見捨てるの〜;;」と観衆の前で泣きの芝居を始める花不棄。陳煜は黙らせるため部屋に連れ込んだ。そして「子供を作った仲だろう」と返り討ちに合う花不棄だが、結局陳煜はその根性に負け「洗濯係として連れて行ってやる」と承諾した。
そこへ林満堂の娘 林丹沙が「西州府のご案内をいたします」とやってきた。陳煜は彼女と出ていく。
花不棄はさっそく陳煜の洗濯物を洗えと命じられる。陳煜は衣装部屋を二間も持つ衣装もちらしい。だがそこへ騒動を聞いていたおばさま二人がやってきて「身重の体にこんな仕事を強いるとは!?」と、見張っていた阿炻がクズ呼ばわりされてしまう。花不棄はか弱い乙女を演じて笑う。
その頃、陳煜は林丹沙とデート中。「飛雲堡のものが蓮衣客に襲われたとか」情報を引き出そうとする陳煜。
宿に戻ってきた陳煜は、見知らぬ人物に罵られる。阿炻から事情を聞いた陳煜は花不棄を呼び出し叱りつけた。そして「都に行くと家に知らせてこい」と追い出す。
花不棄が出ていくと「物乞いが父上の娘だと思わぬか?」と阿炻に聞く。そして「異母妹なら関わらないが、赤の他人なら力になりたい」と話す。阿炻は身の上を調べるよう提案した。
信王府。信王の側近 阿福は「娘に似た人物が見つかったが、西州付を離れる様子なので人手が必要」と信王に報告。だが信王は弟である皇帝に都から出ることを暗に禁じられていた。「碧羅天の秘密を絶対に漏らしてはならない」信王は陳煜に娘を連れ帰るよう命じることにする。
明月山荘。荘主 柳明月は謎の男 蕭九鳳に任務の失敗を叱られる。「飛雲堡が皇帝に軍馬を納める邪魔をするつもりだった、皇帝に遠ざけられれば飛雲堡は我々と手を組む」柳明月は信王の娘に固執する理由を尋ねた。蕭九鳳は「信王の娘である前に薛菲の娘」と答え、「想い人の娘をそばに置きたいのですね」と皮肉を言われる。柳明月は心のなかで、でもすぐに殺してあなたには会わせない、と花不棄を消す算段をしていた。
花不棄が家に戻ると、花九は起き上がって旅支度をしている。元気になった叔父を見て喜ぶ花不棄だが、そこへ柳青蕪 率いる明月山荘の刺客が現れた。花九は1人で刺客に立ち向かい、花不棄に逃げるよう言う。
「いいか必ず生きて逃げるのだ、都で南下坊の興源質店に赤殿を訪ね、この鉢を渡すのだ」
花九は花不棄を逃がすため、幾本もの剣に貫かれる。そして柳青蕪がとどめを刺した。
感想:おもしろヒロイン
おもしろヒロインだがちょっとしつこすぎないか!?高視聴率女王と呼ばれているアリエル・リンだけど、人気の理由がよくわからない。ベッキーみたいなもんか???
さてさて、おじさんが退場して話が進んでまいります。このあと、花不棄は陳煜とともに都を目指して、都を中心として話が展開していくのかな。
碧羅天の聖女が開くことの出来る宝っていうのも謎だし、世界観がファンタジー寄りなのかもわかんないし。なにもわからない。
とにかく阿黄が悲しい退場しそうなのが気がかり。
第3話 墓前の決意
九おじさんは花不棄をかばい、追っ手の刃に倒れた。
不棄も死を覚悟するが、間一髪で蓮衣客に助けられる。
追っ手から身を隠すため、小芝居を打って霊薬荘に潜り込むことに。
泥を落とした不棄の顔を見て、荘主はその出自に気づく。
そんなことなど知る由もない不棄は、妾にされるのではと震え上がる。
脱走を試みた夜、霊薬荘に刺客が侵入した。
不棄を案じる蓮衣客も現れ、屋敷の中は騒然となる。
その巻き添えを食い、阿黄までもが殺されてしまう。
ネタバレ
森の中。花不棄は柳青蕪率いる明月山荘の刺客から必死で逃げる。たどり着いた先は崖。死を覚悟し飛び降りたその時、蓮衣客が駆けつけ花不棄を抱きとめた。
蓮衣客は柳青蕪を切りつけ、左胸にある月型のアザを目撃。花不棄を連れて逃げる。
洞窟の中。花不棄は「もっと早くきてくれていたら」と蓮衣客を責める。叔父の体をそのままにしておけない、と洞窟を飛び出そうとした花不棄を見て蓮衣客は「おとなしく私の帰りを待っていろ」と出ていった。
しかし、明月山荘の追手に見つかり花不棄は洞窟を出る。追われた先で忠犬阿黄と再会。阿黄の導くまま付いていくと、霊薬荘の庭に出た。庭で使用人に指示を出していた大奥様の前に出ると、阿黄との連携プレイで同情を買う芝居をする。大奥様は「私が居る限り2度と飢えさせない、この子達を屋敷のどこかに住まわせて」と家職に命じた。
家職は「大奥様の言葉を鵜呑みにするな」と冷たい。花不棄と阿黄は納屋を住まいに与えられ、食事は自分でなんとかしろと言われてしまう。
薬霊荘。蓮衣客に邪魔をされ怒り狂う柳青蕪。林満堂を呼びつけると「蓮衣客の報奨金を増やせ、物乞いの娘が出没する場所をさぐれ」と命じる。
夜になり薬霊荘を抜け出した花不棄は洞窟に戻った。そこへ蓮衣客が現れ、叔父の埋葬を済ませたと話す。
花不棄は墓にすがって泣きじゃくる。そして「言いつけどおり都へ行くわ、無事に着けるよう見守っていて」と言った。
「すぐに恩返ししたいけど、都で人を探さなきゃならない」と蓮衣客に感謝する花不棄。「なぜか追手に狙われた」と話すと蓮衣客が心配するので、花不棄は「うつけ者の車に相乗りするの、高慢ちきで嫌なヤツ間抜け面で頭も悪そう、蓮衣客さんとは大違い」と陳煜のことを本人の前でけなした。
宿屋。陳煜は花不棄が異母妹だと阿炻に話す。だが「王府に迎える気はない、父上に余計なことを言うな」と口止め。阿炻は「薬霊荘の帳簿に問題はなかった」と報告。
薬霊荘。花不棄は侍女の服を渡され仕事を命じられる。そこへ薬霊荘荘主の娘 林丹沙がやってきて「陳の若様に捨てられたの?」と花不棄を見下す発言。今度は荘主 林満堂と息子 林玉泉がやってきて林丹沙をたしなめた。
花不棄の顔をまじまじと見た林満堂は「どこかで見たような?」と不思議に思っている。「回春丹を買おうとこちらにお邪魔しました」花不棄の言葉を聞いて納得した様子。
林満堂は薛菲の姿絵を眺め「先程の娘に似ておらぬか」と聞く。林満堂は明月山荘に知らせなければと焦るが、息子 林玉泉が止めた。そして「信王の尋ね人だと聞いた、引き渡したと知れたら薬霊荘はひどい目に合う。明月山荘と手を切るいい機会、信王の娘を救えば皇族の後ろ盾が出来る」と助言する。林満堂は「花不棄を内院に住まわせ見張れ、誰にも知られぬな」と命じた。
萃英園。ころっと態度を変えた家職に萃英園へ連れてこられた花不棄。そこは林丹沙の管理している庭で立派なしつらえの部屋があり阿黄の小屋まで用意されている。「こんな部屋は分不相応、恩を返さなくては」と花不棄は断るも、紅児・緑児という侍女までつけられ着替えさせられてしまった。
「うまい話には裏がある、めかけにされるかも!?」花不棄はすきを見て逃げ出す決意をする。
宿屋。陳煜は花不棄のことを待っていた。そこへ林丹沙が来て「あれは犬の娘」と悪口を言う。花不棄が薬霊荘に居ると知った陳煜は助けに行くことに。
薬霊荘。花不棄を助けるため薬霊荘に忍び込んだ蓮衣客は、雲琅の姿を目にする。雲琅は罠にかかり薬霊荘の護衛に囲まれてしまった。林満堂は雲琅を蓮衣客と勘違いし捕らえるよう命じる。そこへ蓮衣客が現れ、雲琅を逃がした。
雲琅は花不棄と阿黄が暮らしていた小屋の前まで逃げてくる。そこへ阿黄がでてきて雲琅の腕に噛み付いた。雲琅が阿黄を振りほどこうと苦戦している所へ薬霊荘の護衛が追ってきて、阿黄は巻き添えになり切られてしまう。花不棄は雲琅がやったと思い込みとどめを刺そうとするが出来ない。
「敵を討てない私をどうか許して」花不棄は阿黄を庭に埋め別れを告げた。
そして雲琅の覆面を外してその顔を見る。その時雲琅が目を覚まし…
感想:ありがち
初期に退場するならわざわざ犬を出さなくても…予定調和で…なあ?
3話まで来ました。今のところ、ヒロインがサバサバ系で思い切りが良くて楽しい。身内を一気になくしたのにグズグズすることなく「しぶとく生きていくわ!」ってかっこいいよ花不棄。これが麗王別姫の珍珠だったら…?と思うと大変だが。
なんかありがちな話なんだけど、王子役がたくさん出てきてアリエル・リンが愛されヒロインっていう構図なら少女漫画好きには最高に楽しめる作品なんじゃないかと思っています。
まあ最後まで見てからだな。
花不棄 最終話 結末のネタバレ(49話〜51話)
第49話 秘策
あらすじ
東方炻に降(くだ)った陳煜は花不棄に罵倒されるが、この投降は叛徒(はんと)たちの内情を探るために陳煜が皇帝に進言した一計だった。陳煜を完全に信用していない東方炻は、難所である徐州(じょしゅう)を守る陳煜の叔父・常寛(じょうかん)に、投降の説得をするよう陳煜に命じる。一方、柳青蕪は皇帝の指示どおり、陳煜と連携して叛徒の裏をかくべく徐州へ向かっていた。その柳青蕪のもとへ東方炻の命を帯びた柳青妍が訪れる。だが柳青妍は任務を遂行せず、柳明月の真の姿を告げ…。
ネタバレ
飛雲堡。東方炻は柳青妍を連れてくるよう命じた。
ここでちょっと前の話。皇宮。太監の服を着て部屋を抜け出した陳煜は、自ら皇帝の前に出る。そしてある作戦の話をした。
「逃亡犯として東方炻に投降し、内情を探って叛徒の掃討に一役買います。私が陛下を欺いた罰として、敵の大群と戦わせるのです。そこで敵前逃亡し、追われる身となれば信じるでしょう」皇帝は陳煜を信用し計画に乗る。
現在に戻って、花不棄の天幕。陳煜に捨てられ茫然自失の花不棄。東方炻は食事を取らせようとするが、拒否される。「私を解放しないなら元祟だけでも」と頼むが「将軍の一人息子は都を攻める時 役に立つ」と聞き入れられない。
東方炻は陳煜のもとへ。そして「3日食ってない、説得してくれ」と頼む。
花不棄の天幕。陳煜を見た花不棄は「東方炻に譲ったなら会いに来ないで、小蝦も祖父上も死んだ。これから私たちは赤の他人」と憎しみをぶつける。陳煜は花不棄を奮起させるため「朱八華殿は捕らえられた時、花不棄が朱府を再興すれば面目は保たれると言っていた」と話す。「出ていって顔も見たくない」花不棄は必死に粥をすすった。
その夜、東方炻は砂漠にあった果物を用意し、花火を見せた。花不棄は朱八華と小蝦のことを想う。
飛雲堡。蕭九鳳がやってきた。蕭九鳳は陳煜を危険視するが、東方炻は陳煜から得た情報があると話し始める。「柳青蕪が皇帝の妃だとわかった、白漸飛に柳青蕪を見張らせ、すきを見て柳青妍にすり替える、そうすれば兵を失うことなく皇帝を殺せる。さらに将軍 常寛を陳煜に処理させる」
東方炻は「碧羅天の宝なくとも天下を取れると証明してやる」と祖父に宣言した。
柳州を蕭九鳳に任せ、東方炻は花不棄たちを連れて徐州へ。道中。陳煜に目隠しをさせ場所がわからないよう細工した。
徐州。到着すると東方炻は「忠誠を示す機会をやる、将軍府へ行き常寛を殺せ」と命じる。常寛は陳煜の叔父で、信王の件がなければ戸部尚書になれていた人物らしい。陳煜は説得を試みると話した。
皇宮。皇帝と話をする柳青蕪。その側には白漸飛が控えている。「私が徐州へ赴き兵の士気を高めてまいります、心配なら兵を多めに帯同させてください」皇帝は了承、柳青蕪は徐州へ向かう。
徐州。雲琅は陳煜とともに将軍府へ侵入し、常寛を説得する指名を受けたと林丹沙に話す。そして天幕から出た所に密書が飛んで来た。呼び出したのは陳煜。「時間がない、花不棄を助けたいか」
徐州へ向かう柳青蕪。「陳煜は手に入らない、だから代わりのものを頂く」と萍児に皇帝の計画を教える。
ここでちょっと前の話。皇宮を出る前。皇帝は白漸飛に怪しい動きがあるので、柳青蕪自ら徐州へ行くと芝居をしてほしいと頼む。すべて陳煜が報告してきたことで「徐州で陳煜にあったら命令に従い行動してくれ」と皇帝は言う。柳青蕪が得るのは貴妃の位。そうなれば最大の権力を得られる。
柳青蕪は休憩中。そこへ柳青妍が潜入。柳青妍は姉に軽い毒を盛り動けないようにした。そして「柳明月が両親を殺した、私たちは薛家荘の出身」と信実を教える。
柳青妍が毒を解こうとしたとき、香炉の毒で身動きが取れなくなった。「私を罠に?わたしを殺すの?」「そのつもりだった、でも今は違う。それでは柳明月の思うつぼ」柳青蕪は妹に毒消しを飲ませた。そして権力を手に入れる作戦を話し「すり替わったと思わせる、しばらく身を隠して」と頼む。
感想:ごめん朕
人の話をちゃんと最後まで聞ける朕だった。ごめん勘違いしてたよ。まあそれにしたって柳青蕪の話に乗りすぎな気もしますし、無能は無能なんですけど。いやでも人の話を聞けるのは素晴らしい!わからないことはわからないって言おうね!
双子が揃ったシーン出てきたんですけど、合成じゃなくて別撮りで撮ってるから違和感すごかった。2人が揃うときには別人が座ってんのよ、後ろ姿バージョンで。まあ姉妹が仲直りしてくれたらいいですわ。
そんで、柳青蕪は改心して一国をゲットしちゃうって展開も嫌いじゃないぞ。花不棄と陳煜は田舎でひっそり農村ライフでも楽しんだらいいさ。
第50話 胸に秘めた想い
あらすじ
陳煜と常寛の策略にはまり、感染症で多くの戦力を失った東方炻は、常寛の挙兵により徐州を追われることとなる。花不棄を連れて逃げる東方炻は、その夜、つらい胸の内を彼女に打ち明けるが、翌朝、病に倒れてしまう。置いて逃げるわけにもいかず、看病する不棄。一方、蕭九鳳は、ついに碧羅天の地図と聖珠を手に入れる。回復した東方炻は、不棄たちとともに廃墟の村にたどり着くが、莫若菲は東方炻への不満を募らせていくのだった。
ネタバレ
徐州。叛徒に包囲され、民は家に逃げ戻る。将軍 常寛が部屋に入ると、そこへ陳煜が現れた。莫若菲と雲琅も一緒だ。陳煜は2人にバレないよう常寛に皇帝の私印を見せる。すぐに何かあると察した常寛は陳煜に話を合わせた。
常寛は「徐州の民の安全が守られるなら、投降を受け入れてもいい」と話す。陳煜は1日の猶予を与え、兵部尚書の地位を約束した。
軍営。陳煜は結果を東方炻に報告。東方炻は莫若菲だけを残し「陳煜はどうやって常寛に投降を勧めた?」と聞いた。一応疑っている様子。
陳煜の幕営。韓業は軍営から抜け出す地下道を掘っていた。陳煜はその道を通り叔父のもとへ。
将軍府。陳煜は今後の作戦を叔父に話す。林丹沙と雲琅が協力し、毒を使って軍に疫病を蔓延させ兵を減らしてから一気に叩く。「陛下はお前を信頼したようだな、東方炻を打ち負かす自信があるのか?飛雲堡の雲琅と林丹沙は信用できるのか?」陳煜は信用できると話した。
軍営。東方炻が陳煜のことを疑っているところへ急報が。「柳青妍から合図が来た、柳青蕪と入れ替わった様子」東方炻は柳青妍を使って、陳煜の本意を探ろうとする。
徐州。柳青蕪は常寛の兵に捕らえられる。先回りしていた陳煜は柳青蕪と会い、話をする。柳青蕪は「もし花不棄ならこんなに危ない橋を渡らせた?」と聞くが陳煜は答えない。「次に会う時は貴妃として権力を握っている」そう言うと柳青蕪は部屋を出た。
軍営。「常寛が投降の意を示しました、柳青蕪を捕らえ殿下に引き渡すそうです」東方炻は報告を聞き、陳煜を信用した。
徐州。東方炻を常寛が出迎える。「柳青蕪の処分をどうするか」と東方炻に聞かれた陳煜は「おなごを殺せば名声が汚れますよ^^」と説得した。東方炻は徐州を占拠する。
陳煜の計画により、林丹沙は軍の中に疫病を蔓延させた。東方炻は自ら診察し、林玉泉に薬草を買いに行くよう命じる。だが、すでに効果のある薬草は買い占められ手に入らない。
林丹沙の仕業ではないかと気がついた林玉泉は、妹を問い詰める。林玉泉は父 林満堂が生きていた頃よりも出世し復讐心が薄れていた。そんな兄に「兄上は幸せを謳歌していればいいわ」と言い返す林丹沙。
陳煜の部屋。韓業は花不棄の捕らわれている屋敷を見つけだし、陳煜に報告。将軍の挙兵に紛れ救い出すことになった。
東方炻の部屋。雲琅と莫若菲は「薬草が手に入らなかった」と報告。そこでやっと東方炻は「何者かの手によるもの」だと気がついた。その時、常寛が襲撃を始めたと急報が入る。東方炻は全軍撤退を命じて、花不棄を連れ出しに向かう。
花不棄の部屋。東方炻が到着すると、すでに陳煜と韓業が花不棄を助け出すところだった。陳煜と東方炻は戦闘に。韓業は莫若菲に殺される。常寛と兵士が駆けつけ東方炻は花不棄を連れて逃げた。
花不棄を連れて逃げる東方炻は「この状況では祖父が君を祭る可能性が増す、連れていくしかない」と話す。
森の中。東方炻は花不棄を縛り付けると、食べ物を探しに行った。そばに生えていた草を見て、陳煜のことを思い出し涙する花不棄。東方炻はその涙を見て、摘んできた花束を捨てた。「大好物の鶏だぞ」と元気づけようとするが、花不棄は何も話さず目も合わせない。
その夜、東方炻は「”不棄”なぜ私がそう呼ばないかわかるか、陳煜がそう呼ぶからだ。しかし不棄という名前は好きだ。呼ぶたびに誓いを立てている気持ちになる、一生”不棄“と。砂漠で過ごした数日間は楽しかったなあ…」と話す。
徐州。負傷した陳煜。叔父は「東方炻に総攻撃を仕掛けよ」と皇帝から命を受けている。花不棄を助け出さねばならない。そこで陳煜は雲琅と林丹沙に引き続き潜入し手を貸してほしいと頼んだ。
森の中。翌朝、疫病に感染した東方炻は高熱を出し意識がない。花不棄は縄を切って逃げ出そうとするも、見捨てられず薬草を摘んで飲ませた。「朱珠行かないでくれ、俺は絶対に君を傷つけたりしない」鮮明な寝言をかます東方炻。
東方炻の意識が戻った。「神医なんだからあとは自分で治せるでしょう、私を解放して「解放した所でどこへ行く、私の側にいるのが一番安全だ」「逃げればよかった」
蕭九鳳は聖珠と地図を手に入れた。小六を尾行した兵士が森の隠れ家で見つけたらしい。蕭九鳳は「花不棄を捕らえねば」と黒鳳に話す。
梅家村。戦争で廃村になった村にやってきた東方炻。莫若菲と林玉泉も居る。東方炻は花不棄の部屋を用意させ「祖父に知らせたら容赦せぬ」と二人の口止めをした。
莫若菲は花不棄にしか興味のない東方炻を見て怒りに震える。
感想:ケンタッキー食べたい
鳥の丸焼き美味しそうだったなあ…ケンタッキー食べたいなあ。あんなに食い意地がはっていた花不棄なのに、鶏肉目の前にして無視できるって、陳煜への執着が相当強いんですね。私なら食べるね、もりもりたべる、しょっぱいものはおいしいからね。
えー何の話でしたっけ?とりあえず莫若菲お姉ちゃんが別人のように荒ぶってて不穏なのと、雲琅林丹沙はもう解放してやれよっていうのと、東方炻があまりにも不憫になってきたなっていうくらいか?
え???最終回なの!?まとまる!?まとめる!?
最終話 第51話 予言の行方
あらすじ
賊軍は大敗を喫した。東方炻は追い詰められた蕭九鳳によって花不棄が天に捧げられるのを阻止すべく、孫の嫁には手をかけないだろうと密かに婚儀を挙げようとする。最初は拒んだ不棄だったが、陳煜の真意を知り、戦を終わらせるために求婚を受ける。しかし婚儀のさなか蕭九鳳が現れ、その場は激しい斬り合いで血に染まる。蕭九鳳は不棄を連れ去り、碧羅天の地を目指す。不棄を取り戻すため、陳煜と東方炻も後を追って伝説の地に向かい…。
ネタバレ
梅家村。東方炻は「婚儀をあげよう」と花不棄に話す。北野王は敗戦濃厚と見て撤退、蕭九鳳は碧羅天の宝にすがるだろう。そこで東方炻は「いくらなんでも孫の嫁に手を出さない」と考えていた。花不棄は「今もずっと嫌いよ」と突っぱねる。その話を莫若菲は盗み聞きしていた。
莫若菲は蕭九鳳に婚儀のことを報告。「合流せぬのは婚儀を挙げるためか」孫の企みに気がついた蕭九鳳は黒鳳とともに梅家村に向かった。
梅家村。雲琅は蕭九鳳が来るという情報を手に入れた。林丹沙に報告し、2人は急ぎ陳煜に知らせるため村を出る。
花不棄の閉じ込められている部屋。林玉泉は扉の外で様子をうかがっている。そこへ元祟が現れた、陳煜も一緒だ。まだ見捨てられたと思っている花不棄はそっけない。しかし敵前逃亡が芝居で、朱八華も生きていると教えられ花不棄はやっと心を開いた。「賊軍を打てば、陛下は祖父上を解放する。ひとまず離れて体制を立て直す」
そこへ東方炻がやってきた。元祟と陳煜は姿を消し、花不棄は「殺されないためには嫁ぐしかないのね」と婚儀の承諾を匂わせる。東方炻は「今日だけ待とう」と1日の猶予を与えた。
東方炻が去り、陳煜と元祟が出てくる。花不棄は「一緒に逃げたら蕭九鳳が警戒する、私は残る。私だって最後くらい愛する人のために冒険をしたい」と残ることを決意。そして「1つ約束して、東方炻を捕らえても殺さないで」と頼んだ。
東方炻は莫若菲たちと作戦会議中。そこへ花不棄がやってきた「嫁ぐわ」と陳煜のために話を合わせた。喜ぶ東方炻を見て良心が痛む花不棄。
翌日、付添人のおばさんと、林玉泉・莫若菲しかいない婚儀。2人が固めの盃を交わした時、蕭九鳳がやってきた。
東方炻は花不棄を守り「孫の嫁になる女子です、今後は心を1つにして皇帝をうちます」と説得するが聞き入れられない。「報われなくても命さえ投げ出す恋を?」必死に話す東方炻。しかし蕭九鳳は莫若菲に花不棄を捕らえるよう命じた。
花不棄は蕭九鳳に連れて行かれ、莫若菲が東方炻を足止めする。莫若菲は喉を一突きにされ死んだ。花不棄を取り戻そうと駆けつけた元祟と陳煜。元祟は蕭九鳳に殺されてしまう。
梅家村に戻ってきた雲琅と林丹沙。そこへ黒鳳が襲いかかる。
林丹沙を守って兄 林玉泉が死に、黒鳳と相打ちで雲琅が死に、林丹沙も負傷し地面を這いずり雲琅の手を取ろうとするが、触れることなく力尽きた。
碧羅天に入った蕭九鳳と花不棄。聖台を目指す。
一方、陳煜と東方炻は阿福が言い残した手形のついた岩を探していた。
碧羅天の聖台。4つの柱の中央に聖珠を収める台座、その奥に底の見えない大きな穴がある。蕭九鳳は聖珠を台座へ、すると穴が光を放ち始めた。花不棄は穴の中に放り投げられ、そこへ陳煜と東方炻が駆けつける。
東方炻は陳煜を、陳煜は花不棄をつかみ助けようとする。そこへ蕭九鳳が襲いかかった。東方炻は2人を引き上げ、祖父の刃に倒れた。「朱珠を傷つけぬよう…」東方炻はそう言い残し目を閉じる。
2人に襲いかかる蕭九鳳。だが陳煜では歯が立たない。陳煜は蕭九鳳を抱えて穴に身を投げた。蕭九鳳は穴の底に消え、花不棄は必死に陳煜を引き上げようとする。だが陳煜は落ちていった。
街をお忍びで散策する、皇帝と柳青蕪。茶屋に立ち寄ると民の話が聞こえてきた。「白漸飛が斬首になる、陛下は変わったいい時代になるぞ」柳青蕪は皇帝に「また碧羅天を狙うものが現れたらどうするのか」聞く。皇帝は「碧羅天の聖台は跡形もなく消え失せた」と安心させた。「そなたを得て幸せである」2人は幸せらしい。
今度は講談師の話が聞こえてきた。「義侠蓮衣客は再び江湖に姿を現した……」その話を聞いて眉をひそめる柳青蕪。
竹林。商人を賊が遅い「銀子を出せ」と迫っている。そこへ蓮衣客に変装した花不棄が現れ、捕獲網で賊を一網打尽にした。花不棄は蓮衣客の名を後世に伝えるため活動中らしい。
そこにもうひとりの蓮衣客が現れた。蓮衣客は仮面を外し、花不棄と再会。2人は笑って抱き合った。
感想:花不棄、終わりました
えーと、あの…おっ…えー…うーん……はい。え?????
だから!だから話足りるの!?って言ってあげたのに!また!また中国ドラマは中盤でいらんネタぶっこんで尺足りなくなって最後にみんな死んで主役は幸せヤッピー^^をやっちゃうんだから!
びっくりしちゃったよ。あんまりみんなバタバタ死んでいくんで。
私が最後最終話を残して話をまとめるなら〜妄想行きます。
まず陳煜やら雲琅やらの裏切りが早々にばれます。そして花不棄や林丹沙は人質になります。そこでまずみんな碧羅天に集合してください。ここ大事です。
そんで、皆集合した状態で戦闘。莫若菲のお姉ちゃんは改心し花不棄を守って死にます(すごいマザコンだからママの所へ送ってあげるのです)花不棄と陳煜は仲間を殺されたくなければ言うことを聞け、と蕭九鳳に脅されます。
そんで2人は今まで尽くしてくれた仲間を守るため蕭九鳳もろとも大穴に落ちます。花不棄が落ちたので碧羅天の宝がボロンチョビアンコしますが、林丹沙や雲琅や元祟たちが宝を破棄し世に幸せが訪れます。
雲琅と林丹沙は結婚してお家を再興、林玉泉お兄ちゃんは嫁でももらって仕事に精を出してください、元祟はお願いだから幸せになってください。そんで蓮衣客と花不棄の伝説が語り継がれていくのです。完
こうがいいです。誰も死なないでってあんなに言ったのに!